【コラム・島田由美子、吉田絵里子】10月に入り、まちのそこここにハロウィンの飾りを見かけるようになりました。今回は、研究学園駅(けんがく)地域の活動団体と地域の商店や企業が連携して開催する「けんがくハロウィン2024」(10月26日開催)企画のいくつかをご紹介します。
パンプキンがいっぱい
「けんがくハロウィン」のメーン企画は、地域のお店を訪ねてお菓子をもらう“トリックオアトリート”です。31もの店舗が協力してくださるので、家族で歩いて、まちを再発見してください。お菓子は総合受付でお渡しするシールとの交換です。
“ハロウィンクラフト”では、ゴミ拾いで使ったゴミ袋や軍手をパンプキンに変身させ、梨袋を使ったランタンを作ります。ハロウィンにちなんだ“フォトスポット”をたくさん設置し、参加者と一緒に“バルーンアート”を作っていきます。
みんなで会場をパンプキンでいっぱいにして、フィナーレで一斉に風船を割りましょう。軍手パンプキンと梨袋ランタンは、駅前の街路樹に1週間飾り、けんがく地区をパンプキンでいっぱいにします。
仮装deいいね♡大作戦
今年、大きく変わるのが仮装イベントで、“仮装コンテスト”が“仮装deいいね♡大作戦”となります。つくば市イメージキャラクター「フックン船長」と「けんがくハロウィン2024」のオリジナルコラボステッカー5枚を先着600名様にお渡しいたしますので、「すてきだね」「いいね」と思った仮装参加者にステッカーをプレゼントしてください。
ステッカーは8種類あります。コンプリートを目指したり、交換し合ったりするのも楽しいかもしれません。
昨年までのコンテストは地域のお店のご厚意で豪華賞品がそろって大盛況でしたが、やや過熱化しており、軌道修正の必要性を感じていました。私たちけんがくまちづくり実行委員会は、けんがく地区の住民同士がつながったり、この場所に誇りや愛着を持つきっかけになってほしいと考えて「けんがくハロウィン」や「さくらまつり」を企画しています。
そこで今回の仮装イベントは、その目的によりフォーカスした「つながるきっかけづくり」になる企画へ変更しました。
「すてきだね」「いいね」
“仮装deいいね♡大作戦”で配布するステッカーは、けんがくハロウィンの場だけではなく、その後も住民の皆さんがあたたかい気持ちで「つながる」きっかけになってほしいと願っています。「すてきだね」「いいね」のようなポジティブな言葉が当たり前にあふれる街なら、ますます住みやすくなるのではと考えました。
ステッカーはこの日にしかないオリジナルで、けんがく地区周辺在住のデザインを学ぶ学生さんがデザインしました。たくさん描いていただいたデザイン案から8種類を選りすぐりました。私たちは地域のみんなで地域のイベントを創り、盛り上げていきたいと考えています。(けんがくまちづくり実行委員)