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2022
9月
10月1日発車 筑波地区支線型バス「つくばね号」
2022年9月19日
つくば市の筑波地区支線型バス「つくばね号」が10月1日から運行を開始する。同市北条の筑波中央病院から臼井の筑波ふれあいの里入口まで延長18キロ弱の運行ルートには、新しい標識を設置した34の停留所が整備され、運行開始日を待っている。 200円均一、1日16便運行 「つくばね号」は、筑波山の山裾の集落をめぐり、中腹の観光スポットに至る地区を走行する。ワゴン車サイズで、乗客8人乗り。運行事業は新栄タクシー(つくば市篠崎)が行う。 概ね午前8時から午後6時まで、年末年始を除く毎日、1日16便(上下線各8便)運行する。筑波山の紅葉シーズンなどは、渋滞の影響を大きく受ける区間において、部分運休を行うという。運賃は200円均一(税込み、乗車時に先払い)。65歳以上を対象に、申請すれば高齢者割引もある。 2022年3月までの3年間、3つのコースで実施した「筑波地区支線型バス実証実験」の結果などを踏まえ、市の公共交通活性化協議会で同ルートが採用された。実証実験時のふれあいの里~筑波交流センターの1便当たり利用者数は、平日約0.8人、休日約0.5人で、他の2コースと比較して利用者数が多かった。沿線には、病院や学校、スーパーのほか、平沢官衙(かんが)遺跡、六所神社跡、筑波山神社、筑波ふれあいの里、宿泊施設などがあり、観光路線としての乗客増が見込めるとされた。 さらに、沿線の区長や民生委員たちと意見交換会を行い、住民に身近に感じてもらえるようなコースを新たに決定し、運行開始の運びとなった。筑波中央病院行きが17.5キロ、筑波ふれあいの里入口(つくば湯)行き17.7キロ。それぞれ53分、54分の所要時間を想定している。 「つくばね号」の愛称は、沿線の秀峰筑波義務教育学校の児童生徒から募集し、同協議会で審議して決定した。 六所地区区長、柳原敏明さん(66)は「これから超高齢化社会で車を手放す人も増えてくる、地域住民の足となってくれれば良い。乗客数はそんなに多くならないだろうけれど、筑波山の観光客に利用してもらえばなんとかなるのでは」と語った。(榎田智司)
「これダメでしょ」 県と市の行政手順 《吾妻カガミ》141
2022年9月19日
【コラム・坂本栄】今、このサイトでアクセスが多くコメント欄がにぎわう話題は、茨城県営「洞峰公園」問題とつくば市有だった「運動公園用地」問題です。9月のつくば市長会見でも、記者団から多くの質問がありました。いずれも行政の手順に関することですが、県と市のやり方はとても変です。 県:都合よい結果が出るまで調査? 洞峰公園問題は、県が同公園改修についてのアンケート調査を集計したものの、その調査を無作為抽出の形でやり直すことになったと、市長が紹介したことがキッカケでした。 アンケート回答者の9割がつくば市在住の人、7割が40歳以上の人だったので、県営施設についての調査としては地域と年齢が偏っている、というのが再調査の理由だそうです。県はそうは言っていませんが、県の改修計画に反対(公園は現状のままでよい)が多かったので、アンケート調査の結果をそのまま受け入れたくなかったのではないでしょうか。 再調査は、この問題に関心がある人だけが答える方式ではなく、全県域・全年齢を対象にする無作為抽出方式ということですから、「あまり関心ない」「どうでもよい」といった回答が多くなり、県が期待する結果(反対は少ない)が得られるではないでしょうか。洞峰公園から離れたところに住んでいる知り合いの筑波大生も、同じような意見でした。 この公園は市の施設でなく県の施設です。県民が利用すること想定し、再調査をする理由が分からないではありません。しかし、県に都合のよい結果が出ることを狙い、公園を日常的に利用しない人を調査対象にするのは何か変です。 市:当たり前の手順をすべて無視 運動公園用地問題の方は、8月末、市有地を民間に売却する契約が締結され、これについて感想を求められた市長は「非常にうれしく思っている」とコメントしました。 本欄では何度も売却手順の強引さに疑問を呈しました。例えば、137「…市長の宿痾…」(7月18日掲載)では、▽用地を買うときは議会の議決をもらっているのに、売るときには議決にかけないのはおかしい▽市民に募った意見(パブコメ)の結果は売却賛成がたった3%なのに、市民の理解を得られたと解釈するのはおかしい▽市民の声をきちんと把握するためには、無作為抽出調査をやるべきだ―と指摘しました。 運動公園用地売却は、こういった手順をすべて無視した末の行為ですから、つくば市のおかしさは茨城県よりも重症です。無作為抽出で再調査する県の方がずっと正直で、かわいげがあります。不発に終わったものの、市長解任運動が起きたのは当然でしょう。 市:敗訴したら土地は返してもらう 会見で、住民訴訟(運動公園用地売却は地方自治法に違反するとの訴え)で市が負けることを想定した条項を売買契約に盛り込んだのか聞いたところ、市側は「(そのときは)契約を解除できるようにしてある」と答えました。裁判での敗北も想定、売り払った用地を返してもらう事態も想定しているようです。 この解除条項については、五十嵐市長の売却手順を評価します。土地取引に弱く(市長選では運動公園用地返還を声高に公約したのに返還に失敗)、裁判沙汰にも弱い(元市議を名誉毀損で提訴したのに途中で取り下げ事実上敗北した)市長としては、上出来です。 これで、市が住民訴訟に負けた場合、売却済み用地を「返せ」(つくば市)、「返さない」(倉庫会社)と、争わなくて済みます。(経済ジャーナリスト)
県議会請願へ市民団体、署名活動スタート つくば市に県立高校を
2022年9月18日
つくば市内への県立高校の新設や既存校の定員増などを求めている市民団体「つくば市の小中学生の高校進学を考える会」(片岡英明代表)は18日、つくば市内で「請願署名を進める出発市民の集い」を開き、改選前の県議会12月定例会に請願を出すことを決め、署名活動をスタートさせた。 請願事項は①つくば市やTX沿線に全日制県立高校を早急に設置し、既存の県立高校の定員増を行うこと②高校への通学利便性を高めることーの2点。 考える会は、つくば市の人口増は「急増」にあたるとした上で、2021年度の高校入試で中学3年生の6人に1人しか市内の県立高校に入学できないこと、周辺5市で構成する「つくばエリア」の30年度の中学卒業生は21年度に比べ1000人以上増えることが明らかになっていることーなどを理由として挙げた。こうした状況の中、県は来年4月、つくば工科高校の学級を2学級増やすが、まだ不十分だとしている。 請願署名は10月30日まで集め、県議会12月定例会が開会する翌31日、つくば市区選出の星田弘司、田村けい子、鈴木将、山中たい子、塚本一也県議5人などに紹介議員になってもらうよう依頼した上で、同日、県議会に提出する予定。最低1万人を目標とし、今後、小中学校のPTAなどに協力を依頼するとしている。 署名活動出発集会で片岡代表は「つくば市の人口急増は、出生と県外からの転入が77%を占める。つくば市の人口急増によって、周辺の土浦、牛久、常総市などで地元の高校に入れなくなった中学生が増えている」などと数字を挙げて説明し、「県は22年3月に発表した第2次県総合計画で、主な成果のトップにTX沿線の人口増を挙げている。県立高校の設置は県の発展に大きく寄与すると、人口増・子ども増を前向きに受け止めてほしい」などと話した。 小学生の子供をもつ母親は「つくば市では高校の選択肢がとても少ないため、子供に過度の受験勉強を強いることになっている。県が自らTX沿線開発をして人口増を喜んでいるのに、県立高校の設置をしぶるのはがっかり」だなどと話した。参加者からは(県立高校新設の)具体的な場所がどこになるかで意見が分かれるのではないか」などの意見も出た。 出発集会には、山中たい子県議のほか、金子和雄、橋本佳子、飯岡宏之、ヘイズ・ジョン、小森谷さやか、山中真弓市議ら6人と、市総務部長らも参加した。(鈴木宏子)
土浦花火大会復活へのシナリオ《見上げてごらん!》6
2022年9月18日
【コラム・小泉裕司】土浦の秋の風物詩、土浦全国花火競技大会(11月5日午後5時30分~8時)が戻ってくる。安藤真理子市長は5日の記者会見で、「今年の大会を開催する」と力強い声で発表し、大会は3年ぶりの開催に向け、ついにスタートラインに立つことができた。 11月5日まで2カ月。この時期の決定は、国内最高峰の内閣総理大臣賞を贈るにふさわしい安全な大会としての環境整備にめどが立ったということだろうし、参加業者にとっては、競技大会の「特別な作品」の製造に要する時間を考えると、リミットでもあったろう。 コロナ禍、相次いだ花火大会の中止で危機的な経営状況に陥り、事業の継続性や技術の継承の問題が顕在化していた煙火業界だが、18都道県から55業者が参加するとのことで、まずはほっとしている。今年1年の集大成となる土浦大会で、どんな感動と出会えるのか、期待に胸が膨らむ。 ところで、花火大会はお祭りだろうが競技大会だろうが、何よりも安全第一。観客にとっても、花火師にとっても、主催者にとっても安全でなければならない。花火関係者すべての合言葉であると同時に、今大会を開催に導くためのキーワードでもあった。 イベント報道では、今年前半から、決まり文句のように「3年ぶり」の見出しが急増しており、土浦の場合も同様だ。決して間違いではないのだが、どうも違和感がある。実は土浦大会だけが抱えている「安全」上の深刻な事情があるからだ。 2018年、2019年と、2年続いた花火事故による途中中止に加えて、コロナ禍による2年間の取り止めを加えると、競技大会としての成果は4年連続で残せていない。これは太平洋戦争中の5大会に次いで、史実に残る長期の空白となっている。先人が営々と築いてきた競技大会としての伝統を継承するべく、実行委員会には、安全な大会を再構築し、復活させるという、きわめて重い使命が課せられていたのである。 事故対策では、専門家をはじめ関係機関の協力・理解を得ながら安全対策に心血を注ぎ、再起のめどがついた頃、コロナ対策で出鼻をくじかれた。通常でも大会開催までの準備はほぼ1年を要する土浦市最大のイベントに、未経験の大きな課題が2つも加わっている。それでもこの高い壁を乗り越えなければ、土浦の花火の未来はないのだ。 <具体的な課題対策は、本サイトの記事「3年ぶり 11月5日開催決定 土浦全国花火競技大会」(9月5日掲載)をご覧ください> ウィズコロナの花火鑑賞 さて今年、私が鑑賞した花火大会は、県内外合わせて2桁に到達したが、心がけているのはコロナ対策である。観覧席、道路や駅など人混みでの距離感が気になる空間では、「時差式発光花火」(4月17日掲載の本コラム)にあやかって、遅めの会場退出や電車予約など時間差で「密」回避策をとっている。 同様の行動パターンをされる方は、結構多いように感じている。一方で、観覧席に持ち込んだテーブルいっぱいに、弁当や酒類を広げて、声を張り上げ宴会を楽しむ観客も少なくない。 花火の楽しみ方は人それぞれでよいのだが、アルコールが進めば、その後訪れるトイレ行列。打ち上げ中にもかかわらず、千鳥足で観客の面前を横切り、花火師の魂の1発を背中で鑑賞する。今年に限り、こうしたお作法はいったん封印をいただき、土浦の夜空を見上げて、珠玉の「全89作品」を見尽くしてみませんか。 もしかすると、苦虫をかみつぶしたようなお顔のお客さんが、お隣でにらんでいるかも知れませんよ。本日はこの辺で「打ち止めー」。「ドン ドーン!」。(花火鑑賞士、元土浦市副市長)
ヒストリー展や最後の感謝祭 LALAガーデンつくば 閉店まであと1カ月
2022年9月17日
つくば市小野崎の大型商業施設「LALA(ララ)ガーデンつくば」が10月16日、18年の歴史を閉じる。閉店まであと1カ月となった9月16日から、館内では18年間の歴史を振り返る「ヒストリー展」が開かれているほか、「最後の感謝祭」と銘打った割引セールなど、さまざまなイベントが開かれている。 ヒストリー展は、年表、写真、雑誌記事、販促品など計約50点を展示し、2004年3月19日の開業から18年間の足跡をたどっている。開業を告げる04年3月当時の広告記事、08年に誕生したオリジナルキャラクター「つくバンビ」と「つくベイビー」のイラスト、ハロウィンやクリスマスに催されたスタンプラリーの台紙、イベント時のスナップ写真、2021年からスタートしたワークショップ「土曜キッズデー」の参加者の感想などが展示されている。 同展の会場奥には、フォトスポットが設置され、同施設の外観と筑波山、風船や渦巻き模様のオリジナルロゴを描いたポップなデザイン画の前で、記念写真を撮影できるようになっている。 同施設を運営する、三井不動産商業マネジメント(本社・東京都中央区)スタッフの福田彩夏さん(26)は「LALAガーデンつくばを長くご利用いただいた皆様に、思い出を思い起こしていただければ」とし「フォトスポットもあるので、新しいお客様にも、思い出をつくるなどお楽しみいただければ」と話している。 「最後の感謝祭」は、第1弾を9月16日から30日まで、第2弾を10月1日から16日まで開催する。第1弾は各店で10%から90%割引セールなどを開催している。さらに、同施設の外観や夜景、オリジナルキャラクターなどをデザインした記念のポストカードを買い物客にプレゼントしている。土日や祝日はイベント会場のプラザ広場で、高校生や大学生、スポーツチームによるさまざまなイベントが催される。(鈴木宏子)
解決をしてはいけない時期《続・気軽にSOS》117
2022年9月17日
【コラム・浅井和幸】周りや環境の悪口を言い続けたり、借金を返さなかったり、人や自分を傷つける言動を繰り返したり、乱暴な運転をしたり、嫌いな人のことばかりを考えたり、人と連絡を絶ち引きこもったりと、人はわざと不幸になりたいのかなと思うような行動をとり続けることがあります。 しかし、そのような行動をとる人たちでも、ほとんどは、よりよく生きたいと思っています。つらい状況にどうしようもなく追い込まれることもありますが、上記のような行動がより良い生活のために必要だと考えて、意識して行動し続けていることも多々あるのです。 よりよい状況にしたいので、そのための邪魔になる問題は早く解決したいと考えます。ですが、問題解決を焦ってしまうと、むしろよりよく生きることとは逆の方向に向かってしまうことがありますので、注意が必要です。 借金は早く返した方がよいと無理な返済計画を立てたら、最後まで返済できなくなるかもしれません。スピードを出して乱暴な運転をしたら、事故を起こす可能性が上がり、目的の場所にたどり着けなくなるかもしれません。宿題をやれと怒れば怒るほど、宿題をやらなくなるかもしれません。 短期的に、しかも狭い範囲で見れば得をする、問題解決すると思うことが、中長期的に見みると、むしろ問題をこじらせてしまうことも多々あるのです。短期的に見れば、お金を借りて返さない方が、お金を返すよりも手元に残って得かもしれません。ですが、長期的に見れば、借りたお金を返した方が信頼ができ、次にまたお金を借りることができるようになるかもしれません。 周りや世界が変化するのを待つ これらを踏まえたうえで、相談を受けるときにはどうでしょうか。例えば、お金を貸してくれと相談されても、無駄遣いをすることが明らかなときはお金を貸しても解決にはならないでしょう。それと同じように、学校にさえ行ければ、彼女さえできれば、何かきっかけさえあれば、うまくいくと決めつけた状態のときは、次に進むのは危険なことが多いのです。 また、これとこれをまず行ってみて、次にこれをすれば状況が変わってくると予測できても、当人がこちらの言葉に耳を傾けて実行できる段階でなければ、問題解決に進むのではなく、まずは話をじっくり聞いて共感をするなどし、味方になることが必要になります。 例えば、Aさんが周りの悪口を言い続けているような状況のときは、Aさん自身に考え方や行動の変化を促しても反発につながります。そのときは、その悪口に耳を傾けて、周りが変わったらもうけもんだというぐらいの感覚で、じっと何年も待つことが必要かもしれません。 働きかけず待つだけで、周りや世界が変化するのを待つのも一つの生き方なのでしょう。私は、自分のできる動きで目的に向かう方法を探ることをお勧めしますが、それができないときは、じっくりと伴走をして待つのも相談の一つなのでしょう。(精神保健福祉士)
日本政府の恥ずかしい認識《電動車いすから見た景色》34
2022年9月16日
【コラム・川端舞】8月22~23日、障害者権利条約に対する日本の実施状況を審査する会合が国連ジュネーブ本部でおこなわれ、日本から障害者や家族、支援者など約100人が現地に向かった。審査自体は審査を担う国連の障害者権利委員会と日本政府との対話形式で進められるが、審査に先立ち、国連の委員と日本の障害者団体などが対話する時間が設けられたほか、審査の合い間に会場の外で、障害者たちが日本の現状を委員に直接訴えた。 私も、自分の子ども時代の普通学校での経験を書いたカードを委員に手渡し、障害児が日本の普通学校で学ぶ上で直面する困難を伝えた。私が差し出すカードを笑顔で受け取り、「インクルーシブ教育は日本にとって大きな課題だと思っている」と言ってくれた委員もいた。 実際の審査で「特別支援学校を廃止するために、予算措置を特別支援学校から通常の学校へ移行する予定はあるのか」「通常の学校が障害児を拒否することを禁止する法令を策定する予定があるのか」など、国連からの厳しい質問に、日本政府が回答した内容は、聞いているこちらが恥ずかしくなるようなものだった。 「特に知的障害児は中学・高校と学年が上がるにつれ、障害のない生徒と同じ内容を学ぶのが難しくなり、特別支援学校を選ぶことが多くなる。特別支援学校では知的障害のある生徒もリーダーシップを発揮できる」などの日本政府の回答を聞いていて、「特別支援学校を廃止する方略を聞かれているのに、特別支援学校の意義を主張してどうするのか」とツッコミを入れたくなった。 学習が苦手な生徒を支援する教員を1人多く教室に配置したり、生徒本人が「静かな部屋で集中して学習したい」「少し休憩したい」と思ったときだけ、他の教室で過ごしたり、知的障害のある生徒もどうやったら他の生徒とできるだけ一緒に学べるかを考える過程こそが、権利条約のいうインクルーシブ教育の過程なのに、日本政府の回答はその過程を放棄している。権利条約のいうインクルーシブ教育を全く理解していない。 「分離教育」中止を要請 8月の審査を受け、今月9日に国連が公表した報告書では、障害児を分離する現在の特別支援教育は止めるよう、日本政府に強く要請している。日本の障害者たちが自分と仲間の権利のためにジュネーブまで行った結果だ。現在、通常の学校に通っている障害のあるお子さんとご家族もジュネーブに行き、国連の委員に直接、日本の教育の現状を訴えたのも大きいだろう。 国連の要請にどう答えるのか。政府の反応に注目だ。(障害当事者)
ユーチューバーも特撮の主役に「爆破体験フェス」参加者募集
2022年9月15日
10月22日、特撮ロケ地で 荒野に響くごう音、立ち上る真っ赤な炎。その前に立てば、誰もがアクションスターのようにー。音楽ステージや映画撮影現場での特殊効果をプロデュースする「スカイテック」(土浦市乙戸南、野澤勇人社長)が、テレビや映画の特撮で使われる爆破を一般にも体験してもらう体験・撮影会「爆破体験フェス(通称・爆フェス)」を10月22日、常陸大宮市の特撮ロケ地で開催する。「非日常の世界で、誰もが主役になれるチャンス」と参加を呼び掛ける。 新たな活用法あるはず 「その人を映えさせる、際立たせるためのドッカーンです」。特殊効果の魅力を野澤さんはそう語る。 同社は、舞台やコンサート、映画、プロモーションビデオなどに使われる特殊効果のプロデュースや、特殊効果用機器類、煙火などの輸入・販売を手掛けている。これまでに「ロック・イン・ジャパン」や「ラッキーフェス」などの大型音楽イベントなどを多数手掛けてきた。 「やっぱり私はライブがいい。大好きな矢沢永吉のライブに行くと、現場だからこそ感じるオーラがある。その主役の魅力を引き立てるのが、我々、演出です」 今回、場所を提供するのは、土木工事を手掛ける松井建設(那珂市、松井祐一郎社長)。自社で所有する常陸大宮市の採石場を活用したロケサポートを、約15年前から実施している。荒野をイメージさせる18ヘクタールの敷地は、映画「日本沈没」、大河ドラマ「麒麟がくる」、三代目J SOUL BROTHERSや聖飢魔IIのミュージックビデオなど様々な撮影で活用されてきた。 「今回の特色は、個人で爆破を体験できること」だと野澤さんは話す。「これまでCM撮影など、企業による爆破撮影の依頼を受けることはよくあったが、まだまだ新しい活用方法はあるはず。今回のイベントをきっかけに、ユーチューバーやインスタグラマーなども含めて、これまで爆破と結びつくことのなかった業種のPRにも利用してほしい」と期待を込める。 コロナ禍からの再起 背景に、音楽イベントが軒並み中止に追い込まれるなど、コロナ禍の影響もあったと野澤さんは話す。自粛が求められる日が続き「全く仕事がなくなった。ほぼゼロ」と2020年を振り返る。「それでも何かしなきゃいけない」と考える中で生まれたアイディアの一つが「爆フェス」だった。また「茨城は映画やドラマのロケ地として有名。特撮ロケ地への観光誘致として、地域おこしにも貢献できれば」ともいう。 機材設置には、さまざまな場面で爆破を手掛けてきた特殊効果の職人が当たる。大きな炎が特徴の「ナパーム爆破」、灰色の煙が巻き上がる「セメント爆破」、衣服に取り付けた火薬が破裂する西部劇さながらの「弾着」、「バズーカ砲」などが特別価格で体験でき、参加者は自身の様子を動画や写真に収めることができる。広大な荒野の隣には採石場がある。特撮ロケで使われた現場を見ることができるのも魅力だ。 「世の中リモートばかりになった。オンラインでは相手の息が感じられないですよね。息を感じることは、相手を知ること。リアル、ライブっていうのはやっぱり重要。そうコロナ禍で実感しました」「そんな時だからこそ、リアルな体験を。コスプレも大歓迎です」と野澤さん。(柴田大輔) ◆「爆破体験フェス(爆フェス)」は10月22日(土)午前9時~午後4時、常陸大宮市小場4585-1で。参加には事前チケット(1グループ3万5000円・税込み)の購入が必要。詳しくは同フェスホームページへ。
科学都市つくばとねずみ男《映画探偵団》59
2022年9月15日
【コラム・冠木新市】今年はマンガ家、水木しげる生誕100年である。2007年にフランスのアングレーム国際漫画祭で「のんのんばあとオレ」が日本人初の最優秀作品賞を受賞。09年には「総員玉砕せよ!」が同漫画祭の遺産賞を受賞。10年には日本の文化功労者に選ばれた。 さらに15年に「コミック昭和史」がアイズナー賞最優秀アジア作品賞。2023年には映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」公開。またアニメ「悪魔くん」がNetflixで全世界に配信される。水木しげるの評価が自分のことのようにうれしいのは、歴史を共有してきたからだ。 水木しげる漫画の半妖怪 1960年、「墓場鬼太郎」を貸本屋で見つけ、妖気漂う画調に虜(とりこ)になった。その頃は、手塚治虫の明るい「鉄腕アトム」全盛時代である。どちらも好きだったが、一般受けしなかった「墓場鬼太郎」に肩入れした。東京オリンピックの翌年、1965年に「墓場の鬼太郎」が週刊少年マガジンに登場する。 このころ、東京世田谷区三軒茶屋の古本屋で、片腕のない壮年が助手の青年に次々に指示して本を選び、終わると風のように去って行く姿を目撃する。すぐ「アッ、水木しげるだ!」と気づいたが、声をかける勇気はなく呆然(あぜん)と見ていた。 2度目に出会うのは、俳優・丹波哲郎さんに何気なく「ねずみ男の冒険」の映像化を勧めたところ、大乗気になって、1997年、原作の許諾を得るため調布市にある水木プロダクションを訪ねたときだ。 「面談30分」との貼り紙のある応接間で、水木先生にお会いした。企画の話をすると、「丹波哲郎のねずみ男、イイですなあ!」と大喜びで、1時間近く話が続いた。「ボクが製作会社に話してあげましょうか」とまで言っていただいたが、こちらは時間超過が気になって、落ち着かなかった。 その後、コント55号の欽ちゃんに監督も決まったが、ある事情で映像化にはならなかった。申し訳ないと今でも思っている。 「ゲゲゲの鬼太郎」人気を支えるものは何だろうか。それは、ねずみ男の存在にある。人間でも妖怪でもなく、正義でも悪人でもなく、金と名誉と女性に極めて弱く、ときには仲間を裏切る、得体(えたい)のしれないキャラクターなのだ。しかも、水木マンガでは主役も張れば、準主役も張り、脇役、特別出演もやる。鬼太郎よりもねずみ男の方が、ファンが多いのではなかろうか。 110億で売れたら目が変化 科学都市つくばでは、妖怪ワ一ルドは受けないと思っていたが、2010年、NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」が放送されると、女性たちの人気を呼び話題となった。昔、貸し本の「墓場鬼太郎」を気持ち悪そうに見ていた女性の成長した姿である。 あれから10年が過ぎた。ある土地が110億円で売れた途端に、一括売却反対だった人たちの、その場所を見る目が変化した。自分がもうかった気になっているようだ。もしかしたら、つくば市は半妖怪ねずみ男の故郷なのかもしれない。サイコドン ハ トコヤンサノセ。(脚本家)
散策から出会う土浦・路地裏物語 石川多依子さん モノクロ写真展
2022年9月14日
土浦市在住の写真家、石川多依子さんの写真展「モノクロ語り・土浦」が13日から、同市大和町の土浦市民ギャラリーで開催されている。2007年から現在までの約15年間、街の変遷を撮り続けた写真の中から、57枚を厳選して展示している。 街角での気付きが源泉 昨年1月、大町の通りに昔からある茶舗で、午前中の暖かい日差しに包まれて店番をする、1人と1匹の姿を収めた作品が展示されている。「若いころから知っている人で、懐かしいと思って話し掛けて撮らせてもらった。おじさんが優しい目で猫を見ていて、猫はどーんと構えている。その関係がいい」と石川さん。 2015年2月の厳寒の日、当時はまだアーケードがあった中央大通り商店街で、うつむき加減で歩いていた女性を振り向きざまに撮った作品もある。「すごく寒そうな感じで、マフラーの流れ方や手にしたビニール袋も雰囲気がある。駅へ向かうバスもちょうど来て、いい感じに撮れた」 生活の臭いがする写真 「人がいない風景ではなく、ちょっとでも人が入っている、生活の臭いがする写真が撮りたい」と石川さんは言う。はしごを使って物干し台へ登る主婦や、道端で遊ぶ子どもの姿などもある。ほんの少し前まで身近に見られた光景だ。「こういう写真にはモノクロの方が似合う。見ていても物語性があり、想像力が働く気がする」 今展に向けて、写真をプリントしながら思ったのは、やっぱり土浦は古い街だなということ。駅の周辺や表通り沿いなどは再開発が進んだが、一歩奥へ入ると路地や裏町が残っており、そうガラッとは変わっていない。ただそれでも、少し前まであった塀がなくなったり、家が空き地になっていたりなど、歩く度に小さな変化がそこかしこで見られるという。 タイの少数民族など撮影 石川さんは1945年水戸市生まれ。中学2年のとき父から一眼レフをもらい、写真の撮り方を教わった。高校3年で県美術展に初入選。大学入学から就職、結婚を経て一時写真から離れたが、40歳のころ家族と共に両親の住む土浦に戻り、再び精力的に撮り始めた。 インドや中東の国々を巡ったほか、タイでは少数民族の子どもたちと出会い、2000年にチェンライ市で教育支援活動をするNGO「さくらプロジェクト」に参加。北部山岳地帯の暮らしや、民族衣装の美しさなどを、現地に滞在しながらカメラに収めてきた。写真は都内のギャラリーや、水戸の常陽芸文センターでの個展などで発表。京都写真美術館のサイトでは、エチオピアで撮影した「サバンナの民・ボラナ」が公開されている。 歩いて初めて目が向く こうした活動の合い間を縫って、07年ごろから土浦の街を撮り歩くようになった。「車では通ることがなかった路地や裏町の面白さに、歩くようになって初めて気付いた。しかもカメラを下げていると、普段は素通りしていたところにもあちこち目が向く。古い家屋のたたずまいや、当たり前の日々を営む人たちの姿に、懐かしさや温かみを感じてきた」 コロナ禍以降は、健康のためという目的も加わった。「何もしないでいると家に閉じこもりきりになってしまう。自分の中では遊びの写真だが、この辺で一度まとめてもいいかなと思った」と開催意図。15年余りの移りゆく街の姿が、ほぼ撮影年代順に並んでいる。(池田充雄) ◆石川多依子写真展「モノクロ語り・土浦」は13日(火)から19日(月・祝)まで、土浦市大和町1-1アルカス土浦1階 土浦市民ギャラリーで開催。入場無料。開館時間は午前10時~午後5時(最終日は午後4時まで)。問い合わせは電話029-846-2950(同ギャラリー事務室)
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