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2019
バリアフリーな演奏を楽しんで 土・日にカスミつくばセンターで音楽祭
2019年11月26日
【田中めぐみ】カスミつくばセンター(つくば市西大橋)で30日と12月1日の2日間、「ムシカヒストリア音楽祭」が開かれる。クラッシック音楽を通し、楽しみながら音楽の歴史を学ぶ体験型コンサートで、茨城県にゆかりのある演奏家を中心に2日間で約60人が出演する。0歳から大人まで年齢を問わず参加できるという。 振動で音を感じるインターフェースの装着体験も 30日には、箏(こと)や尺八、バイオリン、ピアノなどの演奏のほか、県立下館工業高校のジャズバンド部総勢25人が登場する。また、観客に楽器を持ち込んでもらい、舞台で一緒にパッヘルベルのカノンを演奏する体験型コンサートも行う。 12月1日には、聴覚障がい者にも音楽を楽しんでもらえるよう、音を振動で感じることのできる富士通のインターフェース装置「Ontenna(オンテナ)」20台を貸し出す。髪にクリップで装着して使用するもので、貸し出しは聴覚障がい者優先だが、健常者も体験が可能。オンテナ使用のコンサートは市内では初という。障がいの有無にかかわらず、全ての人にコンサートを楽しんでもらいたい考えだ。 また、7人のゴスペルユニットVOJA-tension(ボジャ・テンション)から榊原暁さん、朝日美貴さん、林夏葵さんの3人が出演。榊原さんはつくば市、朝日さんは日立市の出身。つくば市在住のフリーアナウンサー、鈴木もえみさんによる「くるみ割り人形」の朗読も行われる。 「自由・平等・友愛」がテーマ 音楽祭を主催する音楽通史ムシカヒストリアの代表小又史江さんは、クラッシック音楽をもっと気軽にリラックスした雰囲気の中で楽しんでほしい、と昨年からつくば市内でコンサートを企画し、開催している。小又さんは、「来年は自由・平等・友愛の理念に共感した音楽家、ベートーベンの生誕250周年に当たる。今回も自由・平等・友愛をテーマにして、演奏家と観客の距離の近いコンサートを目指した。障がいのある人も無い人も平等に音楽を楽しんでもらえるように工夫した。一つの価値観ではなく、いろんな感じ方で自由に音楽を楽しんでもらえたら」と話す。 イベントは、食品スーパーのカスミ(つくば市、石井俊樹社長)の「第27回『わたしの企画』応援します!」に採択された企画。同日にはXmas Town(塙千佳子代表)が主催するクラフトマーケットと音楽フェスティバル「Xmas Townつくば」の同時開催。2日間で約130店が出店するほか、屋外ステージでのライブも行われるという。 ◆ムシカヒストリア音楽祭2days 30日(土)午前10時~午後5時、12月1日(日)午前10時~午後4時半。会場はカスミつくばセンター(つくば市西大橋599-1)。入場料は100円(中学生以上、福祉事業に全額寄付)当日は研究学園駅から無料シャトルバスが運行される。 問い合わせは、カスミ環境社会貢献部(電話029-850-1824)
助産院に180万円返還請求 つくば市産後ケア、契約通り実施せず
2019年11月25日
【鈴木宏子】つくば市が民間医療機関や助産院などに委託して実施している産後ケア事業について、委託先の一つである市内の助産院が、昨年8月から今年8月までの間、契約通りに事業を実施しなかったとして、同市は助産院に対し、委託料など計180万7500円全額を返還請求すると発表した。12月3日開会の市議会12月定例会に同和解案を提案する。 市健康増進課によるとこの助産院は、同市が産後ケア事業をスタートさせた昨年5月に市と委託契約を結んだ。その後、昨年8月から今年8月までの間、12組の母子に計48回産後ケアを実施した。 一方、契約では、助産院を経営する助産師の女性のほかに、助産師2人が産後ケア事業に従事するとなっていたのに、実際は助産師2人は勤務実態が無く2人の名前が無断で登録されていた。さらに、産後ケアの実施場所として市内のクリニックで通所型と宿泊型サービスを実施するとされていたにもかかわらず、48回のうち39回は、自身が経営する助産院や経営者宅のゲストハウス、利用者の自宅などで通所型と宿泊型のケアを実施していた。ケアの実施時間も、通所型は午前10時から午後4時までと規定されているにもかかわらず、午後2時までで打ち切るなど、スタッフ体制、ケアの提供場所、時間帯について、契約通り実施しなかったとされる。 今年8月、サービス提供場所として登録されていた市内のクリニックから市に対し「(同クリニックでは)5月までで(産後ケアを)やらなくなったのに、市から郵便物が届いている」などの問い合わせがあり発覚した。一方で利用者から苦情などは無く、利用者アンケートの満足度も「良かった」「まあまあ良かった」という回答だけだったという。 発覚を受けて市は同助産院への委託を8月に取り止めた。市によると、助産院経営者は契約不履行を認め、市に対し「勝手に解釈し、契約と少しぐらい変更があってもいいと甘く考えていた」などと話しているという。返還請求する約180万円の内訳は、市が事業者に支払った委託料が約164万円、利用者が負担した額が約16万円。 再発防止策として同課は、来年度から予告なしの立ち入り検査を実施するほか、従事したスタッフが署名し押印をする形式に、用紙の書式を変更するとしている。 産後ケア事業は、出産後、産後うつになるなど心身に不調をきたしたり、育児に不安がある母親を対象に、生後6カ月までの乳児の育児相談に乗ったり、授乳やもく浴の指導をしたりする事業。同市では今回、委託を取り止めた助産院を含め市内外の医療機関や助産院計6事業所に委託している。通所型(市の委託料は1回2万2500円、利用者負担は同2500円)と宿泊型(委託料は1回5万円、利用者負担5000円)があり、1人7回まで利用できる。18年度は5月以降、26人が117回利用、19年度は9月末までに47人が60回利用したという。
サンガイア(V2)開幕5連敗 巻き返しに布陣整うも
2019年11月24日
【池田充雄】バレーボールVリーグ2部(V2)男子のつくばユナイテッドサンガイアは23日、2019-20シーズンのホーム初戦として、土浦市大岩田の霞ケ浦文化体育会館でヴォレアス北海道と対戦。セットカウント0-3で敗れた。つくばは開幕から5連敗したが、24日は同会場で兵庫デルフィーノと対戦し、3-0で勝利。この結果、順位を12チーム中8位に上げている。 つくば 0 - 3 北海道 19-25 22-25 21-25 チームの勢いの差が結果に出た。北海道はVリーグ加盟3季目で、今季V2初挑戦ながら無敗で首位を走る。対してつくばはここまで上位陣との試合が続き、その中で結果が伴わず苦しんでいる。この日も各セットの序盤はつくばが先手を取りながら、サーブミスなどで自ら流れを切ってしまい、北海道に逆転を許すという展開が続いた。 「チームの強みである攻撃力を出しきれなかった。相手の多彩な攻撃や高さのあるブロックに対し、守りきることができず、思うようにされてしまった」と都澤みどり監督。「ホームの力を借りて連敗をストップさせたかったが、できなかった悔しさがある。負け続けると自信がゆらいでくるが、練習でやってきたことに間違いはない。それを信じて明日の試合も頑張りたい」と浜崎勇矢主将。 収穫は若手成長株 戦力的には昨季を通じて大幅に厚みを増し、特に若手は成長株が揃っている。加えて今季は、廣瀬優希がV1のジェイテクトSTINGから加入。日立市生まれ、霞ケ浦高出身の26歳のミドルブロッカーだ。経験を生かして早くもコートの内外でリーダーシップを発揮しており、浜崎主将も「廣瀬が入ってくれて自分の負担が軽減された。チームの雰囲気も明るい」と喜ぶ。 ポジションの流動化も進んだ。奥村航はミドルブロッカーに加えオポジットもこなし、さらに攻撃力を発揮できるようになった。曹海倫はミドルブロッカーとしてその高さを守備にも生かす。こうした采配の妙が、今日の試合でも後半に拮抗した場面を作り出していた。 上位陣との対戦が一通り終わった今が、仕切り直しのチャンスでもある。「これまでの試合でも手応えは感じている。あとは勝ちきること。勝ち方を覚えればポンポンといけると思う」と都沢監督。浜崎主将も「今は個々のスキルに頼るバレーになっている。チームで展開を運べたら強いチームになれる。全員バレーで勝ちに行きたい」と巻き返しを誓う。
殻ごと食べられる霞ケ浦・北浦産のテナガエビ 加工品が県品評会で農水大臣賞
2019年11月23日
【山崎実】海のエビに比べ、殻ごと食べられる淡水のテナガエビはカルシウムが多く最近、人気の食材になっている。茨城県の沿海と霞ケ浦・北浦部門の製品を一堂に集めた今年度の「茨城県水産製品品評会」で、霞ケ浦・北浦産のテナガエビを原料にした「大えび赤煮」(大輪水産、行方市)が農林水産大臣賞を受賞した。テナガエビでの大臣賞受賞は。2009年以来10年ぶり。 茨城のテナガエビ生産量は253トン(2018年)と全国一を誇り、続く青森の25トン、北海道の12トンを引き離している。今回の受賞を契機に改めて消費者の関心を集めることになりそうだ。 品評会は水産加工業の発展と品質の向上を目的に1963年から毎年行われており、今年度は沿海部門が113点、霞ケ浦北浦部門が250点の計363点(昨年度は365点)が出展された。 全般的には丸干しや開き、佃煮など伝統的な製品を基調にしながら、消費者ニーズに対応するため、そのまま食べられる調理の手間が少ない製品や、洋風の味付け製品もあった。沿海部門では、シラス、サバの塩干品のほか、豊漁のメヒカリ、ツブガイ、ハナダイなど地魚の加工品が目立ったのが特徴。 特に注目されたのが初めて農林大臣賞に輝いた「大えび赤煮」。5センチ前後の大きなエビだけが使われ、鮮度を保ち、煮くずれがなく「調味に白しょうゆを使用することで『柔らかくて甘い香り』や『上品な味』などのおいしさを併せ持つ製品」(講評)と高い評価を受けた。 沿海、霞ケ浦北浦部門で農林水産大臣賞を受賞した製品は、来年開かれる全国農林水産祭・天皇杯の受賞候補になる。今年度の品評会の主な受賞製品は次の通り。 〈沿海部門〉▽農林水産大臣=北海蒸し蛸(樫寅、ひたちなか市) 〈霞ケ浦北浦部門〉▽農林水産大臣賞=大えび赤煮(大輪水産、行方市)▽水産庁長官賞=はぜ佃煮(中村商店、かすみがうら市)、若さぎ甘露煮(山澤水産、潮来市)▽県知事賞=白魚煮干(貝塚忠三郎商店、かすみがうら市)、くるみちりめん(はしもと、行方市)、海老の佃煮(箕輪名産店、土浦市)
「温かさあふれる市政」実現へ 安藤市長が初登庁 土浦
2019年11月22日
【鈴木宏子】土浦市長選に初当選した安藤真理子市長が22日初登庁した。同市初の女性市長。安藤市長は市幹部職員を前に、選挙戦で公約に掲げた「温かさあふれる市政」を実現したいと強調し、「可能な限り市民や市職員の意見に耳を傾け、話し合いながら市政に取り組みたい」と抱負を述べた。 午前8時過ぎ、市役所1階ロビーとうらら大屋根広場には約500人の支持者や市職員が集まり、拍手で初登庁を出迎えた。安藤市長は、選挙戦で着用したピンクのスーツとは異なり、シックなスーツ姿でワゴン車から降り、支持者や女性職員から次々と花束を手渡された。 続いて市幹部職員約70人を前に訓示。①市民の暮らし満足度ナンバーワンの実現②子育て支援と女性の活躍の場所づくり③市財政の健全化ーなど7つの公約を改めて強調し、「すべての市民に寄り添った『温かさあふれる市政』を実現するため7つの公約は必要不可欠」「県議としての経験を生かし企業誘致や土浦ブランドセールスの先頭に立って財源確保に努める」などと強調した。 さらに「公約実現には職員の皆さんの力が必要。市民のいろいろな声を形にするため、スピード感をもって課題に取り組み、職員にも積極的にアイデアを出してもらい、国、県と連携を図って土浦市のために全力を尽くしたい」と話した。「市民サービスの向上には職員の明るい笑顔が何より大切。明るく生き生きと職務に励んで市民を温かくお迎えする雰囲気づくりをしてほしい」などとも言い添えた。 続いて行われた記者会見で、副市長人事について質問が出たが、安藤市長は「いろいろな人の意見をお聞きし協議したい。具体的に話ができる段階ではない」とし、12月議会の会期中には新たな副市長人事を提案しない見通しを示した。
中川市長、五頭副市長が退任 土浦市
2019年11月21日
【鈴木宏子】土浦市長を4期16年務めた中川清市長(74)が21日、任期満了を迎え退任した。2期目から11年間、中川市政を支えた五頭英明副市長(74)も中川市長と共に同日付けで退任した。 同日午後5時15分から、市役所1階ホールで退任セレモニーが催された。中川市長と五頭副市長は女性職員から花束贈呈を受け、約500人の市職員や市民らに拍手で見送られた。 集まった市職員らを前に中川市長は「16年間、皆さんのお陰でつつがなくやってこられた、いろいろ仕事をやってきたつもりなので、これから実が大きくなって花が開く。後の人がしっかりやってくれることに期待したい」と話した。 五頭副市長は「50年間、土浦市に奉職できたのは皆さんのお陰。今土浦市はサイクリングという明るい話題が出ており、この機を逃さず民間の人と力を合わせてサイクリングの街にしていってほしい。一市民としてできることはやっていきたい」などと話した。 退任セレモニーの後、市役所前のうらら大屋根広場では、駅西口や東口をイルミネーションで飾る「第27回土浦ウインターフェスティバル」の点灯式が催された。中川市長は五頭副市長と共に、最後の公務として点灯式を行い、16年間の公務を終えた。 10日投開票が行われた市長選で、中川市長は5期目を目指したが、新人の安藤真理子氏に敗れた。 市職員出身の五頭副市長は2005年4月に市長公室長から収入役になり、中川市長2期目途中の08年7月から副市長に就任した。来年6月の任期満了を待たず職を辞した。
【カレーのまち土浦】給食の思い出たどり 高校生がツェッペリンの歴史ひもとく
2019年11月21日
「第16回土浦カレーフェスティバル」が23、24日の2日間、J:COMフィールド土浦(川口運動公園)で催される。土浦のご当地カレーといえば「ツェッペリンカレー」だ。学校給食にも出されていることから今や土浦の子供たちのソウルフードにもなっているという。今年は、世界最大級の飛行船ツェッペリン伯号が土浦に寄航してちょうど90周年に当たる。カレーフェスティバルを前に、土浦日大中等教育学校の5年生(高2)3人が、ツェッペリンカレーの歴史をひもとき、土浦がなぜ「カレーのまち」と呼ばれるのかを探った。 【高校生ライター/酒井明日香、笠倉斗真、石田日菜子】土浦では2004年から毎年、カレーフェスティバルが開催されている。今年は市内のレストランや飲食店28店のほか、全国各地から計50店が出店して、土浦をカレーの街として盛り上げる。 カレーを通じたまちおこしは、老舗料亭「霞月楼」の専務、堀越雄二さんらによって取り組まれた。堀越さんによると、ツェッペリンカレーの名称は、当時世界最大級のドイツの飛行船「ツェッペリン伯号」に由来している。 90年前の1929年8月、ツェッペリン伯号は世界一周の途中で、霞ケ浦海軍航空隊(現在の阿見町と土浦市)の飛行場に寄航した。第一次世界大戦に勝利した日本はベルサイユ条約に基づき、ドイツから飛行船用の格納庫を押収し霞ケ浦飛行場に移設した。その飛行船用格納庫があったこと、近くに湖畔があり見晴らしがよく風が穏やかなことから寄港地となった。その格納庫は長さ240メートル、間口73メートル、高さ35メートルもある巨大なもので「押収格納庫」と呼ばれていた。 全長236.6メートル、最大直径30.5メートルもある巨大な飛行船に、県内だけでなく東京などからも見物客が押し寄せた。ツェッペリン伯号を見るために4日間で30万人の見物客が集まり、「君はツェッペリンを見たか」という言葉が合い言葉のように広くに知れ渡ったといわれる。 乗組員にカレーふるまう 当時、飛行船の乗組員を歓迎し、カレーを振る舞ったという。当時のレシピを探し当て再現した堀越さんは「少し粉っぽくて、今の人の口にはあまり合わなかった」と振り返る。右籾でとれたジャガイモ、霞ケ浦のシラス、川魚などが入っていた。ただし当時のレシピは紛失してしまい、今はもう「幻のカレー」だという。 その逸話をもとに、土浦商工会女性会が現代風にアレンジしたツェッペリンカレーを考案し、2004年から「食のまちづくり検討委員会」が組織され、カレーによるまちおこしの取り組みが始まった。 現在ツェッペリンカレーは土浦名産のレンコンなどを使うルールになっている。レトルトとしても市販されており、地元野菜と茨城の銘柄豚肉ローズポークが入っている。 学校給食で大人気 土浦市の小中学校では2006年2月からツェッペリンカレーが小中学校の給食の献立にも登場する。土浦の歴史に親しみながらおいしく食べてほしいと、現在は年に3回給食に出る。土浦生まれの記者も小学校の時に食べたことがあり、楽しみにしていたメニューの一つ。 給食とはいえ、具材には土浦産のレンコンで作ったレンコンチップス、ブロッコリー、ジャガイモが添えられている。ライスはターメリックライスで、仕上げにはガラムマサラと本格的なカレーだ。 土浦第一給食センターの管理栄養士、御代彩乃さんによると、ツェッペリンカレーを初めて給食に出した時は多少辛かったそう。これを子どもの口に合うようにフルーツチャツネの量を増やして何度も改良を繰り返した。そのかいあってか今ではとても人気のメニューとなっており、残飯もほとんどないという。 給食に出されることになった理由は、ツェッペリン伯号についてカレーを通して楽しく学べて、土浦の歴史をたくさんの子どもたちに継承できるからだそうだ。 亀城プラザに20分の1の模型 現在、亀城プラザにツェッペリンの20分の1の模型、「まちかど蔵 野村」の蔵の一つにツェッペリンの資料が展示されている。堀越さんが所属する「土浦ツェッペリン倶楽部」が作成、収集した。堀越さんは現在同倶楽部の広報担当として活動する。 同倶楽部は飛行船による街づくりをテーマに結成された。模型は市制施行60周年を記念して製作した。20分の1とはいえ全長12メートル、最大直径1.4メートルと巨大だ。設計図をドイツから取り寄せ約2カ月かけて完成させた。 堀越さんは今後の同倶楽部の活動について「(まちかど蔵 野村の)蔵での資料充実や紙芝居の読み聞かせなどを発展させ、たくさんの人にツェッペリンカレーを知ってもらえるように活動していきたい」と語った。高校生も交え土浦の街づくりを盛り上げていきたい。(土浦日本大学中等教育学校5年) 給食のツェッペリンカレーを再現 土浦第一給食センターで作り方を教わり、高校生が、給食のツェッペリンカレーを再現した。 https://www.youtube.com/watch?v=UStceTsNZfI&feature=youtu.be 動画制作は古城聖也さん(土浦日本大学中等教育学校 報道サークル)
いっぱい読んでしおりをもらおう つくばの小学校で秋の読書まつり
2019年11月20日
【橋立多美】読書週間(10月27日~11月9日)にちなみ、つくば市立茎崎第三小学校(鮏川誠校長、216人)で「よんで&あつめてスタンプラリー」と副題を付けた「秋の読書まつり」が開かれている。スタンプを集めるとしおりがもらえる特典付きだ。 同校図書室の蔵書は5908冊。歴史や自然科学、芸術、産業などの書架のほか、絵本、クイズ、実話、教科書に出てくる本などを集めたコーナーが設けられている。図書室の運営と管理は、司書教諭補助員の戸川美紀さんと、4年生から6年生までの図書委員22人が行っている。 戸川さんによると、今年5月の1カ月間に貸し出した図書数は887冊で児童1人当たりの月平均読書冊数は4冊。もっと本を読んでほしいと戸川さんと図書委員が企画したのが、10冊を読破するスタンプラリーの読書まつりだ。 委員たちがしおり制作を担当し、短冊形にカットした色画用紙にイラストを描いたり折り紙を付けたり工夫を凝らした上にラミネート加工を施した。 低・中・高学年別に配られたスタンプ用紙は、高学年だと「歴史の本をよみましょう」からスタートして、怖い本、宮沢賢治が書いた本など、指定された分野の本を順番に読んでそれぞれ1個スタンプを押してもらう。スタンプが10個になるとラリー達成となり、しおりがプレゼントされる。 休み時間になるとスタンプラリーの用紙を持った児童たちで図書室はにぎやかになり、貸し出しカウンターに行列ができた。バーコードを活用してパソコンで図書を管理するシステムが導入されており、図書委員の児童が簡単に貸し出しを行う姿が見られた。 図書委員で4年生の西村懸命さんは「しおり作りが楽しかった」。6年生の北田恵さんは「図書委員になっていろんな本に興味を持つようになり、今は歴史の本が面白い」と話してくれた。 19日現在でしおりを入手した児童は3人。戸川さんは「読書まつりは28日まで。まだ時間があるので普段読まないジャンルの本でもチャレンジして、しおりを手に入れてほしい」。そして「本との出合いに遅過ぎることはない。親は『うちの子は本は読まない』なんて決めつけず、子どもが本に触れるきっかけをつくってあげてほしい」と言い添えた。
万博記念公園で秋を満喫 愛犬の撮影にも人気 つくば
2019年11月19日
【橋立多美】秋が深まり、つくば市の科学万博記念公園のイチョウが見頃を迎えた。澄んだ青空に映える黄色のイチョウの下を散歩する人や、犬友達のグループが愛犬の写真撮りをする姿が見られた。 同公園は1985年に開催されたつくば科学万博会場跡地に造られた。面積約6万平方メートル。現在は緑豊かで芝生が広がる公園となり、万博当時から「ぽっちゃん池」という愛称で呼ばれていた水辺には多くの生き物が生息する。中でも秋色に染まる科学万博記念公園のイチョウ並木は人気のスポットだ。 秋を切り取る撮影スポットは愛犬家たちにも知られ、色づいたイチョウを背景に愛犬を撮影しようという女性たちのグループが次々にデジタルカメラを肩にかけ、小型犬を抱いて公園に現れた。 散歩で知り合った「犬友だち」が公園で落ち合って撮影し、インスタグラムに投稿するのだという。よりかわいい写真を撮るために熊手(落ち葉をかき集める)やシャボン玉、上から撮るための脚立などの演出用具を持ち込む。ドッグウエアは着替えまで用意するそうだ。 撮影場所を探していた3人のグループは40代後半の主婦たち。最初の写真撮りはドラえもんの衣装と決めていたそうで、3頭はタケコプター付きのお揃いの衣装を身に着けていた。「いい記念になるしインスタ映えする写真を撮りたい」と話した。 同市は筑波山はもちろんのこと、筑波研究学園都市地区に植樹されている街路樹の多くが落葉樹であることから、秋にはまちが赤色や黄色に彩られる。市内各地の都市公園でも美しい紅葉を楽しむことができる。
510人が色づく筑波山麓走る ナショナルサイクルルート指定記念
2019年11月17日
【相澤冬樹】ナショナルサイクルルート指定記念と銘打った茨城県の「つくば霞ケ浦りんりんサイクリング」が17日、土浦市のJ:COMフィールド土浦(川口運動公園)をスタート・ゴールとする57.4キロのコースで行われた。土浦青年会議所主催の「霞ケ浦サイクルフェスティバル2019」と同時開催された。 りんりんサイクリングは土浦を出発、つくば市沼田、かすみがうら市上土田を経由して、途中4カ所に設けられたエイドステーションでご当地の味覚を楽しんでもらう企画。ビギナー歓迎で参加者募集をしたところ、510人もの応募があった。東京都から155人、千葉県から77人と、茨城県の75人を上回る参加者を集め、4分の1が女性、30%はオフロードは初めてという構成になった。 募集時にはまだ指定されてなかったナショナルサイクルルートが7日に決まって、県は指定記念やロゴマークを入れた横断幕やのぼりを作成して開催に間に合わせた。開会式で大井川知事は「ナショナルサイクルルートという国のお墨付きを得たわけで、大いにアピールしたい。知名度ランキング7年連続最下位なんかぶっとばせ」と気勢を上げた。 五十嵐つくば市長も私費で参戦。スターターを務めた知事の合図で20人ほどのグループを作り、順次車列を組んでサイクリングに繰り出した。 今回のコースは、序盤こそ旧筑波鉄道の廃線跡を走る平坦なコースだが、筑波山の登山口で折り返してからは山麓に沿う一般道を走ってかすみがうら市方面に抜ける。高低差は小さいもののアップダウンが繰り返しあって、初心者にはそれなりにハード。色づき始めた山並みの景色を楽しみながら、好天の山麓コースを思い思いのスピードで駆け抜けた。 東京・練馬から来たという新藤美紗子さん、遠藤友理さんの2人は、快調に飛ばして第2エイドステーションになっているつくば市平沢の官衙遺跡公園に到着。「1度目は北海道を走って、今日は2度目。いいお天気で気持ちよかったけど、脚はもう一杯いっぱい」と提供された常陸牛しぐれ煮おにぎりをほおばっていた。 ➡ナショナルサイクルルートの過去記事はこちら
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