ホーム つくば 認知症予防に「コグニサイズ」体験 幸和義肢研究所 聞こえと脳の仕組み学ぶ

認知症予防に「コグニサイズ」体験 幸和義肢研究所 聞こえと脳の仕組み学ぶ

【谷島英里子】義肢、車いす、補聴器などを製作販売する幸和義肢研究所(つくば市、横張和寿社長)は6日、同市竹園のつくば国際会議場で「コグニサイズ」の体験会と「聞こえと脳のセミナー」を開いた。

コグニサイズは英語で「認知」(コグニション)と「運動」(エクササイズ)を重ねた造語。国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)が開発した認知症予防に向けた運動だ。コグニションとエクササイズを同時に行い、脳と体の機能を効果的に向上させるのがねらい。言語聴覚士で同センター認定コグニサイズ指導者の川田夏希さんが講師となり、一般参加者の指導をした。

参加者が車座になって、足踏みとしりとりをしながら時計回りに発表するゲームや100から3ずつ引いて最後に1で終了するゲームなどをした。体を動かしながら頭で考えたり間違えたりすることが脳への刺激を促すという。

補聴器の体験会=同

補聴器メーカー、オーティコン補聴器の川田さんは聞こえと脳のセミナーで、補聴器を使って聴力と脳の関係を説明した。聴力の低下は加齢や過度の騒音で、音を感じ取る有毛細胞の減少などによって生じる。耳が聞こえづらくなると、音や情報が少なくなり認知症のリスクが高まるという。川田さんは「聞こえを大切にすることは健康を維持することにつながる」とし、「補聴器は音を聞こえやすくすることはもちろんだが、脳への負担を減らせる点からも注目されている」などと話した。

会場では、補聴器の聞こえ方をVR(バーチャルリアリティー)で疑似体験できるコーナーも設けられた。

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9月末まで教室使わずオンライン授業へ 新型コロナで筑波大

【山口和紀】新型コロナウイルスの感染が首都圏で急速に広まっていることから、筑波大学(つくば市天王台)は2日までに、4~9月の春学期について、教室での授業は行わず、オンライン授業を基本にすると発表した。 同大学はこれまで、入学式を中止し、さらに学生には2週間以上、宿舎やアパートなどで健康観察をした上で、新学期の開始を3週間遅らせるとしていたが、大幅な見直しとなる。 学生に対し、宿舎やアパートにいるのではなく実家などに帰省するよう呼び掛けており、春学期は基本的に、実家などの帰省先で遠隔地からパソコンを通して授業を受けることになる。 一方、実験などどうしても対面での授業が必要な科目については、大学の新型コロナ感染症リスク対応チームの指示が出るまで実施できないとしている。ただし教員が日常的に学生の健康状態を把握している研究室など少人数での実験や演習の場合は、マスクを着用し、検温を行った上で、換気をし、密閉された空間でないことを条件に実施できるとしている。 一方、実家などに帰省せず、やむを得ず宿舎やアパートにとどまる場合は、不要不急の外出を避け、健康管理を徹底して生活するよう呼び掛けている。 4月、5月に学生宿舎に新たに入居を予定していた新入生などに対しては3月28日時点では、2週間以上の健康観察期間をとるため4月6日までに引っ越してくるよう要請していた。しかし今回、引っ越しを延期して自宅待機を要請している。荷物を宿舎宛てにすでに送ってしまった学生に対しては大学が荷物を受け取り各部屋に届ける。すでに引っ越してきた新入生への資料など配布物は各学群などで受け取ってもらう。受け取りに来られない学生には実家などに郵送するという。

つくば市は9月末まで無料 新型コロナに医療相談アプリLEBER

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