月曜日, 6月 1, 2026
ホーム ブログ ページ 10

北条の街で起こった出来事《映画探偵団》97

6
イラストは筆者

【コラム・冠木新市】1月25日、つくば市北条にある宮清大蔵での詩劇コンサート「北条芸者ロマンの唄が聞こえる」を無事終了することができた。当日は晴天だったものの警報級の大寒波が襲った。参加者が集まるか心配したが、開場前から参加者が来場され、74人が観劇する「満員御礼」となった。

参加はつくば市からが多かったが、埼玉県8人、土浦市5人、常総市2人、東京都2人、小美玉、桜川、北茨城市が各1人と、遠方からも見に来てくれた。年齢も20~70代と幅広く、女性が半数以上だった。

うれしかったのは、地元・北条から4人の参加があったことだ。たかが4人と思う人がいるかもしれないが、これまで「北条芸者ロマン/筑波節を歌う女」「北条芸者ロマン/三代目襲名」「北条芸者ロマン/二代目の恋」と3度公演したが、地元の参加者はほぼゼロだった。

今回は北条街づくり振興会会長に、地元の人からの問い合わせが数多くあったという。スタッフも会場前を通りがかった北条の人から「今日ですね」と声を掛けられたそうだ。シリーズ4作目にして、ようやく地元に浸透してきた。

異口同音に「なぜか懐かしい」

お話は95年前の1930(昭和5)年の出来事だから、北条の人は生まれていないはずなのに、「なぜか懐かしい」と異口同音に連発するのだ。プロローグで、昭和初期の筑波・北条のスライドにかぶせて、カ一ペンタ一ズの「イエスタデイ ワンスモア」を流したせいだ。知らない世界なのに、名曲の力で懐かしさを感じられる。

北条の人は、劇中に出てくる地名にいたく反応し、感動していた。これは予想外でびっくりした。終了後、劇中に出てくる料亭で結婚のお祝いをしたと、うれしそうに語り掛けられた。自分の思い出を重ね合わせて見ていたのだろう。もっと地元の人に見ていただければ、さらに世界観が深まると思った。

岡本喜八監督の「殺人狂時代

翌日、急に岡本喜八監督のアクションコメディ「殺人狂時代」(1967)が見たくなった。この作品は1966年に東宝で作られたが、理由なくお蔵入りとなった。翌年2月4日に公開されるが、東宝始まって以来の不入りとなり、短期間で打ち切りとなる。その後、名画座で上映されると、だんだん人気が出てきてカルトム一ビ一化する。私は公開時に見たが、名画座でも度々見て夢中になった。

水虫に悩む、さえない大学講師・桔梗信治(仲代達矢)は、「不要な人間は殺せ」という思想の精神病院院長・溝呂木省吾(天本英世)が育てた精神病患者の殺し屋に狙われる。しかし、桔梗は次々と殺し屋たちを返り討ちにする。話が進むうち、溝呂木は、ナチスドイツの残党が桔梗の知る宝石「クレオパトラの涙」を狙っていると分かる。

物語はいつしか宝石をめぐる話へと変わる。さらに、桔梗は殺し屋たちに襲われるふりをして、逆に殺し屋組織の壊滅を図っていく。仲代演じるぬぼーっとした桔梗が、どんどん格好よく変貌を遂げるのだ。

なぜ、北条でのイベントが終わって「殺人狂時代」を見たくなったのか? 多分、さえない桔梗が変化する姿と北条の街に共通するものを感じたからかも知れない。北条の街はこれから変化していくのではなかろうか。次の「北条芸者ロマン・完全版」では、北条の街の歴史を組み込むつもりである。「北条芸者ロマン」が、少しでも街の発展のお役に立てればと願っている。サイコドン ハ トコヤンサノセ。(脚本家)

<お知らせ>特別試写会『北条芸者ロマンの唄が聞こえる』
・日時:2月28日(土)午後1時~
・場所:つくばカピオ(つくば市竹園)中会議室
・参加費:無料
・対象:まちづくりに興味がある方

末期がんと診断されてしまいました…《ハチドリ暮らし》58

4
写真は筆者

【コラム・山口京子】末期がんと診断され、生活が変わりました。昨年12月、痔の治療のつもりで病院を訪れたところ、「痔ではなく、大腸がんです」と、医師にあっさり説明されました。そのあとの血液検査と内視鏡検査で分かったのは、進行性の直腸がん。

「ここでは治療はできないので、紹介状を書きます。どこの病院を希望しますか?」と言われても…。がんだから、専門の病院がいいのか、家から通いやすい病院がいいのか…。

家に近い総合病院の名前を伝えると、受付の方がそこに連絡し、予約日を決めてくれました。紹介状を受け取り、帰宅したものの、実感はありません。確率的にはおかしくはないけれど、自分にもホントに来たのだな…。

体の感覚は昨日と変わらないのに、がんと診断されたことで、何か変わってしまいました。この原稿を書いているときも、がんが増殖中と思うとおかしな気分。昨年は体調不良を感じていたけれど、左足の骨折や夏の暑さのせいと思い込んでいました。

4日後、総合病院で検査。10日後、直腸がんであること、肝臓・肺・リンパに転移し、ステージ4との検査結果。治療しないと余命8カ月、治療してうまくいけば2年半。治療方針は、化学療法で転移を抑え、経過を見るとのこと。年明けに入院し、抗がん剤治療を始める日程。説明を涙ながらメモしている娘。

2週間を1クールとして治療

期間限定の人生になったらしい…まだ信じられない。でも人生は期間限定。死亡率100%なのだし…。副作用の説明もあったけれど、具体的にはどんな症状が出るのか。痛みに弱い、ヘタレな自分がどこまで治療についていけるのか。

がんと分かってから、がん関連の本を何冊も読んでみました。標準治療に対する評価、抗がん剤に対する考え方、先進医療や代替治療、食事やサプリメント、漢方薬など。さまざまな見解がありましたが、とにかく抗がん剤治療を受けることにし、仕事は12月で辞めました。

入院は1月6日。CVポート(皮下埋め込み型カテーテル)を装着し、2日後に抗がん剤の点滴を開始。4日間入院して点滴を受け、退院後の10日間は静養。この2週間を1クールとして治療を続けていく段取り。これから、どのような経過をたどるのでしょう。(消費生活アドバイザー)

デジタル技術を駆使 アニメ、ゲーム、広告デザインなど展示 日本国際学園大

7
日本国際学園大学でデザインを学ぶ3、4年生の作品展の様子。モニター画面には学生が制作したアニメやゲーム、映像作品が放映された

日本国際学園大学(つくば市吾妻)でデザインを学ぶ3、4年生が、日ごろの学習の成果を発表する作品展「2026コンテンツ デザイン エキシビジョン」(同大経営情報学部ビジネスデザイン学科主催)がこのほど、同市吾妻、中央公園内のつくば市民ギャラリーで開かれ、アニメ、ゲーム、メタバースなど最新のデジタル技術を駆使した作品や、想定した架空の店舗や商品のブランド価値を高める広告デザインなどが展示された。

1月31日から2月6日まで開催され、学生17人が作品約40点を展示した。同展は毎年開催され今年で15回目。4年生にとっては卒業制作展になる。

県内各地の昭和レトロな商店街の魅力を紹介したガイドブック

展示されたのは、楽曲に合わせて容姿が変化していくキャラクターを描いたアニメ作品、音楽に合わせてキャラクターや背景を動かすなどデジタルアートの制作過程そのものを映像にした作品、AIを使って小説のシナリオとキャラクターを制作したノベルゲームなど。

広告デザインは、つくば駅近くに架空のカフェがオープンしたと想定し、店舗のロゴやチラシ、缶バッチやシールなどを実際にデザインしたものや、土浦や水戸、常陸太田、龍ケ崎など、県内各地の昭和レトロな商店街を実際に訪ね歩き、それぞれの魅力を紹介したガイドブック、架空の水戸納豆のオリジナルキャラクターや商品パッケージなどをデザインした作品などが展示された。

架空の水戸納豆の商品キャラクターとパッケージデザイン

インターネット上の3次元の仮想空間、メタバースの中で参加者を募り、参加者の分身であるアバターの撮影会や交流会を主催するなど2年間にわたる活動記録をポスター展示した4年の姜翔(きょう・しょう)さん(21)は「メタバースでは、いろいろな人が参加できるように企画を考えてイベント開きコミュニティを引っ張ったが、毎日のように反省点が出てきた」と活動を振り返った。

情報デザインやメディアアートを指導する同大の高嶋啓教授は「4年生にとっては、新型コロナの行動制限が始まった最初の年を1年生として過ごした。表現したいという強い気持ちが現れた作品や、センスが面白い作品があるので、これを引き継いでさらに深めていってくれれば」と話していた。

焼き芋ブームを「食文化」に《邑から日本を見る》191

3
焼き芋について熱く語るパネラーたち

【コラム・先﨑千尋】「焼き芋がブームになって20年。それを食文化に定着させよう」。今やスーパーの店頭だけでなく、コンビニやドラッグストアでも焼き芋が売られている。その火付け役となったのが「なめがた農協(現なめがたしおさい農協)」だ。

行方市で焼き芋サミット

その本拠地の行方市にあるレイクエコーで、1月16日に「全国焼き芋サミット」が開かれ、全国から、焼き芋愛好家や生産者、行政、農協関係者、焼き芋業者、研究者など350人が集まり、焼き芋について熱く語り合った。開催は昨年に続いて2回目。主催は同実行委員会と行方市。

サミットの冒頭、同農協の金田富夫組合長が「農協では約30年前、それまでは主食用だったサツマイモを焼き芋として販売しようと考え、スーパーの店頭で売ることを考えた。しかし、焼き方や品種などで、1年を通しておいしい焼き芋を提供するのは難しかった。工夫を重ね、マニュアルを作り、今では全国約4000店舗で通年販売している。焼き芋をブームで終わらせるのではなく、食文化にしていきたい」と話した。

サミットでは最初、茨城県職員時代にサツマイモの病害虫研究に携わってきた東大大学院特任教授の渡邉健さんが、サツマイモ栽培で問題となっている「基腐(もとぐされ)病」などについて「必要以上に怖がらないように。病原菌を持ち込まない、増やさない、残さないが基本だ」と注意を呼び掛けた。

あるとうれしいあって当たり前

基調講演は、サツマイモに特化したイベント「さつまいも博」を2020年に始めた石原健司さんが「焼き芋を『あるとうれしいもの』から『あって当たり前』に。生活を豊かにするものと消費者が考えられるようになれば、ブームから文化に定着したと言える。そのためには、客層を固定客だけでなく、子供世代やインバウンド(訪日客)などまで視野を広げていく必要がある」と訴えた。

「焼き芋業界のいま、そしてこれから」というテーマのトークセッションでは、龍ケ崎市や行方市の生産者や焼き芋業者らが登壇。それぞれが「原料のイモを安定して供給することが大事。そのためには土づくりが欠かせない。後継者が残れるために外部から呼び寄せることも必要。『焼き芋で笑顔に』を合言葉に、全国各地の百貨店やイベントに出店し、イモの皮まで旨(うま)味や香りを感じる焼き方を、生産者の思いも伝えながら全国の焼き芋ファンに届けている」などと話し合った。

サミットの最後は分科会。参加者が、生産、焼き芋市場・消費トレンド、地域・観光・体験農業、暮らしと女性の視点の4つに分かれて討議した。私が参加した生産の分科会では、基腐病や立枯病などの対策に関する質問や意見が多く出された。

サミット終了後、会場を隣の「なめがたファーマーズヴィレッジ」に移して交流会が開かれ、参加者は、サツマイモ料理や焼酎、いろいろな品種の焼き芋などを味わいながら、焼き芋談義で楽しんだ。(元瓜連町長)

紅梅満開 白梅咲き初む 筑波山梅まつり開幕

3
咲き始めた白梅=7日、つくば市沼田、筑波山梅林

第53回筑波山梅まつりが7日、筑波山中腹にある筑波山梅林(つくば市沼田)で始まった。今年の開花状況は例年より1週間か10日ほど早く、紅梅はほぼ満開、白梅は咲き始めているという。1月初旬に満開となったロウバイは見頃が続いている。

7日は雪がちらつく中、開園式が催され、同梅まつり実行委員会の神谷大蔵委員長は「雪の開園式というのは私の知る限りはじめて。今年はずっと暖かったので花が咲き始めている。開催中大きな事故がないように務めていきたい」とあいさつした。式典には関係者約50人が参加した。

雪がちらつく中で催された開園式の様子

梅まつり期間中、がまの油売り口上、つくばのおさけで乾杯!(2月28日と3月1日に開催)、百人きものPresents/青春フォト(3月1日)などのイベントが開かれる。園内をつくば観光ボランティア298が案内する。ご当地土産品販売、筑波山おもてなし館での「梅Café」、梅を使用した期間限定メニュー「梅食」なども用意される。3月7日にはジオパーク企画として認定商品の販売、ジオパークの特設ブースも開設する。さらに隣接のアウトドアパーク「フォレストアドベンチャー」がリニューアルされ、往復180メートルの新ジップスライドが加わった。周辺店舗ではつくばうどん特別企画や、筑波山梅まつり宿泊プランなどが用意されている。

筑波山宮前振興会の渡辺伸一会長は「来た人に満足して帰っていただけるように努力したい。今年は梅食や梅ドリンクなどを用意した。福来みかんの素材を使ったものも、バージョンアップしているので期待してほしい」と話している。

満開のロウバイの前で撮影に応じるつくば観光大使の(左から)兵藤大地さん、鉄谷美樹さん、宮本真理子さん、九島夕奈さん、石塚友里恵さん、佐藤美槻さん

梅まつりは3月15日まで。筑波山梅林は標高約250メートル付近にあり、中腹の斜面に広がる4.5ヘクタールの園内には約1000本の白梅や紅梅がある。

自民 国光氏が議席を奪還 茨城6区 衆院選’26

32
当選を決め集まった支持者らを前にあいさつする国光あやの氏=8日午後10時過ぎ、つくば市吉瀬

青山氏 議席失う

解散に伴う衆院選は8日投開票が行われ、高市旋風が吹く中、茨城6区は、自民前職の国光あやの氏(46)が、無所属で前職の青山大人氏(47)ら4氏を破り、小選挙区の議席を奪還して4期目の当選を決めた。無所属の青山氏は議席を失った。

茨城6区 開票結果 確定
107,388 国光あやの 自 民 前④
104,844 青山 大人 無所属 前
23,443 堀越 麻紀 参 政 新
 9,902 稲葉 英樹 共 産 新
 2,982 中村 吉男 無所属 新

国光氏「皆さんが支えてくださった」

つくば市吉瀬の国光氏の選挙事務所には午後8時前から支持者らが集まり、テレビの開票速報を見守った。午後9時40分、テレビで当選確実が伝えられると、大きな拍手が起こった。間もなく国光氏が姿を見せると、会場はさらに大きな拍手と歓声が上がった。

午後9時55分、国光氏は自民党県議や市議らとバンザイ三唱。、「今回、4回目の選挙になるが、私の力不足で本当に厳しい選挙だった。それを皆さん、私にずっと伴走いただいたり、寒い中、叱咤激励いただいて、駆け付けていただいたり、一緒に歩いていただいたり、皆さんのお陰でこの場にこうやっていられなと、本当に皆さんに感謝しかありません」とあいさつした。

勝因については、テレビのインタビューに答えて「私一人の力ではない。(選挙戦が)始まる前から厳しい状況だったが、皆様が支えてくださった」と感謝を口にし、「突然の解散について、一つひとつ丁寧に説明しながらの選挙戦だった」と振り返った。

今後については「物価高対策に取り組み、賃金上昇を支え、しっかりと責任ある積極財政で取り組んでいく」などと話し、地域の課題については「県南は人口が増えているが、取り残されている課題がある。農業や社会保障など、だれも手を付けてないような取り残された課題に光を当てたい。医療、介護、福祉事業者は厳しい経営状況にある。現役世代の社会保障費の負担など、これ以上負担を求めることのないようしっかり社会保障改革に取り組みたい」などと話した。(鈴木宏子)

青山氏「ふわっとした高市さんの虚像に敗れた」

敗戦の弁を述べる青山大人氏=つくば市西大橋の選挙事務所

つくば市西大橋の青山氏の選挙事務所には、五十嵐立青つくば市長、宮嶋謙かすみがうら市長など、約200人の支援者らが集まりテレビモニターから流れる開票速報を見守った。雪がちらつく中、午後9時50分過ぎに国光氏の当選確実の一方が流れると、会場に沈黙が流れた。青山氏は厳しい表情のまま腰に手を当て画面を見つめた。

午後10時5分、トレードマークのスカイブルーのジャンパーを脱ぎ、スーツ姿で登壇した青山氏は、「全ては私の不得のいたすところ」とした上で、無所属で臨んだ選挙戦について、「自分で選択したこと。政見放送がないなど制限があったが、中道の候補者が厳しい状況の中でもここまで善戦することができたのは支援者の皆様のお陰」と感謝を述べ、「今まで以上の大きな反応、声援をいただいた。ただ、それ以上に高市さんの人気があったということ。見えない、ふわっとした高市さんの虚像があった」と選挙戦を振り返った。今後については、「支援者の皆さんとよく相談して考えるが、既存の政党に合流する考えは今のところない」と述べた。会場からは、「よくやった」「頑張ろう」の声が飛び交った。(柴田大輔)

今年の県立中入試は救済が必要では《竹林亭日乗》37

2
水管橋を併設した君島橋からみた筑波山

【コラム・片岡英明】2026年度の県立中入試が1月10日に行われたが、今年の入試で追加合格者が入学できない事態に心を痛めている。今回はこの問題を受験生の立場から考えたい。

今回から「中学35人学級」が始まり、募集定員は13校23学級で805人と、昨年より115人減少した。そのためか、応募者も2272人と昨年より143人減少した。県は進学高校に付属中を設置し、中学受験を全県で展開しているが、1学級35人では学びの魅力が薄いのだろうか?

試験開始後に問題訂正

今回試験では、1時間目の適性検査Ⅰ(算数・理科)開始21分後、問題を訂正する連絡が入った。各校はその内容を黒板に掲示したほか、後方の生徒には訂正文を見せて周知したものの、その内容を試験が終了する5分前に知った生徒もいた。

訂正があった大問2は、バーコードの下にある数字の最後の数字についてで、バーコードが正しく読み取れているかをみる、チェックデジット(検査数字)という数字に関する問題である。これは高校の情報で学ぶ内容だが、順序立てて考えれば小学生にも取り組める。出題者は、条件を押さえ論理的に考える力を測りたいと考えたようだ。

訂正では、試験問題で示したチェックデジット計算手順1~4の4の後に、「ただし、手順3で求めた数の一の位の数が0のとき、チェックデジットは『0』とする」との文言が加えられた。受験生はかなり動揺したと思う。

私にも、試験終了間際に訂正を知らされたという受験者と保護者から連絡があった。5分前に問題訂正を知らせるのは大問題なので、「この問題は受験者全員正解の扱いになる」と思うと答えた。しかし県は21日、訂正は「解答を引き出すことに影響はない」「採点上の措置は行わない」とし、22日に合格者を発表した。

私もやってみた。確かに訂正部分にからむことはなかったが、チェックデジットの説明で必ずある「ただし書き」が抜けていたのは問題である。それを試験中に追加するというのは、平穏な試験に大きな影響を与えたのではないか。

ところが、合格発表翌日の23日、県教育委員会は「不合格者の該当問題部分を満点の14点としたうえで、総合得点の合格者最低点以上の受験者を追加合格とする」と発表した。本来なら、受験者全員を正解として並べ替え、合格最低点を超えたものを追加合格とすべきだったのではないか。

さらに県教委は、この追加合格者を1学級当たり5名までと入学者を絞ったため、追加合格した生徒でも入学できない事例が生まれた。

公平性と信頼性の確保を

県教委は23日、再発防止のために有識者で検証するとしたが、その前に、最初の追加合格生徒を、例えば43人学級などにして入学させるといった工夫をしたらどうか。多くの生徒がこの日のために長年勉強し、試験日を迎えている。その努力に誠実に向き合ってほしい。まだ間に合うので、入学試験の公平性と信頼を高めるためにも追加合格させて救済を求めたい。(元高校教師、つくば市の小中学生の高校進学を考える会代表)

稲葉英樹氏 最後の訴え 全文文字起こし 茨城6区 衆院選’26

5
稲葉英樹氏=午後6時40分過ぎ、つくば駅前

➡音声はこちら。

つくば駅の皆様、そしてご通行中の皆様、私はただいま紹介にあずかりました、茨城6区から立候補いたしました日本共産党の稲葉英樹、稲葉英樹と申します。いよいよ声が出せる時間まであと1時間となりました。最後まで訴えますのでよろしくお願い致します。

皆さん、私が今こうして連日マイクを握りながら思いを馳せるのは、毎日深夜まで働くしかないシングルマザーや、草ぼうぼうの田んぼを見つめる年老いた農業の方、そして、インボイスで会社をたたんだ町工場の社長さん。皆さん、今度の選挙、どの政党が国民目線で働く政党かを見極める、とても大切な選挙になっています。

日本共産党は暮らし、平和、人権、あらゆる分野で、党を作って104年、国民のために1ミリもぶれずに働いてきた政党です。政党を選ぶ比例は日本共産党、そしてここ小選挙区茨城6区はこの私、稲葉英樹に、皆さんの願いを託した一票をお寄せください。よろしくお願い致します。

私は土浦で生まれ育ちました。私にとってその日常というのは決して平坦な道でありませんでした。小学校2年の時、忘れもしない運動会のときに父を亡くし、それ以来、母一人子一人の家庭になりました。母は泣き事一つ言わず、文字通り身を粉にして私を支えるために働いてくれました。朝早くから仕事へ行き、夜、遅くに疲れ果てて帰ってくる母の背中、私はその背中を見て、生きるということはこんなに大変なことなのかと幼な心ながらに思っていました。私が今回の総選挙に立候補した理由の一つに、母のような苦労を他の誰にもさせたくないという思いがあったからです。

皆さん、今の政治は一体誰の方を向いているんでしょうか。あるシングルマザーの方から相談で、最近、お米も値段が下がらないし、野菜とかも高くなりっぱなし、子どもたちにはちゃんとした美味しいもの食べさせたいから無理して買うけど、私はその代わりお昼を食べてない。そういう切ない話をお聞きしました。それは茨城の中でも、日本にもそこら中にある話だと思います。しかし、そんな家庭も増えています。

社会に正直に言ったらボロボロにされ、自己責任が押し付けられています。しかし、自民党の政治家たちはどうでしょうか。裏金問題にまみれ、特権階級の椅子に踏んぞり返り、一杯のカップラーメンの値段さえ知らない。そんな人たちに私たちの生活の痛みがわかるはずがありません。国民を向かない、庶民の苦労を知らない、自民党政治はもう終わりにしようではありませんか。

また、立憲民主党と公明党が手を組んで作った中道改革連合、中道という言葉を使ってますが、中身は安保法制を容認し、原発廃炉の看板も投げ捨ててしまいました。結局、右の中の中道、所詮、自民党の補完勢力にしかなりません。県民の願い、東海第2原発の廃炉、その願いを、比例は日本共産党、小選挙区はこの私、稲葉英樹にお寄せください。

さらには皆さん、今政府が進めている、5年間で43兆円というとてつもない大軍拡。私は問いたい。そんな莫大な税金があるなら、なぜ今、困っている人たち、明日の生活に怯えている親子、そういう方々になぜ手を差し伸べられない。軍備に回す金があるなら福祉に回せ、これは私の魂からの叫びになります。

消費税を5%に下げ、将来的に廃止する。今日のご飯をおいしく食べられるようにする。子どもたちが笑って過ごせる日本にしたい。子どもたちが笑って暮らせるなら、その親も、そして、今まで日本を支えてくれた高齢者の方々も、みんな笑って暮らせる社会になるはずです。

私には、エリートのような経歴はありません。でも、生活の痛みをよく知っています。自民党がどれだけ強かろうと、諦めるわけにいかないんです。私、稲葉英樹、そして日本共産党が大きく強くなることが、あなたの暮らしが大切にされる社会の第一歩です。どうか皆さんの手で、この茨城6区から新しい政治の扉を開かせてください。皆さんの暮らしの声をまっすぐに国会に届けてまいります。比例は日本共産党。小選挙区は、私、稲葉英樹に一票を、周りの方に大きく広げてください。共に誰もが笑って暮らせる日本を作っていきましょう。最後まで、残り時間は短いですが、最後まで頑張っていきます。よろしくお願い致します。ご清聴ありがとうございました。

青山大人氏 最後の訴え 全文文字起こし 茨城6区 衆院選’26

7
青山大人氏=午後7時過ぎ、土浦駅西口前

➡音声はこちら。

こんばんは。本日はこのようなお寒い中、こんなにもたくさんの皆様に集まっていただきまして本当にありがとうございます。衆議院候補、青山大人でございます。

今回の急な衆議院総選挙、青山大人、その当初から大きな判断を迫られました。それは、私の一番やりたい政治というのは、このお世話になった土浦はじめ、皆様の様々な声を、政治へ届け、そして一つ一つ目に見える成果を出していくこと、正論ではなくて、まさに皆様の声を形にする政治をやりたいからでございます。

正直、最初は私も不安なことはありました。ただ1月20日の事務所開き「無所属で出ます」と言った途端に、もちろん今まで応援してた皆さんたちも、そしてそれ以上にたくさんの皆さんから、事務所に駆けつけてくださったり、電話やメールで「大人、何か協力できないか」「青山君、私も駆けつけるよ」、そういった声が日に日に増えました。

選挙期間中も、私の知らないところでたくさんの皆様が「無所属の青山大人、あいつを一人にしちゃいかん」「青山大人を何としても国会に送り戻すんだ」と。

そして、この寒い中も、朝も、夜も、そして茨城6区の街の隅々で、私の知らないところでも、たくさんの仲間たちが立ってくれて、青山大人を、青山大人を応援しようということで、たくさんの声を掛けてくれました。本当にありがとうございました。

そして私、本当にうれしかったのが、選挙中、この選挙カーに乗って、いろんなところを回っていると、子どもたちからたくさん声を掛けられました。

この8年間、国会見学に来た子どもたちの数、1万人を超えました。初当選時に6年生だった子どもも、今では立派な選挙権を持っている。その子どもたちがもう、8年前のこともちゃんと覚えているんです。青山大人さんが忙しい国会の合い間をぬって僕たちのことを丁寧に案内してくれた。そんな大人さんがまさか一人だけ無所属で出るって聞いて、いても立ってもいられなくなって、応援したく、選挙権を持った友達に、応援したく、声を掛けてくれた、そんな子どもたちも1人や2人じゃありません。何十人もの子どもたちがそういう声を掛けてくれます。

私はいつも言っています。信頼される政治、そのためには政治家自身が、いや、まずは有権者の皆様、国民の皆様から信頼されなければいけないんだ。いくら選挙の時に、耳ざわりのいい政策を言おうが、何を言おうが、その根本には、その政治家が人として信頼されていることが重要なんだ、こんなことを私はずっと20年間訴えてきました。

そしたら今日も、私、もう一回、夜寝る前に家の引き出しを探したら出てきましたよ。20年前に私が27歳で初めて茨城の県会議員に出た時の、その時の茨城新聞の記事、青山大人はこう言ってたんです。信頼される政治。青山大人はすでに「信頼される政治家として取り組みます」。20年間、私は言うことは変わっていません。これは原点なんです。

そして今日も本当に寒い中、毎回、国政選挙の時はこの場所で最後の街頭演説を行います。青山大人を支えてくれる皆さんは組織の動員ではありません。本当に一人一人がこの青山大人の政治姿勢を見てくれて、共に、共に歩んでくれ、闘ってくれる仲間です。本当にありがとうございます。

先輩、わかってますよ。もちろん私はこうやって、地元の先輩たちのいろんな声を聞きながら形に残していくんです。もちろんこの数年間は、このつくばや土浦にとっては、あのエクスプレス、つくばエクスプレスをまさに土浦駅まで延伸できるかどうか、とても大切な時間なんです。その仕事も青山大人にやらせてください。

いつも私は教育のことを言います。教育で、日本の予算の中では教育費にかける割合が本当に低いんです。それは子育て支援もそうですし、現役世帯を、そうやって出生数が65万人に落ち込んでしまったのを、少しでも反転させたいんです。

このまま少子化が続いていけば、本当に今の医療や年金や介護の、社会保障制度を維持できなくなってしまうんですよ。

だから私はその改革を先送りにしないで、与党、野党含めて同じ問題意識を持っている議員を集めて、それを早くして、と言ってきたんですよ、先輩。その仕事を青山大人にやらせていただきたいです。

皆さん、今回の選挙戦、本当に私もね、なかなかつかみきれてないんですよ。たくさんの方から、本当に電話やメールをもらいます。たくさん手を振ってくれますが、やはり今は相手候補と横一線、横一線なんですよ。先ほど(かすみがうら市の)宮嶋市長がおっしゃってました。相手候補、必死です。ただ相手候補は政党の公認候補。比例復活があるんです。

そう、今回青山大人は無所属。小選挙区一本勝負なんですよ。

なので皆さん、改めてお願いです。おそらくこの場所に約300人の皆さんがいます。皆さん、改めて1人、10人、いや20人、もう皆さん、これまで30人、40人に声を掛けてもらっているとは思いますが、今までと違う闘いです。

おそらくこの雪で投票率は50%近くに私は下がると思います。すなわち6区の有権者40万人いる中で、20万人、20万人も投票いただけないんですよ。行かないという方に、皆さんもう一度、今日明日で声をかけていただけないでしょうか。皆さんが、あと10人、20人、30人に、そして確実に、その方たちに投票に行ってもらってください。

明日は選挙活動はできませんが、投票に行ってもらうことは可能です。今日お集まりの皆さんたちは、青山大人を応援しているということは、他の皆さんは絶対に分かるはずです。その皆さんから連絡があれば、青山大人に投票するんだ、そういうことを絶対に皆分かってくれます。

ここまで共に歩んでくれた皆さん、朝早くから夜を遠くまで、そして仕事の合い間をぬってポスティングをずっとやってくれた皆さん。何人かの方に言われましたよ。青山大人を応援するボランティアの皆さんって、なんであんなに気合いが入ってるんですかって。

散歩をしていたら、青山さんのビラを配っている方から声をかけられて、とても熱かった。そんなボランティアの方に支えられているから、青山さんに期日前投票をしましたよってことをさっき言われました、ありがとうございます。

そんな熱い皆さんに支えられて、青山大人はもう幸せです。

今回無所属っていう選択をしたこと、本当に皆さん、それを結果に残してください。ぜひ後は当選、小選挙区当選という結果、皆さんともに明日、一緒にその結果を一緒にお祝いしようでありませんか。

すみません、選挙戦、もう、本当に足もくじきました。もう、振り絞っているもので。皆さん、繰り返します。今も厳しいんです、あとは皆さんたちにこの思いを託します。

まさに横一線、あとは、私と一緒に皆さんたちが、投票箱が閉まるまで、たくさんの方に声をかけてくれたと。改めてお願いです。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。

堀越麻紀氏 最後の訴え 全文文字起こし 茨城6区 衆院選’26

2
堀越麻紀氏=午後7時過ぎ、つくば駅前

➡音声はこちら。

こんばんは。寒い中お集まりをいただきましてありがとうございます。茨城6区、衆議院選挙に立候補しました堀越麻紀と申します。よろしくお願い致します。私は、政治の道に進むなどとは、1ミリたりとも思っていませんでしたが、この日本の姿を前にして、どうにかしなければ、どんどんどんどん日本が壊れていってしまうと思いこの場に立っています。そしてこの選挙が始まるときにですね、選挙カー、選挙カーは借りられなかったんですよ。選挙カーを借りられなかったから、小さい車で闘っています。そして、Xのアカウントまで一時は凍結されました。この時に本当に大きな勢力と戦っているんだなと思いました。

失われた日本経済、30年と言いますが、もうすぐ35年経とうとしています。私は生まれも育ちも、つくばみらい市です。つくばみらい市は、かつては、5月になると田植えが始まって、カエルの鳴き声が聞こえる町でした。そして夏になれば青い空に白い雲、そして、緑の絨毯のような稲が風になびく美しい田園風景の景色だったんです。そんな町でした。ですが今は、減反、減反と言われ、荒野が広がりつつあります。そして、いつの間にかメガソーラーが広がってきています。失われた日本経済30年と言われますが、こうした美しい日本の景色までも壊れてきてしまったんです。私はこの美しい日本をどうしても今の子どもたち、守ってきたい、子どもたちに残したいと思い、参政党に入ってこの選挙を闘っています。

そして皆さん覚えていますか。日本は戦争に敗れましたが、たった20年、たった20年で日本経済はアジアでトップ、世界でトップクラスの日本になれたのに、35年間も、35年間もですよ、日本経済が停滞して、35年間も給料が上がっていないって、明らかに間違った政治が行われてきた結果なんです。日本人は真面目で辛抱強いですよね。いつか良くなる、いつか良くなると、毎日コツコツコツコツ働いて待ってたと思うんです。

私はこの選挙活動をして、農家のおじいさんにも会いました。息子に農業を継がせたが、本当に悪いことをしてしまったと。政府は減反、減反政策をしたから収入が減ってしまったと。息子に農家を継がせなければよかったと、本当につらそうな、悲しそうな顔をしていたおじいさんでした。そしてまた88歳のおばあさんも、いつかよくなるとずっと待ってたらしいです。選挙にも投票してたらしいですよ。ですが、全く良くなってない。もう88歳になってしまった。今回の選挙にはもう行かないよ、もう良くならないからと私に訴えてきたんですよ。でも私はもう、今回の選挙で必ず政治を、日本人を大切にする、日本を大切にする政治を取り戻し、いい日本を築いていくから、もうちょっと、お母さん、頑張って楽しい暮らしをしていきましょうよって言ったんです。希望ある日本を必ず築いていくからと、頑張って一緒に生きていこうよと言いました。なので、私はこの選挙、全身全霊で闘って参りました。必ずいい日本をつくっていきたいからです。

我々参政党には宗教団体からの献金、宗教団体からお金や企業からのお金、一切いただいておりません。いただいてないから組織票や団体票などないんです。国民一人一人の一票が大事な一票となります。そしてその一票が、政治を変える一票となるんです。どうか我々参政党とともに声を上げ、この政治を変えていってください。この選挙が日本の政治を変えるターニングポイントとなっているんです。我々参政党の代表もこの選挙がターニングポイントといって、190人、190人の候補者を挙げてこの選挙を闘っているんですよ。失われた日本経済30年が40年になって、増税増税増税ばかりになり、増税大国となって、働いても働いても報われない社会にしたくないから。そして、移民大国にしたくないから闘ってます。私は、今の子どもたち、孫たち、未来の子どもたちのために、この日本をどうしても命をかけて守っていきたいんです。80年前、命をかけてこの日本を守ってきた英霊たちがいるからです。次は私たち大人がこの日本を守るべきではないでしょうか。

そしてこの茨城県にはですね、不法労働の外国人の労働者がたくさんいるんですよ。数を優先して、経団連の言いなりになって、安い賃金の外国人の労働者をこのままどんどんどんどん入れ始めると、茨城県の不法労働の数がどんどんどんどん増すだけではなく、日本人の賃金が上がっていきません。そして今のヨーロッパ見てください。移民が10%を超えた国は明らかに治安が悪くなっているんです。先ほど池田(悠紀)議員がお伝えした通り、レイプの件数が恐ろしく多いんですよ。日本の外国人の犯罪件数も毎年毎年上がってきてますよね。それはなぜか、東南アジアにある国には犯罪歴抹消法というのがあります。犯罪を犯しても1年後、3年後、5年後には犯罪歴が消えてしまうんです。そういった人たちが日本に普通に労働者として入ってこれてしまっているのが今の制度なんです。我々参政党は外国人を差別しているわけではありません。日本が大好きで、日本の文化や伝統、ルールをきっちり守ってくれる外国人なら歓迎すべきでしょう。ですが、数を優先してこのまま外国人を受け入れ続けると、日本の治安が明らかに悪くなってしまうんですよ。そして、35年間、日本経済が停滞したことによって、ここ日本には180万人の失業者がいるんです。去年1年間だけでも7万人増えました。去年1年間だけでも倒産件数が1万件増えたんですよ。我々参政党はまずここにいる日本人の雇用支援をすべきだろうと言っているんです。本来政治とは国益を守り、誰もが豊かに過ごせる国をつくるものではないでしょうか。

財源がない財源がないと国は言ってますが、5年連続国の税収は最高値を達してます。毎年毎年最高なんですよ。ですが国民一人一人の暮らしは良くなりましたか。良くなってませんよね。ですが今の政権与党は、外国人を雇うと企業に最高72万円の助成金を渡してるんです。そして年金もですよ。日本人の年金は10年間払わないと65歳から受け取りができませんよね。ですが外国人は5年間年金を払った分、100%近い返金がされるんです。一時帰国をすると100%近い年金5年分払った年金が返金できるんですよ。そしてまた1、2カ月したら日本に入国して新しい年金番号をもらって、また年金に加入します。また5年間払ったら帰国をして5年分の年金をもらっているんです。だだ漏れじゃないですか。なぜ日本人、それって日本人の税金ですよね。そして年金制度とは付加制度なんです。今の高齢者を支えるために我々日本人が払ってるんじゃないでしょうか。私はこういった外国人に優遇されている制度を直したいと思っています。日本の子どもたちのためにも、孫たちのためにも、未来ある、未来の子どもたちにも、どうか今の日本の社会、そしてこの外国人の受け入れ制度を、我々参政党と一緒に、堀越麻紀と一緒に見直しをお願い致します。

そして我々参政党には企業からの献金、宗教団体からの献金、一切ございません。なので、組織票はないです。団体票がないです。一人一人の票が大事な一票となります。どうか参政党と一緒に未来ある国づくり、希望ある国づくり、働いたら報われる社会を作っていきましょう。今回の選挙が最後のチャンスなんです。失われた30年を40年にしたくないんですよ。働いたら報われる社会をどうしても作っていきたい。今の子どもたちのために安心安全な社会、安心安全な国、希望が溢れる日本を作っていきたいです。どうか思い出してください。初めて抱いた、子どもを抱いた瞬間を、そして守りたいと思った気持ちを。お願いです。日本を守っていきましょうよ。今回の選挙がラストチャンスなんです。日本が変われるかどうかの選挙です。一人一人の一票が日本の未来となります。どうか力をお貸しください。参政党、堀越麻紀に力を貸してください。未来あふれる日本をつくって参ります。ご清聴ありがとうございました。

国光あやの氏 最後の訴え 全文文字起こし 茨城6区 衆院選’26

2
国光あやの氏=午後2時過ぎ、土浦市桜町

➡音声はこちら。

皆さんこんにちは。お忙しい中お出かけいただきありがとうございます。また、この桜町4丁目公民館で、ときには、国立医療センター整備のお話をさせていただいたり、お祭りに参加させていただいたり、たくさんの思い出が、地元の皆さん、いらっしゃっていただいておりますが、本当にありがとうございます。そしてまた、今日、土浦で高橋(直子)先生、伊沢(勝徳)先生おっしゃっていただいたように、こう、長い12日間の選挙戦で、土浦で最後の訴えになります。私は、先ほど、伊沢先生が力強く、そして高橋先生が、私の気持ちを温かく代言をしてくださいました。

私は8年前に丹羽雄哉先生の後継としてこの土浦、茨城6区、候補者としてやってまいりました。私は医療センターで、昔医師として働いたことはあったけど、おっしゃったように、同級生はいません。親戚もいません。知っている方もほとんどいない、そのような中で、私を8年間、皆さんに、いろんなことを教えていただきながら、育てていただきました。そのご恩は、私は一生忘れることができません。

私は確かに地元ではないけれど、皆さんがこんな私でも受け入れ、そして育てていただいている、小坂市議はじめ地元の市議団の皆さん方、そしてここ桜町からもお近くの滝の園さんはじめとした介護政治連盟の皆さん方や、地域の皆さん方、そして、お手伝いいただいている皆さん方、今日はメディアの皆さんもいらっしゃいます。連日寒い中お疲れ様です。

こんな私でも8年間、皆さん、支えてくださいました。私は、そのご恩も、地元ではないけれど、地元の課題を、しっかり寄り添って、仕事でお返しをしたい。それをずっと思ってきた8年でした。確かに生まれも山口で、茨城ではありません。でも地元の方にもっともっと溶け込んで、皆さんが悩んでいることや、こうなってほしいということや、そして国づくりを体現していきたい、その思いで、少しずつ光が見えてきました。

長年かかってしまいましたが、コロナでちょっと遅れてしまいましたが、皆さんの悲願の国立病院も、やっと先週工事が正式に決定をして、3月から大規模な改修が始まるようになります。皆さんの夢ですよね。大好きな医療センター。土浦の市民病院のようなもの。先生もすごくレベルが高くていい病院です。でも本当に古いところを何とかして、切実なお声、形にやっとすることができます。それをぜひ完成するまで、皆さんと一緒に完成する光を見届けたい。

他のいろんな課題も皆さんと一緒に伴走して、一人暮らしが増えてしまう、単身世代の方へのご不安への取り組み、また、子育て世代や現役世代が、なかなか手取りが増えなくて苦しいという悩み、国でもできることを最大限、高市総理と一緒に、働いて働いて働いて働いて働いて働いて働いていく。新しい光を一緒に作っていきたい。そのために身を粉にして働く覚悟です。

物価高対策も、皆さん、年金をもらっていらっしゃる方も、そして働いている方も、所得税約5万円程度、1家4人分で減額する。そして、電気、ガス、水道や、さらに子どもさん、子どもさんがいるとお金かかりますよね。よくわかります。私も高校生の子どもがいますから。なので、皆さんのまず賃金を上げることが第一。でも物価高があってなかなか賃金に追いついてない。なので今回、高市総理と一緒に、子ども一人当たり、子どもさん一人当たり2万円の手当も出させていただく。そうやって、何とか賃金が、物価高の上昇を上回る賃金上昇が叶えられる、これを第一としながら、それも今過渡期で、あと少し、しっかり皆さんの現役世代の方の手取りを増やしていく。しっかり一緒に高市総理と取り組んでいきます。

そして私はやはり皆さんからの切なるお声、政治がポピュリズムに走るのではなくて、責任を持つ。今回いろんな補正予算でも、ガソリン暫定税率廃止でも、財源がかかる、そしてニュースでも連日、円安や金利が大丈夫かというお話があります。確かにそれは経済学的には正しい。あまり財政、どんどんどんどん進んでいると確かに金利や円安に大きな影響を及ぼします。しかし皆さん、自民党として責任ある積極財政に取り組んでいく。そのために、今、一番皆さん、苦しんでいる方々のために、一番ゆとりがある方々からもしっかり所得の再分配をしていく、それが国家の役割です。一番ゆとりがあるところ、それはやはり大企業の皆さん方、特に輸出企業の皆さん方、今、過去最高の内部留保、それほどあるんだったら、もちろん儲かる儲けることは大事だけれども、やっぱり国民生活にしっかり還元していただく、法人税収を伸ばしていくことだけでなくて、法人税をしっかり皆さんに還元していく。価格転換をしていく。これを全力で取り組んでいきます。

実際一つ年末に、あまり報道はなされてないけれども、取り組んだんです。責任ある積極財政、ガソリン暫定税率の廃止で、7000億、8000億程度の予算が、税収が減ります。それを代わりに責任ある形で確保する必要がやはりあります。なぜならば、その財源でこの道路をつくっていたり、また国から市に、県に税収を、お渡しをして、市や県が一生懸命予算を使って、この道路をきれいにしている。そのために、大企業の法人税をいただいて、法人税を増税させていただいて、上げさせていただいて、それで7、8千億の予算を作って、ガソリン暫定税率の廃止に当てている。こういうことも責任ある積極財政として取り組んでいるんです。

私は全ての責任を取っていきたい。積極財政も大事、でも責任ある形でしっかり未来に、次世代に、この素晴らしい土浦や国家を引き継いでいくためにも、今さえ良ければいいだけではなくて、未来への責任、一緒に作っていく、そのような本質的な本物の政治を皆さんから、皆さんの声の下で取り組んでいきたいと思います。

外交もいろんな課題がある中で、私も自分の原点が、有事に苦しむアフリカや中東で、実際にミサイルや弾に怯えながら医療活動をしていたことが原点です。それが今、日本を取り巻く現状。伊沢県議がおっしゃっていただいたように、本当には厳しい中で、外交でまず平和構築をしていく。外交が失敗するから戦争になります。そして防衛力も、霞ケ浦自衛隊駐屯地、日本の補給所の要です。しっかり装備品も、やはり必要。国民の皆さんに責任ある形で、この防衛も外交もご理解をいただく。そして、皆さんの本質的な生命と財産を守り抜く。国光あやのは、高井総理と一緒に責任ある積極財政、責任ある外交、責任ある防衛、責任ある持続的な社会保障や財政政策、全力で取り組んでいきます。

皆さん、このような私ですが、皆さんが8年間育てていただいたおかげで、政治活動を続けさせていただいております。まだまだ至らないところは叱ってください。育ててください。ぜひ皆さん、厳しい戦い、皆さんの負託をぜひいただいて、国立病院の完成も、そして責任ある未来も、一緒につくっていこうではありませんか。ありがとうございます。ぜひ皆さん、期日前投票やってます。今ちょうど雪が止みました。朝から降っていた雪が、桜町4丁目で止みました。ぜひ皆さんこの後、期日前投票行かれてください。そして携帯に入っているお知り合いにもぜひ、今だよ、チャンスとお声掛けください。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。

中村吉男氏 最後の訴え 全文文字起こし 茨城6区 衆院選’26

0
中村吉男氏=午後4時過ぎ、石岡駅東口前

➡音声はこちら。

皆様こんにちは私、中村吉夫と申します。このたび第51回衆議院選挙最終日、無事、皆様の力添えを賜り、またご支援も賜りながら、選挙期間、無事闘い抜くことができました。まだ残すところ若干の時間ございます。明日投票になります。

今までこの三十有余年、こちらの石岡で、それ以前ですね、生まれ育ち育んでいただいた、そしてこの6区で皆さんと共にお祭りを楽しんだり、そういう思い出がぎっしり詰まったこの石岡から公示日を迎えさせていただいて、そして、この6区の中を、この27日からの2月8日の投票日まで、この時間、皆様と共にいろんな選挙区を回らせていただいて、思いを伝えてまいりました。

いろんな思いがあります。皆様に伝えたいことはまだまだたくさんあります。この地場にしかできないこと、そしてこの地場から未来へつなげていけること、この2つをですね、私のその、いろんな盛衰というものがございます。栄枯盛衰というものは、時代時代にございます。その栄枯盛衰をずっと見つめてきた中で、これからの、未来につなげる道は一体何だろうか、ということを考えてまいりました。そしてその思いを伝えてまいりました。

そして9条、やはりこの12年間という時間軸だけを、まず私の当選後は憲法改正、交戦権という部分ですとか、もちろんその、戦力を陸海空の戦力を保持し、永久にこれを放棄したり、保持しないとか、憲法前文の、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼し、我らの安全と生存を保持しようと決意した、この前文だったり、9条の部分だったりとか、生存権だったりとか、いろんな、その権力と差別のお話の中で、私の思いを、思い思いを皆様に伝えてきたところでございます。

これ何としても、国の基盤である9条、この憲法の部分を、これは一から全部変えるということではなくて、戦後レジーム、80年からの脱却、その以前はですね、大日本帝国憲法というのがあった、ここから日本書紀、古事記、それこそ神代、古代と、ずっとこう、あの学校でも教えてないような、このお祭りのあるようなこの地元から、またいろんなことが、こう発信できるんじゃないかと思うんですね。政治とはつまり、この祭りごとを収めるということだと思います。そして国家観念の表出、これが政治の本来の政治家のあり方じゃないかと思います。

時に歯に衣着せぬ言い方もしなければならない。そういう中で、これからの未来をどう描いていくか、その未来を、この国土から世界に発信するためにどういう未来を皆様に伝えていくかということを、これからもどんどん疑問提起をしながら、問題提起をしながら、航空宇宙開発、そして私の最終的な、政治家、政治家は、憲法9条までなのか、それとも航空宇宙産業開発のところまで行けるのか、ここは3つであります。

政治家としては憲法9条、この改正までは何としても、私が12年という時間軸で、前倒し有りです、後ろ倒し無しです、12年がMAXというその時間軸だけは皆さんにお伝えしながら、この時間と空間という、この時空を超えた航空宇宙産業の開発、最近もブラックホールがいっぱい見つかったりとか、その質量がどんどん日に日に広がっていく、この広大無限な宇宙開発、広大無限な航空宇宙産業の開発というところを主眼にですね、これからどんどん広げていければというふうに考えております。

そして最終的には未来を創造という実績が伴わないと、なかなか出版して書店で買ってもらえるかどうかというのは分かりませんけれども、どこにでも売っているような書物を置いてですね、上巻下巻みたいな形でね、ちょっと変遷を、ほとんど変遷だと思うんですけれども、未来を書くことは、例えば、30ページに満たないんじゃないか、上巻下巻でも。そんな中で、皆さんが何かつまずきそうになった時に、これ刺さるんじゃね?なんて言いながら、若い人たちが、これ刺さるよね、この言葉。俺これだよ、俺の境遇でこれだよとか言えるような、そういう未来につなげられる、そういった続きというか、そのto be continuedみたいな、そういう書物を残していきながらですね、ということを考えながら、まず何にもかににも、このターニングポイント、9条を改正するときが大きなターニングポイントになります。私はアンカーポイントをそれぞれ置いてきます。その時々に、まず最初の第一歩が、これ小さな一歩です。

私のできることほんの小さなことかもしれないです。これから議会に、私は国政の、皇居の隣にある国会議事堂に大正12年、13年に、12年だと、すいません、ちょっと1年前後していたら、立ち上がった関東大震災後から歴史を繰り返す、ペリー提督が来たような歴史を繰り返さずに、何とか食い止めた帝国ホテルで炊き出しをやったという、そういうホテルマンをスタート、京王プラザホテルがスタートだったんですけれども、そういう中で戦後レジームからの脱却をしてですね、私をどうか国政の舞台に、ベクトルの中に置いてみてください。

本当に時間が、アンカーポイントを、まず第一点そのアンカーポイントを置いてみてもらって、構図をそこからどんどん整えて、皆さんでこのデザイン志向というか、そのグランドデザインを、私がこうやって、あのざっくりとしたグランドデザインしかお伝えすることできないですけれども、いろんな議案が出てくるのが、社会保障の問題ですとか、夫婦別姓の問題ですが、いろいろ出てきます。戸籍法の問題とか、過去があるから今があって、今があるから未来へつながる、過去全部なくしちゃったら未来もなくなっちゃうんで、まず過去を振り返りながら未来へつなげていけるという、そういう視点というか視座を共有しながら、皆さんとともにこれから時代を創生したり、創生しながら皆さんとともに時代を描いていけたらという風に考えております。

何にせよ、国会議事堂に私を送ってみていただいて、まずシームレスな時間が、なんでこんなにあかんだろうとか、なんかこう頓挫しちゃってるよねとかいうのが、なんか知らないけれども先に進んでるよとか、いうことがあると思います。

あともう一点は、今どうしてもこれをお伝えしたいこと、この選挙でお伝えしておきたいこと。当選したいです。皆さんの清き一票、熱き一票が必要です。ただ私が行くことによって何ができるのかというのは、これ未知数であります。未知との遭遇もあるかもしれません。未知数であります。創造の目というものはそういうものだと思っております。前例踏襲というのが、ああいう世界ではもう100%、120%かもしれません。でもその創造の目というのは、その未知数ですとか、前例踏襲の中を精査して検証して、これは残して、これは、とかいう、そういう目が必要じゃないかとも思うんですね。

だから私みたいな、一人のそういう人間を、その歴史からなんか紐解けるような、そういう存在っていうのも、私も使命をずっと考えてまいりまして、私の使命は政治家一択だなということで、出馬させていただいております。

なのであと1点、高市総理の時にこの北朝鮮問題、国交正常化できる、本当に今この軍事が、地勢学的バランスが、核と、拉致と、本当に目の前に問題があります。この問題を解決するためにも高市総理の時にですね、ぜひ、要するにというか、全員、拉致の方が、生存権とか国としての体をなしてないという、そういう問題になってきてしまっているんです。

戦後レジームからの脱却、自虐史観なんです。日本人のポテンシャルというか、潜在的にある国土といい、海洋国家の中にある日本人というのは自虐史観というもので、どうしても、その、伏し目がちというか、そういう感じになってしまっております。

だからアクセルとブレーキをとにかく一旦、同時に思いっきり踏み込まないで、一旦力を抜いていただいて、私をまず送ってみてください。そこから見通しが、私も見通しを皆さんに伝えていきます。そして大変相互するわけじゃないです、大風呂式広げるわけじゃないです、できることはほんの少しだけなんです。あの国会議事堂のベクトルの中に私を置いていただければと、何かしらそこから皆さん、それぞれ私の名前を書いていただいた方、この方は私はこれ約束できるかどうかがないです。アイデアというか、発想の中で、私の名前を書いていただいた方は、自分たちの境遇の中で、あれ吉男、そういえばあんたこういう、こんなこと言ってたな、あいつ政策でこんなこと言ってたな、グランドデザインを描く、グランドデザイン、こんなグランドデザインを描いていたなという、なんかこうそのアイデアがどんどん発想というか出てきて、じゃあ私の境遇ではこういうこと、あいつこういうこと言ったら、私の境遇はこういうことできるんじゃん、私の経験値とか、そういうところから、これかなとか、そういうことができるんじゃないかと思っております。

そんなもんです、私の存在っていうのは私の存在意義いというのをずっと自分の中で見てきたんです。自分というものを俯瞰してみることもできます。なので医療介護ですとか、そういった難しさというのもあったりするのもあります。社会保障制度とか若者が悲鳴を上げていて、この社会保障制度を税からどうしようとか、今この部分もすごくクローズアップされているかと思います。

そういったことも社会実装するために、社会実装して皆様の暮らしに反映するためにも、まず私の名前を書いてください。選挙に行ってみて私の名前を書いてみてください。死票にしないでください。無所属です。

政党政治、大事なんです。この人間というのは社会動物ですから、政党政治こそ大事なんです。ただ赤信号みんなで渡れば怖くない、じゃあ、これ赤だよね、青だよね、いやそりゃ赤なんだよって言っても、いやこれ青じゃんって、青なんでしょって、渡ってみてくださいとしか言えないんです、私も。

政治は国民のものです。皆さんの一票一票が私を支えていただき、ご支援していただき、そういえば、政治は現実でもあります。リアルとバーチャルの乖離というのも、理想と現実というのも、そこで少しずつ乖離を認識齟齬だったり、埋め合わせをしていって、徐々に自分の暮らしの中に落とし込んでいただいて、そして幸せを実感できるような、まずいなぁとかいうのも、やっぱり愛は食卓にあるじゃないですけれども、おいしいものがある、家庭があって結婚出産、子育てがあって、そしてその子供たちが、いろんな方との出会いの中から、社会人に出て、結婚出産して、そしてまた老後を迎えて、そしてまたという、そういうサイクルをですね、悪循環じゃなくてですね、いい循環を、負のスパイラルじゃなくて足し算にもなるし掛け算にもなるよと、引き算じゃないでしょうというような、そういうその時代を創生していければという風に思っております。

なのでまず清き一票、熱き一票で私を国政に、国会議事堂に送り込んでいただいて、現実の国会議員の中村吉男、中村吉男なんだと、国会議員なんだ、国会議員、中村吉男を、この6区からどうぞ国政のあの舞台に。舞台袖から、私はできること、ほんのちょっとです、議員一年生です。議員、政治経験もないです。ただいろいろ見てきた経験ですとか、見てきたものは伝統古来なものですとか、伝統として必要なものとか、ここは残しといた方がいいんだろうな、ここはアホだと思うんだよな、渡っちゃった方がいいんじゃないかなとかいう、そういうその、ご提案とか提起とか疑問提起とかはしながら、皆さんと共に煮詰めて、焦げ付く前に、美味しいスープを冷めない距離で、美味しいねという共感しながら言えるような、そういうその、ちょっと料理で例えてしまいますけれど、そういう時代を想像していければという風に考えております。なので、まずは現実の、国会議員中村吉男として、この6区からどうぞ押して押して押し上げていただいて、投票にはそういう未来を想像するためにも、もちろん前例踏襲というのも大事です。前例踏襲でいい部分悪い部分でPDCAを回しながらプラン・ドゥー・チェック・アクション、プラン・ドゥー・チェック・アクションとか、ぐるぐるぐるぐるやりながら、検証したり、また行ってみて、これはいいね、これは悪いねということを検証しながら、時間の中でともにいろんな懸案事項ですとか、共有しながら、私がご提案しながら、行き来しながら皆さんに伝えていこうかと思っております。

これから、どうぞ皆さん、もう明日には結果が出ます。本当に私の思いはこれからどんどんどんどん、この地上にいる間は、皆さんにどんどん伝えていきたいと思います。こうあるべきじゃないかなと、いや違うんじゃないのとか、そういうキャッチボールをしながら、まずは私中村吉男に未来を託してみてください。この地元を託してみてください。よろしくお願い申し上げます。政党政治は大事です。政党政治は大事ですが無所属です。私はいろんなことを広く見ました。やはりこの、挙党一致なのか、憲法9条改正は挙国一致なのか、ここは非常に大事なんです。挙国一致で非常にセンシティブな問題でもあります。挙党一致なのか挙国一致なのかいろんな問題があります。なので党議拘束ですとかいろんなことも考えました。

私は野に出て、無所属でこの憲法改正を、私の使命というものを感じまして、この選挙で皆さんにこの思いをお伝えしながら訴えて訴求しつつ、どうぞ私、中村吉男にこの未来を託していただければというふうに思い、今日は最後の最後のお願いでございます。

これで私はマイクを収めます。一旦マイクを収めます。どうか皆さん、石岡の皆さん、そしてこの茨城衆議院、第51回衆議院議員茨城6区から出馬させていただいたこの6区のご協力、ご支援いただいて、私を見ていただいた皆さん、育んでいただいた皆さん、どうぞ最後の最後までご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。この6区には私中村吉男あり、無所属ですが、政党政治大事です、死票にしないでください。どうか私中村吉男に、清き一票、熱き一票を投じていただければと存じます。よろしくお願い申し上げます。

最後の最後のお願いに参りました。どうぞよろしくお願い申し上げます。中村吉男でございます。よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。今後ともご支援賜りますよう重ね重ねよろしくお願い申し上げます。

予約できないまま誤ってカード決済 乗合タクシーなど つくば市

4
つくば市役所

つくば市は6日、同市が運行している乗り合いタクシー「つくタク」と、同市など4市が共同運行している公共ライドシェアで3日と4日の2日間、予約配車システムに障害が発生し、配車の予約がされないまま、計11人に対し運賃計1万4400円が誤ってクレジット決済がされたと発表した。決済された運賃は6日までに全額返金処理され、利用者に被害はない。

クレジット決済されたのは、3日午前9時23分から4日午後2時16分までに、「つくタク」を予約した10人と、一般ドライバーが自家用車で送迎する公共ライドシェアをつくば・土浦エリアで予約した1人。配車をウェブ画面からクレジット決済で予約する際、予約確定の画面に切り替わらず配車されなかったという。

利用者は、画面にエラーが出て予約がとれず何度も予約手続きをやり直したことから、その都度、運賃がクレジット決済された。つくタクは10人に対し56回分計1万2000円が決済され、公共ライドシェアは1人に対し4回分計2400円が決済された。一方、本人の口座から引き落とされる前に返金処理された。

4日午後1時ごろ、利用者から「エラーの画面が出る」などとつくば市に連絡があり、分かった。

市総合交通政策課によると、つくタクと公共ライドシェアの予約と配車はいずれも、AIを活用した配車サービスなどを行っている交通サービス運営事業者の「コミュニティ・モビリティ」(東京都中央区)に委託して実施し、同じシステムを利用して予約と配車を行っている。3日午前9時30分ごろ、同社がプログラムをバージョンアップした際、クレジットカード決済後の画面の移行先の設定を誤ったことが原因。

誤ってクレジット決済された11人に対しては同社が6日までに謝罪と説明を実施した。再発防止策として市は同社に対し、システムをバージョンアップなどする際は、確認体制を見直すなどを強く要請したとしている。電話や現金払いで予約した利用者の配車に問題はなかった。

あす投開票 茨城6区 衆院選’26

12
衆院選のポスター掲示板=つくば市稲荷前、赤塚公園前

解散に伴う衆院選はあす8日、投票が行われ即日開票される。つくば、土浦市など5市が選挙区の茨城6区には▽新人で党県南部地区委員会副委員長の稲葉英樹氏(58)=共産▽前職で立憲民主党を離党した青山大人氏(47)=無所属▽新人で元会社員の堀越麻紀氏(53)=参政▽前職で外務副大臣の国光あやの氏(46)=自民▽新人で自営業の中村吉男氏(55)=無所属の5氏が立候補し、いずれも前職の青山氏と国光氏が激戦を展開している。

6日までの期日前投票の投票率はつくば市が21.72%、土浦市が27.25%だった。

比例候補らが応援 稲葉英樹氏 共産 新

稲葉英樹氏

共産党新人の稲葉氏は連日15カ所程度で街頭演説を展開。北関東比例区に立候補する塩川鉄也前衆院議員、梅村早江子元衆院議員らが応援に駆け付けた。最終日の7日は土浦、つくば市内を回り、午後6時40分につくば駅前、7時50分に同市上ノ室の選挙事務所前でマイク納めをする。

稲葉英樹 58 政党役員 共産 新
【公約】①消費税廃止目指し5%に②核兵器禁止条約参加③給付型中心の奨学金制度の実現
【略歴等】土浦市出身。取手一高卒。半導体メーカーなど勤務。党県南部地区委員会専従職員、同副委員長▽尊敬する人は母子家庭で自分を育ててくれた母親、座右の銘は七転び八起き、好きな本はアイザック・アシモフのSF「われはロボット」、趣味はオートバイ。土浦市在住

地元市長らが応援演説 青山大人氏 無所属 前

青山大人氏

無所属前職の青山氏は連日5~10カ所程度で街頭演説、各市の街頭演説などではそれぞれ五十嵐立青つくば市長、安藤真理子土浦市長、宮嶋謙かすみがうら市長、谷島洋司石岡市長らが応援に駆け付けた。最終日の7日は午後7時から土浦駅西口前のうらら大屋根広場で最後の訴えをする。

青山大人 47 会社役員 無所属 前③
【公約】①教育の負担軽減②消費税食料品ゼロ③TX土浦駅延伸
【略歴等】土浦市出身。土浦一高、慶応義塾大卒。丹羽雄哉元衆院議員秘書、県議2期、衆院議員3期。現在、児童発達支援事業会社取締役▽尊敬する人は徳川家康。座右の銘は人事を尽くして天命を待つ、好きな本は吉川英治の「三国志」、趣味はランニング。土浦市在住

党代表ら駆け付け 堀越麻紀氏 参政 新

堀越麻紀氏

参政党新人の堀越氏は、連日6~7カ所で街頭演説、地元の桜井祥子参院議員のほか、神谷宗幣党代表、北関東比例区に立候補する豊田真由子元衆院議員、大津力参院議員らが応援に駆け付けた。最終日の7日はつくば市内を回り、午後7時からつくば駅前で最後の訴えをする。

堀越麻紀 53 無職 参政 新
【公約】①消費税の段階的廃止②外国人受け入れ制度の見直し③子育て支援
【略歴等】つくばみらい市出身、米テキサス州立ハイランド高卒、神田外語学院国際ビジネス科卒。英語力を生かし電子機器メーカー、外資系小売店など勤務▽尊敬する人は吉田松陰、座右の銘は常に愛と志をもって万事の源となす、趣味はガーデニング。つくばみらい市在住

閣僚らが次々 国光あやの氏 自民 現

国光あやの氏

自民党前職で外務副大臣の国光氏は、岸田文雄元首相、林芳正総務相、小泉進次郎防衛相、小野寺五典党税調会長、片山さつき財務相、梶山弘志党国対委員長らが次々に応援。7日は午後6時30分にイーアスつくば前、午後7時45分に同市吉瀬の選挙事務所前でマイク納めをする。

国光あやの 46 選挙区支部長 自民 前③
【公約】①強い外交②強い経済③強い社会保障
【略歴等】山口県周防大島出身。長崎大医学部卒、東京医科歯科大大学院博士課程修了。国立病院機構災害医療センター医師、厚労省職員などを経て、衆院議員3期▽尊敬する人は野口英世、座右の銘は至誠、好きな本は司馬遼太郎の「坂の上の雲」、趣味は柔道、つくば市在住

ポスター貼りなど全力 中村吉男氏 無所属 新

中村吉男氏

無所属新人の中村氏は、一人で選挙カーを運転しながら5市を回り、選挙掲示板にポスター貼りをするなどに全力で取り組む。最終日の7日は午後4時から石岡駅東口前で最後の訴えをする。

中村吉男 55 自営業 無新
【公約】①憲法9条を改正し国防軍を明記②航空宇宙産業を育てるための環境構築③経済の活性化
【略歴等】石岡市出身、拓殖大学商学部貿易学科卒。ホテル勤務。婚礼プロデュース会社役員、ウェブ専門スクール・IT研修事業実施▽尊敬する人は桂太郎、新渡戸稲造、好きな本は新渡戸稲造の「武士道」、座右の銘は凡事徹底、趣味はギター、石岡市在住

王様のケーキ「ガレット・デ・ロワ」《続・平熱日記》189

2
絵は筆者

【コラム・斉藤裕之】暮れにちょっと体調の不安を覚えたのが、正月にはとうとう喉が腫れだした。病院も閉まっているし、市販の薬を飲んでだましだまし過ごすしかない。朝、ふと昨年末に友人と長女から立て続けにギンナンをもらったのを思い出して、ストーブの上でいくつか焼いて食べてみたものの一向に数が減らないので、そうだ! ギンナンご飯を炊こう! 台所の二番目の引き出しに確かギンナン割りが…。

例年通り、元旦の朝には新しい牛乳パックのパレットに絵具を出して、イリコを描いた。2日目もこれといって描くものがなかったので、違うイリコを描いた。3日目も4日目もイリコを描いた。結局、6日の朝まで都合6匹のイリコが描けた。

やっと喉の腫れも取れて、鼻水は垂れるが(寒いと鼻水が垂れるのが動物の生理現象として当たり前だと思う)、久しぶりに益子の古物屋に向かった。道中、雪を頂いた日光の山々が見えるのがいい。特に欲しいものがあるわけでもないが、ここの御主人の集めてきたものにはエスプリがある。その日は小さな陶製の人形たちが目に留まった。

どれか一つお選びになって!

フランスに留学した時に最初に住んだのは、国際学生都市の中にある日本館。そこにはいろんな国の学生寮があって、入居者の何割かを他の国の学生と交換する制度があるらしく、私と同じフロアにチュニジアの女性が住んでいた。

その女性の部屋でフランス語を教えてくれることになった女性を紹介されたときに、「どれか一つお選びになって!」といただいたのがガレット・デ・ロワ、王様のケーキだ。焼かれたパイがいくつかに切り分けられていて、その中の一切れにフェーブと呼ばれる小さな人形が入っている。それを引き当てた人は王様、すなわち大吉というわけだ。そうか、あれは1月だったか。

おいしく炊けたギンナンご飯

あのときは、確か金属製のものが入っていたような気がしたが、目の前には彩色された陶製のフェーブが何十種類と並んでいる。聖人や修道女、壺(つぼ)を持っている女性や羊、豚の動物もいて、恐らくキリスト教の寓話の登場人物だということは推察できるが、どなた?というキャラクターも多い。確かに作りの甘い、いわゆるゆるキャラなのだが、目やひげなどは極細の筆で描かれ、色も塗り分けられていて、なかなか凝っている。あれこれと迷って、その日はその中の二つを持ち帰って描くことにした。

数日後、私の姿は再び古物屋にあった。そう、私はこの小さな人形にヌマったのだ。そして今度は、10体のフェーブを選んで描くことにした。(カッパとか、ロケットとか、花火とか、ご当地フェーブ入りのガレットなんてどうだろう?)

ところで、ギンナンご飯は我ながらおいしく炊けた。富山産のギンナンは小さめで、静岡産は大粒。「ギンナンは人間と同じ一科一属一種で世界中のギンナンは全部いっしょ…」。高校の生物の先生の言葉を思い出した。(画家)

デフサッカー銀メダルの社員 伊東美和さんを特別表彰 関彰商事

0
特別表彰の伊東美和さん(左)と関正樹社長

創業118周年式典

関彰商事(本社筑西市・つくば市、関正樹社長)は6日、つくば国際会議場(つくば市竹園)のLeo Esakiメインホールで創業118周年記念式典を開催した。式典終了後には特別企画として座談会「セキショウの挑戦者たち」を実施、ラジオのトーク番組のスタイルで、各支社で活躍する社員による地域の魅力や取り組みなども紹介された。

式典では永年勤続社員および優良社員の表彰と、昨年退職した社員への記念品贈呈が行われた。特別表彰にはセキショウグループのアドバンス・カーライフサービスに勤務する伊東美和さんが選出された。これは昨年11月に開催された東京デフリンピック2025にて、デフサッカー女子日本代表チームのキャプテンを務め、チームとして初の銀メダル獲得に貢献したことなどが評価された。

優良社員の表彰

社長式辞では、関社長が同社の目指す姿や組織のあり方について「私たちの使命はお客様の課題を解決し、その先にある理想の将来を実現し、よりよい明日を共に創ること」だと述べた。さらに「それはまず、お客様の悩みを把握するところから始まる。その悩みや課題も今は複雑化しており、一人の社員や一つの部門で解決しきれるものではない。オールセクションで解決していく。お客様の持つ理想の将来を共有し、その目指すところを築き上げていく、それをグループ全体、オールセキショウで進めていこう」などと話した。その上で「私たちの強みは仲間同士の信頼。全員の顔と名前が分かり、同じ地域で仕事をしてきた。これが118年間磨き上げてきた強み。この強みを生かせるよう、2000人以上の社員がそれぞれ、その人の持つ力を100%引き出せるような働きやすい環境を作っていくことが社長としての役割だ」とした。

ラジオ形式で座談会

座談会「セキショウの挑戦者たち」は、1月からLucky FM茨城放送で同社提供のラジオ番組「茨城の挑戦者たち」の放送が始まったことを記念して実施された。第1部では関社長のほか、同番組で司会を務める常陸太田市出身の作曲家マシコタツロウさんと元Lucky FM社長でフリーアナウンサーの阿部重典さんが登壇、「社員からの質問にお答えします」と題し、人生の転機になった出来事や仕事とプライベートのバランスなどについて忌憚(きたん)なく話し合った。

座談会第2部の様子

第2部では水戸、いわき、古河、須賀川、つくばで活躍する5人の社員が、それぞれの地域の魅力や人とのつながり、仕事上の挑戦などについて話した。「今後の可能性、将来性」というテーマでは、第3地域支店の郡司剛宏支店長が、水戸ホーリーホックや茨城ロボッツの躍進など、水戸がいまスポーツで盛り上がっていることを挙げ、「茨城を元気づけるとともに、関彰のブランド力と存在価値を高める契機としたい」と話した。いわき地域支店の古和口佳幸支店長は、昨年8月の小名浜道路開通について、常磐道を通じた物流やビジネスの活性化のほか、海岸エリアの復興などまちづくりにも寄与していることをPRした。(池田充雄)

香りたつ物語《ことばのおはなし》90

1
写真は筆者

【コラム・山口絹記】休日の昼下がり、私が自室で本を読んでいると、娘が「これ作ってみたい」とレシピ本を持ってきた。レシピと言っても、昔から娘と一緒に読んでいたファンタジー小説の再現レシピで、作りたいのは物語の中に出てくる肉と山菜の鍋らしい。

なかなか渋い選択だと思う。娘はあまり肉が得意ではないし、材料に書かれているラム肉にいたっては食べたことがないはずだが、せっかくなのでそのことには触れないでおくことにした。何事も経験である。

今回の私はあくまでサポート役である。材料をそろえ、火加減を見るのが私の役目で、具材の切り方や鍋に入れる順番は娘に任せる。公式の再現レシピとはいえ鍋物だ。細かいところまで書いてある通りに進める必要もないだろう。娘はページと鍋を交互に見ながら、立ち止まっては、しばらく考えている。

ラム肉と山菜の匂い

面白いのは、娘と私の間で共有されているのが、実際の味の記憶ではなく、物語の中にあるイメージだけということだ。当然、2人ともこの鍋を食べたことはない。そもそもファンタジーなので物語と全く同じ材料が手に入るわけではないのだ。「こういう鍋だろう」という輪郭だけのイメージと、寒い土地の情景や、登場人物たちが鍋を囲む場面だけが、共通の前提としてある。

煮えていく鍋から湯気が立ち、少し土っぽい匂いが台所に広がった。ラム肉の香りは思っていたより控えめで、山菜の匂いに溶けていく。これが正解なのかどうかは分からないし、物語と同じ味である必要もない。ただ、文字で読んだことのある一場面が、現実の鍋として再現されていく。

妻と弟も加わって鍋を囲む。案の定、こどもたちにはラム肉はやや不評だった(妻と私はおいしいと思ったけど)。それでもきちんと完食できるのは自分の手で調理したからだろう。これは料理という行為の魔法だ。洗い物をしながら、物語と現実がほんの一瞬だけ同じ鍋を囲んでいたことを思い返していた。(言語研究者)

もん泊実現へ情報共有 14日「第2回長屋門サミット」 NPOつくば建築研究会

12
つくば市内の長屋門

長屋門の維持と活用について各地の関係者と議論する「第2回長屋門サミット」が14日、つくば駅前の同市吾妻、つくばセンタービル内 コリドイオで催される。NPO法人つくば建築研究会(坊垣和明理事長)が「長屋門の情報共有と維持継承活用に向けて」をテーマに開催する。

同市には200を超える長屋門が現存する。同研究会はこれまで、市内と周辺地域に残されている江戸時代から明治、昭和初期に建てられた長屋門を、建築文化として維持活用する研究を重ね、市民シンポジウムで意見交換したり、実際に長屋門を訪ねる「みち歩き」イベントを開いてきた。

目標は、長屋門に民泊機能を加味した「もん泊」の実現。しかし家主の理解を得ることが前提である上、長屋門の風情を損なわず宿泊性能や水回り設備などをどのように追加させるか、それらに必要な費用のねん出をどうするかなどの課題があり、市内ではまだ実例がない。

同研究会事務局の若柳綾子理事によると「4年ほどの研究活動は地元を主体に進めてきた。さらに全国に視野を広げて他地域の事例を調べてみると、やはり同様の悩みを抱えるところが多い中で、我々以上にテーマを絞って研究している具体例があった。それらをネットワーク化したいと考え、昨年2月につくばで第1回サミットを開き、東北や近畿地方で行われている長屋門の保存、活用研究について情報交換を行った」。第1回は、宮城県栗原地域をはじめ、栃木県宇都宮市、愛知県渥美半島に点在する長屋門の特徴を生かし維持保存活動に取り組むグループを招き、近世以降、各地域で長屋門を整備してきた武家勢力、地域ごとの自然環境に対応した家屋としての機能などを紹介した。

一方、つくば地域の長屋門は、歴史的成り立ちや自然の豊かさなどから、全国の他地域の長屋門よりも残存数、状態が良好だ。若柳理事は「その反面、注目されることもなく長い年月が経ち、所有者には代を重ねるごとに維持負担が重くのしかかっている。事業としてのもん泊をそれらの課題解決に役立てたいと考えている」とした上で、「今回の第2回サミットで画期的な事例を紹介できることとなった」と話す。

第2回は新たに、和歌山県紀の川市で具体化した全国初の長屋門での宿泊事業者となる「門リトリートサロン/門泊」を営む有薗光代さんを招く。さらに昨年に引き続き宮城県栗原地域と、茨城県桜川市で進む歴史的伝統建築物に関連した街づくり事例紹介を行う。

「有薗さんは陸上自衛隊にいらした方で、災害派遣や国際協力などを通じてインフラ整備に従事した経験を持つ。2023年から紀の川市を拠点に歴史的建築物と地域資源の活用をテーマに発信しているが、このスピード感に驚かされる」と若柳理事。 「つくばでの活動は、長屋門に宿泊するという『もん泊』構想から始まったが、紀の川市でついに具体例が実現した。多くの課題をどのようにクリアしてきたのか助言をいただけるのが今回のエポックとなる」と説明する。

紀の川市の事例におけるつくばとの違いは、事業化を念頭に置いた活動の一手だと考えられる。つくばが何もしていないわけではないが、これまでの活動は長屋門の周知というテーマを掲げながらも、文化研究色の強い集まりであり、事業化=ビジネスとして扱う段階には至っていない。先進事例を積極的に取り入れられるかどうかが今後の成果を左右するだけに、第2回サミットに期待が寄せられている。

今回登壇するのは▽桜川市の「ディスカバーまかべ」吾妻周一会長が「真壁地区-30年に及ぶ街並み保存・活用等の紹介」について話すほか▽同研究会の坊垣和明理事長が「つくば地区-つくばの長屋門の紹介、みちあるき報告」▽和歌山県紀の川市、門リトリートサロンの有薗光代さんが「もん泊構想、関連イベントの紹介」▽宮城県栗原市、くりはらツーリズムネットワークの大場寿樹代表理事が「栗原地域における取組の現状、課題等の紹介」をテーマに話す。その後、会場参加者などを加えて意見交換などする。(鴨志田隆之)

◆第2回長屋門サミットは14日(土)午後1時から、つくば市吾妻1-10-1 つくばセンタービル内 市民活動拠点コリドイオ3F大会議室で開催。定員100人。参加費は無料。参加申し込みは11日まで、つくば建築研究会ホームページ申込フォームで受付中(先着順)。

ふるさとのない時代《くずかごの唄》154

3
イラストは筆者

【コラム・奥井登美子】お正月には誰も故郷に帰りたくなる。私が育ったのは荻窪のみどり幼稚園。緑の名の通り、生垣に囲まれた家と野原の、のんびりした緑色の住宅街だった。

しかし今の東京の町はどこも高いビルばかりで、緑がない。故郷という言葉とはかけ離れた風景になってしまっている。私の故郷と呼べるような所は、もうどこにもなくなってしまったのだ。

幼い時、父の故郷、新富町へもよく連れて行ってもらった。父は歌舞伎座が新富座であった頃の、鉄砲洲小学校出身。「菅原伝授手習鑑」などに寺子屋の子役として駆り出されて、よく出演させられたそうだ。台詞(せりふ)も筋もよく覚えていて、よく私に語って聞かせてくれた。

隅田川のほとりに町があって、父は「〇〇ちゃんの店でノリを買おう」などと、昔の友達の家に寄っておしゃべりするのを楽しみにしていた。父の故郷はいま、日本ではない、高いビルばかりのどこか架空の空間になってしまっている。

タケちゃんの文が朝日に載った

1月27日の朝日新聞「折々のことば 鷲田清一」に、加藤尚武の文が載っていた。「個人の間の平等は、ある程度まで…自然の平等に支えられているが…国力の差は、ネズミとゾウの違いよりも大きい」

加藤尚武は私の弟のタケちゃん。京都大学の哲学教授を務めた後、鳥取に環境大学を創り、環境問題を、哲学のまな板の上に載せた人。「環境問題のすすめ」という著書もある。生活者として、医療と環境を意識して生活している。

加藤家の男たちはみな食べるのが好きで、父も、兄も、タケちゃんも、好きなものを自分で作って食べるのが趣味だ。

私はせめてせめて、お正月くらいは、おしゃべりの好きな弟のタケちゃん、母の昔の味の料理を作ってくれる妹、姪たちに会って、亡くなった父、母、兄の個性を偲(しの)びながら、今の子供たちと比べて、大笑いするしかないのだろうか。(随筆家、薬剤師)

消費期限切れ食品を冷凍自販機で販売 つくばまちなかデザイン

29
販売が停止された冷凍自販機は、つくば駅前のつくばセンター広場ペダストリアンデッキ上に設置されている

保健所が販売停止を指導

つくば市のまちづくり会社「つくばまちなかデザイン」(つくば市吾妻、内山博文社長)が設置、管理する冷凍食品自動販売機で、1月9日から14日までの間、消費期限切れの食品が販売されていたことが分かった。つくば保健所の指導を受けた同社は、該当食品の販売を17日から停止し、現在までに同自販機による全食品の販売を停止している。

同社は購入者に対し返金対応を行うとしているが、同社による事態の告知は自販機への貼り紙と、冷凍食品製造事業者を含む飲食店経営者による有志グループ「旨がっぺTSUKUBA(つくば)」のインスタグラムとフェイスブックなどに限られ、つくば市が出資する第3セクターとしての説明責任が問われる。

販売が停止された自販機は、つくば駅前のつくばセンター広場ペデストリアンデッキ上に設置されている。同社がSNSと自販機に掲示した「お知らせ」によると、販売された消費期限切れの食品は「8大アレルゲンフリー 米粉の焼き菓子おまかせ3点セット」。1月9日、12日、14日の3日間に計4点が購入されていたことが確認されている。消費期限は、購入された時で最大で1週間が過ぎていた。その他に、消費期限が最短で1日以内だった1月1日と6日に購入された2点についても返金するとしている。

1月17日付で旨がっぺTSUKUBAのSNSに掲載された「お詫びとお知らせ」(個人情報等加工済み)

コロナ禍発

同自販機が設置されたのは2023年。つくばまちなかデザインが、市内などの飲食店経営者などによる有志グループ「旨がっぺTSUKUBA」とともに立ち上げた実行委員会のプロジェクトとして設置した。同グループは、コロナ禍による外出自粛が呼び掛けられた2020年に、県内飲食店のテイクアウト情報をフェイスブックで発信していた活動を母体としている。冷凍自販機設置に際して同実行委は、PR費用などに充てるとしてクラウドファンディングを実施し、46人の支援者から56万9590円を集めた。

告知は貼り紙と飲食店グループのSNSのみ

消費期限切れ食品の販売が発覚したのは1月17日。まちなかデザインは同日、「旨がっぺTSUKUBA」のインスタグラムとフェイスブックに掲載した同社名義の「消費期限切れ商品の販売に関するお詫びとお知らせ」で、問題が起きた経緯について「弊社による商品管理不足とコミュニケーションの不調」によるなどと説明し、返金対応を行うとした。同時に、自販機に貼り紙を貼り、購入者に連絡を呼び掛けている。一方で、食品の自販機の設置者であり、商品の管理責任を負うまちなかデザイン自身の公式ホームページや、会社のSNSアカウントでは、2月2日時点で、消費者に対する説明や購入者への呼び掛けは行われていない。

社長「大きな問題は起きてない」

取材に対して同社の内山社長は、今回の経緯について、「旨がっぺTSUKUBA」のSNSに公表した文書を念頭に、「あそこに書いてあることが全て」とし、「体調が悪くなったなど、特段、消費者から問い合わせもなく、大きな問題が起きているということはない。問題等があれば、しっかり発表する」と述べ、問題発生に関する詳細な経緯の説明を避けた。

また、市民からの疑問と不安の声を受けて取材を始めたことを伝えると、「『市民の方から』と言えば、なんでも話さなければいけないのか。その方から直接問い合わせをいただければ、私どもも真摯(しんし)に対応する」と述べた。今後については「保健所の指導を受けながら、誰の責任で、どう行うべきか考えていきたい。再開については、はっきりした段階でお伝えしたい」とした。

複数業務兼ね管理行き届かず

つくば保健所によると、保健所が事態を把握したのは、問題が発覚してから2日後の19日。問題となった冷凍自販機に食品を納入している業者からの通報がきっかけだった。この時点で該当食品の販売は停止されていたが、まちなかデザインから保健所への連絡はなかった。そのため保健所は同日、同社に電話連絡し、同社が保健所を訪問。保健所は食品衛生法に基づき、施設の衛生管理状況や取扱者の衛生教育などを評価する「食品衛生監視指導表」を交付し、事態改善に向けた指導を同社に対して行っている。

同保健所は「自販機の設置者であるつくばまちなかデザインが、納入された商品の管理と自販機への補充を行ってきた」と、設置だけでなく、商品管理もまちなかデザインが担っていたとした上で、問題が起きた経緯については「自販機販売の担当者が、他の複数業務を兼ねていた。人手不足の中で、商品管理が行き届かず、期限切れの商品が販売された」と原因や背景を分析する。

今後、まちなかデザインから提出される改善案を見た上で、改善措置が図られたと判断した段階で、販売再開が可能になるとしている。

今回の「消費期限切れ」について保健所は「食品表示法により、健康被害の恐れから消費期限が切れた商品を販売することはできない。期限が切れた食品は、もう食べられない状態」にあるとし、厳格な管理が必要との認識を示した。一方で、今回販売されたのが冷凍食品であることから重大な健康被害に直結しにくいとの見方を示し、より期限に猶予期間のある「賞味期限」表示が適切だった可能性にも言及した。

市がどう考えているか知りたい 

今回販売された焼き菓子をこれまでたびたび購入してきたという、ブックカフェ「本と喫茶サッフォー」(同市天久保)を経営する山田亜紀子さんは「丁寧に作られていて、安心して食べられるお菓子。美味しくて、好きで食べていた」と話し、自身も食品販売に携わる立場から「食品管理は食中毒を出せば営業できなくなり、経営に直結する問題。一番気を使う部分だ」と指摘する。

さらに「自販機は市民以外も含め誰でも購入できる場所にある。本来、安全を最優先しなければならないはずなのに、食べ物をずさんに扱っている印象を受ける」と不安を口にした。さらに「こうした会社に市が税金を出資している。市としてどう考えているのか知りたい」と話した。

市と会社に説明責任ある

これまで市議会でたびたび同社の経営状況や将来負担などについて質問してきた山中真弓市議は「市は、まちなかデザインに6000万円を出資し、指定管理者に指定して、自販機が設置されている場所を含むつくばセンター広場の管理を任せている。市民の税金が投入されている以上、同社は市民に対して問題を説明する責任がある」と指摘する。

その上で、「自販機が設置されている場所は市の土地であり、市職員が同社の取締役に入っている。市が無関係とは言えない」とし、「市にも、市民に対して説明する責任がある。また、まちなかデザインが食品を扱うノウハウがあるのか、確認する必要がある」と述べた。

市は保健所に委ねる姿勢

一方、つくばまちなかデザインを担当する同市学園地区市街地振興課は今回の件について「(まちなかデザインは)保健所の指導に従ってもらいたい」との認識を示すにとどまっている。(柴田大輔)