水曜日, 10月 27, 2021
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今年のワカサギは大ぶり 霞ケ浦・北浦の解禁漁

霞ケ浦と北浦の夏の風物詩、ワカサギ漁が21日解禁された。今年は例年に比べ体長が約7センチと大ぶり。「身も大きさも消費者に喜んでもらえるのではないか」と、12月まで続くこれからの漁に期待が寄せられている。 解禁日当日の操業(出漁)船は、霞ケ浦・北浦併せて142隻(昨年は118隻)、平均漁獲量は霞ケ浦が29.6キロ(同45.6キロ)、北浦が1.7キロ(同10.5キロ)だった。 温暖な霞ケ浦・北浦はワカサギの成長が早く、全国でも珍しく夏にワカサギが捕れることから「ナツワカ」の愛称で知られ、フライなどのほか、様々なレシピで好まれている。 愛好者などからの引き合いも多く、土浦市内のスーパーや専門店などでは生や加工品のワカサギが販売されている。霞ケ浦水産研究会(霞ケ浦漁業協同組合内)は昨年から捕りたての夏のワカサギを多くの人に味わってもらおうと、産地直送通販サイト(https://poke-m.com/products/165223)で「わかさぎオンライン解禁市」を関東地方限定で実施している。 国内の昨年のワカサギ漁獲量は、青森県の365トンをトップに、北海道210トン、秋田県207トンと続き、茨城県は73トンで第4位だった。解禁日は秋田県の小川原湖が9月1日、北海道の網走湖が9月頃、秋田県の八郎湖は10月頃とまちまちで、「ナツワカ」は霞ケ浦・北浦だけだ。 霞ケ浦・北浦のワカサギ漁獲量で最も漁獲量が多かったのは1965年の2595トンで、現在全国トップの青森県の実に7倍以上の水揚げを誇っていた。(山崎実)

関東鉄道、電気バスなどを40%以上に 2030年 SDG’s目標 

関東鉄道(松上英一郎社長、本社・土浦市真鍋)は、SDG's(国連の持続可能な開発目標)の達成期限である2030年までに、電気バスなど電動車の保有率を全車両の40%以上にする目標を設定した。 同社の経営理念・行動指針「環境」に基づき、SDG'sの目標の一つである「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」「気候変動に具体的な対策を」などに貢献する。国の2050年カーボンニュートラル(温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする)の実現に向けても取り組む。 災害時、電気バスは電源供給車としても活用するという。 関東鉄道によると、すでにつくばみらい市では、同社が運行を委託されているコミュニティーバス「みらい号」(小絹ルート)が今年4月1日から、県内初の電気バスを導入している。 同社はこれまで、省エネルギー・低公害なハイブリットバスなどの導入を進めてきた。今後はさらに環境に配慮し、電気バスの導入を進める。(山崎実)

決勝は常総学院vs鹿島学園【高校野球’21】

第103回全国高校野球選手権茨城大会は24日、ノーブルホームスタジアム水戸で準決勝2試合が行われた。第1試合では常総学院が、好投手の樫村佳歩を擁する水城と対戦、ロースコアの接戦の末、2-1で競り勝った。第2試合は鹿島学園が石岡一を7ー1を下した。決勝は26日、同球場で常総学院と鹿島学園が甲子園出場を賭けて対戦する。 常総学院は先発の秋本璃空が7回まで1安打3三振の好投。唯一の失点は2回で、安打と犠打、内野ゴロで2死三塁から暴投で与えた。「2回の先頭打者には軽く投げてしまった。ちょっと抜くところが欠点で、それを治せば信頼できる。調子は良いときの彼に戻ってきた」と島田直也監督。 復調した秋本が次戦もカギを握るか 秋本自身は「変化球がよく低めに集まり、完投しようと思っていた」そうで、7回も自ら志願して行ったが、足がつったため1死で大川慈英に交代。「秋本が粘ってくれたので、自分は短いイニングで全力で集中して投げた。連投で疲れはあったが、打者に対し1球1球コースをイメージして、しっかり腕を振って投げられた」と大川。最速を更新する148キロを出したが「自分としては球速よりもキレ。出たな、という程度」の感想だそうだ。

土浦日大が霞ケ浦に逆転勝ち 常総は辛勝【高校野球’21】

第103回全国高校野球選手権茨城大会は20日、ベスト8を決める4回戦8試合が4球場で行われた。土浦・つくば勢は、土浦日大と霞ケ浦の強豪校同士が対戦、土浦日大が逆転勝ちをおさめた。常総学院は茨城キリストに逆転で辛勝した。両チームは22日の準々決勝で対戦する。一方、土浦三は水戸一に及ばなかった。 霞ケ浦の送球逸れ、土浦日大が本盗 4回裏土浦日大無死一塁、大島が右中間へ同点の三塁打を放つ J:COMスタジアム土浦の第1試合は、霞ケ浦対土浦日大という地元勢同士の対戦。土浦日大が2-1で逆転勝ちし、ベスト8へ駒を進めた。小菅勲監督は「夏の大会らしく厳しい試合が続いているが、選手も受け身にならず戦い、いい野球ができている」と手応えを語った。

学校に通えない子どもがいる日本 《電動車いすから見た景色》20

【コラム・川端舞】人工呼吸器など医療的ケアの必要な子どもとその家族に対する支援法が先の国会で成立した(6月11日)。これにより、小中学校や特別支援学校の設置者は、在籍する医療的ケア児に対し、適切な支援を行う責務を有することになった。 このような流れの中、各メディアで医療的ケア児の現状が取り上げられるようになった。普段、(障害のある者と障害のない者が共に学ぶ)インクルーシブ教育について考えることも多い私だが、恥ずかしながら、今回、一連の報道を見る中で、特別支援学校にも通えない医療的ケア児が少なくない現状を初めて知った。 学校に通えない障害児に対しては、特別支援学校の教員が障害児の家庭などに訪問し、週3回、1回2時間を標準とした訪問教育が行われる。大学時代に特別支援教育について学んだ私は、日本の教育の中に訪問教育が存在することはわかっていたが、なぜ学校に通えず、週3回しか授業を受けられない障害児がいるのか、深く考えもしなかった。 お𠮟りを受けるだろうが、大学時代の私は「特別支援学校にも通えないほど、障害の重い子どももいるのだな」くらいの浅はかな考えしか浮かばなかった。 しかし今回の報道で、特別支援学校の通学バスに看護師が同乗しないために、バスに乗れず、保護者が送迎しないと特別支援学校に通えない場合もあること、単に学校に通う手段がないから、家で訪問教育を受けている障害児がいることを知った。 身近に当事者がいるかどうか

土浦日大、多賀・神永を攻略し3回戦へ【高校野球’21】

第103回全国高校野球選手権茨城大会は6日目の14日、3球場で6試合が行われた。ひたちなか市民球場の第1試合、土浦日大は注目の右腕、神永耀生を攻略し、多賀に勝利した。 土浦日大は序盤から徐々にリードを広げ、終盤に突き放す展開。多賀は8回に4点を追い上げたが力尽きた。「攻撃では攻めるべきところで攻め、良さを出すことができ、必死になって食らい付いてくる相手を引き離せた」と土浦日大の小菅勲監督。 土浦日大の先発はエース小谷野奨大。多賀は1回戦で温存したエース神永が満を持して登板。昨夏の県独自大会で常総学院を破ったことで脚光を浴び、今大会の注目投手の一人だ。 神永は6回まで8四死球ながら要所を締めるピッチング。これに対し土浦日大打線は4安打に犠飛や暴投を交え、1点ずつコツコツと加点。流れが来たのは7回。先頭の芹沢優仁主将が四球で出塁し、続く4番・菅野樹紀、5番大島優太朗が連続長打。さらに下位打線の小菅成、大木莉生、小谷野の3連打でこの回4得点。7-1とリードを広げた。

不法投棄監視調査員を発足 ワースト県の汚名返上へ

近年、ダンプ数台で早朝や夜間などの人目に付きにくい時間帯を狙って、道路沿いや空き地に廃棄物や残土を捨てていく「ゲリラ的不法投棄」が増えている。県は今年度の新規事業として、ゲリラ的不法投棄を取り締まる不法投棄機動調査員を発足させた。不法投棄ワースト県の汚名返上に全力を挙げる。 メンバ―は警察OBを中心とする不法投棄対策室(県廃棄物規制課)の10人の専門チーム。日ごろは県北、県央、鹿行、県南、県西の各県民センターに2人ずつ配置し、昼夜を問わず監視パトロールを実施する。 悪質な事案が確認されたときはチーム一丸となり組織的に対応し、現場確認、追跡調査などを行う不法投棄Gメンになる。 発足の背景には、産業廃棄物の不法投棄や建設残土を許可なく埋め立てる悪質事案の急増がある。 例えば、産業廃棄物の不法投棄は、2006年度から減少傾向にあったが、18年度は101件、19年度は120件、20年度は197件と右肩上がりで急増している。 さらに不適正残土事案では、土砂が廃棄物処理法の規制対象外であるため、県は5000平方メートル以上の埋め立てを許可制に、県内全44市町村は5000平方メートル未満の埋め立てを許可制にする「残土条例」を制定し、不法投棄に監視の目を光らせている。違反事例が摘発された場合は、いずれも懲役か罰金刑が課せられる。

エスカレーター設置見直しを つくばセンタービル改修で市民ら要望

「つくば市が進めようとしているつくばセンタービルのリニューアル計画は、文化財としての価値を失わせることになる」などとして、市民団体「つくばセンター研究会」(冠木新市代表)は1日、五十嵐立青市長と小久保貴史市議会議長宛てにそれぞれ、センター広場へのエスカレーター2基の設置計画(4月27日付)を見直すよう求める要望書を出した。 同研究会は、センタービルでこれまで20年間、さまざまな活動を展開してきた市民らでつくる。 要望書によると、同センタービルは建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞を受賞した磯崎新氏のポストモダン建築の代表作で、市民の誇りであるとし、エスカレーターを2基設置し外観を改変してしまったら、後戻りはできない、などとしている。 さらに、築50年の2033年に登録文化財として申請すれば、将来のつくばの文化遺産及び観光資源になるのに、つくば市が改変を進めれば、市の貴重な文化資源の喪失になり、次世代の市民に引き継ぐ道を絶つことになる、などと指摘した。 つくばセンタービル。ノバホール3階から松見公園方向 センタービル1階に貸しオフィスと市民活動拠点を整備するのに伴うビル内部の改修についても言及し、東西南北どの方向からも広場に行き来できるよう設計されているのに、市の計画は、通路の一部を閉ざしてしまい、動線を減らすことになり、にぎわい創出とは逆方向だ、などとしている。

福島第1の汚染水、海洋放出へ-問題点は 《邑から日本を見る》86

【コラム・先﨑千尋】政府は今月13日、東京電力福島第1原発で増え続ける放射性物質を含んだ処理水を海洋に放出する方針を決め、18日にいわき市で「廃炉・汚染水・処理水対策福島協議会」を開き、地元市町村長、漁連、農協など関係者にその方針を伝えた。県内の首長や団体代表から意見を直接聞いたのは初めて。 それに対して、「放出には反対。政府の方針は関係者の理解を得ておらず、国、東電への信頼性に疑問がある」(野崎哲県漁連会長)という声をはじめ、「方針を決めた後で説明するということは、結論ありきではないか。海洋放出は、漁民だけでなく県民全体にも影響を及ぼす。正確な、透明性のある情報を出してほしい。海洋放出による損害は、風評ではなく実害だ」など、政府の方針に批判的な意見が多く出された。 しかし、政府や東電の答弁は「今回の意見は今後の検討に反映させたい」などというもので、具体策には触れなかった。今回の経過を取材したが、そのなかで私にはいくつか疑問が湧いた。 東電は2015年に県漁連に「関係者の理解なしにはいかなる処分も行わない」と文書で約束している。今回の政府の決定では、このことには触れていない。地元との約束を守らず、「丁寧な説明をする」と言われても、誰が信用するのだろうか。「国が決めたのだからそれに従って放出する」と、東電は主役のはずなのに脇役に回って、他人事のようだ。 第一番に、被害を受ける漁業関係者らが反対しても、国と東電はそれを無視して海洋放出する。沖縄・辺野古への新基地建設と同じ構図ではないか。 もう一つは、風評被害(実害)に対する賠償問題だ。東電は16日に公表した賠償方針で「期間や地域、業種を限定せずに賠償する」と明記した。商品やサービスの取引量の減少、価格の下落などに基づき、損害額を算定する。しかし、その基準はまだ決まっていない。風評と損害の因果関係を厳しく審査され、被害があっても救済されないこともあり得る。

「学用品 用意できるか不安」ひとり親家庭から声相次ぐ 土浦食料配布会

【崎山勝功】コロナ禍で生活に困窮するひとり親家庭や学生などを支援しようと、土浦市内で6日、2回目の食料配布会が開かれた。ひとり親家庭の声を拾った。 市民団体「コロナに負けるな!つちうら食料支援プロジェクト」が同市中村南の三中地区公民館駐車場で開いた。「第2回学生・ひとり親支援 食料・日用品無料配布会」には親子連れなど約50人が集まった。 土浦市内の接客業女性(32)は、小学4年(10)と2歳の男の子(2)を連れて来場し、コメや日用品などを受け取った。コロナ禍による営業自粛の影響で収入が減少した女性は「子どもが4月から新学期を迎えるので、学用品を新たに用意できるか不安」と訴えた。 別の女性(33)は、5年前に感染症の後遺症で働けなくなった。中学1年の男子(13)を筆頭に小学生、保育園児など6人の子どもを抱え、市内の借家で生活保護を受けながら計7人で生活している。子どもたちが成長期のため「食費や光熱費の出費が大変」と話す。女性は運転免許証を持っていないためなかなか就職できないという。 40代後半の介護職員女性は、仕事で腰を痛め昨年から休職している。収入は休職前より約4割減少した。息子(20)と小学6年の娘(12)がおり「娘がいるので、お米や生理用品などの消耗品がもらえて助かった」と話した。 市内の自営業女性(65)は「リラクゼーションの店を経営しているが、(県独自の緊急事態宣言などで)収入がほぼゼロだった」。女性は持続化給付金を申請したが、光熱費など固定費の出費が大きく、減収分を補うには至っていない。

《映画探偵団》39 中心市街地はAIそれともaI?

【コラム・冠木新市】10年前に流行していたまちづくりのキーワードは「コンパクトシティ」だった。それが数年前から「スマートシティ」へと変化。さらに昨年からは「スーパーシティ」となった。次は「ムーンショット計画」だそうである。難しいことは分からないが、要はAI(人工知能)を中軸にしたまちづくりらしい。つくば市は、中心市街地をその象徴にしようと考えている様子がうかがえる。だが本当にそれがふさわしいのだろうか。 つくばセンタービルの出入口付近には4つの奇妙な彫刻物が存在する。オレンジ色のaIの文字で、センタービルと広場を象徴する形になっていて、石の堅固な建築に対しポップな彫刻が温かみを感じさせてくれる。 センタービルはL字形(ただし反転文字)だ。広場の楕円形はO。ホテル内の階段は下から見ると平行なのに上から見おろすとVの形。野外ステージ階段を下から見上げるとEの形。つまりセンタービルと広場にはLOVEの文字が隠されているのだ。だからaIは、アイ(愛)であり、遊歩道をアイアイモールとはよく命名したものである。以前、野外ステージで行われていた結婚式を見たことがあるが、神秘的に映りとても感動させられた。 つくばセンター広場ペデストリアンデッキのaI オープンハウスで見たイメージ映像 新型コロナウィルス第3波が襲う年末。つくば駅前のBiVi2階イベントスペースで、中心市街地に関するオープンハウスが2週間にわたって開催された。市民はずいぶんと待たされたわけだが、ほとんど誰もやっていることを知らなかったのではないだろうか。会場にはパネルが飾られ、市民の質問に市担当職員2名が答えるシステムだった。中心市街地とセンタービルに愛着を持つ私は3日も通ってしまった。

サイエンス専科高校に つくば工科高を大規模改編 23年開校

【山崎実】県立高校の改革プランを進めている県は、実施プラン第Ⅰ期第1部の中高一貫教育校(10校)=19年2月21日付=に続き、新たにつくば工科高校(つくば市谷田部)など4校を対象に、第Ⅰ期第2部の「魅力ある学校づくり」に取り組む。 いずれも2022年~23年にスタート、開校する。特につくば工科高校は大学・研究機関と連携したサイエンス専科高校に大規模改編することから、地元、父母、学校関係者だけでなく、産業界からも注目を集めている。 開設準備委を設置 この計画については、大井川和彦知事が8月の記者会見で概要を明らかにしている。これを受け県教育委員会、つくば工科高校、つくば市教委など関係者は10月28日、「開設準備委員会」を設置し、本格的な実務作業に着手した。 同校における大規模改編の最大の特徴は、県内では初めてで、全国の公立校でも東京以外では初となる「科学技術科」(6学級)を新設すること。研究者や高度技術者、起業家などを目指す「人財」の育成にある。 AIやITの浸透があらゆる面で生活をより良い方向に変化させるという、いわゆるデジタルトランスフォーメーションを視野に、実践・研究を中心としたゼミ形式の課題研究を教育内容の特色とし、県内の大学、研究機関、企業などとも連携していく。

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「こも豆腐」を作ってみた 《県南の食生活》30

【コラム・古家晴美】10月に入っても関東では所々で30度以上になったというのに、近畿地方では23日に木枯らし1号が吹いたそうだ。秋が短くなってしまったのか…。街路樹の木々が慌てて紅葉しているように感じられる。 今回は、かすみがうら市歴史博物館のご好意でいただいた貴重なわらを使い、何か作りたいと思った(当初、納豆のつもりだったが、それは次回のお楽しみ)。 ということで、「こも豆腐(つと豆腐)」を取り上げる。 作り方は、藁苞(わらづと)を作り、そこに崩した豆腐を詰め、豆腐の周囲にわらを均等にめぐらせ、両端を縛る。これを大鍋でゆでた後、水に放して冷やし、わらを剥がす。この後、砂糖、醤油、みりん、酒で煮る。 一見、シンプルに見えるが、実際に作ってみると、苞(つと)に豆腐を入れてうまく形をつけるのが結構難しく、往生した。しかし、思わぬご褒美も手に入れた。ゆでているときに、何気に鍋の上に顔を寄せると、かすかに懐かしい香りがした。何の香りかとしばし頭を抱えたが、それはご飯の炊きあがりのときの湯気を連想させたのだ。 わらとご飯。稲を介しての結びつきは当然といえば当然だが、なぜか、少し胸が熱くなった。写真のこも豆腐は味付けをする前のもので、薄茶色は、わらの色だ。 ほのかなわらの香りと特徴的な形

バドミントン女子団体で日大中等が優勝 土浦市中学校新人大会  

2021年度土浦市中学校新人体育大会が26日から4日間の日程で開催されている。バドミントン競技は26日、土浦六中体育館で女子の団体戦と個人戦が行われ、団体戦では土浦日大中等教育学校が初優勝を果たした。個人戦シングルスは矢吹優来さん(日大中等2年)、ダブルスは久家悠里さん・秋元優菜さん(新治学園2年)が優勝した。 団体戦は土浦四中、土浦六中、日大中等の3校がリーグ戦を行い、日大中等が2勝を挙げて優勝を決めた。「毎年最下位だったので一つでも上の順位が取りたかった。コロナ禍で全く練習できず、一発本番でむちゃくちゃ緊張した」と主将の矢吹さん。「2試合とも相手チームの方が人数が多く、応援のパワーに押されそうになった。また団体戦は初めての子もいて、最初はみんなに迷惑をかけたくないと緊張していたようだが、だんだん自分の力を出せてきた」と話す。 チームの自慢は、中高一貫校なので高校年代の先輩と一緒にハードな練習に取り組んでいること。「シャトルランやフットワークなど、みんなが嫌いなトレーニングをみっちりやる。技術面はノックを中心に基本を徹底的に反復。初心者が多いが練習についてきてくれれば上の大会を目指せる」と顧問教諭の佐藤創一さん。 団体戦優勝の土浦日大中等チーム 個人戦は3校および新治学園からシングルス22人、ダブルス20チームが出場。予選リーグおよび決勝トーナメントで勝敗を競った。シングルス優勝の矢吹さんは「今年がチャンスと思い練習を続けてきたので、優勝できてめちゃくちゃうれしい。緊張で震えが止まらず精神統一できなかったが、よく動けたし凡ミスも少なかった」と振り返った。 市中体連バドミントン専門委員長の張替浩明さんによると、ここ数年バドミントンの人気は高まり、入部者の数も年々増えているという。(池田充雄)

吾妻70街区にイノベーション拠点など誘導 財務省とつくば市が土地活用意向調査

つくば駅近くの、つくば市吾妻2丁目70街区の国家公務員宿舎跡地約5.7ヘクタールの土地利用について、土地所有者の財務省関東財務局は26日、つくば市と共同で、70街区全体を対象とした民間事業者の意向調査(サウンディング型市場調査)を実施すると発表した。市学園地区市街地振興課によると、市内の公務員宿舎跡地の売却でサウンディング調査を実施するのは初めて。 市内で公務員宿舎跡地の処分が進む中、70街区はつくば駅に近接する大街区であることから、つくば市は中心市街地まちづくり戦略で、住宅だけでない複合的な都市機能の誘導を目指し「研究学園都市の研究成果や人材の集積を生かした交流の場や、新モビリティサービス、住民サービスのデジタル化など最先端の技術を街区単位で実現できる社会実装の場となるようなイノベーション拠点の形成など、様々な誘導施策を検討する」と位置付けている。 イノベーション拠点などを70街区に誘導することを検討するにあたって、民間事業者から意見を聞き、意向を把握した上で、民間のアイデアやノウハウを生かして事業化を目指す。 今回の調査は、土地活用の実施主体となる意向がある事業者または事業者グループを対象に実施する。つくば市の計画ではイノベーション拠点の整備を検討すると位置付けているが、市の計画にとらわれず広くアイデアを募集する。 70街区の土地処分の方法は、売却、定期借地いずれの場合も、今回の意向調査結果をもとに開発の条件をあらかじめ設定する。さらに入札参加者から土地利用の企画提案書を提出してもらい、国が設置する審査委員会で開発条件との適合性を審査した上で、審査通過者による価格競争で落札者を決定する「二段階一般競争入札」とするという。ただし意向調査結果によっては入札方法を変更する場合もある。 意向調査の参加申し込み受け付けは26日から12月10日まで。土地活用の方針、活用方策、事業者が参加しやすい仕組みなどについてアイデアを受け付ける。その後、12月13日から22日まで参加事業者から直接聞き取りなどを実施し、来年2月から3月に調査結果を公表する。土地売却をいつ実施するかなど、その後のスケジュールは現時点で未定という。

岸田首相がつくば駅前で応援演説 衆院選

自民党総裁の岸田文雄首相が26日、接戦が伝えられている衆院選茨城6区の自民党候補者の応援のためつくば市を訪れた。つくば駅隣接の商業施設クレオ前で演説し、集まった支持者らにコロナ対策や経済政策などを訴えた。 岸田首相は「日本の未来を選ぶ選挙。皆さんの信任をいただき日本の明日を切り開いていきたい」と述べ、コロナ対策について「皆さんの協力のお陰で今(感染者数が)低く抑えられているが、引き続き最悪の事態を想定しながら準備しておかなくてはいけない。病床数を用意し、ワクチン接種の拡大、検査体制の充実、治療薬の開発を進めていく」と述べた。 ワクチン接種については「2回目接種率が70%に乗った。アメリカ、フランス、ドイツに比べても上回っている。12月から3回目の接種をスタートさせる」とした。検査体制は、無料のPCR検査体制をつくり、薬局で検査キットを購入できるようにするなどと述べた。治療薬については「自宅で飲める治療薬をつくる体制を、年内の実用化を目指して努力していきたい。自宅で飲める治療薬が実用化されたら、検査で陽性が分かったらすぐ薬が飲める、不安に思ったらどんどん検査しようと思う、重症化を防ぐことにつながる、平時の社会を取り戻す一歩になる」と強調し、「治療薬が実用化されるまでは皆さんに協力をお願いするが、皆さんの仕事を守るための大型の経済対策を用意させていただく」と話した。 経済対策については「平時の生活を取り戻した先に再び経済を動かしていかなくてはならない」とした上で、「新しい時代の経済は、競争や市場原理に任せると強い者がどんどん強くなって、大きな企業、大きな都市がどんどん強くなる、成長の果実を強い者が独占するのではなく、一人一人の給料を引き上げる経済政策を進めていきたい」などと訴え、支持を求めた。