木曜日, 4月 2, 2026
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つくば市職員2人が新型コロナ感染

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つくば市役所

つくば市は25日、同市の公立保育所職員と、し尿処理施設職員の2人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。

市幼児保育課によると、保育所職員はすでに感染が判明した陽性者の濃厚接触者で、PCR検査を実施し、24日陽性が分かった。現在、本人に症状はないという。保育所の職員や子供たちなどに濃厚接触者はいないが、念のため25日と26日の2日間、保育所を休所とし消毒作業を実施する。

一方、市サステナスクエア管理課によると、し尿処理施設職員は、同市菅間のサステナスクエア南分所の50代男性職員。数日前から発熱があり、23日から入院している。入院時にPCR検査を実施したところ、感染が分かった。職場には男性職員を含め計5人が勤務し、男性職員は20日まで出勤していることから、同じ職場の4人も26日以降、PCR検査を実施する。男性職員は事務職のため、し尿を搬入する業者との接触はないという。同南分所は26日と27日の2日間、休所とし、この間は同市水守のサステナスクエア(ごみ処理施設)で、し尿の搬入を受け付ける。

《県南の食生活》19 保存性が高い野菜カボチャ

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【コラム・古家晴美】少々、先のことになるが、正月までに10日ばかり残すころに、1年のうちで昼が最も短くなる「冬至」がやって来る。このときにカボチャを食べてきた地域は多い。カボチャを粥(かゆ、岩手県)や小豆汁(あずきじる、鳥取県)に入れる所もあるが、多くの地方では、砂糖や醤油を加え甘く煮たものを、この日に食べると中風にならないと言われている。茨城県内でも、同様の慣習は広く見られる。

カボチャはアメリカ大陸原産のウリ科の植物だが、16世紀にポルトガル船によってカンボジア経由で日本にもたらされたことから、この名がつけられた。

その野菜がどこで中風と結びつくのか明確な証拠はない。一つの可能性として考えられることは、冬至に食べられる自家用国産カボチャは、ある程度、季節外れの希少性を帯びていたという点だ。夏~初秋に主に収穫され、2~3カ月とっておくことができる保存性が高い野菜だ。

しかし、さすがに12月半ば過ぎとなると、寒冷地域では5個のうち1~2個が腐っていなければよい方で、納屋の隅に転がっているものを持って来て冬至に煮て食べた、との記録も散見される。

旬をうろ覚えの現代人にとって、旬を外した農作物の価値というのは実感が湧いてこないかもしれないが、24節気に当たる「冬至」の季節の変わり目に、カワリモノを食べるということは、新たな力を得るとともに厄払いの意味があったのかもしれない。

瓢箪から駒の「江戸崎かぼちゃ」

ところで、県南で「カボチャ」と言えば、「江戸崎かぼちゃ」を思い浮かべる方も多いかもしれない。江戸崎(現稲敷市)で出荷用のカボチャを生産し始めたのは、昭和40年代のことだ。

「江戸崎かぼちゃ」誕生には一つのエピソードがある。昭和44~45年ごろ、複数産地からのカボチャの出荷が重なり、値崩れの可能性があった。そこで、江戸崎では、これを避けるため、通常、着果後45日で収穫し1週間追熟させて出荷していたものを、50日くらいまで先延ばしに完熟させてから収穫した。

まさに「瓢箪(ひょうたん)から駒」で、これを食べてみたら、甘くておいしいカボチャになっていることが判明。それから約5年かけて、着果後55日の数字を割り出したという。「江戸崎かぼちゃ」は現在、厳しい基準をクリアし、地理的表示保護制度(GI)に登録され、ブランドを確立した茨城県自慢の一品だ。

今年の冬至は、奮発して「江戸崎かぼちゃ」を買って、中風除けとともにコロナの厄払いをしてしまおうか。(筑波学院大学教授)

文化に触れたらお茶しない? 土浦で「@カフェ」始まる

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「@カフェ」のきっかけとなったカフェ胡桃=土浦市中央

【伊藤悦子】土浦市の文化施設と市内カフェのコラボ「@(あと)カフェ」が12月1日から始まる。市立博物館(同市中央)、上高津貝塚ふるさと歴史の広場(同市上高津)、市民ギャラリー(同市大和町)を利用したあと、チケット半券など入館証明を持って協賛の喫茶店やカフェに行くと、各店のオリジナルサービスが受けられる。

NPO法人まちづくり活性化土浦(同市中央、大山直樹理事長)が企画した。好きなドリンク50円引きや、1000円以上の利用で10パーセントオフなどのサービスが用意されている。

各種サービス提供に17店参加

土浦市立博物館
土浦市立博物館入館料は一般105円、小中高生50円

企画の原案を考えたのは、カフェ胡桃(くるみ、同市中央)の店主石島良修さん(40)。土浦で生まれ育った石島さんは、子供のころ博物館でよく遊んだという。「当時は50円で入館できたのでしょっちゅう行っていた。館内ではクイズなどがあって本当に楽しかった。年を重ね、何か恩返しがしたいと思っていた」

石島さんは「建物も立派で展示もよいものばかり。たくさんの人に行ってほしい」との思いから、博物館に行った人にお店でサービスしたいと考えた。

そこで、同法人事務局長の小林まゆみさんに相談、賛同した小林さんが市に打診したところ、快諾を得、上高津ふるさと歴史の広場、市民ギャラリーも企画に加わった。キララちゃんバス運営の同法人が協賛店を募り、運行ルートの沿線を中心に17店から参加を取り付けた。

石島さんは「17店も参加してくれたと知って驚きうれしかった」という。「新型コロナ感染対策はアルコール消毒や密にならない対策など、どのカフェもしっかり行っている。土浦の文化に触れたあとはカフェでゆっくりしてもらえれば」と参加を呼び掛けた

@カフェ実施は12月1日から22年3月31日まで。サービス内容は店舗によって異なる。博物館・上高津ふるさと歴史の広場、市民ギャラリーのチケットなど入館証明が必要。利用日から1カ月以内のチケットが利用できる。協賛店は随時募集している。

11月21日現在の協賛店は次の通り(順不同)

▽カフェ胡桃(中央1-14-4)▽城藤茶店(中央2-15-8)▽カフェ・ドゥ・ランクル(中央1-12-15)▽ヴェルデ(桜町3-14-16)▽未来氷カフェ(大和町3-18)▽和風カフェしゅしゅ(大和町9-1)▽タリーズコーヒー(有明町1-30プレイアトレ土浦1階)▽ナナイロイートアットホーム(有明町1-30プレイアトレ土浦2階)▽スロージェットコーヒー(有明町1-30プレイアトレ土浦3階)▽パルケ(生田町5-17)▽ニコニコ珈琲(下高津1-21-50-103)▽コーヒーハウスアモル(大岩田1771-1)▽洋食キッチンツカダ(上高津916-1)▽おうちカフェ Try Try Try(トライトライトライ)(桜ケ丘町13-3)▽ニューシャルム(真鍋新町18-13ピアタウン内)▽カフェ&スタジオマナ(千束町9-3)▽喫茶ロータス(蓮河原新町13-24)

問い合わせは、まちづくり活性化土浦(電話029-826-1771)

《続・平熱日記》75 画家の目「老眼思考」

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【コラム・斉藤裕之】自分の絵が掛かっている以外何もないギャラリーでじっとしているのは正直耐えられない。しかし有難いことに、このギャラリーはカフェに併設されている。いつものカウンター席でコーヒーを飲みながら客人を待つことができる。

平熱日記展も終盤にさしかかったころ、「若い女性がいらしてますよ」とオーナーに耳打ちされた。はて、若い女性に知り合いはいない。なにせ、日ごろ付き合う女性はおおむね16歳以下か50歳以上なのだから。それでも、もしかしたら知り合いかもしれないと声をかけてみた。

やはりはじめてお目にかかる。聞けば、ご自身は日本画をお描きになるそうで、私の絵はネットで知ったとか。ほぼ娘と同じ年ごろで、電車に乗ってやってきたとのこと。絵についてご質問を受けたが、「肩の力が抜けていてとてもいいですね」と褒められた。「はあ、なにせ平熱日記というぐらいですから…」。

時を同じくして、もうひとりの女性が入ってきた。知り合いの絵描きさんだ。私が小さな絵を描くからだろうか、最近目が悪くなったという話になった。

「私なんかほぼぼんやりした世界で暮らしていますが、それはそれでいいと思っているんですよ」。事実、老眼のせいで新聞以外の文字は読まなくなったし、視力も多分衰えているので、若いころのように鮮明な世界にはいない。だから、たまに老眼鏡でテレビの画面に目をやると、映っている人の歯茎さえも鮮明に見えてドキッとしてしまう。

だが、実は見える世界だけではなく色んなことがぼんやりしていて、世間が私から遠ざかっていくようだ。

例えばテレビの中の人の名前もわからない。新聞の広告チラシもわが身にほとんど関係ない。野球やサッカーの勝敗も気にならないし、はやりの歌も右から左へ流れていく。実はそれが妙に心地よい。「老荘思想」ではないが、私の「老眼思考」である。

あっけらかんとした絵

私の故郷の絵描きさんで松田正平という人がいる。山口県の瀬戸内海に住まわれて、周防灘をテーマに絵を描かれ、ずいぶんと長生きをされた。お目にかかったことはなかったが、それこそ、これ以上力の抜けた絵を描く人がいるだろうかと思うほど達観した絵を描かれる。

あるとき、大学の尊敬する先生が松田正平さんの絵を褒められたのを覚えていて、私もいつかこのぐらいあっけらかんとした絵を描きたいと思ったことがある。

絵はある意味で、画家の眼を通した世界であるともいえる。その世界観を共有できたとき、つまりそれがリアリティというものだ。

「また発表されることがありましたらご案内ください」。そう言って若い女性は出て行った。「もちろんです」。われながら弾んだ声で答えてしまった。マスクをしていたということもあって、すでに彼女の顔はぼんやりとしか覚えていないが…。(画家)

つくばFCレディース、なでしこリーグ2部に加入の方針

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試合終了後に観客に向けてあいさつする、つくばFCの石川慎之助代表=22日、つくば市山木のセキショウチャレンジスタジアム

【崎山勝功】女子サッカー、つくばFCレディース(事務局・つくば市稲岡)の石川慎之助代表は22日、なでしこチャレンジリーグEAST(イースト)の今季最終戦を終えての観客あいさつで、来年秋から発足する女子プロサッカーリーグ「WE(ウィー)リーグ」参戦をめざし、まずは全国リーグのなでしこ2部リーグに加入する方針を示した。

現在は3部相当のチャレンジリーグ所属のつくばだが、WEリーグのスタートに伴うリーグ再編で、「希望すれば、なでしこ2部には上がれる」(石川代表)状況という。取材に石川代表は、なでしこ2部入りには「改めて年会費と入会金が必要。リーグの年会費がトータルで1000万円ほど増える。それをどうねん出していくかがクラブの課題になる」と語った。

WEリーグは、2021年秋から参加11チームで発足する女子プロサッカーリーグ。日本の女子サッカー界ではこれまで、アマチュアリーグのなでしこ1部リーグが最高峰扱いだったが、WEリーグがなでしこリーグの上位に位置付けられる。

10月15日時点で、WEリーグにはなでしこ1部リーグ所属の日テレ・東京ヴェルディベレーザ(東京都)など計11チームの参入が承認された。これに伴いなでしこリーグは、これまでの「1部・2部・チャレンジリーグ」から、1部・2部に再編される案が出ており、加盟チームの大幅な入れ替えが起きると予想されている。

ホームゲーム最終戦は0-4で完敗 リーグ5位

つくばFCレディースは22日、つくば市山木のセキショウチャレンジスタジアムでホームゲーム最終戦に臨み、静岡SSUアスレジーナ(静岡県)に0―4で完敗した。最終節の第10節を終え、同レディースの通算成績は1勝4分5敗で、同リーグ参加6チーム中5位が確定した。

【つくば―静岡】後半45分、最後まで静岡陣地内で競り合う、つくばFCレディースのMF藤井志保(青色ユニホーム)=同

つくばは前半18分、静岡に先制点を許した。MF岸川りなが相手陣地に切り込むも堅守に阻まれ、同41分には静岡に2点目を奪われた。

後半も10分と同22分に静岡に得点を決められ点差が広がった。主将のMF菊地さやか、ゲームキャプテンのMF藤井志保、MF廣田愛たちが果敢に攻め上がったが得点には至らず、ホームゲーム最終戦は0-4の完敗で終わった。

試合後、菊地主将は「ホーム戦で勝利が無かったので勝ちにいくぞと、まとまっていたと思う。相手の方がゲームを支配していたし、私たちも反省する余地がある」と試合を振り返った。

小山勇気監督は約110人の観客を前に「本当にこの1年間応援してくださり、ありがとうございました」と感謝の意を示した。

コロナ禍に見舞われた今シーズンの試合運営について、石川代表は「選手が不安の中、シーズンを通してコロナを気にしながら試合をやっていた。病院勤務の選手もいるし大変な状況の選手もいた」と困難だった状況を振り返った。

《邑から日本を見る》76 いきなり権力者が出てきた

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常陸農協瓜連支店でのそば打ち講習会

【コラム千尋前回取り上げた日本学術会議の任命拒否問題。初めは「総合的、俯瞰(ふかん)的に判断した。6人を外したのは人事のことだからその理由は言えない」と木で鼻をくくったような、説明にならない説明を続けてきた菅総理。だが国会の論戦などで少しずつ化けの皮がはがれてきた。

10月26日の国会開会の日、菅総理はNHKの「ニュースウオッチ9」に生出演した。その終わり際に、「説明できることとできないことがある」とキャスターをにらみつけた。翌日、内閣広報官からNHK報道局に「総理、怒っていますよ。あんなに突っ込むなんて、事前の打ち合わせと違う」という電話がかかってきたという(『週刊現代』11月14、21日号)。

前回、「私たちに説明できないことを、総理が自分の判断でやってしまう」ことは恐ろしいことだと書いた。広報官がNHKにクレーム電話をかけたことはもっと恐ろしいことだと思う。異論を許さない空気をつくり、電波を意のままにしようとすることだから。

国会の質疑では、任命拒否の理由を「総合的、俯瞰的な活動を求める」から「多様性が大事」に変わり、さらに日本学術会議は「閉鎖的で既得権益」だとし、支離滅裂、それぞれの答弁はつじつまが合わないことが暴露された。

また政府に、安全保障関連法や特定秘密保護法に対する過去の言動を問題視し、「学術会議内で『反政府』の影響力を行使することを危惧した。学術会議を政府批判の先鋭的な集団にさせてはならない」という考えがあることも報道されている。6人の業績が学術的に劣ると判断したのではなく、政府に楯突くとこういうことになるという見せしめであり、人格の否定でしかない。

作家の保阪正康さんは「明治、大正、昭和にかけて最高権力者が前面に出て学者をパージすることはなかった。これほどわかりやすい形で任命拒否をする中に菅首相の傲岸(ごうがん)さ、市民意識の欠如、すべてが象徴されている」と言っている(『世界』12月号)。「煽動(せんどう)者、攻撃者、威圧者が出てきて、最後に権力者が出るのが普通だが、いきなり権力者が出てしまった。本丸は学術会議潰し」とも語っている(同)。

政府は好き勝手なことをできる!

もう一つ、今回の任命拒否で問題なのは、学術会議から推薦があった者を政府が法律上拒否できるのかということだ。政府はこれまで「形式的な任命を行う」と国会で答弁してきた。今回はそれをひっくり返し、「必ずそうしなければならないというわけではない」と言っている。

解釈は変えていないと言っているのだ。「法律にはこう書いてあるけれど、必ずそうしなければいけないというわけではない」。政府はなんでも好き勝手なことをできる。それは法治国家ではない。過去の政府答弁を覆すのなら、明確で具体的な理由を説明しなければなるまい。

政府が日本学術会議の人事に介入したいのなら、それを可能にする法改正を行えばよい。あのヒトラーですら、「全権委任法」の制定など、形式的には整えていた。法律に書いていない任命拒否の理由を認めてはいけない。元通産官僚の古賀茂明さんは「日本学術会議が犯罪者を会員候補に推薦した場合でも、菅首相は任命を拒否してはならない」と言っている(『週刊朝日』11月20日号)。(元瓜連町長)

夜空を埋めるスカイランタン つくばJC演出のクライマックス

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夜空に舞い上がるスカイランタン=つくば市小田城跡歴史ひろば

【相澤冬樹】クライマックスは最後にやってくる―つくば青年会議所(JC、神田哲志理事長)の「つくばの夜空に輝きを」が22日、つくば市小田の小田城跡歴史ひろばで開かれた。市内全域から集まった100組以上の親子が、思い思いの祈りや願いを込めたスカイランタンを放って、深まる秋の夜空に浮かべた。

イベントは、つくばで初めての企画。参加者が願いや絵画を描き込んだランタンの中に、電飾と風船を仕込んで夜空に放出するスタイルで行われた。風船はヘリウムガス入りだが、手元の紐で結んで会場外へは飛んでいかないようにした。

1月-12月を事業年度とするJCにとって、春先からコロナ禍に見舞われた20年度はつらい展開となった。まつりつくばをはじめとするイベントの中止が相次ぐ一方、善後策を協議しようにも対面での会議や相談もままならない状況。やっと11月になってめぐってきたこのイベントは「最後のチャンス」となった。

感染対策から「密」になりやすい研究学園地区での開催を避け、参加者間の距離がとれる広い会場を探して、同歴史ひろばを選定。開催が決まっても、事前の広報は行えず小学校を通じ親子100組限定で募集をかけるなど慎重に進めた。しかし、応募は1日で所定数に達してしまう反響ぶりだったという。

神田理事長は「こういう機会だからこそ周辺地区での開催に目を向けられたし、親子して1日を楽しむイベントを待望していたことも分かった」と会場で陣頭指揮に当たった。

コロナの終息を願うランタンを作ったつくば市の姉妹=同

22日は午後2時からの開催で、参加者にはマスクと検温を義務付けて入場させた。「コロナ退散」ばかりでなく、「メリークリスマス」も「合格祈願」もありのランタンアート。作り終えると、後は日没を待つだけ。市内から家族5人で来た青木さん一家は「距離を大きくとってランタンづくりをさせてもらえてひとまず安心した。最後まで楽しみたい」という。

そんな会場を盛り上げたのは筑波大学のYOSAKOIソーランサークル「斬桐舞(きりきりまい)」。メンバーが交代でステージを務めた。同サークルも、学園祭やまつりつくばなど市内外のイベントが激減し苦境に立たされた。練習もオンラインで重ねるという試練のなか(9月13日付)、学年最後の出演機会になるかもしれないというイベントで熱演をみせた。

筑波大学のYOSAKOIソーランサークル「斬桐舞」のパフォーマンス=同

日没は午後4時半過ぎ。参加者は次第に増え300人を超す盛況となった。参加者らは列を作って互いの距離を十分にとり、カウントダウンから一斉にランタンを放った。舞い上がったランタンの光は明るさを増し、寄り添うように上空を埋めた。

上弦の月が高みに輝く秋の夜空を見上げ、参加者らは「最後は感動だったね」「このイベントは記憶に残る」などと口にし、コロナ禍からの浮揚を願っていた。

創作紙芝居「花火物語」を初披露 土浦の石原さん、締めは神龍寺で

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「土浦花火物語」を披露する石原さんは「土浦の人の元気と笑顔の応援団」を自任する

【池田充雄】土浦市自慢の花火「全国花火競技大会」を紹介する創作紙芝居が、同市内外を巡回する形で開かれている。21日に土浦駅前うらら大屋根広場で開催のイベントを皮切りに、12月まで4カ所での上演が予定されている。

土浦市の壽(ことぶき)ちんどん宣伝社座長、石原之壽さん(61)による街頭紙芝居活動。21日の子ども広場イベント「つちうら駄菓子屋楽校」のステージでは、マジックや腹話術、ちんどんショーなどが繰り広げられるなか、「土浦花火物語」が初披露された。

土浦が誇る「土浦全国花火競技大会」を紹介する。大会の歴史や概容のほか、見どころになっているワイドスターマイン「土浦花火づくし」や日本3大花火と並び称される新潟・長岡や秋田・大曲の大会との関係など、幅広い内容を会場に集まった親子連れに熱く語りかけた。

作品の構想は以前からあったが、コロナ禍を契機にこの春から本格的に取り組んだ。「今年の花火大会は開催できそうにないなと感じ、だったら自分が紙芝居で打ち上げようと作り始めた。周りを見て自分にできることをするという姿勢をコロナに気付かせてもらった」という。作画の上渕翔さんはじめ、花火鑑賞士の小泉裕司さん、土浦ケーブルテレビの花火中継で解説を務めた湯原洋一さんなど、大勢の大会関係者の協力で完成させた。

つちうら駄菓子屋楽校で、子どもたちを引き連れて練り歩くちんどん隊=21日、土浦市大和町

「今日もコロナの影響で難しさがあったが、大勢の人が来てくれてよかった。今の時代、私たちのような活動が必要ではないかと思う。昭和から平成、令和になりアナログからデジタルへと環境も大きく変わってきた中で、人と人がリアルに出会い、学び楽しむことの重要性を感じている」と石原さん。「私自身も人が集まってくれる喜びが大きくて活動している。土浦の中で楽しさや元気を創造する大きな磁石になりたい」とも話す。

土浦をテーマとした創作紙芝居は「ツェッペリン伯号物語」「カレーフェスティバル物語」に続き3作目。地域に根差した活動を目指している。来夏のお披露目に向け「霞ケ浦物語」にも取り組んでおり、ゆくゆくは予科練(海軍飛行予科練習生)の話なども今の子どもたちやその親の世代に伝えていきたいという。

今後の街頭紙芝居の上演予定は、23日午後1時~午後5時つくばセンター広場(つくば市吾妻)、28日午後1時~午後3時中城通り不動院境内(土浦市中央)と続き、12月12日と13日午後1時~午後3時には「お寺で紙芝居」と題し神龍寺(同市文京町)開催で締めくくる。土浦の花火は、同寺の住職だった故秋元梅峯師の尽力により1925(大正14)年の初開催に漕ぎつけた。いわば発祥の地への里帰りだ。開催予定の詳細はこちらへ。

《食う寝る宇宙》74 野口さん打ち上げ時の宇宙天気は?

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【コラム・玉置晋】11月16日9時27分(日本時間、米東部時間は15日)、野口宇宙飛行士が乗ったスペースX社の新型民間宇宙船「Crew Dragon」が米ケネディ宇宙センターから同社のFalcon 9ロケットで打ち上げられました。10分後には国際宇宙ステーション(ISS:International Space Station)に向かう軌道に投入され、打ち上げ成功となりました。

ちなみに1段目ロケットは海上のドローン船に「着陸」し、再利用されるという凄技も成功させています。その後、Crew Dragonは、27時間かけてISSに接近し、11月17日13時すぎにドッキングに成功しました。

Crew Dragonは、2019年3月に「Crew Dragon Demo-1」という無人テスト飛行(宇宙服を着たダミー人形を搭載)、2020年5月に「Crew Dragon Demo-2」という有人最終テストを成功させました。そして、今回、実運用初号機に野口さんが搭乗しました。このコラム「かっこいい宇宙船の打ち上げ!」(6月5日掲載)でも書きましたが、この宇宙船はとにかくカッコいい。昭和生まれの僕としては、ようやく21世紀がやってきたと、やや興奮気味です。

プロマネは宇宙天気キャスター候補

野口さんの打ち上げ時の宇宙天気はどうだったか? ニュースなどでも全く話題にならず悔しいので、せめて「NEWSつくば」には書かせていただきましょう。

太陽には目立った活動領域(黒点)はなし。太陽フレアなどの爆発現象の発生もなし。地球周辺はどうだったかというと、オーロラ活動は低調で、磁気嵐の発生はなし。「実によい宇宙飛行日和(びより)」でした。メディアのみなさん、宇宙天気も注目しておいた方がよいと思いますよ。

僕はABLabという宇宙ビジネスサロンで「宇宙天気プロジェクト」リーダ-をしています。そこでは、近い将来、宇宙天気キャスターといった新たな職域つくり出そうと熱い議論をしています。このたび、プロジェクトマネージャーをお迎えすることになりました。この方は地上の天気予報士、天気キャスターとしてテレビや講演会で活躍している方です。

この方に「宇宙天気キャスター」という肩書が加わる日は遠くないでしょう。このコラム「求ム!宇宙天気防災カリスマリーダー」(1月26日掲載)に書いたことが着々と実現しています。僕たちはこの強力なカリスマリーダーとともにミッションを実現していきます。(宇宙天気防災研究者)

山中ブルーふたたび つくば美術館で30年ぶり個展

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300号の作品と山中宣明さん=つくば市東のアトリエで

【相澤冬樹】独特の深い青「山中ブルー」で、抽象画壇に新境地を開いた山中宣明さん(68)=二科茨城支部長=が25日から、つくば市吾妻の県つくば美術館で30年ぶりの個展「残響reverberation(リヴァーバレイション)」を開く。ほぼこの30年間の画業で制作された作品約100点を準備、同市東のアトリエと美術館を往復しながら「色彩のキャンバスから音の余韻を感じ取ってもらえるよう」な展示の構想を練っている。

「西洋的な心象風景とは異なる、自分にとっての抽象画を模索してきた」という山中さんの制作スタイルは独特だ。アトリエには数百枚のCDがあり、下塗りにマイルス・デイビス、イメージを深めるのに武満徹などの音楽をかけながら、それらとコラボレーションをするかのように作品を生み出してきた。

音に色彩が見える音楽家がいるように、色彩から音が聞こえてくる絵画との交感。「絵を見終わったとき、残響のように余韻が聞こえてくる」は作家生活を通じて目指した境地であり、今回の個展のタイトルとなった。

そのなかで「青」の発見もあった。「染料や絵の具、下塗りの仕方を含め、色の出し方は一定していないが、重ね塗りをしているうちに同じトーンの青に行き当たる。一言でいえば深い青で、落ち着きがあるが決してマンネリとはならない」。この「山中ブルー」で2004年の二科展総理大臣賞など受賞歴を重ねた。

出展作「An-anonym」

つくばでの個展は、つくば美術館開館の1991年に1回目を開催して以来30年ぶり。この間、県や同市の巡回展、グループ展への出展はあったものの、今回のように300号(約2×3メートル)、500号(約4×5メートル)の大作が並ぶ機会は貴重。過去の二科展出品作をはじめ、約100点が展示される。

アトリエから美術館までは5トン車2台で運ぶという大がかりなものになり、山中さんは会場の展示レイアウトにも細大漏らさぬよう意匠を凝らしている。「一堂に並べることで、これまでの作品の見直しとこれからの展開を考える機会としたい」と語っている。

個展は12月6日まで。11月29日には日本近代美術思想史研究家の宮田哲也さんとの対談、作家自身による作品解説が28日と12月5日、いずれも午後2時から予定されている。県つくば美術館(電話029-856-3711)。

《続・気軽にSOS》73 緊張とリラックス

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【コラム・浅井和幸】緊張をせずに人前で堂々と話ができたり、発表会でいつも通りの力を発揮したりできたらよいな~と考えることはありませんか。真面目な日本人、失敗したら人生が終わってしまうと考えて日々を過ごしていないでしょうか。

緊張から手が震えたり、頭が真っ白になって言葉が出なかったり、変な歩き方をしてしまったりと、いろいろな失敗をしてしまいます。おなかが痛くなったり、めまいがしたり、呼吸がしづらくなったり、不安やイライラがあったり、手を長く洗ってしまったりと、心身に不調が出てくることもあります。

これらは緊張するからではなく、緊張し過ぎてしまうからと捉えるとよいです。緊張は一概に悪いものではないからです。リラックスし過ぎても、仕事や勉強、人と話をすることなどはできないものです。ダラダラした状態だとうまく動けないので、気合いを入れて試合に臨むというとニュアンスが伝わるでしょうか。適度な緊張がある方が、物事をなすには向いています。

人前でリラックスし過ぎて失敗してしまう人は、少し気合いを入れるために両こぶしに力を込め、身体の前で交差し、肘を後ろに引くようにして手を開き、「ふんっ!!」なんて声を出しながら、何回か続けて行って…。

身体の力が抜けちゃうとか、もう少しやる気を出したいときは試してみてください。という緊張しなさ過ぎの対処法はいらないでしょうか。それよりも、緊張し過ぎでうまくいかないときの対処法の方がニーズはありますか。心と体はつながっているので、身体が楽になると、それにつられて心も楽になりますので試してみてください。

ルーティーンを変えてみる

まず一つは、呼吸。吸うのも吐くのも5秒ぐらいして、3分ぐらい続けてみてください。吸うのが先でも、吐くのが先でも、鼻からでも、口からでも、好きな方法で試してみてください。3秒ぐらいしかできないのであれば、そこから始めても構いません。出来る人は7秒ぐらいを目指しましょう。

二つ目は、筋肉のリラックス。緊張すると身体に力が入ります。不安やイライラが大きいときも、身体に力が入っています。力が入っているところに、さらに力を入れ、そして力をゆっくり抜き、力が抜けることを感じてみましょう。

緊張時は、力が入っていることが通常なので、そこから力を抜くことは難しいので、力を入れてから抜くとよいのです。肩がこる人は肩、顔に力が入る人は顔を意識して行います。緊張し過ぎる人は、頭痛、肩こり、冷え性という症状を持っていることも多いものです。

三つ目は、いつもと違う行動。同じシチュエーションでは、緊張するきっかけをつくるようなものです。いつもは行かない公園に行ってみたり、仕事の帰り道を変えてみたり、違う場所で違うものを食べたりしてみてください。

とにかく緊張しているルーティーンを変えてみる。もしかしたら、自分自身で緊張するように仕向けている毎日に気づくかもしれません。笑顔もよいですよ。(精神保健福祉士)

季節外れのヒマワリ開花 つくば市吾妻の住宅

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つくば市吾妻の住宅で開花したヒマワリ

暖かさが続く中、つくば市吾妻、今場司朗さん(50)宅で、季節外れのヒマワリが一輪開花した。

高さ134センチ、花の直径は19センチで、南西に向いた庭に17日、花を着けた。

今場さんは3~4年前から、白い壁沿いに一列種をまき、ヒマワリを咲かせているが、今年は7月に長雨が続いたことから、例年より種まきの時期が遅くなった。

秋になり、他のヒマワリは枯れてしまったが、1本だけ残ったという。

今場さんの妻は「近所を散歩すると木々が紅葉し、落ち葉が散る中、夏に咲くヒマワリが開花するのは珍しいと思う」と話す。

水戸地方気象台の気象観測データによると、19日のつくば市の最高気温は24.4度、20日も最低気温が20度を超え、連日暖かい日が続いている。

ミュージアムパーク県自然博物館の飯田勝明主任学芸主事は「今年は晩秋になっても暖かい日が多いので、ヒマワリが花を咲かせたのでしょう」と話している。

《電動車いすから見た景色》12 ちょっと失敗したさつまいもご飯

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介助者と一緒に作ったさつまいもご飯

【コラム・川端舞】秋の味覚、さつまいも。近所の畑からたくさんもらい、どうしようか考えていたところ、誰かが「さつまいもご飯にしてもおいしいよ」と言っていたことを思い出し、作ってみることにした。

インターネットで検索したレシピをもとに、調理を開始。と言っても、私自身は台所に立つことはできないため、台所の床に座ったまま介助者に指示を出して、介助者に調理してもらう。

「さつまいもを洗って、切る」と私が指示を出すと、介助者が冷蔵庫からさつまいもを取り出し、台所で洗う。床に座っている私には、台所の上は見えないので、介助者はまな板と包丁を床に置き、私の見えるところでさつまいもを切る。さつまいもをどんな大きさで切るか、私が細かく伝えると、介助者がその通りに切っていく。

さつまいもが切り終わったら、介助者にお米をといでもらう。といだお米は釜に入れられ、私の目の前の床に置かれた。

「みりんを大さじ2杯入れて」。レシピを見ながら、介助者に指示を出し、介助者は私の指示通りに調味料を入れていく。最後に水をどのくらい入れるかを介助者に伝え、介助者がお釜に水を入れ、炊飯器にセットしたら、スイッチON。

失敗できる楽しさ

炊き上がったさつまいもご飯をさっそく食べてみると、思ったよりご飯がベチャベチャ。水を入れすぎた模様。でも、誰かに食べてもらうわけでもないし、自分で責任をもって食べれば問題なし。

今度作るときは、ちゃんと水の量もインターネットで調べてから、やってみよう。こんなふうに試行錯誤しながら料理をするのが、私は楽しい。

重度障害者は自分1人では何もできない。その代わり、障害者が介助者に指示を出して、介助者にやってもらったことは、障害者が自分でやったことと見なしてよいという考え方が自立生活センターにはある。裏を返せば、障害者側が誤った指示を出し、障害者の指示通りに介助者が動き、それが結果的に失敗に終わったら、失敗の責任は、介助者ではなく、誤った指示を出した障害者にある。

厳しい考え方のようだが、幼いころは、ささいな失敗でも、親に怒られないか、学校から追い出されないか、びくびくしていた私には、失敗しても、誰にも怒られることなく、どうしたらうまくいくか、自分で試行錯誤できることがうれしく感じる。(つくば自立生活センターほにゃらメンバー)

毎月20日は「減塩の日」 スーパー、飲食店と連携

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「いばらき美味しおDay(減塩の日)」のロゴ(県健康・地域ケア推進課提供)

【山崎実】茨城県は11月20日から毎月20日を「いばらき美味しおDay(減塩の日)」と定め、減塩県民運動に乗り出す。

脳血管疾患、心疾患、糖尿病など生活習慣病による死亡率が高く、要因の一つである塩分摂取量も全国平均より多いため、減塩による健康づくりを通し、生活習慣病に打ち勝つ「健康県」を実現するのが狙い。

塩分摂取量の国の標準値は、1日当たり男性7.5グラム、女性6.5グラムに対し、全国平均はそれぞれ10.8グラム、9.2グラムと高め。茨城県の場合はさらに多く、男性11.2グラム、女性9.4グラムと全国平均よりも上回っている。

このため県は、生活習慣病対策の一環として、「減塩」に取り組むこととし、県内のスーパーやコープ各店舗、飲食店などに協力を要請。「減塩の日」に併せたチラシなどによる減塩商品の販売促進、減塩商品特設コーナーの設置に加え、自治体など公共機関に「減塩の日」のポスター掲示を行い、消費者の積極的な参加を呼び掛けていく。

さらに塩分3グラム以下の献立(適塩メニュー)が1品以上あり、食材の一部に県産品を使用している店を「いばらき美味しおスタイル指定店」に指定。加えて飲食店は5品以上(うち適塩メニューは3品以上)、弁当店、宅配、スーパーは10品以上(うち適塩メニューは5品以上)など、より積極的な取り組みを行っている店舗を「プラチナ店」と指定する。

県の健康アプリ「元気アっぷり!いばらき」で周知するなど、減塩運動の輪を広げていく方針だ。

県健康・地域ケア推進課では「県内全域のスーパーなどの協力を得ながら、適塩レシピなど食生活に役立つ情報を提供し、実効性のある県民運動として定着させていきたい」と話している。

問い合わせは県健康・地域ケア推進課(電話029-301-3229)。

本庁舎職員全員PCR検査へ 4階は11月末まで閉鎖 土浦市役所

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土浦市役所

土浦市役所職員の新型コロナウイルス感染で、同市は18日、本庁舎と教育委員会に勤務する職員全員を対象にPCR検査を実施すると発表した。感染者が多い4階の窓口は30日まで閉鎖する。

新たにPCR検査を実施する職員は約500人で、18日から20日までに実施する。

同市ではこれまで4階の課に勤務する職員など約180人の検査を実施した。18日、新たに3人の感染が判明し、市役所関係の感染者は計18人になった。3人は、職員2人と、桜町の飲食店で会食した職員の家族1人。

16日午後から閉鎖している4階の建築指導課、都市計画課、公園街路課、下水道課、道路管理課、道路建設課、住宅営繕課の7課の窓口は、30日まで2週間、閉鎖する。市民からの問い合わせなどは電話で受け付けるが、書類の申請が必要な場合などは3階で職員が受け付け、4階の担当課とつなぐという。4階窓口の再開は12月1日の予定。

同市役所では18日夜、本庁舎各階と、隣接ビルにある教育委員会の消毒を実施した。

桜町は計18人の感染判明

一方、県の発表によると、桜町1~2丁目の飲食店を対象に実施しているPCR集中検査は、18日時点で808人から申し込みがあり、352人の検査を実施した結果、18人の感染が確認された。

《ご飯は世界を救う》29 伊で修行したシェフの「サクラカフェ」

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【コラム・川浪せつ子】コロナが猛威を振るい始めて、恐々(こわごわ)の毎日です。ですが、オウチばかりにいると、他の病気になりそう。それで気分転換に、密にならない安心のテラス席の飲食店を求めて。この「サクラカフェ」さん(つくば市松代)にも、テラス席がありますよ。

こちらのお店は、1年少し前に開店。そして今年7月からはシェフが変わって、ますますグレードアップのお料理です。

実は、新しいシェフさんのこと、数年前からのファンでした。イタリアンのお店のオーナーシェフだったのですが、店舗契約更新のとき、お店を閉じることに。あっという間のことだったので、「どこに行っちゃった?」でした。それが、今回「サクラカフェ」さんでの再会。感激でした。

「ブラッドオレンジジューズ」

このシェフさんは、イタリアのコルシカ島に1年間、単身料理修行に。以前、私がイタリアに行ったときに飲んだ、「真っ赤な色の飲み物!」と思っていた液体の名前を教えてくれました。

「ブラッドオレンジジューズ」というものでした。ブラッドとは血という意味だそうです。これがね、超オイシイのです。そして栄養満点。元気出ます。

お店を始めた当初は、お客さんがあまりいなくて少々心配でしたが、行くたびに増えてきている感じで、身内のような喜びです。つくば市松代のスーパー横。車も止めやすいし、ぜひ食べに行ってみてくださいね。(イラストレーター)

店頭のテラス席

土浦市役所でクラスター 桜町の飲食店が自主休業宣言 新型コロナ

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土浦市役所

土浦市役所職員の新型コロナウイルス感染で、同市は17日、市職員計15人の感染が判明したと発表した。一方、クラスターが発生し県によるPCR集中検査が実施されている同市の歓楽街、桜町1、2丁目では桜町飲食業振興協議会が17日、自主休業宣言を発表し、11月末まで休業する。

市の発表によると、16日に感染が分かった市道路管理課の男性職員と、今月6日に同市桜町1~2丁目の飲食店で会食した市職員5人全員の陽性が、17日確認された。

さらに、6日に会食した計6人と職場で接触があり、発熱などの症状があったため自宅療養中だった8人のうち、5人が感染していたことが分かった。

ほかに道路管理課職員の感染判明を受け、17日までに市職員計約181人のPCR検査を実施した結果、新たに4人の感染が分かった。これにより市職員の感染者は17日までに合わせて15人になった。市職員の検査は、残り10人の結果が18日に判明する。

感染者は市役所4階にある課の職員が多いことから、4階は18日も引き続き窓口が閉鎖され、部課長などを除く一般職員は自宅待機となっている。4階は17日までに市職員が消毒を実施したが、18日夜にさらに専門業者による消毒を実施する。

4階窓口をいつ再開するかは18日朝時点で未定だが、市は「安全を確認次第、速やかな解除に向け努める」としている。

桜町は334人中11人が陽性

一方、桜町1~2丁目の飲食店を対象に実施しているPCR集中検査について、大井川和彦知事は17日記者会見し、16日までに757人から申し込みがあり、そのうち334人(従業員154人、利用客180人)の検査を実施した結果、11人の陽性が確認されたと発表した。

検査の申し込みは当初20日までとしていたが、期間を延長し26日までとする。

大井川知事は「土浦関連のクラスターは今、ひじょうに数が増えてきており、ここを抑え込むことが目下の最大の課題」だとした。

桜町では、キャバクラなど接待を伴う飲食店で構成する桜町飲食業振興協議会(木川秀一会長、36店加盟)が17日から30日までの2週間、自主休業すると発表した。茂木加津雪副会長(39)は「これ以上クラスターを出さないために自主休業する。他の店にも自主休業を呼び掛けたい」と話している。

◆桜町1~2丁目関連のPCR検査の申し込みは県のコールセンター(電話029-830-3355)へ。

《くずかごの唄》73 弟の初孫 奎ちゃんの俳句 

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イラスト右は「俳句2020年11月号」(角川文化振興財団発行)の表紙の一部

【コラム・奥井登美子】本屋さんと図書館は私の楽しみのポイント。読みたい本を探すささやかな興奮は何ものにも代えがたい。この間、本屋で角川文化振興財団が発行する『俳句』11月号の表紙を見つけてびっくり。「角川俳句賞受賞 岩田奎 38年ぶりに最年少受賞記録を更新」。うれしくて、3冊も買ってしまった。

コロナ禍もあって、加藤の家で父の代から続いていた「正月」「ひな祭り」「誕生日」など、年に4~5回の兄弟おしゃべり会が途絶えてしまっている。奎ちゃんに会えないのが何より寂しい。奎は私の実弟・加藤尚武の初孫。高校生になって以来、この集まりのリーダー的存在になっている。

奎の両親は2人とも数学者。京都から東京へ越して来て、どういう偶然か、私が青春を謳歌(おうか)した東京薬科大学の校舎跡地に建った住宅に住んでいる。

「赤い夢」 岩田奎

にはとりの骨煮たたする黄砂かな

煮るうちに腸詰裂けて春の暮

珈琲に氷の残る蜃気楼

餡を炊く焜炉三台藤の花

トマト切るたちまち種の溢れけり

夕日いま葱のうしろへかたむけり

葱を煮るどろりと泡を抱くところ

男の子なのに調理に関心があるのは尚武と似ている。尚武は哲学者のくせに「食いしん坊」。調理が好きでいろいろなものを探してきては料理して人に食べさせる。そういうところは加藤の父にそっくりだ。父もそれで電気冷蔵庫の仕事をしたのだと思う。

祖父の哲学と両親の数学。大学3年21歳の奎ちゃんが俳句をどう発展させるか。これからが見ものである。(随筆家、薬剤師)

土浦市職員がコロナ感染 市役所4階を閉鎖 150人がPCR検査

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閉鎖された市役所4階入り口

土浦市道路管理課職員が16日、新型コロナウイルスに感染していることが分かったとして、同市は同日午後から17日まで、同課がある市役所4階すべてを閉鎖したほか、16日、職員計約150人にPCR検査を実施した。

市や県の発表によると、感染が分かったのは同課に勤務するつくば市在住の40代男性職員。今月7日、発熱や全身倦怠感などの症状があった。14日にPCR検査を実施し、15日陽性が判明した。職員は8日まで勤務しており、現在、肺炎の症状があり中等症という。

職員は症状が出る前日の今月6日、道路建設課、公園街路課、都市計画課、スポーツ振興課、管財課に勤務する40~50代の男性職員計6人と、同市桜町1~2丁目の飲食店で会食をした。飲食店は、県がクラスターが発生したとして16日までに店名を公表している飲食店とは別という。

男性職員と飲食した5人の中にも、発熱などの症状が出て休んでいる職員がいるという。一方、6人はいずれも市民と直接、接触する業務には携わっていない。

市は16日、6人が勤務する課に所属する全職員と、6人と接触した可能性がある職員計約150人にPCR検査を実施した。さらに消毒のため、6人が勤務する課などがある4階を閉鎖した。

安藤真理子市長は「このことを重く受け止め、市民の皆様にご心配をお掛けしたことを大変憂慮しています」とのコメントを発表し、当分の間、職員同士の会食を自粛するよう指示したとしている。

《法律かけこみ寺》24 いつつのかい

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土浦市文京町の神龍寺山門(写真は本文と関係ありません)

【コラム・浦本弘海】おかげさまで法律かけこみ寺の連載もついに24回。今回と次回では、過去11回分の連載を振り返りつつ、まとめと解題をしたいと思います。(<>内の青字部をクリックするとそのコラムに飛べます)

13 素顔の告白

冒頭からですが、この回も連載第1回から第6回までを振り返った総集編。詐欺的商法から著作権まで、いろいろなトピックをまとめた、いわば幕の内弁当です。

見出しは三島由紀夫『仮面の告白』より。

ちなみにコラムのなかで特段の告白も告発も告訴もしておりません…。ところで告発は「被害者など以外の者が、犯罪事実を捜査機関に対して申告し、犯人の処罰を求めること」、告訴は「被害者などが、犯罪事実を捜査機関に対して申告し、犯人の処罰を求めること」で、両者は微妙に異なります。

14 かけこみ寺の十二か月

この回も連載7回から12回までの総集編です。放置自転車から隣家から枝が伸びてきた場合の話まで、近隣トラブル関係が多くなっております。

見出しは福永令三『クレヨン王国の十二か月』より。

15 最後から二番目の裁判

よくいただくご質問に「裁判に勝ったら、国が相手方から強制的にお金などを取り立ててくれるの?」というのがあります。その辺について詳しく(ちなみに、裁判に勝っただけでは国はなにもしてくれません)。

見出しはフィリップ・K・ディック『最後から二番目の真実』より。『最後から二番目の恋』ではありませんよ~。

16 なぜ、クーリング・オフに頼らなかったのか?

消費者保護のため、一定の期間であれば契約の申し込みを撤回したり、契約を解除したりできる場合があります。それがクーリング・オフ。そのご紹介です。

見出しはアガサ・クリスティ『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?』より。

17 善悪の此岸

第16回に続き、消費者保護に関連して、送りつけ商法対策に特定商取引に関する法律を取り上げました。ちなみに、この時期はマスクを送りつけてくるトラブルが多発していました。国民生活センターについても紹介しています。

見出しはフリードリヒ・ニーチェ『善悪の彼岸』より。 以上、第13回から第17回までを簡単に振り返りました。(弁護士)