目標は「世界と戦える選手」
常総学院高校(土浦市)水泳部3年の中澤心暖(こはる)選手が、8月の全国高校総体女子200メートル平泳ぎで大会新記録で優勝、9月にインドで開催された水泳のアジア選手権で三つのメダルを獲得するなど輝かしい成績を残した。24日に土浦市の安藤真理子市長らを表敬訪問しこれまでの成績を報告。安藤市長は「今後の活躍に期待します」などと激励した。
中澤選手は、高校総体(水泳競技は8月17~20日、広島市ひろしんビッグウェーブほか)の女子200メートル平泳ぎに出場し2分24秒63で優勝。大会新のこの記録は、日本記録に4秒98差で迫る。「高校3年間で一番気合いが入ったレースだった。すごく狙っていたので優勝できてうれしかった」と感想を述べた。ほかに女子400メートル個人メドレーで2位、女子4×200メートルフリーリレーで5位の成果も上げている。
第11回アジア選手権(9月28日~10月1日、インド・アーメダバード)では女子200メートル平泳ぎで2位、女子400メートル個人メドレーで2位、女子100メートル平泳ぎで3位に輝いた。「日本とは違った環境で、周りの選手の強みやレースプランなども分からず心配だったが、レースが進む中で調整でき、いい経験になった」と中澤選手。具体的には「自分の持ち味である後半の強さを生かし、ストロークテンポを上げ過ぎず、落ち着いて自分のペースで泳げた」と振り返る。
中澤選手は古河市出身。保育園の時、古河あかやまスイミングスクールで水泳を始め、古河三中3年時には全国中学大会の女子200メートル平泳ぎで優勝するなど頭角を現した。得意種目の平泳ぎだけでなく、昨年のジュニアオリンピックでは400メートル個人メドレーで優勝しており、どちらでも戦えるような強い選手を目指している。
同校水泳部監督の飯嶋弥生教諭は「レース前は普段通りで、緊張もあるはずだが顔には出さず、控え室でみんなとわいわい楽しくやっており、競技になるとまた別な顔で、闘争心むき出しではないけれど、集中した表情も出てくる」と話す。「あまり緊張し過ぎても硬くなるので、リラックスしつつも緊張感を持ってレースに臨んでいる」と本人の弁。
現在は大学進学を控え「文武両道でどちらも怠ることなく頑張り、世界と戦える選手になっていきたい」と目標を語る。壁谷恵校長も「これから世界に羽ばたく人材。人間的にも大きく成長してほしい」とエールを送る。(池田充雄)






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