【谷島英里子】つくば市北条で30日、落語家・立川志のぽんさんによる春の落語会が開かれる。土浦市のインターネットテレビ、Vチャンネルいばらきの「NEWSつくばチャンネル」に22日、志のぽんさんをゲストに招いてインタビューした。

土浦一高を卒業後、筑波大学芸術専門学群に入学し、在学中は落語研究会に所属した。卒業後はサラリーマン生活を経て、2005年1月、NHK「ガッテン!」の司会でおなじみの落語家立川志の輔に入門した。現在四番弟子。13年4月に二ツ目に昇進し、真打ちを目指して日々精進している。活動拠点は東京。

春の落語会は、28~4月1日に開催される筑波山麓のつくば道周辺でサイクリングや飲食が楽しめるイベント「ゆけゆけ乙女のつくば道」の企画の一つ。主催者から地元出身の落語家を多くの人に知ってほしいからとオファーがあった。昨年も開催され、60人を超える観客で大盛況だったという。

会場は、つくば市北条にある国登録有形文化財の宮清大蔵。「江戸時代の建物と落語でタイムスリップした気分を感じられます。気軽に楽しんでいただければ」と話している。

開場は午後1時30分、開演午後2時。チケット前売り1500円、当日1800円、中学生以下500円。志のぽんさんお手製のブックカバーや信玄袋の販売もある。問い合わせは関根さん(電話090-5402-1879)まで。