水曜日, 5月 15, 2024
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谷島英里子 -検索結果

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店内に交流スペース ウエルシア 19日、子ども記者体験イベント

【谷島英里子】ドラッグストアチェーン、ウエルシア薬局(本社東京都千代田区)は、地域貢献事業の一環として、地域住民に休憩の場や井戸端会議の場を提供するため店舗内に交流スペース「ウエルカフェ」を設置している。NEWSつくばは19日、ウエルシアつくば豊里店(つくば市豊里の杜)で、子ども記者体験イベントを開催する。 豊里店と桜店の2カ所 ウエルカフェは全国に173店舗あり、県内は18店舗。つくば市にはつくば豊里店とつくば桜店の2店舗にある。 単なる休憩場所ではなく、地域社会の課題を解決していくための場所として、地域貢献活動を行う団体やNPO法人に無料で開放しているのが大きな特徴だ。テーブルといす、市民向けの情報専用ラックが完備され、落ち着いた時間を過ごせる。 これまで、自治会やボランティア団体の会議、健康サロン、ウエルシア薬局主催の健康栄養相談会やメイクアップサロンなどが開かれた。同社在宅本部地域包括推進部の鈴木美香さんは「地域の活動をサポートしていきたいので、まずはお近くのウエルカフェに足を運んでみてください」と利用を呼び掛けている。 利用時間は午前10時から午後6時。詳しい利用方法は同社ホームページ、または地域包括推進部(電話03-5209-5677)まで。 取材体験し「はがき新聞」作ろう NEWSつくばは、同豊里店で19日開催する子ども記者体験イベントで、店内を取材する「子ども記者」を募集している。 同イベントは、参加した子どもたちが、日頃ウエルシア薬局で買い物をしたときに感じている疑問や興味を薬剤師や店員に直接聞いて、分かったことを文章にし、はがきの大きさの「はがき新聞」を作成する。夏休み中の子供たちに聞く力や表現する力を学んでもらうことが狙い。人気商品は何か、チラシは何曜日に発行しているか、薬剤師は何をしているかなど、働く大人たちの仕事現場を取材する。 子ども記者体験イベントは19日午前10時~午後3時まで開催。対象は小・中学生。取材・制作時間は1時間程度で、NEWSつくばのライターが指導する。はがきの裏面には子どもが熱心に取材する様子を写真で載せる。完成品は持ち帰ることができる。参加費無料。事前申し込みは不要で、当日同豊里店ウエルカフェで参加を受け付ける。問い合わせはNEWSつくばメール info@newstsukuba.jp

亀城公園で灯籠流し

【谷島英里子】送り盆の16日夜、土浦市中央1丁目、亀城公園のお堀で灯籠流しがあり、水面はオレンジ色の明かりで幻想的に照らされた。 日が沈み始めた午後6時ごろ、市内の住職らがお経を上げて初盆を迎えた故人の霊を供養し、灯籠をそっと水面に浮かべて流した。訪れた人たちは、手を合わせて故人をしのび、灯籠の明かりを静かに見守っていた。 亀城公園の灯籠流しは、60年以上前から毎年、市内8の寺が宗派を越えて開催している。今年は300個の灯籠が用意された。住職らは「伝統なので今後も続けていきたい」と話していた。灯籠は翌日、回収されるという。

大傘から花火降り注ぐ 鷲神社で伝統のからかさ万灯

【谷島英里子】土浦市大畑の鷲(わし)神社で15日夜、国選択・県指定無形民俗文化財の「からかさ万灯」が行われ、大勢の見物人でにぎわった。 からかさ万灯は、江戸時代中期ごろから続く雨乞いの神事。五穀豊穣や天下泰平、家内安全を祈願し、直径5㍍、高さ6㍍の大傘に花火を仕掛けて点火する。 午後9時ごろ、ステージや山車の上で雨乞い囃子(ばやし)が鳴り響くなか、導火線となる綱火に着火すると、傘の上部から四方八方に火が噴き出し、滝のように降り注いだ。会場からは「迫力がある」「きれい」と歓声や拍手が沸き起こっていた。火が消えると、見物人らは、縁起物とされる傘の下のツバキの花を取り合っていた。 からかさ万灯保存会会長の井坂次男さん(80)は「大昔の人が雨が降ってほしいと神に願った強い思いを感じていただけたらうれしい。からかさ万灯は集落の宝なので、また来年も見ていただきたい」と話していた。

【戦後73年の記憶】5 谷底に消えた戦友、凍死、餓死の光景まぶたから離れない 大澤彌太郎さん(99)

【谷島英里子】「ジャワは極楽、ビルマは地獄、死んでも帰れぬニューギニア」と言われた東部ニューギニア戦線。「あと1週間遅かったら、第2玉砕命令が出て生きては帰れなかっただろう」と遠くを見つめる。 1919(大正8)年、土浦に生まれた大澤弥太郎さん(99)。旧制県立水戸商業高校を卒業後、家業の文具店を継いだ。39年、徴兵検査に合格し宇都宮の師団に入営、下士官となる。やがて満州へ出征し、その後東部ニューギニアへ渡った。「軍からの命令だけで、この地では地図もない、大砲も弾薬もなく、食糧さえも敵地から調達しろというもので、どうやって戦ったらいいのかわからない状態だった」。 43年8月、第51師団長中野英光中将から玉砕命令が出た。全員自滅するということだ。もはや生きては帰れないと考えた。しかし、これが転進命令に変わった。周りを敵地に囲まれているため、敵のいない方へ退却する。この退却がまた試練の始まりだった。 それは現地の住民でも登らない標高4000㍍を超えるサラワケット山を越えるもの。ジャングルを越えると長野県の日本アルプスのように険しい山が立ちふさがる。濁流が流れる川では工兵が木を切り倒し川に橋をかけ、岩肌の道なき道では工兵が先に垂らしたロープを頼りに進んでゆく。一歩間違えば深い谷底に落ちてしまう。大澤さんは目頭を押さえながら「山頂寸前の絶壁で力尽き谷底へ消えていった戦友、凍死、餓死、その光景はまぶたから離れない。そこはまさに地獄でした」と声を震わせた。 野宿を繰り返すうちに悪性のマラリアを患い毎日40度を超える熱にうなされた。このままでは生きては帰れないと考えた。軍医に責任を取れないと断られたが、無理に頼み静脈注射をすることで幸運にも生き延びた。1カ月の山越えで1000人以上の兵隊が息途絶えたという。険しい山で、軍支給の地下足袋はたった2日で底が抜けた。亡くなった戦友に手を合わせ靴を履き替えたこともあった。生きていくために必死で、食べ物はサゴヤシの根本を鉄板で焼いたりして餓えをしのいだ。口に入るものなら何でも食べた。 45年8月15日、2回目の玉砕命令が出たこの日、米軍飛行機がまいたビラで終戦を知り、思わず「万歳」とかみしめたという。 大澤さんは靖国神社で毎年7月に開催される戦没者慰霊行事「みたままつり」に参加し、30年間お参りを続けている。戦後70年余りを過ぎて戦争を知らない子どもや、大人が増えてゆくなか、2017年に戦争体験やその後の人生を記した本『東部ニューギニア戦の我が半生』を自費出版した。「私は幸いにも日本に帰還できたのだから、戦争の過酷さと愚かさ、そして、戦友たちの無念さを後世に伝えていかなければ」と語気を強める。

モノの住所を決めよう! 整理収納アドバイザー 石田ユキさん

https://youtu.be/zTMvbsWTh7o 【谷島英里子】ハウスキーピング協会、整理収納アドバイザーの石田ユキさんが、子どもの夏休みを活用して誰でもできる楽しい整理や収納を呼び掛けている。インターネットテレビ、Vチャンネルいばらきの「NEWSつくばチャンネル」で10日、石田さんをゲストに招き、話を聞いた。 「忙しくて片付ける時間がない」や「どうしても散らかってしまう」という悩みを持つ人は多い。石田さんはモノを整理することで心と気持ち、生き方に良い影響を及ぼすと話した。また、子どもにモノを「分ける」「しまう」「戻す」ことを覚えてもらい、自分で身の回りを片付けられる人になってもらいましょう、と付け加えた。 片付けの順番は、最初に「今使っている」「迷っている」「今は使っていない」「手放す」と分類分けをする。ポイントはモノの住所を決めることで、せっかく片付けても戻す場所が決まっていないと散らかってしまうと話した。 石田さんには二人の娘がいて、ドライヤーを使う洗面所の床には髪の毛がたくさん落ちてしまう。掃除機をリビングに設置していたため、子どもたちは取りに行くのが面倒で、見て見ぬふりをしていた。そこで掃除機を洗面所近くの壁掛け収納にしたところ、気軽に掃除機をかけてくれるようになったと振り返る。「モノを有効活用するための場所の設定も大切なこと」とアドバイスしてくれた。 石田さんは19日午前11時~午後5時に取手市井野のカフェju-touで開催される「NiyattoFes(ニャットフェス)」に片付け教室のブースを出展する。詳しくはInstagram「石田ユキ」で検索。

土浦キララまつりでオリジナル扇子作り 染色作家 飯塚優子さん

https://youtu.be/6oO9L7QhU8o 【谷島英里子】筑波山の麓、つくば市作谷の染色工房「ぷにの家」のオーナー、飯塚優子さんが4日、土浦キララまつり2018の開催に合わせて、土浦市中央1丁目のギャラリー、がばんクリエイティブで、オリジナルの扇子を作るワークショップを開催する。インターネットテレビ、Vチャンネルいばらきで3日生放送された「NEWSつくばチャンネル」に飯塚さんをゲストに招きインタビューした。 飯塚さんは染色を始めて20年になり、庭では染料となる藍染めの藍やマリーゴールドを主に育てている。 誰でも気軽に染色を楽しんでもらおうと最近は、インクを水に垂らし、浮かんだ模様を紙に写し取るマーブリングという技法を用いたワークショップを開いている。 マーブリングの手順はバットに水を約1㌢張り、水面の好きな場所にインクを一滴ずつ落としていく。インクが水面に広がったら、ストローを使ってインクを動かしたり、吹いたりして、お気に入りの模様を作る。その上に紙を浮かべ、写し取って引き上げる。 4日は午後2~7時ごろまで、がばんクリエイティブでマーブリングの技法を使ったオリジナルの扇子を作るワークショップを開催する。参加費500円。問い合わせは飯塚さん(電話080・3502・7968)まで。

光と音で土浦の花火を投影 キララまつり

【谷島英里子】「土浦キララまつり2018」が開かれたJR土浦駅前のアルカス土浦で4日夜、花火をモチーフにしたプロジェクションマッピングが初めて行われた。同市のイメージキャラクター「つちまる」が自転車に乗って市内を散策する様子や、花火が次々と打ち上がる映像が投影され、訪れた人たちは次々と変化する映像を楽しんだ。 キララまつりの熱気が残る中、プロジェクションマッピングを見ようと、アルカス土浦前の広場やペデストリアンデッキには、家族連れや浴衣姿の中高生などが集まった。 映像は、アルカス土浦の外階段(ステップガーデン)と図書館3階空中ラウンジのガラス部分に6分間投影された。 自転車に乗ったつちまるが土浦駅前を出発し、中心市街地の観光施設、まちかど蔵「大徳」や桜が満開の桜川の土手、亀城公園、帆引き船などを紹介していった。さらに日本三大花火といわれる秋田県大曲、新潟県長岡と、土浦の花火が次々に打ち上がった。 つちまるの映像が現われると、見ていた子ども達から「あ、つちまるだ」という声が上がった。 市内に住む20代男性は「花火の映像が色鮮やかできれいだった」と感想を話していた。 土浦キララまつり2日目の5日は同会場で午後7時30分、8時、8時30分、9時の計4回投影を行う。

土浦の花火を駅前に投影 4、5日「キララまつり」でプロジェクションマッピング

【谷島英里子】JR土浦駅周辺で4~5日の2日間、「土浦キララまつり2018~魅せます土浦の夏」が開催され、土浦の花火をモチーフとしたプロジェクションマッピングが初披露される。同駅前のアルカス土浦に投影する。 プロジェクションマッピングは、コンピューター映像を建物に投影する演出。毎年10月に開催される土浦全国花火競技大会の知名度をもっと高めようと、市商工観光課が地方創生推進交付金945万円を活用して企画した。 イベント演出やディスプレイの制作を行う五光(本社栃木県)が、「土浦の花火」をモチーフに市内の観光資源も取り入れオリジナル動画を作成。アルカス土浦の外階段から3階ガラス部分に投影し、光や音で約7分間演出し、キララまつりを盛り上げる。4、5日の両日午後7時30分、8時、8時30分、9時の計4回行う。商工観光課は「土浦ブランドの花火を知っていただけたら」と話す。冬にも第2弾のプロジェクションマッピングを5日間実施する予定だ。 土浦キララまつりは、JR土浦駅前通り、土浦港、モール505、タイムズ土浦中央第3駐車場といった駅周辺などを会場に、4日は市内小学生による音楽隊パレードや七夕おどりコンテスト、5日は市民山車巡行、土浦新郷土民謡おどりといった地域の伝統芸能が披露される。霞ケ浦では観光帆引き船合同操業と遊覧船無料乗船会が実施される。 ほかに新企画として、手野や田村のハス田をレトロバスで巡る「土浦ハス花めぐり」レトロバスの運行、子どもが乗れるミニトレイン「ドクターイエロー」「はやぶさ」の運行などがある。飲食や音楽ステージ、行灯(あんどん)装飾、消防車・救急車の展示など盛りだくさんの内容だ。両日とも午後1時~9時30分まで、土浦駅西口から亀城公園前までと、中城通り、本町通りは歩行者天国となる。 詳しくは市観光協会ホームページhttp://www.tsuchiura-kankou.jp/tanoshimu/kiraramatsuri/。問い合わせは実行委員会事務局電話(029・824・2810)まで。

つくばの魅力をPR 観光大使を募集

【谷島英里子】つくば観光コンベンション協会(五十嵐立青会長)は県内外のイベントや行事に出席しつくば市の観光をPRする「第13代つくば観光大使」を3人程度募集している。応募締め切りは8月9日。 観光大使計6人のうち半数の3人を募集する。第12代の3人は継続する。主な活動内容は11月のつくばマラソン、2~3月の筑波山梅まつり、5月のつくばフェスティバル、8月のまつりつくばなどでイベントに参加したり、県外で観光キャンペーンをしたり、メディア出演などを行う。筑波山や同梅まつりでは振り袖姿での業務もある。任期は9月1日から2019年8月31日までの2年間。活動時には日当1万円(基本)の謝礼が出る。 応募資格は①18歳(高校生不可)から40歳までの明るく健康な男女②観光行事にボランティア精神をもって積極的に取り組み、市の魅力をPRできる人③任期中、つくば観光コンベンション協会の指定した日(年間約20日程度)に必ず従事できる人④普通自動車運転免許を持ち、自家用車でおおむね1時間以内で市内に通える人⑤ほかの市町村の観光大使、ミス、キャンペーンガール・コンパニオンの任期が残っていない人⑥家族や勤務先の完全な理解と協力が得られる人⑦SNSを活用した広報活動を実施できる人が条件となる。 同協会によると、応募者数は近年、減少傾向にあるが、毎回県内外から十数人の応募があるという。 応募は同協会ホームページから観光大使応募用紙をダウンロードして必要事項を記入し郵送する(8月9日必着)。問い合わせは同協会(電話029・869・8333)まで。

蓮姿で新曲披露 れんこん大使オニツカサリーさん

【谷島英里子】かすみがうら市出身でJA土浦の「れんこん大使」を務めるシンガーソングライターのオニツカサリーさんが24日、土浦市内のホテルで、JA関係者らを前に新曲「Renkon」を初めて披露した。 オニツカさんは「レンコンを作った農家の気持ちを大事に、レンコンの気持ちになって『育ててくれてありがとう』という思いを込めた。私たちも育てていただいてここにいるので、どこか共通するものがあれば」と思いを語った。 ステージには、土浦市のデザイナー高橋成典さんが蓮の花をイメージしてデザインした衣装で登場。バッグダンサーには振り付けをしたダンサーの中島真理さん、優希さんが主宰するMari Jazzdance Companyから13人が参加した。作詞作曲は、オニツカさんと作曲家の鎌田雅人さん。 オニツカさんは「レンコンを広めるテーマソングとして世界に発信したい。曲名もアルファベットにした」と話すと「Renkon」を熱唱。指をレンコンの「レ」の形にしたり、レンコンの穴を覗くポーズをするなど歌とダンスでレンコンの魅力をPRし、会場は歓声と拍手に包まれた。

観光帆引き船運航始まる 霞ケ浦湖面を白い帆が走る

【谷島英里子】白く巨大な帆を張り、霞ケ浦の風を受けて進む帆引き船。21日、土浦市で観光帆引き船の運航が始まった。 帆引き船はシラウオやワカサギを獲る帆びき網漁のための船。帆は高さ9m、幅16mあり1880年に霞ケ浦町(現かすみがうら市)の折本良平氏によって考案された。 1967年ごろから漁の方法がトロール船に変わり、現在は観光用に運航され、見学船や沿岸から見ることができる。今年3月に「霞ケ浦の帆引網漁の技術」が国選択無形民俗文化財に選定された。 運航初日は、同日午後1時30分に土浦港を出た見学船から帆引き船2隻が帆を上げる雄姿が見られた。 霞ケ浦に面するかすみがうら市、行方市でも運航があり、9月16日(日)は「七色帆引き船」の操業が行われる。 ◆見学船の運航日時や料金などの問い合わせは土浦市観光協会(電話029・824・2810)まで。

霞ケ浦に海洋少年団設立 舟艇体験通し青少年育成

【谷島英里子】霞ケ浦に親しむことを通じて青少年育成を図ろうと、霞ケ浦海洋少年団の結団式が15日、土浦港のマリーナを運営する土浦市川口2丁目、ラクスマリーナで開かれた。 幼稚園児から小学生まで17人が入団した。結団式で五頭英明団長(土浦市副市長、ラクスマリーナ社長)が「少年少女たちが霞ケ浦に親しみ、学び、海洋国日本の時代の担い手として心身ともに健康でたくましい人間に成長するよう育成に努めたい」とあいさつ。 団員を代表して龍ケ崎市立城ノ内小6年の市原遼人さん(11)が「僕たちは地域と社会への感謝を忘れず、海洋少年団の伝統を受け継ぎ伝えることを誓います」宣誓した。 海洋少年団は、幼稚園児から高校生までの男女が海などでの団体活動を通して、社会生活に必要な道徳心や心身共に健康でたくましい人間育成を行う。 団員らは今後、ラクスマリーナが主催する、子どもも高齢者も障害者も誰もが楽しめるマリンスポーツイベント「誰でも楽しもう霞ケ浦」での活動や、カッターやカヌーなどの舟艇体験、航海訓練などを行う。

小学生議員が一般質問 土浦市子ども模擬議会

【谷島英里子】土浦市内の小学生が市議会議員にふんして、疑問や意見を発表する「子ども模擬議会」が5日、同市議会議場で開催された。市内17の小学校の代表が議長や議員役、記者役などを務め、定例会の一般質問と同じ形式で中川清市長や井坂隆教育長らに質問した。 子ども議員から「集中豪雨や災害時の対策」「小中一貫教育の良いところ」「給食の栄養」など幅広い質問が出された。2019年秋に開催される、いきいき茨城ゆめ国体に向けた市の協力についての質問に中川市長は「おもてなしとして、選手や監督、観客を迎えるための花の育成や各競技場に飾るのぼり旗の作成を小中学生にお願いしたい」となど答弁していた。 神立小6年、鈴木心音さん(11)は「議場に上がった時はとても緊張したけれど、しっかり話せて良い経験になった」と話していた。記者役の同小6年、宮本朔良さん(11)は「答弁している言葉を全て書きとるのは難しいと感じた」と語った。 子ども模擬議会は、行政と議会の役割を理解し、市に関心を持ってもらおうと1991年から実施している。  

車いすバスケ体験会 つくばで7月15日

【谷島英里子】つくば市は2019年の茨城国体と全国障害者スポーツ大会に向け、来月15日、障害者スポーツの魅力を広く知ってもらうイベント「パラスポーツ体験会」を同市金田の桜総合体育館で開催する。市は参加者を募集している。 体験会はつくばが開催地になる「車いすバスケットボール」がメーンで、シッティングスポーツ協会副理事長で、女子車椅子バスケットボール元日本代表監督の橘香織さんらが講師を務める予定だ。定員は50人で対象は小学生以上。受講料は100円で当日支払う。 このほかに、自由に参加できる種目もあり、ハンドアーチェリーや卓球バレー、ボッチャ、ブラインドサッカーのシュート体験が楽しめる。服装はTシャツやジャージなどの動きやすい格好で、室内用運動靴、タオル、飲み物を持参する。 国体推進課の吉井祐二さんは「障害の有無に関わらず気軽に参加していただいて興味を持っていただければ」と話している。 問い合わせは同課(電話029・883・1111)まで。 ※メモ 【車いすバスケットボール】ルールやコート、リングの高さ、ボールなど一部を除いては一般のバスケットボールと変わらない。ダブルドリブルがないこと、障害の程度によって1~4.5点の持ち点があり、選手5人の合計を14点以内にしなくてはならないことが特徴。    

大粒のサクランボ販売 土浦で23、24日天童フェア

【谷島英里子】土浦市と観光友好都市の山形県天童市は23、24日に土浦市内で「天童フェア」を開き、生産日本一のサクランボ「佐藤錦」を販売する。赤い宝石とも呼ばれ、さわやかな酸味と甘みが絶妙だ。 天童フェアは毎年恒例で自分用や贈答用にと販売開始から長い行列ができる。サクランボのほか、漬物、玉こんにゃく、一部の会場では芋煮カレー、サクランボシロップのふわふわ氷のかき氷を販売する。今年のサクランボの出来は例年並みで、1000円から4000円ほどで購入できるという。 天童市によると、江戸時代末期に市内の8村が旧土浦藩領だったことなどが縁で、土浦市と相互交流協定を結んだ。問い合わせは土浦市観光協会(電話029・824・2810)まで。 天童フェアの日時と場所は次の通り。 ◆土浦まちかど蔵=23日(土)午前10時~午後5時、24日(日)10時~午後2時 サクランボ、漬物、山形の玉こんにゃく実演販売 ◆小町の館=23日(土)午前10時~午後3時、24日(日)午前10時~午後2時 サクランボ、漬物、山形の玉こんにゃく実演販売(23日のみ) ◆J:COMスタジアム土浦 24日(日)午前10時~午後3時 芋煮カレー、山形の玉こんにゃく実演販売、サクランボシロップのふわふわ氷のかき氷(天候不良の場合中止の場合あり)

高齢者の健康づくりへ 土浦市社協がスポーツ用具無料貸し出し

【谷島英里子】高齢者の健康づくりや仲間づくりにつなげてもらおうと、土浦市社会福祉協議会は、ニュースポーツの一つ「シャフルボード」用具の無料貸し出しを6月から始めた。年齢や障害の有無にかかわらず誰もが楽しめる。 シャフルボードは、縦長コートの反対側にある得点エリアに、ディスク(円盤)を細い棒(キュー)で押し出すように滑らせて得点を競うスポーツ。ディスクは1人4枚ずつを交互に滑らせる。相手のディスクに押し出されると0点になってしまうなどカーリングに似ている。 11日、同市小松地区の小松長寿会に初めて貸し出された。同会では毎年6月に軽度なスポーツや食事を楽しむ「ふれあい運動会」を開催してきた。会長の今井健也さん(76)は「毎年同じ種目だとマンネリになる」と、今年はシャフルボードを取り入れた。 参加したのは26人。初めはディスクを滑らせる微妙な力加減にやや苦戦している姿が見られたが、慣れると「行けー」と声を上げたり、相手のディスクをはじくための方向を考えたりと大いに楽しんでいた。 同市社協職員は「どんどん活用していただき、健康づくりに役立ててもらいたい」としている。 貸し出し対象は市内の高齢者団体やサークル、グループなど。期間は使用日から5日以内。問い合わせは社協福祉のまちづくり係(電話029・821・5995)まで。

しゃべっぺ土浦 企画展のボランティア募集

【谷島英里子】土浦市民ギャラリー(アルカス土浦1階)で来年2月に開く市民協働の企画展「しゃべっぺ土浦-見ればしゃべりたくなる写真展(仮)」の企画・運営ボランティアを市が募集している。応募の締め切りは15日。 ボランティアは月に1~2回の企画会議に出席しながら写真提供を呼びかけたり応募写真の整理をしたりする。11月~来年2月からは展示準備を行う。展示は同2月中旬から3月上旬を予定している。 ギャラリー館長の佐賀憲一さんは「アートに興味があって、土浦を盛り上げたいと思う方など世代を超えておしゃべりができる企画展を作り出したいですね」と呼びかけている。 申し込み、問い合わせは(電話029・846・2950)、(ファクス029・846・2951)まで。

「刻の太鼓」打ち鳴らす 土浦の櫓門

【谷島英里子】「時の記念日」の10日、土浦市中央一丁目の亀城公園内の土浦城址櫓門(やぐらもん)=県文化財=で、江戸時代に太鼓を打って時刻を知らせた「刻(とき)の太鼓」が打ち鳴らされた。12日まで朝夕2回打ち鳴らす。 時の記念日は、671年に天智天皇が水時計を置いて、日本で初めて時刻制度を取り入れたとされる日。 土浦の刻の太鼓は、市制60周年の2000年に復活し、07年から有志の「刻の太鼓保存会」(須田義之会長)が伝承した。櫓門は太鼓櫓とも呼ばれている。 午前6時と午後6時に櫓の上で、はっぴを身につけた同会メンバーが、「土浦に伝わることわざに 土浦に過ぎたるものが二つある 刻の太鼓と関の鉄炮というのである」と口上した後、時を知らせる太鼓を約20分間打ち鳴らした。太鼓は1770年に制作されたもので市文化財に指定されている。 保存会副会長の前田祐一さん(57)は「刻の太鼓の場となる櫓門と太鼓がどちらも文化財に指定されているのは珍しいと思うので、この伝統を継承して長く続けていきたい」と話した。

県大会連覇目指し闘志 土浦市消防本部救助隊

【谷島英里子】14日に県立消防学校(茨城町)で開催される第45回県消防救助技術大会での上位入賞を目指し、土浦市消防本部は7日、同市田中町の同本部屋外訓練場で、出場する全チームによる合同訓練を行った。同救助隊は昨年「障害突破」で県大会優勝の実績を持ち、連覇を狙う。 ロープを渡って人を救出する「ロープブリッジ救出」や5カ所の障害を乗り越える「障害突破」、救助者を搭上に引き上げる「引揚救助」の3種目に23人が出場する。上位入賞すると関東大会への出場権が得られ、勝ち進むと全国大会に出られる。 合同訓練には出場予定者全員が参加。連覇を狙う障害突破チームリーダーの田中洋平さん(31)は「日頃の訓練のように安全で正確な救助が迅速にできるように全力で挑みたい」と話した。ロープブリッジ救出の上谷泰倫さん(26)は「大会に向けて2カ月間集中的に訓練したので精いっぱい力を発揮したい」と意気込みを話した。

神立駅周辺で食べ飲み歩こう 35店舗が特別メニュー 6月10日から

【谷島英里子】JR神立駅周辺の飲食店をチケットで食べ歩き・飲み歩きできるイベント「囲(い)酒屋神立ドリンクラリー」が6月10日~16日に開催される。 神立商工振興会(土浦市)が駅周辺と神立地区の活性化や各店の新規顧客の開拓につなげようと企画し、6回目となる今回は35店舗が参加する。飲酒できない人や女性でも気軽に楽しめるよう、ランチ営業の店も加わった。 イベントに参加するには3枚つづりのチケットを事前に参加店で購入する。同商工振興会によると、「刺身の盛り合わせ+ハイボールまたはサワー各種」「海鮮中華丼+ソフトドリンク」など、チケット1枚で料理1品と飲み物1杯がお得に楽しめる。チケットは2400円。利用者のなかから抽選で30人に参加店で使える3000円分の食事券のプレゼントも行う。 参加店の一つ、神立東の「ふれあい倶楽部 栄ちゃん」では、十割そば(更科、韃靼(だったん)、ハーフ&ハーフ)+生ビールまたはソフトドリンク+カラオケを提供。オーナーの鈴木栄一さん(70)は「お気に入りの店を見つけてもらい、常連になっていただければ」と呼びかけている。 参加店舗やマップなどの詳細は、駅周辺の情報サイト「神立手帖」(http://kandatsu.org/)で。

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