昨年10月に閉店した、ひたち野うしく駅東口前の「西友ひたち野うしく店」跡地にイオンの商業施設「そよらひたち野うしく」が11月18日オープンする。西友の施設を居抜きで活用する。他社跡地の既存建築を活用するのは「そよら」として初めて。
出店するイオンリテール(千葉市、古澤康之社長)は「出店を決める際には立地条件、交通利便性、周辺人口動態や地域特性などを総合的に判断して決定する」とし、「西友ひたち野うしく店跡地がたまたま居抜きに該当した。JR常磐線の駅前に立地し、子育て世帯が流入する発展著しいエリアであることから出店を決めた。結果的には投資金額も抑えられている利点もあった」とする。
「そよら」は、イオンリテールが新しく展開する都市型ショッピングセンターで、今月25日オープンしたばかりの「そよらつくば学園の森」(9月30日付)に続いて県内で2番目の出店となる。
常磐線利用客や牛久市周辺などの子育て世代を主なターゲットとする。ファミリー層が気軽に集い、思い思いの時間が過ごせる場とするため、約550席の大型フードコードを設け、さらにスポーツ観戦ができるディスプレイを設置する。2階には子供のための屋内型運動施設「のびっこ」を設置する。
立地は、ひたち野うしく駅改札口からペデストリアンデッキで店舗2階につながる。店舗は2階建て、敷地面積は約3万4700平方メートル、売場面積約1万1900平方メートル。

1階では、時短ニーズや健康志向に配慮した食品、地域で親しまれている商品のほか、食品売場内に日用消耗品や肌着、ベビーフードなど利用頻度の高い商品を販売する。
2階のヘルス&ビューティケア売場では、トレンドコスメや高機能ヘアケア商品、香りアイテムのボディ・ルームフレグランス、機能性衣類のリカバリーウェアなどを幅広くそろえる。ボビーや雑貨を扱うエンターテイメント売場では「祝う」「集める」「学ぶ」などのシーンをテーマ毎にゾーニングし、それぞれのテーマに沿った商品を販売する。
専門店はサイゼリヤ、バーガーキング,ミスタードーナツなど飲食店を始め、29店舗が入る。
商圏は牛久市、阿見町、龍ケ崎市など。車で10分以内のところに約10万人が住んでおり、駅の利用客も含め、年間150万人の利用客を見込む。
同社執行役員の簑原邦明SC本部長は「コロナ禍が過ぎて人々はリアルを求めており、データを見ても顧客数は増えている。既存施設の価値をもっと上げていきたい」と話し、今後も茨城南部に店舗を増やす可能性を示した。(榎田智司)





