木曜日, 4月 25, 2024
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ボルダリングウォール設置 筑波技術大 地域の障害者スポーツの拠点に

視覚障害者と聴覚障害者が学ぶ筑波技術大学(つくば市天久保)体育館にボルダリング競技用のボルダリングウォールが設置され、21日、オープニングセレモニーが行われた。 高さ4m、幅6m。傾斜角は90度と103度の2種類。壁の色を黒くしてコントラストを強調するなど、視覚障害者への配慮をしている。 同大では、授業でフリークライミングを取り入れている。年1回、一般公開で開催されるスポーツ教室でも、その都度ボルダリングウォールを設置してきた。今回、恒常的に使える人工壁を設置し、地域の障害者スポーツの拠点として寄与するのが狙い。 セレモニーでは、同大情報科学部でフリークライミングの指導をしているNPO法人「モンキーマジック」の小林幸一郎代表と、同大の学生4人がボルダリングに挑んだ。 視覚障害者のボルダリングは、1人が壁に上り、アシスト役のもう1人が「〇時方向」と時計の針の向きで方向を指示。ただし「手を使って」などの具体的な指示は出さず、登る人間の意志に任せる。 ボルダリングを披露した、同大3年の會田祥さん(21)は、パラクライミング日本選手権2017で優勝するほどの腕前。會田さんは「今までは市内の別の場所や東京などに遠征合宿していたので、学内で練習できるのがありがたい」と話した。會田さんのアシスト役を務める、同大3年の星野隼人さん(21)は「(會田さんは)長年の勘があって、次のホールド先をしゃべる前に手が出る。その体制でキープしてくれて指示を待ってくれているので、さすがだなと思う」と、會田さんの実力を高く評価した。 同じくボルダリングを披露した、同大3年の朝田佑太さん(21)は「他のボルダリングジムと同じ高さ。身近で、手ごたえもある。つかむところの距離感が多彩」と感想を語った。アシスト役の泉隼樹さんは「アシストを的確に出すのは難しい。しっかり的確に出せたときのうれしさはある」とやりがいを説いた。 小林代表は「学生さんがボルダリングに出合う確率は飛躍的に増える」と、障害者スポーツの発展に期待を寄せた。(崎山勝功)

有名店テントに行列 カレーフェス&産業祭 19日まで、土浦

「カレーのまち土浦」と地場産業を盛り上げる第14回土浦カレーフェスティバル&第41回市産業祭(市など主催)が18・19日、土浦市川口の川口運動公園陸上競技場で開かれている。両イベントの同時開催は今年初。 会場では参加108店舗が、それぞれ「カレーのまち土浦エリア」「全国ご当地グルメエリア」など計7区画に分かれ、カレーや地元産品の販売などに励んだ。 このうち、土浦C-1グランプリで6回優勝し2016年に殿堂入りを果たした洋食店「レストラン中台」(同市桜町)のテントには、小雨交じりにもかかわらずイベント開始早々に長い行列ができた。取材に訪れたニュースサイト「日刊カレーニュース」の村尾直人編集長は「今日(18日)は天気が良くないから来場者は有名店に集まる傾向にある」と動向を分析した。 16年の創作部門で優勝した焼き鳥店「鳥〇(とりまる)」(同市永国)ではカレー味の唐揚げを販売。同店の店員は「今年は2年連続優勝できるようがんばる」と意気込みを示した。 「土浦市食のまちづくり推進協議会」のテントでは、27日開館する新図書館でフランスの画家モネ展が開かれるのにちなんで「フレンチカリー」を出品。限定100食が完売となった。開発に当たった堀越雄二さんは「来年からツェッペリンカレーとフレンチカリー両方をブランドとして立ち上げたい」と意気込んだ。 「きのこたっぷりスパイシーキーマカレー」を出品したつくば国際大(同市真鍋)料理研究会の谷入彩花部長(19)は「思った以上に売れている。去年以上に(メニューの)試行錯誤を繰り返したので、お客さんもおいしいと言ってくれている」と手応えを感じていた。 会場内に設けられたC-1グランプリ投票所には来場者が票を投じていた。投票結果は19日午後2時30分ごろに同会場で発表される。(崎山勝功、大志万容子) 記者も食べてみた 記者も6店のカレーを食べてみた。 まず、かすみキッチン(かすみがうら市)の「常陸牛の牛すじカレー」。柔らかい牛スジ肉の触感が印象に残った。カレーの上の素揚げレンコンがアクセントとしてよいと感じた。 続いて長崎県から出店の護衛艦カレーナンバー1(GC1)グランプリカレー。海上自衛隊の護衛艦「こんごう」と「さわぎり」で実際に食べられているカレーだという。「こんごう」は若干酸味が感じられ、「さわぎり」は濃厚な味がする。護衛艦ごとの味の違いが楽しめた。 地元、土浦商工会議所女性会などが出店した「土浦ツェッペリンカレー」も味わった。カレールーの中に入った大きなレンコンにまず目がいく。レンコンの食感とローズポークの味が楽しめた。 福来軒(土浦市)の「ツェッペリンカレーコロッケ」は、かじるととろりとした食感にカレー風味が一気に口の中に広がる。おやつとして充分に満足できた。 土浦商工会議所青年部の「カレートルティーヤ」は、シャキシャキとした食感のレタスとカレーソースの相性がいい。 つくば国際大学料理研究会の「きのこたっぷりスパイシーキーマカレー」は、名前の通りカレーの上にシメジが乗ったカレー。ルーとシメジの相性が良く、黄色いサフランライスも見た目にいい。18日だけの限定販売が惜しまれた。(崎山勝功)  

駅前の販売テントに行列 龍ケ崎コロッケ 月1回、勤め帰りに各店の味

龍ケ崎市の名産品、龍ケ崎コロッケを広く市民に知ってもらう販売イベント「りゅうころ」(コロッケクラブ龍ケ崎主催)が毎月1回、龍ケ崎市佐貫町のJR佐貫駅東口前で開かれ、市民の人気を集めている。2016年2月から始まり1年9カ月経った現在は、平均約300人が市内各店のコロッケを買いに立ち寄り行列ができるという。 龍ケ崎コロッケは今年4月、地域名と商品名を組み合わせた地域ブランド「地域団体商標」に登録された。本場結城紬、笠間焼に次ぐ県内3番目の登録で、着実に知名度を上げている。 材料は「なるべく地元の食材を使う」のが共通ルールだが、それ以外は自由なため、各店舗が創意工夫を凝らした新製品を開発している。 りゅうころは「市の玄関口の佐貫駅で龍ケ崎コロッケを食べたい」として始まった。当初は駅東口の空き店舗でのスタートだったが、1年程前からテント販売に移行。販売回数を重ねるごとに「木曜日の午後4時から9時台が利用客が一番多い」という結果が出たため、現在は毎月第2木曜日午後4時~9時を「りゅうころ開催日」と定めた。 9日、駅前に設けられたテントには、市内の販売店が加盟する「コロッケクラブ龍ケ崎」各店舗のコロッケ8種類が販売された。具の中にカマンベールチーズが入ったものや、肉じゃがの味付けをしたものなど個性的なコロッケが並び、学校や仕事帰りの駅利用客らが足を止め、揚げたてのコロッケを購入していた。行列に並んだ利用客の間からは「いつもここで買っていく」との声が聞かれた。 次回は12月14日に開かれる。りゅうころ開催日は、コロッケクラブ龍ケ崎の公式フェイスブックで告知している。(崎山勝功)

筑波大が13年ぶり15回目の優勝 関東大学サッカーリーグ戦

第91回関東大学サッカーリーグ戦・後期第21節の筑波大―流通経済大戦が11日、龍ケ崎市中里の市陸上競技場たつのこフィールドで行われた。同リーグ1位の筑波大と3位の流経大という県勢同士が対戦する「茨城ダービー」は、筑波大が3―0で流経大に完封勝ち。残り1試合を前に、リーグ2位の順天堂大の自力優勝の可能性が消滅したため、筑波大の優勝が決まった。優勝は、前身の東京教育大、東京高等師範大を含め、2004年以来13年ぶり15度目。 筑波大は前半、流経大ゴールを攻めるも、GKオビ・パウエルオビンナ(2年)らの堅守を前になかなか得点が決まらずにいた。前半35分にFW中野誠也(4年)が先制点を決め、1―0で前半を折り返した。 勢いに乗る筑波大は、後半7分に中野が2点目を決めた。同29分にMF戸嶋祥郎主将(4年)がMF渡邊陽(1年)のアシストを受けて3点目のダメ押し。流経大も筑波大ゴールを攻めるも、筑波大のGK阿部航斗(2年)が一切の得点を許さず茨城ダービーを制した。 試合を終えた筑波大の小井土正亮監督は「今日はうまくいかない時間でも我慢していった。何よりも流経大に前期(直接対決の試合で)負けていたので、今日の試合で勝ってくれたのはうれしい」と喜びを見せた。その上で「リーグ戦は年間を通しての大会。選手たちに感謝したい」と選手らをねぎらった。 敗れた流経大の中野雄二監督は「スコアは0―3だけど悲観するほどでもない。先制点がどちらかに入るかでスコアがどちらかに偏る。筑波大は『勝てばリーグ優勝』というモチベーションがあった」と試合を分析し、筑波大の優勝について「一番身近にいるライバルが優勝して悔しいけど良かった」と余裕を見せた。その上で全日本大学サッカー選手権(インカレ)を念頭に「お互いに勝ち上がっていけばまた(筑波大と)当たる。どっちも日本一になる力を持っている。もう一回インカレの準決勝戦でやりたい」と筑波大との再戦を視野に入れていた。   第91回関東大学サッカーリーグ戦1部第21節 (11日、たつのこフィールド、2126人) 筑波大 3 1―0 0 流通経済大 2―0   筑波大の戸嶋祥郎主将がJ1新潟アルビレックス入り 11日の試合で3点目を決めた筑波大の戸嶋祥郎主将(4年)は、来シーズンからJリーグ1部の新潟アルビレックスへの入団が内定。戸嶋主将は「ひとまず進路が決まったのでほっとしている。本当に素晴らしいクラブに入れるので頑張っていきたい」と抱負を述べた。新潟には、同大OBで急性白血病で治療中の早川史哉元主将が在籍。戸嶋主将は「早川さんは本当に素晴らしいキャプテンだったので、また一緒にサッカーができるように頑張りたい」と語った。(崎山勝功)

「本格ピッチャーに」広島が期待 霞ケ浦高、遠藤選手が仮契約

今年のプロ野球ドラフト会議で、霞ケ浦高校3年の遠藤淳志選手(18)=土浦市出身=をドラフト5位に指名した広島東洋カープは10日、土浦市城北町のホテルマロウド筑波で遠藤選手と仮契約を結んだ。 遠藤選手の契約金は3000万円、年俸は480 万円(推定額)。背番号は12月13日に本契約を結ぶ際に決まる。来年1月6日ごろから選手寮に入寮する予定。 遠藤選手は仮契約後に報道各社の取材に応じ「これから『プロの世界』という実感がわいてきた。入団1年目は体をしっかり作り、5年後、10年後にはチームを代表する選手になっていきたい」と抱負を述べた。 2年の夏の県大会から遠藤選手に注目していたという広島の尾形佳紀スカウトは「背も高いし投げ方もいいので、本格的なピッチャーになってもらえれば」と期待を寄せた。 かつて岩手県盛岡中央高校野球部で高校球児として活躍した父親の隆さん(65)は「うらやましいやら、これからが大変という気持ち」と話し「ファンに長く愛されるピッチャーになってほしい。ケガをしないように肩とひじは大事にしてほしい」と、元高校球児らしい助言をした。 同校野球部の高橋祐二監督は「早く人間的に大人になってほしい。その分大人の野球ができる」と語った。(崎山勝功)

TX総合基地に車体更新場 一般公開でお披露目 世界最長のシャッターも

つくばエクスプレス(TX)総合基地(つくばみらい市筒戸)に、列車の大規模修繕を行う「車体更新場」が完成し、このほど開かれた一般公開イベントで初公開された。 時速約130㎞近くで高速走行し損傷した車両を約1~3カ月かけて大規模修繕したり、新しい部品の交換を行うために新設された。 車両の屋根部分を修繕する2階部分には、作業員の転落を防ぐため幅3m、長さ21mのシャッターが設けられた。横にスライドするシャッターの長さは世界最長で、ギネスブックに認定されているという。 1階部分には、1台当たり重さ約38tにのぼる車両を水平移動するのに使う「トラバーサー」が設置されている。洗浄ブースや集塵ブースも備えられ、普段の車体清掃では取れない汚れを取るという。 来場者らは同更新場の設備などを熱心に見学していた。 一般公開は10月14日の鉄道の日に関連したイベントで、約1万6000人が訪れ、約400tの重さがある12両連結の列車と親子連れ約50人による綱引きなども催された。 同日、常総市水海道高野町、関東鉄道常総線車両基地も一般公開され、双方を結ぶシャトルバスが運行された。(崎山勝功)

河川の清掃や花植えなど活動 つくばの3団体が表彰 県水際線シンポジウム

「ゆたかな牛久沼を活かして地域の未来を作ろう」をテーマに第30回県水際線シンポジウム(県河川協会など主催)が、このほど龍ケ崎市の市文化会館で開かれた。河川功労者として、森の里自治会、桜川ふるさと自然再生の会、つくば市水質浄化対策推進協議会のつくば市の3団体と、県河川協会前会長の山口武平元県議の一個人が表彰された。 森の里は、谷田川周辺で雑草の刈り払いや空き缶、空き瓶の回収を行い、河川堤防に花壇を設け花を植えて河川愛護の啓蒙活動を実施した▽桜川の会は、桜川周辺で雑草の刈り払いなどを10年以上実施した▽水質推進協は、桜川で雑草の刈り払い、清掃活動のほか、河川敷に種まきをし「花いっぱい活動」を展開した。 県河川協会会長の中山一生龍ケ崎市長から表彰状を受け取った森の里の永野勇二会長は「2012年から始めた自治会有志のボランティア活動が実ってうれしく思う」、桜川の会の楢戸和夫会長は「大半の人が(活動の成果を)喜んでいるので今後も続けていきたい」、水質推進協の鈴木清次会長は「いろいろ活動して認められてありがたい」と話していた。 シンポジウムでは、筑波大学の大澤義明教授による道の駅の基調講演が行われたほか、県立竜ケ崎一高の生徒が筑波大生と協力して作った、牛久沼周辺地域のPR動画が公開された。 中山市長やインターネットテレビ「ちゃんみよTV」の綾部みよ理事長ら5人によるパネル討論では、牛久沼の清掃活動や水質浄化、国道6号線沿いの牛久沼河畔に建設を進めている道の駅に関する話など多岐にわたって議論が進んだ。このうち牛久沼漁業協同組合代表理事組合長の堤隆雄さんは「牛久沼は全体の約40%がヨシやガマ」と述べ、水質浄化の観点から「牛久沼のヨシ、ガマを守っていくことが大切かと思う」と述べた。(崎山勝功)  

広島から5位ドラフト指名 霞ケ浦高、遠藤淳志選手「夢かなった」

プロ野球ドラフト会議が26日、東京都内で開かれ、5巡目で広島東洋カープが霞ケ浦高校の遠藤淳志投手(18)=土浦市出身=の交渉権を獲得した。26日夜の記者会見に応じた遠藤投手は「とりあえずホッとしている。2年後、3年後、自分がチームの一角として投げれるよう身体を作って頑張りたい」と抱負を述べた。 遠藤選手は「グローブの刺しゅうにも『夢実現』と入れていた。夢がかなってよかった。小学校に入学して野球を始めてから、ずっと(プロ野球選手になりたいと)思っていた」と述べ、プロ選手を目指す小学生たちに向けて「努力していけば夢はかなうことを小学生たちに伝えたい」と語った。 会見に同席した同校野球部の高橋祐二監督は「『早い指名はありえない』と思っていたが5位指名はビックリした。広島は12球団の中で一番練習するチーム。これから身体を作って、150㌔、155㌔を投げるピッチャーになると思う」と、今後への期待を寄せた。 元高校球児で父親の隆さん(64)は「小学6年のときから『プロ野球選手になりたい』と言っていた。その夢がかなった。これからは活躍してナンボ」と喜んだ。母親の遠藤美江さん(53)は「5巡目になっていきなりだったので、最初はびっくりした。感動で足が震えた。けがの無いように息の長い選手になってほしい」と語った。 遠藤投手は、身長184㎝、体重75㎏、右投げ右打ち。184㎝の身長から投げ下ろす角度のあるストレートと、縦に割れるカーブを投げ分けるのが武器。ストレートは最速142㎞を投げる。ほかにスライダー、フォークの球種がある。 市立斗利出小、新治中出身。少年野球チームの斗利出ベアーズ(当時)で小学1年から野球を始め、4年から投手として活躍。新治中軟式野球部を経て、霞ケ浦高校硬式野球部に入部。1年の夏には甲子園出場を果たしたものの、ベンチ入りできず、1年秋から念願のベンチ入りを果たした。 2年の夏の県大会4回戦では先発出場し完封する成績を挙げた。2年の秋からエースとして活躍が期待されたが、夏休み中に右手の甲を縫うけがを負ったため調整が遅れて登板できなかった。 悔しさをバネに、オフシーズンに練習を重ね、3年の春の関東大会ではベスト8進出の原動力となった。夏の県大会は2年ぶりに決勝戦進出を果たした。決勝戦では先発投手として200球を超える力投を見せ、延長15回の末、土浦日大に敗れ、惜しくも準優勝の成績を収めた。 会見後、同校野球部員たちに胴上げされ祝福された。県内では遠藤投手を含め4人の高校球児がプロ野球志望届を出したが、ドラフト会議でプロ野球球団に指名された県内の高校球児は遠藤投手のみだった。(崎山勝功)

被災地の種、小学生が咲かせる 「ど根性ひまわり写真展」龍ケ崎で22日まで

東日本大震災の被災地、宮城県石巻市門脇地区に咲いた「ど根性ひまわり」の種を取り寄せ、龍ケ崎市内の小学1年生たちが各家庭で咲かせた様子を写真に収めた写真展「ど根性ひまわり写真展」(龍ケ崎市民生委員児童委員連合協議会主催)が龍ケ崎市小柴、ショッピングセンターサプラ1階で開かれ、約110点が展示されている。22日まで。 主催者の民生委員児童委員連合協議会が、民生委員制度100周年記念事業の一環として市内の小学1年生の入学祝いに「ど根性ひまわりを育てようプロジェクト」を企画。石巻市から取り寄せた「ど根性ひまわり」の種を5粒ずつ渡し、各家庭で育ててもらい、成長した様子を写真に収めてもらった。 企画した同市大徳町の板倉正幸さん(72)は「震災を忘れず、被災地の皆さんを励ましたい」と話した。会場の一角では「ど根性ひまわり」の種数粒が入った小袋が無償で配布されている。 「ど根性ひまわり」 東日本大震災が起こった2011年夏に石巻市門脇地区のがれきの中に咲いたヒマワリ。震災直後、石巻市民が立てた「がんばろう石巻」の看板の後ろに一輪咲いたことから命名された。毎年「復興のシンボル」として地元住民に育てられ、7代目になる。(崎山勝功)

100組のクリエーターがブース連ねる つくばフリーマーケット 22日は台風で中止

県南地区最大級のアート&クラフトマーケット「つくばスローマーケット」(同実行委員会主催)が21日、つくば市吾妻のクレオ前広場で開かれた。あいにくの雨だったが、個性豊かなクリエーターのオリジナル作品を販売するブースが軒を連ね、訪れた人は傘をさしながら思い思いにのぞいて楽しんでいた。22日も開催予定だったが、超大型台風21号の接近に伴い中止となった。 2008年から市内で毎年開かれている。例年100組以上の独自のこだわりを持つクリエーターらが参加。作品紹介を通じて、つくばならではのスローライフの提案と、ライフスタイルを見直すきっかけづくりを発信している。 台風接近に伴う雨の中だったが、会場には手作りアクセサリーや木工、陶芸品、こだわり食材を使った飲食店などのカラフルなブースが並んだ。ステージでは多彩なパフォーマンスが行われ、傘をさした人々でにぎわった。 雨のためワークショップなどを取りやめるブースもあり、キャラクターグッズを販売する「おたさく商事」の深井靖子社長(45)は「缶バッジを作るワークショップを開く予定だったが雨のため中止にした」と残念そうだった。 昨年2月に閉店し、今年7月から吾妻店(つくば市)のみ営業を再開した友朋堂書店もブースで営業再開をアピールした。つくば市の50代の女性は「ノーベル文学賞受賞のカズオ・イシグロさんの本や地元出身の人の本も置いてあり、すごくうれしい」と笑顔で話していた。(大志万容子、崎山勝功)

雨の中、遺児ら進学支援訴え 秋のあしなが学生募金始まる

病気や事故、自殺などで保護者を亡くした遺児の進学支援を訴える「第95回あしなが学生募金」が21日、つくば市吾妻のつくば駅前など県内2カ所で始まった。朝から雨が降り、学生スタッフたちは雨がっぱを着て、道行く市民に募金を訴えた。 県内の学生スタッフが不足しているため、つくば駅前では、あしなが奨学生で新潟青陵大学3年の大平京夏さん(21)が新潟県からつくば入りして支援を訴えた。この日県内から参加した学生4人はいずれも水戸駅前で募金活動をしているという。 大平さんは父親を亡くし、高校生のときから奨学金を借りている。大学進学後の現在はあしなが育英会から月4万円、日本学生支援機構から月8万円借りているが、大半を大学の学費に充てており、日々の生活費はアルバイト代月4~5万円とパートで働く母親の若干の仕送りが頼り。「学費と教科書代の出費が痛い」と窮状を口にする。 「まだ支援が行き届いていない子どもたちが国内にまだいることを訴えたい」と話し「衆院選で大学授業料無償化などの議論があるので(教育問題に)世間の注目が集まるかも」と期待を寄せる。 午後からは、つくば市に住む私立高校2年の梅原萌乃さん(17)が募金活動に加わった。梅原さんは「奨学金をもらえなかったら今の高校を辞めて他の学校に行かないといけなかったのでありがたい」と感謝し「将来は管理栄養士になりたいので、大学か専門学校に進みたい」と夢を語った。 募金活動は22、28日にJR取手駅前で行われ、遺児らが街頭に立つ。(崎山勝功)

22日の「ご当地コロッケ横丁in龍ケ崎」中止 超大型台風21号接近で

22日に龍ケ崎市役所駐車場で開催予定の「第2回茨城県ご当地コロッケ横丁in龍ケ崎」(龍ケ崎市商工会など主催)が中止になった。超大型台風21号の接近に伴い大雨が予想されるため。同市商工観光課によると来場客の安全などを考慮した。 同市内をはじめ土浦、牛久市など県内外からご当地コロッケ24店舗が出店し、つくば市などの菓子店6店舗も参加するグルメイベントが開かれる予定だった。 一方、イベントに合わせて22日午前9時から同市の関東鉄道竜ケ崎線竜ケ崎駅で行われる、市のマスコットキャラクター「まいりゅう」を描いた新しいラッピング列車、2代目まいりゅう号の出発式は予定通り行われる。(崎山勝功)

「あしなが募金」街頭呼びかけ体験、記者の思い 21日からつくば駅前などで秋の活動

常陽新聞(今年3月休刊)記者だった筆者は、高校や大学への進学支援を訴える「あしなが学生募金」の活動ぶりや遺児たちの苦しい生活事情を記事にしてきた。新聞が休刊したあと遺児たちの記事が書けなくなる―そう絶望感に襲われた記者は「遺児たちのために何かできることはないか」と春の街頭募金活動に志願した。秋の募金は10月21日から29日まで土日の4日間、つくば駅前(21日のみ)など県内4カ所で行われる。 街頭募金は春と秋の年2回実施される。記者は4月に取手とつくばで街頭募金活動に参加した。4月は新年度の切り替え時期と重なるため、例年学生ボランティアが不足する。2016年4月にはボランティア不足のため、つくばでの街頭活動が断念された。 4月22日、JR取手駅西口では、群馬県から来た学生スタッフの女性と2人で募金活動を始めた。茨城のボランティアが足りないため群馬県から遠征してきたという。記者は中学生のとき、郷里の岩手県宮古市で「赤い羽根共同募金」活動に参加した経験があり、街頭での呼び掛けに抵抗感はなかった。 午前10時から開始したものの、募金どころかチラシを受け取ってもらうだけでひと苦労。駅を行きかう人はなかなか足を止めようとしない。インターネットで流れている言葉をうのみにして「募金が何に使われているのか分かっているのか」と食ってかかる男性もいたが、ひとしきり持論を述べてから募金に応じてくれた。 粘り強くチラシ配布を続けると、少しずつ募金に応じる人が出てきた。「ボランティア不足であしなが学生募金が苦境」という報道が新聞やテレビであったため、認知度が上がったのだろうか。硬貨ではなく紙幣を募金してくれる年配の女性などもいて、女性スタッフは「取手はすごい」と感激していた。 午後から、あしなが奨学生OBが助っ人に加わってくれたこともあり弾みがついた。午後4時までに記者が集めた募金は1万4963円だった。 4月30日、つくば駅前での活動には午前中のみ参加した。取手とは打って変わって、高校生、大手保険会社社員のボランティアなど20人前後がいて、飛び入りで参加した親子連れもいた。 「つくばは大学生や研究者が多いから関心度が高いのか」と期待したが、チラシも受け取らず通り過ぎる市民が多かった。心が折れそうになったが、高校時代、応援団長から「腹から声出せ」と指導を受けたのを思い出し、大声で呼び掛けた。2時間で募金額は2028円。取手と比べると少ないが健闘したと思う。 10月21日からの募金ボランティアの参加は「あしなが学生募金」公式サイトで受け付けている。 あしなが育英会は2018度から「給付型奨学金」を新設し、大学生などには月3万円(年間36万円)、高校生などには月2万円(年間24万円)が給付される。従来から行われている貸与型の無利子奨学金と併用すると、大学生で年間84万円を受けられることになり、勉学に打ち込める環境が改善される。(崎山勝功)

復興へ努力、金賞日本一の酒とグルメ味わって 「東北祭り」きょうまで

筑波大生が運営に携わり、東北6県の日本酒やご当地グルメなどを紹介する「第4回食と酒東北祭り」(同実行委員会主催)が14、15日、つくば市吾妻のつくばセンター広場で開かれている。11の酒蔵が出展し、コップ1杯100円から日本酒を販売している。岩手県北上市の「北上コロッケ」などご当地グルメの飲食店も軒を連ねている。 東日本大震災被災地を継続して支援していくのが目的。「東北とつくばの架け橋になる活動をしていきたい」と、同実行委広報担当で筑波大3年の坪井飛呂香さん(22)は意気込む。 会場には、実行委が東北地方の魅力を伝えるパネルを展示。ステージでは、岩手県の伝統芸能「さんさ踊り」の発表もあった。 「『桃川(青森県)』という日本酒がおいしかった」と話す筑波大3年の男子学生(21)は「つくばでは東北のものを一度に食べる機会が無く、参加してよかった」と話した。 出展した福島県会津若松市、「鶴乃江酒造」の向井洋年統括部長(45)は「筑波大の実行委員会の人たちがわざわざ(福島県まで)来てくれた。若い方が主催するイベントに関われるのがうれしい」と語った。福島県では原発事故の風評被害を受け「味が第一、というのを見せないといけない」と、蔵元同士が技術を教え合い、品質向上に努めたという。その努力もあって、全国新酒鑑評会では福島県が2012年から5年連続で金賞受賞数ナンバーワンを維持。「福島の蔵元みんなが『みんなで金賞を取るぞ』という気持ちでやった」とし「安全性でも全部のコメを放射能検査している。あとは品質で見せたい」と話した。 岩手県大船渡市、「酔仙酒造」営業部販売課の紺野裕介さん(30)は「今年は雨であいにくの天気だが、お客さんの反応はかなりいい」と語る。震災から6年7カ月が経つものの、岩手県沿岸地域は復興途上で「震災のことを気にかけている人がいて、復興の手助けになる」と同イベントを高く評価。「日本酒のレベルが高い、東北の酒蔵が集まる貴重な機会」として、他県の酒造関係者との情報交換にも役立っているという。(崎山勝功)

ごみ放置今年も 花火の翌朝、小中学生・住民らが片付け

土浦全国花火競技大会では毎年、大会パンフレットや公式サイトで、ごみの持ち帰りや、指定のごみ箱へごみを出すことを呼び掛けている。にもかかわらず毎年、ごみの放置が繰り返されている。翌朝、早朝にごみを片付けているのは、小中学生や地域住民などのボランティアだ。 第86回花火大会から一夜明けた8日午前6時30分、観覧場所となった土浦市佐野子の桜川河川敷周辺には、放置されたビニールシートなどが散乱していた。この時間からすでに地域住民らが、ごみ袋を片手に道路に散乱した空き缶を拾う姿が見られた。 午前7時、市立土浦一中全校生徒と市立土浦小4~6年の児童有志ら計約600人が無料観覧場所の清掃に加わった。生徒たちは、ぬかるんだ河川敷に放置してあるビニールシートやゴザなどを回収。中には金属製の杭で固定したまま放置されているビニールシートもあり、生徒らは苦心しながら杭を引き抜き、シートを畳んでいた。 生徒を引率する土浦一中の教諭は「中学生のボランティア清掃活動をPRしてもらっているので、ごみは減ってきている」と、中学生らによる活動の効果が徐々に出始めていると話した。 一方、清掃活動をしていた近所の男性は、花火大会のごみ置き場に、別のごみをついでに出す人がいると話した。男性の言葉を裏付けるように、同市生田町の臨時ごみ置き場には、電気掃除機や木製の雑誌ラックなど、花火と関係ないごみも混じっていた。(崎山勝功)

土浦の夜空を彩る花火競演 土浦花火大会

日本三大花火の一つ、第86回土浦全国花火競技大会は7日午後6時から、土浦市、学園大橋付近の桜川湖畔で開催された。 会場では、約2万発の花火が打ち上げられ、観客らは花火を堪能した。このうち約6分間にわたって約2100発を打ち上げるワイドスターマイン「土浦花火づくし」の打ち上げでは、多数の花火が夜空を覆い尽くし、観客席からは拍手が沸き起こった。(写真=坂本栄、崎山勝功)          

ライター紹介

編集部・ライター NEWSつくばのライターは以下の通りです。 鈴木宏子 元常陽新聞記者 3年半で2回、勤めていた常陽新聞の休刊を経験しました。理不尽としか言いようがない体験でした。不運にもめげす、元同僚たちと新しい地域メディアを立ち上げました。常陽新聞は大切な地域資源の一つなのに、経営上の判断だけでなくなってしまうのは悔しい、他のやり方はなかったのかを探りたかったからです。 折しも米国では、IT技術の進展や格差拡大を背景に地方紙が次々と廃刊に見舞われる中、元記者らが調査報道機関を立ち上げるなど新しい時代を切り開いていました。日本国内でも各地で新しいウェブメディアが次々と誕生しています。 スタートとして私たちは、わずかな資金ででき、たくさんの人に読んでもらえるウェブメディアを立ち上げました。ボランティアで取材し、地域で何が起きているのかを拾い上げ、発信していきます。高齢化、人口減少、格差拡大など地域はさまざまな問題にあふれています。地域の課題について皆で議論し解決方法を考える場となり、人と人が結びつき力を合わせて新しい何かを生み出す場となって、地域メディアに何ができるか、可能性を探りたいと思います。 将来は市民記者を育成し、たくさんの市民が自ら発信する場となることを願っています。日刊紙の発行は無理でも、月1回や週1回、地区ごとに地域の課題と向き合う新聞を発行したり、政治家や市民が顔を合わせて議論し新しい政策を生み出す政治カフェをつくったり、70年の歴史がある常陽新聞のアーカイブをつくろうという構想もあります。焦らず一歩一歩積み上げていきます。 NEWSつくばの創設にあたって、元同僚たちとは、休刊直後の今年4月から毎週1回、勉強会や準備を重ねてきました。筑波学院大学の支援ほか、多くの元読者の方々の励ましがありました。支援を約束してくださった実業家の方もおりました。感謝に堪えません。 【すずき・ひろこ】1963年生まれ。水戸市出身。常陽新聞記者としてごみ焼却場のダイオキシン問題、東海村JCO臨界事故の周辺住民の中性子被ばく問題、つくば市の回らない風車問題などを取材。2013年8月と17年3月の常陽新聞休刊を経験した。 ➡鈴木宏子記者の過去記事はこちら 橋立多美 元常陽新聞記者  美しく凛とした言葉を紡いだ詩人・茨木のり子(1926-2006)が好きだ。中でも「自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ」と綴った『自分の感受性くらい』に背中をどやされた気がした。縁あって元常陽新聞を経てNEWSつくばに在籍しているが、メディアの片隅にいる者として地域住民が共感してくれる社会の壁を提示できるか、に思い悩む。壁を明らかにするのは自分の感性のみで教科書もノウハウもない。ただ『自分の感受性くらい』が元気づけてくれる。また地域住民の生活を潤し、「心の杖」となる記事を発信していきたいと思う。 ➡橋立多美記者の過去記事はこちら 田中めぐみ あてどない散歩が心地よく野菜の直売所めぐりも楽しい、そんな茨城が大好きです。好きなことは料理、ヨガ、古典を読むこと、デジタルイラストを描くこと。スキューバダイビングのライセンスを持っていて時々潜りに行きます。地方行政、教育、医療、労働問題などに興味があります。 ➡田中めぐみ記者の過去記事はこちら       榎田智司 1956年生まれ。東京都立北野高校、駒澤大学経営学部経営学科卒。筑波山麓(つくば市臼井)に生まれ、3歳で上京。杉並区を経て、足立区、北区と移り、小学校から大学にかけては北区王子で育ちました。同級生は北区と板橋区です。東京育ちといいながら、田舎の家もありましたので、行ったり来たりしています。同時代の東京と田舎を見てきたハイブリッドなのです。24歳で生家(つくば)に戻り、筑波アイ・シーを経て、新治村商工会(現土浦市新治商工会)へ37年間、つくば市商工会で2年間。地域に埋没してきました。仕事外は、フォーク、ロックを中心にバンド歴も53年。たくさんの楽器をこなし、オリジナル作品も作ります。1982年には、つくばを中心としたSFファンの集まり「SFステーションつくば」を結成、今も続いています。活字は、社内報、同人誌、メルマガ、SNSとあらゆる時代に関わりました。特に、筑波山麓情報誌「すそみろく」に10年近く参加しています。質はともかく書いて書いて書きまくります。 ➡榎田智司記者の過去記事はこちら 戸田さつき 元常陽新聞記者 茨城県土浦市生まれ。東洋大学経営学部卒業。民間研究所、製薬会社などで品質試験に従事。常陽新聞記者、広告代理店広告サイト管理を経て犬用具製造販売で起業。プライベートではペット地域サイト「てくてくつくば」を運営(今は活動停止中)。39歳、夫と犬2匹と暮らす。2017年第3回全国創業スクール選手権ベスト8。第1回とりでビジネスプランコンテスト最優秀賞。 ➡戸田さつき記者の過去記事はこちら 崎山勝功 元常陽新聞記者 18歳の頃に流通経済大学進学のため単身で茨城県龍ケ崎市に来て以来、20年以上に渡って同市在住。30歳で常陽新聞記者職に就いて以来、「市民の声、市民の目線」を大切に県南地域を中心に記事を書いてきた。 常陽新聞新社時代は連載企画「おれたち働きたいんだ ルポ・年越し派遣村」や布川事件再審をはじめ、選挙や市政などを担当。 常陽新聞(株)では「ご当地メシ決定戦2014」に出場した龍ケ崎コロッケの全国優勝や、土浦市の心臓病男児への心臓移植募金活動を取材したほか、警察、裁判所、スポーツなど幅広く担当。 【さきやま・かつのり】1976年岩手県宮古市生まれ。岩手県立宮古高校、流通経済大学卒業後、広告代理店社員、無料情報誌編集部員などを経て、2007年常陽新聞新社(当時)に契約社員として入社。08年報道部記者として正社員登用。13年常陽新聞株式会社の創立に参加し、17年3月まで編集制作局記者として活躍。現在は「週刊金曜日」「よみうりMOVEダイジェスト」などに寄稿。 ➡崎山勝功記者の過去記事はこちら 伊達康 中学軟式野球部出身で学生野球は大学まで経験。社会人軟式野球を引退後はプレーする側から見る側へ転身し、精力的に球場へ足を運んでいる。好きなカテゴリーは高校野球と中学野球。雑誌「野球太郎」や高校野球ドットコムなどに寄稿している。 ➡伊達康記者の過去記事はこちら 伊藤悦子 神戸市生まれ、東京育ち。麻布大学獣医学部環境畜産学科(現:動物応用科学科)卒。縁あって都内から茨城県土浦市に茶トラ猫と共に引っ越してきました。たくさんの人に出会い、そして「読んでよかった」と心に残る記事を書いていきたいと思っています。 音楽が大好きで土浦・つくば・守谷周辺と都内でバンド活動をしています。担当はキーボード。普段はペットのことを中心に執筆するライターです。俳人「水田悦子」としても活動中。食べることと飲むことと散歩が趣味。 ➡伊藤悦子記者の過去記事はこちら 鈴木萬里子 元常陽新聞記者 常陽新聞では主に文化面を担当していました。各ギャラリーでの展覧会や音楽会は私にとって趣味の範ちゅうである上に、重圧はあるものの取材する特典まで与えられた至福の時間でもありました。新聞が休刊した後に訪れたそれらの催事は、取材から解放されこそすれ物足りなさも感じていました。今回NEWSつくばの発足に加わり、私の興味ある分野を再び取材できる!と今は少々興奮気味でいます。 私は子どもの頃からの活字オタクで目の病気をするまで年間300冊は本を読んでいましたし、今でも活字を読まないと落ち着きません。なのに息子は活字を読んだのは受験の時だけ、二児の父親となった今でも本は読まず新聞購読もしていません。情報は全てネットから得ているようです。これが息子を含め今の若い人の平均的な姿なのだと思います。情報発信の媒体は紙からネットに変わるのも時代のすう勢なのだと感じています。ページをめくる楽しさは手軽に読める電子媒体に替わったけれど、情報を発信する側の熱意は変わりません。これからも熱く、でも冷静に取材し発信していきたいと思います。 ➡鈴木萬里子記者の過去記事はこちら 米内隆 元常陽新聞編集委員 元朝日新聞記者 全国紙、地方紙、地域紙で通算35年間、記者や編集者をしてきました。紙の世界しか知りませんが、媒体は違っても、記者としてニュースを掘り起こし、記事にして発信する作業自体は変わらないと思います。初めからうまくいくとは毛頭、考えていません。大事なのは、ニュースを発信したいと思う人たちがいて、実際に発信する環境を整え、発信していくこと。拙速であっても、まず始めていきたい、という他の記者たちと意を同じくしました。 岩手県盛岡市出身。これまで、岩手県北上市→青森県八戸市→福島県福島市→岩手県東磐井郡大東町→宮城県仙台市→岩手県一関市→茨城県水戸市→静岡県浜松市→秋田県能代市→東京都府中市→千葉県浦安市→富山県富山市→茨城県水戸市(2回目)→千葉県浦安市(2回目)→北海道札幌市→東京都江東区→茨城県つくば市で暮らしてきました。茨城県には深い愛着があります。八戸市では十勝沖地震(震度5)、仙台市では宮城県沖地震(同)を体験しました。 子どものころからの憧れだったバスを運転したい、という思いから最上級の大型自動車第二種運転免許を取得すべく、土浦自動車学校をこのほど卒業しました。 いつか運転の仕事をしたいとひそかに夢見る57歳です。(よない・たかし) ➡米内隆記者の過去記事はこちら 梅山鉄平 あちこちで新聞記者を続けて10年以上。かつて新人だった僕を温かく迎えてくれたのが茨城県。不思議な縁で再び携わることができ、うれしいです。普段は都内で仕事をしているので、取材は土日が中心。都民の目線から、魅力を再発見してもらえるような記事を書きたいなあと模索中。ふらっとアポなしで出没することが多いですが、温かく対応いただけるとうれしいです。読者の皆様の反応も踏まえながら、一緒に面白い地域メディアを作れたらなあと思っています。 大阪出身でユーモアを交えた会話が大好き。得意ジャンルは酒、旅行、温泉、自転車、野球、教育など。好奇心旺盛で世の中のあらゆる事象に興味があり、あれこれ考えるのが好きです。 山口和紀 筑波大学人間学群障害科学類4年。新潟生まれ、新潟育ち、筑波大入学からつくば市。介助者のアルバイトをしています。趣味はギターと洋裁(ボトムスにしか興味ないです)、読書(人類学、障害学、運動史分野が好きです)。 ➡山口和紀記者の過去記事はこちら <!-- 谷島英里子 スタッフライター 常陽新聞記者を経て、NEWSつくばスタッフライターとして活動中。インターネット放送Vチャンネルいばらき「NEWSつくばチャンネル」キャスター、ラヂオつくば「つくばYou've got 84.2(発信chu)!」NEWSつくばのコーナーを担当しています。土浦市にある神立商工振興会に所属し、常任理事として神立の活性化に務めています。 フリーでは、不動産会社の広報のほか、フリーペーパーや企業パンフレットでの人物紹介記事。また、飲食商品説明の文章作成などを行っています。好きなことは音楽、詞を書くこと、ハローキティグッズ集め。20代、茨城県出身。 ➡谷島英里子記者の過去記事はこちら --> 川澄萌野 茨城町生まれのオーボエ奏者。趣味は料理、アコーディオンの演奏。2021年、結婚を機につくばに移ったばかり。昔から作文が好きな子どもだった。音楽活動休業中に、「ねとらぼ」「ダ・ヴィンチニュース」など、主にwebを中心にライターとして生活しながら、現代詩や短歌を書きためては発表していた。活動再開してからは、自らが主催するコンサートでポエトリーリーディングも行っている。特に愛してやまない作曲家はバッハで、バロックオーボエの演奏も大好き。気のいい音楽家がたくさん暮らしているつくばの街が気に入っていて、もっと市民の身近に音楽を届けたいと、いつも考えている。 ➡川澄萌野記者の過去記事はこちら 鹿野幹男 茨城県日立市出身。大学卒業後、朝日新聞社に入社して四半世紀近く、記者を続けてきました。昨年4月に転勤となり、本社内の子会社で内勤の庶務業務をしております。会社に在職しながらNEWSつくばのライターとして、ときどき発信いたします。小学生と幼稚園に通う2人の息子の父親です。これといって専門分野はありませんが、最近は教育や子育て、福祉に関心があります。 ➡鹿野幹男記者の過去記事はこちら

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