火曜日, 4月 7, 2026

つくば市職員が新型コロナ

つくば市は20日、同市玉取の市営斎場、つくばメモリアルホールの職員が同日、新型コロナウイルスに感染していることが分かったと発表した。 同施設内での濃厚接触者はいないという。 メモリアルホールは消毒作業を実施し、通常通り業務を実施する。

土浦日大が霞ケ浦に逆転勝ち 常総は辛勝【高校野球’21】

第103回全国高校野球選手権茨城大会は20日、ベスト8を決める4回戦8試合が4球場で行われた。土浦・つくば勢は、土浦日大と霞ケ浦の強豪校同士が対戦、土浦日大が逆転勝ちをおさめた。常総学院は茨城キリストに逆転で辛勝した。両チームは22日の準々決勝で対戦する。一方、土浦三は水戸一に及ばなかった。 霞ケ浦の送球逸れ、土浦日大が本盗 J:COMスタジアム土浦の第1試合は、霞ケ浦対土浦日大という地元勢同士の対戦。土浦日大が2-1で逆転勝ちし、ベスト8へ駒を進めた。小菅勲監督は「夏の大会らしく厳しい試合が続いているが、選手も受け身にならず戦い、いい野球ができている」と手応えを語った。 序盤は霞ケ浦が優勢だった。3回表、大塚碧人がショートへの内野安打で出塁、2番でスタメン起用された本橋優太郎が左前打を放ち先制。土浦日大の先発・山田奏太をマウンドから引きずり下ろし、エース小谷野奨大を引っぱり出した。 しかし土浦日大が4回に逆転する。4番菅野樹紀の中前打と、5番大島優太朗の右中間への三塁打でまずは同点。霞ケ浦の山名健心投手によると、菅野にはチェンジアップ、大島には高めに浮いたカットボールと、どちらも追い込む前の変化球が狙われた。 「送って点にならないケースが2つあったので、大島には積極的に打たせてみた。見事期待に応えてくれた」と小菅監督。「直球を狙っていたが、甘めの抜け球が来たので、良いイメージで振れた」と大島。 気を取り直した山名は続く2人を打ち取るが、8番の大木莉生を四球で出し2死一・三塁。ここで大木が二盗を狙うと、日渡騰輝捕手の送球はバランスを崩し、大きく逸れてしまう。この間に三走・大島が本塁を陥れ、貴重な勝ち越し点を挙げた。 「捕手が投げた瞬間、高かったので行けると思った。本盗は実戦では初めてだが練習通りいった」と大島。「挟まれている間に突っ込めというサイン。まさか決勝点になるとは思わなかったが、思い切って動いてよかった」と小菅監督。 一方、霞ケ浦の髙橋祐二監督は「日渡は投げられる体勢になかったし、2死なのだから走らせてもよかった。長打を打たれても頑張って抑えていたのにもったいない。あの1点が大きかった」と、沈痛な表情。 その後は互いにチャンスを作りながら得点はならず。霞ケ浦にとって悔やまれるのは5回と9回のスクイズ失敗だ。5回は西村貫次朗と大塚の2安打で1死二・三塁、ここで深谷怜がバントをするがサインミスでランナーは走れず。9回は宮崎莉汰と日渡の2安打で1死一・三塁、西村は2球目をスクイズに出てファール、4球目は低めのボール球に手を出して内野フライ。 「西村にはもう1回スクイズでもよかった。押せ押せの状況なのに気持ちが追い込まれていた。もっとリラックスさせてあげられればよかった」と髙橋監督。「取れるところで取りきれず、最後に詰めの甘さが出てしまった。チームの伝統を壊す形になってしまい、先輩方に申し訳ない」と、新山秀男主将はうつむきがちに語った。(池田充雄・崎山勝功) 常総、ソロホームランで逆転 第2試合の常総学院は、茨城キリストに6-5で辛勝した。試合中、小さなミスから苦戦し、次戦に課題を残す試合運びとなった。 常総は1回裏に柴田将太郎が二塁打を放ち2点を先制したが、2回表に先発の時岡秀輔が茨キリ相手に四球を重ねて失投し、結果4失点のミス。「先発投手(時岡)は春の関東で投げているが、こういう一発勝負で投げるのは緊張していたと思う。3回くらいまで行く予定だったが早めに交代した」(田邊広大主将)。 次に登板した石川丈翔も1失点の上に暴投と安定を欠き、5回表に大川慈英の登板を待つまで、不安定な試合だった。 期待を背負って登板した大川は「マウンドに立ったとき負けていたので、流れを持ってこさせるピッチングをして最後に絶対勝ちたい、そういうピッチングができた。エースを任された以上、流れが相手の方に行っていたので引き寄せよう」との思いで、最終回まで無失点で投げ切きった。 打撃陣も4回裏に相手投手陣の死球続きによる敵失で1点を得た以外は振るわず湿りがち。7回裏に打席に立った三輪拓未は「前半3点を追う展開。やることは変わらない。1点ずつしっかり返していこう」と安打を放ち、常総打線はコツコツと安打を続けて同点に追いつく。 8回裏2死の場面で、三輪がツーアウトから単独本塁打を放ち6-5と逆転。「高めを狙って打て」との思いで初球高めを狙い、「自分の打席、つなぐ意識でボックスに立ち、結果的にホームラン」と安堵した様子。 反省材料が多かった試合を振り返り、島田直也監督は「最後まであきらめずにやったのは成長しているかなと思うけど、一つのミスは怖い。状況判断がなかなかできないのかな。補えるミスばかり。最後の夏ということなのでプレッシャーが大きいと思う」と、厳しい表情を見せた。田邊主将も「エラーも目立った。気の緩みがないよう締めていきたい」と、次戦への改善点を示した。(崎山勝功) 笠間市民球場第一試合は、土浦三が水戸一に敗れ、ベスト8はならなかった。

フックン船長、野口宇宙飛行士とつくばに帰還

宇宙飛行士の野口聡一さん(56)と共に昨年11月から今年5月まで半年間、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在したつくば市のイメージキャラクター「フックン船長」のぬいぐるみが20日、つくば市に帰還した。 野口さんがつくば市役所を訪れ、宇宙で撮影された写真やNASA(米航空宇宙局)の公式飛行証明書などと共に、五十嵐立青市長に返還した。 フックン船長は、市民が書いた応援メッセージ約100点が印刷されたマントを背中に付けて昨年、地球を出発した。ISS船内では野口さんの寝室に置かれ、半年間一緒に過ごしたという。 野口さんは「つくば市の皆さんに直接あいさつできてうれしい」と語り、「仲間のクルーに(フックン船長と一緒の)写真撮影を手伝ってもらった。つくばはJAXAがあり海外のクルーにとっても馴染みが深い」などと話した。 野口さんはこれまで計3回、宇宙に行きISSに滞在した。2005年には米国のスペースシャトル「ディスカバリー号」、2009年はロシアのソユーズ宇宙船、3回目の昨年は民間企業のクルードラゴンで宇宙に行くなど、異なる手段を用いた。 今後について「時代の変化で宇宙への移動手段は、国主導から民間企業など新しいプレーヤーが急激に伸びている。それぞれのイノベーションとモチベーションで挑戦する時代がやってきた」と話し、自身の今後についても「自分で年齢に制限を付けずに、自分に何ができるか、今後も挑戦したい」とし、さまざまな移動手段による4度目、5度目の宇宙に意欲を見せた。 宇宙飛行士を目指す子供たちに対しては「自分がやりたいことに挑戦できるのは幸せ。宇宙に行きたいという熱い思い、モチベーションを持ってほしい」と述べ「ただ、一人で行ける世界ではないので、歌でもスポーツでもいいので、チームワークで仲間と一緒に成し遂げる経験をしてほしい」などと話した。 帰還したフックン船長のぬいぐるみは、近く市役所などに展示し市民にお披露目するという。五十嵐市長から野口さんには、市内在住のこけし作家、吉原一行さんによる、フックン船長をかたどった創作こけしがプレゼントされた。(鈴木宏子)

事業継承を経営問題と認識、7割超に

帝国データバンク調査 コロナ禍の影響から、倒産、休廃業の増加が懸念される中、回避策として「事業継承」がこれまで以上に注目されている。事業継承の実態を把握するため、帝国データバンク水戸支社が企業の意識(見解)調査を実施した結果、企業の7割以上が事業継承を経営上の問題ととらえていることが分かった。 調査対象の県内企業366社のうち有効回答企業数は174社(回答率47.5%)だった。 事業継承に対する考え方について「最優先の経営上の問題と認識」している企業が9.8%あった。「経営上の問題の一つと認識している」が60.3%と最も高かった。しかし「経営上の問題と認識していない」も21.3%あった。 業種別にみると、経営上の問題として考えている割合が高いのは「卸売」が78.5%、次いで「建設」が77.4%、「運輸・倉庫」が72.2%と続き、「サービス」も69.5%と全国平均を上回った。 事業継承を円滑に行うために必要なことは何かとの質問には、「現代表(社長)と後継候補者の意識の共有」が45.4%でトップ、以下「経営状況・課題を正しく認識」42.5%、「早期・計画的な事業継承の準備」39.7%、「早めに後継者を決定」37.4%と続いた。 政府も、若い世代の事業継承機運醸成や、世代交代に伴う中小企業の成長を促進する施策の推進、税制面の優遇措置、第3者承継の促進など支援体制の強化に努めている。 帝国データバンクは「後継者が取得した資産に対する贈与税や相続税といった税負担が障壁となるケースも否定できず、事業継承には事前準備に加え、より使い勝手のよい税制へと見直していくことが不可欠」と提言している。(山崎実)

つくタク予約受付できず 開始20分間 休日設定のまま

つくば市は19日、市のデマンドタクシー「つくタク」の予約が、同日午前8時30分から20分間、受け付けできない状態が発生したと発表した。 市総合交通政策課によると、利用者が同日午前8時30分ごろ、予約・配車業務を行っている「つくタク予約センター」に電話したところ、オペレーターと電話がつながらず、業務時間外である旨の自動案内ガイダンスが流れた。 利用者からの問い合わせを受けて市が委託事業者に確認したところ、自動案内ガイダンスが休日設定の状態だったことが分かった。 海の日の19日はもともと休日だったが、今年は東京五輪の延期に合わせて祝日が移動し、平日扱いとなった。委託事業者が19日の設定を、休日から通常営業日に変更するのを失念したのが原因という。 再発防止策として市は委託事業者に対し、業務開始前に必ず予約システムの設定を確認するよう申し入れた。 システムは午前8時50分ごろに復旧したため、予約が取れなかった利用者はないという。

コメ、今世紀末80%に減収 農研機構が最新モデルで予測

地球規模の気候変動の中で、わが国の基幹作物である水稲(コメ)生産はどうなるかー。農業・食品産業技術総合研究機構(つくば市観音台)が最新のモデルで予測に取り組んだところ、温暖化でコメの収量は従来予測よりも多くの地域で低下する一方、高い二酸化炭素(CO₂)環境が白未熟米の発生を助長させ、品質面の影響も深刻になるという「未来予想図」を提示した。 農研機構の農業環境研究部門による成果として19日、オンライン発表された。屋外での栽培実験の結果に基づいて、高温と高CO₂の複合的な影響を考慮した水稲の生育収量予測モデルを構築し、気候変動による国内の水稲への影響を予測した。従来は、高温で収量減、高いCO₂環境は増収と見積もられ、そのバランスから将来予測モデルが組み立てられてきた。 CO₂濃度を現在よりも高めに制御した屋外栽培実験「開放系大気CO₂増加実験」を2016年まで、岩手県と茨城県つくばみらい市のほ場で実施した。すると、CO₂濃度の上昇により光合成が活発になる「増収効果」が栽培地の気温が高いほど小さくなること、高CO₂では外観品質が低下するなど新たな知見が得られた。 その上で、従来は別個に考慮していた「高温」と「高CO₂」の影響を複合的に考慮する最新の水稲生育収量予測モデルを構築し、これを使って気候変動による国内の水稲の収量および外観品質への影響を予測した。 温暖化傾向が「中庸」とされる気象予測モデル(RCP8.5)を用いてシミュレーションを行うと、20世紀半ばには西日本を中心に減収地域が出現。従来の予測モデルでは今世紀中頃までは増収傾向とされていたのが、早くに下方修正に転じ、今世紀末には約80%に減収すると予測された。 白未熟粒は影響顕著に 白未熟粒は、高温障害によりデンプンの蓄積が不十分で米粒が白く濁って見え、外観品質低下の主な指標になっている。近年では2010年、19年産米で多発し、コメの等級落ちなど農家に実害をもたらした。従来の推定モデルでは、気温のみを考慮しており、白未熟粒率は今世紀半ばでは約15%、今世紀末では約30%と予測したのに対し、気温とCO₂濃度を考慮した最新の推定モデルでは、白未熟粒率は、今世紀半ばでは約20%、今世紀末では約40%と予測した。この発生エリアは西日本から関東にも広がり、より影響が顕著になる。 農業環境研究部門の西森基貴主席研究員らによれば「今回の予測は、高温耐性があまり強くない2003年ごろの品種によって予測しており、この間手をこまねいていたわけではなく、耐性品種の作出などさまざまの適応策をとってきている」という。 農研機構は高温耐性品種である「にこまる」を開発、普及を図るなどしており、対策を加速させる。生産農家には田植え期を遅らせて(または早めて)夏の酷暑を避けるなど、適切な栽培管理を求めている。これからの出穂(しゅっすい)時期から20日程度の暑熱が品質低下リスクが増すことを指摘している。(相澤冬樹)

つくば市長の名誉毀損提訴、取り下げ? 《吾妻カガミ》111

【コラム・坂本栄】元つくば市議を名誉毀損で訴えた市長の五十嵐さんが、提訴を取り下げるのではないかとの見方が識者の間に広がっています。昨秋の市長選挙の前に元市議が発行したミニ新聞の記事で名誉を傷付けられたと裁判に持ち込んだ、あの件です。裁判はまだ予備段階ですが、どうも勝ち目がないようだと読んでいるのでしょうか? ミニ新聞の記事は「市政チェック」 この提訴については、本サイトの記事「つくば市長の五十嵐氏 名誉棄損で元市議を提訴」(2月17日掲載)に詳しく出ています。簡単に言うと、市長選前(6~8月)、元市議の亀山大二郎さんが出したミニ紙「つくば市民の声新聞」の記事(22箇所)によって、市長としての名誉を毀損されたから、その損害(130万円)を賠償せよ―という内容です。 私はミニ新聞の市政監視スタンスに共鳴し、コラム「名誉毀損提訴を笑う」(3月1日掲載)、同「…提訴を検証する」(4月5日掲載)、同「…近く裁判開始」(5月3日掲載)で、五十嵐さんのアクションに疑問を呈しました。 ポイントは4つです。(1) 記事はフェイク(うそ)だとの論述には「はぐらかし」が目立つ、(2) 記事は「市政チェック」であって個人批判ではない、(3) 市長(政治家)たるもの市政批判には「対抗言論」で応ずるべきである、(4) 市長の動きは「言論の自由」を封じるものであり看過できない―。詳しくは青色のリンク先をご覧ください。 試合開始前にタオルを投げないで! 現時点で裁判は本格的なファイトにはなっておりません。私、最初はこの名誉毀損提訴に違和感を覚えていましたが、裁判の過程で五十嵐市政の実態、五十嵐市長の政治家としての資質が明らかになるのではないかと、今は原告と被告のファイトを楽しみにしています。五十嵐さんは試合前にタオルを投げるようなことをせず、リングに上がってください。 先の3コラムでは、前米大統領トランプさんのように記事を「フェイクだ、フェイクだ」と連呼した箇所のうち、重要度が高い4カ所について点検しました。 その結果、目玉公約の「総合運動公園用地返還」は「返還交渉」に過ぎなかったことが明らかになりました。また、その「返還交渉」も市長が出向いたのはたった2回だったことも分かりました。さらに、県の補助金がもらえなかった「給食センター建設」では市長の政治力不足が判明しました。もうひとつ、1期中に市職員が大幅に増え「行政改革」がお留守だったことも知れました。 ミニ新聞の記事はフェイクどころか、実に的を突いていたわけです。こういったことを考えると、裁判は名誉毀損を立証する場というより、五十嵐市政の出来栄え、市長の適性を浮かび上がらせる場になる可能性があります。「取り下げ?」との臆測は、「裁判はやらない方が賢いのではないか」との心遣いなのかもしれません。(経済ジャーナリスト)

土浦三 接戦制す 土浦日大、霞ケ浦は完封【高校野球’21】

第103回全国高校野球選手権茨城大会は18日、3回戦8試合が4球場で行われた。土浦・つくば勢は、2回戦でシード校を破った土浦三が勢いに乗り、取手一を2ー1で下した。シード校の土浦日大は水戸葵陵を3ー0、霞ケ浦は藤代紫水を8ー0といずれも完封し、4回戦に進んだ。 笠間市民球場の第2試合、土浦三と取手一は2-1で土浦三が接戦をものにした。強打を誇る取手一に対し、先発の佐藤春汰が5回まで無失点という粘りの投球。リリーフの前田隼利も2回戦の境戦に続く好救援を見せた。 「先発の佐藤が5回まで頑張ってくれたことが勝因。今日の相手には彼のボールが有効とにらんだ。チームは2、3回戦とも120点の出来。選手が勢いに乗ってくれ、いい試合をしながら成長している」と坂本佑真監督。 捕手の田口雄大主将は「佐藤は球速よりも投げ分けで勝負するタイプ。ボール1個分2個分の出し入れができる。緊張していたので、ストライクを入れて打たせていこうと声を掛け、リラックスさせた」。 佐藤は5回まで2安打1死球で取手一打線を抑えたが、6回、先頭の橋本にソロ本塁打を打たれ、その後無死一・二塁とされたところで交代。救援の前田は続く3人を打ち取り火消しに成功。7回には3連打を浴びるが、左翼手・前沢隆史や二塁手・藤田寛大の好守にも助けられ、得点を許さなかった。 「前田はシンカーのキレが良かった。後半は疲れてきて腕が上がらなくなったが、ストレートに切り替えながら打ち取ることができた」と田口主将。 打線は取手一のエース塩入に4回まで1安打に抑えられていたが、5回に攻略。6番 高城魁斗が中前打で出塁し、8番 田口の中前打にエンドランをかけ1死一・三塁、1番 藤田の中前打で待望の先制点を奪った。 6回には追加点。4番 渡辺優斗、5番 中村翔太がともにピッチャー返しで2死一・二塁、7番 前沢の打球が三遊間を抜き、1点を追加した。「足をからめた攻撃は練習の成果が出せた。6回の攻撃ではライナーで野手の間を抜くバッティングをみんなが徹底してくれた」と田口主将。 これで古豪復活を印象付ける4回戦進出。坂本監督は今春の就任以来「もともと打撃は良かったが、守備のミスから失点していた」と、守備の強化に力を入れてきた。特に注意したのがランナーを出した後のプレーや、2死から失点せず、切り替えてあと1個アウトを取ることなど。その成果が形となって表れ始めているという。(池田充雄) ノーブルホームスタジアム水戸の第1試合は、土浦日大が水戸葵陵を3ー0で下した。 J:COMスタジアム土浦の第1試合は、霞ケ浦が藤代紫水を8ー0で完封した。

「DPATカー」完成 被災地に駆け付け心のケア 筑波大付属病院

被災地にいち早く駆け付け、心のケアをする筑波大学付属病院(つくば市天久保、原晃病院長)災害派遣精神医療チームの特殊緊急車両「DPAT(ディーパット)カー」がこのほど完成し、18日、同病院の春日プラザで完成披露会が催された。県内第1号のDPATカーとなる。 被災者の心のケアは新しい取り組みで、国の予算がまだ十分にないことから、同大医学医療系災害・地域精神医学の太刀川弘和教授を中心にプロジェクトを立ち上げ、2019年にクラウドファンディングで車両購入の支援を募った。目標額750万円に対し、3カ月間で255人から915万円が集まった。一方、新型コロナ感染拡大への対応などで車両の製造や車内の改造などが遅れ、昨年12月に車が完成した。 DPATカーは6人乗りの白いワゴン車で、車体の前方と側面などに青いアルファベットで「DPAT」と書かれている。後部座席を撤去し、被災者の相談に乗ったり、診察や薬の処方などをするスペースに改造した。車内はLED電球を取り付けて明るくした。通信手段の遮断や長時間の停電に備え、衛星電話やサブバッテリーなども備えている。隊員が宿泊しながら活動する基地にもなる。 太刀川教授は「これまで車両がなくレンタカーなどで被災地に行っていた。クラウドファンディングを始めて、当初は支援が集まるだろうかと懸念していたが、被災地で活動を展開しホームページでどんどん報告したところ、温かいメッセージと共に255人から目標額を超える支援が集まった。車両の製造や改造もコロナ対応で遅れ、2020年末に完成したが、感染拡大でお披露目もなかなかできなかった。この日を迎えられて感無量」と話し「今後はDPATカーを使って被災地に出掛けて、被災者の心のケアの支援をしていきたい」などと語った。 DPATは、国や都道府県の要請で被災地に48時間以内に駆け付け、1~2週間滞在して被災者の心のケアをするチーム。精神科医師、看護師、薬剤師、ソーシャルワーカーなど5~6人で構成され、避難所などで被災者の診察をしたり、被災した精神科病院の患者の対応などをする。2011年の東日本大震災をきっかけに誕生した。 同大附属病院では2015年にDPATチームが発足し、鬼怒川が決壊した同年の常総水害、16年の熊本地震などの被災地に赴き活動した。新型コロナウイルスの感染が拡大した昨年は横浜港で大型客船ダイヤモンド・プリンセス号の乗客の心のケアなどにも取り組んだ。(鈴木宏子)

未確認飛行物体と遭遇 《食う寝る宇宙》89

【コラム・玉置晋】「ブブブブブーン」。犬のべんぞうさんと一緒に散歩していると、レンコン畑から奇妙な音を発する未確認飛行物体と遭遇しました。僕が住む茨城県土浦市はレンコンの出荷が日本一。家の近所にも広いレンコン畑があって、初夏にはハスの葉っぱが水面から出て、白やピンクのハスの花が咲き始めています。 そんな中から聞こえてくる異様な音に、べんぞうさんは怖がって、アスファルトにお尻をペタンとつけて、歩いてくれません。すると、遠くから「歩行者あり!」と、手を挙げて注意を喚起する方がいました。その方から数十メートル離れたレンコン畑の対面には、リモコンをもって何かを操作する人がいました。 そう、「ドローン」です。大きさはおよそ1.5メートル×1.5メートルと大型機です。ドローンのお腹には肥料が搭載されていて、広大なレンコン畑に散布していたのです。 ドローンとGPSと宇宙天気 実は、僕は少し前にドローンの操縦を習いました。それでわかったことは、風があるときにドローンが流されてしまうので、安定した操縦をするのは簡単ではないということです。そこで活躍するのが、GPS(グローバル・ポジショニング・システム)です。 複数の人工衛星から発せられた測位信号をドローンが受信して、自分の位置を把握します。ドローンが自分の位置を保持するように、自律的に制御してくれます。通常はこの機能をオンして作業を行います。 よって、ドローンは完全にGPSに依存した道具であるといえます。そして、GPSを脅かすのが宇宙天気の嵐の一つ、電離層の嵐です。電離層は、高度50キロ~500キロに広がる電子密度の高い領域です。ラジオで声が聞こえるのは、遠くの放送局から発せられた電波が電離層で反射して届くからです。 一方で、人工衛星から発せられたGPSの電波は、電離層で反射せずに、突き抜けて宇宙から地上に到達する特性を持っています。しかし、地球の大気循環や太陽活動により電離層の電子密度が増減することがあって、GPS電波の通りを悪くすることがあります。 そうしますと、地上のドローンは正確な位置情報がわからなくなっていまい、操縦に支障をきたす恐れがあります。ドローンの普及により、宇宙天気の重要性はより大きくなっています。(宇宙天気防災研究者)

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