火曜日, 1月 19, 2021
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コロナ禍で4割減 「つくバス」利用者 移動需要自体が減少

【鈴木宏子】コロナ禍の影響で、つくば市のコミュニティバス「つくバス」の2020年4月から11月の利用者数が、前年同期と比べ38%減少したことが、13日開かれた市公共交通活性化協議会(会長・石田東生筑波大特命教授)で報告された。 9路線すべてで利用者が減少した。特に緊急事態宣言が出された4、5月の利用者数は前年同期と比べ66%減と大きく落ち込んだ。宣言が解除された6月以降は減少幅が縮小したが、6月から11月までの利用者数も同比29%減と落ち込んだまま。市は、テレワークやオンライン授業の普及により移動需要自体が減少したと見ている。 市が実施するほかの公共交通の利用者数も軒並み減少した。デマンドタクシー「つくタク」の20年4月から11月の利用者数は前年同期比27%減、筑波地区の支線型バスは17%減、路線バスの運賃補てん事業などを加えると、市が実施する公共交通事業全体で利用者数は36%減となった。 つくバスの利用者は、シャトル型の運行が始まった2011年度以降、毎年増え続けてきたが、18年度の約105万3000人をピークに、19年度から減少に転じた。19年4月に実施した改編ではバス停の数を約2倍に増やしたり路線を新設するなどしたが運行便数が減るなどした。さらに昨年2、3月はコロナの影響も受け、19年度の利用者は99万4000人と前年度比6%減となった。コロナ禍に見舞われた20年度はさらに大きく落ち込んだ。 市は昨年12月議会で、利用者減に伴う運賃収入減を補てんするためつくバスの運行負担金約8100万円を含め、公共交通の事業計約8600万円を増額補正した。2020年度の市公共交通運行事業予算は全体で、当初の約5億5000万円から約6億3000万円に膨らんでいる。 8割が外食・娯楽の移動頻度減らす

会社経営の富島純一氏が出馬表明 つくば市長選、一騎打ちに

【鈴木宏子】任期満了に伴い10月18日告示、25日投開票で行われるつくば市長選に、自動車販売会社などを経営する「チャンプ・ホールディングス」社長で、新人の富島純一氏(37)=無所属=が31日、記者会見し立候補を表明した。同市長選には現職の五十嵐立青氏(42)=同=がすでに2期目を目指して立候補を表明しており、現職と新人の一騎打ちになりそうだ。 富島氏は「1期4年で結果が出せないのでは動きが遅い」と現職を批判した上で、「企業経営では毎年結果を出さなければ倒産してしまう。コロナ禍で新しい生活が求められている今、即断即決できるリーダーが不可欠。このままでは、目先の問題だけを解決するつくば市になってしまう」と立候補の動機を話した。 具体的には、つくば駅周辺開発や待機児童、公共交通、スタートアップ支援などの問題点を指摘し「つくば駅前開発は数年間方向性がはっきりしない。待機児童問題の解決は、やるべきことは分かっているのだからさっさとやるべき。つくバスは本数を増やしたのに利用者が減っており、やり方を抜本的に見直す必要がある」などと批判し、さらに「スタートアップ支援はパフォーマンスとしてはできているが、どこにつながるかというと、つくば市が支援して東京に出て行ってしまう。つくば駅周辺にビジネス拠点を整備し、全国の先端企業を誘致してつくばにスタートアップ企業をつくるべき」などと話した。 基本スタンスとして、①企業経営の経験を生かしスピーディーに実行し、結果を出す②科学技術に加え、文化、芸術、スポーツなど多種多様な人が集い活躍できる開かれた街を目指す③地の利のポテンシャルを生かし民間の力とアイデアを幅広く募りながら街づくりを行うーの3つを掲げるとした。 具体的な公約としてはほかに、市内6地区ごとに月1回市民の意見を聞く会を実施する、一般競争入札を適切に運用する、公式記録のとれる陸上競技場が必要という市民ニーズを踏まえ、財政負担を抑えながらコンサートにも活用できる施設整備を行う、単独で中核市移行を目指すーなどを掲げた。 富島氏は土浦市出身、市立都和中学卒。21歳のときつくば市花室で中古車販売業を起業し、現在、つくばや土浦などを中心に、自動車販売の「オートチャンプ」やレッカーロードサービスの「ITY」のほか、不動産賃貸、ソフトウエア開発、障害者就労支援会社などを幅広く経営する。

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つくば市公園・施設課に2人目の感染者 市役所3階

つくば市は18日、市役所3階の公園・施設課職員に同日、新型コロナウイルスの2人目の感染者が確認されたと発表した。市は19日から同課職員全員を在宅勤務とし、PCR検査を実施する。 市ワークライフバランス推進課によると、新たに感染が確認されたのは同課の非常勤職員。13日に感染が分かった同課正職員と接触があった。ただし濃厚接触者ではなかった。非常勤職員は正職員の感染判明後、在宅勤務をしている。現在、症状があるか否かについて市は明らかにしないとしている。 13日に感染が分かった正職員に濃厚接触者はおらず、クラスターになるとは考えられないが、市は念のため、同課職員11人のうち残りの9人全員を在宅勤務とする。同課の消毒も改めて実施した。 一方、同課が行う公園や都市施設の整備や維持管理に関する窓口業務は、他の部署の職員が支援に入り、19日以降も業務を継続する。

つくバスが接触事故

つくば市は18日、同市吾妻4丁目、東大通りを走行中のコミュニティバス「つくバス」(運行は関東鉄道)が、17日午前10時21分ごろ、左車線に車線変更をしようとした際、左側を走行していた軽乗用車と接触したと発表した。 けが人はいないという。事故当時、バスには11人の乗客がおり、運転手の判断で、乗客は全員バスを降り、約1.3キロ離れたつくばセンターに歩いて向かった。 市総合交通政策課によると、バスは筑波山口発つくばセンター行きの北部シャトル上り15便で、片側3車線の東大通りの中央車線を走行中、妻木バス停に停車するため左車線に車線変更しようとしたところ、市内に住む男性(74)が運転する軽乗用車と接触した。軽乗用車に同乗者はなかった。 この事故で、軽乗用車が一部損傷したほか、つくバスの後方バンパーやボディーの一部が損傷した。つくバスの男性運転手(37)の確認不足が原因とみられるという。 市は、運行を委託している関東鉄道に対し、安全運行の徹底と再発防止を指示した。

《吾妻カガミ》98 新年会で話題にしたかったこと

【コラム・坂本栄】コロナ禍で新年会が吹き飛び、このコラムもネタ不足です。というのは、1年前の「土浦とつくばの新年パーティー風景」(昨年1月20日掲載)同様、今回も両市の賀詞交歓会の様子を取り上げようと思っていたのですが、どちらも中止になりました。 そこで今回は、ビール片手の立ち話で話題にしたかったことアレコレです。 安倍~菅政権は対コロナ作戦で失敗 年末から年始にかけてコロナ禍が深刻になり、菅首相は緊急事態宣言の再発出に追い込まれました。安倍~菅政権の失政のひとつは、コロナの小康に油断し、落ち込んだ経済に活を入れようと、コロナの拡散を助長するGO TOトラベル・イート策を導入したことです。第1次非常事態を解除したあと、特別措置法の追加改定(私権制限や収入減補償などの仕組みづくり)を怠ったことも、いただけません。 私は、「善政? つくば市のコロナ対応」(昨年4月6日掲載)の中で、(1)コロナ禍という「戦争事態」には非常事態法の体系で対処せよ(2)それには「人の移動を抑え」「人を群れさせない」ことが大事(3)その結果生ずる経営や家計のマイナスは財政で回してやるべき(4)その資金は「戦時国債」(100~200兆円)で確保したらよい―と述べました。 GO TO策は(2)と真逆であり、今ごろ特措法をいじっているようでは(1)の有事に対する認識に欠けています。コロナ阻止と経済刺激の二兎(2匹のうさぎ)を追ってはいけません。コロナ抑制こそ経済対策ですから、しばらくはコロナ阻止>経済刺激でいくべきです。新年会に顔を出す衆参議員さんとは、両政権の政策センスについて議論しようと思っていたのですが、残念でした。

サンガイア、ホームつくばで2連勝 無観客で勝利届ける

【池田充雄】バレーボールVリーグ2部(V2)男子のつくばユナイテッドサンガイア(SunGAIA、本拠地つくば市)は1月16・17日、ホームゲームつくば大会2試合を、同市竹園のつくばカピオアリーナで開催した。16日は大同特殊鋼レッドスター(愛知県知多市)にセットカウント3-1、17日は東京ヴェルディ(東京都稲城市)に同3-0で連勝。昨年11月からの連敗を4で止め、今季通算成績を5勝6敗とした。順位は11チーム中5位。 2020-21 Vリーグ2部男子(1月17日、つくばカピオアリーナ)つくば 3-0 東京 25-21 25-20 25-21 1月8日に新型コロナウイルス感染症拡大防止のための緊急事態宣言が発令されたことを受け、前節は急きょ中止され、今節はリモートマッチ(無観客試合)として開催された。本拠地つくばでの試合に地元ファンの姿がないのは寂しくもあるが、ネット配信による画面越しの応援や、SNSを通じて寄せられたメッセージなどを力に変え、今季最後のホームゲームを2連勝で締めた。 「リモートマッチと決まった時点で、自分たちにできるのは勝利の報告をすることだけだと思っていた。良い報告ができてよかった」と阿部航平主将。「雰囲気が変わる難しさはあるが、バレーに懸けるわれわれの思いはリモートでも発信できる。その思いでモチベーションを落とさずに戦うことができた」と五十嵐元監督。 第2セット、阿部主将(中央)の得点にチームが盛り上がる(撮影/高橋浩一)