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ボルダリングウォール設置 筑波技術大 地域の障害者スポーツの拠点に

視覚障害者と聴覚障害者が学ぶ筑波技術大学(つくば市天久保)体育館にボルダリング競技用のボルダリングウォールが設置され、21日、オープニングセレモニーが行われた。

高さ4m、幅6m。傾斜角は90度と103度の2種類。壁の色を黒くしてコントラストを強調するなど、視覚障害者への配慮をしている。

同大では、授業でフリークライミングを取り入れている。年1回、一般公開で開催されるスポーツ教室でも、その都度ボルダリングウォールを設置してきた。今回、恒常的に使える人工壁を設置し、地域の障害者スポーツの拠点として寄与するのが狙い。

セレモニーでは、同大情報科学部でフリークライミングの指導をしているNPO法人「モンキーマジック」の小林幸一郎代表と、同大の学生4人がボルダリングに挑んだ。

視覚障害者のボルダリングは、1人が壁に上り、アシスト役のもう1人が「〇時方向」と時計の針の向きで方向を指示。ただし「手を使って」などの具体的な指示は出さず、登る人間の意志に任せる。

ボルダリングを披露した、同大3年の會田祥さん(21)は、パラクライミング日本選手権2017で優勝するほどの腕前。會田さんは「今までは市内の別の場所や東京などに遠征合宿していたので、学内で練習できるのがありがたい」と話した。會田さんのアシスト役を務める、同大3年の星野隼人さん(21)は「(會田さんは)長年の勘があって、次のホールド先をしゃべる前に手が出る。その体制でキープしてくれて指示を待ってくれているので、さすがだなと思う」と、會田さんの実力を高く評価した。

同じくボルダリングを披露した、同大3年の朝田佑太さん(21)は「他のボルダリングジムと同じ高さ。身近で、手ごたえもある。つかむところの距離感が多彩」と感想を語った。アシスト役の泉隼樹さんは「アシストを的確に出すのは難しい。しっかり的確に出せたときのうれしさはある」とやりがいを説いた。

小林代表は「学生さんがボルダリングに出合う確率は飛躍的に増える」と、障害者スポーツの発展に期待を寄せた。(崎山勝功)

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