1年で1部復帰目標
第60回関東サッカーリーグが4日開幕した。2部男子のジョイフル本田つくばFC(本拠地つくば市)は5日の開幕戦でオノデラFC(本拠地 横浜市)と対戦、互いに決め手を欠き、0-0の引き分けで終わった。開幕戦はホームのつくば市山木、セキショウ・チャレンジスタジアムで開催された。
第60回関東サッカーリーグ2部 第1節(4月5日、セキショウ・チャレンジスタジアム)
つくばFC 0-0 オノデラFC
前半0-0
後半0-0

つくばFCは1年での関東リーグ1部復帰を目標に掲げ、開幕に向けて2カ月前から準備に取り組んできた。試合前半はその成果が出て、相手のシュートを0本に抑えつつ、ボールを保持して主導権を握る戦いができていた。だが後半はボールへの出足や運動量が鈍り、押し込まれて後手に回るようになった。最終的に、後半だけで7本のシュートを相手に許している。
「無失点で粘れたことは非常に良かったし、前半は良い守備から良い攻撃という形で、何度も相手ゴールに迫ることができた。だが後半は相手が戦い方を修正し、準備が整っているところへ自分たちが飛び込んでいく形になってしまった」と楠瀬章仁監督。

「陣形が間延びして中盤でセカンドボールを拾われ、自分たちがボールを前へ送っているつもりでも、逆に押し込まれる展開を作られてしまった。攻撃しながら守備もしっかりイメージしないといけないし、守備から攻撃への連動も必要。攻守が表裏一体でつながっている部分は、チームとしてもっと突き詰めないといけない」と菅谷将人主将。
楠瀬監督は「今日は前の動き出しが少なく、長いボールが増えてしまった。そこには開幕戦の緊張や負けたくないという思いもある。次は緊張もほぐれると思うので、フォーメーションやシステム、ボールの動かし方を調整し、もっと自分たちの目指すサッカーをやりたい」と強調する。

若手とベテランの良いバランス
今季新規加入選手の一人に関口訓充がいる。かつてベガルタ仙台や浦和レッズなどで活躍し、日本代表にも選出されたミッドフィルダーだ。5日は2列目の中央で先発し、攻撃のスイッチを入れたり、自らゴール前へ走り込んだり、ボールを落ち着かせたりなどチームの要として90分間走り続けた。「つくばはチームの雰囲気が明るく、若くて野心ある選手が多い。もっとやれるし、もっと上へ行かないといけないチーム。昇格のために少しでも力になりたい」と話す。

楠瀬監督も現役時代はヴィッセル神戸や松本山雅FCで活躍。こうした経験豊富な人材から、若い選手が学ぶことは多いはずだ。
「関口は言葉でもプレーでもチームを引っ張り、いい流れをもたらしてくれる存在。他の選手はそれに引っ張られているだけでなく、追い越していかないとトップレベルへは行けない。選手として非常に大切なこと」と楠瀬監督。

「若い選手も自分をしっかり表現することでは全然劣らず、前向きなパフォーマンスを見せている。そこで少しの食い違いやバランスの悪さを感じた時に、広い視野で働きかけるのが自分や関口の役割。経験豊富な選手にうまく頼りつつ、任せきりではなく協力し合ってチームの力を引き上げていきたい」と菅谷主将は目論む。
開幕戦でつくばFCは勝ち点1を獲得し、順位は10チーム中5位。次節は12日、とちぎフットボールセンター(栃木県矢板市)でヴェルフェ矢板と対戦する。(池田充雄)








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