木曜日, 6月 4, 2026
ホーム社会県独自の非常事態宣言を延長 リモート授業26日まで

県独自の非常事態宣言を延長 リモート授業26日まで

新型コロナの感染拡大により12日まで延長していた茨城県独自の非常事態宣言について、大井川和彦知事は9日、期間をさらに2週間延長し26日までとすると発表した。延長に伴って学校のリモート授業も26日まで延長される。

第5波により8月16日に発令された県独自の非常事態宣言は42日間に及ぶこととなる。一方、8月20日に発令された国の緊急事態宣言も30日まで、18日間延長される。

現在の県内の感染状況について大井川知事は、週平均の1日当たりの新規感染者数は8月23日の週の318.5人をピークに、9月8日の週は213.2人と減少傾向にあるとした。病床稼働状況は、入院患者数が8月27日の499人をピークに、9月8日は381人と減少したがまだ高止まり状態が続いており、特に重症患者数はは8月29日の32人をピークに9月8日も26人と予断を許さない状況が続いているとした。

医療提供体制は、9月1日からコロナ病床を791床に拡充、重症化リスクの高い感染者を対象に、31病院で600件の抗体カクテル療法を実施したとし、投与を受けた9割が入院せずに宿泊・自宅療法を継続し、入院した1割についても重症化した事例はなかったなど効果があったとした。酸素ステーションについては、県南の宿泊療養施設内で3人を受け入れたと報告した。

県独自の非常事態宣言の延長に伴って、学校はリモート授業を26日まで延長する。部活動の全面禁止、学校行事の延期または中止の期間も26日まで延長される。再開する場合は、分散登校をするなど段階的に状況をみながら元の学校生活に戻していきたいとした。

図書館や美術館、公民館など公共施設の休館も26日まで延長となる。

一方、新規感染者数の減少傾向が継続し医療崩壊が防げる場合は、26日を待たずに非常事態宣言を解除するとした。

国の緊急事態宣言は30日まで延長となる。飲食店は酒類の提供を終日停止し、営業時間を夜8時までとする、商業施設は来店客数を通常時の2分の1とするなどの要請も30日まで延長される。飲食店などに対する協力金支給期間も30日まで継続される。

➡NEWSつくばが取材活動を継続するためには皆様のご支援が必要です。NEWSつくばの賛助会員になって活動を支援してください。詳しくはこちら

3 コメント

3 Comments
フィードバック
すべてのコメントを見る
スポンサー
一誠商事
tlc
sekisho




spot_img

最近のコメント

最新記事

所属クラブの垣根超え写真展開催 土浦市民ギャラリー 高齢化で発表の場減少

所属している写真クラブの垣根を越え、写真愛好家なら誰でも参加できる企画展「形のない集団の写真展」が2日から、土浦駅前の土浦市民ギャラリー(同市大和町)で開かれている。4回目の開催で、20人の作品100点が展示されている。 土浦には写真クラブが20団体ほどあり、数十年の歴史をもつクラブも多いが、写真愛好家と指導者の高齢化のためクラブが減少、解散するところも出てきた。それぞれの写真展も会員の減少で開催が困難になり、愛好家の発表の場がなくなってきたことなどから、誰でも参加出来る写真展を企画することになった。 土浦市在住の写真家、高木紀英さん(74)が「何とかしたい」という使命感をもち企画した。知り合いの写真愛好家に声を掛け、4年前、開催にこぎつけた。「苦労しているという気持ちよりも、好きなことをしているという感じの方が大きかった」と高木さんは振り返る。4年前は、出展者10人、展示作品50点だったが、年々参加者が増え、現在は2倍に輪が広がった。写真展は高木さんが会長となり運営する。しかし会としての活動は写真展開催以外一切なく、組織化することもないという。 2日から開かれている写真展には、スナップ写真、風景、花などの作品が、カラーやモノクロで展示されている。大きさやテーマに縛りはないが、額装のマットは白に統一した。 高木会長は、モノクロの「凛」という作品を展示する。ほかに、人の足をアップしたり、平安時代から伝わる菊結びなどをとらえたり、感性に訴える作品が並ぶ。副会長の吉田亘好さんは、若者の街、東京・下北沢で出会った出来事や物象をクローズアップして捉えた作品を展示する。また建物だけをさまざまな角度で撮った北見隆久さんの写真や、写真が一つ一つ物語になっている吉原世都子さんの作品など、それぞれが個性豊かで自由な世界を表現している。吉原さんは「個展を開くなどとても出来ないので、この企画はとてもありがたい」と語る。 高木会長は「写真愛好家の高齢化が進み70代後半から80代の方が多い。しかし今回は40代の方が2人参加し、作品を作っている感じがとても良いと言っていた」と語り、昨今、写真がSNSで発表されていることに触れ「SNSでは直接顔を合わせて会話することが出来ないが、写真展では語り合うことが出来るなど良い面もある。一方、写真展に展示する作品は、プリントして額に入れなければならないという作業があるが、SNSにはそれがない。これからの写真展にどういう未来があるのか全く先が読めない」などと話した。 ◆「形のない集団の写真展」は6月2日(火)~7日(日)まで、土浦市大和町1-1、アルカス土浦(市立図書館)1階、土浦市民ギャラリーで開催。開館時間は午前10時~午後6時。入場無料。問い合わせは北見隆久さん(電話080-1043-7551)へ。

「倒れる」練習《続・気軽にSOS》172

【コラム・浅井和幸】先日、ある支援のために駅前のロータリーを回り、目的地に向かいました。そのあたりは歩いている高齢者も多く、ゆっくりと左右を見ながらの運転です。その運転とは関係ない50メートルほど先で、高齢女性が倒れました。幸い、近くにいた数名の方が助けに入ったので、私はそれを確認して目的地に向かいました。 県内を動き回っていると、このような場面に時々出くわします。今回は偶然にも倒れる瞬間を見たのですが、その倒れ方がまっすぐ硬直したような倒れ方で、とても危険な印象が残りました。私は高齢福祉については勉強不足なので、現在どのような取り組みが行われているのか分かりませんが、「高齢者の倒れる練習」とネット検索しても、ほとんどが「転倒防止」についての内容でした。 このようなことは、子育て、不登校、ひきこもり、生活困窮、住宅確保要配慮者支援などでも似ています。危険なことが起こったあと、どう対応するかという支援を続けていると、「そもそも未然に防ぐことが大切だ」という考えに行きつきます。しかし、予防や防止を重視しすぎると、危険なことが起こったときにどうするかという視点が抜けてしまいます。 リスクから遠ざけすぎることは、リスクを回避する、乗り越える、やり直す、助けを求めるといった感覚を育ちにくくします。人は、汚いものや苦しいことなどから遠ざかりすぎることで、強すぎる痛みが実際に訪れたときに耐えられず、立ち直れなくなってしまうことがあります。 よりよい成長のため、その痛みは本人が耐えられる範囲に調整することが必要です。何でも一律に、苦しい経験をすれば強くなれるという考え方も、たまたまうまくいった人たちの勘違いなので注意が必要です。 「自分で起き上がってごらん」 私は人を雇っていくつかの事業を行っています。年齢も性別も背景も実力もさまざまです。その人の能力や成長段階に合った課題に向き合えるよう調整しなければならないと、日々悩んでいます。言葉で「危険だからやめた方がよい」と伝えるだけでは、本人が納得しない限り届かないことがあります。だからこそ、少しだけ怖い思いや苦しい思いを体験してもらうことも必要だと感じています。 子育てや支援をしている方から、「成功を経験して成長ができる支援のコツはなんですか」と質問されることがあります。私は「転んでもフォローできる環境を自分自身ができる限界と考えて支援をしてみてください」と答えます。 例えば、よちよち歩きの子どもであれば、転んでも大きなけがをしない環境を整え、すぐに支えられる距離にいることです。少し膝をすりむいても大丈夫な子なら、少し離れた場所から「自分で起き上がってごらん」と声をかけられる距離にいるのがよいでしょう。 危険を予防し回避することと同じくらい、危険への予想や耐性、立ち直る力を育てることも大切であると、私は声を大にして伝えたいのです。(精神保健福祉士)

道路冠水や倒木被害相次ぐ つくば、土浦 台風6号

大型の台風6号の接近に伴い、つくば、土浦市では3日、激しい雨と強風の影響で道路冠水や倒木などの被害が相次いだ。小中学校や幼稚園は休校となった。 26カ所で道路冠水や倒木など つくば つくば市では24時間で126.5ミリの降水量があり、午後1時に最大風速6.3メートルを観測した。この影響で、市内26カ所の道路で冠水や倒木などの被害が発生し、約1680軒で停電が発生した。 道路冠水は市内14カ所で発生、このうち今鹿島、水堀、下広岡、森の里、下広岡、春日4丁目など7カ所が一時通行止めになった。桜川に架かる同市小田、小田橋は水位上昇により通行止めになっている。 ほかに強風の影響で、面野井、天久保3丁目、桜2丁目、花畑1丁目など5カ所で倒木の被害があったほか、観音台1丁目で標識破損、上河原崎で木板の飛散、田中で照明破損などの被害があった。 このうち同市花畑1丁目では午後2時前、強風によりNTT筑波研究開発センタ敷地内の高さ20メートルほどの松が根っこから道路に倒れて、向かい側の集合住宅の駐車場上の電線に引っ掛かり、道路が通行止めになった。近くで犬のトリミングサロンを経営する30代女性は「トリミングでドライヤーを使っていたので大きな音は聞こえなかったが、バサッという音がして窓の外を見ると、松の木が倒れていた。ここに10年住んでいるがこんなことは初めて。(筑波研究開発センターの敷地境界には松並木があるので)ほかの松の木が倒れないか心配」などと話していた。 市は自主避難所を、市北部の働く婦人の家と、市南部の茎崎交流センターに2カ所開設、3人が一時的に茎崎交流センターを利用した。 民家1軒が床下浸水 土浦 土浦市では24時間で112.5ミリの降水量があり、午後1時40分、最大風速10.4メートルを観測した。この影響で、床下浸水が1軒、道路冠水や倒木による通行止めが4件、停電が522軒で発生した。 床下浸水は荒川沖東3丁目の民家1軒で発生。中貫、神立町、白鳥町では冠水により道路が一時通行止めになった。常名では倒木により通行止めが発生した。 同市では大雨警報と高齢者等避難が発令されたことにより、午前11時44分に災害対策本部を設置、土浦三中、土浦四中、都和南小、新治義務教育学校4カ所に避難所を開設した。2人が土浦四中の避難所を一時利用したという。

バイシクル・ダイアリーズ(2)《ことばのおはなし》93

【コラム・山口絹記】前回の記事(5月1日付)では、突然譲り受けたロードバイクについて書いた。そして、この記事を書いている少し前、「ツール・ド・つくば」というイベント(7年ぶりに開催された筑波山を自転車で登るイベント)から帰ってきたところだ。観戦ではない。参戦である。 いわゆるヒルクライムと呼ばれるレースで、他の参加者の動機は私にもよくわからないが、自転車にまたがって峠をひたすら登る。自分で書いていても正気の沙汰とは思えないのだが、とにかく私も完走してきた。なかなかの地獄だったが、実際のところ思ってもないほど楽しい地獄だった。 どうしてそうなったと疑問に感じる方もおられるだろう。私も同感だ。つくづく人生はままならない。現実ではいつだって小説のような文脈はどこかに忘れ去られ、側溝に落ちて朽ちてゆく。 レースで痛めた膝をかばいながら家に帰ってきて、少し頭も冷えてきたので、この1カ月の出来事について、徒然(つれづれ)なるままに書いていこうと思う。 ロードバイクにちゃんと乗る? 繰り返しになってしまうが、このロードバイクは私が大切な人から譲り受けたものだ。私はその人に「ちゃんと乗るから安心してくれ」と約束をした。しかし、家に帰る道すがら、「ロードバイクにちゃんと乗る」ってどういうことだろう、とわからなくなってしまった。 ママチャリくらいしか乗ったことのない私には、ロードバイクにちゃんと乗ることの定義がわからなかったのだ。毎日乗ることか? 遠くに行くことか? 速く走れるようになることだろうか? そこまで考えて、筑波山の山道をかっこいい自転車がいつも登り降りしていることを思い出した。アレはしっかり乗っていることになるのではないだろうか。 週末に本屋に行くようなノリで、筑波山をロードバイクで走っている人は、「ちゃんとロードバイクに乗っている」気がする。コレだ、コレしかない、と脳みそのゆるい私は考えたのだ。これは、自転車のことなど何も知らない中年が、いきなり降って湧いたロードバイクにまたがってレースに出ることになるまでのおはなし。(言語研究者)