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2018
1月
買い物客ら名残惜しむ イオンつくば駅前店閉店 33年の歴史に幕
2018年1月31日
【大志万容子、谷島英里子】つくば駅近くの大型商業施設クレオ(つくば市吾妻)は1月31日、イオンつくば駅前店と専門店全8店が営業を終え、33年の歴史に幕を下ろした。閉店時刻の午後8時、同駅前店出口では佐久間勇樹店長はじめ従業員が「ありがとうございました」と頭を下げながら、買い物客を見送った。クレオ2階の正面入り口前には、買い物客ら数十人が帰宅せずに残り、8時半ごろ、店内のシャッターが下り始めると、写真を撮るなどして名残を惜しんだ。 最終日の店内は日中、買い物客でにぎわった。「ラストプライスご用意します!」との店員の掛け声がとび、「70%オフ」「半額」の札が並ぶ中、商品をカートに積みあげて買い物をする人たちの姿が見られた。 50代の女性は「大型ショッピングモールより(店内が)コンパクトで買い物しやすかった。20年以上前から利用しており、なくなるなんて思いもしなかった」と閉店を惜しんだ。3歳と1歳の子どもを連れた30代の女性は「去年、近くにマンションを購入したのに、西武に続いて立て続けに商業施設がなくなるのが悲しい。つくばの中心部が寂しくなってしまう」と不安を明かした。 佐久間店長は「閉店を発表して以降『子どもの頃から来店してきたので思い出が詰まっている』『大学生の時アルバイトでお世話になった』等の声を寄せていただいた。長年ご愛顧いただいた地域の皆様には心から感謝している」とコメントした。 つくば市の五十嵐立青市長は「昨年の西武筑波店の閉店に引き続き、イオンつくば駅前店の閉店により、クレオが全館閉店となることは非常に残念」とし「クレオはつくば駅前のにぎわいづくりの鍵となる重要なエリアであり、引き続き(クレオを運営する)筑波都市整備や関係者と連携しながら、公共施設の導入も含めて今後のあり方の検討を進める」とのコメントを発表した。 同店は1985年3月、ジャスコつくば店としてオープン。売り場面積は約6300㎡、1階は食品や家電、日用雑貨など、2階は衣料品を中心に扱い、昨年2月に閉店した西武筑波店とともに周辺住民に親しまれてきた。しかし同店を運営するイオンリテール(本社・千葉市)によると「つくばエクスプレス(TX)開通や郊外大型店が増えるなど周辺環境が変化し、消費者のライフスタイルも変わったことに対応できなくなった」。売上高も約20年前のピーク時に比べ半減していたという。従業員145名は近隣店に異動するなどして雇用を継続する。 同日営業を終了した専門店8店舗のうち6店舗は隣接する商業施設キュートに移転する。クレオの後続テナントについてはまだ見通しが立っていないという。
「議会って何?」 市民が情報公開し調査報告書を作成 土浦
2018年1月30日
【鈴木宏子】市議会議員はどのような議会活動をしているのか、土浦市議会の年間議会費約3億9800万円はどのように使われているのかなどを、市民の立場からまとめた小冊子「『議会って何?』市民レポート」(A4判、22㌻)がこのほど作成された。 土浦市の市民団体「土浦まちづくり市民の会」(代表・長坂慎一郎元山形大教授)が、本会議や委員会の議事録を読み、計15回にわたって関係資料を情報開示請求するなどして、約1年かけ2015年度の実態を中心にまとめた。分析した結果を数値化して表にするなど見やすい工夫をしている。 市議の報酬や出席日数、質問回数のほか、1議案当たりの審議時間、政務活動費の使い道、委員会の行政視察の問題点などについてまとめた。 ■1議案の審議3~8.2分 土浦市議の報酬は県内ランキング(13年度)で水戸、日立、ひたちなか市に次いで4番目に高く、兼業・兼職をしている市議が70%と全国平均の57%より多いことなどをまず指摘している。 さらに16年3月議会会期中に開かれた4つの委員会の議事録をもとに、議案の審議状況を調査。委員会での1議案当たりの審議時間はわずか3~8.2分で、審議の際出された質問回数は、質問が多い上位2人の議員の質問が70%を占め、質問ゼロの市議もいることなどを明らかにし、「約半数の議員は質疑に参加していないも同然」などと指摘している。 ■行政視察「成果何も報告されていない」 政務活動費の使い道については、50%以上を視察旅費に当てている会派が3会派あったとし、「視察内容が市の抱える問題とかけ離れているものが多く、何のための視察か、見てきたことをどう市政に反映させるか問題だ」などとしている。 5つの委員会が16年度に計9回、約418万円の旅費をかけて行った行政視察については、それぞれの視察報告書を閲覧した上で「目的地、視察項目と土浦市との関連性が書かれておらず、視察先を選んだ理由が不明で、視察によってどのような成果があったか何も報告されていない」などと問題点を厳しく指摘している。 同会の高村義親事務局長は「日頃、議会に無関心だったことから『これではいけない』と思い立って作成した。初めて知る事実、驚くような実情があり、事実を知り、いい方向に変えていく力になれば」と語り、殿岡哲雄さんは「今後、議会に提言書を作れれば」と話している。 小冊子は計300部作成。1部200円。問い合わせは☎090・3147・0766(殿岡さん)。
打ちたてのそば485食 高齢者宅に届ける つくばの森林ボランティア
2018年1月29日
【鈴木萬里子】打ちたての常陸秋そばを地域の一人暮らしの高齢者宅に届ける「茎崎『おぐろくの森』高齢者新そば無料試食会」が27日と28日、つくば市茎崎地区で催された。地元の耕作放棄地で栽培したそばをボランティア20人が手打ちしてパック詰めし、民生委員の協力で計485食を届けた。 同市小茎と六斗地区に広がる「おぐろくの森」の再生に取り組むボランティア団体「つくばフォレストクラブ」(福木哲朗会長)が主催した。同会員らが育てた常陸秋ソバを使い、昨年に続き2回目の開催となった。市の公募型まちづくり補助事業「2017年度アイラブつくばまちづくり補助金」を活用した。 茎崎地区に住む一人暮らしの75歳以上の高齢者485人から申し込みがあった。昨年は300食だったが大幅に増えた。今年から茎崎地区の民生委員20人が協力し、老人宅を訪問するなど要望を把握してくれたのが大きかったという。 そば打ちは27日が宝陽台、六斗、下岩崎、28日は森の里、大茎の計5カ所の会場を使い、2日間かけてそばを打った。そば打ちボランティアも昨年の12人から今年は20人に増えた。全員が70代。その一人で「宝陽台そば打ち食す会」事務局長の深井勇悦さん(74)は「ボランティアで協力するのは良い活動だと思う。上手な人のそば打ちを見ることができて、スキル向上に役立つ」と話した。 出来上がったそばは、ボランティアらが一人前150gに計り、だし汁とわさびを添えてパック詰めした。配布は民生委員が協力して行い、打ち立てをすぐに食べることが出来ると好評だった。 同クラブ会員で新そば試食会の活動を中心となって支える佐藤文信さん(67)は申込者の増加について「昨年評判が良かったので食べたい人が増えたようだ。申込締切後も電話があり対応した。『おいしかった』『来年も楽しみにしている』の電話にほっとしている」と笑顔。今後について「今は数カ所でそばを打っているが、それぞれの地域単位でそば打ちから調理、会食まで出来るようになれば」と話した。
「相続を“争い”にしない対策を」 認知症増える中、税理士法人が講座 つくば
2018年1月29日
【橋立多美】多くの人がいつか直面する相続問題。認知症患者が増えている今、判断能力が十分でなくなったら財産の管理や相続はどうしたらいいかと不安を募らせる人は多い。 こうした社会のニーズに応える「あなたと家族を守る―認知症対策・相続対策講座」が27日、つくば研究支援センター(つくば市千現)で開かれた。同市や土浦、牛久市、阿見町など県南地域から約40人が参加して耳を傾けた。主催は同センターに事務所がある相続手続支援機構。 講師は税理士法人「栄光パートナーズ」代表で税理士や行政書士の資格をもつ逆井甚一郎さん(74)。専門用語を解説しながら、認知症になって判断能力が衰えた人を法律的に支援する成年後見制度、元気なうちに財産管理や終末期の尊厳死宣言などを登記しておく公正証書と遺言の重要性を説いた。 また認知症対策として注目されている家族信託(民事信託)についても触れた。2007年にスタートした比較的新しい制度で、信頼できる家族や親類に遺産の管理や処分を託すというものだ。 逆井さんは「おっくうがって相続の手続きに手を付けない人が多いが、遺産分けで生じるトラブルの原因のナンバー1は不動産」と話した上で、相続を骨肉の争いの舞台にしないために相続対策が大切だと強調した。 講座に参加した、つくば市の50代女性は「親が老いてきて相続のことを考えなければと思っていたが、窓口がどこにあるか分からなかった。今日は勉強になりました」と話した。 今回の講座は第3回目。今後も年に3~4回の頻度で開講していくという。問い合わせは☎029・846・6444( 栄光パートナーズつくば事務所、つくば研究支援センター内)
「筑波大生の演奏に元気もらった」 森の里団地 130人がジャズ楽しみ交流
2018年1月28日
【崎山勝功】つくば市茎崎地区の住宅地、森の里団地でこのほど、森の里自治会文化部主催の「新春ジャズコンサート」が開催された。会場の森の里公会堂多目的ホールには小学生から年配者まで約130人が詰めかけ、筑波大学ジャズ愛好会「ゑひもせス」の演奏に聴き入った。 ジャズの定番曲「A列車で行こう」「イパネマの娘」「テネシーワルツ」など、アンコール曲も含めて全11曲を約2時間にわたり演奏した。住民たちは体でリズムをとって楽しんでいた。 同自治会は、昨年も同大のジャズ愛好会に出演を依頼。今年は今春卒業する4年生が主力の「ゑひもせス」の5人が出演した。演奏中にメンバーが卒業間近なことを語りかけたことから、演奏終了後に会場から「頑張れ!」の声援が送られた。 ボーカルとピアノ担当の奥田展也さん=芸術学群4年=は「エールに心から感謝、うれしい。地域の人たちの温かさを感じた」と話した。昨年も別のメンバーと出演したというアルトサックス担当の江橋佑奈さん(22)=同大比較文化学類4年=は「このメンバーでしかできない演奏ができた。卒業の節目になる」と語った。 主催した文化部の吉田敏部長は「森の里に限らず茎崎地区は高齢化が進んでお年寄り世帯が多くなった。家に閉じこもらず身近な場所で住民が交わることができるよう、四季折々にイベントを開催しており、新春コンサートもその一環。若い人たちが熱心に演奏するジャズの名曲に元気をもらったと思う」と話した。
「夢中になった銀幕の世界伝えたい」 手描き映画看板展 30日から、アルカス土浦
2018年1月26日
【橋立多美】映画全盛期だった昭和の温かみを伝える「懐かしの手描き映画看板展」が30日から、土浦駅西口前のアルカス土浦1階、市民ギャラリーで始まる。土浦市優秀映画鑑賞推進事業実行委員会主催、シネ・フォーラムつちうら協力。 作者は旧水海道町(現常総市)生まれで、つくば市在住の元映画看板絵師、井桁豊さん(85)。少年雑誌の挿絵に憧れるほど絵が好きだった井桁さんは、中学を卒業すると地元にあった映画館で5年間看板制作の見習いを続けた。 用事を命じられて都内に行った時は映画館が立ち並ぶ浅草六区に立ち寄り、看板を見上げて観察したり、ベニヤ板に張られた看板の紙の材質を知りたいと、切れ端をこっそり持ち帰った。まさに先輩絵師の技を盗みながら画力を高めていった。 20歳で上京して映画館に就職した。当時は戦後の復興期で映画は娯楽の王様だった。邦画洋画を問わず名作が次々に公開され、1千点を超える映画看板を描き続けた。 しかし映画産業の衰退で帰郷し、イベント用看板を請け負う傍ら、映画愛好者が集うシネ・フォーラムつちうらの一員に。同フォーラムの自主上映会などの際には手弁当で看板を手掛けている。 90年代からシネコンが映画館の主流となり、映画看板絵師たちは姿を消した。「知り合いはみんな看板業になった。僕もその1人だが、大衆が夢中になった銀幕の世界を映画看板で伝えていきたい。あと3年は描き続ける」と井桁さんは話す。 今展では、これまでに描いた黒澤明監督作「羅生門」や洋画の名作「風と共に去りぬ」「ローマの休日」「タイタニック」などに加え、NHK朝の連続テレビ小説「わろてんか」、大河ドラマ「西郷どん」など新作を含めた80点が展示される。 会場には、閉館となった市内の映画館が保管している映写機がお目見えする。 会期は30日(火)~2月4日(日)。入場無料。
自動運転車の事前テスト 自動車研究所が2月から開始 つくば
2018年1月25日
【鈴木宏子】日本自動車研究所(つくば市苅間)の模擬市街路Jtown(ジェイ・タウン)で2月から、同研究所による自動運転車の事前テストサービスが始まる。公道に出て実証実験をする前に、自動走行システムの安全性能やテストドライバーの対応力をテストしてもらい評価する。開始を前に25日、報道関係者を対象に見学会が開かれた。 自動運転システムの開発は現在、国家プロジェクトして取り組まれている。2016年に示された警察庁の「自動走行システム公道実証実験ガイドライン」で、同研究所が実験施設の一つとして挙げられたのを受けて、独自にテストと評価ができるようにした。 Jtownは自動運転の評価拠点として昨年4月、同研究所内に完成した。広さ16haで、交差点、カーブ、坂道、横断歩道のほか、工事現場などの障害物も設置され、市街地の道路を再現した。雨や霧、強い西日、夜間などの悪条件を再現できる特異環境試験場などもあり、3つのエリアで構成されている。 昨年からすでに自動車メーカーなどの利用が始まり、現在フル稼働状態という。これまでは利用者がそれぞれ独自に試験、評価していたが、2月から新たに同研究所がテストし評価するメニューを加える。 同研究所のテストでは、自動運転車にさまざまな計測機器を取り付けて走行してもらう。直線やカーブを適切な速度や軌道で走行できるか、赤信号や一時停止線で停止できるか、交差点を曲がる際、対向車や歩行者の動きに配慮した対応ができるか、降雨時や暗い中で、歩行者や信号、標識などを認識できるかなどを評価する。結果は、自動運転システムの改良やドライバーの訓練などに役立ててもらう。 永井正夫所長は「自前のテストコースをもたないベンチャー企業や大学、部品メーカーなどに利用してほしい」などとしている。
文化財を火災から守れ 土浦で防火訓練
2018年1月25日
【谷島英里子】26日の「文化財防火デー」を前に、土浦市中央1丁目、亀城公園内にある県指定史跡・土浦城趾でこのほど、文化財防火訓練があった。 防火デーは1949年1月26日、法隆寺の金堂壁画が焼損したことを教訓に制定された。土浦市では、地域ぐるみで防火・防災意識を高めてもらおうと開催し、41回目になる。 訓練には、市立荒川沖小5年生22人と、地域住民、市文化財愛護の会、市消防本部の隊員が参加した。児童らは、バケツリレーや119番通報、煙体験のほか、江戸時代の消火器「竜吐水(りゅうどすい)」を使った放水も実施した。 訓練を終えた和田純さん(11)は「もし火災が起きたら、今回覚えた通報訓練を活かしたい」と話していた。
オオヒシクイの生態を再現 モニュメント制作へ 土浦 大聖寺住職
2018年1月24日
【鈴木宏子】絶滅の危機にひんするオオヒシクイの保護活動を長年続けてきた土浦市永国、大聖寺の小林隆成住職(79)が、稲敷市の稲波干拓地で越冬するオオヒシクイの生態を再現したモニュメの制作に取り組んでいる。3月までに同寺の本堂や境内に5つのモニュメントがそろう。 羽を広げたり水面に首を突っ込んで水を飲む様子などを再現した生態彫刻、親子3羽の実物大の石像、オオヒシクイの姿が彫刻された手水舎(ちょうずや)、実物大のバードカービング(鳥の彫刻)、オオヒシクイが彫刻された仏具、馨台(けいだい)の5つ。 生態彫刻は、富山県南砺(なんと)市井波地区の伝統工芸「井波彫刻」の第一人者、南部白雲氏が彫り、大聖寺本堂正面の屋根が張り出した向拝(ごはい)に設置する。すでに一部が出来上がり、3月までに残りが完成する。 石像は中国の作家が制作中で、参道脇の参拝者が手などを洗う手水舎近くに2月に設置する。手水舎には4羽のオオヒシクイの姿が彫刻される。 バードカービングは、鳥の工房つばさ(静岡県伊東市)を主宰する作家の鈴木勉さんがオオヒシクイの姿を忠実に再現した。16日に完成、本堂内に設置された。馨台には、首を伸ばし周囲を監視し危険を知らせる群れのリーダー、奴雁(どがん)が彫刻され、すでに完成している。 小林住職は山階鳥類研究所(千葉県我孫子市)理事、日本鳥類保護連盟専門委員などを務める。1985年ごろから稲波干拓地に通い、2001年にはオオヒシクイの調査・保護団体「稲敷雁の郷友の会」(当時は江戸崎雁の郷友の会」の設立に関わった。 2007年2月、山階鳥類研究所総裁の秋篠宮さまが稲波干拓地でオオヒシクイを観察し大聖寺に立ち寄った折、「将来、稲波干拓地のオオヒシクイの生態を南部白雲師の手で再現したい」と夢を語って以来、準備を進めてきたという。 小林住職は「人の住めないところに鳥はすめても、鳥のすめないところに人は住めない。モニュメントが、野鳥を通して地球環境を考えるきっかけになれば」と話している。
つくば、土浦で12人がけが 雪で転倒やスリップ
2018年1月23日
22日、つくば市で16㎝、土浦市で5㎝の積雪があった雪の影響で、歩行中の転倒や車のスリップ事故などが相次ぎ、23日午後4時までにつくば市で8人がけが、土浦市で4人がけがを負い病院に救急搬送された。 つくば市消防本部によると、22日夕方から夜にかけて市内5カ所で雪による事故などが発生し5人がけがを負った。午後4時30分過ぎ、同市今鹿島で乗用車同士がスリップし衝突、双方の車を運転していた男性(46)と女性(24)がそれぞれ頭や腰を打つけがを負った。午後5時過ぎ、同市上郷で、自宅敷地内で除雪作業をしていた男性(57)が転倒し腰を打つけがをした。 午後7時過ぎ、同市北条で、軽乗用車がスリップし道路脇の田んぼに落ちた。運転していた男性(43)にけがはなかった。同市高野では、男性(56)が自宅玄関先で滑って転倒し頭を打った。同市松代では、男性(49)が職場の階段で足を滑らせて転倒し左足の関節を骨折するけがを負った。 23日は市内3カ所で事故が発生し3人がけがをして救急搬送された。午前9時過ぎ、同市六斗で、車がスリップして道路脇に落ち、運転していた男性(40)が左頭部に打撲を負った。同市吾妻では、女児(5)がアパートの外階段から6段滑り落ち転倒した。午前10時過ぎ、同市妻木で、建設現場の様子を見に行った男性(47)が転倒し、腰を打撲するけがを負った。 土浦市では22日に3件の事故があり3人がけが、23日は1件の転倒事故があり1人が救急搬送された。土浦市消防本部によると、22日夕方、同市田中で乗用車の事故があり男性(48)がけがを負った。同市板谷と中村南ではそれぞれ歩行者の転倒事故があり、50歳と62歳の男性2人がけがを負った。23日は80歳男性が自宅庭で足を滑らせて転倒しけがを負う事故があった。
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