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2018
女みこし5年ぶり復活 土浦八坂神社祇園祭
2018年7月28日
【鈴木宏子】台風12号が接近する中、土浦八坂神社の祇園祭が28日催され、三百貫のみこしが市中心市街地を巡行した。女みこしが5年ぶりに復活した。 正午から予定通りみこし渡御が行われ、当番町の山車3台と獅子1台が各町内などを練り歩いた。 夕方、雨や風が強くなる中、女みこしと三百貫のみこしが共に同市川口町の御仮殿前を出発した。復活した女みこしは、公募で集まった市内外の10代から50代の約80人に担がれ、強い雨が降る中、「ソイヤー、ソイヤー」の勇ましい掛け声と共に街なかを練り歩いた。 巡行を終えた女みこし総括リーダーの山越里枝子さんは「雨が降ったが、いい思い出になったと思う。すべて女子だけでやった。感動している」などと話した。7月に入ってから毎週金曜日に集まり、足の運び方や担ぎ手同士の足運びの合わせ方、担ぎ方などの練習を重ねてきたという。 台風の影響で、子どもみこしの巡行と夜の山車の共演は取り止めとなった。山車と獅子は3日間、市中心市街地を練り歩く。 土浦八坂神社は同市真鍋(旧真鍋町)にあるが、氏子は旧土浦町(中心市街地)にいることから、祇園祭は旧土浦町で行われる。祭りは江戸時代の土浦藩の祭礼を継承したものとされる。三百貫のみこしの重さは本体と担ぎ棒合わせて780キロ。1933(昭和8)年に当時の鉄道大臣、原修次郎が寄贈した。その年は担がれたが、あまりの重さに翌年からは担がれず専用台車に載せて街なかを巡行したといわれている。1977年(昭和52)に「礎會」が結成され、その後は毎年担がれている。
台風12号接近 イベント中止や延期に
2018年7月28日
台風12号が近づき28日夕方には関東に最接近すると発表される中、つくば市や牛久市ではイベントや祭りが中止や延期になっている。つくば市では28日開催予定の「第9回世界のつくばで盆踊り2018」が翌29日に延期、「トワイライト音楽祭」が中止となった。 盆踊りは29日に延期 【第9回世界のつくばで盆踊り】28日(土)午後3時~8時40分まで、つくば市竹園、ショッピングセンター・デイズタウン平面駐車場で開催予定だったが、翌日に延期し、29日(日)午後5時~8時40分まで開催する。午後3時からの生ライブは開催を取り止めるなど一部規模を縮小する。プロとスポーツ遊び、出店、盆踊り、ちびっこ花火遊びなどは予定通り実施する。問い合わせは電話029・860・5000(デイズ・タウン) 音楽祭は中止 【トワイライト音楽祭】来場者が1000人を超えた5回目の今年から、研究学園駅前から同駅前公園に会場を移動したが、台風の影響で中止となった。 一般公開は催し縮小 【夏休み一般公開】28日を夏の一般公開日としていた研究機関は、催しを縮小するなどの対応を行った。▽森林総合研究所=樹木園案内や昆虫トラップの解説、樹高当てクイズなど、屋外での催しが中止となった。同市松の里1。電話029・829・8372▽農業・食品産業技術総合研究機構=4つの会場をバスで結んで公開された。ほとんどが施設内での催しだったことで、中止したイベントはわずかで済んだという。同市観音台3-1-1。電話029・838・8980。 タウンミーティング中止 【タウンミーティング】28日(土)、豊里地区を対象につくば市遠東、老人福祉センターとよさとで開催予定の「第13回タウンミーティング 会える市長」は開催を取り止め、延期とした。延期後の開催予定日は現時点で未定という。 学院大は社会人講座など中止 【学校】筑波学院大学(つくば市吾妻)は28日開催予定だった入試相談会、社会人講座「コミュニティカレッジ」の各講座、ちびっこ博士講座、学生サークル活動等を中止し、附属図書館を臨時閉館とした。 かっぱまつりは29日のみ 【第37回うしくかっぱ祭り】28日(土)、29日(日)の2日間、牛久市役所や花水木通りなどで開催予定だったが、28日(土)は全プログラムを中止する。29日(日)は予定通り午後0時30分~9時まで、よさこい鳴子踊りパレードや河童ばやし踊りパレードのほかステージイベントを開催する。午後3時~9時30分は踊りパレードが催される花水木通りなどは交通規制が実施される。問い合わせは電話029・874・5554(同市観光協会内のうしくかっぱ祭り実行委員会)
忘れられた化石は謎多き海の哺乳類と判明 筑波大で60年保管
2018年7月26日
【鈴木宏子】筑波大学(つくば市天王台)の古生物標本収蔵庫に60年間以上保管されていた骨の化石が、1千万年前に絶滅した謎の多い海の哺乳類「パレオパラドキシア」であることが分かった。国立科学博物館地学研究部(つくば市天久保)の木村由莉研究員と、同大生命環境系の上松佐知子准教授らが26日、記者会見し発表した。 化石は右後ろ足の大腿(だいたい)骨で、筋肉の付着面が分かるなど保存状態がとても良いことから、今後、当時の生活や他の生物との関係などを解明する手がかりになると見られている。保存状態が良好なパレオパラドキシアの化石は国内で2例目という。 1950年代前半に前身の東京教育大学の教員に預けられた標本で、木箱に入ったまま保管されていた。当時は別の哺乳類と鑑定され、そのまま忘れられていたという。 大学の標本管理方法の調査をするため昨年6月、同収蔵庫を訪れた木村研究員が、木箱に入った長さ約30センチ、重さ約1キロの未登録の骨の標本を見つけた。骨の特徴から束柱類(そくせきるい)という哺乳類の大腿骨と判断した木村研究員は、専門家による調査チームをつくって調査を開始した。 まず木箱に貼り付けてあったメモを手がかりに調査したところ、1950年代前半、福島市土湯温泉で砂防ダムの工事中に発見されたことがわかった。当時、現地では恐竜の骨とされ、ほかにも骨の化石が見つかっていたが、別の骨は1954年に同温泉で起こった大火で失われてしまったことも分かった。 さらに化石に付着していたジルコンという鉱物を分析したところ、1600万年前より新しい時代の化石であることが判明した。当時、東北地方は海の中だったという。 パレオパラドキシアは約2300万~1000万年前に北太平洋の沿岸地域に生息していた哺乳類で、名前は「謎めいた古生物」という意味。カバのような大きさで、発見された化石はやや小ぶりのものだという。 木村研究員は「パレオパラドキシアはジュゴンやマナティなどの仲間だという説とサイなどの仲間だという説があり見解が統一されていない。海の哺乳類は陸の哺乳類が海に入っていったものだが、なぜ海に入ったのか、どのように海に適応していったのかなどの解明に役立つ可能性がある」と話している。
【高校野球茨城’18】土浦日大が大会2連覇。常総学院は無念の幕切れ
2018年7月26日
【池田充雄】第100回全国高校野球選手権茨城大会は最終日の25日、ノーブルホームスタジアム水戸(水戸市見川町)で常総学院と土浦日大による決勝戦が行われた。結果は土浦日大が打棒の冴えを生かし常総学院を6-1と圧倒。参加102校98チームの頂点に立ち、第100回大会を記念して新調された真新しい優勝旗を手にした。同校は8月5日から阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で始まる本大会に、茨城代表として出場する。 実力伯仲と思われた両校に、意外な明暗が分かれた。土浦日大が4回表に一挙6点の猛攻を仕掛け、試合を決めた。 序盤はむしろ常総の方が優勢だった。2回裏にはこの日六番に入った二瓶那弥主将が中越えの三塁打。七番・手塚悠の内野安打で生還し1点先制。それに対し日大は2回表には1死一・三塁、3回表には1死満塁の得点機をつくるが、あと一打が出ない。 しかしここ数戦の日大は、試合の潮目を読むのが実にうまい。3回裏2死一・三塁のピンチを乗り切って流れを呼んだ。4回表1死から六番・井上莞嗣が右前打を放つと、敵失が2つ続いて満塁。ここで九番・石渡耀の中前打が出てまずは同点。「相手のスライダーに体が反応した。前の打席で詰まったのでバットを短く持ち、しっかり振って芯に当てた」と石渡。 続く一番・鈴木健太主将の右前打で2-1と逆転。「自分のミスから先制されたので取り返したかった。目の前で石渡が同点打を放ち、楽になって打席に入った。決して納得できる当たりではないが、チームに貢献できて何より」と鈴木。次の二番・木原琉位は左前へ2点適時打。その後も四球や暴投で2点が入り、常総にとっては悪夢のような展開となった。 その後の常総は、投手を継いで日大の攻撃をかわし反撃の機会を待つが、尻上がりに調子を上げる日大の富田卓投手を崩せず。9回裏に2死から内野安打と死球で一・二塁とするが、代打・鈴木琉晟は内野ゴロに倒れゲームセット。マウンドの富田の下に歓喜の輪が広がった。 前日も奮闘した富田に先発を任せた理由を「本人の要望。一番を背負っている者の責任感が出た」と小菅勲監督。富田自身は「去年の甲子園はみんなに助けられて連れていってもらった。今年は自分がみんなを引っ張っていく。そのために体重アップや投げ方の研究にも励み、少しずつ形になってきた」と語る。 「去年は図らずも出た甲子園。だがその素晴らしい場所を体験して、もう一度行きたいと、選手たちが自主的に課題に取り組み始めた。ベンチでも何も言わなくても自分たちで考え、声をかけ合っている。それが今大会で実を結んだ」と小菅監督。きっと甲子園でも彼らは、自分たちの野球を楽しんでくるはずだ。 第100回全国高校野球選手権茨城大会 決勝(7月25日、ノーブルホームスタジアム水戸) バッテリー 土浦日大:富田-小澤 常総学院:塙、谷田部、大木島、岡田、菊地竜-菊地壮、草部 長打 三塁打:二瓶(常総学院) 二塁打:井上(土浦日大)
【高校野球茨城’18】決勝は常総学院と土浦日大 強打対決が見どころ
2018年7月25日
【池田充雄】第100回全国高校野球選手権茨城大会は12日目の24日、ノーブルホームスタジアム水戸(水戸市見川町)で準決勝2試合が行われた。第1試合は常総学院が水戸商を5-1で破り、第2試合は土浦日大が8-5で霞ケ浦を下した。両者による決勝戦は25日午前10時から、ノーブルホームスタジアム水戸で行われる。 常総、4回裏に一気呵成の攻め 常総学院は水戸商のエース川澄裕音から12安打。2回裏に2安打で1点を先制し、4回表に1点を返されるが、その裏に7安打で4点を追加して試合を決めた。 ビッグイニングの口火を切ったのは2死三塁、六番・吽野圭祐の中前打。ここからの5連打で川澄を火だるまにした。「川澄はイニング前の投球練習でボールに力がなく、この回が狙い目だと思っていた。甘いスライダーを逆方向へ運ぶプランだったが、2死三塁なのでゴロヒットがほしい。ボールの上っつらをつぶす感じで転がすことができた」と吽野。 常総学院のマウンドを守ったのは塙雄裕。2回戦と4回戦でリリーフ登板はしたが、先発投手はこの夏初めて。四死球や失策でほぼ毎回ランナーを背負うが、許したヒットは散発の4本だけ。低めのスライダーをひっかけさせて3つのダブルプレーを成功させた。「塙はこの夏一番勢いあるボールを放れるピッチャー。相手の強力打線に対して最後まで逃げず、自分のボールを信じて投げきってくれた」と、佐々木力監督は満点の評価を与えた。 土浦日大と霞ケ浦、継投で明暗 土浦日大-霞ケ浦の試合、先取点を奪ったのは霞ケ浦。3回裏1死一塁から二番・森田智貴が内野ゴロで一塁に走り込むと、一塁手・小菅康太と交錯し送球がそれる。この間に二走・天野海斗がホームを陥れた。さらに2死三塁から四番・菅野日向磨の左前打で森田が帰り1点追加。 ここで土浦日大は早くも投手交代に動く。先発の荒井勇人を下げて富田卓を投入。「大きく離されるといけないので早めに替えた。もともと2失点で替える予定だった」と小菅勲監督。「ミスから先に失点したが、引きずらずに切り替えて集中し、その後をしっかり防いだことが逆転につながった」と捕手の小澤礼嗣。 反撃は4回表。五番・小澤が右翼線へのヒットで出塁すると、六番・大賀玲介、七番・鶴見恵大、九番・石渡耀の二塁打3本で3点。さらに7回には一番・鈴木健太のソロ本塁打などで霞ケ浦の先発・福浦太陽を退かせる。救援でマウンドに登った鈴木寛人にも襲いかかり、8回を終えて8-2の大差をつける。 しかし霞ケ浦もこのままでは終われないと、9回裏に最後の意地を見せる。安打4本をつないで3点を挙げるが追撃もここまで。土浦日大が決勝進出を決めた。 決勝戦、異なる打力の持ち味 決勝戦で相まみえることになった常総学院と土浦日大、共に強打を売りにするチームだが持ち味は異なる。日大は自分たちが積み上げてきた打力を信じ、ファーストストライクから積極的に狙っていく。常総は今年の特徴である長打力に伝統の機動力をハイブリッドさせ、新たなスタイルを完成させつつある。打線のどこからでも点が取れる強みは共通だ。 さらに両者とも、先頭でチームに勢いを与える一番打者の存在が光る。常総は水野勢十郎、日大は鈴木健太。ある意味四番打者より恐いこの2人の対決も、決勝戦の大きな見どころとなる。 第100回全国高校野球選手権茨城大会 準決勝(7月24日、ノーブルホームスタジアム水戸) バッテリー 水戸商:川澄-小林嵩 常総学院:塙-菊地壮 長打なし バッテリー 土浦日大:荒井、富田-小澤 霞ケ浦:福浦、鈴木寛-鈴木和 長打 本塁打:鈴木2(土浦日大) 二塁打:鈴木、大賀、鶴見、石渡、富田、小菅(土浦日大)、小儀(霞ケ浦)
蓮姿で新曲披露 れんこん大使オニツカサリーさん
2018年7月24日
【谷島英里子】かすみがうら市出身でJA土浦の「れんこん大使」を務めるシンガーソングライターのオニツカサリーさんが24日、土浦市内のホテルで、JA関係者らを前に新曲「Renkon」を初めて披露した。 オニツカさんは「レンコンを作った農家の気持ちを大事に、レンコンの気持ちになって『育ててくれてありがとう』という思いを込めた。私たちも育てていただいてここにいるので、どこか共通するものがあれば」と思いを語った。 ステージには、土浦市のデザイナー高橋成典さんが蓮の花をイメージしてデザインした衣装で登場。バッグダンサーには振り付けをしたダンサーの中島真理さん、優希さんが主宰するMari Jazzdance Companyから13人が参加した。作詞作曲は、オニツカさんと作曲家の鎌田雅人さん。 オニツカさんは「レンコンを広めるテーマソングとして世界に発信したい。曲名もアルファベットにした」と話すと「Renkon」を熱唱。指をレンコンの「レ」の形にしたり、レンコンの穴を覗くポーズをするなど歌とダンスでレンコンの魅力をPRし、会場は歓声と拍手に包まれた。
授業に役立つ学習資源紹介 26日「教員の日」、つくばエキスポセンター
2018年7月24日
【田中めぐみ】つくばエキスポセンター(つくば市吾妻)の展示物やイベントを地域の教員などに紹介し、効果的な活用法を提案しようと26日、「教員のための博物館の日」イベントが同センターで開かれる。学校での活動や体験型授業などに役立つ学習資源を知ることができる。学校や幼稚園などの教員、旅行代理店、教員を目指す学生などは入館無料。 見どころは、つくば市内の研究機関が行っている学校向けの活動を一堂に紹介するコーナーだ。宇宙航空研究開発機構や国立環境研究所など全部で9機関が協力出展する予定で、研究機関からの講師派遣や見学の団体受け入れなどの取り組みを知ることができる。 ほかに同センター内の展示フロアを見学できるほか、プラネタリウムや科学教室、サイエンスショー、3Dシアターなど催事も体験可能だという。団体で利用する際にどのようなプログラムがあるか、どのように申し込めばいいかについて相談できるブースも出展される予定だ。 同センター学芸員の小林弘幸さんは「数多くの研究機関が集まるつくば市の特色を生かし、エキスポセンターが研究機関と教育機関、相互への情報提供のハブ的役割を担えれば」と話す。博物館と地域の教育機関、研究機関とのつながりを深めていきたい考えだ。 多くの子どもに体験をさせたいという教員からの要望に応じ、同センターでは3Dシアターの場所を移して以前より収容人数を増やした。また、団体受け入れの際には、学習効果を高めるためのワークシートを用意したり、天候に応じた予約を可能にしたりして、利用しやすくなる工夫をしているという。 「教員のための博物館の日」イベントは、国立科学博物館が中心となり、学校と博物館の連携促進を目的として2008年より始まった。イベントは全国約30の施設で開催されている。エキスポセンターでは去年から開催しており、去年の来場者数は約170人、うち小中高校の教職員や幼稚園関係者は約150人だった。 ▼各研究機関の学校など向け教育活動例(詳細は各機関に問い合わせが必要) 【宇宙航空研究開発機構】「宇宙教育指導者セミナー」を実施し指導者を養成するほか、「コズミックカレッジ」活動などを実施。 【国立環境研究所】指定された見学日に施設見学ができるほか、研究紹介、自転車の発電体験など目的に応じたツアーコースを設けている。 【産業技術総合研究所】サイエンス・スクエアつくばで最新研究の紹介、アザラシ型セラピーロボットパロなどの展示物の見学ができる。 【農業・食品産業技術総合研究機構】食と農の科学館での展示物紹介、作物見本園での植物の観察などができる。 【防災科学技術研究所】講師派遣のほか、地震ザブトン体験や施設見学ができる。Dr.ナダレンジャーによる自然災害科学実験教室なども実施。 【サイバーダイン(CYBERDYNE)】イーアスつくば内サイバーダインスタジオでの団体見学ツアー、ロボットスーツHALの装着体験などを実施。 【高エネルギー加速研究機構】研究者や職員を、学校などの団体に講師として派遣する「KEKキャラバン」プログラムを実施。
早起きをしてラジオ体操ですっきり つくば市松代
2018年7月23日
【橋立多美】つくば市松代の手代木児童公園で夏休み恒例のラジオ体操が始まった。 早朝6時30分「あたらしい朝がきた」で始まる歌がラジカセから流れ、子どもとその父兄たちが第1、第2の体操で体をほぐした。 同公園に隣接する、手代木南小学校の北地区4丁目子ども会の地区委員と有志が「子どもは夏休みになると暑さも手伝ってダラダラと過ごしがち。早起きして規則正しく過ごしてほしい」と始めた。土日祝と雨天日を除き、8月28日まで続けたいという。 かつて学童の夏季休暇中には、全国で早朝に町内会や自治会が主催するラジオ体操の会が催された。今は子ども会が運営するケースが多い。少子化や他のスポーツ活動の早朝練習などの影響からラジオ体操は夏休みを通して行われることはなくなり、平日の2週間ほどに期間を留めたり、実施しない子ども会もある。 ラジオ体操の世話役を買って出た地区委員は「小学生対象ですが、どなたでも気軽においで下さい」と参加を呼び掛けている。
【高校野球茨城’18】昨夏覇者、今春の準優勝校を圧倒 準決勝は常総学院×水戸商、土浦日大×霞ケ浦
2018年7月23日
【池田充雄】第100回全国高校野球選手権茨城大会は11日目の22日、準々決勝4試合が行われた。ひたちなか市民球場(同市新光町)では土浦日大が8-3の大差で明秀日立を破り、霞ケ浦は6-1で取手一を寄せ付けなかった。ノーブルホームスタジアム水戸(水戸市見川町)では常総学院が中央に、水戸商が藤代にそれぞれ勝利した。準決勝2試合は24日、ともにノーブルホームスタジアム水戸で行われる。 土浦日大、強気の攻め 土浦日大-明秀日立の一戦は、土浦日大の富田卓、明秀日立の細川拓哉という両エースがそろって登板。互いの柱をどちらが先に攻略するかがカギとなった。 先手を取ったのは3回表の土浦日大。一番・鈴木健太主将が左翼線のクリーンヒットで二塁に達すると、二番・木原琉位の中越え二塁打で先制。さらに無死満塁から五番・小澤礼嗣の中前打などで2点を加えた。 ここでのポイントは木原に送らせず、強攻策を採ったこと。「1・2回のチャンスを逃し『ここしかない、流れをつかむぞ』とベンチが一体になった。弱気にならず、打って点を取ろうと。木原の一打がその気持ちをチームに呼び覚ました」と小菅勲監督。 援護を得て富田も波に乗る。三振とフライアウトが増え、3~7回は1安打1四球でわずか2人の走者を出したのみ。その間にも追加点。7回表は1死満塁から七番・鶴見恵大が左越えに走者一掃のスリーベース。「伝令で『スクイズなどはないから、思いきりやってこい」と言われていた。相手は全打席初球スライダーで来ていたので、そこにヤマを張って振り抜いた」と鶴見。 8回表にも3安打で2点を加え、コールドも近いかと思われた8回裏、思わぬ反撃を浴びる。明秀の一番・増田陸によるスリーラン。「2球で追い込んでから、スライダーが高めに抜けてしまった。やっぱり簡単には終わらない。でも逆にすっきりして、気持ちを切り替えて投げられた」と冨田。 また「秋に負けてからこの日のために頑張ってきた。今日勝ちきったことで去年の夏のように乗れてくるのでは」と言葉を継いだ。鶴見も「大きな勝負だったがここが最後じゃない。あと2つ勝つまで、気を引き締めてやっていきたい」と、すぐに気持ちを切り替えていた。 霞ケ浦、守りからリズムつくる 霞ケ浦はこの日、2年生投手の中田勇輝が3回戦に続いて先発し、7回を1失点。「与えられた役割以上にやろうと、しっかり気持ちを作っていた。立ち上がりは3人で抑え、リズムよく試合に入れた。2回以降は毎回ヒットを出し苦しい展開だったが、バックが助けてくれてピンチを乗り越えられた」 8安打を打たれながら1失点に抑えたのは、要所要所で3つのダブルプレーを成功させた守備の良さも関係している。捕手の鈴木和樹主将は「守りのときも受け身にならず、しっかりと攻めの守備をし、そして守りからリズムを作って攻撃につなげる」と心構えを語る。また中田に対しても「2年生投手で夏は初めて。力が入っていたのでちょくちょく声を掛けに行った」との気遣いを見せた。 そして3回に待望の先取点。1死二・三塁から一番・天野海斗と二番・森田智貴の連打で3点を奪う。 5回には九番・中田が自らの右前打で1点を挙げた。6回には四番・菅野日向磨が右翼席への2点本塁打。「打ったのはインコースの真っすぐ。それまで変化球で2打席抑えられていたので、この打席は変化球を待っていたが、追い込まれて、真っすぐを待って変化球にも対応しようと狙いを変えた」。そこへタイミングよく来た直球を、反応良く打ち返したそうだ。 これで準決勝に進出し、次の対戦相手は因縁の土浦日大。春の大会では勝っているが、昨年の夏は決勝を延長15回で敗れ、甲子園の切符を目の前でさらわれた悔しさがある。「夏の借りは夏に返すしかない。準決勝・決勝に照準を合わせ、調子も上がってきている。ここから先は実力差はなく気持ちが大事。しっかり気持ちを出していきたい」と菅野。高橋祐二監督は「いろんな思いがあるので精一杯やりたい。相手は去年からの選手が多く、いろんな選手の特徴をつかめている。臆せず攻め、たとえ長打を打たれてもしがみついて戦いたい」と気構える。 第100回全国高校野球選手権茨城大会 準々決勝(7月22日、ひたちなか市民球場) バッテリー 土浦日大:富田-小澤 明秀日立:細川-高田 長打 本塁打:増田(明秀日立) 三塁打:鶴見(土浦日大) 二塁打:鈴木2、木原、小菅(土浦日大) バッテリー 取手一:三浦、庄司、石上、林-用、内山 霞ケ浦:中田、鈴木寛-鈴木和 長打(すべて霞ケ浦) 本塁打:菅野 二塁打:出頭
ホットな霞ケ浦のワカサギ漁「解禁」で市が立つ
2018年7月22日
【相澤冬樹】猛暑続きで水温上昇が懸念された霞ケ浦のワカサギ漁、解禁日の21日は昨年の倍近い漁獲となって、漁師や関係者はひとまずホッとするホットな滑り出しとなった。 ワカサギはひき網のトロール漁で採捕される。日中の暑さを避け早朝の操業となるが、長時間網を引き続けると魚体が傷むため、1時間程度で切り上げる。漁師の高齢化から、今夏は熱中症の懸念も高まっており、気温と水温の上昇が不安材料となる解禁を迎えた。 県霞ケ浦北浦水産事務所の調べだと、この日操業した漁船は霞ケ浦(西浦)140隻、北浦38隻だった。聞き取りによる1隻当たりの漁獲量の平均は霞ケ浦81.9キロ、北浦25.4キロで、いずれも昨年を倍前後上回り、200キロを超えた船もあり、総じて満足のいく漁果。昨季は霞ケ浦全体で100トンを割り込む不漁だっただけに、今年の漁に手応えを感じられる操業初日となった。 採れた魚は早速、生ワカサギや煮干しのパック詰めとなって出荷される。漁期は12月末までだが、全国の主要産地で夏場に漁を行うのは霞ケ浦(北浦含む)だけ。今の時期のワカサギは脂がのり、不飽和脂肪酸のEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)を多く含むことから、「ナツワカ」として売り込みを図っている。 行方市にある道の駅たまつくりにある観光物産館「こいこい」では、漁師らでつくる霞ケ浦水産研究会による「わかさぎ解禁市」が開かれた。採れたてのナツワカを天ぷらなどにして販売したが、持ち込まれた量も昨年の1.5倍。日差しの強い屋外で、天ぷらに揚げていく作業は熱気が半端ない。 口にした来店客は「臭みがまるでなく、甘みも感じられる」と感想。霞ケ浦りんりんロードをやってきたサイクリストらが汗だくで揚げたてをほおばる姿が見られるなど、ホットな夏休み初日となった。
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