木曜日, 3月 30, 2023
タグ 給食

Tag: 給食

米飯到着 最大1時間10分遅れ つくば市学校給食

つくば市は28日、学校給食に米飯を納入する業者の炊飯機械が故障し、市内の小学校9校と幼稚園3園に同日提供する予定だったご飯の到着が最大1時間10分遅れたり、主食を変更し、ご飯の代わりにパンや麺を提供するなどしたと発表した。 市教育局健康教育課によると、県学校給食会を通して市内の小中学校や幼稚園に米飯を納入している3つの業者のうち、9校と3園に計4890人分の米飯を納入している1つの業者の盛り付け器が故障し、提供できなくなった。 市は、児童や園児に速やかに主食を提供するため、小学校4校と幼稚園2園の計3114人に対しては、別の業者が急ぎ、ご飯を炊いて提供したが、到着が最大1時間10分遅れ、児童や園児は、給食開始時間の午後0時20分ごろからおかずだけを食べ、ご飯が到着した1時30分ごろから、ご飯にふりかけをかけて食べたという。 一方、小学校5校の1751人に対しては、ご飯の代わりに市内の製麺業者が麺を提供、この日の献立が味噌味のバター入りどんこ汁だったことから、児童らはどんこ汁に麺を入れて食べた。 ほかに幼稚園1園の25人に対しては、ご飯の代わりに市学校給食センターがパンを提供した。 故障した米飯納入業者の機械は28日までに修繕が完了し、翌3月1日から通常通り米飯を提供できるという。

給食に異物混入 つくば市内の中学校

つくば市は15日、同日昼に市内の中学校に提供された学校給食に、金属片の異物が混入していたと発表した。児童や生徒などの健康被害は報告されてないという。 市教育局健康教育課によると、同日午後0時20分ごろ、市内の中学校で、校長が給食の安全性を検査する「検食」のため、メニューの一つのポテトグラタンを食べたところ、口の中で違和感を感じた。確認したところ、長さ約6ミリ、直径1ミリ未満のホッチキスの針のような金属片が混入していることが確認された。 給食センター職員が異物を確認し、この日グラタンが提供された市立幼稚園3園、小学校4校、中学校3校にグラタンを食べないよう連絡した。 中学校2校は食べる前だったことからグラタンをすべて回収できたが、幼稚園3園と小学校4校、中学校1校はすでに食べてしまっていた。 ポテトグラタンは長さ7センチほどの楕円形の容器に入っていた。給食センターで調理したものではなく、納入業者から納入されたポテトカップグラタンというメニューだという。このグラタンは同日、計約2549食提供された。 異物混入を受け、給食センター所長は同日、納入業者に異物の混入経路を解明するよう指示した。今後は、保健所の立ち入り後、異物の調査分析を実施するとしている。

給食食器に汚れ 取り換えで授業1時間取り止め つくば市の中学校

つくば市は6日、市つくばほがらか給食センター谷田部(同市藤本)が同日、市内の中学校に提供した給食食器の一部が汚れていたことから、食器などを取り換えたと発表した。取り換えにより食事時間が遅れ、同学年は、午後の1時間の授業を取り止めた。生徒への健康影響はないという。 市健康教育課によると、給食の配膳を始めた同日午後0時40分ごろ、教師が、おわんと皿に、ニンジンやキャベツなどの野菜が付着したり、食器が油っぽいことに気付いた。 同クラスは直ちに配膳を止め、他の食器が汚れてないか確認した。同じ学年の他のクラスも配膳を中止した。 同校は併せて同給食センターに連絡。同センターは、同学年の食器を交換した。さらに、汚れてない食器ですでに給食を食べ始めた生徒が数人いたため、食器に盛る料理も交換した。 一方、他の学年の食器に汚れは無かったという。 同給食センターは、最新の調理機器を備えた施設として今年完成した。4月から稼働する予定だったが、コロナ禍で学校が休校となったため、6月8日から給食の提供を開始したばかり。現在、市内の幼稚園と小中学校31校に約1万2000食を提供している。

Most Read

音楽家たちに発表の場を つくばのカフェで演奏会

カフェやレストランなどを使って音楽家が発表する場をつくりたいと、つくば市内で飲食店を経営する飯泉智弥さん(49)が音頭をとり、同市竹園の商業施設、ヨークベニマルタウン内のエヌズ カフェ(N's Café)で20日、家族連れや関係者を招いたミニコンサートが開かれた。 飯泉さんは2017年に、小学1年生から大学生までの「筑波ジュニアオーケストラ」の立ち上げに尽力した(2017年10月27日)。21年にはつくば駅前の商業施設トナリエつくばスクエア・クレオに地元の音楽愛好家たちのためストリートピアノ「つくぴあ」を設置した。 その後、ストリートピアノの利用者たちの間から、定期的な音楽会をやってみようという声が上がったという。 飯泉さんは、どんな形で開催できるか、まずは試しにやってみようと、自らがオーナーとなっているカフェをプレ・イベントの開催会場とした。 店内のどの場所で演奏するか探りながら、当日はカフェの中央にステージを作った。来店客は、テーブルに座って食事をしながら音楽を聞く形になった。

3回目の桜《短いおはなし》13

【ノベル・伊東葎花】 早春の公園。青空に映える満開の桜。 私は公園のベンチに座って、砂遊びをする息子を見ていた。 「見事に咲きましたなあ」 隣に座る老人が話しかけてきた。 老人は、息子を見ながら言った。

数センチの隆起や沈下を面で可視化 「地殻変動の地図」公開

国土地理院 人工衛星データを解析 国土地理院(つくば市北郷)は28日、日本全国の大地の動きを可視化する「地殻変動の地図」を公開した。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が運用する陸域観測技術衛星2号「だいち2号」の観測データ8年分を用いて作成された変動分布図で、地形のわずかな隆起や沈下を彩色によって分かりやすくとらえられるようにした。 公開された全国地殻変動分布図は「地理院地図/GSI Maps」により一般にも簡単にアクセスし閲覧できる。 地殻変動分布は「だいち2号」の合成開口レーダー、SAR(Synthetic Aperture Radar)技術によって得られた。人工衛星から地表に向けて電波を照射し、戻ってきた電波を受信し、往復にかかる時間により地表までの距離を面的に観測するセンサーの一種。人工衛星では、地球を周回しながら同一地点に異なる方向から電波を2回、照射し観測することで、大きな開口を持ったアンテナと同様な解像度を得る。 微小な地形の変化を正確に読み取るには、統計的処理のために大量のデータが求められた。2014年8月から8年以上の観測データを得て、時系列解析を行った。国土地理院宇宙測地課、佐藤雄大課長によれば、衛星からの撮影は約1500回に及び、画像枚数にして6400枚のデータを得たという。

仕様書不備で落札決定取り消し つくば市

つくば市が3日に開札を実施した同市佐地区と上菅間地区2カ所にある生活排水路浄化施設の維持管理業務の一般競争入札で、同市は28日、業務委託の仕様書の中で、汚泥の処分方法を「産業廃棄物として処分する」など明記すべきところを明記していなかったとして、落札者の決定を取り消し、入札を不調にしたと発表した。 市環境保全課によると業務委託の内容は、2カ所の浄化施設を今年4月から来年3月までの1年間、維持管理点検し、汚泥を清掃し処理するなどの業務で、2月10日に一般競争入札が告示された。予定価格は約276万円で、3者が入札に参加。今月3日に開札が行われ、落札業者が決定していたが、28日までに仕様書の記載内容に不備が確認されたとして、落札者の決定を取り消す。 今後の対応について同課は、入札業者に事情を説明すると共に、4月以降の業務について、数カ月間は随意契約とし、その間に入札の準備を進めて、改めて入札を実施するとしている。 再発防止策として、仕様書を作成する際は複数名により記載内容の確認を徹底し、適正な仕様書を作成することで再発防止に努めますとしている。