月曜日, 4月 29, 2024
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豊かな自然あるまちを目指す ネイチャークラブにいはりの高田さん

https://youtu.be/0dHAX1sZLp0 【谷島英里子】土浦市の山ノ荘地域を中心に活動している「NPO法人ネイチャークラブにいはり」は9日、初夏の山の荘ジオツアー「いやしの大地と日枝神社の参道をひも解こう!」の講師を務める。同市のインターネットテレビ、Vチャンネルいばらきの「NEWSつくばチャンネル」に7日、理事長の高田正澄さんを招いてインタビューした。 ネイチャークラブにいはりは、▽大地と生物生態系の調査と地質・地形・生態系の活動保全活動▽体験型環境教育▽惑星と星座の天体観望会▽土浦市のふるさと再発見プロモーション事業ジオツアー―に取り組んでいる。目的は「人と自然をつなげ豊かな自然のある”まち”を未来の子どもたちに託す」こと。 土浦市やつくば市など6市でつくる筑波山地域ジオパークのテーマは、「関東平野に抱かれた山と湖」。高田さんは同ジオパーク推進協議会で市民活動部会の部会長も務めている。9日に土浦市小野で開催するジオツアーでは、山ノ荘の里の伸びやかな大地と流鏑馬(やぶさめ)祭で知られる日枝神社の参道のなりたちの謎を解く場所をハイキングする。人の営みは大地の歴史と関係が深いことを感じ取ってもらう考えだ。 市内でのジオツアーは今後も開催される予定。問い合わせは市商工観光課(電話029-826-1111)まで。

搬送や脱出の救助技術訓練を公開 土浦市消防本部

【谷島英里子】土浦市消防本部(飯村甚消防長)は6日、救助の技を競う「第46回県消防救助技術大会」に出場する救助隊員の訓練成果を一般公開した。11日に県立消防学校(茨城町)で開く県大会には、土浦本部から5チーム23人が出場する。 大会は、ロープを渡って人を救出する「ロープブリッジ救出」、5つの障害を乗り越える「障害突破」、救助者を搭上に引き上げる「引揚救助」の3種目で競われる。警防救急課によると、引揚救助は建設現場での転落や地下、マンホールなどでの災害を想定した訓練。要救助者を含む5人1組で、2人が空気呼吸器を着装して塔上から塔下へ降下、検索後に要救助者を塔下へ搬送し、4人で協力して塔上へ救出し脱出する。 隊員たちは同僚の声援を受け、息の合った動きでしっかりと声をかけ合いながら、日ごろの訓練の成果を披露した。県内24消防本部の精鋭が参加する県大会で上位に入賞すると関東大会への出場権が得られ、勝ち進むと全国大会に出られる。 救助隊の藤井浩二隊長(39)は「タイムがとても良かった、減点の有無も確認できたので全チームが関東大会に出場できるよう今後も訓練に力を入れたい」と話した。障害突破Aチームリーダーの田中洋平さん(32)は「救助技術に習熟したチームが揃っているので、県大会を突破したい。1本勝負を普段通りに発揮できれば」と意気込みを語った。

利用者200万人達成を祝う 土浦のキララちゃんバス

【谷島英里子】土浦市内を走る「まちづくり活性化バスキララちゃん」(通称・キララちゃんバス)の利用者数が4日、200万人に達し、土浦駅前で記念セレモニーが行われた。 200万人目となったのは同市港町3丁目の80代、藤田三恵子さん。キララちゃんバスがあるから、と78歳の時に運転免許証を自主返納したという。「買い物などとても便利に使わせていただき、助かっている」と笑顔。 セレモニーには理事やバスボランティア、キャラクター「キララちゃん」が出席し、くす玉割りや横断幕でお祝いムードとなった。バスを運行するNPO法人まちづくり活性化土浦の大山直樹理事長が藤田さんに花束と記念品を贈った。 大山理事長は「土浦中心市街地の足となり、買い物弱者に、土浦のまちなかで買い物をしていただきたい思いから運行を始めた。これからも親しんで乗ってもらえるように利便性を高めていきたい」と話した。 バスは土浦の中心市街地活性化を目的としたコミュニティーバスで、同NPOが関東鉄道、市と三者協定を締結し、2005年に運行を開始した。現在、土浦駅を拠点に3路線を走っている。乗車料金は大人150円、小学生以下80円。

山里にホタル舞う 土浦「小町の館」周辺 見ごろは6月中旬まで

【谷島英里子】土浦市小野の「小町の館」周辺で、ゲンジボタルが飛び交い始め、乱舞する光が訪れた人たちを魅了している。見ごろは6月中旬まで。 1日夜には市環境基本計画推進協議会主催のゲンジボタル鑑賞会が開かれ、定員いっぱいの45人が参加した。講師は環境保全活動を行っているNPO法人ネイチャークラブにいはりの高田正澄理事長と黒澤順一さん。ホタルは日本に約40種、発光するのは10種類程度で、幼虫は主にカワニナを食べ生長する。成虫の寿命は約2週間と短い。この日見られたゲンジボタルはメスが体長2センチ、オスは1.5センチ、背に十字の黒模様があるのが特徴。ホタルの発光は求愛行動という。 午後7時30分すぎ、小町の館周辺一帯に生息するゲンジボタルが飛び交い、幻想的な光が見られた。参加者は「黄色に光ってきれい」「初めて見た」と喜んだ様子だった。 ホタルは自由に鑑賞できるが、マナーとして「カメラ撮影やライトの使用を控える」「静かに鑑賞する」「ゴミを持ち帰る」「ホタルを捕まえない」の4項目が挙げられた。高田理事長は「皆さんにホタルを鑑賞していただいて、自然に対する意識が高まり、豊かな自然を守るきっかけになれば」と語った。 同協議会の川又文夫会長は「鑑賞会は3年目になるが参加者がどんどん増えている。ホタルを通して自然に興味を持つ人が増えるのはうれしいことなので、今後もこの環境を大切にしていきたい」と話した。 鑑賞会は8、15日にも予定しているがほぼ定員という。問い合わせは市環境保全課(電話029-826-1111)まで。

「土浦ブランド」販売に人だかり 10周年のイオン土浦で26日まで

【谷島英里子】土浦市の特産品として市が認定した「土浦ブランド」認定品の販売会が25日、同市上高津のイオンモール土浦で開かれ、初日から多くの買い物客でにぎわった。26日も午前10時から午後6時まで行われる。 販売会はイオンモール土浦10周年を記念したもので、広く土浦ブランドをPRするのが目的。認定品を一堂に集め販売するのは初めて。両日合わせ、レンコンを使ったお菓子や地元の大豆や米で作ったみそ、ワカサギ、グラジオラスなど認定品23点が並ぶ。店外では飯村牛の串焼きを味わえる。 訪れた人たちは各ブースを回り、試食をしながら買い物を楽しんでいた。「土浦常名の里の純米大吟醸」を販売する酒店、土浦鈴木屋の小野慎介さんは「土浦には良い特産品がたくさんあるので、土浦ブランドを盛り上げ、お店にも来ていただけるきっかけになれば」と話していた。 土浦ブランドは2018年に創設され、認定品は全部で32点ある。

水彩イラスト&チョークアート つくばで2人展

【谷島英里子】「水彩イラスト&チョークアート 2人展」が、つくば市小野崎のLALAガーデンつくば「つくラボ」で17日から開催されている。いずれも同市在住のイラストレーター、川浪せつ子さんが描いた水彩画約100点と、住吉恵理子さんのチョークアート約30点を展示している。 2人は美大の先輩後輩の関係。テーマは「ハッピーな時間」で、作品を見てもらい幸せな気分になってほしいという思いを込めた。 川浪さんは部屋に飾れるような、明るく、心が穏やかになるような絵をモットーに作品をつくる。2018年9月にポルトガルを旅した時の建物や風景画を中心に展示している。はがきサイズからA4判ほどの水彩画は、鮮やかで柔らかい色合いだ。今回初めて画材で使った長さ3メートルにも及ぶ御朱印帳の作品も見どころの一つになっている。NEWSつくばでコラム「ご飯は世界を救う」を連載している。 住吉さんはブラックボードにオイルパステルを使って指で描くチョークアートを並べた。生活に密着した絵が主で、縦150センチ、横90センチのこいのぼりのほか、つくば市の鳥フクロウ、力士などが鮮やかに立体的に描かれ、迫力満点だ。会場では「ウェルカムボード」の無料体験会が行われ、好評となっている。「発色がいいので明るい気持ちになると思います。ぜひご覧ください」と来場を呼びかけている。 22日まで。時間は午前10時30分~午後6時30分。入場無料。来場者にはポストカードのプレゼントがある。

音楽通しチャレンジの場に 土浦にライブハウス誕生

【谷島英里子】土浦市川口のモール505に10日、インターネット放送番組「Vチャンネルいばらき」を運営するVSCがライブハウス「V-BOX」をオープンした。音楽を通して地域活性化を目指すアーティストやイベントを盛り上げたい人などへ、チャレンジの場として利用を呼びかける。 V-BOXはVチャンネルいばらきスタジオの2階真上。フロア面積は約30平方メートルで、いすは25席、スタンディングでは最大50人が収容可能。ステージには、照明やプロジェクターが設置され、音楽ライブや発表会のほか、会議室や試写会など多目的スペースとして活用することもできる。 店長の秋葉憲一さんは「V-BOXから大きい会場へと進化できる出発点として活用していただき、夢を叶えてほしいですね」と話している。 オープン初日はこけら落としライブとしてシンガー・ソングライター、オニツカサリーさんが登場し、ライブを開いた。 利用は要予約。時間は午前11時から午後5時と午後5時から午後11時の2回に分かれている。料金は機材、操作スタッフ込みで6時間1万円から。大学生、未成年は半額となる。オプションの映像収録・編集、レコーディングは別料金となる。問い合わせはVチャンネルいばらき(電話029-875-7255)まで。

11日つくばで「ギターフェス」 実行委員長の圷英子さん 来場呼び掛け

https://youtu.be/aNrY1uGPSGk 【谷島英里子】「第17回ギターフェスティバルinつくば」が11日、TXつくば駅から徒歩5分のつくばカピオホール(つくば市竹園)で開催される。土浦市のインターネットテレビ、Vチャンネルいばらきの「NEWSつくばチャンネル」に3日、実行委員長の圷英子さんをゲストに招いてインタビューした。 フェスは県内などで活動するクラシックギターアンサンブル8団体による演奏会で、日ごろの練習の成果を発表しようと毎年開催している。クラシックからジャズ、ポピュラー、歌謡曲までジャンルを超えた25曲が楽しめる。 出演団体は▽ホームギターアンサンブル(土浦市)▽守谷ギターアンサンブル(守谷市)▽ギター文化館アンサンブル(石岡市)▽ギタルラス・デ・プラタ+「奏」(つくば市・早稲田大OB)▽ギターアンサンブル・ヴィス(守谷市)▽ひたちなかギタークラブ(ひたちなか市)▽筑波大学ギター・マンドリン部(つくば市)▽ギターアンサンブル・リベルタ(つくば市)。 スペシャルゲストとしてアルカペルギターカルテットが出演する。飯野なみさん、谷川英勢さん、松田弦さん、新井伴典さんによるカルテットで、メンバーそれぞれが国際的に活動している。 圷さんは「出演者は約60人程います。1年前から曲を決めて一生懸命練習してきたので、当日はいい演奏ができると思う。ぜひ聞きにいらしてください」と来場を呼び掛けている。 開場は午後12時30分、開演1時。入場無料。問い合わせは圷さん(電話090-3006-2685)まで。

《学生インタビュー》17 ボードゲームで子どもの居場所作り

学生が地域で活動し社会貢献する筑波学院大学(つくば市吾妻)の社会参加型教育プログラム「オフ・キャンパス・プログラム(OCP)」で、同大経営情報学部ビジネスデザイン学科3年の加瀬晃大さんと鈴木優介さんらは昨年度、ボードゲームを通じた子どもの放課後居場所づくりに取り組んだ。市民団体「つくばボードゲーム愛好会」に参加して活動した。活動拠点は小中一貫教育校、市立春日学園そばにある春日交流センターだ。同愛好会の活動は毎週水曜日午後3時~5時まで開かれ、将棋やオセロ、チェスなどのボードゲームがそろっている。 経営情報学部ビジネスデザイン学科3年 加瀬晃大さん 鈴木優介さん ―活動に参加した理由は。 加瀬 以前もボランティアで活動していましたが、デジタルではない対面式のボードゲームの楽しさを子どもにもっと伝えたいと思ったからです。 鈴木 私自身、学童保育を利用していました。その時、将棋を経験して好きになったので、今度は私が子どもに教えてみたいと思いました。 ―具体的な活動は。 加瀬 子どもが来る30分前にボードゲームをセットし、すぐに対戦できる準備を整えます。来るのは低学年で男の子が多いですね。初めにルールを説明して、子ども同士や学生との対戦を始めます。子どもたちの中には将棋の大会で賞を獲得した腕前の子もいましたので、私たちも参加しました。子どもと接する上でとても大切にしていたことは言葉遣いです。それからけがが無いよう全体を確認して注意を払うことです。私たちは、放課後といえど大切な子どもを預かっているので、常に学校の延長線上にいるという思いで活動しました。 鈴木 そして、ただただ対戦するだけではなく、今日は小学校で何をした?給食は?といった雑談をして、互いになじめるように心掛けました。 ―長時間続けると子どもたちが飽きてしまうという課題があったようですね。 鈴木 そうなんです。課題を解決しようと、どうしたら集中して楽しく続けられるか考え、ゲームに勝って勝ち点を増やしたら上のランクに上がることができるというランク制の導入を提案したところ、見事に子どもたちの集中力がアップしました。やり方を少し変えるだけで対戦がはかどるのだなと勉強になりました。 ―活動で学んだこと、感じたことは。 加瀬 デジタルゲームだと自分が勝つことをだけを考えてしまいますが、ボードゲームは対戦相手のリアクションを見ながらできるため、コミュニケーション力を伸ばすきっかけになると思いました。また、記憶にも残りやすくなりますね。 鈴木 子どもは飽きたら室内で走ったり騒いだりする場合があり、それがけがにつながることもあります。楽しく過ごすことだけでなくマナーを教えることもできました。また子どもたちに話をするときは子ども目線で、かみ砕いて丁寧に話をしました。 ―将来何を目指しますか? 加瀬・鈴木 システムエンジニアを目指しています。授業でスマホゲームを作っているので生かしたいですね。OCP活動で学んだ「ほう・れん・そう(報告・連絡・相談)」も必ず身に付けておきたいです。 (聞き手・谷島英里子) ➡筑波学院大学の過去記事はこちら

大関さんらに土浦市長賞 中城天満宮で奉納書道展

【谷島英里子】土浦市中央にある中城天満宮の第88回奉納選書会(中城天満宮奉賛会主催)が始まり、27日には上位入賞者を招き表彰式が行われた。 6日まで小学生の力作165点を掲示 学問の神、菅原道真公をまつる中城天満宮では、毎年4月25日の例祭に合わせて書道展を開いている。今回は市内の小学生から1136点の応募があり、入選作165点は、同境内や隣接のまちかど蔵大徳、中城通り商店街に5月6日午後2時まで展示される。 同市中央1丁目の料亭霞月楼で行われた表彰式では、入選作のなかでも上位だった市長賞3人をはじめ土浦商工会議所会頭賞3人、市議会議長賞3人、市教育長賞6人に表彰状と記念品が手渡された。 市長賞に輝いた都和小2年大関ことみさん(8)は、半紙いっぱいに「まちなみ」と書いた。賞を手にして「きれいに書いたので、とってもうれしい。たくさんの人に見てほしい」と語った。 講評では書家で審査員の平田洋香さんが「墨がいっぱいで、子どもらしい元気がいい字、とめ・はね・はらいの基本が出来ている書を選んだ」と説明。「書道は日本の伝統文化であり、昔は伝達するための手段だったが、今は使われなくなり、展覧会で見ていただくだけになっているような気がするので、子どもたちが書道をしてくれるのはうれしい」と話していた。 上位入賞者は以下の15人。 ▽土浦市長賞=都和小2年大関ことみ、土浦二小3年中村羽奈、荒川沖小6年大竹晴香 ▽土浦商工会議所会頭賞=荒川沖小3年川村怜愛、都和小5年大関このは、土浦小6年湯治沙耶香 ▽土浦市議会議長賞=土浦小4年齋藤花怜、真鍋小5年松本虹、荒川沖小6年西沢佑亮 ▽土浦市教育長賞=都和小1年くりはらあらた、神立小1年うちむらちずか、真鍋小2年ふじわらさき、土浦二小3年太田万結、下高津小4年小笠原衣桜里、都和南小5年寺坂芽依

難病と闘うつくばの大枝未和さん(17) 母作詞の新曲「愛しいあなたへ」披露

https://youtu.be/8gXDBp5eHik 【谷島英里子】難病の再生不良性貧血を患いながら音楽活動に励むつくば市在住の大枝未和さん(17)が新曲「愛しいあなたへ」を発表した。土浦市のインターネットテレビ、Vチャンネルいばらきの「NEWSつくばチャンネル」は12日、大枝さんと、アーティストの塚T(ツカティ)さんをゲストに招いてインタビューした。 新曲は未和さんの母・豊美さんが作詞した。重い心臓病を持って生まれた親子の闘いをテーマにしたバラードで、塚Tさん=かすみがうら市=が作曲を手掛けた。2018年6月下旬に曲が完成し、レコーディングなどを行って19年3月下旬にCDができた。 2017年12月に制作した最初のCD「希望の花咲く場所」=4月25日付、5月6日付=に続いて2枚目のCDになる。 未知さんは「病気や障害がある人、いろいろな悩みを抱えている人に聞いてもらいたい」と話す。曲はユーチューブで公開する予定で、カラオケ版も用意する。多くの人に歌ってもらうのが願いだという。 再生不良性貧血は赤血球や白血球、血小板などすべての血球が減少する血液の病気。感染症にかからないよう毎日、手洗い、うがいを欠かさず、マスクは今も必須。食事も生ものはほとんど食べず野菜は火を通して食べる。現在の体調については「新薬の投与の効果があり輸血の頻度が少なくなってきた」と笑顔を見せた。

国内外ランナー2万252人集結 かすみがうらマラソン14日号砲

【谷島英里子】14日開催のかすみがうらマラソン兼国際盲人マラソン2019(土浦市、かすみがうら市など主催)は11日までに、大会事務局まとめで世界17の国・地域と47都道府県から合わせて2万252人のエントリーに達した。 内訳は、かすみがうらマラソン▽フル男子11577人、女子1652人▽10マイル男子3773人、女子1596人▽5キロ男子643人、女子576人。国際盲人マラソン149人。かすみがうらウオーキング286人。 土浦市川口運動公園周辺をスタート、かすみがうら市歴史博物館先を中間点とし、川口運動公園のJ:COMフィールド土浦をゴールとする湖岸周回コースで競われる。マラソンの最初のスタートは10マイルの部で午前9時20分から。その後順次スタートする。ゲストランナーはミュージシャンのパッパラー河合さん、女優・ヨガインストラクターの松本莉緒さん。 開催当日は午前10時から午後5時まで、土浦市川口のモール505にランナーズビレッジが開設され、地元飲食店のブースが並ぶ。毎年好評のカレースープ鍋もあり、ゼッケンを持参したランナーは無料で味わえる。ほかにレンコンの粉末を使った「れんこんめん」の無料配布(午前10時30分~午後1時30分~、各先着100人)、お笑いや音楽のステージイベントが繰り広げられる。 マラソン会場すぐのラクスマリーナでは、およそ4キロを競うカヌーレースを開催、参加者を募集している。午前8時に集合し、10時30分ごろにスタートする。参加費は500円(保険代込み)で、中学生以下の参加は保護者同伴。昼食と参加証が発行される。

認知症予防に「コグニサイズ」体験 幸和義肢研究所 聞こえと脳の仕組み学ぶ

【谷島英里子】義肢、車いす、補聴器などを製作販売する幸和義肢研究所(つくば市、横張和寿社長)は6日、同市竹園のつくば国際会議場で「コグニサイズ」の体験会と「聞こえと脳のセミナー」を開いた。 コグニサイズは英語で「認知」(コグニション)と「運動」(エクササイズ)を重ねた造語。国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)が開発した認知症予防に向けた運動だ。コグニションとエクササイズを同時に行い、脳と体の機能を効果的に向上させるのがねらい。言語聴覚士で同センター認定コグニサイズ指導者の川田夏希さんが講師となり、一般参加者の指導をした。 参加者が車座になって、足踏みとしりとりをしながら時計回りに発表するゲームや100から3ずつ引いて最後に1で終了するゲームなどをした。体を動かしながら頭で考えたり間違えたりすることが脳への刺激を促すという。 補聴器メーカー、オーティコン補聴器の川田さんは聞こえと脳のセミナーで、補聴器を使って聴力と脳の関係を説明した。聴力の低下は加齢や過度の騒音で、音を感じ取る有毛細胞の減少などによって生じる。耳が聞こえづらくなると、音や情報が少なくなり認知症のリスクが高まるという。川田さんは「聞こえを大切にすることは健康を維持することにつながる」とし、「補聴器は音を聞こえやすくすることはもちろんだが、脳への負担を減らせる点からも注目されている」などと話した。 会場では、補聴器の聞こえ方をVR(バーチャルリアリティー)で疑似体験できるコーナーも設けられた。

手こぎボートで桜のトンネル楽しんで 満開の土浦・新川

【谷島英里子】川面に覆いかぶさる桜のトンネルで知られる、土浦の桜の名所、新川で、手こぎボートを体験しながら満開の桜を楽しむイベントが6、7日に開催される。水面から見上げる桜の美しさを知ってもらおうと、霞ケ浦で遊覧船を運行するラクスマリーナが実施する。 新川は両岸に約200本のソメイヨシノの並木があり、花見客やカメラマンでにぎわう。手こぎボートを楽しめるのは土浦税務署近くの神天橋(同市真鍋)付近。2人乗り用と4人乗り用が計4隻あり、料金は1隻30分間500円。乗り込む前にこぎ方のレクチャーがあるため、初心者でも気軽にチャレンジできる。 3月30、31日にも行われた。5日の試乗会では「手こぎのボートだから岸沿いの桜に近づきやすい」「川の流れはゆったりしていてのんびりできる」などと好評だった。 ラクスマリーナの秋元昭臣専務は「桜のトンネルも、散って水面に浮かぶ桜も美しく見応えがある。この時期しか楽しめないのでぜひ体験してほしい」と話している。 出港時間は両日とも午前10時、11時、正午、午後1時、2時、3時。問い合わせはラクスマリーナ(電話029-822-2437)まで。 https://youtu.be/oDWwdNK4iV4

桜並木に菜の花咲いた! つくば国際大高前新川堤

【谷島英里子】桜の名所で知られる土浦市の新川堤で、つくば国際大学高校(同市真鍋)生徒たちが、昨年から育ててきた菜の花(アブラナ)が桜とともに咲き始めている。 新川は両岸に約200本のソメイヨシノが並木をつくる名所。鮮やかな黄色の菜の花を植えることにより、歴史ある桜がより一層映え、地域活性化や地元への感謝につながればと、生徒有志や保護者、教職員ら約100人でつくる「つく国新川堤と菜の花満開プロジェクト」を2018年に立ち上げた。 場所は同校近くの新川橋から城北橋までの左岸約400メートル。県土浦土木事務所や土浦市、地元町内会、NPO法人まちづくり活性化土浦などの理解や協力のうえ、7月に除草作業を行ったあと、10月に保護者などの寄付で集まった種約50キロ分を蒔(ま)いた。3月初旬から順に咲き始め、今後も次々と開花していく予想だ。 30日には同校で「第1回桜と菜の花満開イベント」が開かれ、生徒やPTAが模擬店を出店。花見を楽しみながら、抹茶やレンコンのお菓子、フランクフルトなどを味わっていた。 生徒会長の2年野田咲幸さん(17)は「私たちが蒔いた種がきれいに花を咲かせて、とてもうれしい。桜と菜の花は春しか見られないので、多くの人に訪れてほしい」と話した。

「足だまり」の交流拠点 土浦にサイクリング施設オープン

【谷島英里子】霞ケ浦を望むつくば霞ケ浦りんりんロード沿いに30日、サイクリング施設「りんりんポート土浦」(土浦市川口)がオープンした。サイクリストや市民らが立ち寄る施設として同市が整備してきたもので、人と自転車の休息と手入れの場所となる。 休憩施設は、自転車メンテナンススペース、休憩スペース、多目的室、屋上展望スペースが設けられ、サイクルラック、シャワー、トイレ、自転車チューブなどの販売機が配置されている。自動車からの乗り換え用に約100台の駐車場も備えた。敷地面積約1.1ヘクタール、休憩施設は平屋建て延床面積約260平方メートル。 この日は、中川清市長や宇野善昌副知事ら関係者が出席してセレモニーが開かれた。中川市長は「霞ケ浦周辺の新たなシンボルとして施設の持つ魅力が波及効果を生み、街のにぎわいや地域活性化につながることを願っている」と述べた。 オープニングイベントでは、4月1日から県道路交通法施行細則の改正で公道走行が可能となる2人乗りの「タンデム自転車」の試乗があり、中川市長、宇野副知事が体験した。子ども参加の自転車乗り方教室や自転車走行中の危険を予測する模擬体験も行われた。 ▽開館時間午前9時~午後6時。休館日12月29日~1月3日。利用料(多目的室)午前9時~午後1時=1295円、午後1時~午後6時=1620円。

正しく選ぶお手伝い メガネのクロサワ

https://youtu.be/hWUl4pA8k4Y 【谷島英里子】メガネを正しく選べていますか? 土浦市のインターネットテレビ、Vチャンネルいばらきの「NEWSつくばチャンネル」は29日、メガネのクロサワ(本店・水戸市)土浦店店長、関根義徳さん(左)とイオンモール土浦店、荒川智行さんをゲストに招いてインタビューした。 メガネのクロサワはことし、創業114年を迎える眼鏡店で、県内に12店舗あり、土浦市内では、真鍋新町の土浦店と上高津のイオンモール土浦店がある。 荒川さんは、日本眼鏡技術者協会の定める「認定眼鏡士」の資格を持つ。いわゆるオプトメトリスト(検眼士)で、日本では国家資格ではないが、専門的な知識や技術を基礎を身に付けていることから、視力ケアのスペシャリストに位置づけられている。視力測定だけでなく目の機能や利用者の生活習慣、眼病などに配慮しながらメガネやルーペを使った見方のアドバイスを行っている。 正しいメガネ選びのコツは「フレームが弾力性や柔軟性に優れていて、頭を締め付けないもの」という。レンズはLEDライトから発せられるブルーライトをカットするカラーレンズなどもあるが、目の色の濃さによって異なるため、コントラストが良くなるものや、カラーレンズをかけたときに色があまり変わらないレンズを選ぶと、目が疲れなくなるという。「視力は日々変化していくものなので悩みがあったら、気軽に相談を」と話している。 ▼メガネのクロサワ土浦店 土浦市真鍋新町18-11 電話029-822-9630 ▼同イオンモール土浦店 同市上高津367イオンモール土浦2F 電話029-875-6111

1.3キロつながる 真鍋神林線延伸道路が全線開通 土浦

【谷島英里子】国道125号線と県道小野土浦線を結ぶ都市計画道路、真鍋神林線延伸道路(1.32キロ)が28日、全線開通した。土浦市中心市街地の交通渋滞緩和や消防庁舎への緊急車両の到着時間短縮が期待される。 午後3時の開通を前に安全祈願式典が開かれ、関係者らを前に中川清市長は「消防庁舎や市営斎場へのアクセスが向上するとともに、国道6号バイパスへの円滑な移動が可能となり広域的な地域間連携ができる」などとあいさつ。テープカットや通り初めをして完成を祝った。 道路は国道125号線の市民会館入口交差点から、田中2丁目の県道小野土浦線までを結ぶ。2012年度に着手し、16年2月の消防庁舎移転に合わせ、中間地点となる殿里地区の市道1級15号線から田中2丁目まで660メートルが一部開通していた。全線開通により、旧6号(現125号)と6号バイパスが真鍋地区でも道路一本でつながる。旧新治村の藤沢地区から真鍋地区へのアクセス向上、都市計画道路川口田中線・土浦駅東学園線の補完が図られ、緊急車両の到着時間短縮や渋滞緩和が期待されるという。

土浦協同病院へのアクセス向上に期待 田村沖宿線延伸道路一部開通

【谷島英里子】土浦協同病院がある土浦市おおつ野から同市神立中央の神立駅東部を結ぶ都市計画道路、田村沖宿線の延伸道路が25日、一部開通した。2016年に移転した土浦協同病院へのアクセス時間の短縮や通学路の安全確保が期待される。午後3時からの開通に先立ち、中川清市長や益子正寛土浦警察署長らが参加して安全祈願式典やテープカットがあり、関係者や地元住民が完成を祝った。 今回開通したのは市道I級13号線交差点から県道戸崎上稲吉線交差点までの区間1.4キロで、白鳥町、神立東1、2丁目の地域。13年度に着手し、16年には同病院移転に合わせて国道354号交差点(おおつ野団地入口)から市道I級13号線交差点までの区間約500メートルを開通した。合わせると、延長1.9キロの整備を終えたことになる。残り1000メートルは部分開通をしながら、20年度までに全線開通を目指す。 道路は、菅谷小学校、土浦第五中学校の児童生徒の通学路ともなるため、安全が確保できるよう、歩道とは別に自転車専用の通行帯が設置された。カラー塗装で車道との区別がある。 式典で中川市長は「土浦協同病院へのアクセスが格段に向上し、この地域の南北方向の道路網が強化されることを大いに期待している」と述べた。

立川志のぽんさん つくばで春の落語会

https://youtu.be/Erv55KTMa88 【谷島英里子】つくば市北条で30日、落語家・立川志のぽんさんによる春の落語会が開かれる。土浦市のインターネットテレビ、Vチャンネルいばらきの「NEWSつくばチャンネル」に22日、志のぽんさんをゲストに招いてインタビューした。 土浦一高を卒業後、筑波大学芸術専門学群に入学し、在学中は落語研究会に所属した。卒業後はサラリーマン生活を経て、2005年1月、NHK「ガッテン!」の司会でおなじみの落語家立川志の輔に入門した。現在四番弟子。13年4月に二ツ目に昇進し、真打ちを目指して日々精進している。活動拠点は東京。 春の落語会は、28~4月1日に開催される筑波山麓のつくば道周辺でサイクリングや飲食が楽しめるイベント「ゆけゆけ乙女のつくば道」の企画の一つ。主催者から地元出身の落語家を多くの人に知ってほしいからとオファーがあった。昨年も開催され、60人を超える観客で大盛況だったという。 会場は、つくば市北条にある国登録有形文化財の宮清大蔵。「江戸時代の建物と落語でタイムスリップした気分を感じられます。気軽に楽しんでいただければ」と話している。 開場は午後1時30分、開演午後2時。チケット前売り1500円、当日1800円、中学生以下500円。志のぽんさんお手製のブックカバーや信玄袋の販売もある。問い合わせは関根さん(電話090-5402-1879)まで。

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