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2019
【シルバー団地の挑戦】13 住民の願い届かず つくバス改編
2019年3月5日
【橋立多美】「つくバスの団地内乗り入れがみんなの一番の関心事。高齢者が荷物を下げて、団地入り口の停留所から家まで歩くのは辛い」―。つくば市のコミュニティバス「つくバス」の4月改編に伴い、2月25日、茎崎地区の森の里自治会公会堂で行われた市民説明会での住民の発言だ。 「団地入り口の停留所まで遠くて利用する人はわずか。団地内に乗り入れるのに2、3分しかかからない。利用者が増えれば運賃収入が増えて市の経費は抑えられる」などの発言が相次ぎ、発言のたび、集まった約120人の住民から拍手がわき起こった。 森の里自治会は、団地入り口にしか停留所がないつくバスを、団地内に乗り入れてほしいと市に申し入れてきたが思いは届かなかった。 森の里住民が利用できるつくバスの路線は、同地区の茎崎老人福祉センターから牛久学園通りを走行してつくばセンターに至る「南部シャトル」。ルート上に「森の里団地入口」のバス停(図参照)がある。同団地は市内で最大規模の住宅団地で面積は25ヘクタールに及ぶ。中心部からバス停まで約400メートル。成人男性でも歩いて5分ほどかかる距離だ。場所によっては1キロほど離れている住宅もある。高齢者には過大な労力がかかり、買い物や通院に不便を強いている。 同団地内には5カ所の停留所があり、牛久駅に至る民間の路線バスが運行されている。しかしつくばセンター方面へ向かうつくバスのバス停は団地内にない。自治会は、つくバス改編に向けた地区別懇談会や説明会などで団地内への乗り入れを要望してきた。 この日、改編について説明した市総合交通政策課の職員は「乗り入れはわずか数分と言われるが他にも『団地入口』の停留所があり、同じように求められたら便数を確保できない」と答えた。 「諦めるが、運賃補てんはありがたい」 茎崎地区の公共交通改編の柱は三つある。一つ目のつくバス「南部シャトル」は、ルート変更はないが、牛久市域の「田宮町」やララガーデン(小野崎)近くの「小池」など7カ所にバス停が増設される。さらに混雑時間帯を考慮してダイヤが見直され、現行では概ね30分毎の64便運行が30~40分に1本になって56便に減る。 高齢化が進む茎崎地区はもともと牛久に生活圏を持つ人が多い。主に日中時間帯に高齢者の牛久駅方面への交通需要に対応するため、既存の4つの路線バスの運賃を、料金が安いつくバスと同等にし減収分を市が補てんする「路線バス運賃補填実証実験事業」と、牛久方面へのバス路線のない地域に31人乗り小型バスを運行する「新規路線バス実証事業」の二つが新たに始まる。 いずれの事業も4月1日から3年間実施されることから、説明に時間が割かれた。「運賃補てん」は市の補てん額を正確に把握するためICカード乗車券を利用することが条件で、カードの入手やチャージ方法の説明に熱心に耳を傾ける人が多く見られた。 森の里自治会の倉本茂樹会長は「つくバス乗り入れは諦めるしかないが、路線バス運賃補てんは高齢者に限らず誰もが利用できる制度でありがたい。団地乗り入れへの関心が高く123人が説明会に来てくれたが自治会会員の1割に過ぎない。再編に関わる情報は今月号の自治会広報で周知したい」と話した。 茎崎地区の補てん事業の当初1年間の予算は772万8000円。新規路線バス事業も含めると新年度3389万4000円を計上する。 ➡つくバス改編の関連記事は2018年5月11日付、同16日付、19年1月18日付
取手がつくば中央にコールド勝利 中学野球シニア春季東関東大会3回戦
2019年3月3日
【伊達康】全国選抜大会を目指す中学野球のリトルシニア東関東支部春季大会3回戦が3日、取手市野々井の取手リトルシニアグラウンドで行われた。昨年の同秋季大会で優勝し第1シードの取手リトルシニア(本拠地・取手市)が、9―0の5回コールドでつくば中央リトルシニア(つくば市)に快勝した。 取手は1回裏に1番・秋葉皓介のセンターオーバーと犠牲フライで先制すると、3回裏には4番・富岡大阿の2点タイムリーヒットなど集中打で一挙に4点を奪った。さらに4回裏にはスクイズと7番・海老沼来飛の左中間タイムリースリーベースで3点を追加して試合を決めた。投げては左腕の塚越伊織、右腕の糠谷翔大、成井颯の三投手の継投で相手打線を封じた。 つくば中央は3回表に先頭の塚本陸斗が左中間ツーベースを放ってチャンスをつくったが、後続が連続三振に倒れて反撃できなかった。 取手の石崎学監督は「大会初先発の塚越伊織がほぼ完璧の内容だったことと、大会初出場の斉賀壱成が落ち着いてプレーできたことが今日の収穫」と選手をたたえながらも「ワンヒットでホームを狙うべき場面で2度とも消極的になったり、変化球を狙い打つケースでストレートを待つ打者がいたのは早急に修正したい」と課題を挙げた。 さらに「秋春連覇にはこだわっていない。チームの仕上がり状態は例年とは程遠い。けがで戦列を離れている選手がおり2月は天候の影響でオープン戦が消化できず実戦経験が不足している。春の期間は投手と野手の両方で一人でも多くの選手の出場機会を増やすことを意識している。特に打撃を強化していきたい」と選手の起用方針を語った。 勝利した取手は16日に行われる4回戦に、敗れたつくば中央は21日から行われる敗者復活戦にそれぞれ臨む。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 つくば中央 0 0 0 0 0 0 取手 1 1 4 3 × 9 ➡伊達康記者の過去記事はこちら
ひな祭り 十二単が市民魅了 土浦
2019年3月3日
【谷島英里子】ひな祭りの3日、土浦市大和町の市民ギャラリーで、平安貴族の装束が再現された。女性の十二単(ひとえ)、男性の束帯(そくたい)が披露され、訪れた市民約50人がみやびの美しさに魅了されていた。 着装では、着付けの高い技術をもつ衣紋者が2人がかりで、和装の下着の一つ、襦袢(じゅばん)から着物を重ねていく技術を実演した。解説をした東京大学大学院非常勤講師の杉山恵美さんは「十二単は16キロある。衣を1枚着るごとに、前に留めたひもを抜くので、ひも1本で着せている」「束帯の男性が手に持つ笏(しゃく)は備忘録用のメモ書きとして使われた」などと説明した。着付けは約30分ほどで完了し、市民らは華麗な姿に何度もシャッターを切っていた。 この企画は同市桜町、美容室「すがた」会長の木村恵子さん(74)が和の伝統文化を継承したいという思いから「土浦の雛まつり」の協賛企画として毎年開催している。 モデルを務めたいずれも大学生の栗木みどりさん(21)は「想像以上に重かったが、ひな祭り当日に女性の憧れである十二単が着られてとてもうれしかった」。光本泰知さんは(22)は「近くでみると衣の模様がきれいで驚いた。束帯に触れて歴史を感じました」と話していた。 ➡今年の「土浦の雛まつり」の記事はこちら
日本初 クルーザーでグランピング体験を 霞ケ浦
2019年3月1日
【鈴木宏子】霞ケ浦に開けた土浦港のラクスマリーナ(土浦市川口、社長・五頭英明副市長)に1日、クルーザーでぜいたくな宿泊体験ができる日本初の「グランピングボート」がお目見えした。4月から宿泊できる。 桟橋に係留された大型モーターボートに宿泊したり、船上パーティーを開いたりできる。航行しない状態のためボートやヨットの所有者でなくても、船舶操縦免許がなくても利用可能だ。 グランピングはグラマラス(魅惑的な)とキャンピングを掛け合わせた造語で、テントを張ったりしないで済む快適空間でのキャンプスタイル。秋元昭臣専務は「波の音を聞きながら、夜には湖面を流れる月の光やきらめく土浦の街を楽しみ、翌朝は日の出と静かに羽を休める水鳥を見るなど、非日常的な空間を楽しんでいただければ」と話し、「水辺に来て霞ケ浦を知ってもらうきっかけになれば」と来場を呼び掛ける。 同マリーナは2016年にキャンプ場やバーベキュー施設を開設。利用者から「雨の日や風が強い日に宿泊できるところがほしい」と要望があった。同マリーナには、ベッドやシャワー、調理器、冷蔵庫などが装備されているボートやヨットがあることから、宿泊施設として活用する。 5~6人が宿泊できる全長約8.8メートルの大型艇1隻(面積17平方メートル)と、4~5人用の全長約8.2メートルの2隻(面積各16平方メートル)の計3隻が利用できる。将来はヨットでも宿泊できるようにする。 食事は、料理を持ち込んだり、キャンプ場でバーベキューをしたり、ビザなどの宅配を注文したりできる。食材を持ち込んで簡単な調理をすることもできる。クラブハウスのシャワーや風呂も利用できる。 1日は開所式が催され、関係者にグランピングボートがお披露目された。日本海洋レジャー安全・振興協会関東事務所の杉山裕子さんは「キャンピングを水上に持ち込んでの企画は、国内で未開発なので期待している」と語っていた。 ほかに1棟3人が宿泊できる移動可能なトレーラーハウス(面積10平方メートル)も新たにお披露目された。 ◆利用料金(税別)は▽グランピングボート1隻1泊1万5000円(7~9月は2万円)=飲食や寝具などの持ち込みが必要=▽夕食(バーベキュー)と寝具付きの場合、5~6人用ボートが1人8000円(7~9月は1万円)、4~5人用が同6000円(同8000円)▽トレーラーハウス(3人用)は1棟1泊8000円(7~9月は1万円)、夕食と寝具付は1人6500円。申し込み・問い合わせは電話029-822-2437(ラクスマリーナ)
体操の宮地秀享選手(筑波大) 市長にW杯優勝を報告 東京五輪へ自信
2019年2月28日
【鈴木宏子】体操の種目別ワールドカップ(W杯)メルボルン大会(2月21~24日開催)男子鉄棒で優勝した宮地秀享(みやち・ひでたか)選手(24)=筑波大大学院=が28日、つくば市役所を訪れ、五十嵐立青市長に優勝を報告した。同大会は2020東京五輪の日本代表選考競技会の一つ。五輪出場に向け、大きなはずみをつけた。 宮地選手は「ぎりぎりの戦いだったので結果が出てうれしかった。去年も優勝し相性がいい大会。しっかり自分の演技ができた」と大会を振り返った。「去年の春は勝てるか分からなかったが、7月(の全日本体操種目別選手権男子鉄棒で)優勝し自信になった。今回は自信を持って(東京五輪出場決定まで)50%ぐらいまできたと思う」と話した。 3月はバクー大会(アゼルバイジャン)、ドーハ大会(カタール)と続くW杯に出場し優勝を目指す。「連戦なのでけががないようにしたい。五輪が夢ではなく目の前にきた。死に物狂いで練習、試合をこなし、夢をかなえられるようがんばりたい」と決意を述べた。 五十嵐市長は「すばらしい結果。この勢いを次の大会でも維持し一気に五輪出場を決めてもらいたい。市としても全力で応援したい」とエールを送った。 宮地選手は愛知県出身。茗渓クラブ所属。17年10月の世界選手権・種目別鉄棒で世界最高難度の技、伸身コバチ2回ひねりを初めて決め、技名が「ミヤチ」と付けられた。
夢工房オーナーの塚田幸子さん 8カ月ぶりギャラリー再開 古城の村の写真展
2019年2月27日
【鈴木宏子】つくば市豊里の杜、カフェ&ギャラリー「夢工房」のオーナー、塚田幸子さん(72)が、ポルトガルを旅して撮影した写真展を27日から開いている。昨年7月以降閉めていたギャラリーを8カ月ぶりに再開、「これから皆で楽しめる場所にしたい」と、自身が撮影した楽しい写真を展示したという。 「塚田幸子写真展-ジャカランタの花咲く頃~ポルトガル」で、2017年5月、塚田さんがスペインとの国境に近いポルトガルの小さな村マルヴァオンを、日本の桜の季節を重ねながら旅した思い出の写真だ。 白い壁の家が連なる絵画のような街並み、9世紀に建てられた古城で互いに見つめ合う恋人たち、ヨーロッパ系、アフリカ系、アジア系などさまざまな人たちが交わる通り、歩道でゆっくり寝そべる犬など、半切サイズ(35×43センチ)の写真34点が展示されている。 塚田さんは桜川市在住。子育てが一段落した20年ほど前、写真を習い始めた。現在「日本リアリズム写真集団」(英伸三代表)に所属し、2011年と15年にはバングラディシュを旅した写真展を東京とつくばで開いた。夢工房は2015年にオープンした。 ポルトガルへは、写真家仲間で現在、東日本大震災後の福島に通い写真を撮り続けている菊池和子さんの案内で旅したという。 来場した桜川市の女性は「構図が絵のようですごい」と話していた。塚田さんは「マルヴァオンの街中を歩きながら撮ったスナップ写真。街の匂いを伝えられたら」と語る。 会場には笠間市在住の陶人形作家、永島君江さんの陶器のひな人形など約40点も展示されている。 ◆同展は3月8日(金)まで。開館時間は午前10時30分~午後4時30分。3日(日)午後2時からは筑西市のアンサンブルグループ、ティタイムによる演奏会が開かれる。4日(月)は休館。最終日は午後2時まで。問い合わせは電話090-4676-9623(夢工房)。
伝説の音職人・行方洋一さん 日本ポップス録音史つづる
2019年2月26日
【田中めぐみ】土浦市在住の行方洋一さんが書いた「音職人・行方洋一の仕事 伝説のエンジニアが語る日本ポップス録音史」(DU BOOKS、税別2200円)。昨年8月に出版され、話題を呼んでいる。名盤といわれるレコードの制作秘話が満載の自伝的な一冊だ。日本のポップス史を、録音技術の進化の過程やエンジニアの労働環境という観点からもうかがい知ることができる。 行方さんは1943年生まれ。元の東芝音楽工業(後の東芝EMI)のレコーディング・エンジニアでオーディオ評論家。坂本九「見上げてごらん夜の星を」や弘田三枝子「私のベイビー」、欧陽菲菲「雨の御堂筋」、ザ・ドリフターズ「ドリフのズンドコ節」など、数多くの有名ミュージシャンたちの楽曲録音から、テレビアニメ「サザエさん」の主題歌、蒸気機関車の音などの野外録音まで、様々な作品を手掛けてきた。川口真や筒美京平ら、よく知られた作編曲家からの信頼も集め、「伝説のエンジニア」と称されている。 本の中には、秘密主義で閉鎖的だったレコード会社の気風を壊し、エンジニア同士のコミュニケーションを活発にするため、他社の同業者たちと「音屋会」(現在の「日本レコーディングエンジニア協会」)を発足した経緯も書かれている。当時エンジニアの名前はレコードに記載されていなかった。エンジニアの地位向上を目指し、行方さんら「音屋会」が名前の記載を求めて働きかけた結果、名前が記載されるようになった。 記録媒体がレコードからCDに移り変わるなか、録音の仕方も変化したという行方さん。レコード録音の場合は音が圧縮されるため自然と丸みのある柔らかい音になるが、CDだと音圧レベルを下げる調整が必要だと話す。 「死ぬまで現役エンジニアでいたい」という言葉通り、現在でも毎日何かを作っている。野外録音にも取り組む。対象は、鳥の声や陸上自衛隊の実弾射撃の音、台湾を走る日本製の古い蒸気機関車の音、飛行機の離着陸の音など幅広い。霞ケ浦に船で乗り出し、土浦全国花火競技大会の花火の音を取ったこともある。 「次の世代に引き継ぎたい」 後進の育成にも心を寄せる。都内で活躍するエンジニアの「弟子」が15人ほどおり、今でも月1回は集まりを開いて話をしたり、相談に乗ったりするという。また台湾にも4人の後継者が育ち活躍している。「音楽業界も昔より厳しくなった。1万枚か100万枚か、どのくらい売れるか予測ができないので、結局制作費を削られてしまう」と話す行方さん。音楽業界でエンジニアとして働く夢を持つ人に向け、「よい音楽に興味を持ってたくさん聞くことが大切。やりたいと思ったら年齢は関係なく、手を動かして作ってみるといい」とエールを送る。 録音技術を次の世代にも引き継ぎたいと、地域でも講演会やセミナー活動を行っており、3月23日にコーヒー& ジャズ「ノーチラスカフェ」(阿見町・土浦三高下)で開催の「『音屋』セミナー2 音職人・行方洋一の世界」に登場する。1月に開催したセミナーの2回目で、初心者から上級者まで楽しめる内容を予定している。 ◆『音屋』セミナー2 音職人・行方洋一の世界 3月23日(土)午後7時から、阿見町阿見79コーヒー & ジャズ「ノーチラスカフェ」。参加費2000円(ソフトドリンク付き、税込み)。予約・問い合わせは同店(電話029-887-0375)。
【シルバー団地の挑戦】12 若い世代の参加が鍵 自治会存続に向け住民アンケート
2019年2月25日
【橋立多美】超高齢化社会の今、高度成長期に建てられた住宅団地や大型の分譲マンションの住民が一斉に老い、自治会が岐路に立たされている。高齢化による活力の低下や加入者の減少、活動をけん引する役員の担い手と後継者不足などで継続が難しくなり、解散した自治会もある。また独り暮らし高齢者が増えたことで安否確認や空き家問題など、自治会は新たな課題に応じた活動に迫られている。 入居開始から40年、つくば市茎崎地区の森の里自治会は住民の2人に1人が高齢者という深刻な高齢化に直面している。昨年6月には「高齢化に伴う自治会運営等に関する検討委員会」を設置して打開策を探ることにした。委員は11人で構成され、佐藤文信さん(68)が委員長に就いた。 検討課題の解決には住民のニーズを知ることからと11月に会員全世帯(1067世帯)を対象にアンケート調査を実施した。調査は選択方式で回答する13の設問のほか、自由に意見を記載する欄を設けた。463世帯(43・4%)から回答を得て集計と分析を行い、年頭に「答申及び意見書」を自治会に提出。このほど同文書が住民に公表された。 文書は自治会運営の維持について、冒頭で街区委員(町内会では班長に相当)対策を揚げている。輪番制の街区委員が各部会に属する一方で、担当街区の会費や寄付金集めなどの役割まで担っているが、高齢で負担が増していることから軽減を提案。軽減されれば脱会の防止策にもなると記述する。同じように役員も役割の見直しと人員の削減を求めている。その他、体力を必要とする夏まつりの準備作業に外部組織を活用する案や、自治会活動を側面から支える自主的な住民組織「コミュニティー委員会」の検討などが盛り込まれた。 世代間を切れ目なくつなぐ活動を 委員たちの意見を集約した最終章の「課題の解決に向けて」では、高齢化対策の特効薬はないとしつつ、子育て中の若い世代を呼び込むことが自治会活性化の鍵を握ると述べる。時間はかかるが、空き家のリノベーションや空き地を利活用して子育て環境を整えることで、若い世代の入居を促そうとするものだ。 さらに「高齢者向けのイベントや事業が多い。子育て世代にも目を向けて」の意見が多く寄せられたこともあり、生活に密着した防災訓練など家族で参加できるイベントや活動の実行を提言。世代間を切れ目なくつなぐことで、住民間の交流と自治会本来の助け合いが生まれるとした上で、「高齢化対策はこの辺りからスタートしてはどうか」と結ばれている。 森の里自治会は3月24日に定期総会を開く。次年度自治会長に立候補して無投票当選が決まった現自治会長の倉本茂樹さん(76)は「2019年度の活動及び予算は、答申の中から実行に移せるものを(優先したい)と考えている。総会で会員の皆さんの理解を得たい」と話す。 調査をまとめた佐藤文信さんの話 意見書で触れたが、自治会の存続には若い世代との融合が欠かせないと思う。そのための仕掛けが重要で、ITを使いこなす若手に自治会の情報発信を任せるなど、時代に即した活動を展開することで人材の幅も広がる。また、多様化する住民の要望に応えるには女性たちの行動力がモノをいう。だが回答者が世帯主に偏り、潜在している女性たちの意見を拾い上げることができなかった。手だてを考えるべきだった。 ➡【シルバー団地の挑戦】の過去記事はこちら
自転車でオフロードを疾走 茨城シクロクロス第4戦土浦ステージ
2019年2月24日
【崎山勝功】荒地や障壁などが設けられたコースをオフロード競技用自転車で走る「シクロクロス」=メモ参照=の大会が24日、土浦市佐野子の市民運動広場で開かれた。茨城シクロクロスつくば事務局などが主催する「2018―19茨城シクロクロス第4戦土浦ステージ」で、県内外から336人が参加、熱戦を繰り広げた。 大会では、参加者らが競技種目別ごとに分かれてオフロード用の自転車に乗り周回レースを実施。それぞれの種目で同公園内の舗装されていない土手や草地、小山などのコース(1周約2.1キロ。小学生向けは1周約1.2キロ)を走ってタイムを競った。 参加者らは、コース内の通称「きのこの山」と呼ばれる小山を自転車で超えようとして転倒したり、コース内の柵を越えるために自転車を担ぐなど、ツーリングなど他の自転車レースとの違いに悪戦苦戦。コース内にはタイヤなどを交換する「ピットエリア」が設けられ、競技中にタイヤがパンクした選手が駆け込んできては、チーム仲間の助けを借りて交換を済ませレースに復帰するシーンなども見られた。 このうち19歳以上の上級者男性が参加する「C1の部」では、向山浩司さん(40)=東京都=が優勝した。向山さんはレース序盤出遅れたものの、中盤以降は追い上げて先頭に追いつき、激しい首位争いを演じた末に終盤で追い抜きゴールした。向山さんは「最後まで(レースを)やってゴールスプリントができた。(遅れを)挽回できて良かった」とレースを振り返った。 小学3~4年生向けの「CK2の部」で優勝した、小学4年生の山田駿太郎さん(10)=つくば市=は「(レース中に吹く)向かい風がきつかった。その分追い風が吹いたほうで頑張れたので楽しかった」と語った。 ◆各部門の優勝者は次の通り。(敬称略) 【男性】▽C1向山浩司▽C2尾形尚紀▽C3古谷寛世▽C4A小川純平▽C4B篠原諒 【女性】▽CL1齋籐磨実▽CL2+CL3平野美穂 【男性マスターズ(40歳以上)】▽CM1石川正道▽CM2佐藤大▽CM3仲民善 【U17(17歳以下)】永野昇海 【U15(15歳以下)】大関宙 【CK3(小学5~6年生)】水上央渉 【CK2(小学3~4年生)】山田駿太郎 【CK1(小学1~2年生)】郷津輝 ※メモ【シクロクロス】 1900年代にフランスで始まった不整地(オフロード)を走る自転車競技。1周が約2.5~3.5キロ前後の舗装・未舗装が入り混じるコースを周回する。 参加者は一斉にスタートを切り、1位の選手の周回タイムを参考に、一定の競技時間(30分~60分)に近くなる周回数が競技中に設定され、ゴール着順を競う。コースには柵などの人工の障壁が設けられ、必ず下車して自転車を担がなければならない区間が作られている。
宍塚小跡地活用決まる 土浦市新年度当初予算案
2019年2月22日
【鈴木宏子】土浦市の中川清市長は22日、新年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比3.8%増の約530億2000万円となる。2014年3月に廃校となった宍塚小学校跡地の活用方法が決まり、校舎を耐震改修し、現在、真鍋にある教育相談室を移転するほか、市内3カ所に分散保管されている公文書を移転・集約し公文書書庫とする。 主な事業は合併特例債を活用した市民会館の耐震化・大規模改造、新治庁舎跡地への学校給食センター建設など。いずれも老朽化施設の更新だ。市民会館の工事は合併特例債を使った最後の事業で、発行限度額を使い切るという。 中川市長は「合併特例債をめいっぱい使って投資した。最後が市民会館なので大事業をしっかり仕上げていきたい。返済の時期が今から来るわけで、しっかり財政を立て直していきたい」などと話した。予算編成当初は14億円の不足が見込まれたが、事業の見直しを徹底し不足額を圧縮したという。 一般会計は過去5番目の規模。過去最高だった2015年度以降、近年は3年連続で前年度を下回っていたが、増加に転じる。特別会計などを加えた総額は同1.0%増の約918億6000万円となる。 市民会館は来年5月リニューアルオープン 市民会館の19年度分は20億5000万円。今年1月から工事に着手し来年5月にリニューアルオープンする。給食センターは耐震基準を満たしていない第1、第2給食センターを統合して再整備する。昨年10月に着工、来年9月から使用開始予定。新年度分は約20億円。 ほかに、老朽化している衛生センター(同市佐野子)を建て替え、汚泥再生処理センターを建設する(約4億円)。し尿や浄化槽汚泥に加え、農村集落排水事業の汚泥を併せて処理し、助燃剤をつくる施設とする。完成は20年度末の予定。 ソフト事業では、保育士確保のための処遇改善策として、保育士1人当たりの給与補助額を昨年度の1万円から5000円引き上げて1万5000円(7100万円)とする。隣接のつくば市が1人3万円を助成していることが、周辺市町村の保育士確保に影響を与えているという。 小学校の統廃合では、上大津西小と菅谷小の暫定的な統合に向けた準備として120万円を計上する。 霞ケ浦の土浦港に隣接する川口2丁目の市有地に今年3月、サイクリング拠点「りんりんポート土浦」が完成する。開発計画が頓挫(とんざ)し、2010年に市がデベロッパーから取得した広場の一部で、残り約3.9ヘクタールの市有地の活用についても1000万円を計上し、民間事業者を誘致した観光拠点の整備などを検討する。 歳入は、景気回復などの影響で法人市民税4.7%増を見込む。一方、市民会館や給食センター工事費などの財源不足を補うため、財政調整基金などを総額9億7000万円取り崩す。借金の残高は2019年度末で1030億円になる見込みだ。
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