火曜日, 4月 7, 2026

開園25周年 つくばわんわんランド 「人とペットが共存する拠点に」

日本最大級の犬のテーマパーク「つくばわんわんランド」(つくば市沼田、東郷治久社長)が27日、開園25周年を迎える。1996年4月27日、現在の3分の1ほどの面積でスタートした。ペットは家族の一員であるという価値観が浸透すると共に、犬を見せる施設から犬と触れ合う施設へとコンセプトを変化させてきた。現在、約90種約500匹の犬がいる。 寺崎修司園長は「日本のペットに対する意識は、ペット先進国と比べまだまだ遅れているところがあるので、正しい知識をもって人と動物が共存する社会を目指す拠点になれれば」と話す。 25周年を記念して26~28日の3日間、25歳の人と小学生以下の入園料が100円になる特別イベントが開催されるほか、ゴールデンウイーク(GW)中の29日から5月5日まで、グループ法人のつくば国際ペット専門学校講師による犬のお手入れ教室やしつけ教室などが開催される。 園のシンボル 黄色い木造犬は4代目 同園のシンボル、高さ11メートルの木造犬「モックン」は開園の年の7月に初代が完成した。現在の黄色い木造犬は4代目。 翌97年に、グループ法人のつくば国際ペット総合学院(現在のつくば国際ペット専門学校)が開校した。2012年に園内に猫と触れ合える「ねこハウス」がオープンし、14年には老犬になった飼い犬を預かる老犬ホームひまわりができた。これにより計約66ヘクタールの敷地に、ゆりかごからペット霊園まで一貫して備える施設となった。 一方、2019年秋には台風19号により隣接の桜川が増水し、園内ほぼ全域が冠水するなど自然災害の脅威に見舞われた。 台風被害を乗り越えつつあった矢先の翌20年は、コロナ禍により、GWを含む4、5月の1カ月間、休園を余儀なくされた。 台風とコロナの二重の被害を受け、昨年、クラウドファンディングにより支援を呼び掛けを実施した。1235人から計977万3116円の支援が寄せられるなど、全国のファンの応援が集まった。 現在は感染防止対策を徹底して開園しているが、コロナ禍が続き、来園者数はまだ例年の8割ほどにとどまっているという。 ◆開園25周年記念特別イベントとして▽26~28日=今年25歳になる人(1996年生まれ)と、3歳から小学生までの入園料100円▽23日まで募集=同園の昔の写真や思い出の写真と、同園のイラストを募集し、応募作品をGWから年末まで園内で展示する。入選者には同園の無料招待券を各10枚を贈呈する。 ◆GWの特別イベントとして▽4月29~5月5日=つくば国際ペット専門学校講師が、犬のお手入れ教室、しつけ教室、アジリティーを開催する。 ◆園内で唯一の屋内施設である「ねこハウス」は、新型コロナ対策のため、混雑が見込まれる26日から5月5日まで休館する。 詳しくは同園(電話029-866-1001)。

別の学校も臨時休校 つくば市教員が新型コロナ

つくば市は21日、市立学校教員が新型コロナウイルスに感染していることが分かり、この教員が勤務する学校を22~23日の2日間、臨時休校にすると発表した。 市教育局学び推進課によると、20日に感染が確認された教員が勤務する学校とは別の学校という。 21日感染が分かった教員の濃厚接触者は現在、保健所が調査している。この教員の症状や、いつまで勤務していたかなどは公表しないとしている。 一方、20日に教員の感染が確認され、21~22日の2日間、臨時休校としていた学校は、23日から通常通り授業を開始する。

里山の春はにぎやか 《宍塚の里山》76

【コラム・及川ひろみ】本格的な春、里山はとてもにぎやかです。谷津田(やつだ)で明るくコロコロ鳴くのは、シュレーゲルアオガエル。姿はなかなか見られませんが、目の高さの樹木の葉の上、枝に鎮座しているのが見られます。アマガエルより大きく、時に黄色の水玉模様が体全体に見られるものもいます。 また、田んぼの縁をよく見ると、アメリカザリガニが空けた穴に真っ白な泡の塊を見つけたら、しめしめ。このカエルの卵塊。多くのカエルは水の中に卵を産みますが、このカエルの仲間は突き出た枝や湿地の枯草の隙間などに生みます。シュレーゲルアオガエルの小さなオタマジャクシは、雨降りのときに田んぼに滑り降ります。 このオタマ、他のカエルの卵と異なり、卵塊の中のたまごの色は黄色。生まれたオタマジャクシは、最初は薄茶、間もなく色が濃くなります。 木の上で大きな声でケケケケケと鳴くのは、ニホンアマガエル。汗ばむような暑い日に、よくこの声が聞かれます。夜になると、あちこちで「ゲロゲロゲロ」とにぎやかに鳴きます。人が近づくと、ピタッと一斉に鳴き止みますが、そっと探すと鳴いている姿が見られます。口の下の皮膚を風船のように大きく膨らませ、懸命に鳴くアマガエル。 田んぼは平らなようでも、懐中電灯で照らして探すと、あちこちに水の上にできたわずかな陸が方々にあり、その上や、草が茂る根際などで懸命に鳴くカエルが見られます。 今年も「田んぼの学校」がスタート それにしても、昼間は樹上でケケケ、夜は田んぼでゲロゲロと、日中と夜では居場所も声も全く異なります。若いころ、木の上でケケケと鳴く生き物の正体が知りたいと、よく目を凝らし探したものです。ようやく正体が分かった時の驚き、今も新鮮によみがえります。 今ごろの田んぼをのぞくと、♪型のオタマジャクシがたくさん泳いでいます。ニホンアカガエルのオタマジャクシ。寒い時期に産み付けられた卵から生まれたオタマジャクシは、もうすぐ子ガエルになって陸に上がります。 上空からは、里山の鷹「サシバ」が春を謳歌(おうか)しています。サシバがひなを育てるときには、カエル、ヘビがたくさん必要です。里山では毎年、複数のサシバのひなが育っています。 認定NPO法人「宍塚の自然と歴史の会」では、親子で田んぼ体験、食育、自然学習などを行う「田んぼの学校」が今年も始まりました。参加者は41組の親子約100名。密にならないよう数回に分け、種もみをまきました。近隣の幼稚園、保育園の子どもたちも里山の自然を求めてやって来ます。 春の里山には、子どもの声がこだましています。よい季節になりました。皆さまもお越しください。(宍塚の自然と歴史の会 前会長)

市立学校を22日まで臨時休校 つくば市の教員が新型コロナ

つくば市は20日、市立学校教員1人が同日、新型コロナウイルスに感染したことが判明したとして、教員が勤務する学校を21日から22日まで2日間、臨時休校にすると発表した。 市教育局学び推進課によると、休校はこの教員の濃厚接触者のPCR検査結果が判明するまでの措置。学校での濃厚接触者が何人いるかについて、保健所が調査しているとしている。 この教員の感染経路は不明、同課は、教員がいつまで出勤していたかや症状があったかなどは公表しないとしている。 一方、同市では14日、市立学校の非常勤職員1人が、新型コロナウイルスに感染していることが確認された。今回休校になった市立学校は、別の学校だという。

たゆたう歌物語① 都鳥 《遊民通信》15

【コラム・田口哲郎】前略 コロナ禍になる前は、本郷キャンパスに通うのに、JR上野駅から上野公園、不忍池の弁天堂を通って、池之端門から構内に入っていました。東大病院の裏手にその門はあり、坂を登ると安田講堂の裏に出ます。さらに坂を登ると法文1号館という建物があり、文学部の講義は主にそこで行われているのです。 さて、不忍池の鳥の話です。池にはハトやスズメ、カモが集まり、さながら鳥の集会所のようですが、その中でひと際目を引く鳥がいます。ユリカモメです。東京は臨海都市ですが、上野辺りに海沿い感はありません。 でも、カモメがいる。吉本ばななが銀座に行くと潮の香りがする、とどこかに書いていましたが、カモメを見ると淡水の不忍池にも潮の香りが漂ってくるようです。ユリカモメは東京都の鳥になっていますから、特段珍しい鳥ではないのでしょう。少し釣り上がった目が愛らしく、立ち止まって眺めていました。ふと、口をついて出たのは、 名にし負はば いざ言問はむ都鳥 わが思ふ人はありやなしやと という和歌です。これは『伊勢物語』第九段「東下り」と『古今和歌集』に収録されている在原業平の歌で、京都から下った業平が隅田川沿いで都に残してきた恋人に想いをはせて詠んだ歌です。 郷愁を誘う鳥?! そういえば都鳥ってどんな鳥なんだろう、とスマホで検索してみると、ユリカモメだと分かりました。都鳥は郷愁を誘う鳥なんでしょうか。なんだかしみじみしてきて、私の故郷はどこなんだろう? と考え始めました。 当時、宗教学の講義を受けていたのだと思います。人はどこから来て、どこへ向かうのだろうか? 人間には霊魂というものがあるんだろうか? あるとしたら死後どこへ行くのだろう? もし霊魂などなくて、死んだら体が原子に分解されるだけだとしたら…。 あらゆる宗教は死後の生命を前提に成り立っています。死んでも「わたし」は「わたし」なのです。人はそう思いたいのです。はかない命は終わらない、と。でも、死んでも「わたし」が存続することが本当に幸福なんでしょうか? 死んだら、超新星爆発した星の欠片が宇宙空間に飛び散るように、我々の体も原子になって地球上を風に乗ってさまようのだとしたら。それはそれで救いのあることなんじゃないか? いや待てよ、やっぱり「わたし」は「わたし」でいたいんだな…。揺れ動く心で、都鳥ことユリカモメを見ていると、1首浮かびました。 都鳥 告げて鳴くのは わたつみの 果てにあるらむ 極楽のさま やはり、どこか遠くに、霊魂が帰ってゆく楽園があってほしいと思います。愛らしい都鳥はキョトンとしていますが、ちゃんと楽園を知っていて、我々に知らせているのかもしれません。不思議な鳥です。 ごきげんよう。 草々(散歩好きの文明批評家)

スタジオで配信体験、誰もがYoutuberに 土浦のインターネットテレビ局

2021年版「小中学生の将来就きたい仕事」に関する調査で男子の1位となるなど、がぜん注目のYoutuber(ユーチューバ―)を、手軽に試せる場所が土浦にお目見えした。インターネットテレビ局「Vチャンネルいばらき」(土浦市川口、菅谷博樹代表)が、Youtube(ユーチューブ)配信を始めてみたい個人や団体に、スタジオや機材の無料体験を呼び掛けている。 体験ができるのは原則的に土・日曜日、午後1時~6時のうちの1時間程度(スタッフがロケなどで不在の場合を除く)。業務用の本格的な機材やスタジオ設備を使い、オリジナルの動画コンテンツが作れる。撮影した動画は自分でユーチューブなどに投稿するほか、後日、Vチャンネルいばらきの番組の一つとして公開することもできる。 内容は、スタジオ内でできるものなら何でもOK。一例としてはトーク、セミナー、実況、音楽なら弾き語りや歌ってみた動画など。2階の貸しスペース「VBOX」(料金別途)を使えば、本格的なライティングやPAシステムで、バンドのライブやダンス・演劇などのステージも配信できる。 代表の菅谷さんは「未経験の人でもやりたいことができるよう、スタッフがお手伝いする。番組制作の雰囲気を知るだけでも刺激になるのでは」と呼び掛ける。 裏方は全部スタッフにお任せ 動画配信は最低限スマホ1台あればできるが、スタジオを使えるメリットは大きい。複数のカメラを切り替えたり、背景や別画面を合成したり、効果音やテロップを入れたりなど、さまざまな広がりが生まれる。機材のセッティングや操作はスタジオのスタッフがしてくれるほか、教えてもらって自分でやることもできる。 「自分一人で配信するときは、画像はちゃんと撮れているかな、音はどうかなとか、いろんなことが気になって、なかなか集中できない。スタジオなら裏方は全部スタッフにお任せできるので、自分はただただ配信だけを思いきり楽しめる」と話すのは、同チャンネルの番組「木曜3時のマイジェネ」で構成とキャスターを務めるフクタロー(本名・川合福太郎)さん。 「木曜3時のマイジェネ」は、夢を追う若者たちを紹介する番組。昨年7月に始まり、すでに40回を超えた。フクタローさんは当初、裏方としてVチャンネルいばらきに参加。動画制作のさまざまな技術を身に付け、今では自身の音楽活動もミュージックビデオやライブなどの形で配信している。 配信の楽しさについては「対面とはまた違う。目の前にお客さんがいなくてもオンラインで視聴者とつながり、一緒に盛り上がれる。メッセージが直接届くなどダイレクトな反応もあり、やりがいを感じる」という。 菅谷さんは「今はだれもが発信する側になれる時代。特に若い人たちが新しい土浦の魅力を発見し、それを動画にして発信すれば、伝わり方や届く相手もいままでとは変わると思う」と期待をふくらませている。 体験費用や機材使用料は原則無料。まず希望日時を伝え、打ち合わせを経て利用となる。申し込み・問い合わせはVチャンネルいばらき(電話029-875-7255、Eメールinfo@vchannel-ibaraki.com)。(池田充雄)

観光シーンにアウトドア向け新商品 筑波山・霞ケ浦エリア

茨城県が企画提案を募った「筑波山・霞ケ浦をもっと楽しむ!アウトドア層向け新商品企画開発」によるツアープログラムが、春からの観光シーズンに続々デビューする。登山やサイクリングなどアウトドアの観光シーンに、地域資源を活かすグッズや土産品などの提供をめざしたもので、昨年度入賞したプランが商品開発を終えた。今後、筑波山・霞ケ浦エリアでの定番商品を目指して、販売戦略を展開していく。 企画提案は新たな定番商品の開発と、アクティビティーツアープログラム企画の開発の2部門で募集された。昨年10月の最終審査には12事業者14プランが残り、公開プレゼンテーションで商品開発に4プラン、企画開発で2プランが選出された。 定番商品の入賞は、▽筑波山江戸屋(つくば市筑波)の「陣中油ハンドクリーム・リップクリーム」ガマの油のパッケージデザインをリニューアル(ハンド1800円、リップ900円)▽筑山亭かすみの里(土浦市おおつ野)の「霞ヶ浦名産を使用した帆引き御膳」帆引き船をイメージした船盛で霞ケ浦名産の白魚、川エビなどが味わえる(1980円)▽ケーズグラフィック(つくば市平沢)制作の「筑波山麓歴史めぐりイラスト手ぬぐい」TAMARIBAR(タマリバ、つくば市小田)、平沢官衙(かんが)遺跡案内所(同市平沢)、一期一会(桜川市羽田)で販売(1200円) ▽美影グルテンフリーベーカリー(つくば市小田)の「宝篋山パイスティック」筑波山麓の農産物(小田米、オーガニック卵、ブルーベリーなど)を使用しスティック状で食べやすく携帯性のある商品に開発。TAMARIBARで販売(1本250円、1缶5本入り1200円)の4商品。(価格はすべて税込み) アクティビティーツアープログラム企画の開発では、ラクスマリーナ(土浦市川口)の「カヌー遠足」と、こもれび森のイバライド(稲敷市上君山)の「満喫アウトドア!イナシキライド」が入賞した。 カヌー遠足は、土浦港を出発してレンコン畑の側などをカヌーで巡るガイド付きの湖上旅で、初心者でも気軽に楽しめるのが魅力。またアウトドア・イナシキライドはサイクリングやバードウオッチング、キャンプなどが楽しめる1泊2日のツアーで、稲敷市を舞台に人気を集めているという。両企画とも昨年からすでに実証ツアーを実施しており、今年度以降も継続して行っていく。 筑波山・霞ケ浦広域エリア観光連携促進事業に関する問い合わせは、県観光物産課(電話029-301-3617)。(山崎実)

本田圭佑氏率いるファンドなどから資金調達4億円 筑波大発ベンチャーのワープスペース

筑波大学発宇宙ベンチャーのワープスペース(つくば市吾妻、常間地悟CEO)は19日までに、第三者割当増資による4億円の資金調達を実施した。引き受け先にはスパークス・イノベーション・フォー・フューチャー(東京都港区、見學信一郎代表取締役)が設立・運営する宇宙フロンティアファンド、プロサッカー選手の本田圭佑氏が率いるKSK Angel Fund 合同会社(米国カリフォルニア州)、SMBCベンチャーキャピタル産学連携2号投資事業有限責任組合(東京都中央区)が名を連ねた。 ワープスペースは、宇宙空間光通信ネットワーク構想「WarpHub InterSat(ワープハブ・インテルサット)」の実現をめざしている。3月には国際宇宙ステーション(ISS)から超小型通信衛星の軌道投入に、県内の民間企業では初めて成功(3月15日付)した。今回の資金調達はシリーズAラウンド(初回募集)のファーストクローズとなり、5月ごろをめどにセカンドクローズを実施する予定。 同社は、3月8日付けで取締役会設置会社に移行。宇宙フロンティアファンドの投資担当で宇宙産業関連団体の委員・理事なども務める大貫美鈴氏が社外取締役に就任し、経営体制を強化した。一連の取り組みによって2022年末の打ち上げを予定している、世界初の衛星間光通信ネットワークサービス向けの小型光中継衛星の開発を加速させていくという。 常間地CEOは「人類の空間利用の拡大や持続的発展は、常に強力かつ安定した通信インフラの実現によって達成されてきた。私たちは引き続き、宇宙空間光通信ネットワークサービスを世界に先駆けて実現することで、宇宙通信におけるトップキャリアの地位を確立し、地球経済圏の拡張および持続可能な発展を支えいく」とコメントしている。 KSK Angel Fund(エンジェルファンド)の本田圭佑氏は「2つの可能性を信じて出資した。1つ目はワープスペースの宇宙光通信ネットワークが、貧困や環境問題など色んな社会問題を解決しうる可能性。2つ目は宇宙産業の開拓にも貢献できる可能性。今の時点で可能性が低いなんて思うことは当たり前。それでもいつの時代でもそんなわずかな可能性を信じて行動し続けた人だけが夢を実現させてきた」とコメントを寄せた。

つくば市の注目案件 2つの変な話 《吾妻カガミ》104

【コラム・坂本栄】今回はつくば市政の注目案件、総合運動公園用地処理とセンター地区再生会社を取り上げます。それぞれ、4月初めにある動きがあり、何か変だな~と思ったからです。市政モニターを売りにするこのコラム、ネタが尽きることはありません。 「防災倉庫」案はまだ生きている? 市は4月1日、運動公園計画用地をどう使ったらよいかアイデアを出してくださいと、民間の業者さんに呼び掛けました。市は「サウンディング」と言っていますが、市には知恵がないので活用法を教えてくださいと、業者さんにお願いしたということでしょうか。入札の一つの形である「プロポーザル」(案件に対する企画提案)ではなく、あくまでもご意見拝聴です。 詳しいことは、本サイトの記事「民間へ、また市場調査開始」(4月1日掲載)をご覧ください。見出しに「また…」とあるように、市長2期目の五十嵐さんは1期中にも同じようなことをしていますから、この案件では2度目のサウンディングになります。 何か変だなと思ったのは、アイデア募集要領に「敷地全体の一体的活用法、または分割しての利活用法などをお示しください」と書かれていた点です。運動公園用地については、2月19日、敷地の3分の1ぐらいを防災倉庫とヘリポートに活用する市案が議会に提出されており(「市長の手法に異議相次ぐ」=2月20日掲載)、この構想は一体どうなったのでしょうか? 五十嵐さんに確認したところ、防災施設案はまだ生きているそうです。そうであればそうと募集要領に書いておかないと、業者さんは防災施設案をどう扱うべきか迷ってしまいます。それとも、「防災倉庫+ヘリポート」案はあまり評判がよくないので、無視しても構わないと暗に言っているのでしょうか。 センター地区再生会社社長のお仕事 もう一つの注目案件、センター地区再生会社も4月1日に動き出しました。市が筆頭株主になった再生会社の概要については、「まちづくり会社社長に内山博文氏」(3月4日掲載)と「まちづくり会社 1日設立」(4月1日掲載)をご覧ください。 こちらの「何か変」は、社長に選任された内山氏のことです。上のリンク記事にもあるように、同氏はTXつくば駅前ビル「クレオ」(主テナントは撤退した西武百貨店)の再生計画を市の委託で策定した方です。ところが五十嵐さんは、その計画では議会の賛意が得られないと読み、関連予算案の議会上程を見送りました。 つまり、内山氏は「ボツ」になった計画の策定者です。それなのに、クレオを含むセンター地区再生を使命とする新会社の責任者に起用されるとは、実に不思議なことです。 しかも、先の記事によれば、内山氏は「つくば市には最低限、週1回は来て、指揮を執る」という仕事のスタイルのようですから、社長というより顧問に近い役回りではないでしょうか。業務を切り盛りする事実上のトップは、市から派遣された小林遼平専務と考えた方がよさそうです。お疲れさまです。(経済ジャーナリスト)

新入生ら「筑波大に入ってよかった」 つくばの食料無料配布に240人

「筑波大に入ってよかった」。無料配布の食料を受け取った筑波大の新1年生たちから歓喜の声が上がった。つくば市天久保の松見公園で18日、食料の無料提供会(学生応援プロジェクト@つくばーPEACE(ピース)主催)が開かれ、入学したばかりの筑波大学1年生をはじめ、大学生や家族連れなど約240人が食料を求めて集まった。 無料配布会の情報をツイッターで入手した新入生らは、入学後に新しくできた友人らと一緒に並び、米(1袋2キロ)やカップラーメン、レトルト食品などの保存食、ネギなどの生鮮野菜、日用品などを受け取った。新入生らは仲間内で「こんなにたくさんもらえた」「筑波大に入って良かった」など喜びあった。 食料無料配布会を告知する主催団体の公式ツイッターは在学生や新入生の間では広く共有されており、多くの大学生らが「ツイッターで(無料配布を)知った」と口をそろえた。会場では、生理用品への出費が負担となる「生理の貧困」に悩む女子学生に向けた無料配布も行われた。 特に他県からつくばに転入した新入生の間では、食料無料配布は非常に喜ばれた。栃木県出身の筑波大1年生男子(18)は「主食から何までもらえた」と感謝した。「来たばっかりなのでお金も大変。引っ越しにあたって家具も揃えないと」と、つくばでの新生活を始める際の経済的な負担を訴えた。 愛知県出身の筑波大1年生男子(18)は「入学したばかりなのでうれしい。愛知県だと(食料無料配布会が)中々ない。お米もいただけたので助かった」と語った。「こんなに(食料を)もらえるとは思ってなかった」という群馬県出身の筑波大1年生男子(18)はと驚きを隠せない様子。「もう少し生活が安定してゴールデンウイーク過ぎからアルバイトを始めようと思っていた」という。 主催団体によると、今回来られなかった大学生のために、19日午前11時と午後4時の2回に分けて、追加の食料配布(各回先着20人、要事前申し込み)を行い、5月にも同公園で食料無料配布会を再度実施する。 「市長も視察に来てほしい」 食料無料配布会は昨年12月6日から始まり今回で6回目。回を重ねるごとに市民有志からの寄付も集まっている。常総市内の会社経営者からコメ600キロが寄付されたほか、土浦市内で家庭菜園を営む市民からネギの寄付を受けたという。 一方で生活に困窮する大学生らは後を絶たず、主催団体では「18歳以上の市内在住の学生に現金か商品券を配布する」生活支援を求める陳情の署名活動を進めている。 主催団体代表の冨山香織さん(40)=同市天久保=は「市議会に請願を届けたいし、学生を連れて市長に面談して、生の声を直接届けたい」と五十嵐立青市長に、食料無料配布会の視察に来てほしい旨要望した。(崎山勝功)

Most Read