【谷島英里子】土浦市の観光友好都市、山形県天童市が、生産量日本一のラ・フランスなどを販売する「天童フェア」が24、25日に土浦市内で開催される。同市のインターネットテレビ、Vチャンネルいばらきの「NEWSつくばチャンネル」に23日、天童市商工観光課の伊藤秀一さん、山田和範さん、農林課の村形孝紀さんを招いてインタビューした。

天童フェアは土浦まちかど蔵(同市中央)と小町の館(小野)の2カ所で催される。毎年恒例で、自分用や贈答用にと販売開始から長い行列ができる。天童市のラ・フランスは、滑らかでみずみずしい果肉で上品な香りと甘さがある。出来は例年並みという。ほかに、太陽の光をたっぷりと浴び香りと甘みを蓄えているりんご、玉こんにゃく(1個100円)、漬物、ゼリーなどの販売がある。ラ・フランスは3個入り350円、リンゴは3~4個で300円。箱売り販売も行う。

天童市は、江戸時代末期に市内の8村が旧土浦藩領だったことなどが縁で、土浦市と相互交流協定を結んだ。同フェアの問い合わせは土浦市観光協会(電話029・824・2810)まで。

◆天童フェアの日時と場所は次の通り。▽土浦まちかど蔵=24日(土)午前10時~午後5時、25日(日)10時~午後2時▽小町の館=24日(土)午前10時~午後2時、24日(日)午前10時~午後2時。

天童市のラ・フランス