月曜日, 4月 6, 2026

【レンコン歳時記】㊦ まっすぐ育てよ 令和の種ハス

【相澤冬樹】農産物の市場流通に品質面でお墨付きを与える県の銘柄産地制度で、レンコンは1989年にかすみがうら市(霞ケ浦地区)が初指定を受けた。以来、小美玉市、河内町、土浦市、稲敷市、阿見町の順に指定されてきた。今や若い農業者や農業後継者が好んで取り組みたがる人気作物となっており、県のレンコン産出額は2016年、153億円で全国1位、レンコンは平成の30年間を代表する品目になった。 この間、金澄(かなすみ)系統の白くふっくら、シャキシャキ感ある食味のレンコンが定着したが、産地や生産者の間で品質や収量にばらつきが出ている。特に嫌われるのが「すねあがり」と呼ばれる現象。基部から徐々に老化し、茶色に変色して商品価値をなくす。 県農業総合センター生物工学研究所(笠間市)は、2013年度から「レンコンの優良系統選抜」試験を実施しており、収集や選抜、品質評価を繰り返してきた。食味・食感や形状・収量などのほか、浅めの場所で掘れる作業性なども考慮して次世代レンコンの作出に取り組んだ。 4系統を選出 2018年には県を代表するレンコンとして、「ひたちたから」「パワー」「みらい選抜」「金澄39号」の4系統を選出した。「ひたちたから」は既登録の品種で、早期肥大性があり、収量も多い。柔らかな食感が特色。「パワー」は肉厚のため(穴が小さい)断面形状の評価が高かった。前者二つが年内の掘り取りに適した系統とされた。 「金澄39号」は、すねあがりの程度が低く、年明けの収穫に向く。甘みがあり食味評価も高い。やはり年明けの掘り取りに適した「みらい選抜」は色白で外観がいいのが特徴という。 4系統の品種は、JA水郷つくばなど県内4つのJAに引き渡され、現在はそれぞれの増殖圃(ほ)に定植された。今夏の成長による増殖を待って、優良な種ハスをさらに選抜し、来年から生産農家に供給される。名実とも「令和種」のレンコンが市場や食卓に並ぶのは来年末以降になりそうだ。 優良系統の選抜に取り組んだ生工研の堀井学主任研究員によれば、「不適切な種ハスは確実に取り除きたいので青年部とかレンコン部会の作付けを見にいったり、相談に乗ったりしたりしているが、見極めには苦心している」そう。まっすぐで子ハスのそろったものを選ぶよう指導しているという。 ちなみに、4つの系統とも花の色は白が基調の「爪紅」になる。咲いた花の色で識別するのは難しく、湖岸のハス田が色とりどりの花で飾られることはないそうだ。(終わり)

【レンコン歳時記】㊤ 赤い花は咲くなよ 種ハス定植の5月

【相澤冬樹】ゴールデンウイークの田んぼで、忙しいのは稲作農家ばかりではない。土浦市など霞ケ浦周辺に広がるハス田の水面(みなも)には、腰まで泥に浸かって田舟を引く人の姿が目立ってくる。舟にはころころと太ったレンコンが載っているが、収穫作業ではない。掘り取った長いレンコンの節を三つほどに切り離して種ハスとし、泥田の底に定植しているのだ。 2017年統計で、レンコンの全国作付面積3970ヘクタールのうち、茨城県は最多の1630ヘクタールを占めた。その中心は霞ケ浦周辺で、わが国きっての産地といえる。が、どうやって栽培されているのか、近在にあっても知る機会はほとんどない。だからハスの実から採った種子で育てていると思う者も少なくない。 地下茎であるレンコンは、すぼんだ節のところに根と芽をもっており、春に芽から水面まで届く浮き葉を伸ばして光合成を始める。この後、立ち葉を傘のように広げて、根茎を太らせていく。最後につぼみを持った花芽が出てきて、初夏には大輪の花を咲かせる。咲き終わった花托(かたく)は、手に収まるサイズの半球状の実になる。中に小指の先ほどの種子が入っているが、農家がこれから実生(みしょう)で育てることはない。 泥の中、段々に節を伸ばしたレンコンは、葉の枯れる秋には光合成ができず成長を止めるが、十分に太っており、出荷のタイミングを待つだけとなる。この間の呼吸のため、酸素の通り道になっているがハスの穴だ。出荷は需要のピークを迎える年末を経て、翌年春まで行われるが、農家は1割程度の田は収穫せずに種ハス用に残しておく。これを掘り取って、ハス田に植え替えているのが今の時期、大体5月いっぱい続く。 同じ遺伝子のクローン すなわち一面のハス田に植わるレンコンは、同じ株の遺伝子を引き継ぐクローンなのである。これによって一定の品質が保たれる。霞ケ浦周辺で代表的なのは金澄(かなすみ)と呼ばれる系統。シャキシャキ感ある食味が消費者に好まれ、よく肥大して多収性なのが生産者に喜ばれる。千葉県の育成農家が系統選抜という手法で品種改良したもので、1985年ごろの「金澄1号」から始まり、最終的には「43号」ぐらいまで作られたそうだ。 徳島や愛知などの産地で栽培されているレンコンは備中種が主で、ほぼ赤い花が咲くのに対し、金澄の系統は白い花になる。うっすらピンクの筋が入っており、「爪紅」(つまべに)という。霞ケ浦周辺のハス田でも赤い花が交じることがあるが、農家はこれを嫌う。前年掘り残したレンコンが地中に残ったときなど、深く潜ったハスから出た花芽に赤い花がつく。突然変異とも先祖返りともみられ、レンコンは細長く変形してしまい、白くふっくらした形状にならない。実生も同様に、品質が保証できないから取り除かれるということだ。 しかし、クローン技術で同一の品種を作り続けていると、レンコンの形状や品質が劣化したり、収量が減少したりする。このため新しい品種や系統の導入が必要になってくる。近年は、レンコンの育種家が減少し、優良品種・系統の選抜や育種の課題に取り組むのは、行政の仕事になった。県農業総合センター生物工学研究所(笠間市)が主に担っている。(続く)

ホーム開幕戦で初勝利 つくばFCレディース

【池田充雄】女子サッカーリーグ3部、プレナスチャレンジリーグEASTのつくばFCレディース(本拠地つくば市)は27日、同市山木のセキショウチャレンジスタジアムで常盤木学園高校(仙台市)と対戦し、平成を締めくくる試合で2-0の勝利を挙げた。昨季は入れ替え戦の末にリーグ残留を果たしたつくばだが、今季はこの戦果をきっかけに上位進出を狙う。 ここまでつくばはアウェー2試合を戦って2引き分け。今季初勝利を懸けてホーム開幕戦に臨んだ。対する常盤木学園は高校女子サッカー界きっての強豪校。昨季は総体優勝、選手権準優勝を果たし、チャレンジリーグではつくばから4勝を奪っている。 つくばにとってこれ以上負けられない相手だが、小山勇気監督は「フォーメーションや特徴を把握していたので、しっかりと対策を練って挑み、準備してきたことをそのまま出すことができた」と手応えを感じていた。 中盤に人数をかけてくる相手に対し、ボールを支配するいつものポゼッションサッカーではなく、縦に速いスタイルを採用。フォーバックが相手のプレスをいなし、前線には推進力のある選手を置いて、守備裏のスペースを積極的に突こうという考えだ。 その作戦が生きたのが前半25分。センターバック小田切美咲からのロングフィードに、右サイドハーフ豊嶋舞子が反応。圧倒的なスピードで抜け出すと、GKとの1対1を制した。「練習から狙っていた形。1対1も想定していたので冷静にコースを狙い、サイドにぶちこんだ」とコメント。 つくばは後半10分にも、コーナーキックから相手のオウンゴールで得点を挙げ、2-0とリードを広げる。この場面についてキッカーを務めた大木汐主将は「練習通り。ゴール前に密集を作ってインスイングで落とし込んだ」と解説。小山監督も「相手の開幕戦での失点と同じような形を再現できた」と、スカウティングの成果を明かした。 常盤木はその後、サイドを使った展開でゴール前に迫る場面を作り出す。それに対しつくばは、前線からの守備で相手に良いフィードを蹴らせず、対人に強い選手が中央を締めて粘り強く対応。途中、雷雨による71分間の中断もあったが集中を切らさず、クリーンシートのままタイムアップを迎えた。これで戦績は1勝2分0敗。勝ち点を5に伸ばし、6チーム中2位に浮上した。 今季のつくばの強みは新加入選手のレベルが高く、ベテラン勢とうまく融合し、全員が高い意識を保っていること。エースの豊嶋でさえ「選手層が厚いので練習から緊張感がある。ポジション争いで負けないよう頑張りたい」と、気を引き締めているという。 つくばの次のホーム戦は5月11日(土)、セキショウチャレンジスタジアムでFC十文字VENTUS(埼玉県新座市)と対戦する。

10連休初日にデモ行進 つくば中央メーデー、初の前倒し開催

【崎山勝功】職場環境の改善と市民生活向上、安心して暮らせる街づくりを目指す「第90回つくば中央メーデー」(筑波研究学園都市圏統一メーデー)が27日、つくば市吾妻の中央公園で開かれた。県南・県西地域の研究機関や官公庁、民間企業の労働組合など27団体、約550人(主催者発表)が参加した。 メーデーは毎年5月1日に行われるが、同メーデーでは今年初めて4月27日に前倒しで実施。主催した同メーデー実行委員会(学研労協などが参加)は前倒しの理由を「今回は10連休もあり、労働組合の分会としての参加が難しいことがあったので、連休初日の27日に開催した」と説明。その上で「来年からは5月1日に戻す予定」とした。 集会では「労働者の実質賃金は減り続け、年金も引き下げが続いている」とした上で、今年10月に予定の消費税率引き上げや教育機会の不平等などの社会的格差の固定化に反対を表明。働き方改革や改正入管法などの労働条件に関する制度改革の議論が生煮えで拙速として、職場環境の改善と雇用の充実などを訴えたメーデー宣言を採択し、つくば駅周辺をデモ行進した。 メーデーに参加したつくば市の保育士女性(24)は「時間外手当が付くこともあれば付かないこともある。職員の数が少ないから休みが取りにくい」と厳しい現状を明かした。女性は「月給は手取り額で15~16万円。税込でも月20万円いかない。実家通いだから生活できているけど一人暮らしだったら大変」と訴えた。 ◆初当選の土浦市議もアピール メーデーには、21日の土浦市議選で初当選した田子優奈さん(32)=共産=も参加して、一緒につくば市内を練り歩いた。市議になる前は、10代からアルバイト生活を送っており、過酷な条件でアルバイトを働かせる「ブラックバイト」も経験したという。カラオケ店に勤務していた頃は、午後9時頃から翌朝7時ごろまで10時間以上も1人で働いたことがあったそう。サービス残業やセクハラ、パワハラなどの理不尽な仕打ちを受けても、労働関係の法律の知識に乏しかったため「その時は『そういうものだ』と思っていた」と振り返った。そのうえで、「ブラックバイトを経験した身としては切実」と、パート・アルバイトなどの非正規労働者にも労働者の権利があることを訴えた。

大関さんらに土浦市長賞 中城天満宮で奉納書道展

【谷島英里子】土浦市中央にある中城天満宮の第88回奉納選書会(中城天満宮奉賛会主催)が始まり、27日には上位入賞者を招き表彰式が行われた。 6日まで小学生の力作165点を掲示 学問の神、菅原道真公をまつる中城天満宮では、毎年4月25日の例祭に合わせて書道展を開いている。今回は市内の小学生から1136点の応募があり、入選作165点は、同境内や隣接のまちかど蔵大徳、中城通り商店街に5月6日午後2時まで展示される。 同市中央1丁目の料亭霞月楼で行われた表彰式では、入選作のなかでも上位だった市長賞3人をはじめ土浦商工会議所会頭賞3人、市議会議長賞3人、市教育長賞6人に表彰状と記念品が手渡された。 市長賞に輝いた都和小2年大関ことみさん(8)は、半紙いっぱいに「まちなみ」と書いた。賞を手にして「きれいに書いたので、とってもうれしい。たくさんの人に見てほしい」と語った。 講評では書家で審査員の平田洋香さんが「墨がいっぱいで、子どもらしい元気がいい字、とめ・はね・はらいの基本が出来ている書を選んだ」と説明。「書道は日本の伝統文化であり、昔は伝達するための手段だったが、今は使われなくなり、展覧会で見ていただくだけになっているような気がするので、子どもたちが書道をしてくれるのはうれしい」と話していた。 上位入賞者は以下の15人。 ▽土浦市長賞=都和小2年大関ことみ、土浦二小3年中村羽奈、荒川沖小6年大竹晴香 ▽土浦商工会議所会頭賞=荒川沖小3年川村怜愛、都和小5年大関このは、土浦小6年湯治沙耶香 ▽土浦市議会議長賞=土浦小4年齋藤花怜、真鍋小5年松本虹、荒川沖小6年西沢佑亮 ▽土浦市教育長賞=都和小1年くりはらあらた、神立小1年うちむらちずか、真鍋小2年ふじわらさき、土浦二小3年太田万結、下高津小4年小笠原衣桜里、都和南小5年寺坂芽依

人工搾出から水槽内自然採卵へ 霞ケ浦のワカサギ

【山崎実】霞ケ浦・北浦産ワカサギの人工ふ化事業で、県は、資源保護、確保と沿岸漁協の経営基盤強化を目指し、今年度から「水槽内自然採卵法」を本格的に普及、促進させる。昨年から取り組んできたが、今年初めにこの方法で行った採卵数は4015万粒と、県外販売も視野に入ってきた。 ワカサギは「いばらき食の観光」の目玉であるだけでなく、霞ケ浦北浦周辺水産業の重要な資源だが、漁獲量の年変動が大きいのが課題だ。事実、ここ数年は220トンから270トン前後で推移してきたが、2017年は90トンと激減した。そこで、県霞ケ浦北浦水産事務所(土浦市真鍋)や漁協などは人工ふ化事業に積極的に取り組み、水槽内自然採卵法の導入を検討した。 自然採卵法は、現行のサケの採卵と同じ「手搾りによる方式」に代わり、省力化、効率化が期待される。17年には先進地である芦ノ湖漁協(神奈川県)や桧原漁協(福島県)などを視察。産地間交流を深めるとともに、自然採卵法を導入したことでワカサギ資源の維持、増大、及び漁協経営の安定化に貢献していることが分かった。 そこで水産事務所、霞ケ浦漁協、水産試験場内水面支場は自然採卵法の水槽を内水面支場内(行方市玉造)に設置。昨年1月24日、ワカサギ親魚(活魚)約10キロの確保に成功し、これらを水槽入れた翌25日には、約214万粒のワカサギ卵を得ることができた。 県水産振興課によると、自然採卵法導入による実証実績は、1月12日から2月6日までの間に、採卵水槽2基を延べ20回使って行った結果、採卵数4015万粒を確保した。当初は導入に懐疑的だった漁業関係者も、省力化や卵質向上を再認識したという。さらには受精卵をシュロ枠に塗布すると脱落が少ないなど、想定していなかった従来法への応用可能な利点などが分かり、他の漁協などから導入の希望が出ているという。 実証実績のうち、卵販売は県内のほか、千葉県に受精卵140万粒を出荷するなど、県外への販売も視野に入ってきたが、同課では「漁協の経営基盤強化が導入の主目的」と自然採卵法の役割と意義を強調する。霞ケ浦・北浦産ワカサギは、新たな人工ふ化事業の推進で全国の一大産地化を目指すことになる。

総合運動公園用地売却へ 事業提案の公募開始 つくば市

【鈴木宏子】住民投票で事業が白紙になったつくば市の旧総合運動公園用地(同市大穂)約46ヘクタールについて、同市は26日、購入を希望する民間事業者からの事業提案の募集を開始した。 樹木が生い茂る現在の状態のまま全体を一括売却する。土地の造成や上下水道などのインフラ整備は、購入する民間事業者に実施してもらう。一部だけでなく全体を利用することなどが条件となる。一方、一戸建てやマンションなど住宅系の建設は認めない。商業施設は、スーパーなどは立地できるが、店舗面積5000平方メートル以上の百貨店や総合スーパーなど大型商業施設の建設は認めないという。 今年3月の市議会全員協議会で五十嵐立青市長が、民間に一括売却する方針を打ち出した=3月20日付=ことを受けて今回、事業提案を募集する。応募者には事業計画と購入予定価格、購入時期などを提案してもらう。実際に売却する際の価格は、不動産鑑定評価や市場の動向を踏まえて設定するという。事業提案の募集期間は7月5日まで。 提案があった事業計画に対しては、市のまちづくり方針に沿った内容であるか、上下水道や雨水排水などのインフラがきちんと整備されるか、周辺の交通渋滞緩和対策やアクセス動線など交通処理計画が立てられているか―など、実現可能性を市が調査する。 実現可能性があればその後、事業提案に基づいて都市計画を変更するなど市の土地利用計画を決定し、年度内を目標に改めて購入者を公募する。民間から提案がなかった場合は、市と民間が協力する事業を検討するなど募集内容を見直すこともあるという。 同用地は、市土地開発公社が2014年、約66億円でUR都市機構から購入した。利息は現在約1億7000万円になっているとされる。 募集要項を一部修正 幅広い提案を受け付け 旧総合運動公園用地の事業提案募集について、つくば市は5月10日、募集要項を一部修正し、幅広い提案を受け付けると発表した。 4月26日時点では、住宅系や大型商業施設などの提案は受け付けないとしていたが、今回、住宅系や大型商業施設などは「市と協議が必要な提案」に改める。 提案があった事業計画に対しては、市が実現可能性などを調査することに変わりはない。  

【10連休直前行楽ガイド】後編 連日のイベントでおもてなし ファミリー向けテーマパーク系

家族連れだと連休中のレジャーは、テーマパーク系の行楽施設に目が向かいがち。各施設ともあの手この手の企画やイベントでもてなしてくれるが、10連休ともなるとネタ切れにならないか心配になる。近場でリストアップすると、それぞれががんばってくれているのが分かる。(アクセス、入場料金などは各施設のサイトで確認を) つくばわんわんランド(つくば市沼田) 筑波山の麓、大型犬から小型犬までの犬と猫、90種500頭以上を飼育するテーマパーク。園のシンボルは高さ11メートル、世界最大級の木造犬「モックン」で、展望台にもなっている。そのモックンの胸元に、今回大きく掲示されるのは新元号「令和」の文字。モックンを背景に写真を撮れば格好の改元記念になるはずだ。 5月1、2日には新元号スタート記念として、入園料が無料になるルーレット抽選を実施する。GW限定で、柴犬だけを集めた「柴犬ふれあい広場」、1歳未満の子犬たちとふれあえる「わんわん幼稚園」を開設、隣接のつくば国際ペット専門学校の現役講師によるしつけ相談会、お手入れ教室なども開催する。「わんわんドリームショー」などのパフォーマンスも行われる。 ➡https://wanwan-land.co.jp/ こもれび森のイバライド(稲敷市上君山) 1999年にオープンの「ポティロンの森」をリニューアル。ことしは通算で開園20周年を迎える。四季折々の自然が楽しめる農業公園で、園内ではヤギやアルパカ、フクロウ、ウサギなどの動物に間近で接することができる。手ぶらでOKというバーベキューやチーズソフトクリームなどのグルメ系も充実、連休中は日替わりでキャラクターショーや体験型イベントが組まれている。 昨年シルバニアパーク(別途入場料)が開設され、シルバニアファミリーが勢ぞろい。27日からはアニバーサリーフェスタが始まる。10連休中は午前9時30分開園(通常10時)となり、1日4便、牛久駅から無料の送迎バスを運行する。 ➡https://www.ibaraido.co.jp/ 霞ケ浦ふれあいランド(行方市玉造甲) 霞ケ浦畔で行方市開発公社が運営する施設で、霞ケ浦などについて学ぶ水の科学館、高さ約60メートルの虹の塔、水遊びのできる親水公園などからなる。道の駅たまつくり観光物産館「こいこい」と一体になっており、連休中は「Waku!Waku!フェスタ2019」を開催する。 28日は「なめがた湖(かわ)と大地の春まつり」で、水産物生産者や農産物生産者による直売はじめ、なめがたマルシェ、フリーマーケットなど。5月1日の「鯉の日」に向けコイのあら汁、ポタポタ焼きの無料試食や漁師直売会もある。ボルダリングやカヌー体験(予約制)といったスポーツ系も企画した。29、30日は「平成最初で最後」と銘打った「なめがた肉フェス」の開催。美明豚ステーキからなめがたバーガーまで食べまくる機会だそう。 ➡http://www.city.namegata.ibaraki.jp/page/page000684.html つくばエキスポセンター(つくば市吾妻) 5月24日まで企画展「とびだす絵本」開催中。プラネタリウムでは「宇宙の中のオウムガイ~自然にかくされたさまざまなカタチ~」。10連休中はGW科学教室として、見えない光をみつけよう!「UVチェックストラップ」を作る。(別途参加料あり) ➡http://www.expocenter.or.jp/ 地質標本館(つくば市東) 産業技術総合研究所にある施設だが、7月7日まで特別展「宇宙(そら)から地質(ジオ)―衛星でみる地質―」開催中で、連休中も開館する。国際宇宙ステーションに搭載予定のHISUIの紹介など。 ➡https://www.gsj.jp/Muse/ ミュージアムパーク茨城県自然博物館(坂東市大崎) 6月9日まで企画展「体験!発見!恐竜研究所~ようこそ未来の研究者」開催中。ティラノサウルスの全身骨格3体の展示など。29日はサイエンスデー「生物・科学の日」イベント、5月4日は無料入館日。 ➡https://www.nat.museum.ibk.ed.jp/ 【構成・相澤冬樹】      

クレオ再生、つくば市は関与せず 五十嵐市長が意向

【鈴木宏子】日本エスコン(東京都千代田区、伊藤貴俊社長)が取得したつくば駅前の商業施設クレオの再生について、五十嵐立青市長は25日開かれた市議会特別委員会で、今後の市の関与を問われ「民間が取得して商業施設としてやろうとするのであれば民間主導で再生してほしい」などと述べ、市の公共施設などをクレオに入居させる考えがないことを明らかにした。 五十嵐市長は昨年9月、市が20億円出資するまちづくり会社を設立してクレオを取得し、科学体験などができる商業施設に再生する計画を打ち出したが、市議会の理解が得られず10月末に断念した。市の計画を説明した10月半ばの市民説明会で五十嵐市長は「マンションが建つ建物に投資をすることはできない」などと表明しており、今回、自らの考えを改めて説明したことになる。 一方、日本エスコンはクレオの旧イオン棟側をマンションにし、旧西武棟側は商業施設として再生すると発表している。 五十嵐市長は25日「(商業施設として再生される)クレオに入ると家賃を恒常的に払い続けなくてはならない。わざわざ家賃を払ってクレオの中に入る選択は必要ない」などと強調した。 これに対し議員からは「民間が買ったから市がタッチしないというのは、あの話(市の再生計画)は何だったのかということになる。中心市街地の再生は重要。市が一切関わらないということではなく家賃の問題があるのであれば日本エスコンときちんと交渉していくべき」などの指摘が出た。 五十嵐市長は「市が所有する施設を検討する順番で考えている。センタービルは一つの有力な候補地」と述べ、クレオではなく、隣接のつくばセンタービルに市公共施設を入居させる意向を示した。 新たなまちづくり会社検討 センター地区活性化協再編も 一方、中心市街地全体のまちづくりについて五十嵐市長は、地区の魅力を向上させたり、にぎわいを創出するエリアマネジメントを行う主体として、新たなまちづくり会社の設置を検討していることを表明した。現在、同中心市街地のエリアマネジメントを行う団体として「つくばセンター地区活性化協議会」が存在するが、同協議会の再編も含めて検討する構えだ。 五十嵐市長は、中心市街地に必要な取り組みの在り方や、今後、同地区のエリアマネジメントをする組織や事業収支を検討する業務を公募していることを明らかにした。約660万円で6月には調査をスタートさせるという。 新たなまちづくり会社について五十嵐市長は「中心市街地の価値をどう向上させるか、自立して継続させるため、プレイスメイキング(公的空間の活用)による収入確保を見据えている」などと説明した。

【10連休直前行楽ガイド】前編 いざ花開く令和へ インスタ映え競う園地

平成から令和へ、ことしだけの改元連休。即位の日の5月1日をはさみ、27日から来月6日までお休みが10日間続く。お仕事の方には申し訳ないけど、お出かけ気分が盛り上がってくる。土浦・つくば地区から日帰りできる情報ガイド、前編は花咲きそろう行楽スポットからお届けする。異常気象に悩まされた昨年から一変、今年は各園とも「季節感通りに」花の季節を迎えられそうといい、インスタ映えするスポットを用意して10連休準備に余念がない。(入園料、アクセスなどは各園のサイトで確認を) 国営ひたち海浜公園(ひたちなか市馬渡) 今や県内きっての国際観光地になった国営ひたち海浜公園。「みはらしの丘」ではネモフィラが見ごろを迎えており、約3.5ヘクタールに約450万本の直径3センチほどの青い花をびっしり咲かす。昨年は開花が早く、ゴールデンウイークには花季が終わってしまったが、今年は例年並みの開花状況に戻った。23日に満開宣言したものの、ピークは1週間から10日ほど続き、連休いっぱい楽しめるという。 10連休には開園時間を午前7時30分に繰り上げる。5月5日には公園の風景を知り尽くしたフォトパートナーが、一緒に園内を歩き回って撮影の構図やおすすめポイントなどをガイドするフラワーフォトレッスンが行われる。要予約。(電話029-265-9001ひたち公園管理センター) ➡https://hitachikaihin.jp/ 茨城県フラワーパーク(石岡市下青柳) 5月12日までのフラワーフェスティバルは、シャガ、シャクヤク、ツツジ、ボタンなどが見頃を迎える季節に合わせ開催している花の祭典。約30万平方メートルの広大な園内には色とりどりの花々が咲き誇り、シャクヤクやボタンなど大輪の花は見応えも十分。アヤメに似た花をつけるシャガが開き始めており、5月上旬にかけて約100万株が敷地内を埋め尽くす。 温室では6日までベゴニア・ダリア展を開催中。花壇にはヤマブキ、ボタンに加え、モミジまで花をつけている。自慢の「バラまつり」は5月15日から開催となり、6月23日まで無休で開園するということだ。 ➡http://www.flowerpark.or.jp/ つくば牡丹園(つくば市若栗) 平成元年(1989)に開園の牡丹園は31回目のシーズンに突入、30日までの「牡丹まつり」、1日から15日の「シャクヤクまつり」で来場者を迎える。ボタン、シャクヤク合わせて800種、6万株にもなる園地は世界最大級とアピールする規模だ。 ボタンの開花は平成元年の開園時にはゴールデンウイークにぴったりだったのが、温暖化の影響か、早々に花をつけてしてしまい対策に苦慮してきた。それが元年の巡り合わせ、今季は遅からず早からず順当に花をつけている。30年間ずっと無農薬・酵素農法にこだわった栽培法を続けており、作出したシャクヤクの新品種を「令和」と命名、今季5月10日前後に開花の見通し(関浩一園長)になった。白と淡いピンクが交ざった色合いで、細くとがった花びらが特長だそう。 ➡https://jp.peonygardentokyo.com/ 笠間つつじ公園(笠間市笠間) 第48回を迎える「笠間つつじまつり」を開催中。26日から入場料有料となり5月6日まで。笠間市街地東部の小高い丘をぐるりとめぐる登坂園路が設けられ、頂上部を中心に各種のツツジが約8500株。24日の開花状況は「4分咲き」といい、連休中には見ごろを迎えそうだ。 麓から山頂まで徒歩で20分から30分ほどのルート。「これまでは上から下にツツジを見下ろす展望ばかりだったが、インスタ映えを意識して見上げるようなポイントを設けた」(市観光協会)そう。29日から5月5日まで「陶炎祭」開催中の笠間市街地とを結ぶシャトルバスも運行される。 ➡http://jimanni.jp/pages/kasama_tsutsuji/ 【構成・相澤冬樹】

Most Read