月曜日, 11月 9, 2026
ホームつくば僕たちのツリーハウス作ろう 小学生がクラウドファンディングで出資を募る

僕たちのツリーハウス作ろう 小学生がクラウドファンディングで出資を募る

【池田充雄】つくば市桜の英語学童保育、キッズクリエーションアフタースクールに通う小学生16人が、園庭にツリーハウスを作ろうと、インターネットを通じて支援を募るクラウドファンディングに挑戦中だ。7月7日には国内大手サイト「キャンプファイヤー」にプロジェクトページを立ち上げた。小学生による起案は全国でも初めてという。

活動の発端は、子どもたちが学童の庭をもっと面白くするため、木の上に秘密基地を作りたいと考えたこと。雨風にも耐えられるしっかりしたものを建てたいが、自分たちには知識も技術も資金も足りない。でも絶対にあきらめたくない。その気持ちが周りの大人たちを動かし、プロジェクトがスタートした。

自分たちの思いをどうしたら大勢の人に伝えられるか。そこでもたくさんの試行錯誤があった。プロジェクトページに載せた動画や、報道各社へ送ったプレスリリースも、子どもたち自身が手がけた。キャンプファイヤーつくばの公開イベントでは、聴衆を前に自分たちの言葉でプレゼンテーションし、支援を呼び掛けた。その結果、少しずつ反響が寄せられるようになり、海外からの支援も届くようになった。子どもたちは「すごいな、一生懸命伝えたら、遠くの人にも届くんだな」と喜びとともに驚きの声を上げていた。

「大事なのは夢に向かう力。困難に直面してもあきらめず、困っていることをちゃんと人に伝え、助けを求められること。また、ワクワクする気持ちを伝え、自分たちと一緒に夢を見てくれる仲間を増やし、協働できること。それが大人になったとき、自分自身の人生をデザインし、切り開くために役立つはず。ここがその始まりの場所になってくれたらいい。そんな気持ちで子どもたちの応援をしている」と、キッズクリエーション代表の宮嶋さやかさん。

教室の壁に張った「感謝の木」には、出資者になってくれた人や、励ましのメッセージを送ってくれた人、身近で応援してくれる友達や家族など、みんなの名前を書き込んだ。ツリーハウスが完成したら「お礼の手紙を書きたい」「いっしょに入って遊びたい」など、実現の喜びを分かち合おうと気持ちも高まっている。

「労働したことのない子どもたちには、支援していただいたお金の本当の価値は実感できていないと思う。でも子どもなりの理解でいいから、とても大切なものをいただいているんだよという意識は、常に忘れないでいてほしい」と宮嶋さん。

プロジェクト「ぼくたちは小学生だけどツリーハウスを作りたい」の実施期間は9月11日まで。目標金額130万円に対し、8月6日現在の支援総額は999000円、達成率76%。詳細はhttps://camp-fire.jp/projects/view/77286へ。

教室の壁に張った「感謝の木」の前で=同

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