【谷島英里子】つくば市千現のフラワーショップ「プアラニ」を経営する塚田祐一さんが、県立盲学校(水戸市)で行われている体験学習で、農研機構と県立医療大が開発した認知機能を改善するフラワーアレンジメントキット=1月8日付け=を子どもたちに紹介している。25日、土浦市のインターネットテレビ、Vチャンネルいばらき「NEWSつくばチャンネル」に塚田さんを招きインタビューした。

塚田さんは国内外のブライダルショーで会場装花やブーケのデザイン・制作を手掛けるほか、女優やタレントが出演するイベント、映画や雑誌の撮影にも数多く携わり、ドレスブランドのカタログ用ブーケの制作も長年担当している。2016年につくば市で開催されたG7茨城・つくば科学技術大臣会合ではランチと晩さん会の会場装花を受け持った。現在は化粧品事業の展開を進めている。

フラワーアレンジメントキットは、講師として参加した県立盲学校の体験学習で、点字や墨字(すみじ)で紹介した。番組では、同キットの使い方や効果を説明した。塚田さんは「子どもへの花育活動を進め、花に触れる機会を増やしていきたい」と話した。

キットを使って作成したフラワーアレンジメント