科学技術週間一般公開
【高エネルギー加速器研究機構】
22日(土)午前10時~午後4時30分、同つくばキャンパスで春のキャンパス公開を開催する。▽国際交流センターに集合し、放射光で物質・生命の構造や機能を調べる「フォトンファクトリー」や、電子と陽電子ビームを衝突させて宇宙のなぞや新しい物理法則を解明する「BelleⅡ測定器」、電子と陽電子を加速させる400メートルのトンネル「KEKBトンネル」などの実験施設を見学するバスツアー(午前10時、11時30分、午後1時30分、3時の計4回出発)を開催するほか、▽研究本館のガラス張りの開放的なスペースで「素粒子ミュオンで探る歴史と文化」(午前10時30分~)、「冷たいセンサーで捉える宇宙最古の光」(午後1時~)「宇宙の始まりに起きたこと」(午後3時30分~)の3つをテーマに科学の話を楽しむサイエンスカフェを開催する。ほかに▽国際交流センター内で、超伝導現象のミニジェットコースターを走らせる体験や、▽人形紙芝居の動画を見て、国際交流センター内に隠れた素粒子キャラクターのパネルを探すゲームなども開催する。同つくばキャンパスはつくば市大穂1-1。詳しくは同HP(ホームページ)へ。
【筑波大学】
22日(土)午前10時~午後5時、筑波大学で、小学生以上を対象に、1日筑波大生になって科学の面白さと大学の魅力を体感する「キッズ・ユニバーシティ」を開催する。仮想現実空間をこれからどんなふうに使っていけばいいかを考える「一人ひとりのVR空間」をテーマにした特別授業(総合研究棟A)や、大学の教育研究活動を支える秘密のスペースを見学する「筑波大学地底探検ツアー」(総合研究棟B 1階エントランス集合)のほか、「スーパーコンピュータCygnusを見に行こう!」(計算科学研究センター)、「タッチプールで海の生き物に触って、生き物を学ぼう」(総合研究棟A)、「遺伝子組換え植物を見に行こう!」(遺伝子実験センター)、「公開地上ロケットエンジン燃焼試験」(虹の広場)など盛りだくさんのイベントが開催される。同大はつくば市天王台1-1。詳しくは同HPへ。
【産業技術総合研究所】
4本の新作ショートムービーと音声生配信で研究現場のワクワク感を伝える「研究の日常は、非日常だ。」キャンペーンの一環で、18日(火)~5月7日(日)、同つくばセンター常設展示施設サイエンス・スクエアつくばで、特別展「3D-グリグリ動かせる都心の地下構造」を開催する。3D地質図の作り方や活用法を、自分の手でグリグリ動かせる体験デモ機を用意して紹介したり、3D地質図作りに使われたボーリングコアなどの実物を展示する。▽22日(土)は午前11時からと午後1時30分からの2回、3D地質図作りに活用されるボーリングコアの分析を担当する地質研究者の小松原純子さんのミニトークも開催する。入館無料。展示、ミニトークいずれも予約不要。開館時間は午前9時30分~午後5時、同センターはつくば市東1-1-1。詳しくは同HPへ。
【JICA(国際協力機構)筑波センター】
22日(土)午前10時~午後4時、JICA筑波センターで、「みんなで考えよう!わたしたちの世界と地球の未来」をテーマに、世界の音楽、料理、民族衣装などを楽しみながら国際交流したり、JICAごみ博士による世界のごみ問題のガイドツアー&体験型展示でSDGsの学習をしたり、トマトの接ぎ木教室など農業体験をする。同筑波センターはつくば市高野台3-6。詳しくは同HPへ。
【国総研・土木研究所】
21日(金)午前10時~午後4時、国土技術政策総合研究所(国総研)と隣接の土木研究所を一般公開し、社会を支える土木や生活を守る防災の最先端の研究を紹介する。国総研はつくば市旭1、立原1。土木研は同市南原1-6。いずれも入場無料。事前予約不要。詳しくは同HPへ。