つくば市は3日、市内の市立保育所1カ所で、1月28日から2月28日までの間の13日間、給食で出した汁物に賞味期限切れのかつおだしパックを使用していたと発表した。
市幼児保育課によると、賞味期限は1月27日までだったが、気付かずにその後13回にわたり使用し、園児延べ約650人に提供していた。2月28日に食材の在庫確認をしていて判明した。3月3日時点で健康被害の報告はないという。
市立保育所の給食は各園ごとに調理する自園調理で、食材の発注と管理は各園の調理員と栄養士が実施している。食材の在庫確認方法は各園ごとにばらばらだったという。
同保育所は2月28日に保護者に謝罪。市は、市内の全保育所を対象に調味料等の賞味期限の確認作業を実施したとしている。再発防止策として市は、今後は各園それぞれ毎週1回、定期的に在庫確認作業を実施するとしている。