甲子園球場で開催中の第108回全国高校野球選手権大会は9日の第4試合、県代表の霞ケ浦が中京(岐阜)と対戦、6-3で勝利し2回戦に勝ち進んだ。阿見町青宿の霞ケ浦高校ではパブリックビューイングが催され、生徒、保護者、OB・OGら約70人がスクリーンに向かって声援を送った。
霞ケ浦は一昨年の智弁和歌山戦に続く甲子園で2度目の初戦突破。快挙は母校で観戦応援するクラスメートたちにも勇気を与えた。サッカー部3年の濱田晋吾さんは「彼らの活躍が、自分たちも頑張らなくてはと思う原動力になった。次は自分たちがみんなを(全国選手権大会の舞台となる)国立競技場へ連れていきたい」と意気込み、同じく稲葉涼太さんは「普段クラスでは明るく元気な野球部員たちが、スクリーンの向こうで真剣な表情で戦っているのを見て感動した」と話した。
第108回全国高校野球選手権大会 1回戦(9日、甲子園球場)
霞ケ浦 001022100 6
中 京 100000200 3
霞ケ浦が中京のエースでU-18日本代表候補の鈴木悠悟投手を打ち崩した。3回表、7番・菊地勇一が四球と盗塁で二塁へ進み、9番・相田歩希の左中間への安打で生還。5回にも相田の右前打や2番・村上聖の左翼線二塁打などで2点を追加し、流れをたぐり寄せた。
6回には、それまで精密にコースへ投げ分けていた鈴木の制球が乱れ、2死一・二塁の好機。ここで8番DH(指名打者)野口空真の中前打と相田の右前打で2点を獲得した。相田はこの試合3安打2打点の活躍。7回には中京の2番手投手・西岡海心に対し、村上の中前打と盗塁から犠打、四球で1死一・三塁とし、5番代打・小磯陽希の内野ゴロで1点を追加した。
霞ケ浦の先発は小林将大。高橋祐二監督は「最低でも打者一巡、良ければ5回まで」との目論見で送り出したというが、大きく曲がるスライダーとキレの良いストレートで次々と相手打線をほんろう。初回こそ野手が打球を足に当てる不運もあり1点を失うものの、その後は凡打の山を築いた。7回には相手打線もタイミングが合ってきて1点を奪われるが、この回途中からエース稲山幸汰がマウンドを引き継ぎ、中京の追撃をかわした。
霞ケ浦の2回戦は14日、第2試合で鳴門渦潮(徳島)と対戦する。試合開始は午後4時の予定。






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