火曜日, 5月 17, 2022
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スケジュール見直し完成2年遅れに つくば市陸上競技場

つくば市が上郷高校跡地(同市上郷、約7ヘクタール)に建設を計画している陸上競技場について、五十嵐立青市長は13日の定例会見で、スケジュールを見直し、完成は予定より約2年遅れて2028年1~3月ごろになるとの見通しを示した。当初は26年4~6月ごろに完成する予定だった。

一方、市大規模事業評価委員会(委員長・横張真東京大学大学院工学系教授)から3月29日に「概ね妥当」とする答申=3月29日付=が出されたのを受けて、市として4月27日の庁議で、事業を進めることを決定したとした。

市スポーツ施設整備室によると、市の決定が当初予定より遅れたこと、大規模事業評価委員会からていねいに進めていくよう意見が出ていることなどから、住民説明会をていねいにやっていくなどとしている。

市が発表した新たなスケジュールは、6月議会に基本計画策定の予算を提案し、22~23年度に基本計画を策定、24~25年度に基本設計と実施設計を策定、26~27年度に建設工事を実施するなど。

観客席4000席、駐車場400~500台(普通車)を整備することから、周辺道路の渋滞懸念やアクセス道路の拡張の有無などについては、基本設計の中で調査、検討し住民に説明するとしている。

大規模事業評価委員会から注文が付いた、他自治体や市内の研究・教育機関などとの共同整備については「(他自治体などの)施設整備の動向を注視する」にとどめた。当初、評価委に示した概算事業費に校舎解体費やセミナーハウス建設費、道路拡張費などが含まれておらず、評価委に資料提出を求められて総事業費が22億円から28億円にふくらんだことについては「事業費の大幅な増加が見込まれた場合には、検討過程を明らかにし市民に分かりやすく周知する」などとした。

陸上競技場は、市内の小中学生の公式陸上記録会や、投てき種目を含めたつくば陸上競技選手権大会を実施するなどが目的。計画概要は400メートルトラック8レーン、インフィールドは天然芝、観客席はメーンスタンド1500席、芝生スタンド2500席とし、日本陸上競技連盟の施設基準で第3種公認相当規模の整備をする。付帯施設として、サブトラックのほか、ジョギングコースとして利用できる園路広場、セミナーハウスを整備するーなどをつくる。陸上競技場の配置は現在、北側に配置する案と中央に配置する案の2通りがあり、周辺の交通への影響などを調査、検討して基本設計の中で配置を決めるという。(鈴木宏子)

【訂正・16日午前10時】3段落目、完成が2年遅れる理由について、「市議会」からを「大規模事業評価委員会」から意見が出ているに訂正しました。

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