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斉藤裕之

《続・平熱日記》65 包丁は鋼派 まな板はラワン

【コラム・斉藤裕之】カミさんの楽しみの一つは、次女が勤める東京の美容院に行くこと。娘に髪を切ってもらえるのは特別な思いがあるのかもしれないが、外出自粛期間とあってはそれもままならず、半年分の髪の毛が伸びた。それがここに来て、やっとお上から外出のお許しが出たというので、早速、次女の好きなクッキーを焼き、手土産にして出かけて行った。 「ナツコはどうだった?」「最近、自炊を頑張ってるんだって!」。聞くところによれば、よい包丁が欲しいということ。これは悪いことではない。それならばとカミさんが百貨店に連れて行き、それなりの鋼(はがね)の包丁を持たせたということだった。 さて、包丁の相棒といえばまな板である。イチョウや柳がいいとかいうが、私はラワン材で作る。少し前までは、本棚やいすを作るといえばラワン材であった。ラワン材とは年輪や節の少ない南洋材一般を指すらしいが、今ではベニヤ板に使われるくらいで、手に入りにくい。 当時は気付かなかったが、ラワンのよさを再認識して以来、古い棚を壊したと聞けばもらいに行ったりして集めている。半端なサイズのもので試しに作ってみたのが、取っ手付きのまな板である。まな板業界からすれば相当な掟(おきて)破りと思うが、刃のあたりも柔らかく、意外に使いやすいと好評。長女が結婚した折には、本当は包丁を送りたかったが、縁起がどうのこうのとか面倒臭いことをいうので、このまな板を作ってやった。 実はこの直前に我が家で使っていた包丁も、柄の部分がついに折れてしまったのだ。20年ほど前に友人に打ってもらった鋼製で、飾り気のなさが気に入っていたのだが…。そこでネットで調べてみると、水戸に包丁を打つ鍛冶屋さんがいるという。 最近かみさんの髪が元気に見える

《平熱日記》64 コロナと自治会

【コラム・斉藤裕之】この新興住宅地に越してきたある日のこと。自治会の班長なるもののお役目が回ってきた。月に1度開かれる会議は、正直気が重かった。読めばわかる配布物の説明やなんやらで、午前中の2時間が潰れる。だが、新参者の私としては黙って聞いているしかない。 元々は、となり組のようなものから発生したらしい自治会。当時は意味があったのだろうが、今や東京都の自治会加入率は5割。武蔵野市は自治会のない街として公言までしているらしい。人によっては、災害時などには重要な役割を果たすというが、そんな時は誰だって助け合うものだ。 自治会は本当に必要なのか。例えば、必要な情報はネット検索可能だし、自治体も積極的に情報を流している。そろそろ2回目の班長が回ってきそうだ。ろくに読みもしない回覧板を回すたびに、自治会の意味を考えてしまう。 ところで、人里離れた山中の家を訪ねる番組が人気という。さぞかし不便で寂しいのだろうと思いきや、案外気楽で楽しそうな暮らしぶりに、人は人生の原点を見るのかもしれない。例えば、多くの場合、ポツンと離れた家の方を麓の村人はご存じである。 翻(ひるがえ)って我が家はどうだろう。両隣の方のお名前ぐらいは存じているが、一本裏の通りにどんな方がお住まいなのか全く知らない。果たして、どちらがポツンとしているのか。 「そういえば、町会費集めに来ないね」

《続・平熱日記》63 我流養生訓

【コラム・斉藤裕之】玄関から上がって「?」。何か踏んだな。よく見ると大きな犬の歯。フーちゃんの歯。 フーちゃんはこの家を建てた次の年の春にやってきた。だから満17歳。歯も何本か失ったが、今は目も耳もほとんど利かないのだろう。呼んでもあらぬ方向を見つめたり、帰宅しても気づかずに寝ていたりする。おむつもするようになった。 それでも、とにかく食欲は旺盛なのだが足腰が弱っているので、食べている間にだんだんと手足がハの字に開いていってしまう。しまいには全開脚して、すっかり這いつくばったまま、それでも食べ続ける。 ひょいと尻尾を持って引っ張り上げて、足が開かないように私の足を両の後ろ脚の外側に添えてやると、なんとか姿勢を保ちながら、えさの入った洗面器を空にする。 洗濯物干しスクワット 実は私も、今年になってどうも左の膝に違和感を覚える。余談だが、こういうときにちょっと人に聞いてみるのはよいとして、最近ではSNSで体調が悪いだの、病院に行きましたとか、家族がどうしたとか呟くのはどうかと思う。

《続・平熱日記》62 ネット授業は苦手 黒板が恋しい

【コラム・斉藤裕之】ついにネットで授業をする羽目(はめ)になってしまった。羽目という言い方は先生としてどうかと思うが…。まず一度に数百人を相手にするので、双方向のやりとりは無理。生徒の顔も見えないし、反応がない画面に向かって冗談を言う気も起こらない。 思った通り美術という分野はネットに向いていない。テクニックやハウツーを学ぶのにはネットで十分なのかもしれないが、そもそも失敗や工夫をしてなんぼの世界。先生はむしろ絵の上手い隣の〇〇君だったりする。美術の先生はインストラクターではないのだ。というか、私自身が普段特に何も教えていないことがバレてしまう。 学校にいると、いわゆる若者言葉を耳にすることがある。何の意味か分からないまま、特に気にすることもない。ところが、最近珍しく聞いた瞬間に意味が推測できる言葉と出会った。「エモい」だ。もしかして「エモーショナル、感情的」という意味? 学校再開までに「なんでもいいから絵を1枚描いてこい」でいいと思うのだが、昨今の教育は妙に過保護だ。それでも何とか授業をしなさいということなので、高校生に「表現」について一席ぶった。 心が動かされることが表現のきっかけとなる。しかし、それを表現たらしめるには理性的な構築の過程が必要となる。こんな話を、「エモい」とその対語として理性的、合理的なという意味のラショナル、「ラショい」という造語を使って説明してみた。 無観客、完全アウェイな感じ。伝えられないことのもどかしさ。黒板が恋しい。頭の中を南野陽子の「吐息でネット」のメロディーが巡る。当時はインターネットがなかったので、このネットの意味は違うらしいのだが、正直「ネットで吐息」である。

《続・平熱日記》61 「さらばマスク」 私はマスク嫌い

【コラム・斉藤裕之】いちいち癇(かん)に障(さわ)るトランプさんだが、最近自分との共通点を見つけた。それはマスク嫌いという点。正直に言ってマスクは煩(わずら)わしい。これまでは外国人並みにマスクの効果を疑っていた。しかし仕方なく始まったマスク生活。喋(しゃべ)りづらいし、呼吸もしづらい。老眼鏡は曇るし、おまけに鼻のあたりが温まって鼻水が垂れてくる。やはりマスクは嫌いだ。 しかし、こういう事態になる以前から、最近では毎年のインフルエンザの流行に伴い、学校ではマスク着用を促すようになった。ただ困ったことに、マスクをしていると表情が読み取れない。 「目は口ほどにものをいう」とは言うが、実は表情は顔の半分から下でつくられることがよくわかる。要するに、目から上には表情をつくる筋肉がほぼないのである。例えば教室で個人の表情が全く分からない、40人のマスクさんたちを相手に、有意義な授業は見込めない。逆も然り。マスク先生の話は面白さも半減する。 マスクマンの「マスク内引きこもり」 小学校のころ、母が毛糸で赤いマスク編んでくれた。マスクといっても覆面レスラーのマスク。多分海外でmaskといえば、仮面や覆面を指すのだろう。当時、絶大な人気を誇った覆面レスラーといえばデストロイヤー。漫画ではタイガーマスク。そして千の顔を持つ男といえばご存じミルマスカラス。 そんな憧れのマスクを手に入れて、畳の上で繰り広げられるプロレスごっこのタッグマッチは盛り上がった。今考えると、プロレスはマスクの持つ匿名性や神秘性という側面を実に上手く利用していたといえる。

《続・平熱日記》60 愛とお金とどっちが大事?

【コラム・斉藤裕之】近ごろの若者に「愛とお金どっちが大事?」と聞くと、間髪入れずに「お金」と答える。ほぼ百パー。特に、女子に「お金にきまってるじゃん!」と突き放されると、少々へこむ。そこで同様の質問を、先日のグループ展の連絡用に作ったラインで同級生にしてみた。 「そりゃ愛、お金は無くなるけど愛は無くならない」「愛かな。お金のことを考えるよりも、愛のことを考える方がいい」「日常的にお金のことを考えることは多いけど、愛が励み。愛が大事」―。というわけで、回答は全員が「愛」が大事という、ややほっとする結果に。 この質問は、ズバリ、結婚の条件と言い換えてもいい。つまり「愛と金どっちとんねん?」と、なぜか関西弁になってしまう感じ。そりゃ、どっちもあるのにこしたことはないが、私たちの世代は「まず愛やろ。金は何とかなんねん」派が多数であるのに対して、今どきの若者は「愛はどうにかなるわ。まず金がないと話にならんちゅーねん」とくるわけだ。少子化の一因がここにあるのかもしれない。 今は、小学校でも起業についての話をしたり、経済の仕組みについて疑似授業をしたりしているのをテレビで見かける。小さいころから、しっかりとした経済観念や儲け方を学んでいるらしい。 これに対して、例えば私の場合、お金のことでガタガタ言うのは下品である、という教育をされた。例えば、人生ゲームのようなお金儲けシミュレーションゲームさえも父は嫌った。おかげで?金に縁のない人生を歩んでいる。 余談だが、弟も然り。では、愛が大事と答えた同級生はどうかといえば、多かれ少なかれお金に苦労してきたと察するが、おおむね愛のある日々を送っている。多分有名になって、これからリッチになるということにしておこう。そもそも、愛とお金が対立した二項ではないとは思うが。

《続・平熱日記》59 コロナに「負けるな」でなく「会うな」

【コラム・斉藤裕之】今年の春は早く、桜とこぶしが同時に咲いている。その上、季節外れともいえる雪が降ったこともあって、いつもの年より桜の花は長く咲いていた。しかし令和2年、街に桜を愛でる人の姿はなかった…。こんなときに、あれこれと考えながら文章を書き始めても、途中で筆が止まってしまう。気の利いた表現や話題が不毛に思える。 自粛という文字を初めて紙に書いた。贅沢(ぜいたく)をしたことがないので贅沢という字を書けないのと一緒で、生きているうちに多分書くことのない文字のひとつに違いなかった。 「コロナに負けるな」なんて言うのは、そもそも日本語が間違っている。「歯を磨く」と一緒だ。歯は磨くものではなく掃除するものだ。コロナには勝負を挑んではいけない。とにかくやり過ごすのだ。つまり人に会わない。「コロナに会うな」が正解か。 しかし自粛といっても、じっと寝ているわけにはいかない。週末、カミさんはおもむろに冷蔵庫の掃除を始めた。日ごろから割と上品な冷蔵庫の中身ではあるが、カミさんに手渡されたのはジャムの瓶(びん)。フタを開けろということらしい。 中身が悪くなっているわけではなかったが、ずいぶん前から冷蔵庫の一画を占拠している。どなたが作ったのか、いついただいたのかさえ思い出せない。硬くて開かないフタはしばらくお湯で温めてからどうにか開封。小さなビンだが、10個もあっただろうか。もったいないけど中身をすべて処分。それから、賞味期限の切れた混ぜご飯の素だの、いずれも貰い物だが、すべて捨ててしまった。 コロナなんて「へのカッパ」

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茨城県の最低賃金851円に 2円引き上げ

【山崎実】茨城県の最低賃金が10月1日から時間額851円に引き上げられる。既に官報に公示され、県内の事業所で働く常用、臨時、パート、アルバイトなど、すべての労働者に適用される。 新型コロナ禍の影響で厳しい経済情勢の下、大井川和彦知事は7月、茨城地方最低賃金審議会(田中泉会長)に経済にかかわる諸指標を数値化した総合指数は全国11位なのに対し、最低賃金は16位で近隣県と比較しても低く、栃木県との4月の差は過去6年間変動しておらず、このままでは本県の労働力確保はさらに困難になるーと引き上げを要請した経緯がある。 審議会は8月、現行の時間給849円を2円引き上げて(引き上げ率0.24%)851円に改正することが適当と答申し決定した。 近県の状況は、栃木県が現行の853円から1円引き上げて854円、群馬県が835円から2円引き上げて837円に、東京都は1013円のまま据え置かれた。 一方、働き方改革の推進に伴い、中小企業は2021年4月からパートタイム・有期雇用労働法等により、同一労働同一賃金が適用される。このため働き方改革推進支援センター(フリーダイヤル0120-971-728)は周知徹底を図るべく、「同一労働同一賃金・テレワークセミナー」を実施している。

《令和楽学ラボ》9 茨城の和紅茶づくり

【コラム・川上美智子】「古内(ふるうち)茶の紅茶ができたので1つ持っていってください」と、9月の茨城県議会の折に加藤明良議員から声をかけられました。水戸光圀(みつくに)が愛(め)でた古内の在来種の茶葉100%を原料にした紅茶は、きれいにパッケージされ、高安園の城里和紅茶と名付けられていました。 「昨年、この紅茶を銀座の茨城県アンテナショップ『Ibaraki Sense(イバラキ・センス)』に出品したところ、お客様から台湾の東方美人(オリエンタル・ビューティー)の香りがすると言われたんですよ」と、うれしい報告もありました。 東方美人は知る人ぞ知る最高級の赤烏龍(うーろん)茶です。100グラム〇万円もする高価なお茶で、現在ではなかなか手に入りません。今から25年前にその香りを分析する機会を得、マスカットのような独特の香りが、2,6-dimethyl-3,7-octadiene-2,6-diol(2,6-ジメチル-3,7-オクタジエン-2,6-ジオール)と本物質が脱水したHotrienol(ホトリエノール)の2つの化合物に起因することを突き止めました。 また同時期に、マスカットフレーバーが特徴であると言われるインド・ダージリンのセカンドフラッシュの紅茶試料も手に入り、分析を行うことになりました。この紅茶も、他の紅茶に比較し2化合物の含有比が高いことがわかり、ダージリン紅茶の特有香になっていることを明らかにしました。 そして、赤烏龍茶とダージリン紅茶の共通点を調べているうちに、どちらもウンカ芽(昆虫のウンカの加害を受けた茶芽)を原料にしていることを突き止めました。学会で加害を受けて生成する化合物の発表をしたところ、海外の科学者たちは色めき立ち、最終的に中国の著名な茶の研究者が、2,6-dimethyl-3,7-octadiene-2,6-diolは、加害を受けた茶芽がウンカの天敵の昆虫を呼び寄せるために作り出した化合物であることを明らかにしました。

土浦の学校を爆破予告 36校で警察と巡回点検へ

土浦市は28日、市内の小中高校、大学を29日爆破し、市役所を銃で襲撃するなどの予告が、28日午前0時過ぎ、市ホームページのお問い合わせフォームにあったと発表した。 市危機管理室によると、予告内容は「29日午後0時30分より、市内の小中学校、高校、大学を爆破し、その混乱に乗じて児童・生徒を数名誘拐する」、さらに「29日午後1時30分ごろに市役所を銃で襲撃する」など。併せてビットコインを要求しているという。 予告を受けて市は28日に土浦警察署に通報、さらに市内にある小中高校と特別養護学校、短大、大学の計36校に通知し状況を説明した。 予告日の29日は朝から、警察官が市内の各学校に行き、学校職員と共に校内や周辺の点検やパトロールを実施する。 さらに市役所は、正午から午後2時まで、各階の出入口を1カ所のみに制限し、入り口に警察官と市職員が立って警備する。 同市は「同様の予告は全国の自治体で確認され、これまで被害が実際に発生した報告はないが、市民の安全を第一に考え万全の体制で対応する」としている。

就職・進学への不安 新しい生活様式に生きる留学生 筑波大学

【竹田栄紀】新型コロナウイルスの感染拡大は、留学生の生活を一変させたといわれる。身近に頼れる人が少ない留学生は孤立してしまうことも多い。つくばには多くの外国人が暮らす。10月から秋学期が始まる筑波大学(つくば市天王台)で、留学生の生活の現状を探った。 アルバイト収入ゼロに 筑波大大学院生命科学研究科修士2年の中国人留学生、楊逸暉さん(27)は来日4年目。来年、日本の製薬会社に就職予定だ。新型コロナの影響で来日時から志望していた観光業の新卒採用が滞ってしまい、志望業種の変更を強いられた。 筑波大大学院修士課程で学ぶ楊逸暉さん 楊さんは「留学生の枠はもともと限られており、そこに新型コロナによる混乱、新卒採用見送りなどが重なって苦しい就職活動となった」と振り返る。