月曜日, 4月 6, 2026

つくば駅正面で鏡開き いばらき地酒バー24日オープン

【山崎実】10月1日の「日本酒の日」を前に、茨城県は24日、つくばエクスプレス(TX)つくば駅の改札正面に「いばらき地酒バーつくば」をオープンさせる。7月31日に水戸駅に開店したのに次いで県内2店目。 関東では最も多い42の酒蔵がある茨城は、全国でも有数の酒どころ。県産日本酒の魅力を消費者や観光客などに味わってもらい、消費拡大の機会を創出するのが狙い。 営業日と開店時間は、年中無休で午後4時~9時30分。県内42の酒蔵のうち20数カ所の酒蔵の地酒40数種類が常時味わえる。取り扱いメニューは、茨城の名酒3種類の飲み比べセット(純米酒が800円、純米吟醸種が900円)、県産品を中心としたつまみ(200円前後)、超特選ショットなど。飲み比べセット注文の先着200人に、笠間焼のおちょこがプレゼントされる。 24日のオープニングセレモニーには大井川和彦知事や五十嵐立青つくば市長、県酒造組合の関係者らが出席し、午後5時から鏡開きをする。その後、振る舞い酒を用意し、通勤客や一般消費者に茨城の地酒の旨さをPRする。 「日本酒の日」の10月1日には水戸市三の丸の水戸京成ホテルで「全国一斉日本酒で乾杯2019」が催される。県と県内で乾杯条例(→※メモ)施行自治体の参加、協力の下、乾杯セレモニーが催される。セレモニーには大井川知事も参加予定。 いばらき地酒バーつくばに関する問い合わせは県産業振興室(電話ん029-301-3585)。 ※メモ「乾杯条例」 地酒の普及と地域振興を目的に、地酒で乾杯することを奨励する条例。2013年に京都市が初めて施行して以来、全国で条例制定の動きが盛んになった。県内では、2013年12月の笠間市を皮きりに、水戸、石岡、結城、常陸太田、日立、潮来、筑西、常陸大宮、大洗の10市町で制定、施行されている。

【どう考える?免許返納】8 公共交通「利用者減ったが公平性高まった」

【鈴木宏子】公共交通の充実を求める声は多い。2年に1度実施しているつくば市の市民意向調査では、市の現状やまちづくりへの取り組みについて、公共交通に対する不満の割合が最も高く、2017年の調査では「不満」または「どちらかといえば不満」と答えた割合は54.9%を占めた。公共交通はどうあるべきなのか。 同市では今年4月から、公共交通政策の大幅な改編が実施された。同市は2011年度にコミュニティーバス「つくバス」の運行を、きめ細かく集落を回る循環型から、駅と地域の拠点を結ぶ直行型に変更してシャトル便を導入し、利用者数を増やしてきた。 8年ぶりとなる今回の大改編の柱は、▽バス停の間隔を従来の平均約1.3㌔間隔から1㌔間隔程度に短くして停留所の数を111カ所から223カ所に2倍に増やした▽これまでバス路線がなかった市西部にバスを運行するなど路線を7路線から9路線に増やし、走行総延長距離も149キロから205キロと1.4倍に増やした(ただし運行便数は334便から15%減り283便)▽高齢化率が高い茎崎地区と筑波地区では、3年間の実証実験として、路線バスの運賃補てんとワゴン車を使った支線型バスの運行をスタートさせた―などだ=1月18日付。 改編により、同市の公共交通にかける予算は、つくバスとデマンド型タクシー「つくタク」を含め、これまでの約3億8700万円(2018年度当初)から約5億6600万円(19年度当初)と約1.5倍に増えた。 利用者5%減少 改編後、利用実績はどう変わったのか=6月23日付。8月19日開かれた市議会道路・公共交通体系及びTX沿線整備調査特別委員会(木村修寿委員長)に、4~6月の3カ月間の実績が報告された。バス停が近く、きめ細かくなり、利便性が高まったはずのつくバスの利用者は、前年同期と比べ5%減少したことが分かった。 つくバスは、11年度の改編時は年間61万9000人の利用者だったが、循環型から直行型に変更するなどして、17年度は年間103万8000万人と利用者を1.6倍に増やしてきた。今回の改編はスタートしてまだ3カ月で分析などはこれからだが、人口も高齢者数も増加している同市にあって、利用者が5%減った。 最も利用者が減ったのがみどりの駅から谷田部地区を回って茎崎地区を走る「自由ケ丘シャトル」で25%減、次いで、つくば駅から金田、テクノパーク桜を通り小田、北条地区を走る「小田シャトル」が23%減と利用者を2割以上も減らした。ルートが変わらず前年度と比較可能な5路線のうち利用者が増えたのはつくば駅から松代、谷田部、茎崎を結ぶ「南部シャトル」だけだった。 利用者数の減少に対し、市は同特別委に「延べ利用者は減少したもののバス停圏域カバー人口が増加したことから、つくバスを利用できる機会が広まり、バスの公共性、公平性は一層高まった」という見解を示した。 外出が難しい高齢者や障害者をボランティアが送迎するNPO法人「友の会たすけあい」(つくば市下岩崎)の理事長、佐藤文信さんは「高齢者の多くが『運転本数を減らしてもいいから、家に近い場所に停留所がほしい』と言っている。巡回型の運行を望む住民もいる」と話す。 自治会挙げて利用呼び掛け 一方、周辺地区で始まった茎崎地区の路線バス運賃補てん事業の3カ月間の利用者実績は、1日平均217人と想定の1.4倍と上々の滑り出しとなった。これに対し、筑波地区の支線型バスの利用者は1日平均15.6人と振るわず、明暗を分けている。 市内で最も高齢化率が高い茎崎地区では、自治会を挙げて路線バス運賃補てん事業の利用を呼び掛けている。その一つ、森の里自治会長の倉本茂樹さん(77)は「森の里は年を追うごとに高齢化が進んでいるのでバスが頼りになる。住民の免許返納後の生活の足を確保、維持していかなければならない。そのためにも実証実験でいい結果が出るよう、多くの住民に路線バスを利用してほしい」と、利用する側の意識を強調する。 ➡【どう考える?免許返納】の過去記事はこちら

生と死を見つめる現代美術家たち 23日までつくば市民ギャラリー

【田中めぐみ】主に県内在住の写真愛好家や美術家たちによる作品を集めた「フォトMAX美術展」が18日、つくば市吾妻の市民ギャラリーで始まった。2015年から毎年開催されており、今年で5回目となる。31人が写真や絵画などで死生観や人生観を表現した現代アート作品43点を展示している。 主催者の佐々木元彦さん(アース808ギャラリー代表、牛久市)は、「命を救う手(心臓外科S執刀医)」と題した作品を出展。今年3月に心臓の手術を受けた際に自ら撮影、加工して作品にしたという。外科医の手や、病床からの視点、胸の手術痕がモチーフになっている。手術で自身の生死を見つめたという佐々木さんは、「芸術家はいつも向こう側、つまり死を見ている。芸術はいつも自分の中にあり、アートとは自分自身。手術はなかなか無いことなのでぜひ撮影したいと考え、病院に頼んで許可をもらった」と話す。 水戸市在住の岩崎雅美さんは「俺ハ死ンデイル」と題する作品を出展。文字と写真を組み合わせた垂れ幕形の作品だ。岩崎さんは1999年の東海村臨界事故の衝撃や、2003年に父を亡くした体験から「死」をテーマにした作品を作り始め、表現の模索を続けているそう。「写真の枠を打ち破るような作品を作りたいと思っている。このような作品を受け入れてくれる展覧会はフォトMAX美術展以外にない。展示された作品には遊び心があり、作っている側が心から楽しんでいるのが見る人に伝わるのでは」と話す。 市内から訪れた72歳の男性は「自分も写真が趣味で、毎年欠かさず見に来ている。作家さんたちそれぞれが独自の考えを持って作品を作っているのが面白く、毎回開催を楽しみにしている」と話した。 ◆ フォトMAX美術展Vol.5「過去~現在~未来の自伝」 会期は23日(月)まで。開館は午前9時半~午後5時(最終日は3時まで)。会場はつくば市市民ギャラリー(つくば市吾妻2-7-5)エキスポセンター入り口中央公園レストハウス内入場無料。展示作品の販売も行っており、売上金は国際NGO「国境なき医師団」に寄付される。問い合わせ:佐々木元彦さん(080-1210-1695)

ナショナルサイクルルート候補に選定 つくば霞ケ浦りんりんロード

【山崎実】サイクルツーリズム(自転車観光)王国を目指す茨城県の代表的な「つくば霞ケ浦りんりんロード」(全長約180キロ)が、国土交通省のナショナルサイクルルートの第1次指定候補ルートに選定された。 同ルートは、日本を代表し、世界に誇れるサイクルルート制度の創設に合わせて指定される。候補ルートはほかに琵琶湖を一周する「ビワイチ」(滋賀県、約190キロ)、瀬戸内海を渡る「しまなみ海道サイクリングロード」(広島県・愛媛県、約70キロ)の2カ所。 自転車活用推進法の施行以来、2018年6月には推進計画が閣議決定され、サイクルツーリズムによる観光立国の実現が位置付けられた。併せて「ナショナルサイクルルート」の創設を明記した。大井川和彦知事は今年6月、国交省に「つくば霞ケ浦りんりんロード」を選定するよう要望してきた経緯がある。 ナショナルサイクルルートに指定されると、同省は統一ロゴを作成するほか、専用ポータルサイトを活用し、ルート全体の情報発信などを行う。つくば霞ケ浦りんりんロードでは県などが、インバウンド(訪日客)対応のサポートライダー養成講座などを開いているほか、広域レンタサイクルの利用料金割引を実施するなど=9月13日付=、利用者の利便性向上(環境整備)対策に力を注いでいる。 それだけに指定候補ルートの一つに挙げられたことは、サイクルツーリズム茨城の実施に弾みが着くものと期待され、大井川知事は「大変ありがたいことであり、引き続き本指定に向けハード、ソフト両面からの取り組みを推進。国内外からの観光誘客につなげていきたい」とコメントした。 今後、第3者委員会による審査を経て、10月にも本指定が行われる。

【どう考える?免許返納】7 高齢者の暴走事故翌日、県内の返納率2.3倍に

【橋立多美】全国で高齢ドライバーによる交通事故が後を絶たない。今月2日には、つくば市桜のスーパーに市内に住む73歳の女性が運転する軽自動車が突っ込んで女性店員が軽傷を負った。アクセルとブレーキを踏み間違えた可能性があるという。高齢者の運転操作ミスや暴走事故などの報道をきっかけに、県内では高齢者の自主返納者数が増加している。 県警運転免許センターによると、75歳以上の高齢ドライバーの自主返納者は年齢別統計を取り始めた2015年の3871人(全体4105人)から増加の一途をたどり、昨年には7627人(同7842人)と8000人に迫った。 今年4月19日、東京・東池袋で87歳の男性が運転する乗用車が暴走して母子2人が死亡、10人が重軽傷を負った翌日、県内の返納者は80人に上った。1日当たりの返納者数は平均35人程度で、その2.3倍に当たる人が返納した。事故の影響を受けたと同センターは見ている。 ただし全国的に見ると県内の返納は多いとはいえない。警察庁の18年度運転免許統計によると、県内の75歳以上の免許返納率は3.7%で高知の3.8%に次いで2番目に低い。返納率の高さの上位を占めるのは東京(8.0%)と大阪(7.3%)で、公共交通網の発達の違いが返納率に反比例していることが見て取れる。 つくば市「特典増やし2倍のペース」に 電車やバスなどの公共交通機関が乏しい地域の高齢者にとって、買い物や通院などの移動手段を失うことが免許返納の壁になっている。その対策が公共交通を利用する際の優遇制度だ。 県は、自主返納した高齢者が協賛店から商品の割引などさまざまな特典サービスを受けることができる「高齢運転者運転免許自主返納サポート事業」を2018年3月から開始した。 つくば市は09年から65歳以上の自主返納者にコミュニティバス「つくバス」や乗り合いタクシー「つくタク」などの乗車券の助成を、土浦市は15年から「のりあいタクシー土浦」の年会費助成を行っているが、両市とも返納後1回限りの「特典」で、継続的な支援態勢は手薄なのが実情だ。 一方、1回限りとはいえつくば市は今年4月から返納者への特典を4種類に増やした。従来のつくバスとつくタクの乗車券に加え、新たに路線バス「関東鉄道」の乗車券と交通系ICカード「PASMO」を加え、4つの中から選べるようにした。その結果、昨年1年間の自主返納者は255人だったのに対し、今年は8月末までで194人と昨年の2倍のペースで増えた。市防犯交通安全課は「特典の選択肢を増やしたことで自主返納率が高まった」としている。 ➡【どう考える?免許返納】の過去記事はこちら

つくば産ワインの初仕込み 北条に醸造所がお目見え

【相澤冬樹】筑波山麓、つくば市北条でワイン用ブドウを栽培してきたカドヤカンパニー(本社・小美玉市、岡崎正光社長)が自社生産の体制を整え、今秋収穫のブドウでの仕込み作業を本格化させた。17日、現地のつくばワイナリーで岡崎洋司専務と北村工マネージャーが取材に応じた。 新設のワイナリーは、ワイン醸造所と売店からなる施設。加工場には摘み取ったブドウから軸や枝を取り払う除梗(じょこう)破砕機、実を絞るプレス機が並び、発酵・熟成のためのタンクが14基設置された。年間15トンのブドウを処理できる設備という。同社のブドウ園では9月に入り収穫が始まり、これまでに約10トンの処理を終えた。10月初頭まで収穫が続く。 栽培技術から醸造全般を担当する北村マネージャーによれば、15号台風の被害は最小限にとどまり、ブドウは収穫量も糖度も上々の出来だということだ。早ければ2月にも白ワインから出荷できる見通しで、750ミリリットル換算で1万5000本程度の製造を見込んでいる。 同社は一帯に約18ヘクタールの土地を取得、2012年にシャルドネやメルローなど、白と赤のワインになるブドウの栽培を開始した。これまでに約2ヘクタールに約8000本を植え、収穫は14年から始まったが、醸造は山梨県内のワイナリーに委託してきた。このため、「つくば産ワイン」の打ち出しが難しく、ブランドを「ツインピークス」(双峰)と銘打って、つくば市内で同社が経営する和菓子店で販売するなどしてきた。 「ツインピークス」は今秋からワイナリー併設の売店でも取り扱いを始めており、早速購買に訪れた同市在住、富田順子さんは「茨城はお肉もお魚もおいしいところだけど、それにぴったり合うワインが見つかった感じ」と高評価。岡崎専務によれば、現在仕込み中のワインもブランド名は引き継ぐことになりそう。周囲の広い土地を活用して、「体験型のワインのテーマパーク」化を目論んでおり、ハーブ園の整備やブドウ園付き住宅の分譲などの将来構想もあるという。 同市ではここ数年、筑波山麓周辺でワインづくりを意図したブドウ栽培が複数の事業者により始まっている。しかし、果実酒は年間6000リットル以上を継続して生産できないと税法上、醸造免許が下りなかった。このため市は、ハードルを同2000リットルに下げる「ワイン・フルーツ酒特区」の認定を取得するなど、新たな地場産業の創出にてこ入れを図ってきた。カドヤカンパニーのワイナリーは、年間6000リットルを大幅に超えるため、特区制度を利用することなく、「つくば産ワイン」として来春デビューすることになる。 ➡つくばワインの過去記事はこちら

【どう考える?免許返納】6 ツイッターで意見交換㊦

【戸田さつき】免許返納をテーマに、特集を組んできたNEWSつくばは、ツイッターでアンケートを実施した。 2回目のアンケートのタイトルは、免許返納後の交通手段。返納後はバス、電車など公共交通機関を使用するが39%、タクシーが23%、家族のサポートが23%、その他15%となった。3回目のアンケートでは、2回目を踏まえ、公共交通機関への満足度を取り上げた。 アンケートの回答を「満足」「不満足」「廃線している」「わからない」の4択としたうち、「満足」と答えたのは12%にとどまる。 つまり、前回のまとめにあった「免許返納しやすい街づくり」として、このエリアは不十分であるということが浮き彫りになった。 これまでの記事で紹介した、バスや電車を利用しているNEWSつくばの橋立記者やM Nathalie / えむなたさんは、バスがあるエリアに転居している。 ツイッターで寄せられた意見をここに紹介する。免許返納率の向上のために、公共交通網を使用したくなる施策が必要なのではという意見だ。本人の希望により、ツイッターアカウントを匿名とする。 ・「バスを使う方が得だ」と思わせるようなインセンティブの効いた施策を考えた方がいいのではないかと思う。 例えば、駐車場が無料でバスが有料だったら、どっちを使うと思いますか?とか。 「バスの本数が少ないからバスを使わない」というのは体のいい言い訳な気がする。※意見には個人差があります。(本文まま) ・イーアスで聞いてごらんよ。「交通手段は何で来ましたか?」って。圧倒的に車でしょう。 ・そもそも、バスセンターの目の前にある百貨店が潰れ、ショッピングモール内の店舗が次々と撤退している。 百貨店だった部分を市が買収しようとしたら「立体駐車場の区画が狭いから使わない」という声があがり、市は「立体駐車場は改良工事をします!」とアピール。 なんだろう、このコレジャナイ感。 買い物にしても、公共施設にしても、公共交通機関を使う視点が欠けている。ないわけではないが、亜流扱い。 事実、警察署はまもなく車でしか行けないような場所に移転される。 免許返納するために車で行くなんてシュールだ。(※警察署はバス路線がある場所にあると、のちに訂正) ショッピングモールとの連携により免許返納率の向上も見込めそうという意見もある。 また、なぜこのエリアがマイカー依存になってしまったのか、その背景に迫ったほうがいいので は? と言及するのはNAKAJIさん。 マイカーのような「便利」を基準としての「不便」だと、行動の自由度の低い公共交通はどうやったって「不便」です。「便利」「不便」という軸では無く、「生活のために必要な最低限の水準はどこか」という観点からでないと、要求要望は際限なくなってしまうように思います。 — NAKAJI (@NKJ_K) August 30, 2019 まぁそうなのですが、そこに至った過程の違いにも目を向ける必要があると思います。 集落のように元々居住されていた地域から施設やバスが無くなりマイカー依存になった場合と、マイカー利用を前提に自分で郊外に住まうことを選択したという場合を同じ者として捉えてよいのかな?とは思います。 — NAKAJI (@NKJ_K) August 30, 2019 背景が異なれば、ニーズも異なってくる。とはいえ、いずれにも施策は必要だ。市民が自ら公共交通機関を利用したくなる環境作りは必須と考えられる。前回紹介したTakashi IRINATSUさんが提言した「市民の明日が見えるまち」にするには、市民自らが声を高らかに挙げ、街を変えていく意識が必要になのだろう。 次回からは、免許返納を取り巻く現状の課題をテーマに第2部へ突入する。 ➡【どう考える?免許返納】の過去記事はこちら

【茨城国体】水球女子3位 山形に競り勝ち有終飾る

【池田充雄】第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体」の水球競技は、最終日の16日、土浦市の県立土浦二高プールで各種目の3位決定戦と決勝が行われた。女子の茨城県チームは山形県に14-13と競り勝ち、銅メダルを獲得。優勝を逃した悔しさを残しながらも、笑顔で大会を終えた。同決勝は、東京都が石川県を12―11で下し優勝した。 茨城は前日の敗戦から気持ちを切り替え、山形に先制は許すものの落ち着いたゲームの入りで、野呂美咲季の3連続ゴールなどで第1ピリオドを5-3とリードした。第2・第3ピリオドはほぼ互角で、点を取られては取り返す展開が続く。だがその中で、山形・高橋綾佳の存在感が徐々に強まっていった。 高橋は日本代表も長く務める経験豊富なセンターフォワード。ボールを受けると振り向きざまの強力なシュートや、意表をついたバックシュートなどでゴールを脅かす。かといって高橋を意識しすぎると外が空いてしまう。茨城は坂上千明、栗原舞が中心になって対抗するが連携の乱れもあり、第4ピリオドに一気に点差を詰められ、残り1分で同点に持ち込まれる。 だがこの日の茨城は崩れなかった。残り16秒でGK渡部歩美が高橋のシュートを止めると一気にカウンター。右サイドで坂上と野呂がつなぎ、左サイドの齊藤葵のシュートで試合を決めた。「いいパスが来た。2回フェイクを入れてGKを引き付けてくれたので、絶対決めないとと思った。最後の最後にチームに貢献できてうれしい」と齊藤。 齊藤に行かせて正解 木村文明監督は「追い付かれはしたがリードは許してなく、心配はしていなかった」という。ピリオド間には選手たちも「時間を使い、ターンオーバーをなくそう」と、昨日の反省から気を引き締めていた。最後のプレーではタイムアウトを取って仕切り直すという手もあったが、「齊藤が抜けていたのでそのまま行かせた。選手も残り時間を分かっていて、しっかりGKを振ってくれた。止めないで正解だった」と木村監督。 チームは当初、山形を決勝の相手と想定していた。「優勝候補の山形を倒せたのだから金メダルでもおかしくないのに、銅という悔しさの方が正直大きい。地元に金をという思いが強かったので、皆さんに申し訳ない気持ち。少しでも喜んでいただけたらうれしい」と齊藤。 水球女子が正式種目になって初の大会でひとまずの成果を出したが、茨城の水球界にとってはむしろここからがスタート。「選手の一人の中田萌は来季、茨城で高校教員になる予定。彼女らが次世代を育て、小中からの縦の層をしっかり作ることで発展につなげたい」と木村監督は将来像を語った。

10月にノバホールで定期演奏会 ソリスト2人を迎え筑波大学管弦楽団

【北村祐子】筑波大学管弦楽団の第86回定期演奏会が10月19日、つくば市吾妻のノバホールで開かれる。楽団は1974年に創立し、ノバホールで毎年春と秋に開催する定期演奏会、冬のプロムナードコンサートをメーンに活動している。ほかにも、アンサンブルコンサートや大学・大学院の式典での演奏、依頼演奏などを行っていて、現在の団員数は約100人。各パートやセクションで、定期的にトレーナーの指導を受けていることも楽団の特徴のひとつだ。 演奏会の曲目は、ロッシーニ/歌劇『どろぼうかささぎ』序曲、ブラームス/バイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調、ドボルザーク/交響曲第8番ト長調。メーン曲となるドボルザークの交響曲第8番は、同楽団の定期演奏会で過去に最も演奏されているという名曲。チェコののどかな田園を思わせるメロディーが印象的だ。一方で、ブラームスのバイオリンとチェロのための二重協奏曲を楽団が演奏するのは今回が初めてとなる。ソリストには、バイオリニストで楽団OBでもある三浦章宏氏、チェリストの渡邉辰紀氏を迎える。2人のソリストとオーケストラとの掛け合いは聞きのがせない。 普段は週3回の練習を基本に活動しているが、9月上旬には志賀高原(長野)で4泊5日の合宿も行った。レッスンや合奏で得たことをもとに、残り約1カ月で演奏にさらに磨きをかける。団長の北浦光祐さん(20)は、「5月半ばから準備、練習してきた。筑波大学管弦楽団ならではのエネルギッシュな演奏を届けられるようにがんばります」と話した。(ライターはドットジェイピー・インターン) ◆筑波大学管弦楽団演奏会 10月19日(土)午後1時15分開場、14時開演。チケット料金は全席自由で1000円(税込み)。当日券は午後1時から販売開始。購入場所はノバホール事務局クレフ楽器、チケットぴあPコード160025などで。ホームページhttps://www.tsukuba-orch.org/

【どう考える?免許返納】5 ツイッターで意見交換㊤

【戸田さつき】令和初の「敬老の日」を前に12日から、NEWSつくばは「免許返納」をテーマに特集を始めた。 読者の意見を直接聞こうと8月、ツイッターでアンケートを3回実施し意見を募った。 1回目は「免許返納に賛成か反対か」、2回目は「代用する交通手段」、最後に2回目の結果を踏まえ「公共交通機関に対して」聞いた。 「免許返納に賛成か反対か」は70%が賛成。反対が4%、どちらでもないが26パーセント。反対が4%しかないのは、事故報道の影響か、それともツイッターのアンケートに答えた人の属性の特徴なのか。NEWSつくばのツイッターのフォロワーは、読者分析から79%が男性だが、年齢層は不詳である。最近では、シニア層にもスマートフォンが普及され始め、SNSは若者の特権とは言いきれないが、シニアの子ども世代の意見が反映されているのかもしれない。今回は、免許返納に賛成するM Nathalie / えむなたさん、Takashi IRINATSUさんから寄せられた意見を紹介する。   (シニアにおける体験談、とは少し違うかもしれないけれど) 私自身が敢えてこの茨城でペーパー状態で生活し、いつか返納を考えています。 公共交通機関をいかに活用できるか……ですね。あとは車を持つ非シニア家族の協力かな。 — M Nathalie / えむなた (@mnathalie1972) August 14, 2019 私の場合は世帯で車二台だったのを一台に減らしたので 休日は家人の車で買い出しに行ったり、住む場所をスーパー等の近くにしたりしています。 ひとりで出掛ける時はバスと電車を活用しています。 ペーパー歴は数年位でしょうか。家人を隣に乗せての運転は可能です。 不便はありますが許容範囲です。 — M Nathalie / えむなた (@mnathalie1972) August 21, 2019 (お返事遅れました<(_ _)>) 車があれば、確かに色々な場所へ行けますが、交通事故の加害者になる可能性も高いですよね。 現に私自身、不本意ながら、自転車高校生相手に10対0にさせられましたし。 少なくとも徒歩なら、加害者になることがない。これ、とてもとても気楽なんですよね。 —...

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