土曜日, 1月 22, 2022

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コロナ急拡大、感染対策プラス警備も強化 大学共通テスト始まる

大学入学共通テストが15日、始まった。茨城県内では、7つの大学が会場となり、昨年とほぼ同数の1万2864人が志願した。2日間で6450人が受験予定の筑波大学(つくば市天王台)では午前8時ごろから、受験生が続々と集まり始めた。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染が急速に広がる中、本格的な大学入試シーズンが幕を開けた。 「自分の力を出し切りたい」 試験会場の入り口付近では、冬晴れの空の下で学生服にコートを羽織り、ギリギリまで参考書に目を通す受験生も見られた。入室時間を待つ筑西市出身の高校3年生、高橋悠希さんは「人が集まるのでコロナ感染が心配ですが、ここまでしっかり勉強してきました。自分の力を出し切りたいです」と緊張の面持ちで、言葉に力を込めた。 笠間市在住の山本義則さんは、試験にのぞむ娘さんを大学構内の駐車場まで送り届けた。スマホを向けて記念の写真を撮ると、肩に手をやり「がんばれ」と声をかけ、会場へ向かう後ろ姿をいつまでも見送った。 各教室入口に設けられた消毒液

つくば並木中等5年生コンビ全国大会へ 金融経済クイズ「エコノミクス甲子園」

大学入学共通テストを横目に、第16回全国高校生金融経済クイズ選手権「エコノミクス甲子園」茨城大会で優勝した県立並木中等教育学校(つくば市)の5年生コンビが2月の全国大会に向け、1年早い猛勉強に励んでいる。 茨城大会は高校生への金融経済教育の普及のため、筑波銀行(本店・土浦市、生田雅彦頭取)が開催した。県内の高等学校10校から33チーム66人が出場し、並木中教校5年の河合舞音さんと腰塚茉莉子さんのチーム「金木犀」が優勝。2月27日にオンライン開催される全国大会に出場する。 同級チームで1~4位独占 河合さんと腰塚さんは2020年開催の第15回茨城大会にも出場した仲良しコンビ。前回は入賞を逃したが、出場した同校の4年生チームの中で最高点を獲得したという。この大会で2人が所属するハンドボール部の先輩が優勝したことから「来年は私たちも必ず優勝したい」と決意を固めていた。 全国大会に向け、腰塚さんは「茨城予選では早押しで他チームに競り負けていたので、知識を身に付けるだけではなく反応速度も上げていきたい」と話す。河合さんは「4択問題なので知識を詰め込めばなんとなく解答できるのではないかと思っていたが、茨城予選でそれだけでは正解できないと感じた。知識を深めて全国大会に臨み、優勝を目指したい」とへの意気込みを語った。 金融経済の知識でなく、新聞やニュースを元にした時事問題や、より生活に根ざした家庭科など、幅広く「お金」に関する知識が問われる。茨城大会では並木中教校5年生のチームが1位から4位までを独占した。同校社会科の石本由布子教諭が、クイズ形式で楽しみながら勉強することで経済への興味を持つきっかけにしてほしいと大会参加を呼びかけた。今回は原侑生さんと鈴木ヴィセット健太さんが準優勝、関杏純さんと河野由依さんが3位、枝川龍之介さんと渡辺大晃さんが4位に入った。

映画人・根岸寛一を追って 《映画探偵団》51

【コラム・冠木新市】世界映画史上ベスト10に常々ランクインされる、米映画『市民ケーン』(1941)を久し振りに見た。オーソン・ウェルズが25歳のとき、映画初出演の劇団員と作り上げた監督第1作で、実在する新聞王ハーストをモデルにした伝記映画だ。 オーソン・ウェルズ監督『市民ケーン』 奇っ怪なザナドゥ城で、ひげの老人が「バラのつぼみ」という言葉を残し亡くなる。すると急にニュース画面となり、新聞王ケーンの訃報が流れ、彼の業績が紹介されたあと、突然画面は暗くなり、そこは映写室であることが分かる。新聞経営者が、ケーンが残した「バラのつぼみ」の意味を探れと、記者のトンプソンに指示を出す。 トンプソンは、ケーンの2度目の元妻、後見人サッチャーの回顧録が収められた図書館、仕事上の旧友2人、ザナドゥ城の執事を訪ねる。記者は狂言回しの探偵役なのだが、その描写は後ろ姿だったりして、ほとんど目立たない。目立つのは5人が語るケーン像である。また「君は市民を愛していると思わせて、自分を愛して欲しいだけだ」など、5人が語るケーンの人物評が鋭い。 「バラのつぼみ」の意味は、結局分からぬままに終わるのかと思わせて、ラストシーンで観客だけがその答えを知る。そしてこれまでの物語を振り返ると、強気一辺倒だったケーン像がまた異なって見えてくるから面白い。

外国人材採用へ、ペンギンシステム(つくば)参加  ジェトロ合同企業説明会

人口減少による労働力不足が課題となる中、地方の中堅中小企業に、国内の外国人留学生や海外の大学生など、高度な技術や専門性をもった外国人材を採用する企業が現れ始めている。 日本貿易振興機構(ジェトロ)が中堅中小企業などに呼び掛け、17日から5日間開催する「ジェトロ オンライン合同企業説明会」(文科省、厚労省共催)に、県内からつくば市千現のコンピューターソフトウエアシステム設計開発会社、ペンギンシステム(仁衡琢磨社長)が参加する。 2020年秋からジェトロが年2回開催している合同企業説明会で、今回で4回目。外国人材に特化した企業説明会としては国内最大級の規模になる。今回、採用側の企業は28都道府県から84社が参加する。県内からの参加はペンギンシステムが唯一。 外国人は、3月卒業予定の国内の大学や大学院などに在籍する留学生や、海外に住む大卒者など約1500人が参加する予定だ。前回、2021年秋の第3回企業説明会では、1社当たり平均20人程度のエントリーがあった。 ペンギンシステムはシステムエンジニアを若干名採用する予定だ。仁衡社長は「人口減少社会となり中小企業はどこも人材採用に苦労していると思う」と話す。「ここ10年、コロナ前までは、新卒者の大企業志向が薄れてきて、地元の中堅中小企業にいい流れがきていたが、コロナ禍で大企業志向に回帰するという揺り戻しがきている。中堅中小企業も人材確保が厳しくなり、今までと同じやり方ではいけないと試行錯誤が始まっている」と語る。 「国籍や性別にとらわれずに働く仲間を募集したい」とし、「どの中小企業も他人事ではないと思うので、優秀な外国人を採用したいと考えている中小企業の先駆けになれれば」という。

過程を事実とはき違える 《続・気軽にSOS》101

【コラム・浅井和幸】人はいろいろなことを想像するものです。そして、想像と事実の区別をつけずに、事実とは別のところで怒ったり泣いたりして、苦しんでいることが多々あります。 相手のことを気遣う想像力が足りないからだ、と指摘されることがあります。もちろん、そのような理由もあるでしょう。複数の想定をして、それらは自分が想像した仮説であることが認識できれば、事実でないことでの腹を立ちはないでしょう。 それと同じぐらい、自分の思い込みを足して苦しんでいないかを改めて考えてみると、苦しんでいることの多くの部分がなくなる可能性があります。いろいろな例を羅列しますので、自分自身でどのように対応したいのかを想定してみると面白いでしょう。事実は何で、どこが想像なのか、考えてみてください。 確認して事実と置き換えて進む 私は友人に「今日のランチはカレーを食べるか?」と聞きました。友人は「食べない」と答えました。私は「なんだ、昨日の夜もカレーだったのならば、最初から言ってくれよ」と言う。 友人に送ったラインに「既読」がついたまま返事がない。友人は自分のことを無視している、自分のことを軽く見ている、バカにしている―と怒る。

グリフォン「聖地」土浦に立つ! 14日から機動警察パトレイバー30周年突破記念展

機動警察パトレイバー30周年突破記念 in土浦「TV-劇パト2+」展が14日から、土浦市大和町の市民ギャラリー(アルカス土浦1階)で開かれる。2月13日まで。土浦は、パトレイバーの強敵、グリフォンが製造されたという「聖地」扱いになっている。 ロボット技術による歩行式の作業機械「レイバー」が普及する近未来の東京を舞台に、新設された警視庁のレイバー部隊の活躍を描くアニメ。1988年4月に始まる初期OVAシリーズはじめ、劇場版、テレビシリーズなどが作られた。その30周年突破を記念して2019年、大阪を皮切りに全国4カ所を巡回した「OVA-劇パト1展」が開かれ、多数のファンを集めた。 内容を一新した第2弾の今回は、1989年から90年までNTV系で放送されたTVシリーズ(全47話)、AfterTVとして制作された16話のNEW OVAシリーズ、そして1993年に劇場公開された「機動警察パトレイバー2 the Movie(ザ・ムービー)」に焦点を当てて、制作資料やイラストの展示を行う。 初公開となる制作当時の原画、セル画 作品のキャラクターデザイナー、高田明美さんによって描かれた「TVアニメ版」「機動警察パトレイバー2...

初雪に思う Let it beとLet it go 《遊民通信》32

【コラム・田口哲郎】前略 謹賀新年。初雪が大雪になった年の初めでしたね。雪が降り積もり、いつもの街が真っ白になり、とても新鮮な景色が現れました。雪でいろいろ大変だった方々もおられると思いますが、純白の光景は心が洗われるようでした。 ひたち野うしく駅前のメタセコイヤの並木はイルミネーションが飾られているのですが、雪が降り始めた夜はなんとも幻想的でした。樹氷のようになった木の枝に光の粒が煌(きら)めき、黒い空に映えていました。白い絨毯(じゅうたん)が異世界に来た感覚にしてくれます。 私は「アナと雪の女王」を思い出しました。映画とともに主題歌のLet it goが大ヒットしましたね。ありのままの〜というサビが印象的です。Let it goを思い出すと、ザ・ビートルズのLet it beも思い出します。こちらは1970年発表ですから、2013年のLet it goの43年前ということになります。

市立児童館職員が新型コロナ つくば市

つくば市は12日、市立児童館に勤務する職員1人が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。消毒のためこの職員が勤務する児童館を13日休館とする。 この職員の濃厚接触者については現在調査を進めている。

民間一括売却「明確に賛成」は2.5% つくば市旧総合運動公園 パブコメ分析を修正

パブリックコメント(パブコメ)や市民説明会の結果を受けて、つくば市が11日、市議会高エネ研南側未利用地調査特別委員会(浜中勝美委員長)に示した旧総合運動公園用地(同市大穂、46ヘクタール)の民間一括売却方針について、市は特別委閉会後の同日夜、パブコメの分析を修正し発表した。 特別委にはパブコメに意見や提案を寄せた77人について、具体的施設を提案した57人を「方針案に反対ではない」とくくり、「民間一括売却に明確に賛成」の2人と「具体的施設を提案」の57人を合わせた77%が反対意見ではないとし、「明確に反対」の6人と「反対し具体的施設を提案」の7人を合わせた17%と対比していた。 修正後は、具体的施設を提案の57人を「方針案に反対でない」とくくるのを止め、さらに民間一括売却に「反対でない」77%対「反対」17%の対比を削除した。 パブコメの集計と分析を修正したことにより、市は民間一括売却に「明確に賛成」したのは77人のうち2人の2.5%だったことを認めたことになるが、「一部で反対もあったが、民間事業者による敷地全体の一体的整備の考えは維持する」との方針に変更はないという。 11日の特別委では橋本佳子市議(共産)が再三にわたり、具体的施設を提案した57人を「反対でない」とくくるのを止め、方針を修正するよう求めていた。 一方、特別委で複数の市議から集計結果を記載するるよう意見が出た市民説明会(延べ76人参加)の結果の集計については、示されないままだ。NEWSつくばの取材では、反対意見が大半だった(21年12月11日付)。

新成人の「経済的自立のために」 《ハチドリ暮らし》9

【コラム・山口京子】このほど「経済的自立のために」というテーマで約40分講演しました。春に就職するか大学生になる高校3年生が対象です。①給与明細の見方、②1人暮らしに必要なお金、③クレジットカードの仕組み、④今春からの18歳成年のこと、⑤トラブルを避ける方法―などを取り上げ、収入の範囲で暮らす習慣をつけること、自分の行為に責任を持つことの重要性を伝えました。 給与明細の見方では、記載されている勤怠・支給・控除のほか、社会保険の働きや社会保険料についても説明しました。総支給額から税金や社会保険料を引かれた金額が可処分所得ですが、それは総支給額の8割程度になる―などです。 1人暮らしに必要なお金については、住むための経費(家賃や水道光熱費など)は手取りの3割以内に収めるように、暮らすための経費(各種の生活費など)は同5割以内に収めるように、将来のためのお金(積立金など)は同2割程度を目安に予算化するように―と伝えました。いざという時のために、100万円は貯めるようにとも言いました。 トラブルは専門機関に相談 クレジットカードの仕組みについては、クレジット会社と消費者との立替払契約、クレジット会社と加盟店との加盟店契約、加盟店と消費者との売買契約によって、「クレジットカード契約」が成立すると説明。特徴としては、キャッシュレス・後払い・金利手数料の3点があり、金利手数料の有無とリボ払いには注意するよう促しました。 「18歳成年」については、契約の責任の重さを伝えました。これからは20歳ではなく、18歳になると保護者の同意なしで契約ができますが、契約上のトラブルを避けるために、正確な情報を収集する必要性を強調しました。

「反対は一部」と民間一括売却 パブコメ受け最終方針 つくば市旧総合運動公園用地

つくば市が昨年示した旧総合運動公園用地(同市大穂、46ヘクタール)を民間に一括売却する案について、五十嵐立青市長は11日、パブリックコメント(パブコメ)などの結果を受けて最終決定した方針を、市議会高エネ研南側未利用地調査特別委員会(浜中勝美委員長)に説明した。「一部で反対もあったが、民間による敷地全体の一体的整備の考えは維持する」とし、民間一括売却に向け、今年春か夏にも開発事業者を公募し、2022年度内に売却するとした。 市の説明によると、昨年12月に3回開催した市民説明会には延べ76人が参加し、11、12月に実施したパブコメには77人から意見や提案があった。その内訳は、市の一括民間売却案に①明確に賛成が2人②反対ではなく具体的施設提案が57人③明確に反対が6人④反対し具体的施設提案が7人⑤方向性(賛否)が明確でないが5人だったとした。 その上で、②具体的施設提案の57人は、方針案に反対ではないとし、③明確に反対と④反対し具体的施設を提案を合わせると17%なのに対し、①明確に賛成と②具体的施設提案を合わせると77%になったとした。 その上で、市民から一部反対はあったが、過剰な公共投資をすべきでない、防災拠点など一部公共利用を図る、国や県から利用を求める声がない、取得費の負担や(現状のままでは)税収が見込めないなど財政的憂慮がある、市場性が高まり好機が到来していることなどから、民間に一括売却すると結論付けた。 さらに事業者公募の条件として、売却価格は利子を含む取得原価(68億5000万円)を基準とする、事業者が計画を守るよう10年間の買戻し特約を付けるなど、新たに条件を付けていくことを明らかにした。 一方、11日の特別委では、市民説明会での賛否の人数を明らかにしてないこと、パブコメで具体的施設を提案した57人を「方針案に反対ではない」とくくって、反対意見出ない人が77%だったと結論付けたことに対し、異論が出た。五十嵐市長は閉会後、記者団の質問に対し「(パブコメの結果を)意図的に曲げたり、誘導する意図はない」とした。(鈴木宏子)

パソコンとチェンソーが故障した 《続・平熱日記》101

【コラム・斉藤裕之】昨年11月のこと。突然パソコンが勝手に何かを始めた。それから、スカイブルーの画面に「あとはお任せください…」という自信ありげなメッセージを残して、うんともすんとも言わなくなった。再起動、強制終了。とりあえず、私のできることはそのくらい。 全く今の世の中、大局的にも個人的にも悩みの種の一つはデジタルだ。デジタルがいかに世の中を便利にしてくれているかは分かっているつもりだが、万に一つのエラーがあるとほぼお手上げだ。 そして師走。大方のことは片付いたのだが、最後に頼まれ事が一つ残った。それは知り合いのお宅の月桂樹(ゲッケイジュ)の伐採。最初に下見に行ったのは夏前だったか、月桂樹としてはかなり立派な大きさで、厄介なことにお隣との塀際に生えていて、根元からバッサリというわけにはいかない。段取りを考えつつ冬を待った。 ところが、そろそろ頃合いかなと思って、久しぶりにチェンソーのエンジンをかけてみたのだが、なかなかかからない。わかる人にはわかると思うが、チェンソーのスロットルのひもを引く作業はすぐに反吐(へど)が出るほど疲れる。ほんの数分で汗がにじんでくる。 プラグやエアフィルターを掃除してみたものの、結局、エンジンはかからず。しかし、このまま年を越すのは気が重い。何とか年内に片を付けたい。よ~し、この際、かねてから目をつけておいた、ちょいとお高いチェンソーを思い切って買いに行こう。 暮れも近い風の強い日の朝、まずは月桂樹に一礼。それにしても、最新式のチェンソーは予想以上のパワーと切れ味で、昼前に月桂樹は軽トラいっぱいのぶつ切りの山となった。次の日の朝、すがすがしい充実感と体中の筋肉痛で目が覚めた。

市立学校教職員が新型コロナ つくば市

つくば市は10日、市立学校の教職員1人が9日に新型コロナウイルスに感染していることが分かったとして、この教職員が勤務する学校を11日、臨時休校にすると発表した。同市では10日まで冬休みで、11日から学校が始まる。 この教職員が勤務する学校では現在、接触者の教職員のPCR検査を実施しており、11日に検査が判明する。11日は学校の消毒作業などを実施する。 一方、別の市立学校で8日、教職員1人が新型コロナウイルスに感染していることが分かったが、学校での接触者は全員が陰性だったため、休校などは実施しない。

これでいいのか、太陽光発電 《邑から日本を見る》103

【コラム・先﨑千尋】最近、この近くで目立つモノ。それは太陽光発電のパネルだ。昨日まで田んぼや畑だったこことあそこ。道沿いの山の木が切られていると思ったら、ほどなくパネルが並んでいる。人家に近い所も容赦なし。所かまわずだ。 極め付き(?)は、わが家の南西3キロにできたメガソーラー(1000キロワット以上の発電所)だ。64ヘクタールの山林などをつぶし、地ならしをした。発電量は2万5000キロワットとか。昨年11月に発電が始まっている。わが旧瓜連町の全世帯の電気をまかなって余りがある。 JA常陸の秋山豊組合長は「山林を伐採して造成する太陽光発電所は自然破壊ではないのか。CO2を酸素やオゾンに換える山林をメガソーラーに転換することが温暖化防止につながるのか」と怒っている。だが、農協の力ではこれを止めることはできない。 このメガソーラーに土地を貸した知人に話を聞いた。「集中豪雨の時の水が心配だが、山林を持っていても、木材価格は安く、切れば持ち出しになり、カネにならない。だから、この話が持ち上がったとき、1人を除いて誰も反対しなかったよ」。 水戸市北部で県の外郭団体が大規模なニュータウン建設を進めていた。バブルがはじけ、この構想は途中でストップし、外郭団体は倒産。約半分の土地は太陽光発電の業者に買い取られ、現在は県内で有数のメガソーラーになっている。 集合住宅の前は一面パネルが張り巡らされている。戸建ての住宅の前もパネルの波。自然豊かな、閑静な住宅地になると期待して家を建てた人たちは「こんなはずじゃあ、なかったのに」と唖然(あぜん)としている。

コロナ禍にかみしめる成人式 つくば・土浦で2年ぶり開催

つくば市、土浦市で9日、成人式が開かれた。昨年は新型コロナウィルス感染拡大防止のため中止となり、両市共に開催は2年ぶり。今年は感染拡大防止対策として、つくば市は式典を9日、10日の2日間に分け、それぞれ午前・午後の2部制とし、計4回の各式典への参加者数を絞っての開催となった。入場に際しては、17日に発表された知事からの要請に基づき、ワクチン2回接種済証、もしくは陰性確認の検査済証の提示が義務付けられた。 「君が生きていたなら…」歌詞の一節贈る つくば 式典開始30分前、会場のつくばカピオ前には晴れ着に身を包む数百人の新成人が集まっていた。大穂出身の飯島直人さん(19)は、「成人式が近づく中で、コロナ感染が急激に拡大し、開催できるか不安だった。無事開催できて安心した。久しぶりの友人達との再会がとても嬉しかった」と喜びを表現した。 会場脇のスペースには、筑波大学が昨年開発した、PCR検査ができる国内初の災害医療用水素燃料電池バスが、検査を受ける新成人に応対した。車両開発を担った筑波大学、鈴木広道教授が現場に立ち合い、「今春ごろに予定していた最初の社会実装を繰り上げての実装機会となった」と話す。 参加者へのPCR検査に対応した災害医療用の水素燃料電池バス=同

KEKの初夢? 放射光施設に「ハイブリッドリング」《土着通信部》49

【コラム・相澤冬樹】高エネルギー加速器研究機構(KEK、つくば市大穂)を「高エ研」と呼んでいた1980年代初め、フォトンファクトリー(PF、直訳すると光の工場)というしゃれた名前の施設が運転を開始した。その初代施設長が3年前の冬に97歳で亡くなった高良和武さんで、第3代施設長の千川純一さんも昨年暮れ92歳で逝去された。 KEKが新年5日に、研究成果「放射光源設計の新機軸–ハイブリッドリングによる放射光2ビーム同時利用」の発表をすると知って2人の名を思い出した。フォトンファクトリーこそ放射光施設で、光といっても主にX線を幅広く用いる。その40年目の新機軸ということで、初夢感たっぷりの話が聞けるのではとオンライン記者会見への参加を申し込んだ。 10年かけて建設目指す 高エネルギーの電子など荷電粒子が磁場によって曲げられるとき、電磁波を放射する現象(シンクロトロン放射)が起こる。エネルギーのそろった強力なX線を得られることから、高良さんらは分子・原子レベルの構造解析や微細加工に利用できると目をつけた。PFは国内最初の放射光利用の専用施設として1982年にファーストビームの発生に成功、以来40年の長きにわたり、大学の基礎研究から企業の応用研究まで、幅広く活用されて成果を挙げてきた。 発表資料には、KEK加速器研究施設の原田健太郎准教授、小林幸則教授、KEK物質構造科学研究所の船守展正教授(放射光実験施設長)らの研究グループが、新概念による放射光源施設「ハイブリッドリング」を考案したとある。今のところ、線形加速器と蓄積リングとを組み合わせた新しい放射光源のアイデアの提案で、予算化や建設・稼働の時期などに見通しをつけたものではない。2030年代前半までにPFの後継施設の建設を目指しているという。 40年の間に、日本の放射光施設は11光源を数え、極めて高い輝度を得られるSPring-8が1997年、播磨科学公園都市(兵庫県)に稼働開始するなどし、「第4世代」に突入した。「第3世代」のPFは2つめの光源加速器PF-ARを設けるなど改良を加え、現在も一線級の放射光施設として運用されているが、輝度偏重から脱却し、汎用性と柔軟性を実現する方向に転換しようとしている。

《吾妻カガミ》123

【コラム・坂本栄】「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます」「(希望も込めて)2年続いたコロナ禍も今年は収まるのではないでしょうか。縮こまっていた消費が活気づき、経済はV字回復すると思います。心配は、自信過剰気味の中国と焦り気味の日米欧がうまく折り合っていけるかです」「『NEWSつくば』は立ち上げてから4年がたちました。全国紙や研究者からも注目され、地域に必要なメディアに育ちつつあります」 以上は、私の年賀状からの転載です。改めて、今年も本サイトへのご支援、よろしくお願いします。 原稿料を昨年12月からアップ! 「登録されているライターは、記者経験者が5人、市民記者が15人ぐらいです。市民記者は、大学教授や大学生を含む、いろいろな分野の人が参加しています。記者経験者は、元地域紙、元専門紙、フリージャーナリストと多彩です」「市民記者には車椅子記者もおります。元筑波大生で、主に身障者問題をリポートしています。朝日新聞がその取材活動に関心を持ち、10月20日付朝刊の『ひと』欄に紹介されました」 以上は、私が属していた通信社のOB会報へ送った近況報告からの抜粋です。車椅子記者・川端舞さんの取材・執筆ぶりについては、「ひと」欄から少し引用させてもらいます。 「取材する時は介助者がメモをとるが、質問は必ず自分でする。介助者に任せることはできるが、同じように言語障害のある人でも、気兼ねなく話せる社会になってほしい―その思いが勝る」「執筆は左手の人さし指1本でパソコンを打つ。障害者や貧困世帯支援に目を向け、昨年2月以来約50本の記事を書いた。報酬は1本6000円。その中から取材を手伝う介助者への報酬も支払う」

年越し売り出し中 そば焼酎「土浦小町」【人と仕事の回顧録’21】5

土浦市農業公社企画 明利酒類の製造販売 主原料に土浦産常陸秋そばを全量使用したそば焼酎「土浦小町」は、土浦市農業公社(同市永井)が企画し、明利酒類(水戸市)に製造と販売を委託。11月1日の発売以来、売れ行きは好調で、製造元の明利酒類では歳暮需要期を待たずして12月中旬に早くも出荷終了。残るは各小売店の店舗在庫のみとなっている。 常陸秋そば原料に 商品名の「土浦小町」は、土浦市新治地区に残る平安時代の歌人・小野小町の伝説にちなむ。お披露目が予定されていた土浦の花火大会(11月6日)の開催中止で、当初の思惑は外れたが、商品自体の話題性と品質の高さから滑り出しの売れ行きは上々。問屋筋からも「ぜひ来年もまたお願いしたい」と要望が相次いでいるという。 「土浦小町」(左)取り扱いの小町の館・阿部百合子さん。そば粉や外殻をむいた「丸抜き」のそばの実も販売する(土浦市小野)

11月の有効求人倍率1.34倍 2倍超は土浦管内だけ 茨城労働局

茨城労働局(水戸市)は28日、茨城県内の雇用情勢の概況(11月分)を発表した。有効求人倍率(季節調整値)は1.34倍、前月より0.01ポイント下回り4カ月連続の減少となったが、前年同月(1.23倍)より0.11ポイント改善した。全国平均は1.15倍で、1.34倍は全国14番目、関東1都6県では最も高い。 茨城労働局発表発表資料 同局では「県内の雇用情勢は、求人が求職を上回って推移し一部に持ち直しの動きが見られるが、求人は弱含んでおり、新型コロナウイルス感染症が雇用に与える影響を引き続き注視していく必要がある」としている。 新規求人は6月連続増加 11月の新規求人は、前年同月に比べ12.3%増の1万8250人となり、6カ月連続の増加となった。主要産業別でみると、前年同月比で「学術研究、専門・技術サービス業」42.8%増、「製造業」41.6%増、「運輸業、郵便業」36.8%増、「建設業」20.8%増ーなどで増加した。

シャッターは「触る」もの 《写真だいすき》3

【コラム・オダギ秀】公園を散歩していたら5歳くらいの元気な子が来る。で、いつも腰のポーチに入れている小さなコンパクトデジカメを向けた。アマゾンで、3500円で買った中古の小さなカメラだ。それを見て、その子が叫んだ。「うわぁ、大きなカメラ」。 その子の世代にとって、カメラと言うのは、スマホの後ろの5ミリほどの丸い穴、レンズのことなのだろう。だから、写真を専門に撮る機械なんて、大きな驚きの物体だったのかも知れない。 ある日、ボク自身を撮ってもらおうとして、若い人に、ボクのコンパクトデジカメを渡した。ここがシャッターだよ、と教えて。何枚も撮ってもらったつもりで確認したら、1枚も写っていない。「シャッター押してくれたよね?」と尋ねたら、「もちろん、ちゃんと触りましたよ」と言う。いまの一般の若者たちにとって、カメラのシャッターとは、「押す」ものではなく、「触る」だけでいいものなのだ。 時代の変化に少しショックを受けているボクは、最近、小さなカメラを買った。コンパクトデジカメの半分もない小さなカメラだが、結構使われていると聞いたからだ。そう思って気を付けてテレビなど見ていると、なるほど、よくこんなところで撮影しているなというような場面では、そんなカメラを手首に着けたり首に下げたり、ヘルメットに着けている。「ヒロシのぼっちキャンプ」だって、車のフロントに2台も着けているじゃないか。 時代の変化に愕然 日本製名器カメラとして定評があったニコンも、年内にはメイドインジャパンではなくなるという。国内生産はすべて止め、タイ工場に移るそうだ。だからというわけでもなかろうが、スタッフがボクに尋ねた。「冷蔵庫の中から外を、一眼レフのニコンカメラで撮れますか?...

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「しゅぅ〜ぅ〜シャッ」 《写真だいすき》4

【コラム・オダギ秀】「今日はチャチャ」かな。「しゅぅ〜ぅシャ」かな。仕事に行く前には、こんな会話がされていた。これ、なに? 昔、カメラは暗箱なんて言い方をしていたが、そんな時代のこと。 昔、カメラのレンズの前には、ソルントンシャッターというようなシャッターを取り付けた。外付けだ。 ネジが付いていて、巻くとシャッター幕という黒い布がレンズに入る光を遮った。それにはゴムの管と球が付いていて、ゴム球を握ると黒い布は光を通し、ゴム球の握りを離すと、また黒い布が、レンズに入る光を遮る仕掛けになっていた。 つまり、カメラのレンズから入る光を入れたり閉じたりした。それがシャッターだったのだ。 年配の方なら覚えがあるだろう。学校で記念写真を撮るときなど、写真屋さんは「はあい、撮りますよう」とか言って、手に何かを持って握っていたことを。あの持っていたのが、シャッターを開け閉めするゴム球だ。 今のカメラは、そのシャッターを、電子機構などによって、カメラに光を入れる時間を数百分の一秒とか数千分の一秒とかにコントロールしている。カメラやフィルムの感度も、比較にならぬほど高くなった。

当初、口外禁止を条件に和解提案 名誉棄損訴訟で五十嵐つくば市長

訴えられた亀山元市議が会見 五十嵐立青つくば市長が、前回の市長選前に新聞折り込みで配布されたチラシ「つくば市民の声新聞」を発行した「つくば市民オンブズマン」代表の亀山大二郎元市議を相手取って、市長選直後の2020年11月、名誉や社会的評価を著しく棄損されたなどとして慰謝料と謝罪を求める訴訟を起こし、今年1月に取り下げた問題で、訴えられた亀山さん(80)が21日、記者会見を開いた。 非公開で行われた21年5月から12月まで計6回の弁論準備手続きの経緯を説明し、五十嵐市長側が当初、訴訟内容を第三者に口外したり、論評しないことを条件に訴訟を取り下げてもよいと、亀山さん側に和解を提案していたことを明らかにした。2回目の弁論準備手続きが開かれた6月に五十嵐市長側から提案があった。亀山さん側は、名誉棄損の訴えに対し全面的に争うとして答弁書と準備書面を出していたが、その際、五十嵐市長側からの反論はなかった。 亀山さんは「けんかを仕掛け、記者会見など公の場で(亀山さんを)非難しておきながら、分が悪くなったら、訴訟を取り下げてやるから、その代わり論評や批判を一切するなというのはあまりにも身勝手で傲慢な提案だとして、取り下げに同意することを拒否した」としている。 すると五十嵐市長側は、9月の第4回弁論準備手続きで、公選法の虚偽事項公表罪に該当すると訴えを追加した。これに対し亀山さん側が再び全面的に争う内容の準備書面を出すと、五十嵐市長側から反論がないまま、昨年12月に、これ以上、立証活動を行い、主張を維持することは困難だなどとして、取り下げが提案された。今回、取り下げの条件は一切なかった。 亀山さんは「この訴訟で最も傷つけられたのは亀山であり、和解案に謝罪の一言があってしかるべきだった」と話し、訴訟の間、発行を休んでいた市民の声新聞を近く発行して、今回の訴訟の詳細な内容を市民に知らせ、さらに2期目の五十嵐市政を厳しくチェックしていきたいと強調した。

真壁のイシ会と日仏の医師会 《くずかごの唄》101

【コラム・奥井登美子】床屋さんの看板で青と赤がぐるぐる回っている。フランスのアンブロワーズ・パレは、床屋から医者になり、4代の王様の主治医になった歴史的人物。私も薬史学会の見学会に参加し、パレがいたオテルデュ病院(パリ)に行ったことがある。赤は動脈、青は静脈の象徴である。 日仏薬学会は、日仏医学会とも昵懇(じっこん)の間柄であった。1990年、仏医学会の希望があり、日仏医学会で「アンブロワーズ・パレ生誕400年祭」を記念して、日本外科学会から日本の古代型石灯篭を送ることになったらしい。 日本の王様、天皇陛下に歴史上初めて手術をなさった手術医は森岡恭彦先生。その先生がある日、奥井薬局に飛び込んで来られた。 「石灯籠の製作は真壁町だそうです。行ってみたいのでよろしくお願いします」 パレに捧げる記念品を、日本の王様の主治医が真剣に探している。五所駒瀧神社(ごしょこまがたきじんじゃ、桜川市真壁町)の櫻井崇さんが石工の加藤征一さんを紹介してくださった。 「そちらが医師会ならこちらもイシ(石)会です。同じイシ会としてぜひ協力させてください」

名誉棄損訴訟を取り下げ 五十嵐つくば市長、FBで公表

五十嵐立青つくば市長が、前回の市長選前に新聞折り込みで配布されたチラシ「つくば市民の声新聞」に対し、名誉や社会的評価を著しく棄損されたなどとして、発行した「つくば市民オンブズマン」代表の亀山大二郎元市議を相手取って、慰謝料や謝罪を求めた裁判(2021年2月17日付)で、五十嵐市長は20日、自身のフェイスブック(FB)で、訴えを取り下げたことを明らかにした。一方、訴えられた亀山元市議は21日、記者会見を開く。 FBで五十嵐市長は、旧総合運動公園用地について「そもそも公約は『返還』でなく『返還交渉』でした」など、市民の声新聞の記述が事実と違うとする点を8点、具体的に列挙した。その上で、訴えを起こした理由を「公正な選挙のあり方に問題になると考え提訴に及んだ」と改めて述べ、取り下げの理由を「意図的に虚偽あるいは事実を歪曲(わいきょく)したものであることの立証は困難だったと判断」したためと説明した。 具体的には、裁判で亀山元市議側から「(市民の声新聞は)政策批判という性格のものが大部分で、個人の名誉を棄損するとは言い難い」との指摘があり、裁判所もそれを支持する姿勢だったことを挙げた。 これを受けて五十嵐市長側は続いて、公職選挙法の虚偽事実公表罪に当たると主張し訴えを追加したが、同罪は、故意に虚偽あるいは事実を歪曲することを知っていて公表したことが対象であるため、「立証は困難だとの判断に至った」などとFBで説明している。 その上で「虚偽の内容があっても、それが『政策の批判』と現在の法制度で解釈することが成立するのであれば、それは受け入れるしかない」「相手方が『虚偽と分からずに事実だと信じていた』と言えば、具体的証拠を出さない限り虚偽事実の公表は成立しないという仕組みも受け入れるしかない」など、取り下げの理由を説明した。 一方で「提訴時点で検討が不十分であったことは反省している。亀山氏に応訴の負担をお掛けしたことについても申し訳なく思っている」などと陳謝しながら、「(亀山元市議が)メディアの取材で『私の調査不足で一部が違うことは認めます』と答えていたこともあり、訴訟に一定の意義はあった」などとも指摘している。