【谷島英里子】県霞ケ浦環境科学センター(土浦市沖宿町)で24日、「霞ケ浦ECOフェスティバル2019」が開かれる。同市のインターネットテレビ、Vチャンネルいばらきの「NEWSつくばチャンネル」は16日、同センター環境活動推進課の永吉航さんと大森那月さんをゲストに招きインタビューした。

霞ケ浦や環境に関わる工作体験などを通して、水質浄化や環境保全、自然の恵みである生態系サービスに対する意識向上を図り、環境保全のための活動を推進するのが目的。「霞ケ浦水質浄化強調月間」(7月15日~9月1日)のメーンイベントに位置付られる。

内容は、霞ケ浦の水をろ過器を通してきれいな水にする体験や、ペットボトルや廃ガラスを使ったアート作品、魚釣り教室、昆虫の標本作り体験など盛りだくさん。楽しく体験しながら霞ケ浦や環境を学べる。

特におすすめなのが、初開催の「研究室見学ツアー」だ。日ごろ使われている研究室を研究員が案内し、さまざまな機械を見たり、研究物を保管している大型の冷蔵庫の中に立ち入ることができるという。博士になりきって白衣を着用し記念撮影できる場所もある。大森さんによると、周辺市町村の4体のご当地キャラクターの写真撮影会や飲食物産コーナーもあり、1日楽しめるイベントだという。

永吉さんは「夏休み終盤での開催となりますが、ぜひ家族で楽しく学びに来てください」と来場を呼び掛けている。

開催は午前10時~午後3時30分。入場無料。土浦駅東口からセンターへの無料シャトルバスも運行される。問い合わせは同センター(電話:029-828-0960)