つくば市は19日、市のデマンドタクシー「つくタク」の予約が、同日午前8時30分から20分間、受け付けできない状態が発生したと発表した。
市総合交通政策課によると、利用者が同日午前8時30分ごろ、予約・配車業務を行っている「つくタク予約センター」に電話したところ、オペレーターと電話がつながらず、業務時間外である旨の自動案内ガイダンスが流れた。
利用者からの問い合わせを受けて市が委託事業者に確認したところ、自動案内ガイダンスが休日設定の状態だったことが分かった。
海の日の19日はもともと休日だったが、今年は東京五輪の延期に合わせて祝日が移動し、平日扱いとなった。委託事業者が19日の設定を、休日から通常営業日に変更するのを失念したのが原因という。
再発防止策として市は委託事業者に対し、業務開始前に必ず予約システムの設定を確認するよう申し入れた。
システムは午前8時50分ごろに復旧したため、予約が取れなかった利用者はないという。