月曜日, 2月 6, 2023
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鈴木宏子 -検索結果

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認知症予防へ、おしゃべりの場 「かっぱサロン」1年 土浦

高齢者の認知症予防を目指す楽しいおしゃべりの場「かっぱサロン」が、土浦市中央、奥井薬局でスタートして間もなく1年を迎える。 霞ケ浦の水質浄化運動に取り組み、46年の歴史がある老舗の市民団体「土浦の自然を守る会」代表の奥井登美子さんら、かつての旗手たちが世話役となり、地域医療の小さな守り手となっている。 自然を守る会の事務所ともなり、30年前、子供たちに絵本を読み聞かせた同薬局の一室にある「こども文庫」を改装してサロンとし、昨年12月スタートした。 月2回、市内の高齢者ら約10人が集まって、木の実を使ったアクセサリー作りや、折り紙、クリスマス飾り作りなどに挑戦している。 専門家が講師となり、高齢者の熱中症対策、塩分のとり方、じょうずな湿布の貼り方などを講義することもある。朗読のプロが声の出し方を教えてくれたり、わらべ歌を皆で歌ったりすることもあるという。 奥井さんは「おしゃべりしながら、手を動かして、頭を使うのが認知症予防になる」と話す。 このほど開かれたサロンでは、奥井さんや近所の人が散歩の途中に拾い集めたさまざまな種類のドングリなど木の実を使って、帽子のアクセサリーを作った。「日頃から帽子をかぶる習慣を付け、転倒ぼうし(防止)に役立てる」のが狙いだと奥井さんはいう。 参加者の一人、岩﨑惇子さん(80)は「年を取ると新しい友達をつくるのが難しくなるが、ここへ来ると知らなかった人と知り合いになることができ、人生のいろいろな話を聞くことができる。毎回バラエティーに富んだメニューなのでとても面白い」と話している。(鈴木宏子)

巨匠モネ作品を特別展示 土浦新図書館・ギャラリー27日開館記念 41のイベントで盛り上げ

土浦市立図書館と市民ギャラリーを核にした再開発ビル「アルカス土浦」が11月27日、JR土浦駅前にオープンする。開館を記念して、印象派の巨匠モネの「ポール=ドモワの洞窟」が特別展示される。モネの出身地フランスにちなんで来年1月末まで毎週土・日曜に、フランスと土浦の食、アート、文化をテーマに41のイベントが催され、にぎわいを演出する。 10月30日、定例記者会見でオープニングイベントを発表した中川清市長は「(41のイベントで)駅前からまちなかへ、ぶらりと歩いてみたくなるような雰囲気づくりを進めていきたい」と話した。一方、市の財政事情から経費を抑えたイベントとなるという。 モネの作品は県近代美術館が所蔵し、同館の移動美術館として1階ギャラリーに展示される。併せて「茨城ゆかりの洋画家たち」と題して、明治から大正期の洋画家、中村彝(つね)のほか、土浦出身の鶴岡義雄、塙賢三らの油絵など計59点が展示される。期間は11月27日から来年1月14日まで。 フランスにちなんだイベントは「駅前ぶらりライブラリー」と題して、アルカス土浦や市役所前のウララ広場を中心に開催される。 市民らが撮影した風景や笑顔の写真でつくる「ポール=ドモアの洞窟」のモザイクアート、県立土浦工業高校の生徒がペットボトルで作るエッフェル塔が展示されるほか、シェフによるフランス料理講座、ワイン通に知られる同市田中、土浦鈴木屋のワイン講座、マルシェ(市場)、コンサート、ワークショップなどが催される。 12月9日には村上龍など著名な作家の本の装丁を数多く手掛ける装丁家、鈴木成一さんのトークライブが開催。クリスマスイブの12月24日は1階屋外広場から4階屋上公園までをつなぐ屋外階段で、新郎新婦の門出を祝う届け出挙式なども催され、駅前を盛り上げる。 アルカス土浦のアルカスは、アートとカルチャーのスペースの頭文字をつなげた造語。1階が同市初の市民ギャラリー、2~4階が新市立図書館になる。図書館の面積は約5120㎡と県内市町村で最大規模。土浦駅西口からペデストリアンデッキで直結し、中心市街地を活性化する交流拠点となることが期待されている。 図書館の開館時間は平日が午前10時から午後8時。土日・祝日は午後6時まで。休館は第1月曜日を除く毎週月曜日で、月曜が祝日の日は開館する。駐車料金は2時間まで無料の方向で現在検討中という。(鈴木宏子)

研究学園の交通量急増に危惧 天馬ちゃん通園の保育園で交通安全教室 ひき逃げ死亡事故受け

つくば市研究学園の市道交差点で、ひき逃げ事故に遭い死亡した和田天馬ちゃん(3)が通ったラ・フェリーチェ保育園(同市研究学園、高橋晃雄園長)で25日、交通安全教室が開かれた。事故を受け同園が市に依頼した。高橋園長は「ここ2,3年、研究学園地区は交通量が急増している」として周辺環境の悪化に目を向ける。 同市防犯交通安全課、交通安全教室指導員の大川初江さんと佐々木信恵さんが同園を訪れ、絵本や手品、腹話術などを繰り出しながら、園児約30人に道路の歩き方や信号の渡り方を指導した。園児たちは童謡の替え歌を歌ったり、指導員の質問に答えたりしながら、横断歩道の渡り方などを学んだ。 同園には天馬ちゃんの今年6月の誕生日に撮った遺影が飾られ、仲良しの友だちや父母から贈られたおもちゃ、供花(くげ)が供えられている。事故後、夜になると泣き出したり、朝登園してきてお母さんから離れようとしないなど不安を抱える子が出ているという。 天馬ちゃんは20日午後6時30分過ぎ、保育園に迎えに来た母親のまりさんと歩いて自宅に帰る途中、横断歩道を渡っていたところ、直進してきた車にはねられた。まりさんも重傷を負った。当時雨が降っていたことから、天馬ちゃんは蛍光反射材が付いた青いかっぱを着て、青い長靴をはき、母親と手をつないで横断歩道を渡っていたという。犯人はまだつかまっていない。 天馬ちゃんは生後10カ月のとき保育園に入園した。高橋園長は、かけっこが速く、ご飯も残さず食べて、何でもきちんとできる子だったと話し「天馬君とお母さんには何の落ち度もない。無謀な運転によって大切な命が奪われたことに強い憤りを感じる」と語る。一方「周辺には新しい店が次々に出来、渋滞も発生している。事故が起こる要因が積み重なっている」と危惧を口にする。(鈴木宏子)    

花火の仮設トイレ約70基流された 台風21号で桜川河川敷浸水、うち10基は不明に

超大型台風21号は23日朝、茨城県を通過した。土浦全国花火競技大会が催された土浦市、学園大橋付近の桜川河川敷は水位の上昇に伴って河川敷が浸水し、花火大会のため設置したものの、まだ撤去されていなかった仮設トイレ約70基が流された。 同市商工観光課によると、約60基は河川敷にとどまっているため撤去するが、約10基が下流に流されて行方不明になった。大会翌日に汲み取りをして清掃したため汚物が桜川や霞ケ浦に流れ込むことはないという。同課の担当者は、撤去の手配が遅れたことが原因と話している。 台風が過ぎた23日は、作業員が腰まで水に浸かり、流された仮設トイレを重機で懸命に引き揚げる作業に追われた。 一方、花火桟敷席も水に浸かった。撤去作業は例年、10月中旬ごろに完了するが、今年は大会後、長雨が続き作業が遅れていたという。 桟敷席の解体作業をしていた同市立田町、知久(ちきゅう)工務店、知久重巳社長(53)は「今年は雨が続き、桟敷席の材料に使っていた木材を乾かしていたため撤去が遅れていた。10月中には撤去したい」などと話していた。 台風21号による冠水のため、土浦市内では板谷7丁目から神立町まで市道約2㎞が22日正午から23日午前9時まで通行止めとなった。市道脇を通る都市下水路があふれたためという。 同市では新治地区公民館など3カ所に避難所を開設し、2人が避難した。 つくば市では同市北条、筑波交流センターなど3カ所を避難所として開設し、3世帯4人が一夜を明かした。(鈴木宏子)

親鸞はなぜ茨城に? 謎解き実像に迫る 西谷隆義さん絶筆の書刊行

今年4月、76歳で死去した筑波研究学園専門学校(土浦市上高津)理事長、西谷隆義さんが、謎とされている親鸞の実像に迫った「愚禿釈(ぐとくしゃく)親鸞の行実(ぎょうじつ)―東国常陸の仏教事情」(阿見寺俊洋さん発行、茨城新聞社制作、本体価格3000円)がこのほど刊行された。15日、つくば市小野崎、ホテルグランド東雲で催された「西谷隆義さんをしのぶ会」で参加者に紹介された。 西谷さんは県議1期を務めた後、同専門学校を設立。総合科学研究機構(CROSS)理事長、私立霞ケ浦高校理事長などを歴任し、つくばインターナショナルスクールの設立に尽力した。 晩年は郷土史研究家としても知られ、2012年にこれまであまり関心がもたれてなかった筑波山の開祖、徳一(とくいつ)に光を当てた「徳一大師と霊峰筑波山」、14年に「東国仏教を開いた徳一菩薩の足跡を探る」を出版した。 「親鸞の行実」は絶筆の書となる。これまで謎とされていた、親鸞はなぜ茨城に来て、20年後に茨城を去ったのを、膨大な資料をもとに時代背景を分析しながら解き明かし、親鸞の実像に迫っている。 「同書を香典返しとしたい」という遺言に従って、生前親交が深かった同しのぶ会参加者約100人に配布された。 ■100人が思い出語り合う しのぶ会は、CROSS名誉理事長の高良和武東京大学名誉教授、土浦一高同窓生の市川紀行元美浦村長ら11人が呼び掛け人となって開かれた。参加者一人ひとり、西谷さんとの思い出を語り合い、人柄や功績をしのんだ。 高良さんは「博識で構想力のある方だった」などと話し、早過ぎる死を悼んだ。呼び掛け人の一人で、つくば市国際交流協会理事長の小玉喜三郎・産業技術総合研究所特別顧問は「10年ほど前、飲み会で語り合い『これからのつくばを変えていこう』という情熱にびっくりした」、霞ケ浦高校の浅田順さんは「『おれは絶対揺らがないぞ』という強い信念の持ち主だった」などと振り返った。(鈴木宏子)  

土浦市のごみ袋は県内一高額に 「負担増どこまで」懸念の声

土浦市で指定ごみ袋を来年10月から2倍以上値上げすることが決まったのに続き、新たに公共施設の使用料金などの見直しが検討されている。市は新図書館建設など箱モノ整備を進める傍ら、財政悪化と人口減少を背景にこれまで、公立幼稚園の廃止、公立保育所の民営化などを進めてきた。「公共」の在り方を変える矢継ぎ早の改革が進んでいる。「公共サービスの見直しと住民負担の増加はどこまで続くのか」―市民の間で懸念の声が出始めた。 10月1日、同市真鍋新町、土浦ピアタウン・イベントホールで、市民団体「土浦まちづくり市民の会」(代表・長坂慎一郎元山形大教授)による「市民の集い」が開かれた。会場には満杯の約80人が参加。「大型整備事業と悪化する財政」をテーマに報告した同会事務局長の高村義親茨城大名誉教授は、市が市役所、斎場、消防本部、新図書館などの大型施設を次々に整備してきたことに触れ「全国で平成の大合併で生まれた自治体が深刻な財政難に苦しんでいる」と問題を指摘した。 家庭ごみの有料化や使用料の見直しなど住民負担増の懸念に対しては「土浦市は(大型整備事業による)借金を背負って苦しみ始め、身近なところからお金を取っていくことが始まっている」と指摘した。 同市の指定ごみ袋は9月議会で、来年10月から有料化することが可決されたばかり。燃やせるごみ袋は現在の40㍑10枚入り170円が約3倍の45㍑10枚入り500円になり、県内一高いごみ袋になるという。 公共施設の使用料見直しは、今年スタートした「市使用料見直し検討委員会」で検討が行われた。施設ごとに基準が異なる減免制度に統一基準を設け、減免の適用を限定するなどの基本方針が示された。ほかに、現在使用料が無料の施設として▽小中学校体育館・グラウンド等▽佐野子・木田余地区・右籾地区の市民運動広場▽中貫公園運動広場▽社会福祉センター▽老人福祉センター(60歳以上)の公共施設の使用料のほか、▽事業所所在証明書発行手数料▽ふれあいセンター「ながみね」定期送迎バス―が例に挙げられ、有料化を検討することが指摘された。 一方、公立幼稚園は来年3月末で5園のうち土浦第二、都和、大岩田の3園が廃止される。公立保育所は今年4月、新川保育所が民営化された。来年4月以降、竹ノ入、都和、桜川が毎年一カ所ずつ民営化される計画だ。 高村事務局長は「無駄をチェックし、身近な行政サービスを低下させないよう、市民が見守っていかなければ」と語り「共働きの子育て世代にいいまちづくりをしていくべき」と話す。 市のこうした動きを受けて同市民の会は、まず市議会の無駄をチェックし、近く市民リポートをまとめる予定だという。(鈴木宏子)   P 土浦市真鍋新町、土浦ピアタウン・イベントホールで開かれた「土浦市まちづくり市民の集い」

障害者が働く弁当店「いっぱい買って」 牛久にオープン、配達も

障害者が働くお弁当屋さんが2日、牛久市小坂町の住宅団地内にオープンした。就労支援施設「いいはたらくばトポス」(小林綾子施設長)で、障害者らは「おいしいお弁当をいっぱい作りたい」「いっぱい買ってもらいたい」など期待を話していた。 牛久市内のほか阿見町、稲敷市などの18~52歳の男女14人が、スタッフの支援を受けながら野菜の下ごしらえをしたり、盛り付け作業をしたりする。店頭で販売するほか、注文を受けて近隣市町村の職場などに配達もする。 一般社団法人「おひさま」(理事長・小林幸子元土浦市議)が運営する。グループ施設の土浦市宍塚、障害者自立支援センター「おひさま」にもお弁当を配達する。 障害者の賃金を向上させたいと、小林綾子施設長(46)が2015年、就労フォーラムに参加したことがきっかけ。その後、全国の若手施設関係者と1年間勉強を重ね、オープンにこぎつけた。賃金向上のほか、一般企業への就職などを目指す。 施設は2階建て延べ床面積約300㎡、1階は店舗や厨房、地域住民との交流スペースを備える。2階は手芸やパソコンなどの就労訓練をする作業室などがある。 もともと倉庫として使われていたが10年ほど空き家になっていた施設を、日本財団の助成金を受けて改装しオープンした。 小林施設長は「障害を抱える人たちが、地域で当たり前に働く楽しさや喜びを体験できるよう頑張りたい」と話している。 販売するのは日替わり弁当(380円)、ボリューム弁当(500円)など。5個以上注文があれば職場などに配達する。(鈴木宏子) 開店時間は平日の午前11時~午後3時。問い合わせは℡029-828-8037。

あなただけの「地域新聞」作ろう 筑波学院大で1月~3月公開講座

自分が暮らしている地域を題材に、あなただけの「地域新聞」を作る。そんな公開講座が筑波学院大学(つくば市吾妻)のコミュニティカレッジ講座の一つとして2018年1月~3月に開かれる。自分で「ネタ」を決め、取材し、執筆、校正、編集作業までこなしてオリジナルの紙面を完成させる。定員は10人、受講申し込み締め切りは12月8日。受講料の振り込みが終わった順に受け付けし、定員になり次第、締め切られる。 足元の話題や課題を拾い上げ、独自の視点でわかりやすく伝えることを目標にし、PTA会報や自治会新聞、家族新聞作りなどのヒントにしてもらう。取材から編集まで一連の作業を通して体験することで、発想力や企画・構成力、コミュニケーションの力、聞く・書く・伝える力も養える。 講師はNPO法人NEWSつくばの坂本栄理事長(元時事通信社経済部長、元常陽新聞新社社長)、米内隆副理事長(元朝日新聞東京編集センター次長、元常陽新聞編集委員)、鈴木宏子理事・事務局長(元常陽新聞記者)らが務める。新聞を身近に感じてもらおうと、あまり知られていない「新聞の裏話」も披露される。 講座は計10回で、いずれも午前10時40分~午後零時10分。日程は①1月9日(火)「新聞を知ろう、楽しもう」②1月16日(火)「取材って? 原稿はどう書く? 編集こそ中核」③1月23日(火)「ネタを決め、アポをとり、取材しよう」④1月30日(火)「同」⑤2月6日(火)「同」⑥2月15日(木)「原稿を書こう、書いたら点検しよう」⑦2月22日(木)「同」⑧2月27日(火)「同」⑨3月6日(火)「紙面を編集しよう」⑩3月15日(木)「同」。テキストは講師側が用意する。 受講料は1万2000円、60歳以上はシニア料金で1万800円。問い合わせ、申し込みは筑波学院大学コミュニティカレッジ係まで。以下の6項目(①講座番号112・講座名「自分だけの『地域新聞』を作る」②氏名、ふりがな必須③郵便番号、住所④電話番号、メールアドレス=緊急時に連絡がつくもの⑤年齢⑥性別)を明記して、はがき(〒305-0031 つくば市吾妻3-1)、FAX029-858-7388、TEL029-858-6341、Eメールkouza@tsukuba-g.ac.jpで。    

2年掛け土浦市政と議会検証 10月1日、市民団体が報告

市民主体の新しいまちづくりを目指す市民団体「土浦まちづくり市民の会」(代表・長坂慎一郎元山形大教授)が、10月1日「『住みたいまち 土浦をつくる』には?」と題して、同市真鍋新町、土浦ピアタウン2階イベントホールで「土浦まちづくり市民の集い」を開く。 塩漬けの常名(ひたな)運動公園計画、財政難による行政サービスの低下と市民負担の増加、情報公開請求をして明らかにした議会費の使われ方など、作業チームを設置して2年間にわたって検証してきた市の課題を六つのテーマで報告し議論する。 長坂代表は「土浦市は合併特例債で箱モノを次々につくり借金を増やす一方、人口減少で収入が減っている。こうした中、公共施設の使用料や手数料の見直しが現在検討されている。行政サービスの低下と市民負担の増加が始まっていることをまず市民に知ってほしい」と話し、事務局長の高村義親茨城大名誉教授は「空き家に若者が暮らせるようにする仕組みづくりなど、これから求められる新しい政策も合わせて議論できたら」と話す。 同会は2011年2月発足した。直後、東日本大震災が発生し福島第1原発事故による土浦市の放射能汚染問題に取り組んできた。15年11月の土浦市長選をきっかけに内部に新しい作業チーム「いいまちづくりグループ」を設置し2年間にわたって市の課題を検証してきた。1年目の昨年11月には中川清市長に、常名運動公園予定地の利活用と新図書館の有効利用を要望した。(鈴木宏子) ◆同集いで報告される6つのテーマは①東海第2原発再稼働反対請願②常名運動公園問題③財政悪化と市民負担増と行政サービスの低下④議会の実態と議会費の無駄遣い⑤水道料金⑥年金、地域医療。課題報告を前に、第1部としてつくば市の山本千秋さんが、総合運動公園計画を中止させたつくば市の市民運動を報告する。資料代500円。問い合わせは090-9680-8143(事務局・高村さん)

ライター紹介

編集部・ライター NEWSつくばのライターは以下の通りです。 鈴木宏子 元常陽新聞記者 3年半で2回、勤めていた常陽新聞の休刊を経験しました。理不尽としか言いようがない体験でした。不運にもめげす、元同僚たちと新しい地域メディアを立ち上げました。常陽新聞は大切な地域資源の一つなのに、経営上の判断だけでなくなってしまうのは悔しい、他のやり方はなかったのかを探りたかったからです。 折しも米国では、IT技術の進展や格差拡大を背景に地方紙が次々と廃刊に見舞われる中、元記者らが調査報道機関を立ち上げるなど新しい時代を切り開いていました。日本国内でも各地で新しいウェブメディアが次々と誕生しています。 スタートとして私たちは、わずかな資金ででき、たくさんの人に読んでもらえるウェブメディアを立ち上げました。ボランティアで取材し、地域で何が起きているのかを拾い上げ、発信していきます。高齢化、人口減少、格差拡大など地域はさまざまな問題にあふれています。地域の課題について皆で議論し解決方法を考える場となり、人と人が結びつき力を合わせて新しい何かを生み出す場となって、地域メディアに何ができるか、可能性を探りたいと思います。 将来は市民記者を育成し、たくさんの市民が自ら発信する場となることを願っています。日刊紙の発行は無理でも、月1回や週1回、地区ごとに地域の課題と向き合う新聞を発行したり、政治家や市民が顔を合わせて議論し新しい政策を生み出す政治カフェをつくったり、70年の歴史がある常陽新聞のアーカイブをつくろうという構想もあります。焦らず一歩一歩積み上げていきます。 NEWSつくばの創設にあたって、元同僚たちとは、休刊直後の今年4月から毎週1回、勉強会や準備を重ねてきました。筑波学院大学の支援ほか、多くの元読者の方々の励ましがありました。支援を約束してくださった実業家の方もおりました。感謝に堪えません。 【すずき・ひろこ】1963年生まれ。水戸市出身。常陽新聞記者としてごみ焼却場のダイオキシン問題、東海村JCO臨界事故の周辺住民の中性子被ばく問題、つくば市の回らない風車問題などを取材。2013年8月と17年3月の常陽新聞休刊を経験した。 ➡鈴木宏子記者の過去記事はこちら 橋立多美 元常陽新聞記者  美しく凛とした言葉を紡いだ詩人・茨木のり子(1926-2006)が好きだ。中でも「自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ」と綴った『自分の感受性くらい』に背中をどやされた気がした。 縁あって元常陽新聞を経てNEWSつくばに在籍しているが、メディアの片隅にいる者として地域住民が共感してくれる社会の壁を提示できるか、に思い悩む。壁を明らかにするのは自分の感性のみで教科書もノウハウもない。ただ『自分の感受性くらい』が元気づけてくれる。 また地域住民の生活を潤し、「心の杖」となる記事を発信していきたいと思う。 ➡橋立多美記者の過去記事はこちら 田中めぐみ あてどない散歩が心地よく野菜の直売所めぐりも楽しい、そんな茨城が大好きです。好きなことは料理、ヨガ、古典を読むこと、デジタルイラストを描くこと。スキューバダイビングのライセンスを持っていて時々潜りに行きます。地方行政、教育、医療、労働問題などに興味があります。 ➡田中めぐみ記者の過去記事は こちら 戸田さつき 元常陽新聞記者 茨城県土浦市生まれ。東洋大学経営学部卒業。民間研究所、製薬会社などで品質試験に従事。常陽新聞記者、広告代理店広告サイト管理を経て犬用具製造販売で起業。プライベートではペット地域サイト「てくてくつくば」を運営(今は活動停止中)。39歳、夫と犬2匹と暮らす。2017年第3回全国創業スクール選手権ベスト8。第1回とりでビジネスプランコンテスト最優秀賞。 ➡戸田さつき記者の過去記事はこちら 崎山勝功 元常陽新聞記者 18歳の頃に流通経済大学進学のため単身で茨城県龍ケ崎市に来て以来、20年以上に渡って同市在住。30歳で常陽新聞記者職に就いて以来、「市民の声、市民の目線」を大切に県南地域を中心に記事を書いてきた。 常陽新聞新社時代は連載企画「おれたち働きたいんだ ルポ・年越し派遣村」や布川事件再審をはじめ、選挙や市政などを担当。 常陽新聞(株)では「ご当地メシ決定戦2014」に出場した龍ケ崎コロッケの全国優勝や、土浦市の心臓病男児への心臓移植募金活動を取材したほか、警察、裁判所、スポーツなど幅広く担当。 【さきやま・かつのり】1976年岩手県宮古市生まれ。岩手県立宮古高校、流通経済大学卒業後、広告代理店社員、無料情報誌編集部員などを経て、2007年常陽新聞新社(当時)に契約社員として入社。08年報道部記者として正社員登用。13年常陽新聞株式会社の創立に参加し、17年3月まで編集制作局記者として活躍。現在は「週刊金曜日」「よみうりMOVEダイジェスト」などに寄稿。 ➡崎山勝功記者の過去記事はこちら 伊達康 中学軟式野球部出身で学生野球は大学まで経験。社会人軟式野球を引退後はプレーする側から見る側へ転身し、精力的に球場へ足を運んでいる。好きなカテゴリーは高校野球と中学野球。雑誌「野球太郎」や高校野球ドットコムなどに寄稿している。 ➡伊達康記者の過去記事はこちら 伊藤悦子 神戸市生まれ、東京育ち。麻布大学獣医学部環境畜産学科(現:動物応用科学科)卒。縁あって都内から茨城県土浦市に茶トラ猫と共に引っ越してきました。たくさんの人に出会い、そして「読んでよかった」と心に残る記事を書いていきたいと思っています。 音楽が大好きで土浦・つくば・守谷周辺と都内でバンド活動をしています。担当はキーボード。普段はペットのことを中心に執筆するライターです。俳人「水田悦子」としても活動中。食べることと飲むことと散歩が趣味。 ➡伊藤悦子記者の過去記事はこちら 鈴木萬里子 元常陽新聞記者 常陽新聞では主に文化面を担当していました。各ギャラリーでの展覧会や音楽会は私にとって趣味の範ちゅうである上に、重圧はあるものの取材する特典まで与えられた至福の時間でもありました。新聞が休刊した後に訪れたそれらの催事は、取材から解放されこそすれ物足りなさも感じていました。今回NEWSつくばの発足に加わり、私の興味ある分野を再び取材できる!と今は少々興奮気味でいます。 私は子どもの頃からの活字オタクで目の病気をするまで年間300冊は本を読んでいましたし、今でも活字を読まないと落ち着きません。なのに息子は活字を読んだのは受験の時だけ、二児の父親となった今でも本は読まず新聞購読もしていません。情報は全てネットから得ているようです。これが息子を含め今の若い人の平均的な姿なのだと思います。情報発信の媒体は紙からネットに変わるのも時代のすう勢なのだと感じています。ページをめくる楽しさは手軽に読める電子媒体に替わったけれど、情報を発信する側の熱意は変わりません。これからも熱く、でも冷静に取材し発信していきたいと思います。 ➡鈴木萬里子記者の過去記事はこちら 米内隆 元常陽新聞編集委員 元朝日新聞記者 全国紙、地方紙、地域紙で通算35年間、記者や編集者をしてきました。紙の世界しか知りませんが、媒体は違っても、記者としてニュースを掘り起こし、記事にして発信する作業自体は変わらないと思います。初めからうまくいくとは毛頭、考えていません。大事なのは、ニュースを発信したいと思う人たちがいて、実際に発信する環境を整え、発信していくこと。拙速であっても、まず始めていきたい、という他の記者たちと意を同じくしました。 岩手県盛岡市出身。これまで、岩手県北上市→青森県八戸市→福島県福島市→岩手県東磐井郡大東町→宮城県仙台市→岩手県一関市→茨城県水戸市→静岡県浜松市→秋田県能代市→東京都府中市→千葉県浦安市→富山県富山市→茨城県水戸市(2回目)→千葉県浦安市(2回目)→北海道札幌市→東京都江東区→茨城県つくば市で暮らしてきました。茨城県には深い愛着があります。八戸市では十勝沖地震(震度5)、仙台市では宮城県沖地震(同)を体験しました。 子どものころからの憧れだったバスを運転したい、という思いから最上級の大型自動車第二種運転免許を取得すべく、土浦自動車学校をこのほど卒業しました。 いつか運転の仕事をしたいとひそかに夢見る57歳です。(よない・たかし) ➡米内隆記者の過去記事はこちら 梅山鉄平 あちこちで新聞記者を続けて10年以上。かつて新人だった僕を温かく迎えてくれたのが茨城県。不思議な縁で再び携わることができ、うれしいです。普段は都内で仕事をしているので、取材は土日が中心。都民の目線から、魅力を再発見してもらえるような記事を書きたいなあと模索中。ふらっとアポなしで出没することが多いですが、温かく対応いただけるとうれしいです。読者の皆様の反応も踏まえながら、一緒に面白い地域メディアを作れたらなあと思っています。 大阪出身でユーモアを交えた会話が大好き。得意ジャンルは酒、旅行、温泉、自転車、野球、教育など。好奇心旺盛で世の中のあらゆる事象に興味があり、あれこれ考えるのが好きです。 山口和紀 筑波大学人間学群障害科学類4年。新潟生まれ、新潟育ち、筑波大入学からつくば市。介助者のアルバイトをしています。趣味はギターと洋裁(ボトムスにしか興味ないです)、読書(人類学、障害学、運動史分野が好きです)。 ➡山口和紀記者の過去記事はこちら <!-- 谷島英里子 スタッフライター 常陽新聞記者を経て、NEWSつくばスタッフライターとして活動中。インターネット放送Vチャンネルいばらき「NEWSつくばチャンネル」キャスター、ラヂオつくば「つくばYou've got 84.2(発信chu)!」NEWSつくばのコーナーを担当しています。土浦市にある神立商工振興会に所属し、常任理事として神立の活性化に務めています。 フリーでは、不動産会社の広報のほか、フリーペーパーや企業パンフレットでの人物紹介記事。また、飲食商品説明の文章作成などを行っています。好きなことは音楽、詞を書くこと、ハローキティグッズ集め。20代、茨城県出身。 ➡谷島英里子記者の過去記事はこちら -->

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つくば市の2大懸案 県が提示した解決策《吾妻カガミ》150

【コラム・坂本栄】つくば市の2つの問題に茨城県が解決案を示しています。市内の公立高不足問題では「県立高に頼らずに市立高をつくったら」と。県営洞峰公園問題では「県の改修案に反対なら公園を無償で譲る。市の考え方で維持管理したら」と。いずれも本コラムが提案したアイデアです。施策立案の参考になったのでしょうか? 市立高をつくるなら県も手伝う 公立高不足問題では、118「つくば学園都市は公立高過疎地」(2021年10月18日掲載)で、「…『市設・県営』はどうでしょう。ハード(校舎)は市が造り、ソフト(授業)は県が動かすという折衷案です。おカネの面では県立or市立よりも両者の負担が軽く、教育効果は県立と同じになります」と提案しました。 6町村が合併して生まれ、中央をTXが通る研究学園都市には、新興市特有の凸凹がいくつか生じています。県立高配置はその一つです。場所が周辺地域に偏り、TX沿線には、高レベルの県立高はあるものの、平均的な学生が通える県立高がありません。そこで、親たちは沿線地域に新しい県立高がほしいと県に求め、市も県に働きかけています。 ところが、県は少子化・人口減という全体の傾向を踏まえ、高校新設には消極的です。つくば市=人口増加市の学生は、▽周辺の人口減少市の高校に通ってもらう(広域圏での過不足調整)▽既存高の学級増で対応する(現施設内でのやりくり)―この2つが県の基本対処方針の柱です。 県に見えている景色(歴史ある旧市の人口減)とつくば市に現出している景色(新興市の人口増)が違う。これが県と市の対立の原因です。しかし、「県立高をつくるのは県の仕事」という市の主張に、上の2本柱だけでは説得力がないと思ったのか、県は「こちらも手伝うから市立高をつくったら」と言い出しました。本コラム案と考え方は同じです。

合言葉は「限界突破」 茨城アストロプラネッツ2023新体制

プロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグの茨城アストロプラネッツは5日、笠間市福田の球団事務所体育館で、2023シーズンの新体制発表イベントを行った。伊藤悠一新監督や新入団選手らが抱負などを語った。 「個性を高めてチーム力つける」 アストロプラネッツの今季スローガンは「限界突破」。伊藤監督は「個人個人が爆発的レベルアップを目指す。全員が次のステージを目指して個性を高めていけば、結果としてチームも強くなっていく」と話し、「他のチームとは目標設定が真逆。個人の育成が第一で、そのプロセスの中でチームを勝利に導く。これが決して矛盾ではないことを、地方から社会へ示していきたい」と解説した。 球団方針説明では、今季就任の河西智之副社長が登壇。独立リーグの「革命児」として、①グランドチャンピオンシップ優勝②NPBドラフト最多指名数③最多入場者数ーの3つの日本一を目標に掲げた。さらに、海外との連携強化としてタイプロジェクトの推進や台湾プロ野球との交流戦などを構想。2024年度からチーム数が拡大する見通しの日本プロ野球(NPB)2軍リーグ戦にも、参入を目指す意向を明かした。 目標は「甲斐キャノン」超え 日渡騰輝選手

国も地方も政治劣化が止まらない 《地方創生を考える》27

【コラム・中尾隆友】日銀の異次元緩和が始まってもうすぐ10年になる。異次元緩和の最大の問題は、いくら政府が借金を増やしても日銀が国債を引き受けてくれるので、放漫財政が常態化してしまうということだ。 政府債務は恐ろしく膨らんだ 実際に、一般会計の総額は10年連続で過去最高を更新し、近年は補正予算の規模が数十兆円に膨らむ事態となっている。 その結果、過去10年間で政府債務は恐ろしく膨張した。税収で返す必要がある普通国債の発行残高は、2023年度末に1068兆円になる見通しだ。政府債務はGDPの2.5倍超にまで拡大し、持続的な金利上昇に脆弱(ぜいじゃく)な財政になってしまったといえるだろう。 日本の成長率は大幅に低下した

筑波大学開学50周年イヤー 室伏広治さん開幕告げる

筑波大学(つくば市天王台、永田恭介学長)の開学50周年イヤーが4日、金メダリストの講演で幕を開けた。記念事業シンポジウム「芸術×体育で未来を拓く」が同日、つくば国際会議場(同市竹園)で開催され、これを皮きりに10月1日の記念式典まで各種イベントが展開される。 講演する室伏さん=同 シンポジウムで講演したのは、2004年アテネオリンピックのハンマー投げで金メダルの室伏広治さん(48)。日本記録保持者で日本選手権20連覇を遂げ、16年に引退、2年前からスポーツ庁長官に就任した。4日は「スポーツで未来を創る」のテーマで基調講演を行った。 室伏長官指揮下の同庁が昨年まとめた第3期スポーツ基本計画(2022-26年度)では、少子高齢化や地域間格差の広がりの中で、学校教育を中心にしたスポーツ振興からの脱却を意図した。性別や年齢、障害、経済事情などの違いによって、取り組みに差が生じない社会を実現し、機運を醸成するとしている。「健康増進の意味からも自治体や企業へ横展開していく地域の取り組みが重要になり、つくばでぜひ率先してほしい」とアピールした。 父親(重信さん)にはハンマー投げに進むこと、練習に励むことを一度も強制されたことがないと言い、それが充実した競技生活につながった。アスリートには幅広いスポーツ体験を積むこと、指導者には勝利至上主義からの転換を求めるなどした。 筑波大学は、国内初の官立高等教育機関として1872(明治5)年、創立された師範学校を礎としており、今年、創基151年となり開学50周年と合わせて記念事業を展開する。1872年は学制公布の年であることに触れた室伏さんは「当時、夏目漱石は日本の哲学は周囲にあるもの全て動かすべからず、心の修養を積んだ挙げ句の消極の極みに達する哲理と書いている。動的な西洋のスポーツ観とは違った見方があった」と紹介、未来を創るヒントがこの辺にありそうだと説いた。