木曜日, 9月 23, 2021
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常総学院、土浦日大の追い上げかわし準決勝へ【高校野球’21】

第103回全国高校野球選手権茨城大会は22日、準々決勝4試合が2球場で行われた。土浦・つくば勢は常総学院と土浦日大が対戦し、常総が6ー5で土浦日大の追い上げをかわしベスト4に進出した。準決勝は24日、常総学院と水城、石岡一と鹿島学園が対戦する。 ノーブルホームスタジアム水戸の第1試合は、土浦日大と常総学院が対戦。常総が先行し日大が追い上げるという展開で、終盤までもつれたが6-5で常総が逃げ切った。試合を大きく左右したのは両チームの投手力だった。 常総は初回裏、日大の先発・河野智輝投手の立ち上がりを攻め立てた。先頭の鹿田優が内野ゴロで出塁し、3番 三輪の中越え二塁打で先制。6番 秋本の左中間二塁打で2点を追加。日大のエース小谷野奨大を早くも引っ張り出し、2回にも伊藤琢磨の左前打で1点を加えた。 1回裏常総学院2死一・二塁、秋本の適時打で2者が生還

土浦三 接戦制す 土浦日大、霞ケ浦は完封【高校野球’21】

第103回全国高校野球選手権茨城大会は18日、3回戦8試合が4球場で行われた。土浦・つくば勢は、2回戦でシード校を破った土浦三が勢いに乗り、取手一を2ー1で下した。シード校の土浦日大は水戸葵陵を3ー0、霞ケ浦は藤代紫水を8ー0といずれも完封し、4回戦に進んだ。 笠間市民球場の第2試合、土浦三と取手一は2-1で土浦三が接戦をものにした。強打を誇る取手一に対し、先発の佐藤春汰が5回まで無失点という粘りの投球。リリーフの前田隼利も2回戦の境戦に続く好救援を見せた。 「先発の佐藤が5回まで頑張ってくれたことが勝因。今日の相手には彼のボールが有効とにらんだ。チームは2、3回戦とも120点の出来。選手が勢いに乗ってくれ、いい試合をしながら成長している」と坂本佑真監督。 捕手の田口雄大主将は「佐藤は球速よりも投げ分けで勝負するタイプ。ボール1個分2個分の出し入れができる。緊張していたので、ストライクを入れて打たせていこうと声を掛け、リラックスさせた」。 佐藤は5回まで2安打1死球で取手一打線を抑えたが、6回、先頭の橋本にソロ本塁打を打たれ、その後無死一・二塁とされたところで交代。救援の前田は続く3人を打ち取り火消しに成功。7回には3連打を浴びるが、左翼手・前沢隆史や二塁手・藤田寛大の好守にも助けられ、得点を許さなかった。

土浦三、5回コールド発進【高校野球’21】

第103回全国高校野球選手権茨城大会3日目の11日、3球場で1回戦6試合が行われた。J:COMスタジアム土浦では、序盤から打線が勢いづいた土浦三が14-1の大差を付けて玉造工に大勝した。大会は12日から2回戦に入り、常総学院など強豪校が登場する。 土浦三は1回に藤田寛大の三塁打を皮切りに打線が爆発。続く薄田匠篤が二塁打を放った上に、主将の田口雄大の三塁打などが続き、打順が一巡しても勢いが止まらず計8点を先取した。 土浦三が2回、3回と安定して得点を重ねる一方で、マウンドに立った前田隼利や土浦三守備陣が玉造工の打線を抑え、4回終了時までは14-0と無失点で試合が進んだ。 5回、玉造工に失点を許す場面があったものの大勢には影響なく、そのままコールド勝ちを収めた。

県西4校連合、土浦工 敗れる【高校野球’21】

第103回全国高校野球選手権茨城大会2日目の10日、5球場で1回戦10試合が行われた。土浦・つくば勢は、県西4校連合(筑波・真壁・明野・石下紫峰)が麻生に1-31と5回コールド負けを喫した。土浦工は那珂に3⁻6で敗れた。 2番手で登板した筑波高のフセイン 4校連合、筑波高の小松崎が得点 笠間市民球場の第1試合は県西4校連合⁻麻生。4校連合唯一の得点は、小松崎誠至(筑波高3年)が挙げた。2回表1死三塁の場面、カウント2⁻2と追い込まれた後のインコース寄りの直球を振り抜き、ショートとレフトの間に落ちる幸運なヒットとなった。「自分のバッティングができ、ランナーを返せて良かった」との感想。

土浦一、つくば工科2回戦へ 高校野球県大会開幕

雨で順延となった第103回全国高校野球選手権茨城大会は9日開幕し、5球場で1回戦10試合が行われた。土浦・つくば勢は、土浦一が八千代を14⁻7の大差で破った。つくば工科は6ー5で岩瀬を下し、それぞれ2回戦に進出した。土浦二は勝田に敗れた。 土浦一、7失点ひっくり返し八千代に大勝 7回表、三塁打を放ちガッツポーズをする花垣謙=同 J:COMスタジアムの第1試合は、土浦一が序盤の7失点をひっくり返し、14-7の大差を付けて大勝した。

「欲を出さないで頑張るしかない」 霞ケ浦 高橋監督【高校野球’21】

一昨年の夏に優勝し、昨年の独自大会でも優勝(4校優勝)と、この夏は3連覇をかけて戦う霞ケ浦。昨秋は準決勝で鹿島学園に敗れ関東大会出場を逃した。春は好投手・樫村佳歩擁する水城に県大会初戦で逆転負けを喫している。高橋祐二監督(61)にチームの現状を余すことなく語ってもらった。 勝てる力あるが、もろさある ー常総学院や土浦日大が入るゾーンです。組み合わせについて所感を伺いたいと思います。 高橋 特にありません。よそのチームを考える余裕がない。今年のチームは勝てる力はあるとは思うけど、簡単に負けるもろさもあり、霞ケ浦の本来の計算した、理詰めの野球が成立していません。監督を始めて12年目で初めて、決勝に行ってある程度こういうチームをつくればなんとか戦えると手応えをつかんで準決勝、決勝までは勝ち進んでいましたが、今年は21年目にして初めてその力がないかもしれません。強いチームを倒す力はもちろん秘めていますが、簡単に負ける可能性もある。そんなチームです。今年はピッチャーが計算できない。野手陣も戦力的には大して毎年変わらないと思うのですが、ものを考える力が不足しているとか、勝ち方を知らないとか、こちらにあまりついてきてくれていない部分が大きいのかもしれないですね。厳しいゾーンではありますが、同一ブロックでシードの土浦日大にしても常総学院にしても戦えないとは思っていませんが、目の前の相手、一戦一戦を戦っていくしかないのかなと。大それたことは言えない状況ですね。 ー現有戦力の分析をお願いします。歴代チームと比べてどうでしょうか。 高橋 1年生の夏に甲子園に行った飯塚恒介(3年)と宮崎莉汰(3年)がチームの完全な柱になり引っ張っていくような形が理想なのですが、そうなっておりません。飯塚についてはそれに近い存在にはなってきていますが、宮崎は全くですね。本来甲子園に行けなくても1年生から起用してきた選手は例年3年生になると完全な柱になってきました。ピッチャーでも野手でもそうですが今年はそうなっていません。戦力的には例年と変わりませんが、内面的な部分が相当弱いです。

「不足していた糧が満ちてきた」土浦日大 小菅監督【高校野球’21】

土浦日大はこの夏をどう迎えるのか。秋はまさかの県大会初戦で敗退、春は準優勝の常磐大高に準々決勝でタイブレークの末に惜しくも敗退した。小菅勲監督(54)に大会への意気込みやコロナ禍がチームづくりにどう影響したかなどを語ってもらった。 厳しいゾーン、身が引き締まる ー組み合わせですが、常総学院ゾーンに入り、霞ケ浦も同じゾーンになりました。そのほかに好投手を擁する多賀や水戸葵陵などの中堅私学が入っています。まず、このゾーンに入った所感をお聞かせ願います。 小菅 厳しいゾーンです。非常に身の引き締まる思いがします。私は毎年、何回戦でどこと当たるといったことはほとんど見ないで大会に臨みます。勝ち上がりの予測が外れることも少なくありません。初戦、もし多賀高校さんが勝ち上がってきますと、神永耀生投手(3年)と対決することになります。去年常総学院に投げ勝った良いピッチャーです。そのほかに川井虹投手(3年)も良いボールを放っています。 ー右の好投手2枚に対して何か対策は考えていますか。 小菅 県内の好投手の情報は、年間を通してチーム内で共有し、対策を練っています。当然その中に神永君も入っていました。それを確認し直したいと思います。昨今はカット系、チェンジアップなどの特殊球を多投する投手が多いので、練習試合の中で対応してきました。選手はそういうピッチャーに対応しなければ勝てないということはよく分かっていますので、それをもう一回おさらいし、再認識するということだと思います。

「気持ち負けなければ結果付いてくる」常総学院 島田監督【高校野球’21】

第103回全国高校野球選手権茨城大会が8日開幕する(6月23日付)。有力校はどのように夏を迎えるのか、監督に話を聞いた。第1回は茨城が誇る名門・常総学院の島田直也監督(51)だ。 常総学院は昨年夏の独自大会以降、投手コーチであった元プロ野球選手の島田氏が監督に就任し、秋季県大会で準優勝した。秋季関東大会では破竹の勢いで勝ち上がり、準優勝の末、6年ぶりに春のセンバツ出場権を獲得した。センバツでは6年ぶりの勝利を挙げ、島田監督にとっても甲子園初采配初勝利の記念すべき試合となった。センバツ以降、チームとしていかに過ごしてきたか。大会前の意気込みなども存分に語ってもらった。 チャレンジャーのつもりでやる —常総学院の組み合わせゾーンには県南地区の強豪校である霞ケ浦や土浦日大が入り激戦ゾーンといわれています。組み合わせをみて島田監督の所感をお聞かせください。 島田 相手はどこでも一緒だと思っているので、ただ自分たちの力を出せば頂点までいけるんじゃないかとは思っています。厳しいゾーンではありますが、うちは1試合1試合チャレンジャーのつもりでやるだけです。 ーセンバツのお話をお聞きしたいと思います。センバツは1回戦のタイブレークを制して敦賀気比に勝ち6年振りの甲子園勝利ということで、県内の高校野球ファンに大変明るいニュースを届けていただきました。島田監督にとっても甲子園初采配初勝利ということで、記念の試合になったと思います。次戦では中京大中京の好投手・畔柳亨丞投手を打ち崩すことができませんでした。センバツの総括をお聞かせください。

90チームの組み合わせ決まる 高校野球茨城大会 7月8日開幕

7月8日に開幕する第103回全国高校野球選手権茨城大会(県高校野球連盟・朝日新聞社主催)の組み合わせ抽選が23日、水戸市千波町のザ・ヒロサワ・シティ会館で行われ、参加90チーム(うち合同連合チーム4チーム)の組み合わせが決まった。決勝は7月26日。 シード校16校のうち、今年春の選抜高校野球全国大会に出場し、5月の春季関東地区高校野球県大会で優勝した常総学院はAグループ、2019年の第101回県大会で優勝し、昨年夏の県独自大会でベスト4入りした霞ケ浦はBグループ、土浦日大はCグループで出場する。 常総学院の田邊広大主将(3年)は「去年の3年生は甲子園が無いという中で代替試合で戦った。自分たちは甲子園がある。感謝の気持ちを忘れずに、去年の先輩たちの分もしっかり戦って、いい結果を報告できるよう頑張っていく」と決意を語った。 学校名の書かれた札を掲げる霞ケ浦の新山秀男主将=同 霞ケ浦の新山秀男主将(3年)は「去年の3年生の分まで、という気持ちが一番強い。甲子園に行きたくても去年の3年生たちは行けなかったので、自分たちが先輩の分まで甲子園に行けるようにと練習に取り組んできた。それが発揮できるようになればと思う」と意気込みを見せた。

つなぐ打撃で常総学院、春制覇 高校野球県大会

第73回春季関東地区高等学校野球茨城県大会の決勝が6日、土浦市川口のJ:COMスタジアム土浦で開催。常総学院が18-6と常磐大を圧倒して優勝した。島田直也監督にとって、初のタイトル獲得となった。 常総学院は1回、4番・田邊広大の中前適時打を皮切りに、打者13人の猛攻で8点を先制し、上々の立ち上がり。2回表には先発・秋本璃空が4被安打と2四球で4点を失うがダブルプレーで切り抜け、その裏には9番・中村蒼の中越え三塁打で2点を加えた。 2回表、1死満塁のピンチをダブルプレーで切り抜ける(撮影/高橋浩一) 「先制して気を抜いてしまうのがうちの悪いところ。点差があっても関係ない、つないでいこうと活を入れた」と島田監督。秋本は選抜大会の反省から制球に磨きをかけたが、この日は体調の不安もありストレートが決まらない。3、4回は変化球主体の投球で打たせて取り、5回途中から2番手の石川大翔にマウンドを引き継いだ。

【追悼】取手二、常総学院で甲子園V3 名将・木内幸男さん

【伊達康】高校野球の監督として取手二高で夏1度、常総学院で春1度・夏1度の甲子園優勝を飾った名将・木内幸男さんが24日午後7時ごろ、肺がんのため取手市内の病院で亡くなった。89歳だった。 甲子園では取手二高で春2回、夏4回の出場で8勝5敗(優勝1回)、1984年秋に常総学院に移ってからは春5回、夏11回の出場で32勝14敗(優勝2回・準優勝2回)と歴代7位の通算40勝を挙げた。なお、異なる2校を甲子園優勝に導いた監督は、原貢さん(三池工、東海大相模)、上甲正典さん(宇和島東、済美)、木内さんの3人しかいない。いずれも故人となった。 今でも伝説のように語り継がれるのは1984年に取手二高を率いて県勢初の甲子園優勝に導いた決勝戦だ。当時最強といわれた桑田真澄、清原和博を擁したPL学園に、決勝戦で延長戦の末8対4で勝利。甲子園で躍動するスカイブルーのユニフォームに全国の高校野球ファンが魅了され、勝利監督インタビューのユニークな受け答えと相まって木内幸男の名前は瞬く間に全国区となった。その後、常総学院を全国区の名門校に育て上げた手腕はいわずと知れたところである。 これほどの名将でありながら、初めて甲子園で指揮を執ったのが46歳のときだというから驚きだ。取手二高の監督に就任して20年後にようやくつかんだ甲子園であった。そこから80歳の常総学院第2期木内政権の終了まで34年もの間、甲子園での勝ち星を積み重ねていった。 常総学院はここ3年間、甲子園から遠ざかっていたが、元プロの島田直也新監督のもと先日の関東大会で準優勝、来年春のセンバツ出場を確実とした。木内さんも久しぶりの出場を楽しみにしていただろう。また、25日東京ドームで行われた都市対抗野球では、常総学院時代の1年夏まで木内さんの教えを受けた飯田晴海投手(日本製鉄鹿島)が先発登板した。惜しくも3回で降板となったが、マウンドに歩み寄り交代を告げたのは取手二高V戦士・中島彰一監督であった。さらにプロの世界では仁志敏久が今秋から横浜DeNAベイスターズの2軍監督に就任。金子誠が日本ハム一軍野手総合コーチを務める。木内チルドレンが今もなお指導者や選手として野球界を賑わせている。 最後にご本人から伺ったエピソードを一つ紹介したい。「土浦市営球場(現・J:COMスタジアム土浦)で第1号ホームランを打ったのは俺なんだかんな」と木内さん。もう60年以上前のことで本人の証言以外に証明できるものはないが、きっとそうであって欲しい。

常総学院、3連覇ならず 秋季高校野球県大会

【高橋浩一】第73回秋季関東高校野球県大会決勝が4日、ひたちなか市民球場で行われ、鹿島学園が常総学院を4-3で下し初優勝を果たした。鹿島は延長11回、船田流斗が左中間にサヨナラ2ベースを放ち試合を決めた。 (延長11回)【常】齊藤、大川、秋本 - 田邊 【鹿】薮野 - 高久 常総は今年7月、島田直也監督が就任し、3連覇を目指したが成らなかった。ただし決勝に進出したことから、関東大会出場は決まっている。 決勝で常総は3点を追う3回、相手エラーを足掛かりに攻め、満塁とした。4番青木良弘がセンターへ2点タイムリーを放ち、2-3と1点差に迫った。7回には2死から3連打で3-3の同点とした。

【高校野球代替大会を終えて】㊦ 「野球の力を感じた」

【伊達康】今大会は優勝してもその先に甲子園がないことが前提で開催された。小さな頃から甲子園でプレーすることを夢見てきた球児たちにとって喪失感は筆舌に尽くしがたい。 3月から5月半ばまでの学校の休校措置により春季大会は中止となり、多くのチームが通常の部活動すら行えない期間を過ごしてきた。 代わりに用意された代替大会。体裁上、表向きはみな優勝を目指して頑張るとは言いつつも、気持ちの整理を付け、失ったモチベーションを取り戻すことは容易ではなかっただろう。むしろ、モチベーションを失ったまま最後の大会に臨んだ選手がいたとしても不思議ではない。 大会中、何度か球場で取材をした。夏の大会では敗者は泣き崩れることが常であるが、今大会は敗者もそれほど泣くことなく、どこか達観した面持ちで球場を去る光景が見られた。 通常は、敗戦によって、もうこいつらと野球ができない、勝ちたかった、悔しい、無念だという様々な感情が押し寄せて泣きじゃくる者もいるのだが、今回は最初から甲子園への切符がない。敗者の感情の起伏という面からも今大会が持つ独特の雰囲気が感じられた。 「今が一番野球が楽しい」

【高校野球代替大会を終えて】㊤ 常総、夏1勝は創部以来初

【伊達康】茨城の夏の高校野球代替大会は5日の準々決勝をもって終了した。勝利したのは霞ケ浦、土浦湖北、水戸啓明、明秀学園日立の4校だ。 「3年生全員」戦法通用せず 今大会で最も衝撃だったのは秋優勝の常総学院が、3回戦で多賀に2対3で敗退したことだろう。 大会前から菊地竜雅と一條力真のWエースは全国的にも有名なプロ注目の逸材だった。 初戦の2回戦では菊地が152キロ、一條は148キロとそれぞれ自己最速をマークし、前評判通り圧倒的な投手力を披露した。さらにベンチに入った31人の3年生全員が出場する離れ業をやってのけた。

【夏の高校野球県大会】最終日 完封で土浦湖北、霞ケ浦が4強入り

2020年夏季県高校野球大会は最終日の5日、2球場で準々決勝4試合が行われた。ノーブルホームスタジアム水戸では土浦湖北が土浦日大と戦い、2-0で同郷対決を制した。ひたちなか市民球場では霞ケ浦が水城に3-0で勝利した。他2試合は水戸啓明が水海道二に4-2、明秀日立が多賀に7-0。この結果により土浦湖北、霞ケ浦、水戸啓明、明秀日立がベスト4に決まり、大会の全日程を終了した。 【湖】大坪 - 佐藤武 【日】中川 - 菅野 土浦湖北の大坪誠之助は自身初の完封勝ち=同(撮影/竹田栄紀) 投手戦は湖北が日大に競り勝つ

【夏の高校野球県大会】5日目 タイブレークで霞ケ浦辛勝

2020年夏季茨城県高等学校野球大会は23日、4地区大会を勝ち上がった32校による県大会に入り、4球場で10試合が行われた。優勝候補の一角、霞ケ浦は打線が湿り総和工の粘りに苦戦、10回タイブレークで1点をもぎ取り辛勝した。J:COMスタジアム土浦で予定されていた3試合のうち2試合は降雨のため中止となり、地区大会2回戦のゲームを残す土浦日大(対東洋大牛久)の初戦は、24日に順延された。 (延長10回タイブレーク) 3年生打線が湿りがち 【崎山勝功】霞ケ浦は2回に斉藤拓生が二塁打を放つなど4点を先制したが、3回以降は沈黙が続き、6回には粘る総和工に同点とされた。霞ケ浦は先発の三浦彰浩から山本雄大に交代。山本は総和工打線をほぼ封じた。 3年生だけで打線を組んだ霞ケ浦は、9回に2年生の飯塚恒介を投入したものの得点には至らす、10回タイブレークに突入。斉藤のタイムリーに救われ、5-4で辛勝した。

【夏の高校野球県大会】土浦湖北が猛攻、5回コールド勝ち

2020年夏季県高校野球大会は3日目の18日、雨のため延期となった土浦と水戸を除く3球場で2回戦9試合が行われた。ひたちなか市民球場では土浦湖北が13-1で牛久栄進に5回コールド勝ちを収めた。延期となったJ:COMスタジアム土浦の常総学院-取手二、霞ケ浦-土浦二の試合は19日に行われる。 1回、打者12人で大量7得点 【高橋浩一】土浦湖北は1回表、打者12人で7安打を放ち、大量7点を奪う猛攻で試合の大勢を決めた。先頭打者の立原望が右前打を放ち、2番・大熊聖蓮が四球で出塁すると、捕逸で無死二・三塁とし、主将の3番・田中海斗が左前打で先制。その後も単打でつないで、牛久栄進のエース古田部智也をノックアウトした。 1回表1死満塁、佐藤の2点タイムリーで谷島巧望がホームイン、仲間とハイタッチを交わす

【高校野球代替大会】霞ケ浦 高橋監督インタビュー㊥ ここにきて迷い

【伊達康】県高校野球代替大会が11日から始まった。霞ケ浦高校の髙橋祐二監督インタビュー2回目は代替大会に向けての取り組みについて聞いた。 全員で戦う姿勢になってない —甲子園が中止となりましたが、茨城県は独自の大会を開催する運びとなりました。代替大会が決まってからは大会に向けてどのように取り組まれているでしょうか。 高橋 3年生26人とマネジャー3人の29人で戦うかどうするかを3年生に聞いたところ、それで行きたいという返答があったものですから、3年生だけで代替大会に参加する形でスタートしました。背番号は30番までつくりました。 ちょうど練習試合を始めて1カ月くらいになるのですが、いろいろなことが見えてきまして、このままでこの大会をやって良いのかということをつくづく感じています。本来であれば6月中旬にベンチに入れない者が発表されてその子たちがサポートに回る。ベンチ入りメンバーはサポートメンバーの気持ちも背負って最後はチーム一丸となって大会に臨みます。 しかし今年は26人がみんな試合に出られる。チャンスがなかった者までが出られる雰囲気になっている。だからといって練習を頑張っているかといったら頑張ってない。練習試合では3年生の試合を午前午後の1試合ずつやるわけですが、1試合目はガチンコでやって、2試合目はそれ以外の3年生で組むんです。控えているメンバーは1試合目は途中出場の準備をしないのに、2試合目は試合中に自らバットを振って代打の準備をするんですね。なぜ1試合目にそれをやらないのかと考えると、2試合目に順番に出場しているからかなと。

【高校野球代替大会】霞ケ浦 高橋監督インタビュー㊤ 下級生も大きな期間失った

【伊達康】高校野球代替大会出場を控えた有力校の監督インタビュー。第3編は昨年夏、茨城を制した霞ケ浦高校の髙橋祐二監督に話を聞いた。 課題と向き合う春が中止に —3月11日にセンバツ甲子園の中止が決まり、3月30日に県の春季大会の中止が決まりました。中止を聞かされた時のお気持ちはいかがだったでしょうか。 高橋 うちは春の大会を経験して課題が見えて、その課題と向き合いながら5月、6月を過ごして夏の大会を迎えるという一連の流れがあります。春の大会はチームを強化していく上で大切な意味を持つものですので、中止は非常に残念でした。 —4月16日には全国が緊急事態宣言の対象地となりました。緊急事態宣言が出されてから宣言が開けるまでの期間、チームとしてどのようにモチベーションを維持し、練習をされていたでしょうか。 高橋 夏の大会はあると信じてやるしかないと子どもたちには伝えてありました。寮生以外はグラウンドでの練習をしないようにして、通いの子は、トレーナーからのLINEを使った課題動画などを見て自宅で自主練習を行いました。50人の寮生は解散しないでそのまま残して、2時間から3時間程度の自主練習を行っていました。

【高校野球代替大会】日大 小菅監督に聞く㊦ 交流し技術論語り合えれば

【伊達康】県高校野球代替大会が始まった。土浦日大、小菅勲監督のインタビュー3回目は、選手一人ひとりの力量を上達させるためどのような練習に取り組んでいるかを聞いた。 捕球動作を反復 —ここからは代替大会とは直接関係のない質問です。内野守備を上達させるためにどのように取り組んでいますか。 小菅 ノックとは形やリズムや基本を作るものです。私は内野手出身なのでは選手に優しい打球を打って捕らせるノッカーに徹しています。スリーバウンドくらいしてから捕らせる打球が理想です。 しかしノックは非常に非効率的な練習です。ノックで守備を鍛えようという考えは私にはありません。一人が守っていたら後の10人くらいは待っている。こんな非効率的なものはありません。守備を上手くするためには、班分けして手転がし等でそれぞれ違う趣旨で捕球動作の反復をするドリルが効果的です。 ボールのラインに正対するのが正面ではありません。横を向いていても逆シングルでも、捕球する者のおへその前にボールがある状態が正面です。正面にはバリエーションがあって、どの正面を判断し選択するかという練習をしなくてはなりません。

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つくば市が1位 2020観光客数 コロナ禍響き県内4割減

茨城県観光物産課は2020年の観光動態調査結果を発表した。市町村別では、272万9000人の入込客数(延べ人数)があったつくば市が県内1位となった。3位だった19年の425万9000人から減少したものの、コロナ禍の影響は、大洗町やひたちなか市の海水浴場、ひたち海浜公園などでより顕著な入込客数の減少となって表れた。 県全体の20年(1~12月)の観光入込客数は3854万4000人で、前年と比べ40.2%減った。観光消費額は2101億円で15.5%減となった。 減少した主な観光地は、国営ひたち海浜公園(ひたちなか市)103万人減、茨城空港(小美玉市)80万人減、イベントでは水郷潮来あやめまつり(潮来市、開催中止)が72万人減、土浦全国花火競技大会(土浦市、中止)が65万人減。 市町村別の入込客数は、2位が大洗町(昨年1位)で271万5000人、3位は阿見町(同6位)の265万3000人、4位は笠間市(同5位)の262万6000人、5位はひたちなか市(同2位)の198万4000人だった。3ランクアップの阿見町はアウトレットモールの集客が大きい 1人当たりの観光消費額は、宿泊が2万3617円(19年は2万5023円)、日帰りは3763円(同3559円)だった。利用交通手段は圧倒的に自家用車が多く全体の84.8%を占めた。(山崎実)

コロナの次は格差解消だ 《ひょうたんの眼》41

【コラム・高橋恵一】9月15日現在の65歳以上の高齢者人口の推計値が発表され、総人口に占める割合は、29.1%とされた。2位のイタリア(23.6%)、3位のポルトガル(23.1%)を大きく引き離して「金メダル」だ。人類の悲願である長寿のおかげなのだが、どうも世間の雰囲気はマイナーなイメージで捉えているようだ。 首相の引退や総選挙を控えて、コロナ対策からこれからの日本のあり方が議論されている。コロナ禍は、世界中に経済社会の課題を突き付けたが、単にコロナ感染流行の前に戻ればよいというわけではなかろう。コロナ禍で露呈した課題は、感染症対策のお粗末さだけでなく、社会生活のあり方、会社・職場でのあり方、学校生活のあり方、病院や施設のあり方も問われた。 しかも、それぞれの分野での雇用・賃金の格差、休業や休暇制度の格差、非正規雇用など、社会の弱い分野に顕著に現れた。しかも、面倒なことに、地球温暖化やプラスチックごみよる膨大な海洋汚染、国際社会が求めるSDGs、巨大地震や豪雨洪水への備えなど、後回しにできない課題が山積みなのだ。 人間は、どうしても未来に希望を持ちたいので、足元のコロナ禍の見通しも対策も不十分なまま、コロナ後の施策がにぎやかである。 超々高齢社会の社会保障費割合の縮減、デジタル化の推進による経済活力の拡大、規制改革の推進など、華々しく経済再生復興策が提唱されるのだろう。マイナンバーカードの100%保有、キャシュレス決済の推進、ワクチン接種証明のスマホ利用などなど、IT技術を最大限に取り込んだ諸改革が進められようとしているのだ。 日本経済の最弱点は個人消費の弱さ

秋最大のごちそう 新米 《県南の食生活》29

【コラム・古家晴美】ようやく猛暑の盛りを過ぎ、実りの季節が到来する。採れたての栗や落花生を目にされた方も多いだろう。今回は秋最大のごちそう、新米を取り上げてみたい。 現在、米といえば新潟県や北海道、秋田県を思い浮かべるが、令和2年の水陸稲収穫量を見ると、茨城県は全国7位で、堂々ベストテン入りしている。県南地域でファンが多い地域ブランド米と言えば、「北条米」だろう。 筑波山麓の桜川沿いに広がる平野には、筑波山の岩石のミネラル分をたっぷり含んだ水も注ぎ込んでいる。つくば市北条、筑波、田井、小田の4地域で生産されているこの米は、適度な粘りと甘み、冷めても照り輝きと旨(うま)味が失われないことから、最上ランキング特Aと評されるのもうなずける。 この地域の明治時代の記録によれば、米は農業産出額の7割以上を占めていた。そして、様々な野菜、果物、畜産が生産経営されている現在でも、つくば市の農業産出額を見ると、2位の野菜を大きく引き離し、米が1位に輝いている。立派な米どころだと言える。(令和元年市町村別農業産出額=推計=) 生産者に敬意を表していただく ところで、この時期、何段階かで収穫の労をねぎらうご馳走が作られてきた。稲刈り開始にあたり、赤飯や混ぜご飯を食べる(土浦市、つくば市、麻生町)。また、稲刈り完了を祝うのに、赤飯やぼたもちを作り、神棚や仏壇に供え、手伝ってもらった家には重箱に詰めて配る(土浦市、つくば市、牛久市、麻生町)。あるいは、新米で油揚げ、人参、かんぴょうが入ったカリアゲメシを炊き、神棚、仏壇、オカマサマに供えた(つくば市)。

つくば駅周辺 商業地、住宅地とも7年連続県内1位 21年地価調査

茨城県は21日、2021年の地価調査結果を発表した。県内で最も地価が高かったのは商業地、住宅地いずれもつくば市吾妻のつくば駅周辺で、7年連続1位となった。商業地は上位5位のうち2地点をつくば市内、住宅地は4地点をつくば市内が占めた。 つくば市(調査地点46地点)全体では、全用途平均変動率は前年より0.8%上昇し、0.1%下落となった前年から上昇に転じた。0.8%上昇は、守谷市と並んで県内で最も高い上昇率となる。 市全体の平均価格は1平方メートル当たり8万900円で、前年同様、守谷市に次いで県内で2番目に高い価格となった。 用途別では商業地(7地点)の平均価格は16万9400円で、2.9%上昇(前年は1.2%上昇)、住宅地(36地点)の平均価格は6万8900円で、平均変動率は0.3%上昇(20年は0.3%下落)した。工業地(2地点)は2万2600円で2.8%上昇(同0.7%上昇)した。 順位はいずれも昨年と同じ。1位は7年連続 商業地は調査地点7地点のうち6地点で地価が上昇した。上昇地点について県は、TX研究学園駅及びつくば駅から徒歩圏内の商業地域に位置しており、研究学園駅から徒歩圏内は、宅地分譲が進展し、背後住宅地の人口が増加していることに加え、新規店舗の立地が見られ、繁華性、集客力が向上していることから土地需要が高まっているとしている。つくば駅から徒歩圏内については、クレオに商業施設がオープンしたほか、駅近隣エリアにマンションが建設中で、背後住宅地人口の増加、繁華性や集客力の向上が見込めることから土地需要の高まりが続いていると分析している。