第108回全国高校野球選手権茨城大会12日目の23日、ノーブルホームスタジアム水戸で準決勝2試合が行われた。第2試合では霞ケ浦が水戸商と対戦し、小林-稲山の継投により5-1で勝利。25日行われる決勝の組み合わせは常総学院-霞ケ浦に決まった。
23日 準決勝 ノーブルホームスタジアム水戸 第2試合
水戸商 000000100 1
霞ケ浦 00101003X 5

霞ケ浦は先発投手の小林将大が面目躍如、7回途中まで8奪三振1失点の好投で試合をつくった。「初戦と2戦目は緊張して腕が振れず、自分の本来の投球ではなかった。今日は覚悟が決まって緊張がほぐれ、初回をゼロで切り抜けてからは少しずつ自分の投球ができるようになった」との振り返り。メンタル面の変化の要因は「今まではピンチになったとき、自分のことばかり考えていたが、チームのためにベストを尽くそうと考えられるようになり、自然と緊張しなくなった」という。
この日の小林の投球は、最速135キロのストレートのキレが良く、「球威があるから少し甘くなっても大丈夫」との監督のアドバイスにも背中を押され、スライダーやカーブで追い込んでストレートで空振り三振を奪っていった。

打線の援護もあった。3回には先頭の8番・渡邉航太が敵失で出塁、9番・相田歩希の犠打と1番・加藤龍の中前打で1点を先制。「先輩がつないでくれて、チャンスで1本打てて非常にうれしい。カーブが多い投手なのでそれを狙いつつ、まっすぐにも反応しようという構え。二遊間が空いていたのでカーブを引き付けて中堅を狙った」と加藤。5回には渡邉の中前打と相田の内野安打などで2死二塁とし、2番・村上聖の左前打で1点を加えた。

小林は6回無死三塁からのピンチも無失点で切り抜け、7回に暴投と2安打で1点を失ったところで交代。「小林は良かった。いいリズムで強い球を投げてくれた。あとは打線がもう少し早くセーフティリードをつくれていれば」と高橋祐二監督。マウンドを引き継いだのは稲山幸汰。抜群の安定感で、残りイニングを1安打4三振で締めくくった。


待望の追加点は8回。まず村上の中前打、4番・西野結太の左前打、暴投で1点を追加。続いて5番・佐藤大亜の四球、6番代打・野口空真の右前打で1点。7番・菊地勇一の四球と渡邉の中犠飛でもう1点を追加した。

これで霞ケ浦は2024年以来2年ぶりの夏の決勝進出となる。「決勝で常総学院と対戦するのは今回で3回目。過去2回はいずれもサヨナラ負けなので、3度目の正直にしたい」と高橋監督。村上主将は「下級生がつないでくれたおかげ。また、ここまでは投手陣が頑張ってきたので、次は野手が頑張って点を取り、先輩たちの成績を上回りたい」と意気込む。決勝戦は25日午前10時から、ノーブルホームスタジアム水戸で開催される。(池田充雄)






























































