月曜日, 4月 6, 2026

手こぎボートで桜のトンネル楽しんで 満開の土浦・新川

【谷島英里子】川面に覆いかぶさる桜のトンネルで知られる、土浦の桜の名所、新川で、手こぎボートを体験しながら満開の桜を楽しむイベントが6、7日に開催される。水面から見上げる桜の美しさを知ってもらおうと、霞ケ浦で遊覧船を運行するラクスマリーナが実施する。 新川は両岸に約200本のソメイヨシノの並木があり、花見客やカメラマンでにぎわう。手こぎボートを楽しめるのは土浦税務署近くの神天橋(同市真鍋)付近。2人乗り用と4人乗り用が計4隻あり、料金は1隻30分間500円。乗り込む前にこぎ方のレクチャーがあるため、初心者でも気軽にチャレンジできる。 3月30、31日にも行われた。5日の試乗会では「手こぎのボートだから岸沿いの桜に近づきやすい」「川の流れはゆったりしていてのんびりできる」などと好評だった。 ラクスマリーナの秋元昭臣専務は「桜のトンネルも、散って水面に浮かぶ桜も美しく見応えがある。この時期しか楽しめないのでぜひ体験してほしい」と話している。 出港時間は両日とも午前10時、11時、正午、午後1時、2時、3時。問い合わせはラクスマリーナ(電話029-822-2437)まで。 https://youtu.be/oDWwdNK4iV4

コミュニティ棟をお披露目 つくば市役所敷地内に完成

【鈴木宏子】つくば市役所(同市研究学園)敷地内に増設された分庁舎「コミュニティ棟」がこのほど完成した。4日内覧会が催され、市民にお披露目された。ゴールデンウイーク明けの5月7日から利用を開始する。 人口増により市職員が増え、本庁舎が手狭になったことから建設された。市役所周辺の研究学園地区は、つくばエクスプレス沿線開発が進み、人口が急増しているにもかかわらず、住民が利用できる公共の集会施設がなかったことなどから、1階全フロアーが市民が利用できるスペースとなる。2、3階は市職員の執務スペース。 1階はだれでも利用できるオープンスペースと子どもたちが遊べるキッズスペースのほか、会議室が6室設置された。利用時間は午前9時から午後10時。会議室の使用料金は30分100~300円。市地域交流センターと同様、ボランティア団体などは利用料が免除となる。 2~3階の執務スペースには、総務部、政策イノベーション部、選挙管理委員会、経済部、農業委員会などが入り、市職員約180人が働く。10連休のゴールデンウイーク中に、隣りの本庁舎や春日庁舎から引っ越しするという。 建物は重量鉄骨造り3階建て。建築面積約1100平方メートル、延べ床面積約3300平方メートル。昨年9月に着工し、プレハブ工法により約6カ月間で完成した。大和リースが建設し、市が15年間、リース料を毎年約6400万円支払って使用する。リース料は総額約9億6000万円。 4日、完成披露セレモニーが催され、五十嵐立青市長は「(1階オープンスペースの柱と天井は)1本の大きな木の下に多くの人が集まるイメージでつくられている。市民同士のコミュニティが強まり、市民と職員の交流にも期待をもっている」など話した。

「広報が不十分」審議会で指摘 4月始動のプラスチックごみ回収 つくば市

【岡本穂高】リサイクルセンターの完成に伴って、つくば市で4月から始まった容器包装プラスチックの分別開始周知の取り組みに対し、このほど開かれた市一般廃棄物減量推進委員会で「市内一斉に分別回収を始めるという大規模な取り組みにしては、広報が不十分ではなかったか」などの意見が挙がった。 市は、市民への呼び掛けが不十分であったことを認めた上で、「実際に回収を始めると市民の方から多くの声が挙がると思う。それを踏まえた上で1年間は試験的に回収を行い、だんだんと普及していければ」と話した。 今後はアンケート調査やワークショップなどを行い、改善点を明らかにした上で認知度向上を目指していく予定だという。また、市民団体などにも直接、PR活動をすることで、行政と市民が一体となってプラスチックごみの分別回収を普及していく考えだ。市民の声を聞いて、今後回収日を増やすなどの対策を検討するという。 3月28日、つくば市水守のリサイクルセンターで同委員会が開催され、市のPR不足が問題に挙がった。 一方、市のPR不足や消極的な姿勢に対し、つくば市の60代女性は「試験的導入で、無理に分別しなくてもよいのなら、わざわざ別の袋を用意してごみを分ける必要がないように思える」と首をかしげる。 ゲーム感覚で学ぶVR体験装置も 1日から稼働したリサイクルセンターでは、従来の燃やせないごみや粗大ごみ、缶、瓶などの処理だけでなく、容器包装プラスチックや缶・瓶などのリサイクルを行うための中間処理も行う。 敷地面積5.4ヘクタール、施設は地上3階建て、鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造、建築面積約3600平方メートル、延床面積約6000平方メートル。施設の能力は、粗大ごみ・不燃ごみのリサイクル施設が日量26トン、、資源ごみのリサイクル施設が日量34トン。建設工事費は約37億4000万円。 リサイクルセンターの中には、ごみ処理施設だけでなく工作室や家具類再生工房などもあり、より市民に開かれた施設となる。また、ごみの分別についてゲーム感覚で学ぶことができるバーチャルリアリティ(VR、仮想現実)体験なども新設されており、子どもたちがごみ問題をより身近なものとして考えられる仕組みになっている。 メモ 【容器包装プラスチックの回収方法】回収日は月2回で、卵パックや食品の外装フィルムなど、プラスチックマークのある汚れていないものが対象となる。容器包装プラスチックは、金属や紙の部分を取り除き、軽く洗って乾かした後、透明または半透明のビニール袋に入れて出す。食品トレイなど水ですすいで汚れがとれるものはよいが、汚れが取れないレトルトパックなどやプラマークのついていないごみは燃やせるごみに出してほしいという。

介護予防に専門職 土浦市人事

【鈴木宏子】土浦市は4月1日付け市職員の人事異動を内示した。新任の建設部長に岡田美徳下水道課長、教育部長に羽生元幸保健福祉部国保年金課長が就任する。消防職を含めた前年並みの異動総数は381人。子育て支援体制の強化に対応した人員配置をするほか、介護予防に専門職を配置する。機構の一部見直しにより清掃事務所の業務を清掃センターに集約などする。 ◇人事異動(4月1日付)、カッコ内は現職、敬称略 【部長】 ▽建設部長(同下水道課長)岡田美徳 ▽教育委員会事務局教育部長(保健福祉部国保年金課長)羽生元幸 【課長】 ▽市民生活部生活安全課長(総務部管財課長補佐兼管財係長)坂本英宣 ▽市民生活部市民課長(保健福祉部高齢福祉課長)佐野善則 ▽市民生活部環境保全課長(教育委員会事務局文化生涯学習課長兼土浦市民ギャラリー館長)佐賀憲一 ▽保健福祉部高齢福祉課長(市民生活部環境保全課長)水田和広 ▽保健福祉部国保年金課長(同課長補佐兼国保給付係長)菊田宏巳 ▽建設部道路課長(同課長補佐兼工務係長)草間正志 ▽建設部下水道課長(同道路課長)和田利昭 ▽建設部公園街路課長兼市駅東駐車場管理事務所長兼市駅西駐車場管理事務所長(同公園街路課長補佐兼街路係長)浅岡武徳 ▽建設部水道課長(同課長補佐兼工務係長)黒須清一 ▽教育委員会事務局文化生涯学習課長兼土浦市民ギャラリー館長(同課長補佐兼文化振興室長)中澤達也 ▽監査事務局長(建設部住宅営繕課長補佐兼住宅係長)武藤義隆 ▽農業委員会事務局長(市民生活部生活安全課長)下村浩 ▽教育委員会事務局図書館長兼土浦市民ギャラリー副館長・広報マネージャー併任(新規採用)入沢弘子 【消防司令長】(次長級) ▽次長(土浦消防署長)塩ノ谷秀雄 ▽土浦消防署長(荒川沖消防署長)鈴木和徳 【消防司令長】(課長級) ▽総務課長(警防救急課長)嶋田邦彦 ▽警防救急課長(土浦消防署上席副署長)岩松克彦 ▽土浦消防署上席副署長(同副署長)磯山公奉 ▽土浦消防署上席副署長(同副署長)本橋一夫 ▽土浦消防署南分署長(同上席副署長)嶋田正夫 ▽荒川沖消防署長(新治消防署長)野口國明 ▽新治消防署長(総務課長)檜山保明 【退職】 ▽建設部長・柴沼正弘 ▽教育委員会事務局教育部長・服部正彦 ▽建設部公園街路課参事兼課長兼土浦市駅東駐車場管理事務所長兼土浦市駅西駐車場管理事務所長・岡田良一 ▽農業委員会事務局長・矢口勉 ▽建設部水道課長・小林正典 ▽監査事務局長・天谷太 ▽市民生活部市民課長・松本陽子 ▽消防司令次長・相澤浩 ▽土浦消防署南分署長・石井昭夫 ➡つくば市4月1日付け人事異動はこちら

桜並木に菜の花咲いた! つくば国際大高前新川堤

【谷島英里子】桜の名所で知られる土浦市の新川堤で、つくば国際大学高校(同市真鍋)生徒たちが、昨年から育ててきた菜の花(アブラナ)が桜とともに咲き始めている。 新川は両岸に約200本のソメイヨシノが並木をつくる名所。鮮やかな黄色の菜の花を植えることにより、歴史ある桜がより一層映え、地域活性化や地元への感謝につながればと、生徒有志や保護者、教職員ら約100人でつくる「つく国新川堤と菜の花満開プロジェクト」を2018年に立ち上げた。 場所は同校近くの新川橋から城北橋までの左岸約400メートル。県土浦土木事務所や土浦市、地元町内会、NPO法人まちづくり活性化土浦などの理解や協力のうえ、7月に除草作業を行ったあと、10月に保護者などの寄付で集まった種約50キロ分を蒔(ま)いた。3月初旬から順に咲き始め、今後も次々と開花していく予想だ。 30日には同校で「第1回桜と菜の花満開イベント」が開かれ、生徒やPTAが模擬店を出店。花見を楽しみながら、抹茶やレンコンのお菓子、フランクフルトなどを味わっていた。 生徒会長の2年野田咲幸さん(17)は「私たちが蒔いた種がきれいに花を咲かせて、とてもうれしい。桜と菜の花は春しか見られないので、多くの人に訪れてほしい」と話した。

「足だまり」の交流拠点 土浦にサイクリング施設オープン

【谷島英里子】霞ケ浦を望むつくば霞ケ浦りんりんロード沿いに30日、サイクリング施設「りんりんポート土浦」(土浦市川口)がオープンした。サイクリストや市民らが立ち寄る施設として同市が整備してきたもので、人と自転車の休息と手入れの場所となる。 休憩施設は、自転車メンテナンススペース、休憩スペース、多目的室、屋上展望スペースが設けられ、サイクルラック、シャワー、トイレ、自転車チューブなどの販売機が配置されている。自動車からの乗り換え用に約100台の駐車場も備えた。敷地面積約1.1ヘクタール、休憩施設は平屋建て延床面積約260平方メートル。 この日は、中川清市長や宇野善昌副知事ら関係者が出席してセレモニーが開かれた。中川市長は「霞ケ浦周辺の新たなシンボルとして施設の持つ魅力が波及効果を生み、街のにぎわいや地域活性化につながることを願っている」と述べた。 オープニングイベントでは、4月1日から県道路交通法施行細則の改正で公道走行が可能となる2人乗りの「タンデム自転車」の試乗があり、中川市長、宇野副知事が体験した。子ども参加の自転車乗り方教室や自転車走行中の危険を予測する模擬体験も行われた。 ▽開館時間午前9時~午後6時。休館日12月29日~1月3日。利用料(多目的室)午前9時~午後1時=1295円、午後1時~午後6時=1620円。

【読者発「マイ桜」】4 満開のひとときは時空を超えて

「読者発「マイ桜」最終回は、昭和2年の土浦の貴重な花見の写真などを紹介する。 ◆1927年頃のお花見(土浦市) 昭和2年4月東京電燈真鍋営業所、筑波営業所合併観桜会(於・真鍋大橋)とある写真。かぶりものをしている男たちが写っているが、戦前まで花見に仮装はつきものだったそう。ちなみに日本髪は仮装ではない。 ♯CROSS・相坊 総合科学研究機構(CROSS)は2006年に、「つくばアーカイブス」事業で古写真等の収集事業を行っている。そのなかから大塚輝一郎氏(つくば市)提供の写真を探しだした。 昭和2年(1927)といえば霞ヶ浦海軍航空隊の設置(1922)から昭和恐慌(1929)までの間に当たり、土浦がもっとも華やいだ時代だった。現在、土浦市立博物館で開催の「町の記憶―空都土浦とその時代」展でも数多く取り上げられている記憶だ。(この写真は出展されていない) 当時、土浦に6号国道はまだ整備されていないから、真鍋大橋は旧水戸街道の新川に掛かる橋と思しいが、大橋とは絶句。 ◆雪入山の山桜(かすみがうら市) 絢爛(けんらん)な雰囲気のソメイヨシノが咲く町なかと違い、清楚な山桜が点在する雪入はうららかな春に身を任せる心持ちになる。♯登山女子 筑波山系の東端に位置する雪入山(標高390メートル)周辺には約3000本もの山桜が自生している。ソメイヨシノは葉が開く前に咲くが、山桜の開花は紅色の葉の芽吹きと重なり、山全体がパッチワークのような風景を醸す。見頃は4月上旬~中旬頃。 毎年春の一大イベント「山桜ウォーク」が開催される。今年は4月6日(土)で山全体を里から眺める「里コース」(5キロ)と尾根から山桜を眺める「尾根コース」(10キロ)がある。 ▼問い合わせは雪入ふれあいの里公園(電話0299-59-7000) ◆つくばりんりんロード(つくば市) 筑波山麓を巡るつくばりんりんロードの桜は趣があります。田畑や住宅地を通り抜けたりと、周囲の風景が変わるのもおもしろい。♯桜最前線 かつて土浦駅と岩瀬駅とを結んでいた筑波鉄道の廃線跡は自転車・歩行者専用の「つくばりんりんロード」として整備された。廃線から10年後の1998年、地元住民による「りんりん道路さくらの会」が発足し、全線40キロの壮大な桜並木を目指して植樹を進めている。 ホームが残る旧駅を利用して休憩所が設けられ、ソメイヨシノの古木が枝を伸ばす。道路沿いにはか細い若木が多いが、八重桜やしだれ桜も点在する。桜鑑賞のスポットは北条の町なかの地点で、早くも花びらを散らしはじめた木もある。 近年は都心に近く、平坦なコースが自転車愛好者に人気で、桜を愛でながら走り抜ける人の姿が多く見られる。 ◆農林団地のさくら通り(つくば市) 通い10年。日常のわずらわしさを忘れて、ひたすら春の到来に浸る場所です。♯サクラ花子 農業関係の研究機関が並ぶ筑波農林研究団地の「さくら通り」は、つくば市の桜の名所。移転して間もない研究機関が市民との交流を図るため、花見の宴を開けるよう構内を夜間開放していた時代もあった。 約1.5キロにわたって桜並木が続く。植樹されているのはソメイヨシノや八重桜、山桜など500本。立ち並ぶ桜の姿は「華やか」の一語に尽きる。市内はもとより近隣の市町からの見物客でにぎわい、毎年交通渋滞が起こる。 29日現在、通り全体では8分咲きで見頃を迎えている。早朝の見物かコミュニティバスの利用がおすすめ(つくば駅バスターミナル2番乗り場から「つくバス南部シャトル」で約16分、「農林団地中央」下車)。 ▽つくば市観音台2 おわり【構成・橋立多美】 ➡「マイ桜」(3)名所よし、ひっそりと咲く桜もよし ➡「マイ桜」(2)思い出の桜や花見客でにぎわう名所 ➡「マイ桜」(1)開花間近な県南地域の桜たち

【読者発「マイ桜」】3 名所よし、ひっそりと咲く桜もよし

読者発「マイ桜」3回目は、つくば、土浦の3カ所を紹介する。 ◆小野崎の一本桜(つくば市) 小野崎の田畑の中に1本堂々と咲く美しい桜。桜の霊が宿っているかのような思いがします。そして、懐かしさも。♯冠木新市 農村地帯だった旧谷田部町小野崎の田畑にぽつんと立つ一本桜。たくさんの花弁を両手のひらに乗せた様相で、春爛漫(らんまん)を独り占めしているようだ。 これは農家に早苗をつくる準備の到来を告げる「種まき桜」だったに違いない。かつては桜の開花が農作業を進める目印で、花が咲けば田植えの始まりで紅葉すれば収穫の時期となった。 投稿者によれば、独立して立っているため満開の時には遠くからでもハッとする美しさがあるそうだ。 ▽つくば市小野崎(八坂神社近く) ◆桜川堤(土浦市) 土浦市内桜川の河川敷。土手の下にシートを拡げ食事する家族の幸福感。♯大岩田の豆柴散歩人 土手沿い約4キロにわたり500本のソメイヨシノが咲き競う桜川堤は、開放的なお花見の好適地。4月7日まで「土浦桜まつり」が開催され、ちょうちんの装飾やライトアップ(午後6時から匂橋~銭亀橋間)が行われて幻想的な夜桜も楽しめる。 まつり期間中、桜川お花見船が運航する(ラスクマリーナ 電話029-822-2437)。また土・日曜は河川敷の駐車場が無料開放される(午前10時~午後4時)。 ▽問い合わせは土浦市観光協会(電話029-824-2810) ◆洞峰公園(つくば市) 西大通りからの桜も、車越しからもなかなかのものである。つくばの住人となった頃はまだ苗木のようであった。♯冬木周一 1980年に開園した、洞峰沼を中心とした約20ヘクタールの県営の都市公園。サクラ、マツ、ケヤキ、イチョウなど四季折々の樹木に囲まれる。園内を散策しながらソメイヨシノや沼に生息する水鳥を観賞できる。沼を周回する1050メートルの遊歩道にウレタン舗装のウオーキング・ジョギングコースが整備され、市民ランナーたちがランニングに取り組む姿が見られる。 沼のほとりに建つレトロな筑波新都市記念館内にはカフェがあり、沼を一望しながらお茶を楽しむことができる。 ▽つくば市二の宮2-20 ◆ウシオライティングの夜桜(つくば市) 昨年見物した。七変化さながらに色が変わり、桜の表情が違って見えた。自然と科学が融合した、つくばらしい夜桜だ。駐車場には県外ナンバーの車もあったが、入れ替わるので大きな混雑はなかった。♯猫のしもべ 舞台やコンサート会場などで照明演出をしているウシオライティング(本社・東京)が、プロの技術を駆使してつくば事業所内の桜8本にライトアップをしている。同事業所開設時に植樹された若いソメイヨシノで枝ぶりもよく花の数も多い。 開花の時期限定で2014年から一般に無料開放している。敷地内の駐車場も開放される。今春は寒の戻りで桜はつぼみが多く、ライトアップの日時が定まっていない。同社のホームページで確認を。 ▽つくば市東光台5-2-4 【構成・橋立多美】 ➡「マイ桜」(2)思い出の桜や花見客でにぎわう名所 ➡「マイ桜」(1)開花間近な県南地域の桜たち

事業化を技術、金融双方から支援 サイバーダインと筑波銀行が包括連携協定

【相澤冬樹】ロボットスーツ「HAL(ハル)」開発を手がけるサイバーダイン(つくば市、山海嘉之社長)と筑波銀行(土浦市、藤川雅海頭取)は28日、つくば市をはじめとする地域のベンチャー企業の事業立ち上げを支援するための包括連携協定に調印した。同日付で、支援第1号への共同出資も発表した。 協定は、つくば市など両社が関わる地域において、スタートアップ企業に対する経営、技術、金融面での事業支援を行う枠組み。両社はこれまでに、それぞれCEJ(サイバニクス・エクセレンス・ジャパン)ファンド、つくば地域活性化ファンドを設けて、新産業創出への支援を行ってきたが、今回は双方が互いの得意分野の経営資源を持ち寄り、社会課題の解決や地域の発展方策で連携することに特色がある。 調印式で、山海社長が「つくばの研究室にとどまっているモノや情報を、人の手を介して社会に実装する仕組みを作っていきたい」と抱負を述べると、藤川頭取は「直接金融で企業の創造の機運を支援してきた当行の姿勢とサイバーダインのベクトルは完全に一致する」と応じた。 支援第1号はNIMS発ベンチャー 協定締結後、支援第1号として、物質・材料研究機構(NIMS)発ベンチャーであるマテリアルイノベーションつくば(つくば市、松村宗順CEO)への出資も発表された。NIMS先進低次元ナノ材料グループ(グループリーダー・唐捷同社CTO)の研究成果であるグラフェンを利用した蓄電デバイスの事業化を推進する。製品の超小型化・超軽量化を実現して、新たな市場の獲得をめざすもので、2年をメドに量産体制を構築する。 金額は明らかにされていないが、筑波銀行は地域活性化ファンドからの出資、サイバーダインはCEJを使わず、独自の出資で賄う。山海社長は「超小型化しての市場開拓は有望だが、一気の量産化には思い切りがいる。次の一歩を踏み出す支援という今回の枠組みにぴったりの案件だった」と語っている。

1.3キロつながる 真鍋神林線延伸道路が全線開通 土浦

【谷島英里子】国道125号線と県道小野土浦線を結ぶ都市計画道路、真鍋神林線延伸道路(1.32キロ)が28日、全線開通した。土浦市中心市街地の交通渋滞緩和や消防庁舎への緊急車両の到着時間短縮が期待される。 午後3時の開通を前に安全祈願式典が開かれ、関係者らを前に中川清市長は「消防庁舎や市営斎場へのアクセスが向上するとともに、国道6号バイパスへの円滑な移動が可能となり広域的な地域間連携ができる」などとあいさつ。テープカットや通り初めをして完成を祝った。 道路は国道125号線の市民会館入口交差点から、田中2丁目の県道小野土浦線までを結ぶ。2012年度に着手し、16年2月の消防庁舎移転に合わせ、中間地点となる殿里地区の市道1級15号線から田中2丁目まで660メートルが一部開通していた。全線開通により、旧6号(現125号)と6号バイパスが真鍋地区でも道路一本でつながる。旧新治村の藤沢地区から真鍋地区へのアクセス向上、都市計画道路川口田中線・土浦駅東学園線の補完が図られ、緊急車両の到着時間短縮や渋滞緩和が期待されるという。

Most Read