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2024
お薬手帳を入れておくケース《くずかごの唄》144
2024年11月26日
【コラム・奥井登美子】私たち薬剤師は、薬を調剤したあと、その情報をお薬手帳に記入しなければならない。 「すみません、お薬手帳を出していただけますか、記入しますので…」 「お薬手帳あるはず、だけれど、どこへ入れたかしら…」 かばんの中に、いろいろな書類や印刷物が入っていて、大事な書類、コンビニでもらった領収書、どうでもいい書類の分類ができていない。探すのに時間がかかるご老人が多い。 保険証、診察券、お薬手帳、個人の医療にとって大事な書類。かばんの中に入れておいても、急に身体が痛くなったり、転んだり、交通事故にあったりしたとき、すぐに取り出せるように、個性的なケースに入れておくべきだと、私は考えている。 メーカーで作っている診察券などを入れるビニールケース、紙のケース、革のケース、いろいろあるが、皮革のケースは高価で立派。しかも重量があって、重たくて、お年寄りには向かない。布のケースを探してみたけれど、売っていない。 着物の端布を貼ってみた 仕方がないので、ビニールケースに布を貼り付けてみることにした。どんな布にしようかなあ。亡くなった姑(しゅうとめ)の着物の端布。姑は生きているとき、3人の子育て、薬局経営、自然保護運動で超忙しい私の健康を心配してくれていた。 「天国にいるおかあさん、私の健康を守ってくださいね…」 姑に祈りながら、端切れの布をお薬手帳ケースに貼り付けてみた。和服の布の色といい模様といい、その個性はかばんの中の他の資料と全然違うので、すぐ取り出せる。 石川県で大地震。関東地方も大震災から100年。関東地方で、いつ大震災が起こってもおかしくない。災害時に備えて、緊急避難のときも、心臓の薬、血圧の薬、胃の薬など、毎日飲まなければならない薬の情報は、命を守るために必要不可欠だ。 私たちはいま、緊急避難時に備えて、自分の医療情報をいつでも取り出せるようにしたいと思う。(随筆家、薬剤師)
特定外来生物セアカゴケグモ 今年に入り各地で10件目撃 つくば市
2024年11月25日
毒をもち、かまれると重症化することがあるセアカゴケグモが、今年に入りつくば市内の各地で目撃されている。市環境保全課によると、11月14日に同市島名、香取台吉祥公園で20匹以上が確認された。定着していたとみられる。今年7月から11月、昨年の5倍にあたる計10件の目撃情報がすでに市に寄せられている。10件についてはいずれも発見者や市がそれぞれ成虫や卵を駆除した。 セアカゴケグモは駆除が求められる特定外来生物に指定されている。環境省や同市のホームページによると、オーストラリア原産と考えられ、建築資材などに紛れ込んで船で運ばれ侵入し、貨物と一緒に各地に運ばれたとみられる。体は光沢のある黒色で、腹部の背面に赤い模様がある。メスが毒をもち、体長0.7~1センチほど。生息場所は日当たりのいい暖かい場所で、プランターの底やエアコン室外機の裏など地面のくぼみや隙間などに巣を作る。暑い時期に活動的になり6~10月ごろ繁殖する。攻撃性はないが、触るとかまれることがあり、痛みやかゆみのほか、脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの全身症状が現れ、重症化することもある。環境省や市は、かまれた時は速やかに医療機関に相談するよう注意喚起している。 同課によると、市内で初めて目撃されたのは昨年5月で、昨年は2件の目撃情報があった。今年に入ってからの10件の目撃場所は、並木3丁目と4丁目、みどりの東、森の里(疑い)、香取台、大久保、松代と広範囲に及び、個人宅や事業所、公園などという。市は注意を呼び掛けている。 目撃場所の個人情報を小中学校の保護者に漏えい つくば市は25日、セアカゴケグモが今年目撃された市内の5カ所に関し、小中学校3校が、目撃場所の住所の地番を、学校用配信アプリを使って保護者計1253人に配信してしまったと発表した。住所の地番から個人宅や事業所が特定でき、個人情報に当たる。 市によると9月19日、市環境保全課から市教育局学務課に、セアカゴケグモが目撃されていることから注意を喚起する情報が提供された。情報には、目撃された5カ所の住所の地番が記載されていた。学務課は、市内の幼稚園、小中学校、義務教育学校に市環境保全課からの注意喚起情報を通知。情報を受け取った各校のうち、9月20日に小学校1校が、同24日に中学校1校が、目撃された5カ所の住所の地番を含む情報を添付し、学校用配信アプリで保護者に配信した。 さらに11月14日、市環境保全課が市内の公園でセアカゴケグモが定着しているのを確認したことから、再度、学務課に5カ所の住所の地番が記載された同じ内容の注意喚起情報を提供。別の小学校1校が、5カ所の住所の地番が記載された情報を添付して学校用配信アプリで保護者に通知した。 同14日、自宅の住所の地番が記載された一人から、学校と市に対し、個人情報が掲載されている旨の問い合わせがあり、学校は同日夜、個人情報を削除して再度配信した。 学務課がさらに市内の幼稚園、小中学校、義務教育学校に個人情報の漏えいについて調査したところ、9月20日と24日にも2校で、目撃場所の個人情報を含む注意喚起情報の通知を配信してしまったことが分かったという。 市環境保全課は、住所の地番が漏えいした5人に対し25日までに電話で謝罪。さらに直接出向いて謝罪し今後の対応などを説明するとしている。再発防止策として市は、個人情報の取り扱いや外部への情報提供方法について見直すとしている。
常陸大宮市でオーガニック給食《邑から日本を見る》172
2024年11月25日
【コラム・先﨑千尋】「もっと広がれ オーガニック給食。農協も一緒に給食を変えよう」。オーガニック給食を全国に広めようと、11月8、9の両日、「第2回全国オーガニック給食フォーラム」が茨城県常陸大宮市で開かれ、全国から農協組合長や市町村長、担当者、有機農業生産者など800人(他にオンライン参加が400人、サテライト会場が50カ所)が参加した。主催したのは「同市オーガニック給食フォーラム実行委員会」。 フォーラムの初日は、最初に鈴木宣弘東大大学院特任教授と国際ジャーナリスト・堤未果さんの基調講演があった。 続いて、オーガニック給食を実現した東とくしま農協、行政と連携して有機農産物の生産に取り組む常陸農協の報告、常陸大宮市の給食調理現場、行政と農協の担当者、生産者による事例発表、「子どもたちを守り、地方を輝かせる環境時代の給食とは」と題するパネルディスカッションと、盛りだくさん。2日目は、有機野菜栽培圃場(ほじょう)の視察と有機農産物フェアの見学があった。 行政と農協がタイアップ 会場となった常陸大宮市が有機農産物を学校給食に取り入れるきっかけになったのは、2020年に現市長の鈴木定幸氏が、学校給食をすべてオーガニックにすることを公約に掲げ、当選したことによる。 常陸農協の秋山豊組合長も「高齢化が進む中山間地の農業を有機農業で活性化したい」と考えていたため、鈴木市長とタイアップして、同農協の子会社であるJAアグリサポートが学校給食用に有機野菜の栽培を始めた。最初は「有機は無理」という職員の抵抗があったという。 同市では昨年、「オーガニックビレッジ宣言」を行い、「有機農産物の生産から消費まで地域全体で取り組む。その柱が学校給食のオーガニック化」だとした。しかし、市単独では100%のオーガニック化は難しいので、近隣市町村とも連携し、全国的な産地リレーが必要になってくる、と鈴木市長は話している。 栽培地は、畑地総合整備事業により整備された三美(みよし)地区。初年度はジャガイモ、カボチャ、ニンジン、サツマイモなど計4トンが市内の小中学校15校の給食に提供され、昨年からはキャベツ、白菜、大根、カブ、タマネギも収穫している。有機面積は3.5ヘクタール。給食だけでなく、市内の道の駅「かわプラザ」などでも販売している。同地区では、農協の他に2つの企業がニンジン、ホウレンソウ、コマツナを有機で栽培している。 同市では、昨年からコメづくりも久慈川沿いの鷹巣地区で始めた。有機米を栽培する水田と慣行栽培の水田を区分けし、同地区では全国初の「有機農業を促進するための栽培管理に関する協定」が結ばれている。現在は3.9ヘクタール、学校給食用の50%程度しか賄えないが、27年には100%達成できる見通し。味噌や豆腐、醤油、パン、麺類などの加工品も有機化する考えだ。 農協と栄養士、調理現場、市役所の担当者が毎月会議を開き、数量や価格などを打ち合わせて、提供価格は市況の2割から5割増にしている。 有機農産物を家庭にも広げて 同市は、学校給食のコンセプトを「人の身体は食べ物で作られている。育ち盛りの子どもたちにとって食事は最も大切であり、安全でエネルギーあふれる食を子どもたちに提供することは大人の責任だ。子どもたちの健康を考えたとき、学校給食で安全・安心な有機農産物を食べることをきっかけに保護者の食育への意識を高め、家庭でも有機農産物を食事にとり入れる環境づくりが必要」だ、としている。(元瓜連町長)
eBookでも英語著作を刊行しました《文京町便り》34
2024年11月24日
【コラム・原田博夫】先月、学術出版社スプリンガー社から、編者の1人として英語著作を刊行しました。「Jaeyeol Yee, Hiroo Harada, and Masayuki Kanai, eds., Social Well-Being, Development, and Multiple Modernities in Asia, Springer Nature Singapore, October 2024」 です。 訳せば、ジョエル・イー(国立ソウル大学<社会学>教授)、原田博夫(専修大学名誉教授)、金井雅之(専修大学人間科学部教授)編著の『アジアにおける社会的安寧(ソーシャル・ウェルビーイング)、発展、多様な近代化』です。執筆者は6カ国(日本、韓国、モンゴル、台湾、インドネシア、フィリピン)29名に上ったため、全18章、総ページ数342に及びました。値段はハードカバー版が1万2154円、eBook(電子書籍)版は9723円です。 このテーマでの研究者ネットワークは、文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業に採択された専修大学の社会関係資本(ソーシャル・キャピタル)研究センター(2009~13年度)およびソーシャル・ウェルビーイング研究センター(2014~18年度)から始まりました(いずれも研究代表者は私)。 その後は、日本学術振興会の研究拠点形成事業(若手研究者ワークショップ)<2022~24年度、研究代表者は嶋根克己・専修大学人間科学部教授>などが引き継いでくれました。とりわけ、ソーシャル・ウェルビーイング研究センター(2014~18年度)当時、アジア7カ国での(ほぼ共通の)サーベイ調査を実施したことが、今回の刊行につながりました。 当時の研究コンソーシアムで、今回の執筆陣に諸般の事情で加われなかったのはバンコク・チュラロンコン大学とハノイ・ベトナム社会科学院の2チームですが、モンゴル研究所(IRIM)のメンバーは途中からの参加にもかかわらず、意欲的に貢献してくれました。この大所帯を取りまとめ進行管理してくれたのは、事務局長役の金井雅之さんです。彼の献身ぶりには頭が下がりました。 eBookの利便性と値引き率 ハードカバー版とeBook版を同時に刊行して気づいたのは、eBook版の値段の高さです。実は、Kindle版は定価(市場価格)の5割以下ではないかと、漠然と思っていました。それがこの場合は、2割引きなのです。改めてAmazonなどでチェックすると、eBook版が利用できる場合でも、多くは1割引き程度です。現状では、中古本より割高です。 eBook版のメリットは、現時点では書籍管理・スペースの節約、検索の利便性の2点ですが、既存出版社や書店の意向・利害関係もあり、紙媒体の相対的な優位性はまだ維持されているようです。しかし近い将来、eBookの利便性(紙媒体の学術書では不可欠だった「索引」を不要にするなど)と値引き率はさらに高まる気がします。(専修大学名誉教授) <参考>アマゾン掲載場所はこちら
台湾提灯加わりバージョンアップ 水郷桜イルミネーション点灯 土浦
2024年11月23日
土浦の冬の風物詩、水郷桜イルミネーション(同推進委員会主催)が23日、霞ケ浦湖畔の同市大岩田、霞ケ浦総合公園オランダ型風車前広場で始まった。青、赤、ピンク、緑、黄色などのLED約21万7000球が点灯し、土浦の花火、桜、霞ケ浦、ハス田などがイルミネーションで浮かび上がった。 高さ25メートル、直径20メートルの巨大な風車の羽根が冬の夜空に回転する「風車イルミネーション」や、土浦の花火を表現した「花火イルミネーション」が点灯した。今年は台湾の台南市と友好交流協定を締結したことを記念して、新たに色鮮やかな「台湾提灯」が加わった。来年1月13日まで点灯する。 点灯式では同推進委員会共同代表の広瀬英敏さんが「水郷桜イルミネーションは約210社という企業の協賛のおかげで開催できていることに感謝したい。寒い中にもたくさんの人に集まってもらい大変喜んでいる」などと話した。安藤真理子市長は「今年は台南市との友好交流協定を記念しての台湾提灯が加わり、よりバージョンアップした催しになった」などとあいさつした。 霞ケ浦高校チアダンス部のパフォーマンスや土浦第二小学校合唱団のコーラス、日本総合伝統芸能集団「喜楽座」の演奏などが披露された。 点灯式にはたくさんの市民らが訪れ、点灯の瞬間を待った。午後5時20分、10、9,8、7…とカウントダウンの合図で点灯すると、会場から大きな歓声が上がり、湖上から花火も打ちあがった。市民らは光のトンネルに入ったり、写真を撮ったりして華やかなイルミネーションを楽しんでいた。 夫婦で訪れた市内の40代の鈴木孝宗さんは「毎年楽しみに来ている。今年は花火が見られなかったので、本日(点灯の瞬間を)見られてうれしい。今後もずっと続けてほしい」と語った。(榎田智司) ◆水郷桜イルミネーションは、土浦市大岩田145、霞ケ浦総合公園オランダ型風車広場で来年1月13日(月)までの午後5~9時に点灯する。入場無料。期間中のイベントとして▷台湾フェスティバルが12月7日(土)と8日(日)の午後4時~9時まで開かれ、台湾フード販売、台湾雑貨販売、トークショー、サックス演奏、抽選会などが催される▷ほしぞらマルシェは12月14日(土)、15日(日)、21日(土)、22日(日)の午後4時~9時まで催され、キッチンカーや市内飲食店の出店、野菜販売、雑貨販売などが行われる。問い合わせは電話029-823-4811(土浦市産業文化事業団) https://youtu.be/Pz85d5occsI
新同居人とレコード鑑賞《続・平熱日記》170
2024年11月23日
【コラム・斉藤裕之】さて話は前回の続き。2階の部屋を片付けていたら、何とも不思議なことに数枚の中古LPレコードが出てきた。誰のものかわからない。値札は全て100円。それほど詳しくない私には、ただ1枚、エルトン・ジョンのものだけがわかった。 10月吉日、この部屋に住むことになった新住人がやって来た。事情はいずれ話すとして、私のパートナーなどではない。しかるにこの新同居人、正確には同居人達の部屋には何とレコードプレイヤーがあるではないか。片づけが一段落したところで、早速この謎のレコードを聴いてみようということになった。 ジャンルはバラバラ。カントリーありロックあり。さて次はどんな曲が始まるやら。共通して言えるのは、大方80年代のものだということだ。それなりのグループであるらしい。こういうとき、ネットは有り難い。検索すると全部ちゃんと出てくる。数枚は結構いい値段がついていることもわかった。しかし、誰がいつ? なぞのレコード。 ちょっと残念だったのは、片方のスピーカーから音が出ないこと。スピーカーのせいではなさそうだし、どこか断線しているというのも考えにくい。すると新同居人の1人が「ハリかも?」と。レコード針のせいでステレオにならないことがあるというのだ。 翌日、近くの中古ハード機器専門店でレコード針を買ってきた新同居人が針を交換。すると、両方のスピーカーから音が! ついでに買ってきたという数枚のレコードも、ターンテーブルへ。秋の夜は立体感のあるアナログな音に包まれた。 心躍るクリスマスソング およそ40年前。「レコードはなくなってCDというものになるらし~で」と、当時映像関係の専門学校に通っていた弟が放った言葉。そんな馬鹿な!と思ったが、それから間もなくしてレコードは姿を消した。 今やCDも見かけなくなり、ネット配信という時代。最近履歴書というものを書いたことがないのだが、恐らく「趣味、特技」なんていう項目はないんだろうな。とりあえず、差し障りない「読書」や「レコード鑑賞」なんていうのが定番だったような。私は読書もしないし、レコードなんて買うお金もなかったので、どちらも書いたことはないけど。 当時のレコードは子供の小遣いじゃ買えない値段だったけれど、今はプレミアがついているものを除けば中古は安い。今こそ「趣味、レコード鑑賞」か。 翌日、新同居人のひとりが年末に向けてクリスマスソングのレコードが欲しいというので、近くの中古レコード店へ。何とか1枚を見つけて帰宅。夜のとばりとともに針を落とす。60を過ぎて初めて聞くバイナルレコードのクリスマスソングに、不覚にも心躍る私であった。後日、レコードは長女が学生時代に殺風景な部屋の飾りにとジャケ買いしたものとわかった。(画家)
給食のパンに異物混入 つくば市並木小
2024年11月22日
つくば市は22日、市立並木小学校で同日出された学校給食のパンに異物が混入していたと発表した。 市教育局健康教育課によると、同日午後0時10分ごろ、児童が給食のロールパンを配膳中、ビニール袋に入ったパンの表面にアルミホイルのような長さ1.5ミリくらいの細長いものが付着しているのを見つけた。パンはニンジンを練り込んだ国産小麦の「ユメシホウニンジンパン」で、1人1個出された。異物は児童の口には入っていないという。 県外のパン製造業者が調理し、学校に直接搬入された。同じパンはこの日、市内の幼稚園2園と小学校4校、中学校1校、義務教育学校1校の8校に計4461食分が提供された。 異物混入を受け同課は、同じパンの提供を受けた8校の園児や児童生徒にパンを食べるのを中止するよう連絡したが、すでに食べてしまった園児や児童生徒もいたという。22日現時点で健康被害の報告はない。 混入の原因について現在、給食センター所長がパン製造業者に対し、混入の経路を解明するよう指示し調査を実施している。混入経路や原因などは現時点で不明としている。
土浦の旧紫山塾主屋 登録文化財に 昭和の国家主義者、本間憲一郎の私塾
2024年11月22日
国の文化審議会(島谷弘幸会長)は22日、土浦市真鍋5丁目、旧紫山塾主屋(しざんじゅくおもや)を国登録有形文化財に登録するよう文科相に答申した。紫山塾は昭和の国家主義者、本間憲一郎(1889-1959)年により1928(昭和3)年に建てられた私塾で、忠君愛国精神を高揚する青年運動を指導し、全国の翼賛会運動の端緒となった。戦後は解散を命じられたが、土浦一高の生徒など近隣の青年が集う場所として親しまれた。 同審議会が22日答申した登録有形文化財129件のうちの一つ。地域の歴史を伝える貴重な建造物であるとして、登録文化財の基準の一つである「国土の歴史的景観に寄与している」として登録される。登録は官報への告示後、来年3月ごろの予定。 「土浦市史」(土浦市史編さん委員会編)によると本間は、水戸藩の藩医の出で、中国語を学び、第1次世界大戦では陸軍の通訳として中国で従軍した。帰国後、右翼の巨頭、頭山満の秘書となった。1928(昭和3)年再び中国に従軍。帰国し土浦市真鍋に紫山塾を開設し、「勤皇まことむすび運動」を提唱して忠君愛国主義を鼓舞した。霞ケ浦航空隊の青年将校たちもしばしば紫山塾を訪れた。1932(昭和7)年、青年将校らが首相官邸、立憲政友会本部、警視庁などを次々に襲撃し、犬養毅首相を暗殺した五・一五事件で本間は、ピストルと実弾を調達するなどした。1936(昭和11)年、陸軍青年将校らが軍部政権樹立を目指して蜂起し永田町や霞ケ関など一帯を選挙した二・二六事件には関わっていないが、首謀者の一人、安藤輝三陸軍大尉はしばしば紫山塾を訪ねた。 戦後、紫山塾は解散を命じられたが、本間は1951(昭和26)年、新生日本同盟を結成し右翼運動を指導した。 紫山塾主屋は木造2階建て、屋根は寄棟造銅板瓦棒ぶき、正面玄関の構えは入母屋の破風を見せる。3畳間の階段脇に一枚板度、南側の縁側に桁(けた)丸太、2階に一枚板の欄間があるなど趣向を凝らした近代和風住宅で、現在も子孫が住宅として使用している。
営業許可受けず宿泊者以外も大浴場利用 筑波ふれあいの里 保健所が改善指導
2024年11月22日
2003年度から20年以上 つくば市は22日、筑波山麓にある市営の体験交流施設「筑波ふれあいの里」農林漁業体験実習館(同市臼井)にある大浴場について、公衆浴場法に基づく営業許可を取得しないまま2003年4月から20年以上にわたり、宿泊者以外にも大浴場を利用させていたと発表した。つくば保健所の改善指導を受け、15日、宿泊者以外の利用を中止した。 同施設によると11月7日、つくば保健所による年1回程度の法定立ち入り調査を受けた。その後、保健所職員が宿泊者以外にも大浴場を利用させていることに気付き、15日、同保健所から環境衛生改善指導を受けた。 ふれあいの里は旅館業法に基づく旅館営業施設として営業許可を取得しているため、大浴場は宿泊者のみが利用できる。宿泊者以外が大浴場を利用する場合は、公衆浴場法に基づく営業許可の取得が必要だったが、市職員らの認識不足により、公衆浴場法に基づく営業許可を受けていなかった。 同施設には宿泊施設のほか、バーベキュー施設やキャンプ場がある。同市では2003年4月に筑波ふれあいの里条例を改正し、宿泊者以外のバーベキュー施設やキャンプ場など有料施設利用者を対象に、1人1回300円で大浴場を利用できるようにしていたという。 同施設は2023年度は年間約9946人の利用があり、そのうち4673人が宿泊施設を利用。昨年度、宿泊者以外で大浴場を利用したのは、年間10人程度だったという。 ふれあいの里では現在、キャンプ場を改修するなど施設の充実を図っている。今後はキャンプ場やバーベキュー施設の利用者らが大浴場を利用できるよう、公衆浴場法の営業許可の取得に向けて、保健所と調整を進めたいとしてる。
街の文化とは何か《遊民通信》101
2024年11月22日
【コラム・田口哲郎】 前略 前回(11月9日掲載)は街の文化について書きました。文化とは言っても、人それぞれ考え方が違うので、定義はさまざまでしょう。同じ一人の人間でもその時々、気分によって文化の捉え方は異なると思います。 文化を二つに分類すると、いろいろなモードがわかりやすくなるかも知れません。いわゆるハイ・カルチャーとサブ・カルチャーです。ハイ・カルチャーはハイをとって単にカルチャー、サブ・カルチャーはサブカルなどと呼ばれますね。 たとえば、近所にホールがあってクラシックのコンサートを鑑賞する、美術館で絵画を見る、劇場で歌舞伎を見る、寄席で落語を聞くといったことはカルチャーでしょう。短歌や俳句の会、お茶席もカルチャーですね。 一方、サブカルは幅広いです。あらゆることがサブがつけば、カルチャーになる。趣味も多様性の時代で皆さんさまざまな活動をされています。ハイが上位でサブが副的な意味ではなく、古くからあるか、新しいかとか、すでに定着しているか、これから普及するのかとか、区別はあまり重要ではないと思います。 「ふるさと」を思わせるなつかしさ 街の文化を考えるときに私が挙げたいのは、喫茶店と古本屋です。これはサブカルですね。そもそも街歩きがサブカル的だと思います。 とある地方都市に住んでいる大学の先生が感動していた、狭い路地に並ぶ飲食店、とくにバーや喫茶店。そして、神田神保町などにある古書店は文化の香りに満ちています。郊外の街にあるチェーンのカフェや古書店も、安定したサービスを提供してくれる点では街になくてはならないものだと思います。 でも、古い家並みになじんだ喫茶店や古書店にはなんともいえない雰囲気があり、不思議です。機能性を追い求める現代社会で、何かを守り続ける意志を感じるからでしょうか。時流から置いていかれたような場所に、われわれは安心を感じるのかも知れません。 それは「ふるさと」と呼べるものなのだと思います。たとえ初めて見るお店であっても、そこに時の流れに消されない何かを見とめたら、自分の心に響く懐かしさといとおしさが込み上げてくるでしょう。そんな文化的な場所が住んでいる街にあれば、生活が豊かになりますね。ごきげんよう。 草々 (散歩好きの文明批評家)
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