【谷島英里子】ハウスキーピング協会、整理収納アドバイザーの石田ユキさんが、子どもの夏休みを活用して誰でもできる楽しい整理や収納を呼び掛けている。インターネットテレビ、Vチャンネルいばらきの「NEWSつくばチャンネル」で10日、石田さんをゲストに招き、話を聞いた。

「忙しくて片付ける時間がない」や「どうしても散らかってしまう」という悩みを持つ人は多い。石田さんはモノを整理することで心と気持ち、生き方に良い影響を及ぼすと話した。また、子どもにモノを「分ける」「しまう」「戻す」ことを覚えてもらい、自分で身の回りを片付けられる人になってもらいましょう、と付け加えた。

片付けの順番は、最初に「今使っている」「迷っている」「今は使っていない」「手放す」と分類分けをする。ポイントはモノの住所を決めることで、せっかく片付けても戻す場所が決まっていないと散らかってしまうと話した。

石田さんには二人の娘がいて、ドライヤーを使う洗面所の床には髪の毛がたくさん落ちてしまう。掃除機をリビングに設置していたため、子どもたちは取りに行くのが面倒で、見て見ぬふりをしていた。そこで掃除機を洗面所近くの壁掛け収納にしたところ、気軽に掃除機をかけてくれるようになったと振り返る。「モノを有効活用するための場所の設定も大切なこと」とアドバイスしてくれた。

石田さんは19日午前11時~午後5時に取手市井野のカフェju-touで開催される「NiyattoFes(ニャットフェス)」に片付け教室のブースを出展する。詳しくはInstagram「石田ユキ」で検索。