2年ぶり関東大会出場決める
第79回秋季関東地区高校野球茨城県大会は2日、ひたちなか市民球場で準決勝2試合が行われた。第1試合で今夏の王者霞ケ浦は東洋大牛久を5ー2で破り、2年ぶり11度目の関東大会出場を決めた。霞ケ浦が投打で東洋大牛久を上回った。秋季大会は3年生引退後の1、2年生による初の公式戦で、翌春の選抜高校野球出場校を選ぶ判断材料になる。
東洋大牛久 000000002 2
霞 ヶ 浦 01012010× 5

霞ケ浦は2回、四球と相手の失策で無死1、2塁のチャンスをつかみ、荒井雄基が東洋大牛久の先発、横田正和からセンター前にタイムリーヒットを放ち先制。「バットを短く持って逆方向に打つことを意識して打席に入った。打ったのはスライダー」と荒井。

4回にも霞ケ浦は相手の失策で1点を追加。5回には相田歩希と佐藤大亜のヒットで2塁、3塁のチャンスに、小磯陽希がレフトへタイムリーを放ち2点を追加して突き放す。小磯は「勝負強さを見せようと打席に入った。スライダーに反応できてうまく打てて良かった」と振り返る。

霞ケ浦は7回にも1点を追加する。投げては霞ケ浦先発の三浦颯介は真っすぐ、フォーク、スライダーを主体に時折カーブを投げ、東洋大牛久打線を8回まで2安打無失点に抑える。

しかし9回に1死満塁とされ、東洋大牛久の吉原楓牙にタイムリーを許し2点を返される。さらに1死1、3塁と一発同点のピンチを招くが、後続を抑えた。三浦は144球を投げ抜き、相手打線を5安打2失点に抑え、霞ケ浦を関東大会に導いた。

三浦は「連投で疲れが残っていたが低めを意識して丁寧に投げた。最終回に2点取られてしまったのが悔しい。次は気を引き締めて、決勝では秋の最初のタイトルを取り、関東大会では2勝して、全員の力で甲子園に行けるように頑張る」と力強く語った。

この日、髙橋祐二監督に代わり指揮をとった大高直人部長は「今までやってきたことをしっかりやろうと、勝負どころで自分を見失わずにしっかりプレーしてくれた。髙橋監督が三浦にアドバイスをして三浦が変わった。髙橋監督の投手の育成、コントロールはすごい。髙橋監督のアドバイス通り、三浦が自分の心をコントロール出来たのが明秀日立戦。そして今日の東洋大牛久戦で一番いいピッチングが出来た。よく頑張って投げてくれた」と三浦を讃えた。
さらに攻撃については「今夏甲子園で見せた先輩たちの、逆方向へ強く打っていく姿を後輩たちもしっかり見て、それを再現出来た。関東大会出場が決まり、決勝ではプレッシャーから開放されたので、伸び伸びやる中で、普段通りの野球、考えてやる野球を精一杯やって欲しい。関東大会では今夏の甲子園でみんな自信をつけたと思うので、新しい霞ケ浦を魅せることができる」と話した。
県大会決勝は4日、ひたちなか市民球場で行われ、霞ケ浦は水城と対戦する。関東大会は10月17日に群馬県で開幕する。(髙橋浩一)





