県産ナシをPRする「いばらきの秋梨おもてなしフェア2019」が県内の菓子・飲食店、宿泊施設で開催されている。土浦市のインターネットテレビ、Vチャンネルいばらきの「NEWSつくばチャンネル」は30日、フェアに参加している同市桜町1丁目の和洋菓子店「高月堂」のオーナーシェフ、澤辺泰弘さん(64)をゲストに招いてインタビューした。

フェアは県が主催。茨城は千葉に次ぐ全国第2位のナシの生産地で、昼夜の寒暖差の大きい気候と豊かな水、恵まれた土質がナシの栽培に適しているという。7月上旬から、ハウスで育てられたナシ(幸水)が出回るのを皮切りに、豊水、県オリジナル品種の恵水、あきづき、新高、にっこりなど、品種を変えながらおいしいナシを10月末ごろまで楽しむことができる。

高月堂では、▽パイ生地にアーモンドクリームを詰め梨をのせて焼き上げた霞ケ浦の帆引き舟をイメージした「いばらき梨のタルト」(600円)▽ つくば霞ケ浦リンリンロードをイメージし、チョコレートの自転車をトッピング、中には茨梨のキャラメルソテーを入れた「茨梨リンリン」(450円)▽ ルバーブとルビーチョコのクリームの上に、ミルキーなパンナコッタ、茨城ナシとルバーブソースをトッピングした「茨梨のパンナコッタ」(450円)―の3種類を販売している。それぞれ、ナシのシャキシャキ感を残しているのが特徴だ。(価格はいずれも税込み)

澤辺さんは「茨城のナシはとてもおいしい。生で食べてもスイーツとして食べてもいいので、ぜひ堪能してください」と話している。

フェアは10月14日まで。参加店で配布しているハガキに必要事項とアンケート記入すると抽選でナシの加工品が当たる企画も行っている。