月曜日, 10月 13, 2025
ホームつくば道の駅 洞峰公園近くを取り止め つくば市 

道の駅 洞峰公園近くを取り止め つくば市 

筑波山麓1カ所で検討

つくば市内2カ所を候補地に道の駅の建設を検討していた(24年12月9日付)つくば市は11日、洞峰公園近くの上原・松野木地区での検討を取り止めると発表した。もう1カ所、筑波山麓の池田地区については建設に向け検討を続ける。

市立地推進課によると、予定地周辺住民を対象に6月にアンケート調査を行った結果、洞峰公園近くの上原・松野木地区は反対が52%、賛成が37%、どちらともいえないが11%と反対の声が多かった。さらに周辺住民などから反対署名が市に提出されたなどから、事業を続けることは難しいと総合的に判断したとしている。

アンケートでの反対理由は「交通渋滞」が最も多く、次いで「住宅地に近い」、「騒音」、「税金の無駄遣い」、「田園風景の喪失」など。反対意見は「通学路になっていて子供の交通事故が増える懸念がある」「西大通り沿いは渋滞が激化する懸念がある」「地域住民にとってのメリットが具体的に示されていない」「道の駅をつくる目的が理解できない」などが出された。

アンケートは、上原・松野木地区は予定地から半径800メートルの5227世帯、池田地区は半径3キロの5149世帯を対象に実施し、それぞれ44%、42%の回答があった。

一方、筑波山麓の池田地区のアンケート結果は、賛成が82%、反対が5%、どちらともいえないが13%と賛成が8割を超えた。賛成理由で多かったのは「にぎわいの創出」「利便性の向上」「雇用の創出」などだった。

大規模事業評価実施へ

今後について市は、池田地区1カ所を候補地に2026年度に基本構想を策定し、面積や施設の規模、完成後の運営主体や地域の意向などについて検討したいとする。10億円を超える事業規模と見込まれることから、その後、事業の必要性や有効性、経済性など6項目について評価する大規模事業評価を実施することになるとし、着工時期などは現時点で未定としている。

集客45万人、売り上げ4.5億円

道の駅建設をめぐっては、2024年度に上原・松野木地区、池田地区のほか、菅間地区、島名地区の市内4カ所を候補地に検討し、上原・松野木地区と池田地区の2カ所が高評価だったことから、2カ所に絞って検討し、周辺住民のアンケート調査を実施していた。

今回取り止めが決まった上原・松野木地区の予定地は、筑波研究学園都市の都市公園 洞峰公園や、気象研究所、産業技術総合研究所つくば西事業所などに近接し、西大通りに面することから、五十嵐立青市長は昨年12月、研究学園都市の研究所や大学と連携する新たなコンセプトの道の駅を検討したいなどと表明していた。

検討が続けられる池田地区は、山麓から筑波山を見渡せる開けた水田地帯にある。市がコンサルタント会社に委託して2024年10月に作成した簡易経営診断業務最終報告資料によると、池田地区に建設した場合の経済効果は、対面交通量からの予測として集客が年間約42万~64万人、売り上げは年間4億2000万~6億4000万円、商圏人口からの予測として集客が年間約45万人、売り上げは年間約4億5000万円になり、観光消費金額に換算した経済効果は毎年約23億円になるとしている。さらに需要予測通りに売り上げを達成するためには①出荷者の確保及び調整②観光を意識した名物単品・サービスの開発③体系的なマーケティング戦略ーの3点の施策が必要で、施策を充実させるためには庁内プロジェクトの組成、専門家のアドバイスを踏まえた計画策定の必要性が高いなどと進言している。(鈴木宏子)

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後期ホーム最終戦は引き分け つくばFCレディース

関東女子サッカーリーグ1部のつくばFCレディースは11日、つくば市山木のセキショウチャレンジスタジアムで後期のホーム最終戦を行い、日体大横浜SMGサテライトと対戦、2ー2で引き分けに終わった。 つくばFCレディース 2ー2 日体大SMG横浜サテライト       前半 0ー0       後半 2ー2〈得点〉62分=日体大・堀井咲穂、65分=つくば・鏡玲菜、90+4分=日体大・堀井咲穂、90+6分=つくば・石黒璃乙 つくばは昨シーズン、なでしこリーグ2部から降格し、今シーズンでの復帰を目指す。9月24日から28日に福島で行われたなでしこリーグ2部の入替戦予選は3勝1敗の2位で終え、入替戦の権利を得ていた。関東リーグ残り2試合はアウェーで18日にFC十文字Mare、11月9日に東京国際大学と対戦する。 つくばはここまで勝点6の4位で、首位の神奈川大学を勝点3差で追う。対する日体大は最下位に低迷する。つくばは、勝って優勝に望みをつなぎたいと、ホーム最終戦に臨んだ。 開始からつくばが主導権を握ると、16分に中村真奈が右サイドからドリブルで駆け上がり、中央へクロスを上げる。しかし中央の諸冨愛莉に合わせることが出来ずチャンスを逃す。 23分に再び中村が右サイドからクロスを上げ、石黒璃乙がシュートを放つがゴールネットを揺らすことは出来なかった。中村は「チャンスはつくれていたが最後のクロスの質が悪く、合わせることが出来なかったので、もっとコミュニケーションをとって正確なクロスを上げたい」と今後の課題を上げた。 32分には高橋萌々香が中央から右足で放ったシュートがポストに弾かれ、こぼれ球を中村がシュートするもゴールを奪うことが出来なかった。前半は5本のシュートを放ったが得点を奪うことはできず0ー0で折り返した。 つくばは後半も開始から相手陣内に攻め込み、積極的に攻めチャンスをつくるも、決定力に欠き得点を奪うことが出来ない。 後半17分、日体大の堀井咲穂からゴールを決められ先制点を許すが、3分後、中央からのフリーキックをつくばの鏡玲菜が右足で蹴り、ボールはゴールネットを揺らし試合を振り出しに戻した。鏡は「行けると思って直接狙って蹴った」と話した。 しかし終盤、徐々に日体大にボールを支配される場面が増え、アディショナルタイムに堀井咲穂に2点目となるゴールを決められ勝ち越しを許す。これで勝負が決まったかと思われたが、つくばは直後に右コーナーキックからのクロスを石黒璃乙が頭で決めて終盤間際のラストチャンスで見事に起死回生の同点ゴールを決め、ホームで意地を見せた。 石黒は「ゴール前に来いと思って、フリーになったところを頭で合わせ完璧に決まった」と改心の笑みを見せた。すると直後にホイッスルが鳴り、2−2のドローで試合終了となった。 つくばの志賀みう監督は「なでしこリーグの入れ替え戦まであと2試合なので、その試合に向けてのプレー、練習、戦術の確認をすることも込めて試合に挑んだ。いくらボールを保持してもゴール前に入り込めたとしても、最後にゴールを決められなかったら勝てないってことをすごく学べる試合だった。後半は攻撃のところで攻めあぐねてしまったので、1つ起点をつくろうと整備した簡単なミスから2失点だった。自陣は安心、安全にボールを回さなければいけなかった。それが出来た中でゴールまでいけなかったので整備したい。(なでしこの)入替戦では自分たちはチャレンジャー精神で戦うしかない。相手はレベルの高いリーグで戦ってきたので簡単ではないが、しっかり大胆に戦っていきたい」と抱負を語った。 フリーキックを決めた鏡は「最後に追いつけて良かった気持ちだか、勝ち切ることが必要なので短い時間で修正していきたい。(入替戦は)やるしかないので100%の力を出せるように頑張る」と力を込めた。最後に同点ゴールを決めた石黒は「入れ替え戦では絶対に自分が点を取って勝ってなでしこリーグに昇格する」と力強く語った。 なでしこリーグ2部の入替戦はホームアンドアウェーで行われ、第1戦(対戦相手は未定)は25日ホームのセキショウチャレンジスタジアムスタジアムで行われる。(高橋浩一)

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