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2024
「勇気を持って次の大きな目標へ」170人巣立つ つくば国際ペット専門学校
2024年3月9日
つくば国際ペット専門学校(同市沼田、東郷治久理事長)の卒業式が9日、つくば国際会議場(つくば市竹園)で行われた。170人の卒業生を前に高橋仁校長は「今日みなさんは憧れの職業へのスタートラインに立った。勇気を持って次の大きな目標へと立ち向かってほしい」とエールを送った。 同校は1997年にトリミングスクールとしてスタートし、県内初の動物分野の専門学校として2006年に開校した。現在は「ドッグトリマー」「ドッグトレーナー」「ペットケア総合」「愛玩動物看護師」「動物看護福祉」の5コースと、22年4月に開設した日本初となる通信制コース「通信制ペット学科(3年制)」に約450人が在籍している。生徒1人に1頭の子犬がつく「パートナードッグシステム」や、隣接のグループ企業による犬のテーマパーク「つくばワンワンランド」(同市沼田)で実習を積める-などが特色だ。 挨拶に立った東郷理事長は「(在学中に)実際に動物にふれあいながら動物への愛情と根気を身につけられたと思う。胸を張って社会へ巣立ってほしい」と卒業生に祝辞を述べた。 卒業生代表としてペットケア総合コースの沼田美里さんは答辞で、学校生活を「一瞬のように感じたが、充実していた」と振り返った。「新型コロナの5類移行で、これまで規制されていたイベントが通常通りに行われ、楽しみながら学校生活を送ることができた。入学前の高校生活の大分がコロナ禍によって妨げられ、思うようにいかない生活を送ってきたが、その困難な状況を突破し再び学校という場で学べたことは、未来へ向けて力強く進むことの大切さと、今まで当たり前だと思ってきたことが当たり前ではないことを再確認するきっかけになった。多くの方の支えがあって今日を迎えることができた。私たちに真摯(しんし)に向き合ってくれた方たちに感謝を伝えたい」と力強く語った。 式典では、文部科学省後援によるビジネス能力検定3級と共に、日本国内におけるイヌの品種の認定、血統書の発行とともに、公認トリマー、公認ハンドラー、公認訓練士などの公認資格試験の実施と公認資格発行などを行っている一般社団法人ジャパンケネルクラブの別所訓理事長らから、同法人によるトリマーB、C級、ハンドラーC級、愛犬飼育管理士の合格者へのライセンス授与が行われた。式典の最後には、在学中の思い出を振り返る映像が流され、参加した保護者らからも卒業生に向けて拍手が起こった。
妖しい輝き、密林の宝石を紹介 実験植物園で「つくば蘭展」
2024年3月9日
10日から 500点を実物展示 約3000種の貴重な野生ランを栽培し、世界有数の保全施設として知られる国立科学博物館 筑波実験植物園(つくば市天久保)で10日から「つくば蘭(らん)展」が開催される。同園のコレクションから開花中の野生種約200点に、協力団体が育てた園芸品種など約300点を加え、約500点を実物展示する。また今展の目玉として、熱帯雨林の奥で妖しい輝きを放つ「ジュエルオーキッド」について紹介する。 ジュエルオーキッド(宝石ラン)は、葉がきらめいて見える珍しいランの総称。シュスランの仲間を中心に約800種が知られている。漆器装飾の沈金のように葉脈が際立って見えるものや、ビロードのように葉全体が鈍く輝くもの、斑点や市松模様のようなパターンが浮かび上がるものなど、多様な姿がある。 輝いて見えるのは、葉の表面にレンズ状の構造があり、そこで光が乱反射するからだという。だが、何のために輝くかは明らかになっていない。仮説はいくつかある。森の奥に射し込むわずかな光を効率的に利用して光合成をするため、強い光から葉の細胞を守るため、葉を擬態させて動物や昆虫などの食害から身を守るためーなどだ。網目状のものはクモの巣や落ち葉を模したと言われており、斑点状のものは傷んだ葉に見せかけたという説もある。 「ランの魅力の一つは多様性。世界中のさまざまな環境で暮らしており、生き様によって花の色や形、匂いなどもそれぞれ違う。一つ一つの個性を味わってほしい」と、担当研究員で植物研究部多様性解析・保全グループ長の遊川知久さん。今回ジュエルオーキッドを取り上げた狙いについては「何かにフォーカスすることで、今まで気付かなかった面白さが見えてくる。花とは違って、じっくりと眺めながら微妙な違いを楽しんでもらえると思う」と話す。 ジュエルオーキッドの展示は、正門を入ってすぐの教育棟が会場。特に約30種を集めた寄せ植えは、ラン科の栽培を担当する技能補佐員、鈴木和浩さんの労作だ。「花でも葉でもきちんとした姿を、この時季に良いコンディションでお見せするのが一番重要なこと。小さいものも大きいものも、よく見るとそれぞれに美しい。その多様性を体感してほしい」と呼び掛けている。(池田充雄) ◆「つくば蘭展」は3月10日(日)~17日(日)、つくば市天久保4-1-1、筑波実験植物園で開催。開園時間は午前9時~午後4時30分(入場は4時まで)。会期中無休。入場料は一般320円、高校生以下と65歳以上は無料。障害者手帳所持者とその介護者1人無料。問い合わせは電話029-851-5159(同園)。
阿見町の茨城大学農学部《日本一の湖のほとりにある街の話》21
2024年3月9日
【コラム・若田部哲】人はパンのみにて生くるものにあらず。しかれども、パン無かりせばそも生くること能わず。 我々生き物に必要不可欠な食物。阿見町にある茨城大学農学部では、食料の生産・品質の向上改善のための様々な研究がなされています。今回、同大国際フィールド農学センターの小松﨑将一教授に、土浦市・美浦村・阿見町―3市町村連携による、生ごみリサイクルによる地域環境改善と食物生産向上の研究について、お話を伺いました。 地球温暖化対策ならびに廃棄物の抑制は、現代における喫緊(きっきん)の課題となっています。そうした中、土浦市の日立セメントでは、生ごみの発酵処理によるメタンガスなどのエネルギー生産と、発酵残滓(ざんし、残りかす)による堆肥生産を行っています。しかし、この堆肥は栄養成分バランスの偏りという問題がありました。 一方、JRAトレーニングセンターを擁する美浦村では、連日大量の馬糞(ふん)が発生し、この成分の地中への溶脱による水質低下などが問題視されていました。 生ごみ発酵残滓に糞を混ぜる ここで、阿見町・小松﨑教授の出番です。教授は日立セメントの発酵残滓に、鶏糞・牛糞・馬糞をそれぞれ混合し、その育成効果の研究を行いました。その結果、残滓に対し50%の馬糞を混ぜることにより、コマツナの育成実験において、5.9倍の生育向上という目覚ましい成果を確認したのだそうです。 もともとの発酵残滓は、さらに2次発酵をさせれば肥料としての性能は向上するものの、そのためには新たな設備を追加せねばならず、割高なものになってしまいます。それに対し同研究は、発酵残滓に馬糞という地域資源を混ぜるだけで劇的に肥料効果を高めるという、簡便かつ地域が連携して問題を解決していくという、実に素晴らしい内容です。 実学の極みたる農学のお話は、伺いつつワクワクが止まらない、素晴しいひと時でした。余談ですが、つねづね定年退職したら、改めて大学で勉強し直したいと思っています。芸術をやり直す、経営を学ぶなど考えていましたが、農学も素敵だな…と、新たな悩ましい選択肢が浮かぶ取材となりました。(土浦市職員) <注> 本コラムは「周長」日本一の湖、霞ケ浦と筑波山周辺の様々な魅力を伝えるものです。 →これまで紹介した場所はこちら
13カ国49人が巣立つ 日本つくば国際語学院で卒業式
2024年3月8日
つくば文化学園が運営する日本語学校「日本つくば国際語学院」(つくば市松代、東郷治久理事長)の卒業式が8日催された。13カ国49人の卒業生が出身国の民族衣装などの上に青いガウンをまとい、学士帽をかぶって笑顔で式典に臨んだ。 卒業生の出身国は中国、ネパール、スリランカ、ウズベキスタン、ミャンマー、韓国、イラン、ガーナなど13カ国。卒業式は同校に隣接する料亭、山水亭(つくば市小野崎)で催され、恩師、在校生、関係者らが見守った。卒業後はそれぞれ大学、専門学校、就職とそれぞれの専門分野に進む。 式典では、精勤賞、皆勤賞の表彰に加えて、筑波大学大学院システム情報工学研究群に進む中国出身のウェイ・マンマンさん(24)が難関大学合格者として表彰された。ウェイさんは2年前に来日、市内の産業技術総合研究所で働きながら同校に通い日本語を勉強した。 日本語でスピーチしたウェイさんは「学校生活は最初、日本語が分からなくて辛かったが、次第にたくさんの国の方と知り合えて良かった。異なる文化を理解し、多様性を認め、異文化に対するお互いの驚きを語り合ったりするのは、文化の成り立ちなどを理解する上で大変良かった」と語り、「現在産総研で人工知能の研究をしている。大学院でもしっかりと勉強したい。将来、日本で仕事をするか中国で仕事をするかは決めていない」と付け加えた。 東郷理事長は「昨年までは(新型コロナによる)水際対策の影響もあり卒業生が6人だったが、今年は49人とにぎやかになった。来年度はすでに71人の入学が決まっており、日本語学校の需要は拡大している。国際化する社会に役立ちたい」と述べた。(榎田智司)
V奪還へ、春季キャンプ始動 アストロプラネッツ
2024年3月8日
プロ野球独立リーグ、ルートインBCリーグの茨城アストロプラネッツ(本拠地・笠間市、フレンドリータウン・土浦市など)が7日、笠間市民球場で春季キャンプを開始し今シーズンに向けてスタートを切った。 2022年に南地区で優勝を果たしたが、昨年は22勝43敗1分けと最下位に終わった。チームの再建を託されたのは22年から投手兼任コーチとして在籍する巽慎悟(たつみ・しんご)監督(37)だ。「昨年は若い選手が多く、開幕当初から苦戦した。特に栃木にはなかなか勝てず、苦手な球団をつくってしまった。今年は昨年からの若い選手プラス新たな新戦力が加わったので、上手く機能すれば昨年の最下位からの巻き返しを図り、優勝を狙える」と話す。「チーム自体もすごく明るいので不安はあまりなく楽しみ」という。 さらに「ファンの皆さんには開幕からシーズン終了、ドラフトまで1年間楽しめる野球、分かりやすい野球、速い球を投げ、遠くに飛ばすスケールの大きな野球を見せていきたい。見に来てくれた子供たちに『独立リーグってすごい』と思わせる野球をしたい」と語った。 巽監督は08年から8年間福岡ソフトバンクホークスでプレーし24試合に登板、その後はBCリーグの栃木ゴールデンブレーブス投手コーチを経て、現在、茨城の選手兼任コーチ。今シーズンも投手兼任としてマウンドに立つ。 キャンプ初日は海外調整組を除く25人が参加した。ミーティング、ウオーミングアップの後に、投手と野手に分かれて練習し、続いて巽監督が自らバットを持ち実践を想定したシートノックを行った。 巽監督は、キャンプでは練習試合を多く入れたいとする。「実戦の中で自分の力をどう使うか、練習試合の中でチャレンジして、成功するところや失敗するところを何回もトライしてもらうのが目的」だ。 昨年チーム最多となる44試合に登板した浅野森羅投手(25)は「昨年はいろんな経験をさせてもらった。右打者に対してインコースを責めきれず打たれることが多かったので、今年は真っすぐのスピードと、右にも左にも強気にインコースに攻めていきたい。自分のピッチングで打撃陣に勢いが付き、火が付くような流れをもってこられるようなピッチングをしていきたい」と抱負を語った。 昨シーズン途中からキャプテンとしてチームを引っ張り全試合に出場した坂東市出身(守谷高校)の滝上晶太外野手(22)は「全てにおいて昨年以上の成績を残し優勝してNPB(プロ野球)入りを目指したい」と意気込みを話した。 今年のスローガンは「奪取 DASH」。 優勝しドラフト指名を目指し駆け抜ける意味が込められている。 笠間でのキャンプは4月1日まで。翌3、4日は遠征し練習試合を行う。開幕戦は4月6日、埼玉県のレジデンシャルスタジアム大宮で埼玉武蔵ヒートベアーズと対戦する。ホーム開幕戦は翌7日、ノーブルホームスタジアム水戸で、神奈川フューチャードリームスと対戦する。(高橋浩一)
63カ所にミモザ彩る 国際女性デーに関彰商事
2024年3月8日
ジェンダー平等社会の実現願い 3月8日は国連が定める「国際女性デー」。各地で女性の生き方や地位向上について考えるイベントが催される。ジェンダー平等社会の実現を願って関彰商事(本社・筑西市、つくば市、関正樹社長)は同日、県内外63カ所の拠点や店舗に、黄色いミモザの生花を使ったフラワーアレンジメントを飾っている。ミモザは国際女性デーのシンボルとして親しまれている。 国際女性デーの趣旨に賛同し2021年からスタートした。ミモザの装飾は今回で4回目になる。飾っているのはつくば本社(同市二の宮)、東京事務所(千代田区)など9拠点と、グループ会社の自動車販売店「メルセデス・ベンツつくば」(同市研究学園)、「ポルシェセンターつくば」(同市学園の森」のほか、ガソリンスタンドや携帯電話ショップなど54店舗。 総務部の斉藤弘美主任は「彩り豊かなミモザの姿を通して、女性の活躍を願う人が増えるとうれしい。花がある空間は社員同士の会話のきっかけにもつながる」と話す。 同社は女性活躍推進の一環として、女性の積極採用や職域の拡大、管理職登用などを行っており、現在女性役員が2人、女性管理職が21人いる。このほか、子どもの授業参観や体調不良のため年3回の特別有給休暇や有給取得推奨日を設けて社員の有給取得を促すなど福利厚生の拡充も図る。女性社員の育児休業取得率、休業後の復職率はいずれも100%で、女性全員が復職する一方、女性に比べると男性の取得率は少ないという。 斉藤主任は男性の育児休暇の取得率の向上を目標に掲げ「男性社員の取得率の増加が女性の子育ての負担軽減と働きやすさにつながり、おのずとジェンダー平等社会の実現に結び付くと思う」と期待する。 国際女性デーは1904年、米国で女性労働者が婦人参政権を求めてデモを起こしたことが起源とされており、75年に国連が制定した社会参画と地位向上を願う記念日。イタリアでは女性へ感謝の意を込めてミモザの花を贈る習慣があることから「ミモザの日」とも呼ばれている。(泉水真紀)
マルハラと言葉の豊かさ《遊民通信》84
2024年3月8日
【コラム・田口哲郎】 前略 昨今、マルハラなる言葉が世間に流通しています。若者がLINEなどで、文末に句点の「。」をつけるのをためらい、つけられて送られてくると威圧感を感じるというもの。たとえば、やりとりの中で「わかりました。」と送ると、キッパリと言っているように思われて、怒ってるのかな?と心配されることのようです。マルハラと受け取られないように、「わかりました〜」とか「わかりました(^^)」などとソフトな印象を与える必要があるようです。 でも、文末につける絵文字に気をつけて、顔文字を並べすぎないようにしないと、おじさん構文と言われます。「おっけー!!わかったよ〜(^^)(^^)(^^)/」などとついつい過剰に飾り立ててしまうと、若者に揶揄(やゆ)されるのです。オジサンなので、末尾をデコってユルい雰囲気をかもし出したくなる気持ちはよくわかるのです。 あまりに素っ気ないとハラスメントと言われ、マルハラを回避すべく無理してテンションを上げるとオジサンぽいと言われる。どうすればよいのだという気持ちになります。 これは、日本人の繊細さが引き起こすものだとか、若者のナイーブさはいつの時代も変わらないとか、オジサン、オバサンを茶化(ちゃか)す文化は今に始まったことではない(たとえばオバタリアンの強烈なキャラクターやサラリーマン川柳の自虐のセンス)とか、理由はさまざま考えられるし、言おうと思えばなんとでも言える気がします。そしてマルハラについて何を言おうと言い古されていることの繰り返しになるでしょう。 効率化がまねく、文章の簡素化 ひとつこうした現象について思うのは、いくらコミュニケーションツールが変わっても、人間同士の意思疎通の基本は変わらないのだなということ。そして、意思疎通の表現が簡素化されて言わば貧弱になっているということです。 文末に「。」をつけるかつけないか、というミニマリズムが極まるまでに、効率化が進行しているのではないでしょうか。飾り立てることはできても、これ以上は削れないレベルで選択を迫られる。他人と関わることを省エネするために言葉を簡単にしてしまったら、最後に句点の有無にまできてしまった。 紙の手紙ならば、文末につける決まり文句は多彩です。たとえば「時節柄、どうぞご自愛くださいませ」。手紙のやりとりではよく書きますが、LINEの了解伝達ではなかなか書かない文句です。できるだけ用件のみを伝えようというのではなく、相手を思いやる気持ちが定型ながら込められています。 そうすると、「。」で締めくくられていても、マルハラだ!とはならない。心の栄養みたいなものをきちんとつけてあげれば、ひもじくはない。人間の気持ちはカンタンに済まそうとしても思い通りにはならないようにできているようですね。 ごきげんよう。 (散歩好きの文明批評家)
茨城空港の利用客、コロナ前水準に戻る【筑波総研リポート】
2024年3月7日
筑波銀行グループの筑波総研が7日まとめた「茨城県経済の現状と展望」によると、コロナ禍の深刻期(2020~21年)に落ち込んだ県内の観光客が緩やかに回復している。 茨城空港を利用した旅客数は、20年春にほぼゼロに落ち込んだが、22年前半に急回復し、23年には月6万人前後と、コロナ前の水準に戻った。国際線が運航されるようになったことも回復に寄与した。 宿泊人数は月45万人泊に回復 コロナ前に月40万人泊前後だった県内宿泊延べ人数は、コロナの影響で20年半ばに月15万人泊近くまで減少したが、昨年11月には45万人泊までに回復した。 筑波総研は旅客数回復について、コロナの終息のほか、県が観光振興策として昨秋から開始した「茨城デスティネーションキャンペーン(DC)」効果を挙げている。県や市町村と観光業者、JRグループが連携して進めているDCが利いているようだ。 住宅着工はコロナ需要の反動で減 県内の住宅着工は減少している。23年の新築住宅着工数は、22年に比べ10.7%減り、1万6345戸にとどまった。コロナ対策で東京のオフィスにリモート業務が導入され、20~21年にはTX沿線に住宅を求める動きが目立ったが、そういった転居需要が一巡したようだ。 筑波総研は「コロナ禍需要の反動減に加え、資材高と人件費高騰による住宅価格高騰が、消費者の持家の購買意欲に影響した」と分析している。 空き家の活用・除去が今後の課題 今後の住宅需要について、筑波総研は「中長期的には縮小していく」と予想。その理由として、①人口減に伴い世帯数が減少する、②高齢者の単独世帯化が進む―などを挙げ、今後「世帯数と住宅総数の乖離(かいり)が進み、空き家、空き室が増える」と指摘。空き家の活用・除去がこれからの課題になるとしている。(岩田大志)
学食メニューにCO₂排出量を見える化 筑波大
2024年3月7日
筑波大学(つくば市天王台)は学生食堂のメニューに2月末から期間限定で、二酸化炭素(CO₂)排出量を表示し提供している。カーボンフットプリント(CFP)という取り組みで、食材を調達し、食事として提供されるまでに排出された二酸化炭素を数値化する。二酸化炭素排出量を可視化し、学生らが地球環境負荷を理解することで、排出量削減につなげる狙いがある。 CFPは、商品やサービスがつくられてから捨てられるまで、生産、加工、流通、消費、廃棄の各過程で排出された温室効果ガスを追跡し二酸化炭素に換算して、表示すること。 地球規模課題の解決や持続可能な未来に向けて学問領域を超えて探索する同大デザイン・ザ・フューチャー(DESIGN THE FUTURE)機構と、学生、学食提供会社などが連携し、大学会館レストラン「筑波デミ」を含む3つの食堂で2月26日から3月8日まで実施している。 同大で学食メニューにCFPを表示する取り組みは、昨年10月開催された同大創立50周年記念イベントのランチパーティーで実施して以来のことで、今回は、同大食堂を訪れる学生や教職員らに向けて、初めて期間を設けて実施する。 CFP表示されるメニューは、日替わり32種と定番10種に及び、3つの食堂で1日3種類程度の日替わり定食や丼ぶりものにCFPが表示されて提供されるほか、医学食堂や1A棟食堂ではそばやうどん、ラーメンなどの定番メニューも対象だ。 CFPの低い学食をランキング形式にして紹介するなど、学生が二酸化炭素排出量を考慮してメニューを選択することもできる。 デザイン・ザ・フューチャー機構長で同大副学長の西尾チヅル教授は「二酸化炭素排出量削減に向けては、脱炭素に関する研究など技術的に進化している一方で、消費者が食料と二酸化炭素排出量を結びつけて考える機会はなかなかない」と話す。 そこで学生が地球環境について考える場を設けるため、まずは身近な学食に目を付け、CFPを表示するプロジェクトが昨年4月から企画され始動した。 西尾教授は「将来的には、消費者によりわかりやすい表示法の模索や、継続的に、期間を設けて運用し、二酸化炭素削減につながる暮らし方の提案ができれば」と話した。 同プロジェクトには学生も参加し、ポスターのデザインや、食堂のテーブルに設置されたポップ案内の作成、CFP表示に併せてカロリーや三大栄養素表示の提案を行うなどしている。 学食メニューのCFP表示は、今年1月に東京大学で期間限定で実施された。海外では、米国、ドイツ、フィンランドなどで環境負荷の低いメニューが提供されている事例などがある。(上田侑子) ◆筑波大の学食メニューにCFPを表示する取り組みは3月8日(金)まで、大学会館レストラン「筑波デミ」、医学食堂、1A棟食堂「TSUKUBA TABLE」で実施。営業時間は午前11時〜午後1時30分まで(月〜金、現在短縮営業中)、医学食堂のみ午後2時まで営業。
病院でも増える外国人の患者《医療通訳のつぶやき》6
2024年3月7日
【コラム・松永悠】ここ1年くらい、電車に乗れば必ずと言っていいくらい、外国人観光客の姿が目に入ります。コロナによる制限がなくなって、さらに円安も手伝って、来日する海外の方が急速に増えていると実感しているのは私だけじゃないはずです。 実は、病院の中でも同じように、コロナ禍前よりも外国人患者が増えています。観光と違って、病気の治療は一刻を争うものです。がんや難病と診断された中国人患者が、藁(わら)にもすがる思いで日本の病院に来ています。 日本の医療機関で中国人患者がどんな治療を受けているかというと、例えば先端医療である陽子線治療、重粒子治療、手術支援ロボットダヴィンチなどを使って行う高度な手術などです。どれも医療機器が最先端だったり、熟練な技が必須だったりするものばかりで、今の中国では同じレベルの治療が難しいのが現状です。 医療通訳という仕事柄、私は日頃から日本の医師と中国の患者に接していて、どちらの気持ちも感想も最前線で見て、感じています。たくさんの不安を抱えながら、日本の医師にていねいに診察・治療をしてもらって、元気になって帰っていく患者もいれば、なかなか見ないケースに奮闘して、一生懸命治療法を考える医師もいます。 私の父が内科の医師でしたので、小さい頃から父からいろんな病気の話を聞いて育ちました。医師というのは人の命を救うのがもちろん仕事ですが、医学への探究心から難病や難しいケースと出会ったとき、絶対助けてあげるという仁の心と、研究したい、経験を積みたいという気持ちもたくさんあると言います。 観光地が混む、マナーが悪いと言ったインバウンドビジネスに対するマイナス意見も出ている中、病院内まで外国人が入って来たら嫌だ!という声も聞こえてきます。正直に言うと、このような意見を耳にするとき、いつも複雑な気持ちになります。 外国人患者がありがたくなる日 医療通訳を介して診察するため、どうしても診療時間がかかってしまうのは事実です。そのため医師が通常通りの診察ができず、日本人患者に割り当てられる時間が減ってしまい、一定の影響があるのは否定できません。 しかし一方で、少子高齢化が進む今、今後、患者の数も減っていくと容易に想像できます。そうなると、病院の経営も厳しくなりますし、病例の数も減っていきます。若手の医師になかなかチャンスが回って来ず、件数をこなさないと上達できない検査や手術もいっぱいあります。そうなってしまうと、医療水準が低下してしまうリスクも出てくるのではないでしょうか。 ここで考え方を変えて、しっかり外国人患者の受け入れ体制を作って、医療通訳もたくさん養成すれば、人を救いながら医師も成長して、さらに病院の経営にも一役を担うと言う流れができたら、外国人患者はありがたい存在になる日も来るかもしれません。 少なくとも、私は養成講師として、これからも良い人材を見つけて、良い医療通訳を送り出したいと思っている今日この頃です。(医療通訳) <参考> 医療通訳の相談は松永rencongkuan@icloud.comまで。
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