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筑波銀行 -検索結果

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食とものづくり企業250社 技術や商品PRし交流 筑波銀行商談会

【鈴木宏子】食やものづくりに関わる企業が一堂に介する「2019筑波銀行ビジネス交流商談会」(筑波銀行など主催)が9日、つくば国際会議場(つくば市竹園)で催された。県内を中心に北関東の約250社がブースを出し自社の技術や商品をPRした。約330社約2000人が参加し情報交換や交流、商談などを繰り広げた。 食やものづくりのベンチャー企業、観光・サービス業、大学、高校などのブースも並んだ。参加企業は年々増え、第10回目となった今年は前年より約20社増えたという。会場では半日で計約900件の商談が展開された。 筑波銀行(本店・土浦市)の生田雅彦頭取は「ブース展示を通じた情報発信やバイヤーとの商談により、業種を超えた連携や交流の促進、自社製品の今後の展開などに役立てていただければ」とあいさつした。 約90社が出展した食・海外販路・観光のコーナーでは茨城のコメの試食コーナーなどが設けられ、食べ比べをしたり、各ブースに並べられた新商品を試食する来場者で人だかりができた。ベンチャー企業のブースでは、AI(人工知能)を活用してものづくりの熟練技術の継承に取り組むライツ(LIGHTz、つくば市千現)など15社が自社製品をアピールした。 高校のブースには県立土浦一高、つくば工科高校など9校が出展した。高齢者の交通事故が社会問題になる中、駐車場での交通事故を減らしたいと多機能カートのアイデアを考え発表した県立土浦一高2年の藤田彩花さんは「出展し来場者に説明することで、自分の中の何が課題なのか分かってきた」などと感想を話していた。 ➡筑波銀行の過去記事はこちら

色彩にこだわり 町田保さん、新作41点展示 筑波銀行つくば本部

【矢神若菜】つくば市在住の画家、町田保さん(66)の絵画展が21日から、つくば市竹園の筑波銀行つくば本部ビル2階ギャラリーで開かれている。展示されているのは風景画を中心としたアクリル画と書道作品の41点。すべてこの1年の新作という。 60歳のとき同ギャラリーで鑑賞したつくば市在住の画家、軽澤直雄さんの水彩画に感銘を受け、自己流で絵画を始めた。翌年には個展を開き、今回で7回目。人気のギャラリーのため3年前にようやく予約できたと言い、念願かなっての絵画展開催となった。 今回のテーマは「美しさに感動」。「見た人が美しいと感じるものを描きたい」という町田さんは、「きれいな色が好き。暗い絵よりも明るい絵を描くようにしていて、例えば空を描くときは、参考にした景色が曇っていても描いているうちに自然と晴れにしてしまう」と語った。 乾きが速く、画用紙上で簡単に上描きできるアクリル画の特質をいかし、年間30~40もの作品を描くという町田さんだが、待望のギャラリーでの展示に力作をそろえた。中でも「初夏の頃に」という雄大な自然を描いた作品は完成までに2カ月をかけた。この大作で第75回現代美術家協会「現展」に入選した。 色彩に強いこだわりを持つ町田さんは「深みのあるきれいな色を出すために絵の具を色々混ぜてみた。そのため納得のいくものが描けたので、今年はお気に入りの作品が多い」と語る。会場を訪れた同業者の石山克さん(65)は「秋を描いた絵の紅葉がとても鮮やかで印象的だった。どの絵も緑が深い色できれいだと感じた」と感想を述べた。(ライターは筑波大1年、ドットジェイピーのインターン生) ◆町田保絵画展は30日まで。時間は午前10時~午後4時(最終日は午後3時まで)。入場料無料。 ➡昨年の町田保さん個展の過去記事はこちら

スケール大きく 一色邦彦・直彦展「宙(そら)と大地」 6月4日から筑波銀行

【相澤冬樹】筑波銀行(本店・土浦市、藤川雅海頭取)は6月4日から、つくば市竹園の同行つくば本部2階ギャラリーで第22回ギャラリー企画展、一色邦彦・一色直彦展「宙(そら)と大地」を開催する。6月30日まで。 彫刻家の一色邦彦さん(83)は東京生まれ、土浦市育ちで、1968年アトリエを牛久市に移して以来、地元茨城を大切に活動している作家。第9回高村光太郎賞、中原悌二郎賞優秀賞など、現代彫刻展で受賞を重ね、美術振興に大きな足跡を残した。 日本画の一色直彦さん(52)はその長男、1992年東京藝術大学大学院日本画科を修了。日本画の枠にとどまらず、岩絵具や金箔などの画材を用いて、杉やケヤキなどの板材に描く立体的で神秘的な作品を中心に発表している。 銀行の地域振興部が運営する同ギャラリーの存在を評価していた邦彦さんは2016年、常総市の鬼怒川水害を悼み「淼湎(れいめん)」と銘打った個展を開いた。「水」は邦彦さんが長く取り組んだテーマだった。反響の大きさに、同行が次回展を持ちかけたとき「今度はさらに大きなテーマで」と返答していた。 それが今回の「宇宙と大地」になった。広大無辺の宇宙をテーマに取り組む邦彦さんと2人展を開きたい思いがずっとあったためだ。しかし邦彦さんは、親子展という言い方を嫌う。「子供だから一緒にと思ったことはない。同じ芸術家の立場でやりたかった」というと、「大変名誉に思います」と直彦さんも応じた。 今回、邦彦さんは立体造形の4作品を出展、直彦さんは近作を中心に40点を出展。週に一度は牛久市のアトリエに集まって、展示構成を練ってきた。初日の4日には、2人そろってオープニングに立ち会いたいという。 ◆つくば本部2階ギャラリー(つくば市竹園1丁目、電話029-859-8111)入場無料、土・日曜日も開廊。 ➡筑波銀行ギャラリーの関連記事はこちら

年々レベルアップ、多彩な作品70点 筑波銀行OB会美術展

【池田充雄】退職後の暮らしを心豊かなものにしようと、趣味の世界に打ち込んでいる人たちの作品展「第5回筑波銀行OB会美術展」が18日から、つくば市竹園の筑波銀行つくば本部2階ギャラリーで開催中だ。油彩、水彩、水墨画、写真、書、彫刻、陶芸などの多彩な作品、70点余りを見ることができる。 今展の参加者は県内全域および近県の37人。年齢層は60代後半から70代後半が中心だ。「各自が得意なジャンルで挑み、いずれも個性豊かな作品ばかり。回を重ねるごとに出品点数が増え、内容もレベルアップしている。県展などで活躍している人も多い」と、実行委員長の床宿道和さんは話す。 同銀行は関東銀行、つくば銀行、茨城銀行の3行が母体となって2010年に誕生した。今はまだ各行それぞれのOB会が存在するため、共に展覧会を開催しながら親睦を深めている。「この人がこんなテイストの作品を作っていたとは」と、職場で接していたときには気付かなかった意外な一面が見られたりもするそうだ。 作品づくりで大きなモチーフとなるのが地域の風物だ。たとえば千勝弘巳さんの日本画「スーパームーン」は、筑波山の稜線を巨大な満月が照らしている。同じく「群雀」では、満開の花木に遊ぶ小鳥たちを背後から筑波山が見守るように描いた。小澤章さんの写真「光る沼」「夜あけ」は、下妻市民の心のふるさとである砂沼のさまざまな表情を捉えたもの。糸賀士さんが出展した獅子頭は、これもまた石岡の象徴といえる工芸品だ。 一方で、旅先の風景などを題材にした作品も楽しい。その一つ、小倉宏さんの写真「アルプスの朝」は、国の特別天然記念物であるライチョウをクローズアップで撮影した貴重な1枚。ライチョウから視線を上げると遠くに槍ケ岳が望め、構図としての完成度も高い。 同行の生田雅彦副頭取は、開会式でこれらの作品を鑑賞した上で「私も今は仕事一筋だが、将来は多くの趣味を持つ先輩方を見習っていきたい」とあいさつしている。 ◆会期は25日(木)まで、開館時間は午前9時30分~午後5時(最終日は午後3時まで)、期間中無休、入場無料。 ➡筑波銀行の関連記事はこちら

新頭取に生田雅彦副頭取が内定 筑波銀行

【鈴木宏子】筑波銀行(本店土浦市)は8日、同日開いた取締役会で、新しい頭取(代表取締役)に生田雅彦副頭取(58)を内定したと発表した。藤川雅海頭取(66)は代表取締役のまま会長に就任する。6月開催予定の定時株主総会及び終了後の取締役会で正式決定する。 生田氏は法政大学経営学部卒、1984年に関東銀行(現在の筑波銀行)に入行、石岡支店長、神栖支店長、総合企画部長、営業本部長などを歴任し2018年6月から副頭取を務める。 藤川頭取は横浜国立大学経済学部卒。1976年に関東銀行入行、ひたちなか支店長、研究学園都市支店長、総合企画部長などを歴任し、2012年6月から頭取を務めている。

事業化を技術、金融双方から支援 サイバーダインと筑波銀行が包括連携協定

【相澤冬樹】ロボットスーツ「HAL(ハル)」開発を手がけるサイバーダイン(つくば市、山海嘉之社長)と筑波銀行(土浦市、藤川雅海頭取)は28日、つくば市をはじめとする地域のベンチャー企業の事業立ち上げを支援するための包括連携協定に調印した。同日付で、支援第1号への共同出資も発表した。 協定は、つくば市など両社が関わる地域において、スタートアップ企業に対する経営、技術、金融面での事業支援を行う枠組み。両社はこれまでに、それぞれCEJ(サイバニクス・エクセレンス・ジャパン)ファンド、つくば地域活性化ファンドを設けて、新産業創出への支援を行ってきたが、今回は双方が互いの得意分野の経営資源を持ち寄り、社会課題の解決や地域の発展方策で連携することに特色がある。 調印式で、山海社長が「つくばの研究室にとどまっているモノや情報を、人の手を介して社会に実装する仕組みを作っていきたい」と抱負を述べると、藤川頭取は「直接金融で企業の創造の機運を支援してきた当行の姿勢とサイバーダインのベクトルは完全に一致する」と応じた。 支援第1号はNIMS発ベンチャー 協定締結後、支援第1号として、物質・材料研究機構(NIMS)発ベンチャーであるマテリアルイノベーションつくば(つくば市、松村宗順CEO)への出資も発表された。NIMS先進低次元ナノ材料グループ(グループリーダー・唐捷同社CTO)の研究成果であるグラフェンを利用した蓄電デバイスの事業化を推進する。製品の超小型化・超軽量化を実現して、新たな市場の獲得をめざすもので、2年をメドに量産体制を構築する。 金額は明らかにされていないが、筑波銀行は地域活性化ファンドからの出資、サイバーダインはCEJを使わず、独自の出資で賄う。山海社長は「超小型化しての市場開拓は有望だが、一気の量産化には思い切りがいる。次の一歩を踏み出す支援という今回の枠組みにぴったりの案件だった」と語っている。

AIが問い合わせに回答 筑波銀行が導入

【鈴木宏子】「届出印を変更したい」「インターネットバンキングを申し込みたい」ーなど銀行への問い合わせに、AI(人工知能)が答える対話型自動応答システム「チャットボット」を筑波銀行が3日から導入している。 パソコンやスマートフォンからの音声や文字入力での質問に、24時間365日対応する。 利用者の利便性を高めようと、昨年から全国の地方銀行7行が、人工知能やデータ解析などのシステム開発企業と共同で実証実験を実施し、今回そのうち4行が同時導入した。 同じ内容の問い合わせでも、人によって聞き方の表現が異なるが、しゃべり言葉や書き言葉などさまざまな表現に対応できるのが特徴という。まだ十分に回答できない項目もあるが、利用者からたくさんの質問を受けることで、AIが学習しながら回答の精度を上げていくという。 利用方法は筑波銀行ホームページ右側の「お問い合わせはガマ吉君に聞いてみよう!」というバナーをクリックし、質問内容をマイク機能を使って話し掛けるか、文字入力する。または質問項目を選択する方法でも問い合わせできる。 例えば「インターネットバンキングを申し込みたい」と質問した場合、①インターネットでの申し込み②郵送での申し込み③店頭での申し込みの3つの方法が示され、選択するなどして回答を受ける。利用者個人の名前や住所、電話番号など個人情報の入力は必要なく、だれでも利用できる。

200社が自社技術や商品をPR 筑波銀行ビジネス交流商談会 高校生も出展

【鈴木宏子】地域企業の情報発信と販路拡大を応援する筑波銀行(藤川雅海頭取、本店土浦市)の「ビジネス交流商談会」が11日、つくば市竹園、つくば国際会議場で催された。「食」と「ものづくり」企業を中心に、県内のほか北関東の200を超える企業や団体の出展ブースが設けられ、自社の技術や商品をPRした。 ベンチャー企業のブースのほか、現役高校生が自校の取り組みを紹介する高校生ブース、茨城のコメを試食できる試食コーナーなども設けられ、大勢の企業関係者でごった返した。 高校生ブースは7校が出展。県立つくば工科高校(つくば市谷田部)は、ロボットコンテストに実際に出場したロボットを展示したり、筑波大学や産業技術総合研究所(つくば市東)の協力を得ながら取り組んでいるコンピュータープログラム開発の取り組みなどを紹介した。ロボット工学科1年の宮下耕輔さん(16)は「いろいろな企業や学校が集まって情報交換し合っていて、新しいコミュニケーションや産業がいろいろな方向に広がると思う」と感想を話した。 会場ではベンチャー企業による自社商品のデモンストレーションも行われた。歩く人の後を追いかける追従運搬ロボットや、熟練技術者がものづくりをする思考回路をシステム化したAI(人工知能)のデモンストレーションを最前列で見学した同工科高1年の廣瀬優斗さん(16)は「人の生活を豊かにしようという強い気持ちを感じた。自分も人に役立つロボットや機械を作りたい」と語っていた。

神立小にひな壇寄贈 国際警備保障と筑波銀行

【谷島英里子】国際警備保障(水戸市、加藤貞光社長)と筑波銀行(土浦市、藤川雅海頭取)は18日、土浦市立神立小学校(浜田栄一校長、児童数462人)にひな壇2基を寄贈した。地域貢献事業として同行の私募債発行手数料の一部を活用した。 ひな壇は2段式。体育館などでの合唱コンクールや、記念撮影の際などに使用する予定。同小にはこれまでひな壇が無かったことから、音楽会や卒業式などの行事の際に、子どもたち一人ひとりの顔がよりわかるようになるという。小山光之教頭は「いろいろな催しで活躍してくれると思う」と話す。 18日、同小で開かれた贈呈式には、国際警備保障の野原敏常務、坂本常男県南支社長、物井稔県南支社課長代理、筑波銀行の原規之水戸営業本部長、檜山信邦課長代理と、浜田校長の6人が出席した。野原常務が「児童のため有効に使ってください」とあいさつ。浜田校長は「末永く大切に使わせていただきます」と話した。

筑波銀行 夏休み親子映画鑑賞会

大人気「怪盗グルー」シリーズ第3弾「怪盗グルーのミニオン大脱走」(90分)を上映する。 開場午前9時30分 開会9時50分 上映開始10時 入場無料、先着300人。子供だけの入場は不可。

人工知能で次世代の地銀へ 筑波銀行など7行が新会社

【鈴木宏子】筑波銀行(土浦市、藤川雅海頭取)は25日、他県の地方銀行計7行と連携し、人工知能(AI)などを使って金融サービスや業務のデジタル化を進める共同出資会社「フィンクロス・デジタル」(東京都中央区、社長・伊東真幸元横浜銀行頭取)を6月25日に設立すると発表した。 現金を使わずスマートフォンによる電子商取引が広がったり、IT企業が情報技術を駆使してフィンテックと呼ばれる新しい金融サービスを提供するなど、めまぐるしいスピードで経済のデジタル化が進む中、地方銀行が共同出資してデジタル化を進める。 7行はほかに、池田泉州銀行(大阪市)、群馬銀行(前橋市)、山陰合同銀行(松江市)、四国銀行(高知市)、千葉興業銀行(千葉市)、福井銀行(福井市)。新会社の資本金は1億円、設立時の純資産は1億4000万円。14.3%ずつ出資する。 新会社は、7行がもつ顧客情報を匿名化してデータ分析し、顧客の生活スタイルや子供の成長などに合わせた最適な金融商品を個別に提供などする人工知能を研究・開発する。さらに人工知能を用いて事務作業を効率的に自動化するロボット(RPA)を導入し銀行業務の効率化を進めたり、店舗のペーパーレス化やキャッシュレス化などを進めるという。 他の金融機関の参加を歓迎するほか、今後、複数行による協働事業も検討するという。ただしシステムの統合などは実施しないとしている。

県内中小企業の海外展開を後押し 筑波銀行とJICAが提携

【鈴木宏子】県内中小企業の海外展開を後押ししようと、筑波銀行(本店・土浦市中央、藤川雅海頭取)と国際協力機構(JICA)筑波国際センター(つくば市高野台、高橋政行所長)は20日、業務提携・協力に関する覚書を締結した。 経済のグローバル化と国内の厳しい経済状況から、地方の中小企業も生き残るためには新興国や途上国の成長を取り込むことが必要といわれる。優れた技術や製品をもち、海外展開を希望する企業が同行取引先に多いことから業務提携する。JICA筑波と金融機関との提携は2016年の常陽銀行に次いで2カ所目という。 今後、両者は、途上国の経済情勢や開発課題のほか、県内企業の活動などの情報を交換し合いながら、海外進出に意欲のある取引先企業を訪問したり個別相談に応じる。さらに取引先企業向けの海外セミナーを共同開催したり、同行のビジネス交流商談会でJICAがブースを出展などする。JICAの職員が講師となって同行行員を対象にした研修会なども開催する。 同行によると現在、製造業を中心に約430社が海外進出に興味を示しており、これらの企業に情報提供したいとしている。 さらにJICAは2012年度から、全国の中小企業から提案を募りODA(政府開発援助)を活用した中小企業海外展開支援事業を実施している。製造業だけでなく、農業、福祉、医療、教育など分野も多岐にわたることから、同支援事業をPRし活用してもらう。 現在、県内ですでに5社が同支援事業を活用し、ネパールで軽水力発電機を普及したり、インドネシアでタコの加工衛生技術を普及させたり、タンザニアでサツマイモの栽培貯蔵技術を普及などしているという。 20日、つくば市竹園、同行つくば本部で覚書を取り交わした同行の篠原智営業本部長は「ビジネスニーズは今後、東南アジアから中近東、アフリカ、中南米などに広がっていくことが予想されるので、これらの地域の情報や人的関係で圧倒的強みを持つJICAと連携し多様なニーズに答えたい」とし、JICA筑波の高橋センター長は「海外事業は多くの経験があるが、地元企業との接点は十分でなかったので、地元企業を後押しできたら」と話していた。

産学官プラス金融で創業支援 つくばに18団体結集しスタート

【相澤冬樹】約150の研究機関が集積する地の利を生かし、産学官プラス金融の連携で、つくば発の起業をより積極的に支援しようという枠組が26日、つくば市に誕生した。「つくばスタートアップ・エコシステム・コンソーシアム」で、県と市、筑波大学、産総研、物・材機構、農研機構など研究機関、民間の投資家や金融機関など合わせて18団体が参画して設立理事会を開いた。 社会実証の推進へ コンソーシアムは共同事業体。つくばに集積した研究・事業資源を生かして、創業機会の創出や地域経済の持続的発展につなげるのが狙い。新しいアイデアや技術に基づく創業・起業を有機的に支える環境(エコシステム)の形成を促すため、産学官金の連携により事業の創出支援、スタートアップ企業への実証フィールドの提供など社会実証の推進に取り組むとしている。 会員にはTXアントレプレナーパートナーズ(千葉県柏市)、ベンチャーカフェ東京(東京)などベンチャー企業の支援組織が顔を連ねている。常陽銀行、筑波銀行の地元地銀両行も参画した。 設立理事会では、会長に大井川和彦知事と五十嵐立青市長を選び、筑波大、産総研、物・材機構、農研機構の担当者を理事に選任した。今後、理事会は年1回程度の開催となるが、連携事業等は全体運営会議で決定、複数の部会を置いて個別活動に取り組む。具体的な活動の展開は新年度からになる見込みだ。 冒頭、あいさつに立った五十嵐市長は「いわゆる潜在的起業希望期にある事業者に手を差し伸べる施策が従来なかった。その支援のため、これだけの顔ぶれが1カ所にそろう場所はつくばしかない。手厚い戦略で取り組みたい。そろそろ実証実験は卒業し、社会実装にもっていきたい」と意欲をみせた。

古民家改造しチョウザメレストラン 筑波山麓・真壁の養殖業者が店開き

【大山茂】真壁のひなまつり開幕に合わせ、桜川市に4日、古代魚のチョウザメを食材にした古民家レストランがオープンする。異色の組み合わせだが、総務省の地域振興策「ローカル10000プロジェクト」採択を受け、市内でチョウザメの養殖を手掛ける「つくばチョウザメ産業」(つくば市、白田正男社長)が準備を進めてきた。 店の名は「レストキャビン古民家スタージョン」。スタージョンは英語でチョウザメのこと。場所は造り酒屋「西岡本店」の東隣りで、市が管理している木造平屋の古民家を改造した。 メニューはチョウザメの肉を使ったカレーや漬け丼、煮込みうどんなど。全ての料理にチョウザメを使用する。肉は白身で淡白なため、多くの料理に合うのだそう。価格は1000円前後。白田社長は「地元の人たちがお昼に気軽に立ち寄れる場になれば」と話す。 店内に入ると入口に大きなプラスチック製の水槽が置かれている。来店者にチョウザメの泳ぐ姿を見せるという。店内にはチョウザメの生態を紹介するパネルやグルタミン酸、アスパラギン酸などチョウザメの持つ機能性成分の分析表なども展示し、なじみの薄いチョウザメの理解を促す考え。奥に進むとテーブルやカウンターが配置され、15人前後ゆったりと座ることができる。 総務省事業に県内1カ所採択 同事業は、2019年のローカル10000プロジェクトに県内でただ1カ所、採択された。レストランに加え、廃校した小学校のプールを使ったチョウザメの養殖と、プール隣りで飼育水を再利用した野菜の水耕栽培の3点セットが事業内容。地元桜川市を通じて総務省に申請したところ、地域の産業再生と活性化に結び付くとして採択された。事業費は国の地域経済循環創造事業交付金と桜川市の負担分合わせて850万円、それに筑波銀行の事業継続融資分850万円の合計1700万円。 同社は筑波山麓の石材工場跡地に加工・出荷事業所を開設、約10年前から6000匹前後を飼育し、雄の魚肉をホテルや割烹、寿司店などに提供してきた。3年前からは雌の成魚からキャビアを採取しており、瓶詰20グラム6000円(税別)で販売している。結婚式場などから引き合いがあるという。 桜川市では4日から恒例の真壁のひなまつりが開幕する。3月3日までの会期中、市街地の店舗など約160軒におひなさまが飾られ、10万人を超える人出が見込まれている。

第6回NHK水戸児童合唱団ニューイヤーチャリティーファミリーコンサートinつくば 賛助出演:藝大ユニットMF

筑波銀行が、SDGs推進プロジェクト『あゆみ』の一環として協賛し、NHK 水戸児童合唱団が主催する「第6 回NHK 水戸児童合唱団ニューイヤーチャリティーファミリーコンサート」。 観覧の申し込みを2020年1月8日まで受け付ける。 申し込み方法は、名前、住所、連絡先(電話番号)を明記の上、FAX またはE-mail で申し込む。 FAX:029-829-7557 E-mail:shinko@tsukubabank.co.jp

《映画探偵団》22 筑波小唄と筑波節は2つで1つ

【コラム・冠木新市】桜川流域には茨城県出身の詩人野口雨情が作詞した『筑波小唄』と『筑波節』の民謡が残っている。10年前にその事実を知ったころは、特に雨情や民謡に興味があったわけではなかった。つくば市の年配者に尋ねると、「そんな歌、知らないな」と言われた。 とりあえず、どんな民謡なのか聴いてみようと、つくば市や茨城県の図書館、北茨城市の野口雨情記念館などに当たってみたが、どこにも音源は残されていなかった。こうなると私の悪い癖で、ぜひ探してみたくなった。 昭和5年(1930)、世界大恐慌の影響が日本に出始めた年、雨情は旧筑波町から歌作りの依頼を受ける。10月1日から2日、筑波山中を散策し、翌3日、5番まで詩がある『筑波小唄』を作り、作曲家藤井清美が直ちに曲をつけた。同日、関係者を江戸屋別館に招き、筑波芸妓(げいこ)によって披露の運びとなった。 ところが、この歌は、45日後の11月18 日に1・2番と3・4・5番に分けられ、詞が追加されて『筑波小唄』と『筑波節』になるのである。なぜ1つの歌が2つに分けられたのか、詞を分析してみた。 『筑波小唄』の「うすい情」「笹で啼(な)く」、『筑波節』の「うす明り」「ほろり泣いたも」と、対をなす表現が出てくる。また最後のフレーズは「北条を通れば うしろに筑波 ままよ逢わずに 帰らりよか」(『筑波小唄』)、「真壁出て見りゃ 南に筑波 逢いにゆきます 山越えて」(『筑波節』)とあって、男と女が筑波で逢う構成になっている。 つまり『筑波小唄』は男心を、『筑波節』は女心を描く2曲で1組の歌なのである。『筑波小唄』はうぐいす芸者藤本二三吉が、『筑波節』は北条芸妓連がSPレコードに吹き込み、昭和7年(1932)にはNHKラジオで披露している。 その後、ひょんなことからリメイク版レコードが見つかり、歌誕生80周年記念として、2010年10月10日、筑波銀行つくば本部ビル10階で、「雨情からのメッセージ」と題し講演・朗読劇・歌・踊りのイベントを開催した。 東映『仁義なき戦い』5部作 私は東映『仁義なき戦い』(1973-74)5部作を思い出した。この作品は5部作中4本が、キネマ旬報ベストテンに入る日本映画史の名作だ。中でも、第3部『代理戦争』は広島ヤクザが西日本2大組織のどちらにつくかで右往左往するズッコケ喜劇で、第2次大戦後の米ソ大国と小国の政治状況を象徴しており、ヤクザ映画の範疇(はんちゅう)を超える仕上がりになっていた。 だが第4部『頂上作戦』は、盃(さかずき)外交に組員の内部分裂、世代間の争いが加わり、複雑混乱した印象で不満だった。しかし第5部『完結篇』ができ、全作オールナイト上映を見て驚いた。続けてみると3部と4部が密接につながり、一本筋が通り面白さ倍増なのだ。 あとから、脚本家笠原和夫の『昭和の劇』(太田出版)で知るのだが、3部と4部は元々一本のお話で、映画が大ヒットしているため、東映から「2本に分けて作れ」と命じられたそうだ。 いつの間にか雨情と民謡に魅せられた私は、2012年にSPレコードを発見しCDに復刻、DVDを作って踊りも復活させた。来年秋には歌誕生90周年を迎える。『筑波小唄』のお囃子(はやし)は、サイコドン ハ トコヤンサノセ である。(脚本家) ➡冠木新市さんの過去のコラムはこちら

主なサポーター

2019年度の主なサポーターは以下の通りです。 ・日本つくば国際語学院 ・スポーツクラブナック ・一誠商事 ・つくば山水亭 ・つくばグランドホテル ・つくばわんわんランド ・JA水郷つくば ・JAつくば市 ・JAつくば市谷田部 ・筑波銀行 ・ペンギンシステム ほか

夏休み親子映画鑑賞会

筑波銀行が地域社会貢献活動の一環で実施する。 上映するのは大ヒットアニメ映画「ボス・ベイビー」(上映時間 97 分) 入場無料。定員300人。当日先着順。

《続・気軽にSOS》36 なんでもかんでも相談

【コラム・浅井和幸】毎月、つくば市とかすみがうら市で、各1回ずつ相談会を開催しています。名前の通り、なんでもかんでも相談をお受けし、そこから次の一歩を一緒に探すという趣旨で開催しています。現実的な悩み解決策を提示する場ということです。 精神保健福祉士、行政書士、社会保険労務士、ケアマネジャー、保育士、司法書士、弁護士など、主に国家資格を持つ有志がボランティアで集まり、どのような悩みにも対応する合同での相談会です。各相談員には、些細(ささい)な、日常の引っ掛かりでも、真剣に対応して次の一歩を提示するよう伝えています。 例えば、明日の彼女の誕生日に何をプレゼントしたらよいか? というような悩みでも対応するということです。 といっても、相談に来られる方は、かなり重く辛い悩みが多いものです。遺産相続で骨肉の争いになりそうだとか、住む場所を出ていかなければいけないとか、近所の方から嫌がらせを受けているとか、10年ひきこもっている子どもを抱えているとか、暴力を受けていて家に帰るのも怖いとか、障害者支援や年金の利用方法が分からないとか、です。 相談は無料 予約も不要 かすみがうら市内で開催している、なんでもかんでも相談会は、2019年5月で98回目を迎えます(つくば市の方は9回目になります)。かすみがうら市や社会福祉協議会の広報もあり、2018年度は100件を超える相談を受けしました。 相談するために、かすみがうら市の相談会会場のやまゆり館や、つくば市会場の筑波銀行つくば副都心支店を訪れる皆さんのお住まいは様々で、県外からも訪れます。相談会を訪れる方は、相談が出来る場所がないこともあるでしょうし、場所はあったけれど相談員との相性が合わなかったという方もいます。 相談は無料で予約の必要もありません(法律相談は要予約です)。もし何か悩みがあれば、「なんでもかんでも相談」「なんでもかんでも相談つくば」で検索してみてください。小さな一歩を積み重ねることで、大きな山も乗り越えることが出来るものです。(精神保健福祉士) ➡浅井和幸さんの過去のコラムはこちら

休む? 休まない? 休めない? つくば、土浦の10連休対策総ざらい 

平成から令和へ、今年迎える改元連休は27日から5月6日まで10日間に及ぶ。即位の日(5月1日)が祝日に、また、その前後の4月30日と5月2日が国民の休日に指定されたためだ。ゴールデンウイーク超えの大型連休は、生活に影響を及ぼしかねないという不安に応え、政府は暮らしへの影響に関する対応策を発表している。つくば、土浦地域の医療や金融、保育など、暮らしに関わる分野別に連休中の対応をまとめた。 【病院】 10連休中は休日当番医のほか、一部病院が外来診療を実施する。 筑波学園病院(つくば市上横場)総務課広報によれば、連休中の診療は休日扱いとなり、事前に予約していない人は料金に休日加算等が追加される。休日加算はどの医療機関でも同様に算定される。なお同病院関連施設の並木診療所(小児・内科)は27日(土)、30日(火)、5月2日(木)の診療日を設ける。 外来診療を実施する病院、診療所は以下の通り。診療時間などは電話連絡の上、確認が必要だ。(当)は休日当番医。 ◆つくば市 4/27(土)=宮本病院、筑波学園病院、とよさと病院、筑波記念病院、筑波中央病院、筑波胃腸病院、筑波病院、いちはら病院、つくば双愛病院 4/28(日)=筑波胃腸病院、東郷病院(当)、南大通りクリニック(当) 4/29(月)サンシャインクリニック(当)、筑波病院(当) 4/30(火)=筑波学園病院、とよさと病院、筑波記念病院、筑波メディカルセンター病院、筑波胃腸病院(当)、筑波病院、いちはら病院、さくら内科・呼吸器内科クリニック(当) 5/1(水)=とよさと病院、筑波記念病院、おがわ内科(当)、いちはら病院(当) 5/2(木)=筑波学園病院(当)、筑波記念病院、筑波メディカルセンター病院、筑波胃腸病院、筑波病院、いちはら病院、木村クリニック(当) 5/3(金)=筑波病院、太田医院(当)、樫村内科消化器科クリニック(当) 5/4(土)大野医院(当)、寺崎クリニック(当) 5/5(日)つくば双愛病院(当)、飯岡医院(当) 5/6(月)=筑波メディカルセンター病院、宮川内科・胃腸科医院(当)、あつしクリニック(当) ◆土浦市・阿見町 4/27(土)=県南病院、都和病院、土浦厚生病院、神立病院、筑波東病院 4/28(日)=小林医院(当)、土浦市休日緊急診療所(当)、淀縄医院(当)、小杉歯科医院(当) 4/29(月)=東京医科大学茨城医療センター、松本内科医院(当)、土浦市休日緊急診療所(当)、野上病院(当)、高野歯科医院(当) 4/30(火)=東京医科大学茨城医療センター、県南病院、都和病院、土浦厚生病院、筑波東病院、土浦協同病院 5/1(水)=県南病院、都和病院、神立病院、土浦協同病院 5/2(木)=県南病院、都和病院、土浦厚生病院、神立病院、筑波東病院、土浦協同病院 5/3(金)=山中内科クリニック(当)、土浦市休日緊急診療所(当)、県南病院(当)、深谷歯科医院(当) 5/4(土)=石井内科クリニック(当)、土浦市休日緊急診療所(当)、中央大祢整形形成外科(当)、ホワイト歯科医院(当) 5/5(日)=萩原クリニック(当)、土浦市休日緊急診療所(当)、神立病院(当)、土浦やまぐち歯科クリニック(当) 5/6(月)=東京医科大学茨城医療センター、鈴木胃腸科クリニック(当)、土浦市休日緊急診療所(当)、伊野整形外科医院(当)、関口小児歯科医院(当) →10連休中のつくば市の休日当番医はこちら →土浦市の休日当番医はこちら →県の医療機関の外来診療の実施状況はこちら 処方せんと薬局 連休中、薬局が閉まっている場合などに対処し、継続的に使用している薬に限り、4日以内と決められた処方せんの使用期間の延長ができる。希望者は主治医に相談を。薬局はつくば、土浦とも飛び石連休が多いが、ショッピングモール内の薬局などは連日営業している。 【介護施設・事業所】 特別養護老人ホームなどの入所施設の場合は365日稼働しているため、連休の影響を受けない。通所や訪問介護など居宅サービスを行っている事業所は利用者との契約に基づいて営業しており、契約の有無に応じて休みにする事業所がある。 【保育所】 認可保育園は公立、私立とも基本的に休みとなり、連休中は一時預かり保育を実施している施設が対応する。 このうちつくば市シルバー人材センターが運営する一時保育施設「子育て支援ルームきずな」(同市台町、小倉武子施設長)は木曜日を除いて、1歳から未就学児まで毎日10人まで受け入れる。10連休はすでに毎日4人程度の予約が入っているがまだ受け入れ可能だ。 ◆つくば市 3カ所で1歳~就学前を対象に一時預かり保育を実施する。 ▽市立作岡保育所=4月30日(火)と5月2日(木)。利用料は1時間200円、定員6人。 ▽つくばスワン保育園=全日。1日3000円。定員5人。 ▽子育て支援ルームきずな=5月2日(木)を以外。1時間500円(市外は600円)。 ◆土浦市 ▽市立桜川保育所=4月30日(火)~5月2日(木)の3日間。定員20人程度、4時間まで800円。4時間超1600円 【銀行】 ▽常陽銀行、筑波銀行などの銀行窓口は10連休中は休業、銀行ATM(現金自動預け払い機)やコンビニATMは連休中も利用できる。給料日と重なる4月25日(木)と26日(金)、連休明けの5月7日(火)は窓口が大変混雑すると見込みまれることから、日数や時間に余裕をもって手続きするよう呼び掛けている。 連休中に需要の増加が見込まれるATMについて常陽銀行広報室は、委託管理会社がお札の過不足が生じないよう管理にあたっているため、連休前は通常の土日より多くお札がセットされるという。連休中のATM利用は所定の手数料がかかり、両替機は使えない。詳しくは「常陽銀行ATMご利用ガイド」で確認を。 【郵便局】 郵便局窓口は10連休中は休業。休日なども営業している一部郵便局は営業する。配達は普通郵便物は4月27日(土)と5月2日(木)のみ配達、速達や書留などは毎日配達する。ATMは連休中も利用できる。 【消費生活センター】 つくば市、土浦市いずれも消費生活センターは4月27日から5月6日まで休み。急な場合は▽国民生活センター=午前10時から午後4時まで、局番なしの188(イヤヤ)▽県警察本部・警察相談=ダイヤル#9110 【ごみ収集】 つくば、土浦の一般ごみ収集は収集カレンダー通りに行われる。 【構成・橋立多美】

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外国人、シングルマザー、障害者も 関彰商事、新社員寮完成(下)

【池田充雄】土浦市真鍋に完成した社員寮の設置趣旨として、関彰商事の山口政美広報部長は「当社で働くことのインセンティブとなる施設を目指した。特に外国人、シングルマザー、障害のある方など、これまでの独身寮では対応できなかった方々にも、この寮があるならと思ってもらえるようにした」と話す。 男子寮と女子寮には各1室、車いす利用者のための個室が設けてある。付帯のユニットバスには手すりなどを備え、浴槽への移動を容易にした。個室の場所はエレベーターの側で動線が短く、もちろん館内はバリアフリーだ。女性家族寮は、シングルマザーが小学生以下の子どもと住む想定で、広いLDKと寝室を備えている。 十分な広さがある車いす室のトイレ 多様な社員が互いを尊重し成長する職場へ また寮だけに限らず、社員同士が性別、年齢、国籍、障害の有無などを超えてお互いを尊重し、それぞれの強みを生かしながら成長できる、働きやすく働きがいのある職場づくりにも励んでいる。

《雑記録》10 コロナ危機と人間の安全保障

【コラム・瀧田薫】WHO(世界保健機構)が新型コロナウィルスのパンデミック(世界的流行)を宣言した。危機の核心は「感染が何処まで広がるか、どれほど深刻か、そしていつまで続くか」にあるが、フィナンシャルタイムス紙が最悪の場合を想定(2020年3月20日付)している。すなわち、世界人口の最大80%が感染すると予測し、致死率を1%とした上で、対応策(隔離、治療薬やワクチン)の効果を折り込み、死者3000万人程度になると予想している。 この数字をどれだけ減らせるかは、「時間との勝負」ということだろう。しかし、公衆衛生の専門家の間に、パンデミック終息時について確たる見通しはないようだ。東京オリンピックは1年程度の延期とされたが、これは「希望的観測」に基づく判断であろう。 それにしても、この国の防災システムと政府の危機管理はお粗末だ。グローバリゼーションのもたらすパンデミックの危機を何度も指摘されながら、対応策は閑却された。その結果、難民はもとより、外国人観光客まで国外排除の対象と成り果て、観光立国政策はほとんど破綻状態にある。当面、ウィルスとの闘いに集中するにしても、それと並行して、この国の防災そして危機管理の抜本的な見直しが必要であろう。 ちなみに、1994年、国連開発計画(UNDP)が「人間の安全保障」の理念を提示している。この理念の狙いは、グローバリゼーションに伴って登場してきた21世紀型の危機(難民、テロ、地域紛争、武器や薬物の密輸、飢餓、経済・金融危機、環境破壊、感染症など)に対処するため、国家中心の安全保障という従来の枠組みを見直すことにあった。 中村哲氏と緒方貞子氏の実践 意外なことに、当時、この国の政府は他国に先駆けて、この理念の具体化に動いている。1998年、小渕首相が「人間の安全保障基金」を立ち上げ、2000年、森首相がこの理念を外交政策の柱の一つに位置づけている。何はともあれ、この原点に一度立ち返ってみるべきだろう。そして、原点から約20年が経過した今、「人間の安全保障」の理念がこの国においてどこまで実現されたのか検証する必要がある。

さらに2人感染、計15人に つくばの高齢者施設 新型コロナ

つくば市内で新型コロナウイルスの感染が確認された同市北条、介護老人保健施設アレーテルつくば(運営・恵仁会)の40代女性職員の濃厚接触者について、県は6日、さらに2人が感染していることが判明したと発表した。同施設での感染者は計15人になる。 2人は、土浦市に住む同施設職員の40代女性と、つくば市に住む入所者の90代女性。いずれも2日に発熱し、現在、咳などの症状がある。 6日は施設の入所者と通所者、職員と家族の計24人のPCR検査を実施し、22人は陰性だった。県は濃厚接触者をさらに調べている。 「施設関係者は首都圏の人との接触自粛を」 一方、大井川和彦知事は6日の記者会見で、県内でこれまでに発生した4つのクラスターのうち、つくば市の筑波記念病院と社交ダンススクールのクラスターについて、経過観察期間が過ぎたのでこれ以上の感染拡大はないとした。 その上で、県内のこれまでの感染状況について、茨城県の場合、知らないところで感染が拡大しているということではなく、県外からやってきた人と濃厚接触者の範囲でとどめていると強調した。

一転、5月6日まで休校 県南の県立高校 新型コロナ

6日新学期が始まった県立高校について、大井川和彦知事は同日、東京への通勤者が多いつくば、土浦市などの県立高校や中等教育学校を、ゴールデンウイークが終わる5月6日まで臨時休校にすると発表した。 3日時点で大井川知事は、県内の新型コロナウイルス感染者の発生状況から感染の連鎖を止められているとして、県立高校は6日から通常通り再開するとしていた。しかし新学期スタート初日に方針を見直す。東京との交流人口が多いことから県が「感染拡大要注意市町村」に指定した、つくばエクスプレス(TX)や県南の常磐線沿線など10市町に立地する県立高校32校をさらに1カ月間、臨時休校とする。 7日は通常通り入学式を実施し、8日からゴールデンウイーク明けまで臨時休校となる。 大井川知事は方針を一転させた理由について、3日の発表後、インターネットやその他で心配する声が大変多く寄せられたとし「恐怖心、心配、不安が強い中でこれ以上無理に学校を再開しても、逆に不安な心理の中で通常の学校生活が送れないのではないか」と判断したと説明した。 TX沿線や県南の常磐線沿線市町の住民に3日、平日夜間と週末の外出自粛を呼び掛けたことに触れ「予防的な措置として外出自粛を要請したが、それが引き金となって不安感が増して休校を求める声が多くなっていった」とし「不安な心理の中で学校を続けることはマイナスの方が大きい」とした。 休校期間については夏休みを短縮することで取り戻すことを検討しているという。