日本語学校「国際語学院」つくばに開校

中級クラスの授業風景=つくば市松代

【鈴木萬里子】つくば国際ペット専門学校(同市沼田)を運営する学校法人つくば文化学園(東郷治久理事長)は、日本語学校「日本つくば国際語学院」(今瀬文隆校長)を4月20日、つくば市松代に開校した。学校法人が運営する日本語学校は県内初という。定員100人。

留学生はウズベキスタン出身者が16人、ベトナム5人、スリランカ5人のほか、タジキスタン、ギニア、モンゴル、ネパールなど9カ国から集まった第1期生35人が新生活をスタートさせた。

同ペット専門学校に入学した留学生が日本語を学ぶ教育機関が必要となっていたことや、同市での開校の要望が多かったことから設立に至った。近隣市町から聴講の問い合わせが寄せられたのを受けて、外国人の聴講生も随時受け入れる。

4月入学の2年間と、10月入学の1年6カ月の2コースがある。授業時間はできる限り午前中に集中させ、留学生が学業とアルバイトを両立させることができるよう配慮した。学校から徒歩圏内に学生寮も完備され、勉学に打ち込める環境が整っている。

入学時に日本語の能力別にクラス編成が行われ、初級クラスは18人。中級クラスはフィリピン、中国、モンゴル出身の3人が学んでいる。

始まったばかりの中級クラスでは、かなり高度な日本文を、つかえることなく流ちょうな発音で練習していた。モンゴル出身のバヤルツェンゲルさん(20)は「つくばはにぎやかな所だと思っていたが、緑が多くてとても気に入っている。将来は大学と大学院に進み経済学を勉強したい」と話した。中国出身の許辰光さん(23)は「つくばは人がやさしいし環境も良い。筑波大学に進学したい」と、13歳から勉強しているという完璧に近い日本語で話した。

同クラス専任教員の中谷あゆみさんは「このクラスは中級なので、私の投げかける言葉で学生たちが会話を膨らますことが出来ます。話の糸口を与えることで、日本語のキャッチボールが出来るようになるのは教師冥利に尽きます。日本語で意思疎通が図れるように指導していきたい」と話した。

日本つくば国際語学院の外観