金曜日, 12月 2, 2022
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田中めぐみ -検索結果

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ウクライナ避難民支援募金を大使館に寄付 日本つくば国際語学院

学校法人つくば文化学院(東郷治久理事長)が運営する日本語学校「日本つくば国際語学院」(同市松代)が、4月からつくば市内で呼び掛けていたウクライナ避難民支援募金(4月13日付)が9月末までに計24万5000円集まり、10月26日、東京都港区の駐日ウクライナ大使館に寄付した。 募金箱はグループ企業のサンスイグループ(東郷理事長)が運営する市内計8カ所に設置した。当初6月末までの予定だったが延長し、9月末まで寄付を募った。 8カ所は同校のほか、つくばグランドホテル(同市筑波)▽つくばわんわんランド(同市沼田)▽つくば国際ペット専門学校(同市沼田)▽つくば山水亭(同市松代)▽つくば山水亭別亭(同市吾妻、ホテル日航つくば2階)▽KEY’S CAFE(キーズカフェ)ララガーデンつくば店(同市小野崎、10月16日閉店)▽ミスタードーナッツ イーアスつくばショップ(同市研究学園)。特にKEY’S CAFEとつくば国際ペット専門学校に設置した募金箱には多くの寄付が集まったという。 今回の募金活動は「ウクライナ避難民の支援はまず日本語学校から手を挙げてやるべきではないか」という東郷理事長の言葉がきっかけとなった。寄付金を受け取ったウクライナ大使館の担当者からは感謝の言葉が述べられたという。 同校の森山英熙本部長は「みなさんに関心を持って寄付をしていただき、本当に感謝しています。寄付金が避難民の方々のお役に少しでも立てれば」と話し、「これからもウクライナ避難民で日本語を学びたいという人がいたら積極的に受け入れていきたい」と語る。

3年ぶり「わんわんランド」で学園祭 つくば国際ペット専門学校

つくば国際ペット専門学校(つくば市沼田)が29日、隣接する犬のテーマパーク「つくばわんわんランド」を1日貸し切りにして、学園祭「第13回犬友祭(けんゆうさい)」を開催した。新型コロナの影響で2019年以来3年ぶりの開催となり、晴天の下、多くの来場者でにぎわった。 犬の訓練士や美容師、動物看護師などを目指す学生たちは、クイズ大会やドッグレース、トリミングコンテストなどのイベントを企画し、これまで学んだ成果を披露した。愛犬も入場が可能で、愛犬と一緒にイベントを楽しむ親子連れが多く見られた。 ペットケア総合コースで学ぶ学生たちはドッグレースを企画。勉強のために毎日一緒に過ごしている「パートナードッグ」の中から10匹を選んで2レースを行った。同コース2年の仲林優希さん(19)と白岩優衣さん(19)によると、速く走れそうな犬、レースの途中で遊んでしまわない犬を選んで出場させたという。犬同士の相性を考慮して組み合わせるのに試行錯誤し、「犬友祭」直前になって組み合わせが決まったと苦労を語った。同校では昨年から、飼い主がいないなどの理由で一時的に保護されている保護犬を「パートナードッグ」に採用している。レースに出場した10匹のうち2匹も保護犬で、仲林さんと白岩さんは保護犬にかかわる仕事に興味を持っているという。 トリミングコンテストで実演をする学生たち ドッグトリマーコースで学ぶ学生たちは、毛をカットする前と後の犬の写真を並べ、同じ犬を選んでもらうビフォーアフタークイズや、トリミングの実演などを行った。クイズに参加した来場者は写真を何度も見比べ、悩みながら答えを紙に記入していた。同コース2年の神永優翔さん(19)は、「トリミングする時には犬にけがをさせるといけないので気をつけている。学校ではわんわんランドにいる犬たちをカットさせてもらっているので練習がたくさんできる」と話した。 ひたちなか市から家族8人で訪れたという三村武夫さん(83)は「きょうだいの孫が学校に通っていて、トリミングを勉強している。自分も犬が好きで来た。にぎわいに驚いた」と感想を語った。(田中めぐみ)

つくばセンタービルを情報発信基地に 11月3日、市民団体が40周年プレイベント

構想を提案、アート拠点として活性化へ 建築家、磯崎新さんによるポストモダン建築の代表作、つくばセンタービル(つくば市吾妻)が来年6月に40周年を迎えるのを前に、40周年プレイベントとなるシンポジウム「ポストモダンの殿堂 つくばセンター・アートミュージアム構想」が11月3日、同ビル内のホテル日航つくばで開かれる。 ホテル、コンサートホール、市民活動拠点、オフィスと、中央広場などで構成されるつくばセンタービル全体を、市の新たな情報発信基地と位置づけ、アート拠点として活性化させようという構想を提案する。 市民団体「つくばセンター研究会」(冠木新市代表)が主催する。同会は、つくば市が同ビルの中央広場にエスカレーターを設置するなどのリニューアル計画を発表したことをきっかけに昨年、発足した。昨年6月には「緊急討論 つくばセンター広場にエスカレーターは必要か」と題したシンポジウムを開催し、リニューアル計画の見直しを求めてきた。さらに市に要望書を提出し、リニューアル計画は大幅に見直された。今回は第2弾のシンポジウムになる。 磯崎さんが設計した同ビルは、ルネサンスの巨匠ミケランジェロの代表的なカンピドリオ広場の空間造形が中央広場に埋め込まれ、傍らにギリシャ神話に登場する女神ダフネの彫像が立つ。18世紀を代表するフランス革命期の建築家ルドゥーが構想した理想都市への敬意が込められ、さらに20世紀のセックスシンボル、マリリン・モンローの肢体の緩やかなカーブが空間の輪郭やロビーの椅子に密かに仕込まれている。さまざまなアートの集積として誕生した建築であることから、ビル全体をアート拠点として活性化させ、新たな情報発信基地として再生させる提案をする。

実験的な試みの自作本 つくばで「Book Worms」展

イラストレーターやデザイナーなど9人の作家が制作したアートブックや絵画、グッズなどを展示する「Book Worms(ブックワームス)」展が22日、つくば市天久保の「ギャラリーY」で始まった。14回目の開催で、今回は「本の虫」をイメージした作品を展示している。会期は30日まで。本やグッズはサンプルを触って見ることができ、購入可能な作品もある。 筑波大学で洋画や版画を学んでいた田中千夏さんが、在学中の99年に展覧会を企画したのが始まりで、2年に1度開催している。前回まではカフェ「サイトウコーヒー」(牛久市南)に併設する「タカシサイトウギャラリー」で展示していたが、ギャラリーの閉館にともない、今回からつくば開催となった。田中さんは「ものとして持っていたくなるようなアナログの本を作っている。Book Wormsは小さいころに読んだ本の匂いやページをめくる感覚を大切に、作家が作りたい本を実験的に作ってみる場」と語る。 小さな作品「Small man」の隣に腰掛ける丹野香織さん(左)とヨシイアコさんと作品「今、何時?」=同 出品したアーティストの一人ヨシイアコさんは、表紙の時計の針が動かせるようになっている絵本やカード、絵画「今、何時?」を出品した。「別の人が別の所でみんなと同じ時間を過ごしているということをテーマにした。この展覧会に出品するみなさんの作品が好きで、毎回参加を楽しみにしている」と話す。 筑波大学の卒業生丹野香織さんは、紙蝶番(ちょうつがい)という方法で綴った小さな屏風のような本を蛇腹にし、虫の形に見立てた作品「Small man(スモールマン)」4点を展示した。「日本画が専門で豆本など小さいものが好き。装丁にも興味があり、20年ほど前からBook...

多数のファンに見送られるカウントダウン LALAガーデンつくば閉店

大型商業施設「LALAガーデンつくば」(つくば市小野崎)が16日、最後の営業を終え、18年の歴史に幕を下ろした。施設を運営する三井不動産(東京都中央区)広報部によると2023年春に借地権の契約が満了となるため。営業終了後は建物を解体する予定だという。 営業終了30分前の午後7時半からは1階プラザ広場でセレモニーが開かれた。家族連れなど多くの人々が集まる中、筑波大学吹奏楽団が演奏を披露、LALAガーデン内にあるカスミのスーパーマーケット「グラン・プルシェ」の店長小河原浄(こがわらきよし)さんや、LALAガーデンつくばオぺレーションセンター所長の松下裕章さんらがあいさつした。松下さんは「場所を変えて営業する店舗もあるのでぜひ今後もご愛顧いただきたい」とし、職員らと共に18年間の思い出や感謝を述べた。営業終了のカウントダウンが行われ、最後には万感の拍手が起こった。 最敬礼で感謝を伝える松下所長と職員ら=同 先月から「最後の感謝祭」と銘打った割引セールが開催されており、最終営業日となった16日は割引品を求める多くの買い物客らでにぎわった。値引きもない書店のTSUTAYAまで「新型コロナが始まって以来最大の混雑」と言われるほどの混雑だった。1階のプラザ広場や駐車場では、立ち止まって名残惜しそうに建物の写真を撮影する人々らも見られた。プラザ広場前のつくラボでは18年間の歴史を振り返る「ヒストリー展」が開かれ、買い物客らが展示された年表などのパネル展示に足を止め静かに見入っていた。 LALAガーデンつくばは2004年3月19日にオープンした。敷地面積は約5万6984平方メートル、2階建てで店舗面積は3572平方メートル。約1200台が駐車できる駐車場を備えていた。スーパーマーケット「グラン・プルシェ」をはじめ、ドラッグストア、アパレル、生活雑貨の販売店やカフェなど約50店舗が出店していた。 周辺では2008年に「イーアスつくば」(同市研究学園)、13年に「イオンモールつくば」(同市稲岡)がそれぞれ開業。約10キロ圏に大型商業施設がオープンし、競合が激化していた。空き店舗も見られるようになり、16年にはサザコーヒー(ひたちなか市)のカフェを備えた大型書店、TSUTAYAや、未就学の子どもの遊び場、KID’S...

つくばの公共空間の在り方を問う 芸術系学生ら企画のパフォーマンスアート展

筑波大学で芸術を学ぶ学生らが企画し主催するパフォーマンスアート展「わたしより大きなりんかくがみえる」が8日開幕した。公共空間と芸術の関係について考える-を目的にしている。大学の卒業生ら現代美術の若手アーティスト5人がセンター広場や駅周辺のペデストリアンデッキなどに、つくばをテーマにした作品を上演、展示している。会期は10日まで。 10日までセンター地区で 筑波大学の卒業生で都内在住のアーティスト、速水一樹さんは、チョークの粉でまっすぐなラインを引く工具画線器を用い、ノバホール前のつくばセンター広場に蛍光グリーンの直線を引くパフォーマンスを行った。速水さんによると、つくば市は厳格な都市計画のもとに作られ道路が升目状になっているが、景観を変えるためところどころ斜め45度に敷かれた道があり、そのために交通事故が多かったり、道に迷ったりすることがあるという。 パフォーマンスでは、ある意味つくばの「弊害」ともいえる部分に焦点を当て、ペデストリアンデッキの軸に対し、45度の線を引き続けるという計画を試みた。「設計者の意図と実際に人が住み、街が使われてきて出てきた状況にギャップがある。計画は100パーセントうまくいくものではないということ。生活の中で偶発的に起こる事象に興味がある」と話す。 都内在住のアーティスト加藤真史さんは、つくば市内周辺を歩いて見た自然や建物の様子を色鉛筆で描いた絵画と過去作品のコラージュをセンタービル1階co-en(コーエン)イベントスペースに展示した。加藤さんは「郊外」のモチーフを歩いて採取し、色鉛筆で描く手法で制作している。「一歩一歩歩くことと、鉛筆で描くことは痕跡を残す意味で共通する行為。つくばは60年代、70年代にあったそれまでの土地を都市開発で作り替えたいわゆる『古いニュータウン』。様々な建築様式を模したシミュラークル(模倣)な空間を自然が覆いつくし始めていて、自然が建築を食っているところがある」。加藤さんの作品は16日まで展示される。

言葉の壁を越え患者と医師の信頼関係築く つくばの医療通訳士 松永悠さん【ひと】

つくば市で暮らす外国人は、2022年度の統計で137カ国9457人。医療機関を受診する外国人患者も増えているが、病名や器官の名称などの専門用語が飛び交う診察で、患者が内容を理解するのは難しい。タブレット端末による通訳サービスを導入する病院もあるが、個別の質問や細かいニュアンスの伝達に対応するのは依然として困難だという。市内の病院を中心に、中国語の医療通訳士として働いている松永悠さん(48)は、30代後半から医療通訳の世界に飛び込み、やりがいを見出している。 一人の女性患者との出会い 松永さんは1974年生まれ、中国北京市の出身。松永さんが医療通訳のボランティアを始めた38歳の時、最初に担当したのは、同じ30代の末期がんの女性患者だった。中国の地方出身者で、お見合いで国際結婚して日本の農家に嫁いだが、がんを原因に離婚を切り出され、日本語も分からず頼る人がいない状況だった。 女性の境遇に衝撃を受け、「同じ女性、自分の力で助けられるのなら」と感情移入してしまったそう。女性も辛い闘病の中、「お姉さん、お姉さん」と松永さんを慕った。この女性との出会いから苦しんでいる在日中国人がいることを知り、興味で始めた医療通訳の仕事に使命感を持つようになった。 医療通訳士は国家資格ではない。医療通訳として働くには、民間が主催する養成講座を受講し、選考試験に合格後、ボランティアや医療通訳の派遣会社に登録して依頼を待つ。養成講座では通訳の技術のほか、守秘義務などの倫理規定、医療専門用語などを学ぶ。医師の説明に通訳者が勝手に補足することはしてはならず、治療法について患者が本当に理解しているかの確認をその都度行っていく。患者は文化や宗教、思想、持っている在留資格などの社会的背景が個々で異なり、その理解と医療機関への仲介の役割も医療通訳士に求められる。重い病気を抱える人への告知の場に立ち会うこともあり、精神的な重圧も大きいという。

夏休み自由工作のヒントに つくばで「キッズアートおうえん展」

25日から 筑波大生が作り方紹介 筑波大学で芸術を学ぶ大学生たちが夏の自由工作のヒントになる作品を展示する「2022夏のキッズアートおうえん展」が25日から8月5日まで、つくば市二の宮のスタジオ‘S(関彰商事つくば本社1階)で開催される。筑波大生が考案した工作の実作品をパネルや動画、スライドと一緒に展示し、作り方を紹介する。 スタジオ’Sでは2016年から同大と連携し、夏と冬の年2回「キッズアート体験」を行ってきた。筑波大生が子ども向けに工作の指導をし、アート体験をするイベントだったが、コロナ禍で実施が難しくなった昨年からは、展示会形式での開催となっている。 昨年の開催では親子連れなど約260人が来場し、来場者から「このような子ども向けのイベントを開催してもらえてうれしい」、「さっそく家で子どもと工作をした」など声が寄せられた。 今夏の展示では6組、15人の筑波大生が日本画、洋画、彫塑、書、構成など領域別に6ブースで展示を行う。数量限定で日替わりの制作キット配布などもある。 スタジオ’S担当コーディネーターの浅野恵さんは「筑波大生が考案した楽しい夏の工作を今年も展示します。今回はいつも以上に学生それぞれが所属する『領域らしさ』が工作に反映されています。また、今回も日替わりの制作キット配布やブースの人気投票を実施しますので、ぜひご来場いただき、おうちで工作を楽しんでいただければ」と話す。

500号の大作も 県つくば美術館で「茨城の美術セレクション」展

茨城県で活躍中の作家たちの作品を展覧する「茨城の美術セレクション」展が28日、県つくば美術館(つくば市吾妻)で始まった。県の美術界を代表する27人の作家による日本画6点、洋画16点、彫刻5点を展示する。 今年1月に県近代美術館(水戸市)で開かれた「第12回現代茨城作家美術展」に出品した100人の中から27人、27点の作品を選抜して展示する。19日までの県陶芸美術館(笠間市)に続く移動展覧会で、来年3月1日から12日には県天心記念五浦美術館(北茨城市)開催と、それぞれ異なる作品の展示となる。 昨年の開催では約1400人が来場した。作家自身が来場者に技法や制作への思いを話す「ギャラリートーク」が毎回好評だが、今回は来場者との対面スタイルでは実施せず、会期終了後にYouTubeでトークの動画を配信予定だという。 会派やジャンルの垣根を越えた大作が一堂に会する。展示された作品の中には、500号の大きさの絵画2つで構成された筑波大学名誉教授、玉川信一さんの作品「愚者の階梯(かいてい)」や筑波大教授、仏山輝美さんが自らの顔や手をモチーフとして描いた作品「月光」など、生と死を感じさせるような作品が並ぶ。 県美術展覧会事務局(水戸市千波町)の学芸員、天羽かおるさんは「生と死のテーマは作家が生きていく中で突き当たる必然。現役の作家が今まさに感じていることを表現している。コロナ禍以後は、作品にじっくり対面し丁寧に見られている方が多くなった。肌感覚だが、以前より特に男性で、お一人で来場される方が増えているように感じる」と話す。 市内から訪れた男性は「図書館に寄ったついでに見に来た。近代的な感じの作品が多く、おもしろい展覧会」と話した。(田中めぐみ)

中嶌日本画学院生徒の「游美会展」開幕 つくば市民ギャラリー

つくば市在住の日本画家、中嶌虎威(なかじま・とらたけ)さんが主宰する日本画教室「中嶌日本画学院」(つくば市小野崎)の「游美会日本画展」が21日、つくば市民ギャラリー(同市吾妻)で始まった。40代から80代の生徒27人の作品27点と中嶌さんの作品「月明山王岩」、ほかに色紙の作品28点を展示している。今年で29回目となる。 展覧会の様子 中嶌さんは1967年東京芸術大学日本画科を卒業。つくば市で34年間絵の指導をしており、毎年銀座の画廊宮坂で個展を開催している。「岩絵の具の色彩と線が日本画の特徴。岩絵の具の色を損なわないように澄んだ色を出す技術を教えている。昔ながらの伝統的な日本画が日本人の体質に合っているのでは。西洋と東洋では宇宙観の違いがある。日本人の民族性、風土、自然の表現を大切にしたい」と話す。 ブーゲンビリアやハイビスカスなどの植物を組み合わせた30号の作品「南国の花」を描いた斎藤道子さんは、40歳ごろから日本画を始め、28年ほど続けている。「先生が厳しく、後ろに来るとドキドキする。うん、とうなずいてくれるとやっとできたかなと思う。(日本画は)生活の中の生きがい。一人でやっていると続かないが、みなさんの作品を見たり、指導を受けたりして勉強になっている」と話す。 斎藤道子さんと「南国の花」

武蔵美卒業生の作品103点 つくばで茨城支部展開幕

武蔵野美術大学の卒業生らが絵画や手芸などを展示する「武蔵野美術大学校友会茨城支部展」が21日、県つくば美術館(同市吾妻)で開幕した。25人と1グループの103作品が展示されている。今年で19回目となる。 「驟雨(しゅうう)」と題した100号の花の油彩画など7点の絵画を描いた冨澤和男さんは、同大通信教育課程の修了生。職場の美術サークルで水彩画などを描いていたが50歳を機に勉強したいと思い入学。仕事をしながら通信教育と週末や夏休みなどのスクーリングで勉強し、6年かけて2013年に卒業した。「油絵をやろうと思っても基礎が分からなかったので勉強して描けるようになりたかった。スクーリングでいろいろな人とのつながりができ、おもしろい」と話す。 油彩画「驟雨」と冨澤和男さん 同大校友会事務局長の坂本真理子さんは水彩画「アルガンの少女」など5点を描いた。「アルガンの少女」は2007年と19年にモロッコに旅行し、旅先で出会った少女をモチーフにした。「緯度が違うと色が違って見える。(モロッコは)ロバが荷車を引いていたり20世紀の世界のまま生活している空間。少女たちは宗教上の理由から撮影されるのを嫌い、そっぽを向いている」と話す。 坂本真理子さんの「アルガンの少女」(右端)

「伝説の音職人」偲ぶ 土浦の録音エンジニア、行方洋一さん

先月4日に亡くなった土浦市在住の録音エンジニア、行方洋一(なめかた・よういち)さんを偲ぶ会が12日夜、阿見町の「ノーチラスカフェ」で開かれた。 同級生やセミナー生など県内外から18人が集まり、献花と黙とうが行われた。行方さんの遺影を囲んでそれぞれの思い出話が語られ、エピソードにちなんだ楽曲や録音の音源も流された。 享年79歳。会場のノーチラスカフェ(山本哲夫さん経営)は、行方さんが音源持参で講義する「音屋セミナー」を20回以上開いた晩年の活動拠点。亡くなる5日前のセミナーにも元気な姿を見せていたといい、行方さんを慕う“弟子”たちが肉声を聞く最後の機会となった。 「音屋セミナー」で講義する生前の行方さん=ノーチラスカフェ・山本哲夫さん提供 行方さんは1943年生まれ。元の東芝音楽工業(後の東芝EMI)のレコーディング・エンジニアでオーディオ評論家。坂本九や弘田三枝子、欧陽菲菲、ザ・ドリフターズなど、日本のポップス史を代表する作品の録音を手掛けた。川口真や筒美京平ら作編曲家からの信頼を集めた「伝説のエンジニア」と称されている。 2018年には名盤といわれるレコードの制作秘話をつづった『音職人・行方洋一の仕事 伝説のエンジニアが語る日本ポップス録音史』(DU...

水上のバリアフリーを実践 霞ケ浦でパラカヌー体験会

障害のある人に水上スポーツへの関心を高めてもらいたい-と障害者カヌーの体験イベント「パラカヌー体験会」が、12日、霞ケ浦畔のラクスマリーナ(土浦市川口)で開かれた。体験会は「パラカヌーサポーター講習会」と合わせて2日間行うもので、日本障害者カヌー協会が昨年度から始めた。今年度は東京都や佐賀県、県内のかすみがうら市など全国5カ所での開催を予定しているという。 体験会には8人が参加し、15人のスタッフのサポートで思い思いにパラカヌーを楽しんだ。県障害者カヌー協会代表でパラカヌー選手の朝日省一さんがパドルの使い方などを教えた。参加者らはサポートスタッフの手伝いでカヌーに乗り込み、順番に出艇。初体験の参加者もすぐに慣れ、1時間ほどパドルの操縦を楽しんだ。 ラクスマリーナは障害者が使いやすい多目的トイレはじめ、スロープの通路などの設備が整うパラスポーツのバリアフリー拠点となっている。 都内から友人と一緒に参加した女性は「1人で乗って自分で漕いで、どこでも自由に行けるのが楽しかった。バランス感覚が身に付くと思う。2人乗りも違った楽しさがあり、朝日さんが後ろに乗ってくれて2人乗りした時は、いろいろとレクチャーしてくれて練習になった」という。 インストラクターを務めた朝日さんは「家に閉じこもって外に出ない障害者がまだまだ多い。表に出てパラカヌーというスポーツがあると知ってもらえたら。自分もパラカヌーの選手になるまでは霞ケ浦でカヌーができる場所があるということを知らなかった。ここでカヌーに乗れるということを知ってほしい」と話す。 サポートスタッフとして参加したつくば国際大学4年の加藤綾花さんは、理学療法士を目指している。「昨日講習を受けてサポートスタッフとして登録し、今日初めて参加している。講習でも練習したが、今日実際にサポートした方が難しく感じた。理学療法学科で学んでいるが、コロナ禍で実技の勉強がほとんどできなかった。この体験会で勉強し、学んだスキルを就職した時に活かしたいと思っている」

優れた卒業作品など一堂に 筑波大芸術系 3年ぶりCONNECT展

筑波大学で芸術を学んだ学生らの2021年度卒業・修了研究の中から特に優れた作品と論文を展示する「CONNECT(コネクト)展Ⅵ」が5日、つくば市二の宮のスタジオ’Sで開幕した。2016年から毎年開催していたが一昨年と去年はコロナ禍で中止しており、3年ぶり6回目の開催となる。 同大は芸術専門学群の卒業研究と、大学院博士前期課程芸術専攻および芸術学学位プログラムの修了研究の中から、特に優れた作品と論文に筑波大学芸術賞を授与している。また同窓会「茗渓会」が茗渓会賞を授与している。会場では受賞作品と論文を展示しているほか、優秀な研究を紹介している。 版画や立体造形、印影など6人の6作品を展示し、30人の卒業・修了論文をタペストリー展示で紹介している。 展示されている6作品は、芸術賞を受賞した有賀睦さんの「眼差しa」「眼差しb」、影山亜美さんの「八百万の神」、茗渓会賞を授賞した最上健さんの「進化と朽滅」など。いずれも同大のアート・コレクションに新しく収蔵されるという。 ほかに、茗渓会賞を受賞した大森春歌さんの「子ども向け造形ワークショップの運営と今後の展望―8つの事例を比較・分析して」など3つの論文が、製本された状態で手に取って読めるよう展示されている。 スタジオ’S担当コーディネーターの浅野恵さんは「3年ぶりの開催。2月から3月に県つくば美術館で開催された卒業・修了制作展の内容を凝縮した展示となっている。学生さんたちの研究の成果、学生生活の集大成を多くの人に見てほしい」と話す。

29年続くにぎわい再び つくばリサイクルマーケット

家庭で使わなくなった不用品を持ち寄り、安く販売してリサイクルする「第122回つくばリサイクルマーケット」が22日、同市吾妻の中央公園水の広場で開かれた。市内や近隣市の市民らが38区画に出店し、買い物客でにぎわいを見せた。コロナ禍で半年ぶりの開催となった。 つくば市の市民団体「リサイクルを推進する会」(高野正子代表)が1994年から主催しており、今年で29年目となる。 毎年3月、5月、9月、11月の年4回開催し、多い時には700人の来場者があったが、コロナ禍で中止を余儀なくされていた。昨年11月に再開し33区画に出店した。しかし感染拡大を受けて、今年3月は再び中止となっていた。今回は出店区画を40区画用意、30人のキャンセル待ちがあったという。 「つくばのごみを宝の山に!」をモットーに、使用可能なものを捨てずにリサイクルすることを目的とするマーケットで、出品されたのは、衣類や靴、本、未使用のタオルや食器、使わなくなったおもちゃ、雑貨、文房具などさまざま。 出店したつくばみらい市在住の女性は「何度も出店している。ずっと出したくて久しぶりの出店。家族のものなどたまった不用品を持ってきた。天気が良くなって、思っていた以上に買っていただいた」と話す。 土浦市から息子を連れて買い物に訪れた篠崎史織さんは「初めて来た。10円や100円といった値段で子どもでも買いやすいので、自分でお金を出して買うという体験ができてよい。息子はコロナ禍の中生まれたのでこういった体験が貴重」と話した。

筑波大・東京芸大発 若手の感性合流 開幕した「絵画の筑波賞」展

それぞれつくば市と取手市にキャンパスを置く筑波大学、東京芸術大学の在学生や卒業生ら若手作家の作品を展示する「絵画の筑波賞」展が15日、つくば市二の宮のスタジオ’Sで開幕した。会期は29日まで。「絵画の筑波賞」は主につくば市内の民間企業が中心となり、若手作家の創作活動を支援する目的で2020年に創設され、今年で3回目となる。 19点展示 大賞に森さんの作品 筑波大(洋画研究室、日本画研究室)と東京芸大(油画研究室、日本画研究室)、両大学の各研究室から、35歳以下の作家による19点が推薦され出品された。立島惠さんら5人の審査員が選考した。 大賞受賞の「葉の音」和紙、岩絵具(2022年 53×65.2cm) その結果、大賞に森友紀恵さん(東京芸大修了)の「葉の音」、準大賞に岡野智史さん(筑波大修了)の「Hungry Predator(飢えた捕食者)」、優秀賞に古山結さん(東京芸大修了)の「I want to...

「混沌を吹き飛ばしたい」第38回茨城現展 12日開幕

何ごとにもとらわれず自由に制作活動を行う現代美術家協会茨城支部(佐野幸子支部長)の「第38回茨城現展」が12日、県つくば美術館(同市吾妻)で開幕した。約40人の作家による絵画、デザイン、立体造形、工芸、写真など約150点が展示されている。 牛久市の佐々木元彦さんは造花や人形、写真を飾り木に模した立体造形「あすなろの樹」を作った。空間全体を作品として体験してもらうインスタレーションというジャンルの作品だという。「黒い雨と蝶々」は被爆地ヒロシマをテーマにした、手で触れて動かすこともできる体験型の作品だ。 佐野幸子支部長の「華々・春」と「想・葛藤」(左)と、佐々木元彦さんの「黒い雨と蝶々」(右) 佐野支部長はコロナ禍の心象を表した絵画「想・葛藤」と、見通しの立った明るい気持ちを表現した「華々・春」を描いた。「暗い混沌を吹き飛ばそうという気持ちや、明るい世界を見てみたいという気持ちを表現した」と話す。 牛久市の福田三恵子さんは、乗馬を通じて出会い駆け落ちした若い男女が都会で翻弄(ほんろう)される姿を描いた映画「その人は昔」から着想を得て、やさしいタッチで絵画「白馬のルンナ」を描いた。 中根和香子さんは、着物や着物の帯の布を素材にした色鮮やかなパッチワーク「輝」を緻密な構成で縫い上げている。

古本回収しネット販売 つくばの障害者施設 売上の一部を工賃に

つくば市の福祉機器製造会社、幸和義肢研究所(同市大白硲、横張巧社長)が運営する障害者就労支援事業所ワーク・イノベーションセンターで、障害のある通所者が、不要になった古本を回収、クリーニングしてネット出品し、購入者に発送する活動を行っている。本の売上金の一部は通所者の工賃になる。 古本は、つくば市内や近隣市の企業10数カ所に回収ボックスを設置して回収しているほか、つくば市内の小中学校にも協力を依頼している。古本は無料で提供を受ける。竹園東中学校ではPTAの活動の一環として、回収ボックスを設置し、約150冊の寄付があった。 古本の回収用ボックス 古本の回収・ネット出品は、障害者の雇用創出などに取り組むワーキングバリアフリー(東京都千代田区)が運営する「ジョブボン(job+本)プロジェクト」によるもので、業務を通じて障害者の就労支援や自立支援を行うことを目的としている。全国で22の施設や団体がプロジェクトに提携しており、同研究所のワーク・イノベーションセンターも提携施設の一つだ。 同センターでは、昨年6月から同プロジェクトの活動を始め、これまでに約3200冊の古本を集めた。集めた本は、通所者が書き込みの有無など本の状態を調べて査定し、商品として販売できるものは表紙をアルコール消毒したり本の間のほこりをはけで払ったりしてクリーニングし、本にビニールをかける。さらに本のバーコードを利用した出品システムを用いてこれまで2500冊を出品、インターネット通販大手、アマゾンのネットショップ「早稲田ブックス」で販売している。 これまで売れた本は約340冊、売り上げは合わせて十数万ほど。通所者の工賃は現在、他の仕事も含めて月数万円程度という。今後は本の回収を積極的に進めてジョブボン事業の拡大を図る。

つくばのスリランカ人、一斉抗議行動 日本各地で母国に呼応

深刻な経済危機に見舞われているスリランカで、大統領退任を求める抗議行動が行われているのに呼応して、つくば市在住のスリランカ人約30人が10日午後、つくば駅前に集まり、プラカードや国旗を掲げて大統領退任を求める抗議行動を行った。この日は東京都渋谷区など日本各地で、在日スリランカ人が一斉に抗議行動を行った。つくばもその一つという。 10日午後、つくば駅前に集まった市内在住のスリランカ人らは、現職のゴタバヤ・ラジャパクサ大統領を名指しし、「大統領は辞任せよ」「大統領は憲法を守れ」「腐敗を止めろ」など、日本語と英語、シンハラ語で書かれたプラカードを掲げ、声を上げて抗議した。 集まったスリランカ人によると、現在スリランカは、中国から巨額の借金をしたことやウクライナ情勢の影響で、物資不足や物価高騰、長時間の停電などが起こっている。ゴタバヤ大統領は家族や親戚を閣僚に据えた政治を行っていたが、今月4日、閣僚ら26人と中央銀行総裁が経済危機の責任を取って一斉辞任した。しかし、ゴタバヤ大統領とその実兄であるマヒンダ首相は現職にとどまっており、スリランカ国内で抗議デモが過熱しているという。 筑波大学で農学の博士号を取得し、現在、市内の会社で農業コンサルティング業務に携わるアルナ・プラバートさん(42)は、市内在住の家族と共に抗議行動に参加した。「(スリランカでは)生活に必要なものがなく、物価が高い。ガソリンや子どものミルク、薬も不足している。エネルギー不足で1日に14時間停電することもある」と話し「自分はつくばに住んでいて不自由なく暮らしているが、父と母、親戚もスリランカにいるので心配でつらい。大統領には責任を取って辞めてほしい。私たちが日本でできることは抗議活動しかないが、この声が大使館などに伝わって、大統領に、国民のことをよく考えてくださいと言ってほしい」と訴える。 市内在住で下妻市内に勤務しているピカル・ハプワラーナさん(33)も家族と共に参加した。「スリランカは外貨不足になっていて海外から輸入ができず、国内に物資がなくなっている。2カ月ぐらい前から状況がかなり悪くなった。2、3カ月前に比べて物価が50パーセントも上がったと聞く。多くの会社が倒産し、みんなの仕事も大変なことになっている。スリランカに父と母がいるが、高齢なので心配している」と話す。 同日は、つくばから、東京都内で行われた抗議活動に向かった人たちもいるという。(田中めぐみ)

「大好きな動物に関わる仕事への第一歩」 つくば国際ペット専門学校入学式

つくば国際ペット専門学校(つくば市沼田、高橋仁校長)の入学式が9日、つくば国際会議場(同市竹園)で行われた。入学したのは2年制のドッグトリマーコース、ドッグトレーナーコース、ペットケアコース、動物看護福祉コースと、3年制の愛玩動物看護士コースの218人。ペット業界で働く夢を持つ新入生たちがスーツに身を包み、式典に臨んだ。 髙橋仁校長は、生徒一人が一頭の犬を担当し、24時間一緒に過ごしながら勉強する同校独自の「パートナードッグシステム」について触れ、「常に動物たちと触れ合い、感じ、考えることのできる最高の環境で学生生活を存分に楽しんでください」と話した。また、「人生の決定に時間をかけてほしい。焦る必要はなく、時間をかけて自分の成長に合わせて決めていけばよい。専門学校での2年間、3年間は自分の成長や変化を楽しみ、将来を考える時間にしてほしい。幼いころからの夢や希望を大切にしながら挑戦してほしい」と式辞を述べた。 式辞を述べる高橋校長 東郷治久理事長は「動物に関する技能は教科書を読むだけでは決して身につかない。実際に動物たちに触れて感じて初めて本物の知識になる」と述べた。また、同校がトリマー養成機関として認定を受けたことや、全国初となる通信制学科をスタートさせたことを話した。コロナ禍についても振り返り、「今年度もさまざまな制約や想定外の事態を余儀なくされるかもしれない。そのような中でも皆さんの夢を叶えるために教職員一同尽力していく」と祝いの言葉を送った。 新入生代表の長濱采加(ながはま・あやか)さんは、「幼いころから大好きだった動物にかかわる仕事に就くための第一歩をたくさんの人に支えられ踏み出せたこと、この感謝の気持ちをしっかりとかみしめ日々精進していきたい。新型コロナの影響により、今までとは違う環境の中でとまどいや不安はあるが、私たちがそれぞれ思い描く夢の実現に向け、これから始まる学校生活を通して動物について学び、仲間と共に支え合い成長し、様々な経験を生かしてたくさんの方々の役に立てるよう努めていきたい」と入学の決意を述べた。

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県議選告示 つくばは現新8人、土浦は現職3人が届け出

任期満了に伴う県議選は2日告示され、正午時点で、つくば市区(定数5)は現職4人と新人4人の8人が立候補を届け出て3人超の激戦に突入した。土浦市区(同3)は定数と同数の現職3人が立候補を届け出た。土浦はほかに立候補者がない場合、午後5時に当選が確定する。無投票当選は同市で過去に例がない。 つくば市区は女性候補が初めて半数を占めた。立候補を届け出たのは▽無所属新人で美術大学非常勤講師の佐々木里加氏(55)▽つくば市民ネット新人で元市議の宇野信子氏(57)=立憲推薦=▽無所属新人で前市議のヘイズ・ジョン氏(59)▽自民現職で2期目を目指す塚本一也氏(57)▽公明新人で前市議の山本美和氏(53)▽自民現職で4期目を目指す鈴木将氏(50)▽共産現職で5期目を目指す山中たい子氏(71)▽自民現職で4期目を目指す星田弘司氏(48)の8人。同市の1日現在の有権者数は19万5232人。 土浦市区は、▽公明現職で4期目を目指す八島功男氏(66)▽自民現職で2期目を目指す高橋直子氏(38)▽自民現職で6期目を目指す伊沢勝徳氏(52)の3人が立候補を届け出た。1日時点の有権者数は11万8575人。 つくば市区の立候補者(定数5ー立候補者8)

バーチャルフォトグラフィーという世界 《ことばのおはなし》52

【コラム・山口絹記】バーチャルフォトグラフィーという単語を聞いたことはあるだろうか。 最近のゲーム、例えばソニーのプレイステーション5やマイクロソフトのXbox(エックスボックス)などの家庭用ゲーム機、ハイスペックPCで遊べるようなゲームを普段からプレイしている方々の中ではもはや当然になりつつあるのだが、今のゲームのグラフィックというのは本当にすごいことになっている。知らない人が見たら、ゲームの画面だとは信じられないレベルになっていると言ってもよいだろう。 今コラムの写真は著作権的な都合で現実世界の写真を載せているが、これくらいの景色がどこまでも広がっている世界を自由に動き回れると思っていただいて差し支えない。 そんなすさまじいグラフィックの世界を歩き回って遊べるゲームが数多くある中で、このゲームの画面を写真として記録する活動が少しずつではあるが広まっている。 少しゲームやPCに詳しい方には、「それってつまりスクリーンショット(キャプチャ)でしょ?」と言われてしまいそうだ。もちろん最終的にはスクリーンショットに違いないのだが、このスクリーンショットを記録する前段階で、目の前の情景をより思い通りに撮影するための機能が最近の多くのゲームに実装されている。 思いもよらない世界が広がる

2024年度から日本国際学園大学に 筑波学院大 仙台にもキャンパス

筑波学院大学(つくば市吾妻)は1日、2024年4月1日から大学名を日本国際学園大学に変更し、新大学として開学すると発表した。併せてキャンパスを現在のつくばキャンパスに加え、仙台市に新キャンパスを設置し2キャンパス制にする。 同大学の開学準備事務局(仙台市)によると、来年4月1日にまず大学を運営する学校法人名を、現在の筑波学院大学(橋本綱夫理事長)から学校法人日本国際学園に名称変更する。翌24年4月1日に新大学を開学する。併せて24年度から、姉妹法人の東北外語学園(仙台市、橋本理事長)が運営する仙台市の東北外語観光専門学校に新たに仙台キャンパスを設置する。 現在、筑波学院大は入学定員200人で、経営情報学部ビジネスデザイン学科にILA(国際リベラルアーツ)コースと総合コースがある。名称変更後も学部や学位に変更はない。つくばと仙台のいずれもキャンパスでも学べるようになる予定だという。 同大学は、英語で授業を行ったり海外の名門大学に留学体験するILAコースを2021年度に開設するなど、英語でディスカッションやプレゼンテーションができ、国際的にも地域でも活躍できる人材育成に力を入れている。こうした取り組みを、つくば市だけでなく、東日本の中核都市である仙台でも展開し、日本を代表する大学に発展させようと取り組む。 同大学は1990年、東京家政学院が、県とつくば市の協力で筑波短期大学を開学。96年に4年制の筑波女子大学になり、2005年に男女共学の筑波学院大学になった。大学の運営は19年度から、東京家政学院から新学校法人の筑波学院大学に移り、1法人が1大学を運営する体制になった。 今回の大学開学と2キャンパスの設置は、国内外の大学入学志願者層を広げ、少子化という国内の試練を乗り越え、大学の発展と充実を実現する大きな一歩だとしている。

県議選あす告示 つくば市区は現新8人、土浦市区は現職3人が立候補へ

任期満了に伴う県議選は2日告示され、つくば市区(定数5)は現職4人と新人4人の8人が立候補し3人超の激戦になる見通しだ。土浦市区(同3)は定数と同数の現職3人が立候補し選挙戦にならず2日にも当選が確定するとみられる。無投票当選になれば同市区で初めて。 つくば市区は現職5人のうち公明の田村けい子氏が引退する。立候補を表明しているのは、現職が▽4期目を目指す星田弘司氏(48)=自民=▽4期目を目指す鈴木将氏(50)=自民=▽5期目を目指す山中たい子氏(71)=共産=▽2期目を目指す塚本一也氏(57)=自民=の4人と、新人は▽前市議の山本美和氏(52)=公明=▽元市議の宇野信子氏(57)=つくば市民ネット、立憲推薦=▽美術大学非常勤講師の佐々木里加氏(55)=無所属=▽市議のヘイズ・ジョン氏(59)=無所属=の4人。1日時点の有権者数は19万5232人で、4年前より約1万3000人増えている。4年前の投票率は41.80%だった。 土浦市区は▽4期目を目指す八島功男氏(66)=公明=▽6期目を目指す伊沢勝徳氏(52)=自民=▽2期目を目指す高橋直子氏(38)=自民=の現職3人が立候補する予定。1日時点の有権者数は11万8575人で、4年前より約1000人増えている。4年前の投票率は34.93%だった。 3人超の激戦へ つくば市区 つくば市区の星田氏は3期連続でトップ当選を重ねる。県犯罪被害者支援条例など4つの条例制定、信号機設置など通学路の安全対策などに取り組んだ実績を強調し、ポストコロナの再興支援、県立高校の定員増などを掲げる。告示日の2日は午前10時から同市西大沼の事務所前で出陣式。 鈴木氏は市議会最大会派などの応援を受ける。県ケアラー支援条例制定にあたりプロジェクトチームの座長を務めたなどの実績を強調、TX南北への早期延伸実現、科学技術の実装、高校の早期学級増、ケアラー支援計画策定などを訴える。2日は午後2時から寺具集落センターで出陣式。