バレーボール大同生命SV.LEAGUE GROWTH(SVグロース)男子のつくばユナイテッドSunGAIA(略称サンガイア、本拠地つくば市)は31日、結城市のかなくぼ総合体育館で今季開幕戦を迎える。対戦する千葉ドット(本拠地千葉市)は、今季サンガイアから3選手が移籍した因縁の相手だ。加藤俊介監督に開幕に向けた意気込みを聞いた。
SVグロースは、SVリーグと旧Vリーグの間に設置された新しいリーグ。将来的にSVリーグ入りを目指す8チームが集まった。「旧V1リーグ東西カンファレンスの上位チームが参加し、V1よりもレベルが上がった。トップリーグであるSVリーグの下部リーグということで、社会的な注目度も上がってくると思う」と加藤監督は期待する。
SVグロースでは選手の出場機会を増やし、実戦経験を積ませるための新ルールも導入された。その一つが選手交代回数の最大化だ。1セットにつき従来の6回から12回へと倍増された(SVリーグは国際ルールの8回)。例えば先発メンバー6人を全員ベンチに下げ、その6人をもう一度コートに立たせることも可能になった。またベンチ入り選手数の上限も、従来の14人から16人に拡大している。
「より専門的な能力を持った、一芸に秀でた選手の出番が増えると思う。2枚替えや3枚替えといった戦術的交替も使いやすくなる。初の試みなので、頭の中ではいろいろ考えているが、機能するかどうかは実際にやってみないと分からない面もある」
「目指すは優勝のみ」
そうした環境の変化の中で、サンガイアとしてはどのような戦いを繰り広げるのか。

「目指すのは優勝のみ。ふたを開けてみないと分からないが、各チームとも陣容が大きく変化しており、リーグのレベルが上がってタフなゲームが増えると思う。それに対し、昨季も若い選手が多い中、最終節までプレーオフを目指して戦えた経験は、今季への大きな財産になっている」と加藤監督。
メンバーも大きく入れ替わった。特に注目したいのは地元出身選手2人の加入だ。まず笠間市出身のアウトサイドヒッター(OH)、佐々木駿(土浦日大高-明治大)。守備力に優れ、スピードある攻撃が得意。もう一人は石岡市出身のOH櫻井佑都(土浦日大高-日本大-レーヴィス栃木)。堅実なレシーブから攻撃力を発揮し、敵としてもやっかいな存在だった。

ほかにOHでは、昨季のポイントゲッター長谷川直哉は千葉ドットへ移籍したが、代わりに東地区得点王の小松一哉を埼玉アザレアから獲得。長谷川の穴を埋めてくれるはずだ。ミドルブロッカーも大きく入れ替わったが、山本帯刀(大同特殊鋼知多レッドスター)、水野徳力(フラーゴラッド鹿児島)ら新加入選手への期待は大きい。
「新メンバーが多いのでゲーム慣れが必要。序盤戦はコンビネーションに不安もあるが、気を付けて戦っていけば波に乗れると思う」と加藤監督。特に初戦の相手である千葉ドットには、長谷川のほか松林哲平、森居史和という昨季の主力3人が移籍しているので「絶対に負けたくない。しっかり2連勝でスタートしたい」という強い思いがある。(池田充雄)
サンガイアのホームゲーム日程
▽2026年
10月31日・11月1日 かなくぼ総合体育館 vs千葉ドット
11月21・22日 霞ケ浦文化体育会館 vsきんでんトリニティーブリッツ
12月5・6日 茨城トヨタスポーツパークうしく体育館 vsヴィアティン四日市
12月19・20日 つくばカピオ vsクボタスピアーズ大阪
▽2027年
1月16・17日 霞ケ浦文化体育会館 vs千葉ドット
2月6・7日 つくばカピオ vsアイシンティルマーレ碧南
2月20・21日 霞ケ浦文化体育会館 vs富士通カワサキレッドスピリッツ
3月20・21日 茨城トヨタスポーツパークうしく体育館 vsレーヴィス栃木





